JP2009303009A - ピークレベル検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1ビットオーディオ信号のピーク値を求めることを、低演算量かつ高精度で実現可能な装置を提供すること。
【解決手段】1ビットストリームが供給されるとディレイバッファ30に順次データが書き込み記憶される。そして、ピーク位置検出部10が、ディレイバッファ30に記憶されたピーク値のアドレスである最大ピークアドレスを検出しこれをデータ読み出し部20に送る。データ読み出し部20は、送られてきた検出された最大ピークアドレスに応じてディレイバッファ30の対応するデータを読み出す。そして、LPF40は、この読み出されたデータの低域を通過させ、最後にABS部50が信号を絶対値化してマルチビットピーク値を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、シグマデルタ変調が施された1ビットオーディオ信号のピークレベル(最大値および最小値を含む)を検出する装置の改良に関する。
シグマデルタ変調された1ビットオーディオ信号は、従来のデジタルオーディオに使用されてきたフォーマットに比べて、高いサンプリング周波数と語長の短いものとなっている。そのため、広帯域の周波数において伝送可能となる点が利点となっている。さらに、シグマデルタ変調された1ビットオーディオ信号であっても、例えば64倍の高サンプリング周波数に対して、低域となる可聴帯域、即ちオーディオ帯域において十分なダイナミックレンジを確保でき、ハイクオリティの記録装置等にも適用可能となる(例えば、特許文献1参照)。そして、このような1ビットオーディオ信号に対する各種の装置において、そのピーク値を検出することが不可欠となる場合がある。この特許文献に記載の技術によれば、移動平均フィルタを使用して1ビットオーディオ信号のピーク値を求めている。更に、デシメーションフィルタにより1ビットオーディオ信号のピーク値を求める手法も提案されている。
特開2004−80076号公報(第4−9頁、第1図)
しかしながら、デシメーションフィルタにより低速なPCM信号に変換してピークレベルを検出する装置にあっては、正確なピーク値を求めることはできるもののその演算量が膨大となってしまうという問題があった。また、移動平均フィルタでピーク値を求める手法によれば高速のノイズの低減を少ない演算量で行うことができるが、原理的に検出精度の向上には限界がある。
本発明は、かかる従来の課題を解決するためになされたもので、1ビットオーディオ信号のピーク値(最大値および最小値を求めることも含む)を求めることを、低演算量かつ高精度で実現可能な装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、シグマデルタ変調された1ビットストリームが供給されるとこのピークレベルを検出する装置であって、
前記供給された1ビットストリームを順次書き込み記憶していく記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されたピーク値のアドレスである最大ピークアドレスを検出するピーク位置検出手段と、この検出された最大ピークアドレスに応じて前記記憶手段の対応するデータを読み出すデータ読み出し手段と、
この読み出されたデータの低域を通過させるローパスフィルタと、を備えたことを特徴とするようにした。
また、上記装置において、前記ローパスフィルタでの遅延時間と、前記ピーク位置検出手段での遅延時間とが同一になるように構成されているので、データ読み出しタイミングが装置動作に支障をきたすことはない。また、この装置におけるローパスフィルタは、順番に係数が記憶されたテーブルから係数を読み出して順次読み出されたデータを乗じたものを、順次、加算していく内積部を備えて成る。より具体的には、前記ピーク位置検出手段は、所要の遅延を発生させる遅延部と複数のシフト部の夫々とを直列に接続し、更に、各シフト部から取り出したデータを加算する加算部と、この加算部の加算結果の絶対値を求める絶対値検出部と、最大ピークアドレス検出部とを含み、この最大ピークアドレス検出部は、前記絶対値検出部が求めた絶対値が、自身が現在保持している絶対値よりも大きなものとなった場合に自身が現在保持しているアドレスをこれより大きな絶対値に対するアドレスで更新し、所定時間間隔でその時保持されているアドレスを最大ピークアドレスとして出力する構成とすれば良い。
また、本発明の他の態様は、シグマデルタ変調された1ビットストリームが供給されるとこの最大値および最小値のレベルを検出する装置であって、
前記供給された1ビットストリームを順次書き込み記憶していく記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された最大値のアドレス(最大値アドレス)を検出する最大値位置検出手段と、この検出された最大値アドレスに応じて前記記憶手段の対応する最大値データを読み出す第1のデータ読み出し手段と、
前記記憶手段に記憶された最小値のアドレス(最小値アドレス)を検出する最小値位置検出手段と、この検出された最小値アドレスに応じて前記記憶手段の対応する最小値データを読み出す第2のデータ読み出し手段と、
前記第1の読み出し手段および第2の読み出し手段で読み出された夫々のデータの低域を通過させるローパスフィルタと、を備えたことを特徴としている。そして、前記ローパスフィルタでの遅延時間と、前記最大値位置検出手段および前記最小位置検出手段での遅延時間とが同一になるように構成されているので、この装置においてもデータ読み出しタイミングが装置動作に支障をきたすことはない。
より具体的には、前記ピーク位置検出手段は、所要の遅延を発生させる遅延部と複数のシフト部の夫々とを直列に接続し、更に、各シフト部から取り出したデータを加算する加算部と、アドレス出力制御部とを含み、このアドレス出力制御部は、前記加算部が求めた加算値が、自身が現在保持している最大値よりも大きなものとなった場合に自身が現在保持している最大値アドレスを、これより大きなものに対応するアドレスで更新し、所定時間間隔でその時保持されている最大値のアドレスを最大値アドレスとして出力すると共に、加算部が求めた加算値が、自身が現在保持している最小値よりも小さなものとなった場合に自身が現在保持している最小値アドレスを、これより小さなものに対応するアドレスで更新し、所定時間間隔でその時保持されている最小値のアドレスを最大値アドレスとして出力するように構成されている。
本発明によれば、1ビットオーディオ信号のピーク値(最大値、最小値を含む)を求めることを、低演算量かつ高精度で実現可能となるという効果が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照しつつ説明する。
(第1の装置例)
図1は本発明の第1のピーク検出装置1の構成図である。このピーク検出装置1は、シグマデルタ変調された1ビットストリームのピーク値を求める点に特徴がある。
(構成)
このピーク値検出装置1は、シグマデルタ変調された1ビットストリームが供給されるとこれを順次書き込み記憶していくためのディレイバッファ30と、このディレイバッファ30に記憶されたピーク値のアドレスである最大ピークアドレスを検出するピーク位置検出部10と、この検出された最大ピークアドレスに応じてディレイバッファ30の対応するデータを読み出すデータ読み出し部20と、この読み出されたデータの低域を通過させるローパスフィルタ(以下単に「LPF」とも記す)40と、このローパスフィルタ40の出力を絶対値化してマルチビットピーク値を出力するABS部50とを備える。なお、図3に示すように、ABS部50の後段にMAXホールド部55を配置した構成とし、ABS部50からの最大値を順次保持、更新して所定時間毎に保持されている最大値をマルチビットピーク値として出力する構成としても良い。また、ローパスフィルタ40での信号の遅延時間と、ピーク位置検出部10での遅延時間とが同一になるように構成されていて、データ読み出しによる装置動作の支障がない様にされている。
また、図1に示すようにLPF40は、低域通過特性インパルス応答用テーブル42の記憶内容と、データ読み出し部20からの1ビットストリームとに基づいて所定の処理を実行して、例えば256段のFIRフィルタを実現させるための内積部45とを備えている。図2は256段のFIRフィルタを実現するための低域通過特性インパルス応答用テーブル42の説明図である。「1番」から「256番」まで係数が格納されている。1ビットストリームは「0」と「1」からなる1ビットのデジタル信号であり、具体的演算においては、デジタル信号の「1」は「1」、デジタル信号の「0」は「−1」に対応する。内積部45は、例えば「10…1」である1ビットストリームを受け取った場合、低域通過特性インパルス応答用テーブル42に登録されている係数を順番に読み出して「1×R1+(‐1)×R2+…+1×R256」なる内積演算を行う。かかる処理はピーク値に対してのみ行えばよいので低域フィルタリング処理の負荷が低減する。
図4に示すものは、ピーク位置検出部10のより詳細な構成図である。図4(a)に示すように、このピーク位置検出部10は、所要の遅延を発生させる遅延部100と複数(例えば48個)のシフト部101の夫々とを直列接続し、更に、各シフト部101から取り出したデータを加算する加算部110と、この加算部110の加算結果の絶対値を求めるABS部120と、最大ピークアドレス検出部130とを含んで構成されている。各シフト部101と加算部110とで、所定時間におけるデータ加算を行う簡易なローパスフィルタとして機能する。そして、最大ピークアドレス検出部130は、アドレス値等がリセット時に初期値に設定される。この最大ピークアドレス部130は、ABS部120が求めた絶対値が、自身が現在保持している絶対値よりも大きなものとなった場合に自身が現在保持しているアドレスをこれより大きな絶対値に対するアドレスで更新し、所定時間間隔でその時保持されているアドレスを最大ピークアドレスとして出力する。かくして、最大ピークアドレス検出部130は、所定時間毎に、データ読み出し部20に対して最大ピークアドレスを送出することが可能となる。なお、最大ピークアドレス検出部130は、最大ピークアドレス出力直後にリセットされ、再度、アドレス等が初期値に設定されて次回の所定時間の最大ピークアドレスの出力動作に供えている。
ここで遅延部100の存在意義について説明する。例えば、LPF40を256段のFIRで実現した場合、その遅延時間は128サンプル分である。一方、ピーク位置検出部10のシフト部101を48段直列に接続した場合、その遅延は24サンプル分である。したがって、その差である104(128−24=104)サンプル分の遅延差が発生してしまいため、遅延部100によって104サンプル分の遅延を生じさせ両者の遅延差を生じないようにしている。また、図4(b)に示すものはピーク値検出部10の他の構成例であり、図4(a)との構成の差は、ダウンサンプリング部140を備えている点にある。このダウンサンプリング部140は、例えば8個のデータを受けとってその内1個のみを使用する、即ち、データ間引きを行うためのものであり、この構成によれば、加算回数の減少や1バイトデータとして取り扱い可能となる等の利点を有する。
(動作)
1ビットストリームが供給されるとディレイバッファ30に順次データが書き込み記憶される。そして、ピーク位置検出部10が、ディレイバッファ30に記憶されたピーク値のアドレスである最大ピークアドレスを検出し、これをデータ読み出し部20に送る。データ読み出し部20は、送られてきた検出された最大ピークアドレスに応じてディレイバッファ30の対応するデータを読み出す。そして、LPF40は、この読み出されたデータの低域を通過させ、最後にABS部50が信号を絶対値化してマルチビットピーク値を出力する。したがって、本装置1によれば、1ビットオーディオ信号のピーク値を求めることが可能となる。
(第2の装置例)
図5は本発明の第2の最大値最小値検出装置2の構成図である。このピーク検出装置2は、シグマデルタ変調された1ビットストリームの最大値および最小値を求める点に特徴がある。
このピーク検出装置2は、供給された1ビットストリームを順次書き込み記憶していくディレイバッファ35と、ディレイバッファ35に記憶された最大値のアドレスである最大値アドレスを検出する最大値位置検出部60と、この検出された最大値アドレスに応じてディレイバッファ35の対応する最大値データを読み出すデータ読み出し部80と、ディレイバッファ35に記憶された最小値のアドレスである最小値アドレスを検出する最小値位置検出部90と、この検出された最小値アドレスに応じてディレイバッファ35の対応する最小値データを読み出すデータ読み出し部90と、データ読み出し部80およびデータ読み出し部90で読み出された夫々の1ビットストリームデータの低域を通過させるローパスフィルタ41とを備えている。また、ローパスフィルタ41での信号の遅延時間と、最大値位置検出部60および最小値位置検出部70での遅延時間とが同一になるように構成されていて、データ読み出しによる装置動作の支障がない様にされている。
LPF41においては、内積部46が、低域通過特性インパルス応答用テーブル42の記憶内容(図2参照)とデータ読み出し部80からの1ビットストリームのデータとを用いて前述したような内積演算を行ってマルチビット最大値の出力を行う。同様に、内積部47は、低域通過特性インパルス応答用テーブル42の記憶内容(図2参照)とデータ読み出し部90からの1ビットストリームのデータとを用いて前述したような内積演算を行ってマルチビット最大値の出力を行う。そして、LPF41での処理は最大値および最小値であるピーク値に対してのみ行えばよいので低域フィルタリング処理の負荷が低減する。
図5に示すものは、最大値位置検出部60および最小値位置検出部70のより詳細な構成図である。図6(a)に示すように、この検出部は、所要の遅延を発生させる遅延部100と複数のシフト部101の夫々とを直列に接続し、更に、各シフト部101から取り出したデータを加算する加算部110と、アドレス出力制御部200とを含んで成っている。各シフト部101と加算部110とで、所定時間におけるデータ加算を行う簡易なローパスフィルタとして機能する。そして、アドレス出力制御部200は、最小値および最大値に対するアドレスが、リセット時に初期値に設定される。このアドレス出力制御部200は、加算部110が求めた加算値が、自身が現在保持している最大値よりも大きなものとなった場合に現在自身が保持している最大値アドレスを、これより大きなものに対応するアドレスで更新し、所定時間間隔でその時保持されている最大値のアドレスを最大値アドレスとして出力する。また、アドレス出力制御部200は、 加算部110が求めた加算値が、自身が現在保持している最小値よりも小さなものとなった場合に自身が現在保持している最小値アドレスを、これより小さなものに対応するアドレスで更新し、所定時間間隔でその時保持されている最小値のアドレスを最大値アドレスとして出力する。かくして、アドレス出力制御部200は、所定時間毎に、データ読み出し部80およびデータ読み出し部90の夫々に対して最大値アドレス、最小値アドレスを送出することが可能となる。なお、アドレス出力制御部130は、最大値・最小値アドレス出力直後にリセットされ、再度、最大値・最小値アドレス等が初期値に設定されて次回の所定時間の最大ピークアドレスの出力動作に供えている。
なお、遅延部100の存在意義は前述の通りである。また、図6(b)に示すものは他の構成例であり、図6(a)との構成の差は、ダウンサンプリング部140を備えている点にある。このダウンサンプリング部140は、例えば、8個のデータを受けとってその内1回のみを使用するため、即ち、データ間引きを行うためのものであり加算回数の減少や1バイトデータとして取り扱い可能となる等の利点を有する。
(動作)
1ビットストリームが供給されるとディレイバッファ35は順次これを書き込み記憶していく。そして、最大値位置検出部60は、ディレイバッファ35に記憶された最大値のアドレスである最大値アドレスを検出し、データ読み出し部80は、この検出された最大値アドレスに応じてディレイバッファ35の対応する最大値データを読み出す。同時に、最小値位置検出部70がディレイバッファ35に記憶された最小値のアドレスである最小値アドレスを検出し、データ読み出し部90はこの検出された最小値アドレスに応じてディレイバッファ35の対応する最小値データを読み出す。そして、ローパスフィルタ40は、データ読み出し部80およびデータ読み出し部90で読み出された夫々のデータの低域を通過させ、マルチビット最大値およびマルチビット最小値の出力を行う。したがって、本装置2によれば、1ビットオーディオ信号のピーク値を求めることが可能となる。
なお、以上のような装置構成は、ハードウエアで実現できる他、CPUがソフトウエアを実行することにより実現することも可能である。
以上説明してきたように、本装置はオーディオ分野で利用可能である。
ピーク検出装置1の構成図である。 低域通過特性インパルス応答用テーブル42の説明図である。 他の構成例の説明図である。 ピーク位置検出部10の詳細な構成図である。 ピーク検出装置2の構成図である。 最大位置検出部60、最小位置検出部70の詳細な構成図である。
符号の説明
1 ピーク検出装置
2 最大値最小値検出装置
10 ピーク位置検出部
20 データ読み出し部
30 ディレイバッファ
35 ディレイバッファ
40 ローパスフィルタ(LPF)
45 内積部
46 内積部
47 内積部
50 ABS部
60 最大位置検出部
70 最小位置検出部
80 データ読み出し部
90 データ読み出し部
100 遅延部
101 シフト部
110 加算器
120 ABS部
130 最大ピークアドレス検出部

Claims (7)

  1. シグマデルタ変調された1ビットストリームが供給されるとこのピークレベルを検出する装置であって、
    前記供給された1ビットストリームを順次書き込み記憶していく記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたピーク値のアドレスである最大ピークアドレスを検出するピーク位置検出手段と、この検出された最大ピークアドレスに応じて前記記憶手段の対応するデータを読み出すデータ読み出し手段と、
    この読み出されたデータの低域を通過させるローパスフィルタと、を備えたことを特徴とするピークレベル検出装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、
    前記ローパスフィルタでの遅延時間と、前記ピーク位置検出手段での遅延時間とが同一になるように構成されていることを特徴とするピークレベル検出装置。
  3. 請求項1および2の内のいずれか一項に記載の装置において、
    前記ローパスフィルタは、
    順番に係数が記憶されたテーブルから係数を読み出して順次読み出されたデータを乗じたものを、順次、加算していく内積部を備えて成ることを特徴とするピークレベル検出装置。
  4. 請求項2および3の内のいずれか一項に記載の装置において、
    前記ピーク位置検出手段は、
    所要の遅延を発生させる遅延部と複数のシフト部の夫々とを直列に接続し、更に、各シフト部から取り出したデータを加算する加算部と、この加算部の加算結果の絶対値を求める絶対値検出部と、最大ピークアドレス検出部とを含み、
    この最大ピークアドレス検出部は、
    前記絶対値検出部が求めた絶対値が、自身が現在保持している絶対値よりも大きなものとなった場合に自身が現在保持しているアドレスをこれより大きな絶対値に対するアドレスで更新し、所定時間間隔でその時保持されているアドレスを最大ピークアドレスとして出力することを特徴とするピークレベル検出装置。
  5. シグマデルタ変調された1ビットストリームが供給されるとこの最大値および最小値のレベルを検出する装置であって、
    前記供給された1ビットストリームを順次書き込み記憶していく記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された最大値のアドレスである最大値アドレスを検出する最大値位置検出手段と、この検出された最大値アドレスに応じて前記記憶手段の対応する最大値データを読み出す第1のデータ読み出し手段と、
    前記記憶手段に記憶された最小値のアドレスである最小値アドレスを検出する最小値位置検出手段と、この検出された最小値アドレスに応じて前記記憶手段の対応する最小値データを読み出す第2のデータ読み出し手段と、
    前記第1の読み出し手段および第2の読み出し手段で読み出された夫々のデータの低域を通過させるローパスフィルタと、を備えたことを特徴とするピークレベル検出装置。
  6. 前記ローパスフィルタでの遅延時間と、前記最大値位置検出手段および前記最小位置検出手段での遅延時間とが同一になるように構成されていることを特徴とするピークレベル検出装置。
  7. 請求項6に記載の装置において、
    前記ピーク位置検出手段は、
    所要の遅延を発生させる遅延部と複数のシフト部の夫々とを直列に接続し、更に、各シフト部から取り出したデータを加算する加算部と、アドレス出力制御部とを含み、
    このアドレス出力制御部は、
    前記加算部が求めた加算値が、自身が現在保持している最大値よりも大きなものとなった場合に自身が現在保持している最大値アドレスを、これより大きなものに対応するアドレスで更新し、所定時間間隔でその時保持されている最大値のアドレスを最大値アドレスとして出力すると共に、
    加算部が求めた加算値が、自身が現在保持している最小値よりも小さなものとなった場合に自身が現在保持している最小値アドレスを、これより小さなものに対応するアドレスで更新し、所定時間間隔でその時保持されている最小値のアドレスを最大値アドレスとして出力することを特徴とするピークレベル検出装置。
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