JP2009300855A - 光学走査装置及びその光学走査装置を搭載する光読取装置 - Google Patents

光学走査装置及びその光学走査装置を搭載する光読取装置 Download PDF

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Abstract

【課題】小型軽量で且つ低コストで構成でき、レーザ光を走査させるミラーの揺動における不要な変動を無くし、安定して走査するレーザ光を照射する光学走査装置及びその光学走査装置を搭載する光読取装置を提供することを目的とする。
【解決手段】走査ミラー13が固定された走査ミラー本体14の軸受け孔14aの内周面が、シャフト5の外周面に対して、シャフト5の延在方向に離れた2点で接触するように、シャフト5の延在方向中央部の外周面に凹部5aを形成すると共に、シャフト5に対して走査ミラー本体14を支持ばね19によって付勢する。

【選択図】図2D

Description

本発明は、バーコードリーダに代表される光学シンボル読取装置に内蔵され、光学シンボルを走査するレーザ光を繰り返し偏向する光学走査装置及びその光学走査装置を搭載する光読取装置に関する。
一般に、バーコードのようなシンボルマークに走査するレーザ光を照射して、記載される情報を読み取るバーコードリーダ等の光学情報読取装置(以下、光読取装置と称する)が知られている。
このタイプの光読取装置は、半導体レーザ等の光源から発したレーザ光を、光走査機構により1次元又は2次元方向に繰り返し偏向することにより、走査させて、バーコードに照射している。バーコードで反射されたレーザ光の反射光は、集光レンズを通ってフォトダイオード等の光検出器に受光され、光検出器から出力される電気信号に基づいてバーコードがデコードされる。
従来の光走査機構としては、ポリゴンミラー又は、揺動(swing)ミラーを用いた機構が知られている。揺動ミラーを用いた光走査機構では、揺動する揺動ミラーに光源から出射されたレーザ光を入射させる。揺動ミラーで反射されたレーザ光は、バーコードに向かい、バーコード上を一定の周期で反復移動するように照射される。
この揺動ミラーの揺動を実現する構造として、例えば、特許文献1には、揺動機構を用いた光走査機構が提案されている。この光走査機構には、ベース上に、光源とミラーが設けられたロータと、揺動動作の駆動源となる電磁コイルと、バーコードからの反射光を受光する集光レンズと、光検出器等とが配置されている。
揺動機構においては、ロータに貫通孔(軸受け孔)が形成され、この軸受けがベース上に固定されたシャフトに回転可能に嵌め込まれている。この軸受け孔は、ロータがシャフトを中心として回転できるように、軸受け孔の内径をシャフトの外径より僅かに大きくなるようにクリアランスを有している。ロータにおける、ミラーが設けられた反対側の面には、後方に牽引するように付勢するコイルばねが取り付けられている。このコイルばねは、軸受け孔の内面にシャフトの外周面を押し付けるように付勢することで、揺動時のロータにガタツキが発生しないように作用している。
ロータの側面には、一方に永久磁石が設けられ、他方には、永久磁石と同等の重さを有するバランサが設けられている。その永久磁石の近傍には、電磁コイルが配置される。電磁コイルが発生させた交番磁界により永久磁石との間に電磁力が発生し、ロータがコイルばねの張力及びロータの慣性モーメントによって揺動する。
なお、上述したシャフトと軸受け孔とのクリアランスが適切に形成されていないと両者の間にがたつきが発生し、その結果ロータがシャフト回りに円滑な回動ができないという課題がある。そのような課題を解決するために、例えば特許文献2には、光ピックアップの対物レンズ駆動装置として、シャフトを直線上の正確な円柱体に加工し、レンズホルダの軸受けを軸線の中央部分が横方向に湾曲した円筒形状に加工すると共に、レンズホルダをシャフトに対して押圧する側圧付与手段を具備している。このような構成により、側圧がレンズホルダに付与されている状態において、レンズホルダの軸受けの内周面の上下端の2カ所のみがシャフトに当接されることになり、がたつきのない状態でシャフトに支持され、円滑な回動動作が可能となる。
この特許文献2に開示されているシャフトと軸受けとの関係を、特許文献1に開示されている光走査装置に適用することで、ミラーを安定的に回動させることができることから、バーコードに向けて照射させるレーザ光を、狙った箇所に対して精度良く照射させることが可能となる。
特開2003−315722号公報 特開平9−282685号公報
しかしながら、特許文献2に開示されている技術には、以下に挙げる不具合がある。
1.レンズホルダの軸受けの形状として、その中央部が横方向に湾曲するようなカーブ状の円筒形状に形成したり、あるいはその中央部に凹部を形成したりすることは、アンダーカットになるためモールド成形することが極めて困難であり、生産性向上の面で不具合がある。
2.熱収縮によるヒケ成型を行うことでアンダーカットによる成形上の課題を克服しようとしているが、この場合、軸受け内面のカーブ形状を正確にコントロールすることは不可能であることから、設計意図通りにシャフトと軸受け内面の接触面を精度良く実現することは困難である。故に部品精度の低さに起因する、個体による滑り摩擦の影響のばらつきが大きくなる。
そこで本発明は、小型軽量で且つ低コストで構成でき、レーザ光を走査させるミラーの揺動における不要な変動を無くし、安定して走査するレーザ光を照射する光学走査装置及びその光学走査装置を搭載する光読取装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、入射された光束を反射して、正面に存在する対象物に向けて出射させる平面ミラーを備える走査ミラーと、前記走査ミラーを保持すると共に、基部上に植設された金属製のシャフトに嵌合される軸受けを備える、樹脂成型品としての走査ミラー本体と、前記シャフトを中心軸として前記走査ミラー本体を揺動させる駆動機構と、前記走査ミラー本体の背面に一端が固定され、他端が基部に植設された固定部材に固定され、前記走査ミラー本体を前記シャフトに対してその延在方向に直交する方向に押しつける付勢する支持ばねと、を有する光学走査装置であって、 前記走査ミラー本体が前記シャフトに対して、前記シャフトの延在方向に離れた2点で接触するように、前記シャフトの延在方向中央部に凹部が形成されることを特徴とする光学走査装置を提供する。
また、本発明は、光束を出射する光源と、光源から放射された前記光束を屈曲する曲げミラーと、揺動動作を維持し、前記曲げミラーからの前記光束を走査させつつ前記対象物に向けて出射し、その反射した前記光束を受光して集光する光学走査装置と、前記光学走査装置により集光された反射光を受光する光検出部と、で構成され、前記光学走査装置は、前記曲げミラーからの前記光束を反射して、前記対象物に向けて出射させる平面ミラー及び前記反射した前記光束を受光し集光する凹面ミラーを備える走査ミラーと、前記走査ミラーを保持すると共に、基部上に植設された金属製のシャフトに嵌合される軸受けを備える、樹脂成型品としての走査ミラー本体と、前記シャフトを中心軸として前記走査ミラー本体を揺動させる駆動機構と、前記走査ミラー本体の背面に一端が固定され、他端が基部に植設された固定部材に固定され、前記走査ミラー本体を前記シャフトに対してその延在方向に直交する方向に押しつける付勢する支持ばねと、を有し、前記走査ミラー本体の軸受け内周面が前記シャフトの外周面に対して、前記シャフトの延在方向に離れた2点で接触するように、前記シャフトの延在方向中央部の外周面に凹部が形成されることを特徴とする光読取装置を提供する
本発明によれば、生産性、部品精度、長期安定性を向上させ、かつレーザ光を走査させるミラーの揺動における不要な変動を無くし、安定して走査するレーザ光を照射する光学走査装置及びその光学走査装置を搭載する光読取装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1Aは、第1の実施形態に係る光学走査装置を搭載するバーコード読み取り装置の全体の外観構成を示す斜視図、図1Bは、上蓋を取り外した状態の内部構成を示す斜視図、図1Cは、上蓋を取り外した状態で背面側から見た内部構成を示す斜視図である。
本実施形態において、実現されたバーコード読み取り装置の大きさは、外寸が例えば、略幅21mm、奥行き14mm、高さ11mm程度の直方体形状である。勿論、これらの外寸の数値は一例であり、これら以下の数値で実現することも可能である。尚、以下の実施形態のバーコード読み取り装置において、走査する光束例えば、レーザ光を照射し、そのレーザ光の反射光を受光する方向を向く面を正面又は照射・受光側として説明する。
図1Aに示すバーコード読み取り装置1は、外装となるハウジング2を有する。ハウジング2は、固定基部としてのシャーシ部材2aと、上蓋となる基板ユニット2bとで構成される。
シャーシ部材2aは、正面にレーザ光を照射するための開口部を有する箱形状又は枠形状であり、後述するユニット及び部材を一体的にサポートし、また図示しない下面に外部機器に対する据付面を有している。このシャーシ部材2aは、落下等の衝撃に耐え得る強度を有する、例えば、アルミニウム等の金属部材により形成される。他にも、亜鉛ダイカスト等の合金金属や硬質の樹脂を用いることもできる。図1Aにおいて、図示していないが、側面等から外乱光が入射しないように、窓以外の側面には遮光するためのカバーが取り付けられている。
図1B,1Cに示すように、シャーシ部材2a上には、主として、光源ユニット3と、曲げミラー12と、光学走査装置4と、光検出ユニット6とが実装される。基板ユニット2bには、後述する各ユニット及び構成部位の駆動及び信号処理を行うための制御回路や信号処理回路等が形成された回路基板からなる制御部24が搭載される。
基板ユニット2bには少なくとも1つの孔(本実施形態では2つ)2eが開口され、シャーシ部材2aには頂部にねじ穴2fがあけられた支持部材2cが設けられている。シャーシ部材2aと基板ユニット2bは、これらの孔2eとねじ穴2fを一致させて、ビス2dにより接合されている。勿論、他の手法例えば、それぞれのシャーシ部材2aと基板ユニット2bにフックとストッパを形成して嵌め合わせによる接合や接着剤のよる接合等の種々の手法を用いてもよい。
光源ユニット3は、光源として光束例えば、レーザ光を出射するレーザダイオード(LD)9、コリメータレンズ(図示せず)及びLD出射絞り(図示せず)を収容する収容部11と、レーザ光を反射により偏向させて光学走査装置4に向かわせる偏向手段としての曲げミラー12と、で構成される。また、収容部11において、コリメータレンズは、レーザダイオード9から照射されたレーザ光を平行光化し、LD出射絞りは平行光化されたレーザ光の光束断面を絞り、所望のスポットサイズに生成する。
本実施形態におけるレーザダイオード9は、例えば、DVDプレーヤ等で広く採用されている外形φ5.6mm、波長650nmの仕様を用いることで、極めて安価でありながら視認性の高い光源を得ることができる。この構成により、レーザダイオード9から照射されたレーザ光は、コリメータレンズにより平行光化され、LD出射絞りを通って所望のスポットサイズに形成され、さらに曲げミラー12で反射して、後述する光学走査装置4の走査ミラー13の平面鏡13bに出射される。
光検出ユニット6は、後述する走査ミラー13の凹面ミラー13aにより集光されたバーコードからの反射光に対する受光範囲を決定するPD視野絞りが形成された受光絞り部(図示せず)と、バンドパスフィルタ8と、フォトディテクタ(PD)7と、で構成される。本実施形態においては、図1Bに示すように、曲げミラー12上に光検出ユニット6が配置されて、1つのユニットとして構成されている。
制御部24は、基板ユニット2b上に設けられ、DSP等の信号処理要素を含み、プリント基板上に実装された電子部品により構成される電子回路である。この制御部24は、光読み取り装置内の各ユニット及び構成部位の駆動及び信号処理を行う。例えば、制御部24は、光源ユニット3、光学走査装置4を制御し、光検出ユニット6から得られたアナログ信号をバーコードの黒白情報に対応する2値化信号に変換し、外部出力端子21を通じて図示しない外部機器(情報処理装置)に出力する。
このような構成において、図1Bに示すように、出射される走査レーザ光として、一点鎖線が出射光路を示し、その反射光として、二点鎖線が戻り光路を示している。出射された走査レーザ光は、図示しないバーコード面で反射し、戻り光として、走査ミラー13の凹面ミラー13aに入射する。凹面ミラー13aは、その戻り光を集光させてフォトディテクタ7に向けて照射する。フォトディテクタ7の直前には受光絞り部(図示せず)とバンドパスフィルタ8が配置されている。受光絞り部は戻り光のみを通過させ、凹面ミラー13a方向以外の角度から入射する外乱光を遮断する働きをする。一方のバンドパスフィルタ8は光源と同一の波長の光のみを透過させ、正しい信号光以外の外乱光をカットする働きをする。このようにして、不要なノイズ成分が除去され、正しい信号成分のみがフォトディテクタ7に受光される。
次に、図2A乃至図2D及び図3乃至図4を参照して、本実施形態における光学走査装置4について説明する。ここで、図2Aは、光学走査装置4を正面側斜め上から見た斜視図であり、図2Bは、光学走査装置4を背面側斜め上から見た斜視図であり、図2Cは、光学走査装置4を上方から見た上面図であり、図2Dは、図2Cにおける線分A−Aによる光学走査装置4の断面構成を示す縦断面図、図3はフレキシブルケーブルの構成例を示す図、図4はシャフトの外観斜視図である。
この光学走査装置4は、シャーシ部材2aに固定用部材25を用いて植設された円柱形状のシャフト5と、シャフト5に回動可能に嵌合する軸受け孔14aを有する走査ミラー本体14と、走査ミラー本体14の後方に取り付けられる駆動コイル15及び検出コイル20と、駆動コイル15及び検出コイル20の両側面に配置され、これらに対して磁束を印加するような磁界を形成する2つの磁石17と、2つの磁石17を支持するU字形状のヨーク16と、走査ミラー本体14の背面側に一端が取り付けられた複数の湾曲部分を有する支持ばね19と、シャーシ部材2aに植設され、支持ばね19の他端が取り付けられた支持ばね保持部23と、駆動コイル15及び検出コイル20と制御部24との間を電気的に接続するフレキシブルケーブル22と、で構成される。
これらのうち、略中央に平面鏡13bが設けられた凹面鏡13aを保持する走査ミラー本体14(走査ミラー保持部又はロータ部)により走査ミラー13が構成される。また、駆動コイル15、検出コイル20、磁石17及びヨーク16により走査ミラー駆動部が構成される。
シャフト5は、図4に示すように、その延在方向(Y軸)の中央部の外周面全周に亘って凹部5aが形成される。この凹部5aは、その中央が最も凹んだ曲率をもった曲面として形成されている。なお、シャフト5の延在方向における凹部5aの幅は、図2Dに示すように、走査ミラー本体14の軸受け孔14aの幅よりも短くなるように形成されている。
シャフト5の材料には、表面硬度が高く耐腐食性に優れるステンレス鋼を用いることが望ましい。また、精度の良い軸径や、摩擦損失を軽減するためにより滑らかな表面粗さを得るために、シャフト5の外周面はセンタレス加工の後に摺動面を研磨鏡面仕上げとしている。さらに、外周面に摩擦係数を下げるためのコーティングを塗布しても良い。
シャフト5のシャーシ部材2aへの固定方法として、固定用部材25以外にも、シャフト5の下端にネジ切りを行い、シャーシ部材2aへ直接的にネジ込み固定してもよいし又は、シャフト5の下端にねじ穴を形成し、ネジを用いてねじ止め固定してもよい。その他、公知の固定方法を用いてもよい。
走査ミラー本体14は、POM、LCP、PBT、ポリアミド樹脂、フッ素樹脂などの摺動性の良好な樹脂材料を用いたモールド部品とし、走査ミラー13、駆動コイル15や検出コイル20といった走査ミラー駆動部の一部と、後述する付勢手段のための支持ばね19等が一体的に取り付けられ、一部品として形成されている。
軸受け孔14aは、直線状の正確な円筒状に形成され、その内径はシャフト5の外径に比べて僅かに大きく形成され、シャフト5回りに容易に滑り回動可能となっている。
また、滑り回動している走査ミラー本体14の軸受け孔14aの内壁には、シャフト5の外周面に接触した際に摩擦がさらに少なくなるように、摩擦係数を下げるためのコーティングが施されていてもよい。また、摩擦に対して潤滑のためのオイル又はグリスを用いることもできるが、オイル等から内部への汚れを発生させる事態を考慮すれば、オイルフリーが望ましい。
走査ミラー13は、正面側の全面に設けられた凹面鏡13aと、凹面鏡13aの略中央に設けられた平面鏡13bとで構成され、背面側は連結部材が設けられて走査ミラー本体14に接合されている。
また、各磁石17(及び各ヨーク16)の正面側の上部には、ダンパ部18が設けられている。ダンパ部18は、走査ミラー13に不慮の揺動又は外部からの衝撃が発生して、正規の揺動範囲を超えて磁石17等と衝突した際に、その衝撃エネルギーを吸収して、走査ミラー13が破損することを防止する。これらのダンパ部18は、弾性部材からなり、例えば、ゴム素材やゲル状素材等の柔らかく反発係数の低い材料を用いている。
フレキシブルケーブル22は、樹脂基板上に形成された配線パターン(図示せず)を通じて、制御部24から駆動コイル15に供給される所望の駆動信号を伝搬し、且つ検出コイル20により検出された検出信号を制御部24に伝搬する。
図3に示すフレキシブルケーブル22の一端側は分岐され、背面側の上下の接続用電極が設けられた固定箇所と、走査ミラー本体14の側面に固定される固定箇所を有している。
接続用電極としては、駆動コイル接続用電極22a及び検出コイル接続用電極22bが設けられる。またフレキシブルケーブル22の他端側には、支持ばね保持部材23に固定される固定箇所とレーザダイオード9と接続するための電極が設けられたLD接続箇所22eが設けられている。さらに、フレキシブルケーブル22の他端側の上方は、コの字形状に折り曲げられて、最上面に制御部24との接続用電極22fが設けられた固定箇所がある。
また、図1Bに示す走査ミラー13の凹面鏡13a及び平面鏡13bの反射面には、高い反射率を実現するために金蒸着のコーティングが施してある。尚、走査ミラー13は、樹脂成形技術を用いて、樹脂材料により走査ミラー本体14、凹面鏡13a及び平面鏡13bが一体的に形成される。
また、ヨーク16は、U字底部分がシャーシ部材2aに固定されている。ヨーク16の立ち上がり部分の両内側には、それぞれ磁石17が対向するように取り付けられ、その間隙に一方向の磁界を有した磁気回路を形成している。
この磁気回路で構成させる磁界の中に、前述の光走査装置4の駆動コイル15及び検出コイル20が、ギャップを空けて配置されている。
この駆動コイル15に駆動電流を流すと、2つの対向した磁石15によって形成された磁気ギャップを横切る駆動コイル15の2辺の導線部にZ方向で逆向きの力が発生する。この逆向きの力により、走査ミラー本体14をシャフト5周りに往復的に揺動させる。さらに、磁気回路内を検出コイル20が往復遥動することで、検出コイルの両端には誘導起電力が発生する。この誘導起電力が検出信号となり、その大小から、往復遥動の速度を推測することができる。かくしてこの検出信号から、走査ミラー13の往復動作を細かにフィードバック制御することが可能となる。
図2B及び図2Dに示すように、走査ミラー本体14の背面側には、シャフト5の延在方向と平行な方向となる窪みを有するコの字状部分14bが設けられている。このコの字状の部分14bの外周には、前述した枠形状の駆動コイル15及び検出コイル20が嵌め込まれている。
また、コの字状部分14bの凹部の最深部側面14cには、前述した支持ばね19の一端が固着されている。支持ばね19は、前記側面14cから垂直に延在して、図2Cに示すように、コの字状部分14bから露呈した箇所(屈曲部分)から90度に折り曲げられたL字形状となっている。その支持ばね19の他端は、支持ばね保持部材23に固定されている。
本実施形態における支持ばね19は、対称的な複数の湾曲部分を有する一対の板ばね19a,19bにより形成されている。板ばね19aの湾曲部分は、S字が線対称となるように上端が連結し、それぞれの他端が走査ミラー本体14の側面14cと支持ばね保持部材23とに連結される。前述した様に、連結している上端(屈曲部分)が90度に折り曲げられている。他方の板ばね19bも同様な形状を成し、板ばね19aに対して、シャフト5に沿った延在方向と直交する方向で線対称に反転して配置されている。
本実施形態においては、板ばね19a,19bのそれぞれの他端は1つになるように形成され、側面14cと支持ばね保持部材23とに連結される。製造工程において、支持ばね19は、走査ミラー本体14と支持ばね保持部材23との間で懸架されるように、一体的にインサート成形される。
支持ばね19は、金属材料として、ばね用ベリリウム銅、ばね用ステンレス又は、ばね用チタン合金、又はニッケルチタン合金等のばね性に優れた金属材料の薄板をエッチング又はプレス加工して形成される。
支持ばね19である2枚の板ばね19a,19bの面側を縦方向(重力方向)に配置し、即ち、シャフト5の延在方向を含む平面に対して、板ばね19a,19bが平行になるように配置している。この配置により、各板ばね19a,19bの断面形状は、シャフト5の延在方向に長辺をもつ矩形状となる。即ち、走査ミラー13が揺動する際の中心(シャフト5)の延在方向にばねの剛性が高くなるように、支持ばねの断面形状は、中心軸の延在方向に長辺をもつ矩形状になるように形成されている。
このため、支持ばね19は、板ばねの面内方向であるシャフト5の延在方向に対して高い剛性を有すことになり、支持ばね19の自由端側に取り付けられた走査ミラー13を、シャフト5上の所定位置(高さ)に保持すると共に、走査ミラー13がシャフト5に沿った上下動を抑制することが可能となる。これによって、走査ミラー・走査ミラー本体(ロータ部)といった可動部分をシャーシ部材からシャフト延在方向に常に宙に浮いた状態で支持することができ、シャーシ部材との間のスラスト摩擦を排除することができる。
支持ばね19は、L字形形状を利用して、走査ミラー本体14を背面側に僅かに引っ張るように付勢して、図2C、図2Dに示すように、常にシャフト5に対して軸受け孔14aの内壁の前面側が接する状態にしている。前述したように、固定されたシャフト5に軸受け孔14で嵌合している走査ミラー本体14が回動する場合に、間隙を有していないとスムーズに回動せず、一方、この間隙により走査ミラー本体14はがたついてしまうが、これを防止するために、支持ばね19により走査ミラー本体14を背面側に引っ張るように付勢し、軸受け孔14aの内壁の前面側がシャフト5に押圧している。
なお、詳細には、シャフト5の延在方向中央部の外周面全周に亘って、凹部5aが形成されているため、支持ばね19の付勢力により、軸受け孔14aのY軸方向上端と下端のみが、シャフト5の凹部5aの両側の外周面に当接する状態になる。
また、本実施例では複数の湾曲部と屈曲部を有した支持ばねを用いたが、単に付勢力を得る方法としては、コイルばねなどの他の形式のばね部材や、あるいは磁気吸引力など、ばねとは異なる原理を用いた付勢手段に置き換えたり、あるいは併用したりしても構わない。
従前の構成であれば、例えば、バーコードリーダを長期間使用し、光学走査装置4における走査ミラー13がシャフト5廻りの往復揺動を繰り返した結果、シャフト5あるいは軸受け孔14aが摩耗し、シャフト5と軸受け孔14aとの間の隙間が大きくなり、ガタが大きくなり、走査ミラーが走査方向以外の微小傾き角をもって動作することを許してしまい、結果として走査ビームの直線性が損なわれてしまうといった虞がある。
しかしながら、このような場合であっても、この実施形態による光走査装置によれば、支持ばね19によって走査ミラー本体14に付勢力が加わると、軸受け部14aの高さ方向に離間した上下端の2カ所がシャフト5の外周面に当接し、軸受け部14aの高さ方向中央部はシャフト5に形成された凹部5aにより当接しない。軸受け孔14aは樹脂成型品であるためシャフト5に比して摩耗が早いが、軸受け孔14aに摩耗が生じたとしても、軸受け孔14aは常にその上下端の2点でシャフト5に当接することになり、シャフト5回りに回動する走査ミラー本体14はがたつくことなく、安定的に往復揺動させることが可能となる。
さらに、本実施形態によれば、金属製シャフト5の延在方向中央部の外周全周に亘り凹部5aを形成し、樹脂成形品としての走査ミラー本体14の軸受け孔14aを直線上の円筒形状としているため、シャフト5及び走査ミラー本体14のそれぞれの加工・成型が極めて容易となり、生産性向上に寄与できる。
また、シャフト5及び走査ミラー本体14のそれぞれ加工・成型が容易になるだけでなく、部品精度を向上させることも容易である。
なお、シャフト5中央部に形成する凹面5aは、上述したような凹面5aの中央部が最も小径となるような曲率をもった曲面ではなく、シャフト5の外周面から徐々に最深部に向かう傾斜面としてもよい。
また、シャフト5中央部に形成する凹部には、シャフト5に対して軸受け孔14aが、その上下端の2点で当接するように、図5、図6に示すような、シャフト5の中央部に段差状に窪んだ凹部5bを形成してもよい。この凹部5bは、上記実施形態で説明した、外周面からなだらかに最深部に向かうような曲面ではなく、シャフト5の外周面に対して直角な側壁面が形成され、その側壁面を介して最深部の平面(底面)が形成されている。
一般的に、シャフト5が金属部品、走査ミラー本体14が樹脂成形品である場合、長期間に亘る使用においてはシャフト5よりも軸受け14a側の磨耗の進行が早く、その摩耗によって、シャフト5と軸受け孔14aの当接部分の形状が変化する。これに伴いシャフト5と軸受け孔14aとの間の摩擦係数も伴い変化し、結果的に走査ミラー本体14の円滑な回動を損なう虞がある。
しかしながら、シャフト5の凹部5bに、シャフト5の外周面に対して直角な側壁面を形成することで、樹脂成形品である走査ミラー本体14の軸受け孔14aが摩耗したとしても、シャフト5と軸受け孔14aの当接面積はさほど変わらないことから、長期間の使用においても走査ミラー本体14の円滑な回動を維持することができる。
また、シャフト5中央部に形成する凹部は、シャフト5に対して軸受け孔14aが、その上下端の2点で当接すれば良いということから、図7、図8に示すように、シャフトの前側(図7中Z軸+側)にのみ凹部5cを形成してもよい。円筒状のシャフトに対して一方向からフライス加工などによって、切り欠きを形成することによって成形したものである。このように、シャフトの外周面全周に亘って凹部を形成せずとも、他の上述した実施形態と同様、軸受け孔14aの摩耗に伴うがたつきを防止することが可能である。
次に 図1A乃至図1Cを参照して、本実施形態の光学走査装置4をバーコード情報読み取り装置に搭載した構成例で、レーザ光の照射からバーコード情報の読取までについて説明する。
レーザダイオード9から照射されたレーザ光は、コリメータレンズにより平行光化され、LD出射絞りによって所望の光束径に絞られ、曲げミラー12に照射される。曲げミラー12で反射されたレーザ光は、光走査装置4に向けて出射される。
光走査装置4の駆動コイル15には、フレキシブルケーブル22を介して所定の駆動パルスが印加され、磁石17からの磁束の作用により、駆動コイル15には電磁力が発生する。この電磁力によって、走査ミラー13は、支持ばね19の弾性力(走査ミラー13を中立位置に保持使用とする付勢力)に抗して、シャフト5まわりを中心として、正確に反復するように回動する。また、駆動コイル15に一体的に併設された検出コイル20もまた同磁束内を回動するため、検出コイル20の両端には起電力が発生し、回動速度に応じた検出信号がフレキシブルケーブル22を通じて、制御部24に送出される。制御部は、検出信号に基づき、走査ミラーの往復動作を高精度にフィードバック制御する。
このように往復的に揺動している走査ミラー13の平面ミラー13bに対して、曲げミラー12からのレーザ光が照射される。このレーザ光は、直線上に所定の角度範囲で往復移動する走査レーザ光として生成され、正面にあるバーコードに向けて出射される。
走査されているレーザ光は、バーコード面上でスポット状に照射され、さらにバーコードを往復するように横切る。バーコード面で反射したレーザ光は、戻り光として、凹面ミラー13bに入射される。この戻り光は、前述したように、凹面ミラー13aで集光されて、PD視野絞りを通過し、バンドパスフィルタ8を透過してフォトディテクタ7に入射し、光電変換により検出信号が生成される。
図1Aは、第1の実施形態に係る光学走査装置を搭載するバーコード読み取り装置の全体の外観構成を示す斜視図である。 図1Bは、上蓋を取り外した状態の内部構成を示す斜視図である。 図1Cは、上蓋を取り外した状態で背面側から見た内部構成を示す斜視図である。 図2Aは、光学走査装置を正面側斜め上から見た斜視図である。 図2Bは、光学走査装置を背面側斜め上から見た斜視図である。 図2Cは、光学走査装置を上方から見た上面図である。 図2Dは、図2Cにおける線分A−Aによる光学走査装置4の断面構成を示す縦断面図である。 図3は、フレキシブルケーブルの構成例を示す図である。 図4は、シャフト5の外観斜視図である。 図5は、シャフト5の変形例を用いた際の、図2Cにおける線分A−Aによる光学走査装置4の断面構成を示す縦断面図である。 図6は、シャフト5の変形例の外観斜視図である。 図7は、シャフト5のさらなる変形例を用いた際の、図2Cにおける線分A−Aによる光学走査装置4の断面構成を示す縦断面図である。 図8は、シャフト5のさらなる変形例の外観斜視図である。
符号の説明
1…バーコード読み取り装置、2…ハウジング、2a…シャーシ部材、2b…基板ユニット、2c…支持部材、2d…ビス、2e…孔、2f…ねじ穴、3…光源ユニット、4,31…光学走査装置、5…シャフト、5a〜5c…凹部、6…光検出ユニット、7…フォトディテクタ、8…バンドパスフィルタ、9…レーザダイオード、11…収容部、12…曲げミラー、13…走査ミラー、13a…凹面鏡、13b…平面ミラー、14…走査ミラー本体(ロータ部)、14a…軸受け孔、15…駆動コイル、16…ヨーク、17…磁石、18…ダンパ部、19,32…支持ばね、19a,19b…板ばね、20…検出コイル、22…フレキシブルケーブル、23,33…支持ばね保持部。

Claims (7)

  1. 入射された光束を反射して、正面に存在する対象物に向けて出射させる平面ミラーを備える走査ミラーと、
    前記走査ミラーを保持すると共に、基部上に植設された金属製のシャフトに嵌合される軸受けを備える、樹脂成型品としての走査ミラー本体と、
    前記シャフトを中心軸として前記走査ミラー本体を揺動させる駆動機構と、
    前記走査ミラー本体を前記シャフトに対してその延在方向に直交する方向に押しつける付勢手段と、を有する光学走査装置であって、
    前記走査ミラー本体の軸受け内周面が前記シャフトの外周面に対して、前記シャフトの延在方向に離れた2点で接触するように、前記シャフトの延在方向中央部の外周面に凹部が形成されることを特徴とする光学走査装置。
  2. 前記シャフトの凹部は、曲率をもった凹面を有することを特徴とする請求項1に記載の光学走査装置。
  3. 前記シャフトの凹部は、その外周面に対して段差状に窪んだ凹面を有することを特徴とする請求項1に記載の光学走査装置。
  4. 前記シャフトの凹部は、その外周面に対して傾斜する凹面を有することを特徴とする請求項1に記載の光学走査装置。
  5. 前記凹面は、前記シャフトの全周に亘って均一に形成されることを特徴とする請求項2乃至4に記載の光学走査装置。
  6. 前記凹面は、前記支持ばねの付勢力によって、前記走査ミラー本体が前記シャフトに当接する部分において形成されることを特徴とする請求項2乃至4に記載の光学走査装置。
  7. 光束を出射する光源と、
    光源から放射された前記光束を屈曲する曲げミラーと、
    揺動動作を維持し、前記曲げミラーからの前記光束を走査させつつ前記対象物に向けて出射し、その反射した前記光束を受光して集光する光学走査装置と、
    前記光学走査装置により集光された反射光を受光する光検出部と、で構成され、
    前記光学走査装置は、
    前記曲げミラーからの前記光束を反射して、前記対象物に向けて出射させる平面ミラー及び前記反射した前記光束を受光し集光する凹面ミラーを備える走査ミラーと、
    前記走査ミラーを保持すると共に、基部上に植設された金属製のシャフトに嵌合される軸受けを備える、樹脂成型品としての走査ミラー本体と、
    前記シャフトを中心軸として前記走査ミラー本体を揺動させる駆動機構と、
    前記走査ミラー本体の背面に一端が固定され、他端が基部に植設された固定部材に固定され、前記走査ミラー本体を前記シャフトに対してその延在方向に直交する方向に押しつける付勢する支持ばねと、を有し、
    前記走査ミラー本体の軸受け内周面が前記シャフトの外周面に対して、前記シャフトの延在方向に離れた2点で接触するように、前記シャフトの延在方向中央部の外周面に凹部が形成されることを特徴とする光読取装置。
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