JP2009299275A - 移動可能な間仕切り壁 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動可能な間仕切り壁を単純な機構として組立精度を必要とせずに強固な固定力が得られるようにする。
【解決手段】角材を組んだパネル枠1には適宜の数の桟10が間隔をおいて設けてある。パネル枠1の外側面に貫通穴12が設けてあり、ガイド2がパネル枠1に対して出没自在に設けてある。コイルスプリング4が外枠3に設けた凹部31に設置してあり、他端はパネル枠に接している。外枠3を押してコイルスプリング4を圧縮しパネル枠1にストッパー6で固定して設置場所に仮置きし、ストッパーを解放してコイルスプリング4の弾発力で外枠3を外方に付勢して間仕切り壁の上下に位置する床や壁、または、側方の柱等に押圧固定する。コイルスプリング4の圧縮量はガイド2の棒材23の突出長さで調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、設置場所を適宜に変更することが可能とした移動可能な間仕切り壁に関する。
住宅においては、ライフステージやライフスタイルの変化に応じて部屋の大きさを変更する必要が生じる。また、店舗や事務所においても業態の変更や従業員の増減に応じて間取りを変更する必要が生ずる。そのため、間仕切り壁を撤去可能なものとし、必要に応じて間仕切り壁を撤去または移動して間取りを変更することがおこなわれており、間仕切り壁の周辺部に固定手段を設けた撤去可能な間仕切り壁や移動可能な間仕切り壁が種々提案されている。
特許文献1(特開平09−13555号公報)には、天井面または床面に傷を与えずに簡単に取り付け、取り外しができる間仕切り壁が開示されている。これは、壁パネルの下端に鉄板で補強したゴムからなる圧接部材をボルトを利用して壁パネルに対して上下動可能に設け、圧接部材を天井と床に押圧して間仕切り壁を固定するものである。
特許文献2(特開2000−186385)には、同様の目的で、間仕切り壁を支持すると共に手摺りともなる支柱が開示されている。支柱の上下端には断面T字型の圧着部材が逆ネジで上下動可能に取り付けてあり、圧着部材を天井と床に押しつけて支柱を固定し、間仕切り壁を固定するようにしている。
特開平09−13555号公報 特開2000−186385号公報
従来の移動可能な間仕切り壁は、可動部材を床と天井に押しつけて固定したり、固定金具等で移動しないように固定するものが多いが、撤去することを前提としているため強固に固定することができず、遊んでいる子供が衝突したりすると、固定力が大きな衝撃に耐えることができず、間仕切り壁が移動したり、固定が外れて転倒するということがあった。
また、固定金具を使用した場合は、ネジや釘のあとが壁面や天井に残り、撤去後に穴埋めや、壁紙の張替等の補修が必要であった。
更に、強固な固定を得ようとすると、そのために複雑な機構が必要となって部品点数が多くなり、製造工程が多くなると共に、組立精度が要求されるため、結果的に高価となる。また、機構が複雑なものは不具合が起きる確率が高くなる。
本発明は、単純な機構であって、組立精度を必要とせずに強固に固定力が得られるようにするものである。
パネル枠の外側に間隔をおいて外側面に摩擦材が貼り付けてある外枠が設けてあり、この外枠とパネル枠の間に弾性体が設置されており、外枠を弾性体の弾発力に抗してパネル枠に近づけた状態を維持するストッパーを設けたものである。
また、パネル枠の外側に間隔をおいて外側面に摩擦材が貼り付けてある外枠が設けてあり、この外枠の内側面に穴が設けてあってコイルスプリングが設置されており、外枠をコイルスプリングの弾発力に抗してパネル枠に近づけた状態を維持するストッパーを設けたものである。
本発明のパネルの据え付けは、外枠とパネル枠の間に設けてある弾性体を圧縮して外枠をパネル枠に近づけて間仕切り壁の高さや幅を設置場所より小さくし、間仕切り壁を設置場所に搬入して直立させ、弾性体の圧縮を解放することによって外枠を弾性体の弾発力によって天井や床または側壁部に押し付けて強固に固定するものである。
温度や湿度の変化によって部屋全体または間仕切り壁が膨張・収縮して隙間が生じても、弾性体の弾発力によって外枠が常に外方に付勢されているため床や天井に押し付けられ、間仕切り壁は強固に固定されるので、固定具の調節が不要である。
実施例1
図1の正面図及び図2の平面図に示すように、パネル枠1は40×40(mm)の角材を四角形に組んだものであり、パネル枠1の内側には縦と横の桟10が設けてある。パネル枠1の外側面には図3に示すように直径21mmの貫通穴12が設けてあり、この貫通穴12にガイド2がパネル枠1に対して出没自在に設けてある。
ガイド2は、図3に示すように、プラスチック製であって、ベース21と一体に成形してある円筒部材22からなり、円筒内部には内ネジが設けてあり、更に円筒部材22にネジ込まれている棒材23からなり、ベース21がビスでパネル枠1に固定されている。棒材23を回転することよってパネル枠1から外側に突出する長さを調節できる。棒材23の外枠3側の先端には緩衝のためのゴム24が設けてある。
外枠3は、パネル枠1と同様の40×40(mm)の角材で構成され、パネル枠1の外側に配置されるものであって、外側面にはゴムや滑り止めテープなどの摩擦材30が貼り付けてある。外枠3には、パネル枠1の貫通穴12に対応する位置に直径28mm、深さ10mmの凹部31が設けてあり、この凹部31には弾性材であるコイルスプリング4が設置してある。コイルスプリング4は、外枠3をその弾発力によって外方に付勢して間仕切り壁を間仕切り壁の上下に位置する床や壁、または、側方の柱等に押圧固定するものであり、間仕切り壁の大きさや、設計外力に応じて適宜の弾発力が得られるものを選択する。
コイルスプリング4の中心空間にパネル枠1に設けたガイド2の棒材23が挿入されており、棒材23のパネル枠1からの突出長さを調節することによってコイルスプリング4の圧縮量を調節して弾発力を調整することができる。棒材23の先端のゴム24は、外枠3をコイルスプリング4を圧縮した棒材23が凹部31の底部を押圧して変形させないようにしている。
パネル枠1と外枠3を結ぶラチェットからなるストッパー6が設けてあり、外枠3をパネル枠に向かって押してコイルスプリング4を圧縮した状態に維持し、コイルスプリング4の弾発力によって外枠3が戻るのを阻止する。間仕切り壁を所定の位置に設置し、ストッパー6のラチェットを解放すると外枠3はコイルスプリング4の弾発力によって外方に付勢され、天井や床または側壁部に外枠3が押し付けられ、間仕切り壁が固定される。
弾性材4はコイルスプリングだけでなくリーフスプリングや皿バネをパネル枠1若しくは外枠に固定することによっても同様の作用が得られる。
図2に示すように、パネル枠1の両面には、石膏ボードなどのパネル15を貼り付けてある。
パネルの隙間からの音漏れを防止するためには、パネルの周縁に遮音シート16を設ける。
本発明の間仕切り壁の据え付作業の手順は、パネル枠1と外枠3を組み立て、外枠3に押圧力を加えて外枠3をコイルスプリング4等の弾性材の弾発力に抗してパネル枠1近づけて、高さまたは幅を狭くした状態をストッパー6で固定する。コイルスプリング4は圧縮され、外枠3を外方に付勢する状態である。
間仕切り壁を設置場所に直立させ、ストッパー6を解放して外枠3がコイルスプリング4の弾発力によって床と天井、若しくは側方に押し出されることによって間仕切り壁が強固に固定される。
図4に示すものは、開口5を有する間仕切り壁の例であり、パネル枠1の外側に間隔をおいて外枠3を設けることは実施例1と同じである。図示のように間仕切り壁の右側半分が開口5であり、この部分の下側にはパネル枠も外枠も設けていない。この開口5にドアを設けることによって、出入り口を設けた間仕切り壁とすることができる。
外枠は、仕切り壁を固定するためには少なくとも一つあれば十分であり、パネルの各辺に設ける必要はない。必要な固定力に応じて外枠の数を決定する。
本発明の間仕切り壁の正面図。 本発明の間仕切り壁の平面図。 ガイドの詳細図。 開口を設けた間仕切り壁の正面図。
符号の説明
1 パネル枠
10 桟
12 貫通穴
2 ガイド
3 外枠
30 摩擦材
31 穴
4 コイルスプリング
5 開口
6 ストッパー

Claims (5)

  1. パネル枠の外側に間隔をおいて外側面に摩擦材が貼り付けてある外枠が設けてあり、この外枠とパネル枠の間に弾性体が設置されており、外枠を弾性体の弾発力に抗してパネル枠に近づけた状態を維持するストッパーが設けてある間仕切り壁。
  2. パネル枠の外側に間隔をおいて外側面に摩擦材が貼り付けてある外枠が設けてあり、この外枠の内側面に穴が設けてあってコイルスプリングが設置されており、外枠をコイルスプリングの弾発力に抗してパネル枠に近づけた状態を維持するストッパーが設けてある間仕切り壁。
  3. 請求項2において、出没自在なガイドは、パネル枠に設けた貫通穴に内ネジを設けた円筒部材と、ネジ付き棒材とからなるものである間仕切り壁。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、パネル枠の両面の外周面に遮音パネルが固定してある間仕切り壁。
  5. 請求項1〜4のいずれかの間仕切り壁の設置方法であって、外枠をパネル枠側に押してストッパーで外枠を固定して所定の場所に設置し、ストッパーを解除して弾発力を利用して外枠に外方に広がる力を与えて固定する間仕切り壁の設置方法。
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