JP2009298294A - 表皮材構造 - Google Patents

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Takaharu Wakabayashi
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Abstract

【課題】主に、脱型時における表皮材の製品外観面部の伸びなどを防止し得るようにする。
【解決手段】金型31,32を用いて成形される軟質の表皮材15が、少なくとも、主に製品の外観部分を構成可能な製品外観面部19と、製品外観面部19の内側に設けられる開口部2を構成可能な開口予定部23とを有する表皮材構造であって、開口予定部23の裏面側に、表皮材15の少なくとも部分的な脱型を補助可能な脱型補助部35を一体に設けるようにしている。
【選択図】図1

Description

この発明は、表皮材構造に関するものである。
自動車などの車両には、車室内の前部に、図6に示すような、樹脂製のインストルメントパネル1(車室前部内装パネル)が設けられている。
このインストルメントパネル1には、各種の開口部2が形成されている。このような開口部2の中には、空調用の空気を吹出可能な空気吹出口3などが存在している。このような空気吹出口3には、図7に示すように、空調用グリルなどの空気吹出口部材4が取付けられている(例えば、特許文献1参照)。
なお、図6では、空気吹出口3は、インストルメントパネル1の車幅方向5の両端部と中央部とに対して設けられている。特に、両端部の空気吹出口3は、各辺が上下方向および車幅方向5へ向いた角穴などとされている。なお、空気吹出口3には、丸穴とされたものなども存在している。これに対し、図7の空気吹出口部材4は、空気吹出口3と対応する断面形状を有すると共に一廻り小さく形成された筒状の空気吹出口部材本体6と、この空気吹出口部材本体6の手前側の外周部に形成されて、空気吹出口部材4に嵌着可能なフランジ部7とを有している。なお、空気吹出口部材本体6とフランジ部7とは、一体の物とすることも、別体の物とすることもできる。
空気吹出口部材本体6の側面(上側面や下側面など)には、空気吹出口部材4をインストルメントパネル1の内面などに係止固定するための係止用爪部8などが設けられている。フランジ部7は、空気吹出口部材4の表面意匠を構成するものなどとされると共に、その内部には風向調節装置としてのルーバ羽根9(縦ルーバや横ルーバなど)が設けられている。
そして、このような空気吹出口部材4は、図8に示すように、その表面(フランジ部7の表面)が、インストルメントパネル1の表面とほぼ面一となるように取付けられる。そのために、インストルメントパネル1の空気吹出口3と、空気吹出口部材4との間には、表面合わせ部11(浮上がり防止部)が設けられる。この場合、表面合わせ部11は、例えば、開口部2の内側面部分20に設けられた小凹部12と、この小凹部12に対応させて空気吹出口部材4の外側面に設けられた小凸部13とを備えている。小凸部13は、空気吹出口部材4のフランジ部7の側面に設けられている。
一方、上記した樹脂製のインストルメントパネル1には、表皮材15と芯材16との間に発泡層17を備えた三層構造のものが存在している。
このように、インストルメントパネル1を三層構造とすることにより、表皮材15の持つ柔らかい手触りと、発泡層17の持つ弾力性とによって、高い品質感を得ることができる。なお、表皮材15は軟質樹脂などによって形成され、芯材16は硬質樹脂などによって形成されている。また、発泡層17は、ウレタン材などで構成されている。表皮材15、芯材16、発泡層17は、それぞれの機能を果たすのに必要な肉厚を有して形成されていると共に、通常の部分などについては、それぞれ、ほぼ一定の肉厚などとされている。
そして、上記した軟質の表皮材15は、図9に示すような、金型21を用いて成形されている。この金型21は、表皮材15の表面形状と対応する成形面を有する単独型などとされている。この金型21は、例えば、パウダースラッシュ成形装置や、真空引成形装置や、スプレースキン成形装置のものなどとされている。この場合、表皮材15は、作業員の手作業によって金型21から脱型され(引剥がされ)ている(図9の引剥がし方向22参照)。
金型21を用いて成形される軟質の表皮材15は、少なくとも、主に製品(インストルメントパネル1)の表面部分を構成可能な製品部と、この製品部の周縁部に対して除去(切除)可能に設けられた端末部とを有するものとされる。なお、製品部と端末部とは、図面上、特に明確に区別されていない。
また、製品部は、少なくとも、主に製品の外観部分を構成可能な製品外観面部19と、製品外観面部19の内側に設けられる開口部2を構成可能な開口予定部23とを有している。
そして、上記した空気吹出口3などの開口部2となる開口予定部23は、図10、図11に示すように、空気吹出口部材4のフランジ部7の厚み(空気吹出口部材4の長手方向の寸法)とほぼ等しいか、それよりも若干大きい深さを有する開口用凹部として形成されると共に、開口用凹部の底面部分24を脱型時や脱型後などに、切断予定線25に沿って切除(除去)することによって、空気吹出口3などの開口部2が開成されるようにしている。この切断予定線25は、上記した空気吹出口部材本体6を通し得る形状および大きさを有するものとされる。
なお、表面合わせ部11の小凹部12は、(軟質の表皮材15の)開口用凹部の内側面部分20に設けられることにより、金型21からの脱型時に金型21と干渉するアンダーカット部となる。
そして、上記した三層構造のインストルメントパネル1は、図示しない発泡成形型に、予め形成された表皮材15と芯材16とをセットすると共に、表皮材15と芯材16との間に薬液状の発泡剤を注入して発泡させ、発泡層17とすることによって、製造されている。
このような構成によれば、開口部2(空気吹出口3)に空気吹出口部材4を挿入配置して、空気吹出口部材本体6の側面(上側面や下側面など)に設けられた係止用爪部8を、インストルメントパネル1の内面部分などに設けられた被係止部に係止させることなどにより、空気吹出口部材4がインストルメントパネル1の開口部2に固定される。
この時、小凹部12に小凸部13を嵌合係止させることにより、表面合わせ部11による表面合わせが行われて、インストルメントパネル1の表面に対し、空気吹出口部材4の表面が面一に保持される。
なお、小凹部12と小凸部13とは、表皮材15の柔軟性と発泡層17の弾力性とを利用して、嵌合係止されることになる。
特開2002−172956号
しかしながら、上記表皮材構造では、以下のような問題があった。
即ち、開口予定部23の内側面部分20に設けられた小凹部12は、表皮材15にとって、金型21からの脱型時に金型21と干渉するアンダーカット部となる。
そのため、作業員が手作業で、表皮材15の端末部を直接引張って金型21から脱型させる際に、小凹部12が金型21(の小凹部12を成形する小凸部)に引掛かることとなり、この引掛かりによって、表皮材15の開口予定部23周辺の製品外観面部19に、図9に示すような、小凹部12を起点とする伸び27が生じて、表皮材15(製品外観面部19)の外観品質が低下したり、表皮材15に引裂きが生じるなどの不具合を起こすおそれがあった。また、このような脱型による不具合の発生を回避するために、脱型を慎重に行う必要が生じるので、生産性が良くなかった。
なお、上記した以外にも、本発明に至る過程で新たな問題やその他の問題などが発生することも考えられるが、そのようなものについては、本発明の実施例の中で説明することによって、この欄での記載に代えることができるものとする。但し、必要な場合には、この欄に流用することができる。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、金型を用いて成形される軟質の表皮材が、少なくとも、主に製品の外観部分を構成可能な製品外観面部と、製品外観面部の内側に設けられる開口部を構成可能な開口予定部とを有する表皮材構造において、前記開口予定部の裏面側に、表皮材の少なくとも部分的な脱型を補助可能な脱型補助部を一体に設けたことを特徴としている。
請求項2に記載された発明は、上記において、前記開口予定部が、開口部の内側面を構成可能な内側面部分と、少なくともその一部が除去されることによって開口部を貫通形成可能な底面部分とを有する開口用凹部とされ、前記脱型補助部が、前記内側面部分または底面部分の裏面側に対して引張可能に設けられた引張片部であることを特徴としている。
請求項3に記載された発明は、上記において、前記開口予定部が、前記内側面部分に、凹凸形状部を有し、前記引張片部が、前記内側面部分または底面部分の、凹凸形状部よりも奥側に設けられたことを特徴としている。
請求項4に記載された発明は、上記において、前記引張片部が、前記底面部分に対して、前記底面部分と共に除去可能に設けられたことを特徴としている。
請求項5に記載された発明は、上記において、前記引張片部が、表皮材の裏面を成形する金型の型開動作に同伴されて型開方向へ引張られることにより、自動的に脱型補助が可能な金型同伴可能片部とされたことを特徴としている。
なお、上記は、それぞれ、所要の作用効果を発揮するための必要最小限の構成であり、上記構成の詳細や、上記されていない構成については、それぞれ自由度を有しているのは勿論である。そして、上記構成の記載から読取ることが可能な事項については、特に具体的に記載されていない場合であっても、その範囲内に含まれるのは勿論である。また、上記以外の構成を追加した場合には、追加した構成による作用効果が加わることになるのは勿論である。
請求項1の発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、軟質の表皮材は、金型を用いて成形され、その後に、金型から脱型されて、製品に使用される。表皮材の金型からの脱型の際には、開口予定部の裏面側に一体に設けた脱型補助部によって、表皮材の全体または表皮材の少なくとも一部(開口予定部の周辺)に対する、脱型を補助させることができる。これにより、脱型補助部を設けない場合と比べて、表皮材の脱型が容易になると共に、例えば、これまでのように、製品外観面部やその周辺などを直接引張って表皮材を脱型させる場合などと比べて、脱型時における表皮材の製品外観面部の伸びや、製品外観面部の伸びによる、表皮材の外観品質の低下、または、表皮材の引裂きなどの不具合がなくなり、以て、表皮材に対する、品質の向上や生産性の向上などを図ることが可能となる。
請求項2の発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、脱型補助部を引張片部として、引張片部で開口用凹部の内側面部分または底面部分の裏面側を引張ることにより、脱型によって発生する表皮材の伸びを、開口用凹部の周辺部分にほぼ限定して、製品外観面部に伸びの影響が及び難いようにすることができる。よって、上記請求項1の作用効果を、より確実なものとすることができる。
請求項3の発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、開口予定部の内側面部分に設けられた凹凸形状部は、脱型時に金型と干渉するアンダーカット部となるため、脱型時には、アンダーカット部である凹凸形状部が、表皮材の伸びの起点になる。これに対し、引張片部を、内側面部分または底面部分の、凹凸形状部よりも奥側に設けることによって、引張片部を引張った時に、表皮材が、凹凸形状部を起点として開口予定部の奥側へ伸びることとなるので、ほぼ確実に、伸びが凹凸形状部よりも製品外観面部の側へは及ばないようにすることができる。これにより、表皮材の凹凸形状部の周囲を最適に脱型することができて、上記請求項1の作用効果を、より一層確実なものとすることができる。
請求項4の発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、引張片部が、底面部分に設けられたことにより、内側面部分が直接引張られないようにすることができるので、内側面部分の伸び過ぎや引裂きなどの不具合を防止して、凹凸形状部の周辺をより最適な状態で脱型させることができる。また、引張片部は、脱型補助の役割終了後に、そのまま残されるようにしても良いが、底面部分と共に、引張片部を除去させるようにすることにより、既に役割を終了した引張片部が、その後に、周辺構造にとって邪魔にならないようにすることができる。
請求項5の発明によれば、上記構成によって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、引張片部は、表皮材の裏面を成形する金型によって、表皮材の裏面側に一体に形成される。そして、引張片部による引張り(脱型補助)は、型開後に手作業などによって行うこともできるが、引張片部を金型同伴可能片部として、金型同伴可能片部が、表皮材の裏面を成形する金型の型開動作に同伴されて型開方向へ引張られるようにすることにより、自動的に脱型補助を行わせることができる。これによって、引張片部を手作業で引張って脱型補助させる手間を削減することが可能となる。なお、表皮材全体の脱型については、型開後に手作業などによって行うようにすることもできるし、表皮材の裏面を成形する金型の型開動作に同伴させて行わせるようにすることもできる。
本発明は、主に、脱型時における表皮材の製品外観面部の伸びなどを防止し得るようにすることを目的としている。
以下、本発明を具体化した実施例について、図示例と共に説明する。
なお、以下の実施例は、上記した背景技術や発明が解決しようとする課題などと密接な関係があるので、必要が生じた場合には、互いに、記載を流用したり、必要な修正を伴って流用したりすることができるものとする。
図1〜図5は、この発明の実施例およびその変形例を示すものである。
なお、全体的な構成については、図6〜図8を用いて説明したものと基本的にほぼ同様なので、必要に応じてこれらの図面を参照すると共に、これらに対する記載を以てこの実施例の説明とすることができる。この際、同一ないし均等な部分については、同一の符号を付すようにしている。但し、構成の異なる部分については、図1〜図5に拠るものとする。
<構成>まず、構成について説明する。
自動車などの車両には、車室内の前部に、図6に示すような、樹脂製のインストルメントパネル1(車室前部内装パネル)が設けられている。
このインストルメントパネル1には、各種の開口部2が形成されている。このような開口部2の中には、空調用の空気を吹出可能な空気吹出口3などが存在している。このような空気吹出口3には、図7に示すように、空調用グリルなどの空気吹出口部材4が取付けられている、この場合には、空気吹出口部材4は、樹脂製のベンチレータグリルとなっている。
なお、図6では、空気吹出口3は、インストルメントパネル1の車幅方向5の両端部と中央部とに対して設けられている。特に、両端部の空気吹出口3は、各辺が上下方向および車幅方向5へ向いた角穴などとされている。なお、空気吹出口3には、丸穴とされたものなども存在している。これに対し、図7の空気吹出口部材4は、空気吹出口3と対応する断面形状を有すると共に一廻り小さく形成された筒状の空気吹出口部材本体6と、この空気吹出口部材本体6の手前側の外周部に形成されて、空気吹出口部材4に嵌着可能なフランジ部7とを有している。なお、空気吹出口部材本体6とフランジ部7とは、一体の物とすることも、別体の物とすることもできる。また、以下は、開口部2が角穴の場合について説明するが、開口部2が丸穴の場合にも、必要な場合には、必要な改変を伴って適用させることができるものとする。
空気吹出口部材本体6の側面(上側面や下側面など)には、空気吹出口部材4をインストルメントパネル1の内面などに係止固定するための係止用爪部8などが設けられている。この場合、係止用爪部8は、金属爪などとされている。フランジ部7は、空気吹出口部材4の表面意匠を構成するものなどとされると共に、その内部には風向調節装置としてのルーバ羽根9(縦ルーバや横ルーバなど)が設けられている。
そして、このような空気吹出口部材4は、図8に示すように、その表面(フランジ部7の表面)が、インストルメントパネル1の表面とほぼ面一となるように取付けられる。そのために、インストルメントパネル1の空気吹出口3と、空気吹出口部材4との間には、表面合わせ部11(浮上がり防止部)が設けられる。
一方、上記した樹脂製のインストルメントパネル1には、表皮材15と芯材16との間に発泡層17を備えた三層構造のものが存在している。
このように、インストルメントパネル1を三層構造とすることにより、表皮材15の持つ柔らかい手触りと、発泡層17の持つ弾力性とによって、高い品質感を得ることができる。なお、表皮材15は軟質樹脂などによって形成され、芯材16は硬質樹脂などによって形成されている。また、発泡層17は、ウレタン材などで構成されている。表皮材15、芯材16、発泡層17は、それぞれの機能を果たすのに必要な肉厚を有して形成されていると共に、通常の部分(例えば、大きな形状変化などを伴わない部分)などについては、それぞれ、ほぼ一定の肉厚などとされている。
なお、以上の構成は、上記した従来例のものとほぼ同様である。
そして、以下は、上記した従来例のものとは若干異なる構成となっている(以下、図1〜図5を併せて参照のこと)。
この場合、表面合わせ部11は、凹凸形状部26などとされている。この凹凸形状部26は、例えば、開口部2の内側面部分20と空気吹出口部材4(フランジ部7)の外側面との、一方に設けられた小凹部12(合わせ穴部)と、この小凹部12と対応させて他方に設けられた小凸部13(合わせ爪部)とを備えている。
例えば、図1、図4では、開口部2の内側面部分20に、小凹部12が設けられている。よって、小凸部13は、フランジ部7の側に設けられる。また、図2、図3、図5では、開口部2の内側面部分20に、小凸部13が設けられている。よって、小凹部12は、フランジ部7の側に設けられる。
この場合、小凹部12および小凸部13は、正面視ほぼ矩形状をした開口部2の内側面部分20および空気吹出口部材4のフランジ部7における、各辺の両側のコーナー部の近傍に対して一対ずつ、合計で8個設けられている。
上記した軟質の表皮材15は、図4または図5に示すような、一対の金型31,32を用いて成形させるようにする。この金型31,32の内部には、表皮材15の形状と対応する形状の成形面が形成されている。即ち、表皮材15の表面を成形する金型31と、表皮材15の裏面を成形する金型32とを有する、組型などとされている。この金型31,32は、例えば、RIM成形装置のものなどとされている(表皮成形装置)。尚、RIM成形とは、反応性のある2種類以上の原料の液体を計量、混合し、金型内に送り込んで、反応させて成形品を製造する方法である。この場合、表皮材15は、型開後に作業員の手作業によって金型31,32から脱型する(引剥がす)ようにしても良い。或いは、表皮材15は、型開時に自動的に脱型されるようにしても良い(型開方向33)。なお、一対の金型31,32を有するRIM成形装置では、型開時に表皮材15を自動的に脱型させることが可能となる。また、組型を有するRIM成形装置では、図5に示すような単独型の場合にはできなかった、開口部2の内側面部分20に小凸部13を形成することが可能となる。
金型31,32を用いて成形される軟質の表皮材15は、少なくとも、主に製品(インストルメントパネル1)の表面部分を構成可能な製品部と、この製品部の周縁部に対して除去(切除)可能に設けられた端末部とを有するものとされる。なお、製品部と端末部とは、図面上、特に明確に区別されていない。
また、製品部は、少なくとも、主に製品の外観部分を構成可能な製品外観面部19と、製品外観面部19の内側に設けられる開口部2を構成可能な開口予定部23とを有している。
そして、上記した空気吹出口3などの開口部2となる開口予定部23は、図1〜図3に示すように、空気吹出口部材4のフランジ部7の厚み(空気吹出口部材4の長手方向の寸法)とほぼ等しいか、それよりも若干大きい深さを有する開口用凹部として形成されると共に、開口用凹部の底面部分24を脱型時や脱型後などに切断予定線25に沿って切除(除去)することによって、空気吹出口3などの開口部2が開成されるようにしている。この切断予定線25は、上記した空気吹出口部材本体6を通し得る形状および大きさのものとする。また、金型31,32の開口用凹部を成形する部分は、一方が開口用凹部に対応する凸形状とされる(この場合には金型31)と共に、他方が開口用凹部に対応する凹形状とされている(この場合には金型32)。
なお、表面合わせ部11の小凹部12または小凸部13は、(軟質の表皮材15の)開口用凹部の内側面部分20に設けられることにより、金型31,32からの脱型時に金型31,32と干渉するアンダーカット部となる。この際、図4では、金型31,32の小凹部12を成形する部分は、一方が小凹部12に対応する凸形状とされる(この場合には金型31)と共に、他方が小凹部12に対応する凹形状とされている(この場合には金型32)。また、図5では、金型31,32の小凸部13を成形する部分は、一方が小凸部13に対応する凹形状とされる(この場合には金型31)と共に、他方は小凸部13が中実構造となるために、平坦部とされている(この場合には金型32)。
そして、上記した三層構造のインストルメントパネル1は、図示しない発泡成形型に、予め形成された表皮材15と芯材16とをセットすると共に、表皮材15と芯材16との間に薬液状の発泡剤を注入して発泡させ、発泡層17とすることによって、製造されるものとなっている。
そして、以上のような構成に対し、この実施例のものでは、以下のような構成を備えている。
(1)開口予定部23の裏面側に、表皮材15の少なくとも部分的な脱型を補助可能な脱型補助部35を一体に設けるようにする。
ここで、脱型補助部35は、少なくとも一つの開口予定部23に対して設けるようにすれば良い。この場合には、製品外観面部19の伸びが著しいと思われる部分に位置する開口予定部23に対して設けるようにする。このようにすることにより、脱型補助部35は、表皮材15の(当該開口予定部23の周辺部分に対する)部分的な脱型を補助するようなものとなる。
また、表皮材15に開口予定部23が多数設けられている場合には、脱型補助部35を、全てまたは大部分の開口予定部23に対して設けるようにしても良い。この場合には、脱型補助部35は、表皮材15の全体的な脱型を補助するものとすることも可能である。
(2)上記において、開口予定部23を、開口部2の内側面を構成可能な内側面部分20と、少なくともその一部が除去されることによって開口部2を貫通形成可能な底面部分24とを有する開口用凹部とする。そして、脱型補助部35を、内側面部分20または底面部分24の裏面側に対して引張可能に設けられた引張片部36とする。
この段階では、内側面部分20または底面部分24の裏面側に対して設けられる引張片部36については、その形状や、大きさや、設置位置などは、成形が可能な範囲内であれば、どのようなものとしても良い。なお、引張片部36を内側面部分20に設けた場合には、引張力は、主に内側面部分20に作用することとなり、また、引張片部36を底面部分24に設けた場合には、引張力は、主に底面部分24に作用することとなる(以下、同様)。
(3)上記において、開口予定部23が、内側面部分20に、凹凸形状部26を有している場合に、引張片部36が、内側面部分20または底面部分24の、凹凸形状部26よりも奥側に設けられるようにする。
この段階では、内側面部分20または底面部分24の、凹凸形状部26よりも奥側に設けられる引張片部36については、その形状や、大きさや、設置位置などは、成形が可能な範囲内であれば、どのようなものとしても良い。
(4)上記において、引張片部36が、底面部分24に対して設けられるようにする。更に、引張片部36が、底面部分24と共に除去可能に設けられるようにする。
ここで、引張片部36は、底面部分24の中央部に対して設けることができる。また、引張片部36は、底面部分24の周縁部(辺部やコーナー部など)、または、周縁部に近い位置に対して設けることができる。なお、引張片部36を底面部分24の中央部に設けた場合には、引張力は、主に底面部分24に作用することとなり、また、引張片部36を底面部分24の周縁部などに設けた場合には、引張力は、底面部分24と内側面部分20とに分散して作用することとなる。よって、開口予定部23を効率的に脱型補助させるためには、底面部分24の周縁部などに設ける方が好ましい。
例えば、図1では、引張片部36は、矩形状をした底面部分24の各コーナー部分とほぼ対応させて4個設けられている。また、図2では、引張片部36は、矩形状をした底面部分24を構成する二つの対辺のうちの一方の対辺とほぼ対応させて2個設けられている。図3では、引張片部36は、矩形状をした底面部分24の四つの辺とほぼ対応させて1個設けられている。
また、底面部分24と共に除去可能とするために、引張片部36は、開口用凹部の底面部分24における、切断予定線25の内側に設けられるようにする。この場合、切断予定線25は、空気吹出口部材本体6を通し得る形状および大きさ(矩形状)のものとされる。この場合には、矩形状の底面部分24を構成する四つの辺の近傍に、四つの辺に沿って形成されている。切断予定線25は、例えば、成形時に同時に形成された溝部などとされている。
例えば、図1では、引張片部36は、矩形状の切断予定線25の内側にて、矩形状の切断予定線25を構成する二つの対辺のうちの一方の対辺の両端部近傍に設けられた、4個の突壁などとされている。また、図2では、引張片部36は、矩形状の切断予定線25の内側にて、矩形状の切断予定線25を構成する二つの対辺のうちの一方の対辺に沿って設けられた、ほぼ平行な二状の側壁などとされている。図3では、引張片部36は、矩形状の切断予定線25の内側にて、矩形状の切断予定線25を構成する四つの辺に沿って設けられた、周壁などとされている。上記した突壁や、側壁や、周壁は、両面に平坦な面を有すると共に、肉厚がほぼ一定のものなどとされている。
(5)上記において、引張片部36が、表皮材15の裏面を成形する金型32の型開動作に同伴されて型開方向33へ引張られることにより、自動的に脱型補助が可能な 金型同伴可能片部37とする。
そのために、例えば、金型同伴可能片部37を、金型31,32の型開方向33へ向けて、必要な摩擦力や摩擦面積を確保可能な長さで延びるもの(型開方向延長形状部)などとする。
なお、図4、図5中、符号41は、表皮材15の開口用凹部の内側面部分20に生じる伸びである。
<作用>次に、この実施例の作用について説明する。
開口部2(空気吹出口3)に空気吹出口部材4を挿入配置して、空気吹出口部材本体6の側面(上側面や下側面など)に設けられた係止用爪部8を、インストルメントパネル1の内面部分などに設けられた被係止部に係止させることなどにより、空気吹出口部材4がインストルメントパネル1の開口部2に固定される。
この時、小凹部12に小凸部13を嵌合係止させることにより、表面合わせ部11(凹凸形状部26)による表面合わせが行われて、インストルメントパネル1の表面に対し、空気吹出口部材4の表面が面一に保持される。
なお、小凹部12と小凸部13とは、表皮材15の柔軟性と発泡層17の弾力性とを利用して、嵌合係止されることになる。
上記した軟質の表皮材15は、図4または図5に示すような、一対の金型31,32を用いて成形される。軟質の表皮材15は、型開後に作業員の手作業によって金型31,32から脱型される(引剥がされる)、或いは、型開時に自動的に脱型される。
この際、表皮材15の裏面側の、開口予定部23の裏面側に設けた脱型補助部35を引張る(または、脱型補助部35が引張られる)ことにより、少なくとも開口予定部23の部分的な脱型補助が行われる。或いは、表皮材15の全体に対する脱型補助が行われる。
このように、脱型補助部35を引張ることによって、表皮材15には、開口予定部23の凹凸形状部26を起点とする部分的な伸び41が生じるが、この伸び41は、凹凸形状部26よりも奥側の部分にほぼ限定されるので、表皮材15の製品外観面部19への影響を少なくすることができる。
そして、上記した三層構造のインストルメントパネル1は、図示しない発泡成形型に、予め形成された表皮材15と芯材16とをセットすると共に、表皮材15と芯材16との間に薬液状の発泡剤を注入して発泡させ、発泡層17とすることによって、製造されることになる。この際、上記したような、品質の良い表皮材15を用いることによって、より品質の良いインストルメントパネル1を製造することができる。
この実施例によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)金型31,32を用いて成形される軟質の表皮材15が、少なくとも、主に製品の外観部分を構成可能な製品外観面部19と、製品外観面部19の内側に設けられる開口部2を構成可能な開口予定部23とを有する表皮材構造において、開口予定部23の裏面側に、表皮材15の少なくとも部分的な脱型を補助可能な脱型補助部35を一体に設けたことによって、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、軟質の表皮材15は、金型31,32を用いて成形され、その後に、金型31,32から脱型されて、製品(この場合には、インストルメントパネル1)に使用される。表皮材15の金型31,32からの脱型の際には、開口予定部23の裏面側に一体に設けた脱型補助部35によって、表皮材15の全体または表皮材15の少なくとも一部(開口予定部23の周辺)に対する、脱型を補助させることができる。これにより、脱型補助部35を設けない場合と比べて、表皮材15の脱型が容易になると共に、例えば、これまでのように、製品外観面部19やその周辺などを直接引張って表皮材15を脱型させる場合などと比べて、脱型時における表皮材15の製品外観面部19の伸び(図9の符号27参照。以下同様)や、製品外観面部19の伸びによる、表皮材15の外観品質の低下、または、表皮材15の引裂きなどの不具合がなくなり、以て、表皮材15に対する、品質の向上や生産性の向上などを図ることが可能となる。
(2)上記において、開口予定部23が、開口部2の内側面を構成可能な内側面部分20と、少なくともその一部が除去されることによって開口部2を貫通形成可能な底面部分24とを有する開口用凹部とされ、脱型補助部35が、内側面部分20または底面部分24の裏面側に対して引張可能に設けられた引張片部36であることによって、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、脱型補助部35を引張片部36として、引張片部36で開口用凹部の内側面部分20または底面部分24の裏面側を引張ることにより、脱型によって発生する表皮材15の伸び41を、開口用凹部の周辺部分にほぼ限定して、製品外観面部19に伸び41の影響が及び難いようにすることができる。よって、上記(1)の作用効果を、より確実なものとすることができる。
(3)上記において、開口予定部23が、内側面部分20に、凹凸形状部26を有し、引張片部36が、内側面部分20または底面部分24の、凹凸形状部26よりも奥側に設けられたことによって、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、開口予定部23の内側面部分20に設けられた凹凸形状部26は、脱型時に金型31,32と干渉するアンダーカット部となるため、脱型時には、アンダーカット部である凹凸形状部26が、表皮材15の伸び41の起点になる。これに対し、引張片部36を、内側面部分20または底面部分24の、凹凸形状部26よりも奥側に設けることによって、引張片部36を引張った時に、表皮材15が、凹凸形状部26を起点として開口予定部23の奥側へ伸びることとなるので、ほぼ確実に、伸び41が凹凸形状部26よりも製品外観面部19の側へは及ばないようにすることができる。これにより、表皮材15の凹凸形状部26の周囲を最適に脱型することができて、上記(1)の作用効果を、より一層確実なものとすることができる。
(4)上記において、引張片部36が、底面部分24に対して、底面部分24と共に除去可能に設けられたことによって、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、引張片部36が、底面部分24に設けられたことにより、内側面部分20が直接引張られない、または、底面部分24を介して間接的に引張られるようにすることができるので、内側面部分20の伸び過ぎや引裂きなどの不具合を防止して、凹凸形状部26の周辺をより最適な状態で脱型させることができる。また、引張片部36は、脱型補助の役割終了後に、そのまま残されるようにしても良いが、底面部分24と共に、引張片部36を除去させるようにすることにより、既に役割を終了した引張片部36が、その後に、周辺構造にとって邪魔にならないようにすることができる。
(5)上記において、引張片部36が、表皮材15の裏面を成形する金型32の型開動作に同伴されて型開方向33へ引張られることにより、自動的に脱型補助が可能な金型同伴可能片部37とされたことによって、以下のような作用効果を得ることができる。
即ち、引張片部36は、表皮材15の裏面を成形する金型32によって、表皮材15の裏面側に一体に形成される。そして、引張片部36による引張り(脱型補助)は、型開後に手作業などによって行うこともできるが、引張片部36を金型同伴可能片部37として、金型同伴可能片部37が、表皮材15の裏面を成形する金型32の型開動作に同伴されて型開方向33へ引張られるようにすることにより、自動的に脱型補助を行わせることができる。これによって、引張片部36を手作業で引張って脱型補助させる手間を削減することが可能となる。なお、表皮材15全体の脱型については、上記したように、型開後に手作業などによって行うようにすることもできるし、表皮材15の裏面を成形する金型32の型開動作に同伴させて行わせるようにすることもできる。
この際、金型同伴可能片部37を、金型32の型開方向33へ延びるもの(型開方向延長形状部)とすることにより、金型同伴可能片部37と金型32との間に発生する摩擦力や摩擦面積などを大きくすることができるので、金型同伴可能片部37を、型開中の金型32によって同伴され易い構造のものとすることができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
本発明の実施例にかかる表皮材構造を裏面側から見た斜視図である。 図1の変形例を示す斜視図である。 図1の別の変形例を示す斜視図である。 図1〜図3の表皮材を成形する金型の断面図である。 図4の変形例を示す金型の断面図である。 従来例および本発明の説明に用いたインストルメントパネルの斜視図である。 図6のインストルメントパネルの部分拡大分解斜視図である。 図7の部分拡大断面図である。 図8の表皮材を成形する金型の断面図である。 従来例にかかる表皮材構造を裏面側から見た斜視図である。 図10の部分拡大斜視図である。
符号の説明
2 開口部
15 表皮材
19 製品外観面部
20 内側面部分
23 開口予定部(開口用凹部)
24 底面部分
26 凹凸形状部
31 金型
32 金型
33 型開方向
35 脱型補助部
36 引張片部
37 金型同伴可能片部

Claims (5)

  1. 金型を用いて成形される軟質の表皮材が、少なくとも、主に製品の外観部分を構成可能な製品外観面部と、製品外観面部の内側に設けられる開口部を構成可能な開口予定部とを有する表皮材構造において、
    前記開口予定部の裏面側に、表皮材の少なくとも部分的な脱型を補助可能な脱型補助部を一体に設けたことを特徴とする表皮材構造。
  2. 前記開口予定部が、開口部の内側面を構成可能な内側面部分と、少なくともその一部が除去されることによって開口部を貫通形成可能な底面部分とを有する開口用凹部とされ、
    前記脱型補助部が、前記内側面部分または底面部分の裏面側に対して引張可能に設けられた引張片部であることを特徴とする請求項1記載の表皮材構造。
  3. 前記開口予定部が、前記内側面部分に、凹凸形状部を有し、
    前記引張片部が、前記内側面部分または底面部分の、凹凸形状部よりも奥側に設けられたことを特徴とする請求項2記載の表皮材構造。
  4. 前記引張片部が、前記底面部分に対して、前記底面部分と共に除去可能に設けられたことを特徴とする請求項3記載の表皮材構造。
  5. 前記引張片部が、表皮材の裏面を成形する金型の型開動作に同伴されて型開方向へ引張られることにより、自動的に脱型補助が可能な金型同伴可能片部とされたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の表皮材構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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