JP2009297940A - ミキシングヘッドおよびこれを備える反応射出成形装置 - Google Patents

ミキシングヘッドおよびこれを備える反応射出成形装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ボイドの発生を抑制することのできるミキシングヘッドおよびこれを備える反応射出成形装置を提供すること。
【解決手段】ミキシングヘッド4は、本体部材18と、整流部材19と、背圧発生部材20とを備えている。本体部材18は、不活性流体が予備混合された予備混合物を原料を含む複数種類の原料が混合される混合部23と、混合部23で混合された複数種類の原料の混合物を射出するための射出口部52とを含んでいる。背圧発生部材20は、射出口部52の流れ方向Aの途中を閉塞している。背圧発生部材20を設けていることにより、混合部23内に複数種類の原料が供給されたときに混合部23内に背圧を発生させ、気泡の発生を抑制する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ミキシングヘッドおよびこれを備える反応射出成形装置に関する。
従来より、互いに反応する成分を原料とし、これら原料を、高圧で射出して反応させながら金型に注入するRIM成形によって、発泡成形体を成形することが広く実施されている。
このようなRIM成形において、たとえば、特許文献1に記載されているように、各原料と、不活性ガスなどの不活性流体とを、予備混合ユニットにおいて衝突混合させることによって連続的に予備混合し、加圧および/または加熱により、各原料に不活性流体を連続的に溶解させた後、混合ヘッドでこれら各原料を混合して混合物を生成し、混合ヘッドからこの混合物を高圧で金型に射出することにより、微細なセル径を有するマイクロセルラー発泡成形体を成形することが記載されている。
特開2002−283419号公報
混合ヘッドでは、各原料が激しく衝突混合されるため、また、各原料の流動に伴う発熱により各原料の温度が高くなるため、混合物中に気泡が生じる。しかも、各原料は、混合開始時点では未だ粘度が低いため、混合による気泡の成長が早く、気泡同士が合体する合泡が生じてしまう場合がある。合泡により大きな気泡が生じると、発泡成形体に大きなボイドが生じてしまう場合がある。
また、混合ヘッド内は金型のキャビティ内に連通しており、キャビティ内と同様、常圧に近い低圧状態となっていることから、混合ヘッド内に送られた各原料の圧力降下が大きい傾向にある。そのため、混合ヘッド内で原料中の不活性ガスが析出して気泡が生じ易く、発泡成形体にボイドが生じ易い。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ボイドの発生を抑制することのできるミキシングヘッドおよびこれを備える反応射出成形装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ミキシングヘッドであって、不活性流体が予備混合された原料を含む複数種類の原料が混合される混合部と、前記混合部で混合された前記複数種類の原料の混合物を射出するための射出口部と、前記射出口部の一部を閉塞することにより、前記混合部内に背圧を発生させる背圧発生部材とを備えていることを特徴としている。
このような構成によると、射出口部の一部を背圧発生部材で塞いでいることにより、混合部で複数種類の原料が衝突混合されているときの混合部内の圧力の逃げを抑制し、混合物内の背圧(圧力)を高めることができる。混合部内の背圧が高められることにより、原料の衝突混合に伴う気泡の発生を抑制できる。また、混合部内の背圧が高められることにより、混合部に供給されたときの混合部内の各種類の原料の圧力降下を少なくして不活性流体の析出を少なくでき、気泡の発生をより確実に抑制できる。さらに、混合部内で気泡が発生しても、射出口部の一部を閉塞する背圧発生部材を通過することにより気泡を破ることができるので、射出された混合物の気泡をより少なくできる。以上より、射出された混合物の気泡を可及的に少なくでき、混合物を成形して得られる成形体でのボイドを確実に少なくできる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記背圧発生部材は、前記射出口部における前記混合物の流れ方向に延びる多数の貫通孔が形成されたオリフィス部材を含んでいることを特徴としている。
このような構成によると、多数の貫通孔が設けられていることにより、オリフィス部材における混合物の許容流量を十分に確保しつつ、各貫通孔を小径にできる。これにより、混合物が貫通孔を通過する際に、混合物中の気泡を確実に破ることができ、混合物中の気泡をより少なくできる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、各前記貫通孔は、前記流れ方向における前記オリフィス部材の上流側端部から中間部に進むに従い、開口断面積が次第に小さくされていることを特徴としている。
このような構成によると、各貫通孔において、混合物を上流側端部から流入させ易くできる。また、開口断面積が小さくされている部分で、混合物中の気泡を確実に破ることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明において、前記射出口部は、前記射出口部内の気体を排出するためのベント部を備え、前記ベント部は、前記背圧発生部材に対して、前記射出口部における前記混合物の流れ方向の下流側近傍にある気体を排出可能であることを特徴としている。
このような構成によると、混合物が背圧発生部材を通過して破泡されたときの混合物内の気体をベント部によって排出できる。これにより、混合物内に不要な気体が残留することを防止でき、その結果、射出された混合物の気泡を格段に少なくできる。
請求項5に記載の発明は、反応射出成形装置であって、不活性流体が予備混合された原料を含む複数種類の原料をそれぞれ独立して供給する供給手段と、請求項1ないし4のいずれかに記載のミキシングヘッドと、金型とを備え、前記供給手段は前記混合部に接続され、前記射出口部は前記金型に接続されていることを特徴としている。
このような構成によると、金型に混合物を射出成形することで得られる成形体でのボイドを極めて少なくできる。
以上述べたように、請求項1記載の発明によれば、混合部内での気泡の発生を抑制し、かつ、混合物が背圧発生部材を通過するときにおいて、気泡を破ることができる。これにより、混合物を成形して得られる成形体でのボイドを確実に少なくできる。
請求項2に記載の発明によれば、オリフィス部材における混合物の許容流量を十分に確保しつつ、混合物中の気泡をより少なくできる。
請求項3に記載の発明によれば、開口断面積が小さくされている部分で、気泡を確実に破ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、混合物内に不要な気体が残留することを防止でき、その結果、射出された混合物の気泡を格段に少なくできる。
請求項5に記載の発明によれば、ボイドの少ない成形体を得ることができる。
図1は、本発明の反応射出成形装置の一実施形態を示す概略構成図である。
図1において、この反応射出成形装置1は、たとえば、マイクロセルラーポリウレタンフォームを成形するためのRIM成形装置であって、イソシアネート成分を供給するための第1ユニットとしてのイソシアネート供給ユニット2、ポリオール成分を供給するための第2ユニットとしてのポリオール供給ユニット3、ミキシングヘッド4および金型5を備えている。
イソシアネート供給ユニット2およびポリオール供給ユニット3によって、不活性流体が予備混合されたイソシアネート成分およびポリオール成分をそれぞれ独立してミキシングヘッド4に供給する供給手段としての供給ユニット100が構成されている。
イソシアネート供給ユニット2およびポリオール供給ユニット3は、大略同一の装置構成とされており、原料タンク6および7、原料供給手段としての原料定量供給ポンプ8および9、不活性流体タンク10および11、不活性流体供給手段としての不活性流体定量供給ポンプ12および13、予備混合手段としての予備混合ユニット14および15、溶解手段としての高圧加熱ヒータ16および17を、それぞれ備えている。
各原料タンク6および7には、原料がそれぞれ貯蔵されており、より具体的には、原料タンク6には、第1原料として、ポリイソシアネート化合物などのイソシアネート成分が貯蔵されており、また、原料タンク7には、第2原料として、ポリオールなどのポリオール成分が貯蔵されている。
各原料定量供給ポンプ8および9は、各原料タンク6および7の下流側にそれぞれ接続されており、各原料、すなわち、イソシアネート成分およびポリオール成分を、それぞれ所定量および所定圧力で、各予備混合ユニット14および15に輸送するように構成されている。
また、各不活性流体タンク10および11には、二酸化炭素や窒素などの不活性流体がそれぞれ貯蔵されており、これら不活性流体タンク10および11の下流側にそれぞれ接続される各不活性流体定量供給ポンプ12および13によって、各不活性流体タンク10および11内の不活性流体を、所定量および所定圧力で、各予備混合ユニット14および15に輸送するように構成されている。
そして、各予備混合ユニット14および15は、各原料定量供給ポンプ8および9、および、各不活性流体定量供給ポンプ12および13の下流側において、これらとそれぞれ接続されており、各原料定量供給ポンプ8および9から供給される原料と、各不活性流体定量供給ポンプ12および13から供給される不活性流体とを連続的に予備混合するように構成されている。
そして、各予備混合ユニット14および15においては、各原料定量供給ポンプ8および9から所定圧力で供給される原料と、各不活性流体定量供給ポンプ12および13から所定圧力(たとえば、10〜15MPa)で超臨界状態で供給される不活性流体とを、それぞれ定量された所定の割合において、物理的に衝突させて連続的に予備混合するように構成されている。
すなわち、各予備混合ユニット14および15において、それぞれ、不活性流体が予備混合された原料としての予備混合物が生成される。
各高圧加熱ヒータ16および17は、各予備混合ユニット14および15の下流側にそれぞれ接続されており、各混合ユニット14および15において予備混合された原料および不活性流体の混合物中において、原料に不活性流体を連続的に溶解させるように構成されている。
より具体的には、各高圧加熱ヒータ16および17は、耐圧配管の周りにヒータが設けられており、原料および不活性流体の混合物を、耐圧配管中に通過させて、そのまま加圧(保圧)しながら必要によりヒータで加熱することにより、原料に不活性流体を連続的に溶解させるように構成されている。
これにより、予備混合ユニット14および15において、予備混合された予備混合物が、加圧および/または加熱されるため、原料に不活性流体を十分に溶解することができ、セル径の小さなマイクロセルラー発泡成形体を良好に成形することができる。
ミキシングヘッド4は、各高圧加熱ヒータ16および17の下流側において、これら高圧加熱ヒータ16および17と接続されており、各予備混合ユニット14および15のそれぞれで生成された予備混合物を混合して、高圧で射出し、反応させながら金型5に注入するように構成されている。
図2は、ミキシングヘッド4の概略構成を示す断面図である。図1および図2を参照して、ミキシングヘッド4は、本体部材18と、本体部材18内に収容された整流部材19および背圧発生部材20とを備えている。
本体部材18は、加熱ヒータ16を通過した予備混合物が流入する第1流入口部21と、加熱ヒータ17を通過した予備混合物が流入する第2流入口部22と、第1流入口部21から流入した予備混合物と第2流入口部22から流入した予備混合物とが混合されることによりこれらの混合物が生成される混合部23と、混合部23に隣接して配置され、混合物を射出するための射出口部52とを備えている。
第1流入口部21は、径方向に沿って延び、本体部材18内に形成された円筒状の内周面を含んでいる。第1流入口部21の一端部は、通路管30を介して加熱ヒータ16に接続されており、他端部は、混合部23に接続されている。
第2流入口部22は、径方向に沿って延び、本体部材18内に形成された円筒状の内周面を含んでいる。第2流入口部22の一端部は、通路管31を介して加熱ヒータ17に接続されており、他端部は、混合部23に接続されている。第2流入口部22の他端部は、第1流入口部21の他端部と径方向において互いに対向しており、これら第1および第2流入口部21,22から流入したそれぞれの予備混合物の衝突混合が促進されるようになっている。
混合部23は、本体部材18の中心軸線を含む内部中央に配置されて、第1流入口部21と第2流入口部22とに挟まれており、円筒状の内周面32と、内周面32の一端部から延びる環状の段部33と、内周面32の他端部に配置された端面34とを含んでいる。内周面32および端面34によって、混合部23内に円柱状の空間が区画されている。
内周面32は、中心軸線方向に沿って延びている。段部33は、径方向に延びる環状の平坦面であり、整流部材19の一端部に隣接している。端面34は、段部33と平行な環状の平坦面であり、混合物定量供給ポンプ36に接続される接続口37が端面34の中心軸線を含むように形成されている。混合物定量供給ポンプ36は、混合部23内で混合された混合物を、所定量および所定圧力で整流部材19側へ輸送するようになっている。
混合部23内では、第1および第2流入口部21,22から各予備混合物が流入され、混合部23内で、これらの予備混合物が互いに衝突混合された混合物が生成される。
射出口部52は、整流部材19を保持する第1保持部24と、第1保持部24に隣接して配置され、背圧発生部材20を保持する第2保持部25と、第2保持部25に隣接して配置された段部26と、段部26に隣接して配置された供給部27と、供給部27内の空間が開放される一端面28と、供給部27に接続されるベント部29と、を備えている。
第1保持部24は、本体部材18において、段部33から延設された円筒状の内周面を含んでいる。この第1保持部24は、混合部23の段部33から内周面32の中心軸線に沿って延びており、第2保持部25に接続されている。
第2保持部25は、本体部材18内に形成された、円筒状の内周面を含んでいる。この第2保持部25は、第1保持部24の直径と等しい直径を有しており、第1保持部24と段部26との間に延びている。
段部26は、第2保持部25と供給部27との間に介在しており、背圧発生部材20を受けるものである。段部26は、径方向に延びる円環状の平坦面である。この段部26の外周部は、第2保持部25に接続されている。段部26の内周部の直径は、供給部27の直径と略等しい直径とされている。
供給部27は、混合部23、整流部材19および背圧発生部材20を通過してきた混合物を金型5に向けて射出するものであり、本体部材18内に形成された、円筒状の内周面を含んでいる。この供給部27は、段部26の内周部から段部26の中心軸線に沿って延びており、本体部材18の一端面28側で、金型5の後述するキャビティ47内に開放されている。射出口部52における混合物の流れ方向A(以下、単に流れ方向Aという。)は、この供給部27の軸線方向に沿っており、上方から下方へ向かっている。一端面28には、供給部27内の空間を開放するための開口部38が開口形成されている。
図3は、背圧発生部材20の周辺の要部の拡大図である。なお、図3では、供給部27における混合物をクロスハッチングで図示している。
図2および図3を参照して、ベント部29は、混合物が背圧発生部材20から供給部27へ送られているときに、供給部27のうち流れ方向Aにおける背圧発生部材20の下流側近傍の気体を、射出口部52の外側へ排出するためのものである。
このベント部29は、本体部材18内において、径方向に沿って本体部材18の外周面から供給部27までを貫通するように形成されており、上記気体が通過する通路を形成している。ベント部29の一端部は、流れ方向Aにおける供給部27の上流側端部に接続されており、供給部27内の空間に連通している。
このベント部29の一端部は、後述するように、混合物が背圧発生部材20から供給部27へ送られているときに、供給部27内で形成される気体領域Eおよび混合物通過領域Fのうちの、気体領域Eに臨むようにされている。ベント部29の他端部には、気体の通過を許容するエアフィルタ39が接続されている。このエアフィルタ39は、本体部材18の外周面から露出するように本体部材18内に埋設されており、本体部材18の外周面から開放されている。
図2を参照して、整流部材19は、混合部23内で衝突混合された混合物を流れ方向Aに整流するものであり、且つ、背圧発生部材20を段部26と協働して挟持するものである。この整流部材19は、所定の肉厚を有する中空円筒状の部材であり、第1保持部24の中心軸線方向に沿って第1保持部24の内周面に配置されている。整流部材19の外周面は、第1保持部24に保持されている。整流部材19の外径は、たとえば、24mm程度とされている。整流部材19の内径は、たとえば、16mm程度とされている。
整流部材19の内周面は、供給部27と同軸上に配置されており、直径は、供給部27の直径および混合部23の内周面32の直径のそれぞれと略等しくされている。整流部材19の一端面は、混合部23の段部33に面接触している。整流部材19の他端面は、背圧発生部材20の後述する一端面41に面接触している。整流部材19の内側に、混合物が流れ方向Aに沿って通過する空間が区画されている。この空間は、混合部23内の空間に連通しているとともに、背圧発生部材20に臨んでいる。
背圧発生部材20は、射出口部52の流れ方向Aの途中を閉塞することにより、混合部23内や整流部材19内に背圧(キャビティ47内の圧力よりも高い内圧)を発生させるオリフィス部材であり、第2保持部25内に配置されている。
図2および図3を参照して、この背圧発生部材20は、円板形状をなしており、整流部材19の他端面と本体部材18の段部26とに挟まれている。背圧発生部材20の厚みは、たとえば、3mm程度とされている。
背圧発生部材20の外周面は、第2保持部25に嵌合保持されている。流れ方向Aにおける背圧発生部材20の上流側端面としての一端面41は、径方向に延びる平坦面である。この一端面41の外周部は、整流部材19の他端面と面接触している。流れ方向Aにおける背圧発生部材20の下流側端面としての他端面42は、径方向に延びる平坦面である。この他端面42の外周部は、本体部材18の段部26と面接触している。
背圧発生部材20には、流れ方向Aに延びる多数の貫通孔43が厚み方向を貫通するように形成されている。各貫通孔43は、背圧発生部材20の一端面41側および他端面42側の双方に開放されており、通過する混合物内の気泡を破るようになっている。各貫通孔43は、流れ方向Aに対して直交する径方向の断面の形状がたとえば円形状をなしている。なお、各貫通孔43の、流れ方向Aに対して直交する断面の形状は、円形状に限らず、矩形状などの多角形形状をなしていてもよい。
各貫通孔43は、流れ方向Aに対して直交する開口断面積が下流側に向かって次第に小さくなるように形成される断面積変化部44と、流れ方向Aに対して直交する開口断面積が、流れ方向Aの全域において等しくされる断面積一定部45とを含んでいる。
断面積変化部44は、混合物の貫通孔43内への進入を案内するものであり、中心軸線に沿う円錐台形状をなし、流れ方向Aの下流側に進むに従い内径が小さくされている。この断面積変化部44の上流側端部は、一端面41側に開放されており、整流部材19内の空間に連通している。断面積変化部44の下流側端部は、流れ方向Aにおける背圧発生部材20の中間部に位置しており、断面積一定部45に連通している。この構成により、貫通孔43は、流れ方向Aにおける背圧発生部材20の上流側端部から中間部に進むに従い、開口断面積が次第に小さくされている。
断面積一定部45は、貫通孔43内を通過する混合物中の気泡を破るためのものであり、円柱形状をなし、流れ方向Aの全域に亘って直径が略一定にされている。断面積一定部45の直径Dは、たとえば、0.1mm〜3mmの範囲に設定されることが好ましい。
直径Dが0.1mm未満であると、断面積一定部45から供給部27に送られるときの混合物の速度が速くなり過ぎ、空気を巻き込んで気泡が生じ易くなる。また、直径Dが3mmを超過すると、断面積一定部45における背圧発生部材20の内周面に気泡が衝突する頻度や断面積一定部45内を流れる混合物の流度分布の差異により生じるせん断力が少なくなり、破泡効果を十分に発揮し難い。
流れ方向Aにおける断面積一定部45の長さは、断面積変化部44よりも短くされており、断面積変化部44の長さを十分に確保できるようにしてある。断面積一定部45は、断面積変化部44と同軸上に配置されている。流れ方向Aにおける断面積一定部45の上流側端部は、断面積変化部44の下流側端部に接続されている。流れ方向Aにおける断面積一定部45の下流側端部は、背圧発生部材20の他端面42側に開放されており、供給部27内の空間に連通している。
図4は、図3のIV−IV線に沿う断面図であり、背圧発生部材20を流れ方向Aの上流側から投影した状態を示している。なお、図4のIII−III線に沿う断面が、図3に相当する。図4を参照して、貫通孔43は、背圧発生部材20の周方向Cに等ピッチで配置されているとともに、背圧発生部材20の径方向Rに等ピッチで配置されている(図4において、一部の貫通孔43のみを図示)。周方向Cに隣接する貫通孔43の断面積変化部44同士は、周方向Cにおいて略隙間無く並んでいる。また、径方向Rに隣接する貫通孔43の断面積変化部44同士は、径方向Rにおいて略隙間無く並んでいる。径方向Rにおける最も外側の貫通孔43の断面積変化部44は、流れ方向Aに沿って投影したときに、整流部材19の内周面46に対して、径方向Rに略隙間無く隣接している。
各断面積一定部45の開口断面積の総和は、供給部27の開口断面積100%に対して、5%〜50%の範囲に設定されることが好ましい。
各断面積一定部45の開口断面積の総和が、供給部27の開口断面積100%に対して、5%未満であると、混合物が断面積一定部45を通過するときの通過断面積の総和が小さいことにより、背圧発生部材20から射出されるときの混合物の圧力が過度に高くて射出速度が高くなり過ぎ、空気の混入を招いて気泡が生じやすくなる。また、各断面積一定部45の開口断面積の総和が、供給部27の開口断面積100%に対して、50%を超過すると、背圧発生部材20によって供給部27を流れ方向Aの上流側から塞ぐ面積が小さくなり、混合部23および整流部材19内の背圧を高める効果を十分に発揮し難い。
図2を参照して、金型5は、成形体の外形形状に対応する形状の内側面を有するキャビティ47と、ミキシングヘッド4の供給部27が挿通される挿通口部48とを備えている。挿通口部48は、金型5の外側とキャビティ47の内側とを連通するように形成されており、供給部27の一部が挿通されている。供給部27の内側の空間は、キャビティ47内に連通している。キャビティ47内の圧力は、常圧(大気圧)に近い値とされている。なお、金型5は、単一の部材を用いて全体が一体に形成されていてもよいし、2つ以上の型部材が互いに組み合わされたものでもよい。
図1および図2を参照して、金型5には、たとえば、窒素ボンベなどの加圧ボンベ51が接続されており、RIM成形の前に、キャビティ内を予圧できるように構成されている。なお、この金型5には、図示しない加熱ヒータが設けられるとともに、発泡により発生するガスを外部に放出するための図示しないガス抜き用の調整弁が設けられている。
次に、ミキシングヘッド4および金型5における各予備混合物および混合物の動きを説明する。
まず、加熱ヒータ16を通過したイソシアネート成分の予備混合物は、第1流入口部21に導かれ、この第1流入口部21から混合部23に流入する。同様に、加熱ヒータ17を通過したポリオール成分の予備混合物は、第2流入口部22に導かれ、この第2流入口部22から混合部23に流入する。各加熱ヒータ16,17から流入した両予備混合物は、原料定量供給ポンプ8,9などの駆動により、0.1MPa〜10数MPaの圧力で、混合部23に流入する。
第1流入口部21から混合部23に流入したイソシアネート成分の予備混合物と、第2流入口部22から混合部23に流入したポリオール成分の予備混合物とは、混合部23内で互いに衝突混合される。これにより、各予備混合物が混合された混合物が生成される。このとき、背圧発生部材20によって、流れ方向Aに投影したときの射出口部52の流れ方向Aの途中が閉塞されていることにより、混合部23内および整流部材19内の圧力が金型5側に逃げることが抑制され、混合部23および整流部材19内に背圧が生じる。この背圧は、金型5のキャビティ47内の圧力と比べて高くなっている。
混合部23内では、各予備混合物は、混合されて互いに反応しつつ、混合物となりつつ、混合物定量供給ポンプ36によって整流部材19側に移動される。混合物は、整流部材19内を流れ方向Aに沿って流れて整流され、背圧発生部材20に至り、背圧発生部材20の各貫通孔43に流入する。
図3に示すように、混合物は、各貫通孔43に流入すると、断面積変化部44を通り、流れ方向Aに直交する方向の断面積が連続的に小さくされる。混合物が、断面積変化部44の下流側端部に到達すると、断面積一定部45内に入る。断面積一定部45内を通る際、混合物中の気泡は、断面積一定部45内における背圧発生部材20の内周面に衝突するか、または、断面積一定部45内を流れる混合物の速度分布(すなわち、断面積一定部45の内周面を流れる混合物が遅く、断面積一定部45の中心を流れる混合物が速く流れることにより生じる速度分布)の差異により生じるせん断力により、破られる。
断面積一定部45の下流側端部を通過した混合物は、断面積一定部45から供給部27に押し出され、供給部27内を流れ方向Aに沿って圧送される。断面積一定部45内の混合物は、背圧を受けて高圧であることから、断面積一定部45の下流側端部から、所定の噴射角Bで供給部27に押し出される。
これにより、供給部27の上流側端部(背圧発生部材20の他端面42近傍)には、空気や不活性流体などの気体が存在する気体領域Eが形成され、気体領域E以外の領域は、混合物通過領域Fとなる。
気体領域Eは、流れ方向Aに沿って投影したときに、各貫通孔43の周囲を取り囲むようにして分布している。この気体領域Eの気体には、供給部27内に残存している空気や、断面積一定部45での破泡にともなう不活性流体などが含まれている。
図2および図3を参照して、気体領域Eの気体は、ベント部29側に流れ、ベント部29の一端部からベント部29内に入り、フィルタを通過した後に、本体部材18の外部に排出される。供給部27内のうち、混合物通過領域Fを流れ方向Aに沿って通過した混合物は、供給部27から金型5のキャビティ47内に射出されて、所望の形状に成形され、成形体(マイクロセルラーポリウレタンフォーム)が形成される。
以上説明したように、本実施形態によれば、流れ方向Aに投影したときに、ミキシングヘッド4の射出口部52の一部を背圧発生部材20で塞いでいることにより、混合部23で各予備混合物が衝突混合されているときの混合部23内の圧力の逃げを抑制し、混合物23内の背圧(圧力)を高めることができる。
混合部23内の背圧が高められることにより、各予備混合物の衝突混合に伴う気泡の発生を抑制できる。また、背圧発生部材20によって、混合部23内の背圧が高められることにより、混合部23に供給されたときの各種予備混合物の混合部23内における圧力降下を少なくして不活性流体の析出を少なくでき、気泡の発生をより確実に抑制できる。
さらに、混合部23内で気泡が発生しても、混合物が、供給部27の開口断面積に比べて狭い開口断面積を有する背圧発生部材20の断面積一定部45を通過することにより、気泡を背圧発生部材20に接触させるか、または、断面積一定部45内を流れる混合物の速度分布(すなわち、断面積一定部45の内周面を流れる混合物が遅く、断面積一定部45の中心を流れる混合物が速く流れることにより生じる速度分布)の差異により生じるせん断力により破ることができる。これにより、供給部27から射出された混合物中の気泡をより少なくできる。以上より、射出された混合物の気泡を可及的に少なくでき、混合物を成形して得られる成形体でのボイドを確実に少なくできる。
また、背圧発生部材20に、流れ方向Aに延びる多数の貫通孔43が設けられていることにより、背圧発生部材20における混合物の許容流量を十分に確保しつつ、各貫通孔43を小径にできる。これにより、混合物が貫通孔43を通過する際に、混合物中の気泡を確実に破ることができ、混合物中の気泡をより少なくできる。
さらに、各貫通孔43に断面積変化部44を設けていることにより、各貫通孔43は、流れ方向Aにおける上流側端部から中間部に進むに従い、開口断面積が次第に小さくされている。これにより、各貫通孔43において、混合物を背圧発生部材20の上流側端部から流入させ易くできる。また、開口断面積が小さくされている断面積一定部45で、混合物中の気泡を確実に破ることができる。
また、ベント部29によって、供給部27の上流側端部の気体領域Eの気体を、射出口部52の外側に排出することができる。これにより、混合物が背圧発生部材20を通過して破泡されたときの混合物内の気体をベント部29によって排出できる。これにより、混合物内に不要な気体が残留することを防止でき、その結果、射出された混合物の気泡を格段に少なくできる。
以上により、ミキシングヘッド4から金型5に混合物を射出成形することで得られる成形体でのボイドを極めて少なくできる。
本発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
たとえば、図2では、混合部23と射出口部52とが単一の部材(本体部材18)を用いて一体に形成された場合を説明したが、これに限らない。たとえば、混合部23と射出口部52とを互いに別体の部材を用いて形成し、これらの部材を互いに組み合わせてミキシングヘッド4を形成してもよい。この場合、背圧発生部材20を収容する射出口部52は、金型5の少なくとも一部の部材と単一の部材を用いて一体に形成されていてもよいし、金型5の各部材とは別体の部材を用いて形成され、金型5の各部材に取り付けられるようにしてもよい。
また、金型5を省略し、供給部27から反応射出成形装置1の外部(大気)に直接混合物を射出して成形体を形成してもよい。
また、予備混合ユニット14,15のいずれか一方を省略し、他方の予備混合ユニットを通過する原料にのみ、不活性流体を混合・溶解してもよい。
さらに、背圧発生部材20の貫通孔43は、少なくとも1つあればよく、その数は限定されない。また、背圧発生部材20を流れ方向Aに投影したときの各貫通孔43の形状は、円形状や多角形形状に限らず、たとえば、流れ方向Aと直交する方向に細長いスリットであってもよい。
また、上記では、第1成分としてイソシアネート成分、第2成分としてポリオール成分を例示したが、本発明では、2成分を反応させて得ることができる発泡成形体を成形する構成であれば、原料は限定されず、たとえば、ポリアミド樹脂発泡成形体、ジシクロペンタジエン樹脂発泡成形体、不飽和ポリエステル樹脂発泡成形体、アクリラメイト樹脂発泡成形体、エポキシ樹脂発泡成形体などを成形する構成であってもよい。
また、ミキシングヘッド4は、反応射出成形装置1に限らず、不活性流体が予備混合された原料を含む複数種類の原料を用いる他の成形装置に適用することができる。
実施例1
図1〜図4に示す反応射出成形装置と同様の構成を有する反応射出成形装置を用意した。この反応射出成形装置において、背圧発生部材の貫通孔の数は43、各貫通孔の断面積一定部の直径は1.2mmであった。また、射出口部の開口断面積100%に対する、背圧発生部材の各貫通孔の断面積一定部の開口断面積の総和の割合(開口率)は、24%であった。また、金型は、平板形状の成形体を形成するためのキャビティを有するものであった。
実施例2
背圧発生部材の各貫通孔の断面積一定部の直径を1.0mmとすることで、開口率を17%とした点以外は、実施例1と同様の構成にした。
ボイド評価実験1
実施例1,2のそれぞれについて、ポリオール成分およびイソシアネート成分の合計100重量部に対して、不活性流体を0.41重量部とする混合物を、金型に280g/sの射出量で射出した。これにより得られた成形体(マイクロセルラーポリウレタンフォーム)の表面に現れたボイドを観察した。
結果を図5(a)および図5(b)に示す。図5(a)および図5(b)に示すように、実施例1,2で得られた各成形体のいずれも、ボイドは成形体の表面の一部にのみ現れており、ボイドの発生を良好に抑制できることが実証された。
なお、貫通孔の数を7とし、各貫通孔の断面積一定部の直径を1.5mmとしたことにより開口率が6%である点以外は実施例1と同様の構成を有する実施例3と、貫通孔の数を7とし、各貫通孔の断面積一定部の直径を2.0mmとしたことにより開口率が11%である点以外は実施例1と同様の構成を有する実施例4のそれぞれについても、上記のボイド発生確認実験1と同様の実験を行った。
これらの実験結果により、貫通孔の断面積一定部の直径を1.0mmとし、200〜300g/sの混合物を射出口部から射出することが、成形体におけるボイドの発生を抑制するのに有効であることが実証された。
本発明の反応射出成形装置の一実施形態を示す概略構成図である。 ミキシングヘッドの概略構成を示す断面図である。 背圧発生部材の周辺の要部の拡大図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図であり、背圧発生部材を流れ方向の上流側から投影した状態を示している。 ボイド評価実験1において得られた成形体の表面を示す図であり、(a)は、実施例1から得られた成形体の表面を示しており、(b)は、実施例2から得られた成形体の表面を示している。
符号の説明
1 反応射出成形装置
4 ミキシングヘッド
5 金型
20 背圧発生部材(オリフィス部材)
23 混合部
29 ベント部
43 貫通孔
52 射出口部
100 供給ユニット(供給手段)
A 流れ方向

Claims (5)

  1. 不活性流体が予備混合された原料を含む複数種類の原料が混合される混合部と、
    前記混合部で混合された前記複数種類の原料の混合物を射出するための射出口部と、
    前記射出口部の一部を閉塞することにより、前記混合部内に背圧を発生させる背圧発生部材とを備えていることを特徴とする、ミキシングヘッド。
  2. 前記背圧発生部材は、前記射出口部における前記混合物の流れ方向に延びる多数の貫通孔が形成されたオリフィス部材を含んでいることを特徴とする、請求項1に記載のミキシングヘッド。
  3. 各前記貫通孔は、前記流れ方向における前記オリフィス部材の上流側端部から中間部に進むに従い、開口断面積が次第に小さくされていることを特徴とする、請求項2に記載のミキシングヘッド。
  4. 前記射出口部は、前記射出口部内の気体を排出するためのベント部を備え、
    前記ベント部は、前記背圧発生部材に対して、前記射出口部における前記混合物の流れ方向の下流側近傍にある気体を排出可能であることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載のミキシングヘッド。
  5. 不活性流体が予備混合された原料を含む複数種類の原料をそれぞれ独立して供給する供給手段と、
    請求項1ないし4のいずれかに記載のミキシングヘッドと、
    金型とを備え、
    前記供給手段は前記混合部に接続され、
    前記射出口部は前記金型に接続されていることを特徴とする、反応射出成形装置。
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