JP2009297838A - 動力工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 確実に先端工具を前方に付勢する動力工具の提供。
【解決手段】ハウジングに対して前後方向に移動可能な先端工具装着部と、モータにより前後方向を軸方向として正転方向・反転方向に回転駆動され、先端工具装着部の後方に配置されるクラッチドラム41と、該先端工具装着部と一体に前後動し、少なくとも先端工具装着部の前側への移動に応じてクラッチドラム41に対する接続が徐々に弱まり先端工具装着部の後側への移動に応じてクラッチドラム41に対する接続が徐々に強まるスプラインシャフト42と、クラッチドラム41に対してスプラインシャフト42を前方に付勢する付勢部材46と、を有し、クラッチドラム41には回転中心部分に付勢部材が配置される孔41aが規定され、付勢部材46は、コイルばね46Aとコイルばねの筒状内に収容されたブッシュ46Bとから構成される動力工具を提供する。
【選択図】図4

Description

本発明は動力工具に関し、特に先端工具の前後位置に応じて動作状態を変化させる動力工具に関する。
従来から動力工具においては、先端工具を被加工部材に当接させて動力工具のハウジングに対して後方に移動させることにより、先端工具にモータ等の駆動部からの動力を伝達する構成が公知となっている。
これらの動力工具においては、特許文献1及び特許文献2に示されるように、先端工具をバネで前方に付勢しており、この構成により先端工具が被加工部材に当接していない状態で先端工具への動力の伝達を遮断している。
特開2003−231066号公報 特許3676479号公報
上述のように、先端工具が前方に移動した状態で先端工具への動力伝達が遮断されるため、被加工部材から先端工具を離間させた後の先端工具の共回りを防止すべく、瞬時に先端工具が前方へ移動することが好ましい。先端工具の瞬時の移動を達成するためには、例えばバネ定数の大きなバネを用いることが例示される。
しかしながら、近年の小型化が進んだ動力工具では、バネを配置するスペースが限られるため、バネ定数の高い大型のバネを配置することは容易ではなかった。バネの線径を太くすれバネ定数を上げることはできるが、小さいバネの場合はバネを構成する鋼線の線径にも限度があった。よって本発明は、確実に先端工具を前方に付勢する動力工具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、ハウジングと、該ハウジングに保持される駆動部と、該ハウジングの前端側に配置され先端工具を装着可能であると共に該ハウジングに対して前後方向に移動可能な先端工具装着部と、該駆動部により該前後方向を軸方向として正転方向・反転方向に回転駆動され、該先端工具装着部の後方に配置される第一部材と、該先端工具装着部と一体に前後動し、少なくとも該先端工具装着部の前側への移動に応じて該第一部材に対する接続が徐々に弱まり若しくは解除され該先端工具装着部の後側への移動に応じて該第一部材に対する接続が徐々に強まり若しくは接続される第二部材と、該第一部材に対して該第二部材を前方に付勢する付勢部と、を有し、該第一部材には回転中心部分に該第二部材を収容可能な収容空間が形成され、該収容空間内には、該付勢部が配置される付勢部収容部が規定され、該付勢部は、コイルばねと該コイルばねの筒状内に収容されたゴム状弾性体とから構成される動力工具を提供する。
この様な構成によると、付勢部のバネ定数を高めることができる。またコイルばねは、一般にバネ定数が一定であり、ゴム状の弾性体はバネ定数が変位量の初期状態では小さいが変位量が大きくなるに応じて大きくなるため、コイルばねとゴム状弾性体との合成バネ定数は、少なくとも変位の初期でコイルばねのバネ定数と略同じバネ定数を採り、変位が大きくなるに従いそのバネ定数が大きくなる。よって先端工具を被加工部材に当接させた際に、当接の初期は過大な抵抗が無く先端工具を押し込むことができる。また先端工具を最も押し込んだ状態では、変位量が大きくなりバネ定数が大きくなっているため付勢部の付勢力が強まり、この状態から先端工具を被加工部材から離すと、先端工具が瞬時に前側に移動する。よって第一部材と第二部材との接続が瞬時に切断若しくは弱まり、先端工具に動力が伝達されることが抑制される。
また該ハウジングには、該第一部材を回転可能に支持する軸受が設けられ、該第一部材には該軸受に保持される被保持部が規定され、該被保持部には該付勢部収容部が形成されて該付勢部が配置されていることが好ましい。
この様な構成によると、余剰スペースに付勢部を配置することができ、動力工具をより小型化することができる。
また該第二部材は、該付勢部により付勢される被付勢面を有し、該被付勢面は該付勢部収容部内に配置されていることが好ましい。
この様な構成によると、付勢部が収容された付勢部収容部を略密閉した構成にすることができる。よって付勢部収容部から付勢部がはみ出すことがなく、常に安定して第二部材を付勢部で付勢することができる。
また該第一部材と該第二部材との間には、摩擦クラッチ機構が介在し、該摩擦クラッチ機構は、該第一部材と一体回転し駆動側接触面を備える駆動部材と、該第二部材と一体回転し該駆動側接触面と当接可能な従動側接触面を備える従動部材とを有し、該駆動部材と該従動部材とは、該第一部材が後方へ移動するに従って該駆動側接触面と該従動側接触面との接触圧が高められるように構成されていることが好ましい。
この様な構成によると、先端工具装着部が後方に移動するに従い、第一部材から第二部材へと伝達される駆動力を増加させることができる。よって先端工具を被加工部材に当接させる力に応じて先端工具に加えられる駆動力を増加させる構造を採ることができる。
また該ハウジングには、正転不能であって逆転のみを許容する共回防止機構が設けられ、該先端工具装着部は、前側に移動して該共回防止機構と係合し後側に移動して該共回り防止機構から係脱する係止部を備えていることが好ましい。
この様な構成によると、先端工具が被加工部材に当接していない状態で、先端工具が正転することが抑制される。よって先端工具が当接していない状態で駆動部から正転の駆動力を第二部材に伝達したとしても、先端工具が回転することが抑制され、所謂共回りが抑制される。
本発明の動力工具によれば、確実に先端工具を前方に付勢することができる。
以下、本発明の実施の形態について図1乃至図15に基づき説明する。図1に示されるねじ締め機1は、ハウジング2と、モータ3と、クラッチ部4と、先端工具装着部5とスプリングクラッチ機構6とから主に構成され、先端工具装着部5に先端工具であるビット10が装着されている。このねじ締め機1において、ビット10が取り付けられる位置を、前側とし、後述のハンドル21を後側として前後方向を規定する。
ハウジング2は、ねじ締め機1の外殻を成しており、その後端部分に把持部となるハンドル21を有している。ハンドル21にはトリガ21Aとスイッチ21Dが設けられており、トリガ21Aによりモータ3の駆動制御を行い、スイッチ21Dによりモータ3の回転方向(正転・反転)の制御を行っている。ハンドル21には図示せぬ外部電源に接続される電源コード21Bが設けられている。またハウジング2において、クラッチ部4の後端位置には、後述の付勢部46を受けるプレート22が設けられている。
駆動部であるモータ3はハウジング2内においてハンドル21の前側に設けられており、前後方向を軸方向とする出力軸部である回転軸部31を有している。回転軸部31は、ベアリング31Aでハウジング2に支持されており、その先端にピニオン32を有している。また回転軸部31の基端部分には同軸回転するファン33が固定されている。回転軸部31及び回転軸部31により回転駆動される部材において、ネジを締め込む方向の回転を正転と定義し、ネジを外す方向の回転を反転と定義する。
クラッチ部4は、図2に示されるように、第一部材であるクラッチドラム41と第二部材であるスプラインシャフト42と、駆動部材である10枚の第一クラッチプレート43と、従動部材である10枚の第二クラッチプレート44とワンウェイクラッチ45と付勢部46とから主に構成されている。クラッチドラム41は、前側に略筒状に構成されてスプラインシャフト42と第一クラッチプレート43及び第二クラッチプレート44とを収容する収容空間が形成された収容部41Dを備えており、最後端部分には、図1に示されるように後方へ向けて突出する被保持部41Eが規定されている。この筒状の収容部41Dの軸方向を回転軸方向として、ベアリング47Aに被保持部41Eが保持され、収容部41Dの先端部分が軸受47Bに保持されてクラッチドラム41がハウジング2に回転可能に支承されている。被保持部41Eには、図3及び図4に示されるように収容部41Dの収容空間と連通してクラッチドラム41の前後で貫通する付勢部収容部である孔41aが形成されている。
図1及び図3に示されるように、クラッチドラム41において、収容部41Dの後端に位置する部分の外周にはピニオン32と噛合するギア41Aが設けられており、収容部41Dの内部には、図2及び図3に示されるように、軸方向に延び半径方向内方に突出する複数の凸部41Bが周方向に渡って均等配置されている。収容部41Dの内部において、図1に示されるように凸部41Bの後端部分となる位置には、壁部41Cが規定されており、壁部41Cにワンウェイクラッチ45が装着されている。
付勢部46は、図4に示されるように孔41a内に配置され、鋼線が巻回されて構成されるコイルバネ46Aとコイルバネ46Aの筒状内部に配置されたゴム製のブッシュ46Bとから構成されており、プレート22とスプラインシャフト42との間に介されてスプラインシャフト42を前方へと付勢している。被保持部41E内は余剰スペースであるため、この位置に付勢部46を配置することにより、ねじ締め機1をより小型化することができる。コイルバネ46Aは変位量に依存しない一定のバネ定数を有している。ブッシュ46Bは、無負荷状態でコイルバネ46Aと略等しい長さであり、無負荷状態からの変位量が大きくなるに従いバネ定数が大きくなる特性を備えている。よってコイルバネ46Aとブッシュ46Bとが並列配置されて構成される付勢部46は、変位量が小さい状態では、コイルバネ46Aのバネ定数と略等しいバネ定数を採り、変位量が大きい状態では、コイルバネ46Aのバネ定数より過大なバネ定数を採る。
スプラインシャフト42は図4に示されるように最後端部に被付勢面42Bが規定され、図1に示されるように先端工具装着部5に同軸一体回転可能に固定されており、クラッチドラム41の筒部分の内部においてワンウェイクラッチ45により支持され、図4に示されるように被付勢面42Bが付勢部材46と当接して前側へと付勢されている。スプラインシャフト42の表面において、クラッチドラム41内に曝される箇所には、図2および図5に示されるように、軸方向に延びる複数の凸部42Aが周方向に渡って均等配置されている。
またスプラインシャフト42の後端面である被付勢面42Bは、図4に示されるように孔41a内に位置するように配置されている。よって孔41a内は、被保持部41Eの壁面と被付勢面42Bとプレート22とにより略密閉された状態になる。孔41a内には付勢部46が内蔵されるが、略密閉されることにより孔41a内から付勢部46がはみ出すことがなく、常に安定してスプラインシャフト42を付勢部46で付勢することができる。尚、スプラインシャフト42の孔41a内に入る箇所は、いずれも孔41aと干渉しない様に孔41aより小径に構成されている。
第一クラッチプレート43は、図6に示されるように、クラッチドラム41の凸部41Bと噛合する凹部43aが外周に形成され、スプラインシャフト42が貫通する孔43bが内部に形成され、第二クラッチプレート44と接触する駆動部側接触面を備えて板状に構成されている。図1に示されるように、凹部43aと凸部41Bとが噛合するように第一クラッチプレート43がクラッチドラム41の内部に整列して装着された状態で、第一クラッチプレート43はクラッチドラム41に対して軸方向への移動は許容されるが周方向への回転は制限される。また10枚の第一クラッチプレート43のうち、最後端に位置する第一クラッチプレート43は壁部41Cに当接可能である。
第二クラッチプレート44は、図7に示されるように、直径が凸部41Bと干渉しない程度の円板状で、第一クラッチプレート43と接触する従動部側接触面を備えて構成され、中央部分にスプラインシャフト42が貫通し凸部42Aと噛合する凹部44aが形成された孔44bが穿孔されている。凹部44aと凸部42Aとが噛合するように第二クラッチプレート44がスプラインシャフト42に装着された状態で、スプラインシャフト42に対して第二クラッチプレート44は、軸方向への移動は許容されるが周方向への回転は制限される。また10枚の第二クラッチプレート44のうち、最前端に位置する第二クラッチプレート44は、先端工具装着部5の後端部である後述の当接部51Aに当接可能である。
第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44とは、壁部41C位置から前側に向かって交互に並んで配置され第一クラッチを構成している。第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44とはそれぞれ軸方向(前後方向)への移動が許容されているため、最も前側に位置する第二クラッチプレート44が先端工具装着部5の後端部に当接して後方へと付勢されることにより第一クラッチプレート43及び第二クラッチプレート44も後方側(伝達位置)へと移動し、隣り合う第一クラッチプレート43の駆動部側接触面と第二クラッチプレート44の従動部側接触面との間に摩擦が発生する。この発生した摩擦により、クラッチドラム41とスプラインシャフト42とが第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44とを介して共回りして同軸に一体回転する。最も前側に位置する第二クラッチプレート44が後方へと付勢されない状態(遮断位置)では、隣り合う第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44との間の摩擦は発生しないか発生しても僅かである為、クラッチドラム41とスプラインシャフト42との第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44とを介しての一体回転は抑制される。またそれぞれ10枚の第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44との間の摩擦力により動力の伝達を行っている為、それぞれ一枚当たりに掛かる摩擦力等の応力が低減され、クラッチ部4の高寿命化を図っている。尚、最も後端の第一クラッチプレート43は第一クラッチプレート43と共回りする壁部41Cに当接し、最も前端の第二クラッチプレート44は第二クラッチプレート44と共回りする当接部51Aと当接する為、最も後端の第一クラッチプレート43と壁部41Cとの間、及び最も前端の第二クラッチプレート44と先端工具装着部5との間に摩擦が発生することは無い。これにより、壁部41Cを備えるクラッチドラム41及び先端工具装着部5の耐久性を高めることができる。
尚、スプラインシャフト42は、第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44とが第一軸受であるベアリング47Aと後述のスプリングクラッチ機構6との間に位置するようにベアリング47Aと後述のスプリングクラッチ機構6とに間接的に支持されている。よって摩擦が発生した際にスプラインシャフト42に負担がかかったとしても、スプラインシャフト42の両端が支持されている為、ひびりやぶれの発生は抑制される。
ワンウェイクラッチ45は、図1に示されるように壁部41Cに装着されてスプラインシャフト42の後端部を支持しており、クラッチドラム41が反転した際に第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44とは別系統でスプラインシャフト42に反転に係る動力を伝達し、クラッチドラム41が正転した際にはスプラインシャフト42に動力伝達不能に構成されている。第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44とにおいては、摩擦力が発生しない限り、クラッチドラム41からスプラインシャフト42に正転方向、反転方向の駆動力は伝達されない。しかしワンウェイクラッチ45は、反転方向においては常にクラッチドラム41からスプラインシャフト42へと駆動力を伝達している為、第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44との間に摩擦が発生しない場合においても先端工具装着部5を反転させることが可能になる。
クラッチドラム41と先端工具装着部5とを比較すると、回転軸と直交する方向の径がスプラインシャフト42に駆動力を伝達する駆動側であるクラッチドラム41が大径に構成されている。よってハウジング2において、先端工具装着部5側を細くすることができ、より狭い箇所における図示せぬネジの施工を可能にしている。また第一クラッチプレート43と一体回転するクラッチドラム41の慣性質量を大きくすることができる為、伝達位置において第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44との間に摩擦力が発生した際に、クラッチドラム41及びクラッチドラム41に接続されるモータ3の回転数の低下を抑制することができる。
また図1に示されるように、クラッチドラム41の第一クラッチプレート43及び第二クラッチプレート44を収容する収容部41Dの開口部分には、第一シール部材48が配置されている。第一シール部材48は、収容部41Dと後述のソケット51との間の隙間を埋め、収容部41D内部を密閉した状態に保っている。ソケット51は後述のスプリングクラッチ機構6で回転可能に支持されている為、ソケット51周辺には回転抵抗を減らす為のグリスが充填されている。このグリスが収容部41D内に侵入して第一クラッチプレート43及び第二クラッチプレート44に付着すると摩擦係数が変化し、第一クラッチプレート43及び第二クラッチプレート44を介してクラッチドラム41からスプラインシャフト42に好適に駆動力を伝達することができなくなる。よって第一シール部材48を配して収容部41D内にグリスが入ることを防止することにより、第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44との間の摩擦係数の変化を防止し、安定した作業を行うことが可能になる。
先端工具装着部5は、主にソケット51と掛止部52とから構成されている。ソケット51は、最前端にビット10が装着される装着孔51aが形成され、最後端でスプラインシャフト42に嵌合して接続されており、ハウジング2に設けられて第二軸受の役割を果たすスプリングクラッチ機構6で周方向に回転可能であると共に軸方向(前後方向)に移動可能に支持されている。ソケット51がスプラインシャフト42に嵌合して装着されていることにより、先端工具装着部5およびスプラインシャフト42に係る全長を短くすることができ、これによりねじ締め機1の全長を短くすることが可能になる。
掛止部52は、図1、図8に示されるようにソケット51の最後端であってスプラインシャフト42(図1)との接続箇所近傍位置に配置され、掛止部52の後端面部分には最前側の第二クラッチプレート44(図1)と当接可能な当接部51Aが規定されている。先端工具装着部5が後方位置に移動することにより当接部51Aが第二クラッチプレート44に当接して第二クラッチプレート44を第一クラッチプレート43に押し付ける。掛止部52の前面部分には、図8及び図9に示されるように、周方向で等間隔に配列された三対の掛止爪52Aが設けられており、掛止爪52Aはスプリングクラッチ機構6が掛止可能に構成されている。
また図1に示されるようにソケット51のスプリングクラッチ機構6前側位置にはソケット51周辺に充填されている図示せぬグリスの外部への流出を防止する第二シール部材53が設けられており、ソケット51及び第二シール部材53の周囲にはカバー54が設けられている。カバー54は着脱容易に構成されており、その先端部分からビット10の先端が僅かに露出するように構成されている。この状態において先端工具装着部5は前方位置に配置されている。
先端工具装着部5は、先端に装着されたビット10が図示せぬネジに当接する反力によって前方位置から後方位置へと後退することにより、第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44との間に摩擦を発生させている。しかし図示せぬネジが締め込まれて図示せぬ被加工部材に埋没した状態ではそれ以上ネジを締める必要がない為、カバー54の先端部分が図示せぬ被加工部材と当接してビット10へのネジからの反力を打ち消し、第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44との間の摩擦を低減してビット10への動力の伝達を遮断している。
スプリングクラッチ機構6は、図10に示されるように、装着部61と、係合部を構成する座部62及びスプリング部63とから構成されている。装着部61は軸受等に用いられるメタル素材から略筒状に構成されてソケット51を摺動可能に支持しており、図11に示されるように胴部61Aと、第一スプリング装着部61Bと、当接部61Cと、から主に構成されている。胴部61Aは、ハウジング2に圧入により固定されており、よって装着部61はハウジング2に対して回転不能に構成される。第一スプリング装着部61Bは、胴部61Aの後端側に配置されており、外形がスプリング部63を構成するスプリングの内径と略同じか僅かに大径に構成されている。また第一スプリング装着部61Bの胴部61Aとの境界位置には、周方向に一連の第一溝部61aが穿設されている。裁頭円錐部である当接部61Cは装着部61の最後端に位置しており、装着部61の最後端部分を裁頭円錐状に構成した際に画成されるテーパー面から構成されている。
座部62は、図12(a)、図12(b)に示されるように略筒状に構成され、第二スプリング装着部62Aと被掛止部62Bとを主に備えている。図12(a)に示されるように、第二スプリング装着部62Aは座部62の最前端に配置されており、第一スプリング装着部61Bと同様に、外形がスプリング部63を構成するスプリングの内径と略同じか僅かに大径に構成されている。また第二スプリング装着部62Aの最前端部において、略筒状の内周部分には、斜面62Cにより凹形状部分が画成されており、この凹形状部分にテーパー面である当接部61Cが挿入されて当接部61Cと斜面62Cとが当接可能になる。図12(a)、(b)に示されるように、被掛止部62Bは第二スプリング装着部62Aの後端に設けられたつば部の後面から突出して構成されており、図12(b)に示されるように座部62の周方向等間隔に三箇所配置されている。また第二スプリング装着部62Aと被掛止部62Bが設けられるつば部との境界位置には、周方向に一連の第二溝部62aが穿設されている。
図13に示されるように、スプリング部63は、鋼線を密に巻回して構成されており、その巻回方向が正転方向となるように構成されている。ここで正転方向とは、スプリング部63を第一スプリング装着部61B及び第二スプリング装着部62Aに嵌合した状態で第一スプリング装着部61Bから第二スプリング装着部62Aに向かう方向で正転する方向である。よって装着部61に対して座部62が正転した際に、第一スプリング装着部61B及び第二スプリング装着部62Aに嵌合したスプリング部63が正転方向に回転しその内径が小さくなる。内径が小さくなることにより第一スプリング装着部61B及び第二スプリング装着部62Aとスプリング部63との摩擦が増大し、座部62がスプリング部63を介して装着部61に対して正転することが不能になる。また逆に装着部61に対して座部62が反転方向に回転した場合は、スプリング部63の内径が拡開するため、座部62はスプリング部63で回転を妨げられることなく装着部61に対して反転することができる。
装着部61と座部62とにおいては、斜面62Cにより画成される凹形状部分に当接部61Cが挿入されることにより、相対的な軸ずれが生じ難くなる。装着部61と座部62とはスプリング部63のみで接続されているため軸ずれが生じやすいが、斜面62Cにより画成される凹形状部分に当接部61Cが挿入されることにより、斜面62Cと当接部61Cとの当接による調芯が行われ、装着部61と座部62とが同軸上で回転可能になる。よって従来のスプリングクラッチ機構に比べて、本件のスプリングクラッチ機構6は軸ずれが抑制されるため、より高速回転に対応することができる。尚、装着部61と座部62とはそれぞれメタル素材で構成されているため、斜面62Cと当接部61Cとが当接した際にも互いに好適に摺動することができ、それぞれ互いを支持する軸受として作用することができる。
また第一スプリング装着部61Bと第二スプリング装着部62Aとのそれぞれには第一溝部61aと第二溝部62aとがそれぞれ形成されているため、第一スプリング装着部61Bと第二スプリング装着部62Aとに嵌合するスプリング部63の一端と他端とはそれぞれ第一溝部61aと第二溝部62aとの内部に配置される。このような構成によってスプリング部63が第一スプリング装着部61B及び第二スプリング装着部62Aから外れ難くなり、特に装着部61に対して座部62が反転してスプリング部63の内径が拡開した際に装着部61に対して座部62が高速回転したとしても、スプリング部63が第一スプリング装着部61B及び第二スプリング装着部62Aから外れることが抑制される。
上記構成のねじ締め機1を使用してネジを施工する際には、ビット10を図示せぬネジの頭に合わせた状態で、ビット10を図示せぬネジに押し付け、トリガ21Aを引く。ビット10を押しつけることにより、先端工具装着部5及びスプラインシャフト42が付勢部46に抗ってハウジング2に対して後方へと移動する。先端工具装着部5及びスプラインシャフト42の後方への移動の初期においては付勢部46のバネ定数が小さいため、過大な抵抗が無く好適にねじ締め機1をねじに押し込むことができる。
ねじ締め機1をネジに押し付けることにより、図8に示されるように、スプリングクラッチ機構6に対して先端工具装着部5が後方位置へと移動してスプリングクラッチ機構6から掛止部52が外れるため、先端工具装着部5は正転・反転することができる。またビット10を押し付けた反力により、先端工具装着部5がクラッチドラム41側へと移動し、当接部51Aが第二クラッチプレート44に当接し、第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44との間に摩擦を発生させる。これによりクラッチドラム41とスプラインシャフト42とを共回り可能にし、モータ3からの正転方向の出力を先端工具装着部5及びビット10に伝達することができる。この時に、第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44との間の摩擦が徐々に大きくなる為、クラッチドラム41とスプラインシャフト42とが共回りし始める際に発生する衝撃を大幅に抑制し、騒音を低減することが可能となっている。またビット10への押し付け強さに応じて摩擦力が変化する為、使用者が押し付ける力を加減することにより、ビット10の回転を容易に制御することができる。
ネジの施工が終わった直後では、付勢部46が図15に示されるように最も縮んだ状態になっており、この状態における合成バネ定数は、コイルバネ46Aのバネ定数より大きくなっている。この状態で使用者がビット10を押しつける力を抜くと、付勢部46により、スプラインシャフト42及び先端工具装着部5が瞬時に前方へと移動し、当接部51Aと第二クラッチプレート44との当接が解消し、第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44との間の摩擦が小さくなり、モータ3からの出力がスプラインシャフト42及び先端工具装着部5に伝達されることが抑制される。また先端工具装着部5が瞬時に前方へと移動するため、瞬時に掛止部52がスプリングクラッチ機構6に係合し、先端工具装着部5の正転を防止することができる。よって使用者がビット10を押しつける力を抜くことによりビット10の正転が瞬時に停止するため、ビット10の空回りによりネジ山がつぶれることや、ネジの過度の締め付けを抑制することができる。
ネジを打ち間違えた際に図示せぬ被加工部材から図示せぬネジを外すときは、スイッチ21Dを反転側にして、モータ3を反転させる。この時に、図示せぬネジの頭が図示せぬ被加工部材から突出していれば、ビット10が図示せぬネジに当接した反力により先端工具装着部5が後方位置へと移動し、当接部51Aが第二クラッチプレート44に当接して第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44との間の摩擦が発生し、ビット10に反転方向の駆動力が伝達されて好適に図示せぬネジを外すことができる。
図示せぬネジの頭が図示せぬ被加工部材から突出していない場合(ネジが被加工部材に埋没している場合)はカバー54が邪魔になり、ビット10が図示せぬネジに当接したとしても充分な反力が得られず先端工具装着部5は前方位置に留まり、第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44との間に充分な摩擦が発生しない場合がある。この場合においては、第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44とを介してクラッチドラム41からスプラインシャフト42へと動力を伝達することができないが、反転方向の駆動力であるためワンウェイクラッチ45を介してクラッチドラム41からスプラインシャフト42へと動力を伝達することは可能になっている。
ビット10に充分な反力が得られない場合は、図14に示されるように、ソケット51及び掛止部52が後方位置へと移動しないため、被掛止部62Bが掛止爪52Aに掛止し、ソケット51及び掛止部52と座部62とが一体回転する構成を採る。この場合に、座部62は、装着部61に対して反転可能なため、スプリングクラッチ機構6がソケット51の反転を妨げることはない。よってモータ3を反転させた際にビット10にネジによる反力が得られない場合であっても、好適に図示せぬネジを外すことができる。
またビット10に反力が得られない状態、たとえばビット10に何も当接していない状態でトリガ21Aを引いた場合では、付勢部46に付勢されて先端工具装着部5が前方位置にあるため第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44との間に付勢力が働かず、第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44との間に過度の摩擦は発生しない。しかしこの状態においても第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44とが僅かに当接する場合があるため、この場合に第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44との間に摩擦力が発生してスプラインシャフト42や先端工具装着部5に回転力が伝達される。しかし上述のようにビット10に反力が得られない場合には付勢部46によりスプラインシャフト42を介して先端工具装着部5が前側に付勢されて掛止部52がスプリングクラッチ機構6に係合するため、先端工具装着部5が共回りすることが抑制される。尚、振動等により先端工具装着部5が後方に動いて掛止部52の掛止爪52Aがスプリングクラッチ機構6から外れることも想定されるが、付勢部46は上述のように変位量が大きくなるに従いバネ定数が大きくなるため、振動等により先端工具装着部5が後方へと動こうとしても、これを抑制し、確実に掛止部52とスプリングクラッチ機構6とが係合した状態を保って先端工具装着部5の共回りを抑制することができる。
本発明は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば付勢部46は、ハウジング2(プレート22)に対してスプラインシャフト42を前方に付勢したが、少なくともクラッチ部4が切れるように、即ち第一クラッチプレート43と第二クラッチプレート44とが離間するように、クラッチドラム41に対してスプラインシャフト42を前方へと付勢する構成を採ればよい。
またスプラインシャフト42が回転することにより、付勢部46とプレート22及び被付勢面42Bとの間に摩擦が発生することが想定されるが、スプラインシャフト42の回転に係るトルクに比べて摩擦力は小さいため、摩擦の発生について考慮する必要はない。仮に摩擦の発生について考慮するとするならば、付勢部46の両端にフッ素樹脂シートやメタル座金等の摺動部材を装着したり、孔41a内にグリスを充填したりして摩擦力を低減することなどが例示される。ブッシュ46Bはゴムに限らず、変位量の増加に伴いバネ定数が増加するゴム状の弾性体であるならば、特にその素材を限定しない。また本実施の形態ではねじ締め機について言及したが、これに限らず、先端工具を押し込んで動作させる構造を採る動力工具(例えばハンマーやインパクトドリル等)であるならば、本発明を適応することができる。
本発明の実施の形態に係るねじ締め機の断面図。 本発明の実施の形態に係るねじ締め機のクラッチドラムの分解斜視図。 本発明の実施の形態に係るねじ締め機のクラッチドラムの正面図。 本発明の実施の形態に係るねじ締め機の付勢部周辺の断面図(無負荷状態)。 本発明の実施の形態に係るねじ締め機のスプラインシャフトの断面図。 本発明の実施の形態に係るねじ締め機の第一クラッチプレートの正面図。 本発明の実施の形態に係るねじ締め機の第二クラッチプレートの正面図。 本発明の実施の形態に係るねじ締め機のスプリングクラッチ機構とソケット部分の断面図(負荷状態)。 図8のIX−IX線に沿った断面図。 本発明の実施の形態に係るねじ締め機のスプリングクラッチ機構の側面一部断面図。 本発明の実施の形態に係るねじ締め機のスプリングクラッチ機構の装着部の側面図。 本発明の実施の形態に係るねじ締め機のスプリングクラッチ機構の係合部の(a)側面一部断面図(b)底面図。 本発明の実施の形態に係るねじ締め機のスプリングクラッチ機構のスプリング部の側面図。 本発明の実施の形態に係るねじ締め機のスプリングクラッチ機構とソケット部分の断面図(無負荷状態)。 本発明の実施の形態に係るねじ締め機の付勢部周辺の断面図(負荷状態)。
符号の説明
1・・ねじ締め機 2・・ハウジング 3・・モータ 4・・クラッチ部
5・・先端工具装着部 6・・スプリングクラッチ機構 10・・ビット
21・・ハンドル 21A・・トリガ 21B・・電源コード 21D・・スイッチ
22・・プレート 31・・回転軸部 31A・・ベアリング 32・・ピニオン
33・・ファン 41・・クラッチドラム 41A・・ギア 41B・・凸部
41C・・壁部 41D・・収容部 41a・・孔 42・・スプラインシャフト
42A・・凸部 43・・第一クラッチプレート 43a・・凹部 43b・・孔
44・・第二クラッチプレート 44a・・凹部 44b・・孔
45・・ワンウェイクラッチ 46・・付勢部 46A・・コイルバネ
46B・・ブッシュ 47A・・ベアリング 47B・・軸受
48・・第一シール部材 51・・ソケット 51A・・当接部 51a・・装着孔
52・・掛止部 52A・・掛止爪 53・・第二シール部材 54・・カバー
61・・装着部 61A・・胴部 61B・・第一スプリング装着部 61C・・当接部
61a・・第一溝部 62・・座部 62A・・第二スプリング装着部
62B・・被掛止部 62C・・斜面 62a・・第二溝部 63・・スプリング部

Claims (5)

  1. ハウジングと、
    該ハウジングに保持される駆動部と、
    該ハウジングの前端側に配置され先端工具を装着可能であると共に該ハウジングに対して前後方向に移動可能な先端工具装着部と、
    該駆動部により該前後方向を軸方向として正転方向・反転方向に回転駆動され、該先端工具装着部の後方に配置される第一部材と、
    該先端工具装着部と一体に前後動し、少なくとも該先端工具装着部の前側への移動に応じて該第一部材に対する接続が徐々に弱まり若しくは解除され該先端工具装着部の後側への移動に応じて該第一部材に対する接続が徐々に強まり若しくは接続される第二部材と、
    該第一部材に対して該第二部材を前方に付勢する付勢部と、を有し、
    該第一部材には回転中心部分に該第二部材を収容可能な収容空間が形成され、
    該収容空間内には、該付勢部が配置される付勢部収容部が規定され、
    該付勢部は、コイルばねと該コイルばねの筒状内に収容されたゴム状弾性体とから構成されていることを特徴とする動力工具。
  2. 該ハウジングには、該第一部材を回転可能に支持する軸受が設けられ、
    該第一部材には該軸受に保持される被保持部が規定され、該被保持部には該付勢部収容部が形成されて該付勢部が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の動力工具。
  3. 該第二部材は、該付勢部により付勢される被付勢面を有し、
    該被付勢面は該付勢部収容部内に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の動力工具。
  4. 該第一部材と該第二部材との間には、摩擦クラッチ機構が介在し、
    該摩擦クラッチ機構は、該第一部材と一体回転し駆動側接触面を備える駆動部材と、該第二部材と一体回転し該駆動側接触面と当接可能な従動側接触面を備える従動部材とを有し、
    該駆動部材と該従動部材とは、該第一部材が後方へ移動するに従って該駆動側接触面と該従動側接触面との接触圧が高められるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載の動力工具。
  5. 該ハウジングには、正転不能であって逆転のみを許容する共回防止機構が設けられ、
    該先端工具装着部は、前側に移動して該共回防止機構と係合し後側に移動して該共回り防止機構から係脱する係止部を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一に記載の動力工具。
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