JP2009297519A - 可変の直径を有する外科用シール - Google Patents
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Abstract
【課題】様々に異なるサイズの外科用物体を、実質的にシールされた関係において収容し得、それによって、ガスが注入された作業スペースの完全性を維持するシールを提供すること。
【解決手段】外科用アクセスアセンブリであって、アクセス部材であって、該アクセス部材を長手方向に貫通して、外科用物体を取外し可能に受け入れるように構成された通路を画定する、アクセス部材と、シール部材であって、該シール部材に画定された内部チャンネルを含み、該シール部材を貫通するアパーチャを有し、該アパーチャが第1の直径を含む第1の状態と該アパーチャが該第1の直径よりも小さい第2の直径を含む第2の状態との間の移行に対して選択的に適合可能である、シール部材と、閉鎖部材であって、該シール部材の該直径を該第1の状態から該第2の状態へ移行させるように作動可能である、少なくとも1つの閉鎖部材とを備えている、外科用アクセスアセンブリ。
【選択図】図1
【解決手段】外科用アクセスアセンブリであって、アクセス部材であって、該アクセス部材を長手方向に貫通して、外科用物体を取外し可能に受け入れるように構成された通路を画定する、アクセス部材と、シール部材であって、該シール部材に画定された内部チャンネルを含み、該シール部材を貫通するアパーチャを有し、該アパーチャが第1の直径を含む第1の状態と該アパーチャが該第1の直径よりも小さい第2の直径を含む第2の状態との間の移行に対して選択的に適合可能である、シール部材と、閉鎖部材であって、該シール部材の該直径を該第1の状態から該第2の状態へ移行させるように作動可能である、少なくとも1つの閉鎖部材とを備えている、外科用アクセスアセンブリ。
【選択図】図1
Description
(関連出願の引用)
本出願は、2008年6月17日に出願された米国仮出願第61/073,177号への優先権の利益を請求し、該米国仮出願第61/073,177号の全内容が、参考として本明細書に援用される。
本出願は、2008年6月17日に出願された米国仮出願第61/073,177号への優先権の利益を請求し、該米国仮出願第61/073,177号の全内容が、参考として本明細書に援用される。
(1.技術分野)
本開示は、患者の組織の中に取外し可能に挿入可能である外科用アクセスアセンブリに関する。アクセスアセンブリはシールを含み、該シールは、外科用物体を受け入れ、該外科用物体と実質的に流体密のシールを形成するように適合される。
本開示は、患者の組織の中に取外し可能に挿入可能である外科用アクセスアセンブリに関する。アクセスアセンブリはシールを含み、該シールは、外科用物体を受け入れ、該外科用物体と実質的に流体密のシールを形成するように適合される。
(2.関連技術の背景)
多くの外科的処置はアクセスアセンブリ、例えばトロカールアセンブリおよびカニューレアセンブリによって実行される。これらのアセンブリは、患者の身体の中に経皮的に挿入される細いチューブまたはカニューレを組み込み、該細いチューブまたはカニューレを通して1つ以上の外科用物体が、処置の過程の間で導入かつ操作され得る。一般的に、かかる処置は、患者の腹部上で実行されるのでなければ、「内視鏡的」と称され、患者の腹部上で実行されるのであれば、処置は、「腹腔鏡的」と称される。本開示全体にわたって、用語「低侵襲性」は、内視鏡的処置と腹腔鏡検査的処置の両方を包含すると理解されるべきである。
多くの外科的処置はアクセスアセンブリ、例えばトロカールアセンブリおよびカニューレアセンブリによって実行される。これらのアセンブリは、患者の身体の中に経皮的に挿入される細いチューブまたはカニューレを組み込み、該細いチューブまたはカニューレを通して1つ以上の外科用物体が、処置の過程の間で導入かつ操作され得る。一般的に、かかる処置は、患者の腹部上で実行されるのでなければ、「内視鏡的」と称され、患者の腹部上で実行されるのであれば、処置は、「腹腔鏡的」と称される。本開示全体にわたって、用語「低侵襲性」は、内視鏡的処置と腹腔鏡検査的処置の両方を包含すると理解されるべきである。
一般的に、低侵襲性の処置の間、外科用物体を患者の身体の中に導入するに先立って、ガス注入用ガスが、標的外科部位を取り囲むエリアを大きくするために使用され、より大きな、よりアクセス可能な作業スペースを作成する。したがって、ガス注入用ガスの漏れおよび大きくされた作業スペースの収縮またはしぼみを低減するために、外科用物体の存在の下で、アクセスデバイスの中央開口部に沿った実質的に流体密のシールを維持することが望ましい。この目的のために、外科用アクセスデバイスは概して、外科用物体がそこを通って挿入されるシールを組み込む。
低侵襲性の処置の過程の間、臨床医は、様々なサイズの外科用物体、例えば外側周辺の寸法が変化する外科用物体を使用、交換することがしばしば必要である。シールの多くの変形例が当技術分野で公知であるが、様々に異なるサイズの外科用物体を、実質的にシールされた関係において収容し得、それによって、ガスが注入された作業スペースの完全性を維持するシールに対する必要性が引き続き存在する。
本開示の一局面において、外科用アクセスアセンブリが開示される。外科用アクセスアセンブリはアクセス部材を含み、該アクセス部材は、患者の組織に位置決めするような大きさとされ、かつ通路を画定し、該通路は、アクセス部材を長手方向に貫通し、外科用物体を取外し可能に受け入れるように構成される。外科用アクセスアセンブリはシール部材を備え、該シール部材は、その中に形成された内部チャンネルと、内部チャンネル内に少なくとも部分的に配置された少なくとも1つの閉鎖部材とを含む。代替の実施形態において、少なくとも1つの閉鎖部材は、シール部材の近位表面、周辺、または任意の他の適切な場所に形成された出口を通り、シール部材から延びる。シール部材はそこを貫通するアパーチャを有し、少なくとも1つの閉鎖部材の作動に際し、第1の状態と第2の状態との間で移行するように選択的に適合可能である。第1の状態において、アパーチャは、外科用物体の挿入を可能にする第1の直径を含み、第2の状態において、アパーチャは、外科用物体の外側寸法に実質的に近似する第2のより小さな直径を含み、その結果、実質的に流体密のシールが、外科用物体に対して形成される。
一実施形態において、シール部材は、性質が少なくとも半弾性である材料で形成され、その結果、シール部材のアパーチャは、第1の状態に向かって通常、付勢される。あるいは、またはさらに、シール部材のアパーチャは、少なくとも1つの付勢部材を組み込むことによって第1の状態に向かって付勢され得る。付勢部材は、内部チャンネル内に配置され得、かつ付勢部材を通る通路を画定し得、該通路は、少なくとも1つの閉鎖部材を受け入れるように構成される。一実施形態において、付勢部材は、ばねである。
外科用アクセスアセンブリは、その近位端に筐体を含み、該筐体からアクセス部材が遠位方向に延びる。筐体は、少なくとも1つの閉鎖部材の少なくとも一部分が、外科用アクセスアセンブリの外側に配置されるように、少なくとも1つの閉鎖部材が通り抜けることを可能にするように構成された少なくとも1つの開口部を含み得る。
外科用アクセスアセンブリは、取付け構造も含み、該取付け構造は、シール部材が第2の状態にあるとき、少なくとも1つの閉鎖部材を解放可能に固定するように構成される。
本開示の別の局面において、少なくとも1つの閉鎖部材は、テンションメカニズムに固定される。テンションメカニズムは選択的に作動可能のモータを含み、該モータに対して少なくとも1つの閉鎖部材が動作可能に固定される。モータは、スプール部材に動作可能に接続され得、該スプール部材は、少なくとも1つの閉鎖部材に固定され得る。モータは、複数の位置にわたってスプール部材を動かし、それによって、少なくとも1つの閉鎖部材をスプール部材の周りに巻き、かつ解くように適合され、その結果、少なくとも1つの閉鎖部材に適用されたテンションは高められ、かつ減らされ得る。
テンションメカニズムは、外科用アクセスアセンブリの筐体に動作可能に結合されたセンサを含み得る。センサは、外科用物体が外科用アクセスアセンブリの中に導入される際に、外科用物体の外側寸法、色、電気的インピーダンス、または磁気的インピーダンスを含むが、これらに限定されない外科用物体の少なくとも1つの属性を検出するように適合される。外科用物体の検出に応答して、センサは、第1の電気的信号を生成する。
本明細書に開示されたシールのこれらの特徴および他の特徴は、本開示の様々な実施形態の以下の詳細な記述から、当業者により容易に明らかとなる。
本発明は、さらに、以下の手段を提供する。
(項目1)
外科用アクセスアセンブリであって、
アクセス部材であって、該アクセス部材は、患者の組織に対して位置決めするような大きさとされ、該アクセス部材を長手方向に貫通して、外科用物体を取外し可能に受け入れるように構成された通路を画定する、アクセス部材と、
シール部材であって、該シール部材に画定された内部チャンネルを含み、該シール部材を貫通するアパーチャを有し、該アパーチャが第1の直径を含む第1の状態と該アパーチャが該第1の直径よりも小さい第2の直径を含む第2の状態との間の移行に対して選択的に適合可能である、シール部材と、
該内部チャンネル内に少なくとも部分的に配置された少なくとも1つの閉鎖部材であって、該閉鎖部材の作動に際して、該シール部材の該直径を該第1の状態から該第2の状態へ移行させるように作動可能である、少なくとも1つの閉鎖部材と
を備えている、外科用アクセスアセンブリ。
外科用アクセスアセンブリであって、
アクセス部材であって、該アクセス部材は、患者の組織に対して位置決めするような大きさとされ、該アクセス部材を長手方向に貫通して、外科用物体を取外し可能に受け入れるように構成された通路を画定する、アクセス部材と、
シール部材であって、該シール部材に画定された内部チャンネルを含み、該シール部材を貫通するアパーチャを有し、該アパーチャが第1の直径を含む第1の状態と該アパーチャが該第1の直径よりも小さい第2の直径を含む第2の状態との間の移行に対して選択的に適合可能である、シール部材と、
該内部チャンネル内に少なくとも部分的に配置された少なくとも1つの閉鎖部材であって、該閉鎖部材の作動に際して、該シール部材の該直径を該第1の状態から該第2の状態へ移行させるように作動可能である、少なくとも1つの閉鎖部材と
を備えている、外科用アクセスアセンブリ。
(項目2)
上記アパーチャは、上記シール部材が上記第1の状態にあり、外科用物体の挿入を可能にするとき、第1の横寸法を画定し、該アパーチャは、上記閉鎖部材が作動させられて、該シール部材を上記第2の状態に動かすとき、第2の横寸法を画定し、該第2の横寸法は、該外科用物体の外側寸法に実質的に近似し、その結果、該外科用物体に対して実質的に流体密のシールが形成される、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
上記アパーチャは、上記シール部材が上記第1の状態にあり、外科用物体の挿入を可能にするとき、第1の横寸法を画定し、該アパーチャは、上記閉鎖部材が作動させられて、該シール部材を上記第2の状態に動かすとき、第2の横寸法を画定し、該第2の横寸法は、該外科用物体の外側寸法に実質的に近似し、その結果、該外科用物体に対して実質的に流体密のシールが形成される、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目3)
上記シール部材は少なくとも半弾性である材料で形成され、その結果、該シール部材の上記アパーチャは、上記第1の状態に向かって通常、付勢されている、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
上記シール部材は少なくとも半弾性である材料で形成され、その結果、該シール部材の上記アパーチャは、上記第1の状態に向かって通常、付勢されている、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目4)
上記シール部材内に配置された少なくとも1つの付勢部材をさらに含み、該付勢部材は、該シール部材の該アパーチャを上記第1の状態に向かって通常、付勢するように適合されている、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
上記シール部材内に配置された少なくとも1つの付勢部材をさらに含み、該付勢部材は、該シール部材の該アパーチャを上記第1の状態に向かって通常、付勢するように適合されている、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目5)
上記少なくとも1つの付勢部材は、上記内部チャンネル内に配置されている、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
上記少なくとも1つの付勢部材は、上記内部チャンネル内に配置されている、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目6)
上記少なくとも1つの付勢部材は、該付勢部材の中を通り、上記少なくとも1つの閉鎖部材を受け入れるように構成された通路を画定する、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
上記少なくとも1つの付勢部材は、該付勢部材の中を通り、上記少なくとも1つの閉鎖部材を受け入れるように構成された通路を画定する、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目7)
上記付勢部材はバネである、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
上記付勢部材はバネである、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目8)
上記少なくとも1つの閉鎖部材は、上記シール部材に形成された出口を通って該シール部材から延びる、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
上記少なくとも1つの閉鎖部材は、上記シール部材に形成された出口を通って該シール部材から延びる、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目9)
上記出口は、上記シール部材の近位の表面に形成される、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
上記出口は、上記シール部材の近位の表面に形成される、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目10)
上記出口は、上記シール部材の周辺に形成される、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
上記出口は、上記シール部材の周辺に形成される、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目11)
その近位端に筐体をさらに含み、上記アクセス部材は、該筐体から遠位方向に延びる、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
その近位端に筐体をさらに含み、上記アクセス部材は、該筐体から遠位方向に延びる、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目12)
上記筐体は、上記少なくとも1つの閉鎖部材の少なくとも一部分が、上記外科用アクセスアセンブリの外側に配置されるように、該少なくとも1つの閉鎖部材が通り抜けることを可能にするように構成された少なくとも1つの開口部を含む、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
上記筐体は、上記少なくとも1つの閉鎖部材の少なくとも一部分が、上記外科用アクセスアセンブリの外側に配置されるように、該少なくとも1つの閉鎖部材が通り抜けることを可能にするように構成された少なくとも1つの開口部を含む、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目13)
上記シール部材が上記第2の状態にあるとき、上記少なくとも1つの閉鎖部材を解放可能に固定するように構成された取付け構造をさらに含む、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
上記シール部材が上記第2の状態にあるとき、上記少なくとも1つの閉鎖部材を解放可能に固定するように構成された取付け構造をさらに含む、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目14)
上記少なくとも1つの閉鎖部材は、テンションメカニズムに固定される、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
上記少なくとも1つの閉鎖部材は、テンションメカニズムに固定される、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目15)
上記テンションメカニズムは、上記少なくとも1つの閉鎖部材に動作可能に固定されたモータを含み、該モータは選択的に作動可能である、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
上記テンションメカニズムは、上記少なくとも1つの閉鎖部材に動作可能に固定されたモータを含み、該モータは選択的に作動可能である、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目16)
上記少なくとも1つの閉鎖部材は、上記モータに動作可能に接続されたスプール部材に固定され、該モータは、該スプール部材の位置を変え、それによって、該少なくとも1つの閉鎖部材を該スプール部材の周りに巻き、かつ解くように適合され、その結果、該少なくとも1つの閉鎖部材に適用されたテンションは高められ、かつ減らされ得る、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
上記少なくとも1つの閉鎖部材は、上記モータに動作可能に接続されたスプール部材に固定され、該モータは、該スプール部材の位置を変え、それによって、該少なくとも1つの閉鎖部材を該スプール部材の周りに巻き、かつ解くように適合され、その結果、該少なくとも1つの閉鎖部材に適用されたテンションは高められ、かつ減らされ得る、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目17)
上記テンションメカニズムは、上記筐体に動作可能に結合されたセンサを含み、該センサは、上記外科用物体が上記外科用アクセスアセンブリの中に導入される際に、該外科用物体の少なくとも1つの属性を検出し、それに応答して第1の電気的信号を生成し、上記閉鎖部材を作動させるように適合されている、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
上記テンションメカニズムは、上記筐体に動作可能に結合されたセンサを含み、該センサは、上記外科用物体が上記外科用アクセスアセンブリの中に導入される際に、該外科用物体の少なくとも1つの属性を検出し、それに応答して第1の電気的信号を生成し、上記閉鎖部材を作動させるように適合されている、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
(項目18)
上記外科用物体の上記少なくとも1つの属性は、外側寸法、色、電気的インピーダンス、および磁気的インピーダンスからなる群から選択される、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
上記外科用物体の上記少なくとも1つの属性は、外側寸法、色、電気的インピーダンス、および磁気的インピーダンスからなる群から選択される、上記項目のいずれか一項に記載の外科用アクセスアセンブリ。
(摘要)
患者の組織内に位置決めするような大きさとされた外科用アクセスアセンブリは、シール部材であって、閉鎖部材を受け入れるために該シール部材に画定された内部チャンネルを有する、シール部材と、アパーチャであって、シール部材を貫通し、外科用物体が外科用アクセスアセンブリの中に挿入される際、該外科用物体を取外し可能に受け入れるように構成された、アパーチャとを含む。閉鎖部材は、アパーチャが第1の直径を含む第1の状態からアパーチャが第2の直径を含む第2の状態へシール部材を移行させるように、選択的に作動可能である。第2の直径は、第1の直径よりも小さく、外科用物体の外側寸法に実質的に近似し、その結果外科用物体に対して実質的に流体密のシールが形成される。
患者の組織内に位置決めするような大きさとされた外科用アクセスアセンブリは、シール部材であって、閉鎖部材を受け入れるために該シール部材に画定された内部チャンネルを有する、シール部材と、アパーチャであって、シール部材を貫通し、外科用物体が外科用アクセスアセンブリの中に挿入される際、該外科用物体を取外し可能に受け入れるように構成された、アパーチャとを含む。閉鎖部材は、アパーチャが第1の直径を含む第1の状態からアパーチャが第2の直径を含む第2の状態へシール部材を移行させるように、選択的に作動可能である。第2の直径は、第1の直径よりも小さく、外科用物体の外側寸法に実質的に近似し、その結果外科用物体に対して実質的に流体密のシールが形成される。
本開示の様々な実施形態が、図面を参照して、本明細書の下に記述される。
図1は、本開示の原理に従ってシールが配置された外科用アクセスアセンブリの側面概略図である。
図2Aは、第1の状態で示され、かつシールに形成された内部チャンネル内に部分的に配置された閉鎖部材を含む図1のシールの上面概略図であり、閉鎖部材は、内部チャンネル内に固定された第1の端と、内部チャンネルから外に延びる第2の端とを含む。
図2Bは、図2Aのシールの側面断面図である。
図2Cは、図2Aのシールの代替の実施形態の上面斜視図である。
図3は、シールに外科用物体が挿入された第2の状態で示される図2Aのシールの上面斜視図である。
図4Aは、第1の状態で示され、かつ内部チャンネル内に配置された付勢部材を含む図2Aのシールの別の実施形態の上面概略図である。
図4Bは、図4Aのシールの側面断面図である。
図4Cは、第2の状態で示された図4Aのシールの上面概略図である。
図4Dは、図4Aのシールの別の実施形態の上面概略図であり、付勢部材は、内部チャンネルとシールを貫通するアパーチャとの間に配置されている。
図4Eは、図4Aのシールの代替の実施形態の上面概略図であり、付勢部材は、構成が実質的に管状である。
図4Fは、図4Eのシールの一実施形態の上面概略図であり、付勢部材は、内部チャンネルとシールの周辺との間に配置されている。
図5は、図2Aのシールのさらに別の実施形態の上面概略図であり、閉鎖部材の第1の端および第2の端は各々、シールから外に延びている。
図6は、図1の外科用アクセスアセンブリの代替の実施形態の側面概略図であり、テンションメカニズムをさらに含む。
図7は、図6の外科用アクセスアセンブリの側面概略図である。
(詳細な説明)
図面、および図面に続く記述において、同様な参照番号は、同様または同一の要素を特定し、当技術分野において従来のとおり、かつ公知であるとおり、用語「近位の」は、臨床医に最も近い装置の端を指し、一方、用語「遠位の」は、臨床医から最も遠い端を指す。さらに、本明細書における用語「外科用物体」の使用は、閉塞具、外科用ステープリングデバイスなどを含むがこれらに限定されない、外科的処置の過程の間に使用され得る任意の外科用物体または器具を含むものと理解されるべきである。
図面、および図面に続く記述において、同様な参照番号は、同様または同一の要素を特定し、当技術分野において従来のとおり、かつ公知であるとおり、用語「近位の」は、臨床医に最も近い装置の端を指し、一方、用語「遠位の」は、臨床医から最も遠い端を指す。さらに、本明細書における用語「外科用物体」の使用は、閉塞具、外科用ステープリングデバイスなどを含むがこれらに限定されない、外科的処置の過程の間に使用され得る任意の外科用物体または器具を含むものと理解されるべきである。
図1は、外科用アクセスアセンブリ10を示し、外科用アクセスアセンブリ10は、本開示の主題である。その近位端12において、外科用アクセスアセンブリ10は、シール部材100を収容するように構成された筐体14を含み、この意図された目的に対して適切な任意の構造であり得る。さらに、シール筐体14に関する情報は、Exlineらへの共有に係る米国特許第7,169,130号により取得され得、該米国特許第7,169,130号の全容は、参考として援用される。
アクセス部材16が筐体14から遠位方向に延び、アクセス部材16は、経皮的アクセスポイント18に対して位置決めするための大きさとされ、経皮的アクセスポイント18は、既存であるか、または臨床医によって作成され、患者の組織「T」に形成されている。アクセス部材16は通路20を画定し、通路20は、長手方向軸「A−A」に沿ってアクセス部材16を長手方向に貫通し、1つ以上の外科用物体(図示されず)を内部で受取るように構成される。アクセス部材16は、その遠位端24において開口部22を画定し、開口部22は、外科用物体(図示されず)が開口部22を通ることを可能にするような大きさとされ、それによって、外科用物体による患者の内部空洞への経皮的なアクセスを容易にする。
ここで、図2A〜図5を参照すると、シール部材100は、アパーチャ102を含み、アパーチャ102は、シール部材100を貫通し、外科用物体「I」(図3)を取外し可能に受け入れるような大きさとされ、その結果実質的に流体密のシールがその後外科用物体「I」に対して形成され得る。一実施形態において、シール部材100は、実質的にドーナツ型の構成(図2A〜図2Bおよび図3〜図5)を画定し得、一方、代替実施形態においては、シール部材100は、実質的に円錐状の構成(図2C)を画定し得、該実質的に円錐状の構成は、遠位方向に延び、それによって、シール部材100内に外科用物体「I」(図3)を挿入することを容易にする。
シール部材100は、その近位の表面106の下に形成された内部チャンネル104をさらに含む。チャンネル104は、閉鎖部材108(またはその一部分)を受け入れるように適合され、実質的にアパーチャ102の近くに配置される。チャンネル104は環状の構成を画定し、穴あけ、フライス削り、またはモールディングを含むが、これらに限定されない、任意の適切な方法によって、シール部材100の形成の間に作成され得るか、またはその後に作成され得る。
シール部材100は、例えば天然ゴム、合成ポリイソプレン、ブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴム、ポリブタジエン、スチレン−ブタジエンゴム、ニトリルゴム、水素化ニトリルゴム、クロロプレンゴム、エチレンプロピレンゴム、エチレンプロピレンジエンゴム、エピクロロヒドリンゴム、ポリアクリルゴム、シリコーンゴム、フルオロシリコーンゴム、フルオロエラストマー、ペルフルオロエラストマー、ポリエーテルブロックアミド、クロロスルホン化ポリエチレン、エチレン−ビニルアセテート、熱可塑性エラストマー、熱可塑性加硫剤、熱可塑性ポリウレタン、熱可塑性オレフィン、レシリン、エラスチン、およびポリスルフィドゴムのようなエラストマー材料を含むがこれらに限定されない任意の適切な生体適合性材料および変形可能材料で形成され得る。かかる材料からシール部材100を形成することにより、シール部材100は、第1の(付勢されていない)状態(図2A〜図2B)と第2の(拘束された)状態(図3)との間で可逆的に移行することが可能となる。第1の状態において、アパーチャ102は、軸「B−B」に沿って測定された第1の寸法「D1」を画定し、第1の寸法「D1」は、長手方向軸「A−A」に対して横である。外科用物体「I」は、ほとんど抵抗なくアパーチャ102の中に挿入され得るように、第1の寸法「D1」は、外科用物体「I」の外側寸法「D1」よりもかなり大きくされる。概して、ほぼ5mm〜ほぼ15mmの範囲内にある外側寸法を有する外科用物体「I」の使用が、通常であるが、外科用アクセスアセンブリ10(図1)と関連して実質的により大きい外科用物体およびより小さい外科用物体の使用は、本開示の範囲外ではない。
第2の状態において、アパーチャ102は、第2の横寸法「D2」を画定し、第2の横寸法「D2」は、外科用物体「I」に対して実質的に流体密のシールが形成されるように、外科用物体「I」の外径「D1」に実質的に近似し、それによって、外科用物体「I」がシール部材100を通して挿入されるとき、シール部材100を通るガス注入用ガスの漏れを低減する。変形可能材料でシール部材100を形成することにより、シール部材100、および結果としてアパーチャ102は、外科用物体「I」の挿入後、外科用物体「I」の寸法に実質的に従うことが可能となり、それによって、外科用物体「I」に対して形成された流体密のシールの質を高める。
シール部材100は、第1の状態に向かって通常は付勢されるように適合される。一実施形態において、これは、性質が少なくとも半弾性である材料のシール部材100を形成することによって達成される。あるいは、またはさらに、シール部材100の弾性は、1つ以上の付勢部材110を組み込むことによって達成または増大され得る。図4A〜図4Fに見られるように、付勢部材110は、その中を通る通路112を画定し、通路112は、閉鎖部材108を収容し得る。付勢部材110は、チャンネル104内に(図4A〜図4Cおよび図4E)、チャンネル104とアパーチャ102との間に(図4D)、またはチャンネル104とシール部材100の周辺(「P」)との間に(図4F)配置され得る。付勢部材110は、それに対して力が及ぼされた際とそれから力が除去された際それぞれの、通常の状態(図4A)と変形された状態(図4C)との間で弾性的に移行するように適合された任意の材料で形成され得る。付勢部材110は、図4A〜図4Dの実施形態において、ばね114として示されているが、例えば中空の管状構造(図4E〜図4F)のような付勢部材110のさらなる改作物も、本開示の範囲内である。
ここで図2Aおよび図5を参照して、閉鎖部材108は、第1の端118および第2の端120を有する細長い部材である。既に記述されたように、閉鎖部材108は、内部チャンネル104内に少なくとも部分的に配置され、第1の状態から第2の状態へのシール部材100の移行を容易にするように作用し、これに関しては、本明細書において下に論議される。閉鎖部材108は、例えば、ステンレス鋼、繊維、またはポリマーのような生体適合性材料で形成された縫合糸、結紮糸、ケーブルなどのような任意の細長い部材であり得る。
図2Aに見られるように、一実施形態において、閉鎖部材108の第1の端118は、チャンネル104内の1つ以上の場所122において、シール部材100内で固定され、一方、第2の端120は自由であり、チャンネル104を貫通し、第2の端と連通する出口124を通り、そしてシール部材100から離れる。図5に見られるように、代替実施形態において、閉鎖部材108の第1の端118および第2の端120は、各々自由であり、チャンネル104を貫通し、対応する出口124、124’を通ってシール部材100から離れ、閉鎖部材108の第1の端118および第2の端120は、互いと交差する。出口124、または出口124、124’は、近位の表面106またはその周辺「P」を含むが、これに限定されないシール部材100の任意の適切な表面に形成され得る。図1〜図5は、単一の閉鎖部材108だけを含むとしてシール部材100を示すが、1つ以上のさらなる閉鎖部材の組み込みは、本開示の範囲外ではない。
ここで、図1、図2A〜図2B、および図3を参照して、外科用アクセスアセンブリ10の使用および機能が論議される。最初に、標的の作業部位に、例えばCO2ガスのような適切な生体適合性ガスが注入され、その結果、患者内により大きな内部作業スペースが作成され得、それによって、内部の器官、空洞、組織、その他に対するより大きなアクセスが提供される。ガス注入は、当技術分野において従来のとおり、ガス注入針または同様なデバイスによって実行され得る。ガス注入に引き続き、アクセス部材16は、患者の組織「T」に形成された経皮的アクセスポイント18内に位置決めされ、経皮的アクセスポイント18は既存であり得るか、または当技術分野で公知であるように、閉塞具(図示されず)などを使用して臨床医によって作成され得る。次に、外科用物体「I」が、筐体14を通して外科用アクセスアセンブリ10に導入される。図1に見られるように、筐体14は開口部26を含み、開口部26は、閉鎖部材108が開口部26を通ることが可能となるように構成され、閉鎖部材108の一部分は、外科用アクセスアセンブリ10の外側に配置される。これによって、臨床医は、例えば、閉鎖部材108を把持して、外科用アクセスアセンブリ10から遠ざかるようにこれを引くことによって(例えば矢印「X」の方向に)、閉鎖部材108に力を及ぼすことによって、閉鎖部材108にテンションを与えることが可能となる。
閉鎖部材108へ任意の力を及ぼすに先立ち、シール部材100は、第1の状態(図2A〜図2B)にあり、外科用物体「I」(図3)は、比較的抵抗なく、アパーチャ102の中に自由に挿入され得、かつこの中を通り得る。しかしながら、閉鎖部材108がテンションの増加を経験すると、シール部材100は、第1の状態から第2の状態(図3)に移行し、第2の状態において、シール部材100は、外科用物体「I」に実質的に当接し、その結果、実質的に流体密のシールが外科用物体「I」に対して形成され、それによって、シール部材100を通るガス注入用ガスの漏れを防止する。シール部材100の第2の状態、したがって外科用物体「I」に対するシールは、閉鎖部材108を固定する際のテンションを持続させることによって維持され得る。テンションを持続させるために、閉鎖部材108は、例えば臨床医または別の当事者によって保持され得るか、または閉鎖部材108は、任意の適切な表面に固定され得る。一実施形態において、図1に見られるように、外科用アクセスアセンブリ10は、取付け構造28を含み、取付け構造28は、筐体14またはアクセス部材16を含むが、これらに限定されない外科用アクセスアセンブリ10の任意の適切な場所に配置され得る。取付け構造28は、例えば閉鎖部材108を取付け構造28の周りに結ぶことによって、閉鎖部材108と解放可能に係合するように適合され、かつ、この意図された目的に対して適切な任意の方法で構成され得る。
第1の状態から第2の状態へのシール部材100の移行に引き続き、外科的処置の残りが、外科用アクセスアセンブリ10によって実行され得る。その後、閉鎖部材108に置かれたテンションは、例えば、図1の実施形態において、取付け構造28から閉鎖部材108を解くことによって解放され得る。閉鎖部材108のテンションが解放されると、シール部材100は、少なくとも半弾性である材料をシール部材100の中に組み込むことによって作成される付勢、付勢部材110(図4A〜図4F)の影響、またはそれらの両方によってその第1の状態に戻る。この移行の間、アパーチャ102は拡大され、それによって、ほとんど抵抗なく外科用物体「I」がシール部材100から取り外されることを容易にする。外科用アクセスアセンブリ10が次に、患者の組織「T」のアクセスポイント18から取り外され得、アクセスポイント18が閉じられ得る。
ここで、図6を参照して、本開示の代替の局面において、外科用アクセスアセンブリ10は、テンションメカニズム200をさらに含み得る。テンションメカニズム200は、閉鎖部材108を手で引張ったりまたは引いたりする代わりに、第1の状態から第2の状態へのシール部材100の移行を容易にするために使用され得る。テンションメカニズム200は、スプール部材204に動作可能に接続されるモータ202を含む。
モータ202は、ケーブルまたはワイヤ208によって電源206に接続され、その結果、電気エネルギーがモータ202に通信され得、それによって、モータ202の選択的な作動を容易にする。モータ202は、電気的信号または電流を機械的出力に変換する意図された目的に対して適切な任意のメカニズムであり得る。一実施形態において、モータ202は、例えばスイッチ210のような「オン/オフ」メカニズムの使用によって臨床医によって作動させられ得る。しかしながら、図7に見られるように、別の実施形態において、モータ202の作動は、処理ユニット212によって制御される。この実施形態において、処理ユニット212は、例えば電気的信号の交換によって、モータ202および検知手段214と通信する。その色、電気的インピーダンス、磁気的インピーダンス、または外側寸法「D1」を含むが、これらに限定されない外科用物体「I」の1つ以上の属性に応答する1つ以上のセンサ214が、筐体14内に、または外科用アクセスアセンブリ10内の、またはこれに沿った任意の他の適切な場所に配置され得、センサ214は、外科用物体「I」が筐体14に導入される際に、外科用物体「I」の存在を検出するために使用され得る。外科用物体「I」を検出すると、センサ214は第1の電気的信号を生成し、該第1の電気的信号は、処理ユニット212に通信される。処理ユニット212は次に、論理回路(図示されず)の使用によって、第1の電気的信号を解釈し、第2の電気的信号を生成し、該第2の電気的信号は、モータ202に通信される。本明細書においてさらに詳細に下で論議されるように、第2の電気的信号は、モータ202の作動、および次の制御を引き起こし、それによって、閉鎖部材108に適用されるテンションを調節する。
図7の実施形態において、外科用アクセスアセンブリ10は、遅延メカニズム(図示されず)をさらに含み得、センサ214による外科用物体「I」の検出と次のモータ202の作動との間に特定の時間間隔を提供し得る。
モータ202は、シャフト216によってスプール部材204に接続され、その結果、スプール部材204は、モータ202の作動に際して、複数の位置にわたって動かされる。一実施形態において、図6に見られるように、モータ202は、矢印1および矢印2によってそれぞれ示される第1および第2の方向にシャフト216を回転させ、かつそれと対応して、スプール部材204を回転させるように適合される。スプール部材204は、閉鎖部材108をスプール部材204の周りに結ぶことまたは接着剤の使用を含むが、これらに限定されない任意の適切な手段によって、解放可能にまたは固定的に閉鎖部材108に取付けられる。したがって、例えば第1の方向(図6)にスプール部材が動かされると、閉鎖部材108がスプール部材204の周りに巻かれ、それによって閉鎖部材108のテンションを高め、第1の状態から第2の状態へのシール部材100の移行を容易にする。次に、または断続的に、閉鎖部材108は、例えばスプール部材204を反対方向にまたは第2の方向に回転させることによって、スプール部材204から解かれ得、それによって閉鎖部材のテンションを減らし得る。上に論議されたように、シール部材100は、第1の状態に向かって付勢され、したがって、閉鎖部材108のテンションを減らすことは、シール部材100が第1の状態に戻ることを容易にする。
ここで、図2A〜図2B、図3、および図6〜図7を参照すると、テンションメカニズム200と関連する外科用アクセスアセンブリ10の使用および機能が、低侵襲性処置の過程の間で論議される。図1、図2A〜図2B、および図3の実施形態に対して上に論議されたように、最初に、標的の作業部位にガスが注入され、アクセス部材16が、患者の組織「T」に形成された経皮的アクセスポイント18内に位置決めされ、外科用物体「I」が筐体14を通して外科用アクセスアセンブリ10に導入される。
テンションメカニズム200の作動に先立って、シール部材100は、第1の状態にあり、その結果、外科用物体「I」が、比較的抵抗なく、アパーチャ102の中に挿入され、かつこの中を通され得る。シール部材100を第1の状態から第2の状態へ移行させるために、臨床医は、テンションメカニズム200を作動させる。テンションメカニズム200の作動は、シール部材100の中への外科用物体「I」の挿入に先立つ、この後の、またはこれに付随する任意の適切なときに生じ得ることに留意されたい。
図6の実施形態に対して、テンションメカニズム200は、モータ202のスイッチ210と係合することによって、すなわち「オフ」位置から「オン」位置へスイッチ210を動かすことによって作動させられ得る。あるいは、図7に対して、モータ202は、検知手段214による外科用物体「I」の検出の後に自動的に作動させられ得る。
テンションメカニズム200の作動に際して、モータ202は、その複数の位置にわたってスプール部材204を動かし始め、それによって、スプール部材204の周りで閉鎖部材108を巻き、かつ解き、閉鎖部材のテンションを選択的に高め、かつ減らして、シール部材100を第2の状態(図3)へ移行させ、それによって、外科用物体「I」に対して実質的に流体密のシールを形成する。閉鎖部材108のテンションを選択的に増し、かつ減らす能力は、第2の状態にあるアパーチャ102の第2の横寸法を調節する対応する能力を臨床医に提供し、それによって、外科用アクセスアセンブリ10が大きさが変化する外科用器具の使用に対して順応することを可能にする。閉鎖部材108のテンション、したがって、シール部材100と外科用物体「I」との間に形成されたシールは、外科的処置の継続時間全体にわたって維持され得、かつ閉鎖部材108がスプール部材204から解かれるまで維持され得る。その後、閉鎖部材108のテンションが解放されると、シール部材100は、少なくとも半弾性である材料をシール部材100の中に組み込むことによって作成される付勢、付勢部材110(図4A〜図4F)の影響、またはそれらの両方によってその第1の状態に戻る。この移行の間、アパーチャ102は拡大され、それによって、ほとんど抵抗なく外科用物体「I」がシール部材100から取り外されることを容易にする。外科用アクセスアセンブリ10が次に、患者の組織「T」のアクセスポイント18から取り外され得、アクセスポイント18が閉じられ得る。
本開示の例示的な実施形態が、添付の図面を参照して本明細書に記述されたが、上の記述、開示、および図面は、限定するものとして解釈されるべきではなく、特定の実施形態の単なる例示として解釈されるべきである。したがって、本開示は、それらの正確な実施形態に限定されず、様々な他の変化および変更が、本開示の範囲または精神から逸脱することなく、当業者によってそれらの実施形態にもたらされ得ることは理解されるべきである。
10 外科用アクセスアセンブリ
14 筐体
16 アクセス部材
20 通路
22 開口部
100 シール部材
102 アパーチャ
104 内部チャンネル
108 閉鎖部材
14 筐体
16 アクセス部材
20 通路
22 開口部
100 シール部材
102 アパーチャ
104 内部チャンネル
108 閉鎖部材
Claims (18)
- 外科用アクセスアセンブリであって、
アクセス部材であって、該アクセス部材は、患者の組織に対して位置決めするような大きさとされ、該アクセス部材を長手方向に貫通して、外科用物体を取外し可能に受け入れるように構成された通路を画定する、アクセス部材と、
シール部材であって、該シール部材に画定された内部チャンネルを含み、該シール部材を貫通するアパーチャを有し、該アパーチャが第1の直径を含む第1の状態と該アパーチャが該第1の直径よりも小さい第2の直径を含む第2の状態との間の移行に対して選択的に適合可能である、シール部材と、
該内部チャンネル内に少なくとも部分的に配置された少なくとも1つの閉鎖部材であって、該閉鎖部材の作動に際して、該シール部材の該直径を該第1の状態から該第2の状態へ移行させるように作動可能である、少なくとも1つの閉鎖部材と
を備えている、外科用アクセスアセンブリ。 - 前記アパーチャは、前記シール部材が前記第1の状態にあり、外科用物体の挿入を可能にするとき、第1の横寸法を画定し、該アパーチャは、前記閉鎖部材が作動させられて、該シール部材を前記第2の状態に動かすとき、第2の横寸法を画定し、該第2の横寸法は、該外科用物体の外側寸法に実質的に近似し、その結果、該外科用物体に対して実質的に流体密のシールが形成される、請求項1に記載の外科用アクセスアセンブリ。
- 前記シール部材は少なくとも半弾性である材料で形成され、その結果、該シール部材の前記アパーチャは、前記第1の状態に向かって通常、付勢されている、請求項2に記載の外科用アクセスアセンブリ。
- 前記シール部材内に配置された少なくとも1つの付勢部材をさらに含み、該付勢部材は、該シール部材の該アパーチャを前記第1の状態に向かって通常、付勢するように適合されている、請求項1に記載の外科用アクセスアセンブリ。
- 前記少なくとも1つの付勢部材は、前記内部チャンネル内に配置されている、請求項4に記載の外科用アクセスアセンブリ。
- 前記少なくとも1つの付勢部材は、該付勢部材の中を通り、前記少なくとも1つの閉鎖部材を受け入れるように構成された通路を画定する、請求項5に記載の外科用アクセスアセンブリ。
- 前記付勢部材はバネである、請求項6に記載の外科用アクセスアセンブリ。
- 前記少なくとも1つの閉鎖部材は、前記シール部材に形成された出口を通って該シール部材から延びる、請求項1に記載の外科用アクセスアセンブリ。
- 前記出口は、前記シール部材の近位の表面に形成される、請求項8に記載の外科用アクセスアセンブリ。
- 前記出口は、前記シール部材の周辺に形成される、請求項8に記載の外科用アクセスアセンブリ。
- その近位端に筐体をさらに含み、前記アクセス部材は、該筐体から遠位方向に延びる、請求項8に記載の外科用アクセスアセンブリ。
- 前記筐体は、前記少なくとも1つの閉鎖部材の少なくとも一部分が、前記外科用アクセスアセンブリの外側に配置されるように、該少なくとも1つの閉鎖部材が通り抜けることを可能にするように構成された少なくとも1つの開口部を含む、請求項11に記載の外科用アクセスアセンブリ。
- 前記シール部材が前記第2の状態にあるとき、前記少なくとも1つの閉鎖部材を解放可能に固定するように構成された取付け構造をさらに含む、請求項12に記載の外科用アクセスアセンブリ。
- 前記少なくとも1つの閉鎖部材は、テンションメカニズムに固定される、請求項12に記載の外科用アクセスアセンブリ。
- 前記テンションメカニズムは、前記少なくとも1つの閉鎖部材に動作可能に固定されたモータを含み、該モータは選択的に作動可能である、請求項14に記載の外科用アクセスアセンブリ。
- 前記少なくとも1つの閉鎖部材は、前記モータに動作可能に接続されたスプール部材に固定され、該モータは、該スプール部材の位置を変え、それによって、該少なくとも1つの閉鎖部材を該スプール部材の周りに巻き、かつ解くように適合され、その結果、該少なくとも1つの閉鎖部材に適用されたテンションは高められ、かつ減らされ得る、請求項15に記載の外科用アクセスアセンブリ。
- 前記テンションメカニズムは、前記筐体に動作可能に結合されたセンサを含み、該センサは、前記外科用物体が前記外科用アクセスアセンブリの中に導入される際に、該外科用物体の少なくとも1つの属性を検出し、それに応答して第1の電気的信号を生成し、前記閉鎖部材を作動させるように適合されている、請求項16に記載の外科用アクセスアセンブリ。
- 前記外科用物体の前記少なくとも1つの属性は、外側寸法、色、電気的インピーダンス、および磁気的インピーダンスからなる群から選択される、請求項17に記載の外科用アクセスアセンブリ。
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