JP2009296816A - 給電装置 - Google Patents

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哲広 海発
Takeshi Maruyama
毅 丸山
Hiroki Kuroiwa
広樹 黒岩
Tomoyasu Sugiyama
友康 杉山
Wataru Suzuki
亘 鈴木
Akimasa Hoshino
晃正 星野
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Abstract

【課題】ブラシ押圧状態のトーションスプリングを仮止め状態に容易に復帰させる。
【解決手段】回転子のコンミテータ12Aにブラシ34を接触させて回転子に電流を供給する給電装置において、ブラシ34をコンミテータ12Aに向けて保持するブラシホルダの本体20側壁にトーションスプリング32の作用側端部32aが出入り可能なスリット23を後端側から先端側へ向けて設け、本体20の後端面におけるスリット23の片側に退避溝24を設け、ブラシ34後端面中央に平坦な押圧部35を設けるとともに、後端面とトーションスプリング用スリット23側の面と上面とが交差する角部に三次元の傾斜面をなす面取り部36を設ける。トーションスプリング32の作用側端部32aをブラシ34から退避溝24へ掛け替える際に、ブラシ34を後方に押すと、作用側端部32aは面取り部36の傾斜面に案内されて退避溝24に自動的に移行する。
【選択図】図4

Description

本発明は、モータや発電機等の回転電機に使用される給電装置に関し、特に、ブラシがトーションスプリングによってコンミテータに押し付けられる構造のものに関する。
従来のこの種の給電装置として、トーションスプリングによってブラシをコンミテータに向けて付勢する給電装置であって、モータの組立時等にモータのコンミテータとブラシとの接触を回避するため、トーションスプリングを仮止めしておくための係止部をブラシホルダの後端面に設けたものがある。例えば、特許文献1参照。
特開2000−333415号公報
ブラシホルダの後端面の上側にトーションスプリングを仮止めするための係止部が設けられた給電装置においては、トーションスプリングの端部を操作して係止部からブラシホルダのスリット内に落とす作業を実施することにより、ブラシをトーションスプリングによって押圧状態とする。
この給電装置においては、メンテナンス等でブラシとコンミテータとの押圧接触状態を解除することがあって、トーションスプリングを仮止め状態に復帰させるには、ブラシをトーションスプリングの付勢力(弾発力)に抗してコンミテータと反対側に引き寄せた状態で、トーションスプリングの端部を係止部に移動させる二つのアクション(操作または作業)が必要になるため、作業性がよくなかった。
本発明の目的は、ブラシ押圧状態のトーションスプリングを仮止め状態に容易に復帰させることができる給電装置を提供することにある。
前記した課題を解決するための手段のうち代表的なものは、次の通りである。
(1)回転子のコンミテータにブラシを接触させて回転子に電流を供給するための給電装置であって、
前記コンミテータに向けて前記ブラシを保持するブラシホルダと、
該ブラシホルダが設けられたブラシホルダステーと、
前記ブラシを前記コンミテータに向けて押圧付勢するための端部を有するトーションスプリングと、
前記ブラシホルダに近接して前記ブラシホルダステーに設けられたスプリング支持部と、を備え、
前記ブラシホルダにはその後端側から先端側へ向けて前記トーションスプリングの端部が出入り可能なスリットが設けられるとともに、前記ブラシホルダ後端面の前記スリット側には前記トーションスプリングの端部を退避可能な退避部が設けられ、
前記ブラシ後端面中央の前記スリットに対応する部位には平坦な押圧部が設けられるとともに、該押圧部より前記トーションスプリング側の少なくとも上下一方の端部に向けて前記ブラシの後端面と側面と上面または下面とに跨がる面取り部が設けられていることを特徴とする給電装置。
(2)前記退避部は前記トーションスプリングの端部を保持可能な溝から構成されていることを特徴とする(1)に記載の給電装置。
(3)前記ブラシホルダ後端面は、前記スリットの前記退避部側よりも反対側の方が前記ブラシ押圧方向に対して長く形成され、前記面取り部は前記ブラシホルダ後端面の前記退避部側に設けられていることを特徴とする(1)(2)に記載の給電装置。
前記の手段によれば、ブラシを押圧状態のトーションスプリングの作用側端部を、仮止め状態に容易に移行させることができる。
本実施形態において、本発明に係る給電装置は、車載用モータに使用されるものとして、図1および図2に示されているように構成されている。
このモータの給電装置10はブラシホルダステー(以下、ステーという。)11を備えている。ステー11は絶縁性を有する樹脂が使用されて、平面視が四隅に円弧部を有する正方形板形状に一体成形されている。ステー11は中央部に円形孔を開設されており、円形孔はモータの回転子に設けられるコンミテータ12Aを挿通するコンミテータ挿通部12を形成している。
ステー11の一端面(以下、上面とする。)にはプラス側ブラシホルダ13およびマイナス側ブラシホルダ14が、それぞれ垂直方向上向きに突設されている。両ブラシホルダ13、14は互いに周方向に90度の位相差をとって、それぞれコンミテータ挿通部12の中心の法線上に延在するように配されている。
プラス側ブラシホルダ13とマイナス側ブラシホルダ14とは同一形状に形成されて、コンミテータ挿通部12の法線を基準に対称形状にそれぞれ配置されているので、以下、構成は一方のプラス側ブラシホルダ13を代表にして、図3について説明する。
図3に示されているように、プラス側ブラシホルダ13は本体20を備えており、本体20は略正方形の筒形状に形成されている。本体20はステー11の上面に直角に立設されており、本体20は筒心をコンミテータ挿通部12の法線に一致するように配されている。
本体20の筒内径はブラシ収容室21を形成している。ブラシ収容室21は後記するブラシを筒心方向(以下、内外方向とする。)に摺動自在に嵌入されて保持し得る大きさに形成されている。また、ブラシ収容室21は内外両端面をそれぞれ開放している。
本体20はピグテール引出し用スリット22を天井壁に一体的に開設されており、ピグテール引出し用スリット22は内外方向に延在している。本体20はトーションスプリング用スリット23を片方の側壁に一体的に開設されており、トーションスプリング用スリット23は内外方向に延在している。
ピグテール引出し用スリット22およびトーションスプリング用スリット23はコンミテータ挿通部12側の壁を残した状態で外側端をそれぞれ開口している。
本体20のピグテール引出し用スリット22側の側壁後端面には、トーションスプリング32の作用側端部32aを係止可能な溝24が没設されている。この溝(以下、退避溝という。)24は、モータの組立時やメンテナンス時等にモータのコンミテータ12Aとブラシ34との接触を回避するために、トーションスプリング32の作用側端部32aを仮止めしておくことにより、トーションスプリング32の作用側端部32aを退避可能な退避部を構成している。
本体20の天井壁におけるピグテール引出し用スリット22を挟んでトーションスプリング用スリット23が設けられた側と、トーションスプリング用スリット23が設けられた側壁における退避溝24側とは、本体20の内外方向の寸法が短くされた段部25が設けられている。すなわち、本体20の後端面は、退避溝24が設けられた部分の天井壁と側壁とがブラシ34押圧方向に相対的に短く形成されている。
本体20のトーションスプリング用スリット23が開設された側壁の後端面は、退避溝24が没設された側(以下、第二側とする。)よりも退避溝24が没設されない側(以下、第一側とする。)の方がブラシ押圧方向に相対的に長く形成されている。
本体20のトーションスプリング用スリット23が開設された側壁における相対的に長い第二側には、ガイド26が設けられている。ガイド26はトーションスプリング用スリット23の第一側端面(上向き面)と一致している(面一になっている。)。
図1および図2に示されているように、ステー11の上面には、トーションスプリング支持部としてのトーションスプリング支持柱(以下、支持柱という。)30が一対、それぞれ直角に突設されている。両支持柱30、30は両ブラシホルダ13、14の側方の片脇に配置されている。両支持柱30、30は同一の円柱形状に形成されている。両支持柱30、30はトーションスプリング32を外側に装着してそれぞれ保持している。
トーションスプリング32は断面が円形の弾性線材をコイル形状にプレス加工されたブラシスプリングであり、一端部が作用側端部32aを構成し、他端部が反力側端部32bを構成する。
ステー11の上面には、一対のトーションスプリング係止柱(以下、係止柱という。)31、31がそれぞれ直角に突設されており、両係止柱31、31は一対の支持柱30、30に隣接した位置にそれぞれ配置されている。両係止柱31、31には各トーションスプリング32の反力側端部32bがそれぞれ係止されている。
ブラシホルダのブラシ収容室21には、コンミテータ12Aに摺接するブラシ34が内外方向に摺動自在に収納されている。ブラシ34はブラシ粒子が成形型によって突き固められて焼成された導電体である。ブラシ34は断面略正方形の棒形状に形成されており、ブラシ収容室21に対して若干小さめに相似している。すなわち、ブラシ収容室21とブラシ34との間には適度なクリアランスが確保されている。
図3に示されているように、ブラシ34後端面中央のトーションスプリング用スリット23に対応する部位には平坦な押圧部35が設けられているとともに、ブラシ34の後端面とトーションスプリング用スリット23側の面と後記するピグテール37側の面(上面)との3面が交差する角部には、面取り部36が面取り加工によって設けられている。
すなわち、図3(d)に想像線で示されているように、面取り部36の切り取られる部分は、ブラシ34の後端面と側面と上面との3面がそれぞれ夾角90度の頂部を形成する三角錐形状を形成し、当該三角錐の三角形底面はトーションスプリング用スリット23の退避溝24側である第二側(下向き面)に三次元に跨がっている。
モータが組み立てられた後においては、ブラシ34後端面の押圧部35にはトーションスプリング32の作用側端部32aが係止され、トーションスプリング32の反力側端部32bは係止柱31に係止される。トーションスプリング32は反力側端部32bにおいて係止柱31に反力を取って、作用側端部32aにおいてブラシ34に弾発力を付勢することにより、ブラシ34の反対側端面(径方向内側端面)をコンミテータ12Aに押し付ける。
ブラシ34の上面にはピグテール37の一端が外側端面付近に配線されている。すなわち、ピグテール37は一端部をブラシ34の内部に埋め込まれて電気的に配線されており、ピグテール37の配置は、ブラシ34の外側端面に最も近い位置であって、ブラシ34の内部に埋め込まれた先端が面取り部36から露出しない位置に設定されている。つまり、ピグテール37は面取り部36に干渉しない範囲内で、ブラシ34の有効長を最も確保することができる位置に配線されている。
ピグテール37の他端はピグテール引出し用スリット22を挿通されて、ブラシ収容室21の外部に引き出され、給電装置10のノイズ吸収素子としてのチョークコイル40の端部にスポット溶着等で電気的に接続されている。
なお、符号50は、給電装置10に外部から電流を供給するための給電端子であって、
チョークコイル40と電気的に接続されている。
次に、以上の構成に係るモータの分解時におけるブラシホルダおよびトーションスプリングの作用および効果を、図4に即して説明する。
図4(a)はコンミテータ12Aをコンミテータ挿通部12内に位置させてブラシ34をコンミテータ12Aに押圧させている時を示している。
この時には、ブラシ34後端面の押圧部35にはトーションスプリング32の作用側端部32aが係止され、トーションスプリング32の反力側端部32bは係止柱31に係止されているので、トーションスプリング32は反力側端部32bにおいて係止柱31に反力を取って、作用側端部32aにおいてブラシ34に弾発力を付勢することにより、ブラシ34の反対側端面(径方向内側端面)をコンミテータ12Aに押し付けている。
図4(b)はメンテナンス等でトーションスプリングを仮止め状態に復帰させる時を示している。
ブラシ34を押し戻すように治具38等によりブラシ34の内側端面を押すと、ブラシ34がブラシ収容室21内を外側方向に治具38の押し戻し力F1によって押し戻される。ブラシ34の後退に伴って、トーションスプリング32の作用側端部32aはトーションスプリング用スリット23内を移動しガイド26に達し、ブラシ34のさらなる後退に伴って、作用側端部32aはブラシ34の押圧部35から面取り部36に移動し、面取り部36の傾斜面(三次元)とトーションスプリング32の弾発力F2との力関係によって面取り部36に倣って上方に押し上げられ、段部25に向けて導かれる。
図4(c)はトーションスプリングが仮止め状態に復帰した時を示している。
この時には、トーションスプリング32の作用側端部32aは退避溝24に仮止めされている。すなわち、トーションスプリング32の作用側端部32aがブラシ34の押圧部35から段部25を介して退避されることにより、トーションスプリング32はブラシ34を押圧方向に付勢しない状態になっている。
また、ブラシ34はブラシ収容室21の内側方向への飛び出しは、ピグテール37のフォーミング(癖付け)によって防止されている。
次に、メンテナンス後等のモータ組立時におけるトーションスプリング32の押圧状態への移行作業を、図5に即して説明する。
図5(a)はブラシをコンミテータに押圧させる前を示している。
この時には、トーションスプリング32の作用側端部32aは退避溝24に仮止めされている。すなわち、トーションスプリング32の作用側端部32aがブラシ34の押圧部35から退避されることにより、トーションスプリング32はブラシ34を押圧方向に付勢しない状態になっている。
図5(b)はコンミテータ12Aをコンミテータ挿通部12内に位置させてブラシ34をコンミテータ12Aに押圧させる時を示している。
この時に、トーションスプリング32の作用側端部32aが本体20の天井壁側から押されることにより、退避溝24からブラシ34の押圧部35に掛け替えられる。
すなわち、トーションスプリング32の作用側端部32aが本体20の天井壁側から押されると、作用側端部32aは退避溝24から外れて、トーションスプリング用スリット23の後端開口に落ち込み、ブラシ34の押圧部35に係止する。
例えば、トーションスプリング32の作用側端部32aが本体20の天井壁側から強く押されても、トーションスプリング32の作用側端部32aはトーションスプリング用スリット23の下側の側壁を延長されたガイド26によってブラシ34の押圧部35に導かれて係止する。
つまり、本実施の形態によれば、ブラシ34をコンミテータ12Aに押圧させる際に、トーションスプリング32の作用側端部32aを、仮止めのための退避溝24からブラシ34の押圧部35へ確実に掛け替えることができる。
これに対して、図5(c)に示されているように、本体20の後端面に段部が設けられていない場合には、例えば、トーションスプリング32の作用側端部32aが本体20の天井壁側から強く押されると、作用側端部32aがうまくトーションスプリング用スリット23内に入らずに、その開口縁を越えて本体20の後端面の反対側に到達してしまうために、トーションスプリング32の作用側端部32aをブラシ34の押圧部35に係止させることができなくなることがある。
前記実施の形態によれば、次の効果が得られる。
(1)ブラシの後端面とトーションスプリング用スリット側側面と上面とが交差する角部を三角錐形状に面取り加工して三次元の傾斜面をなす面取り部を設けることにより、メンテナンス時等にブラシの飛び出しを防止するためのスプリングをブラシの内側端面に押圧することにより、トーションスプリングの作用側端部を退避溝に自動的に掛け替えることができる。
(2)メンテナンス等に際して、トーションスプリングの作用側端部を退避溝に自動的に掛け替えることができるので、ブラシをトーションスプリングの付勢力に抗して外側方向に引き寄せた状態でトーションスプリングの端部を退避部に移動させる二つのアクション(操作または作業)が必要な従来の作業方法に比較して、作業性を向上させることができる。
(3)ブラシホルダ後端面にトーションスプリングの作用側端部を係止する退避部を設けることにより、メンテナンス時等においてトーションスプリングの作用側端部を確実に退避させておくことができる。
(4)退避部を退避溝によって構成することにより、トーションスプリングの作用側端部を確実に退避させておくことができるばかりでなく、トーションスプリングの作用側端部の不慮の移動を防止することができるとともに、ブラシホルダの後端面やトーションスプリングの作用側端部が出っ張るのを抑制することができ、しかも、退避部をブラシホルダと一体的に成形することができる。
(5)ブラシホルダ後端面をトーションスプリング用スリットの退避溝側よりも反対側の方がブラシ押圧方向に対して長くしてガイドを形成することにより、例えば、トーションスプリングの作用側端部がブラシホルダの天井壁側から強く押されても、トーションスプリングの作用側端部をガイドによってブラシの押圧部に導いて係止させることができるので、ブラシをコンミテータに押圧させる際に、トーションスプリングの作用側端部を、仮止めのための退避溝からブラシの押圧部へ確実に掛け替えることができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。
例えば、退避部は溝形状によって構成するに限らず、トーションスプリングの作用側端部を係止可能な平坦面または突起等によって構成してもよい。
なお、ブラシホルダ後端面のガイドは、トーションスプリングの仮止め状態を確実に解除するために構成される部位であるため、本発明の請求項1記載の発明においては必須な構成ではなく省略することもできる。
本発明の一実施の形態である給電装置を示す平面図である。 その右側面図である。 (a)は図1のa−a線に沿う断面図、(b)は(a)の右側面図、(c)は(a)の平面図、(d)は分解斜視図である。 押圧状態から仮止め状態への作用を説明するためのブラシホルダの各一部省略断面図であり、(a)はブラシがコンミテータに押圧されている時を示しており、(b)はトーションスプリングが仮止め状態に復帰される時を示しており、(c)はトーションスプリングが仮止め状態に復帰した時を示している。 仮止め状態から押圧状態への作用を説明するためのブラシホルダの各一部省略断面図であり、(a)はブラシをコンミテータに押圧させる前を示しており、(b)はブラシをコンミテータに押圧させる時を示しており、(c)は比較例を示している。
符号の説明
10…給電装置、11…ブラシホルダステー、12…コンミテータ挿通部、13…プラス側ブラシホルダ、14…マイナス側ブラシホルダ、
12A…コンミテータ、
20…本体、21…ブラシ収容室、22…ピグテール引出し用スリット、23…トーションスプリング用スリット、24…退避溝(退避部)、25…段部、26…ガイド、
30…トーションスプリング支持柱、31…トーションスプリング係止柱、
32…トーションスプリング、32a…作用側端部、32b…反力側端部、
34…ブラシ、35…押圧部、36…面取り部、37…ピグテール、38…治具、40…チョークコイル、50…給電端子。

Claims (3)

  1. 回転子のコンミテータにブラシを接触させて回転子に電流を供給するための給電装置であって、
    前記コンミテータに向けて前記ブラシを保持するブラシホルダと、
    該ブラシホルダが設けられたブラシホルダステーと、
    前記ブラシを前記コンミテータに向けて押圧付勢するための端部を有するトーションスプリングと、
    前記ブラシホルダに近接して前記ブラシホルダステーに設けられたスプリング支持部と、を備え、
    前記ブラシホルダにはその後端側から先端側へ向けて前記トーションスプリングの端部が出入り可能なスリットが設けられるとともに、前記ブラシホルダ後端面の前記スリット側には前記トーションスプリングの端部を退避可能な退避部が設けられ、
    前記ブラシ後端面中央の前記スリットに対応する部位には平坦な押圧部が設けられるとともに、該押圧部より前記トーションスプリング側の少なくとも上下一方の端部に向けて前記ブラシの後端面と側面と上面または下面とに跨がる面取り部が設けられていることを特徴とする給電装置。
  2. 前記退避部は前記トーションスプリングの端部を保持可能な溝から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の給電装置。
  3. 前記ブラシホルダ後端面は、前記スリットの前記退避部側よりも反対側の方が前記ブラシ押圧方向に対して長く形成され、前記面取り部は前記ブラシホルダ後端面の前記退避部側に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の給電装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102624134A (zh) * 2011-01-31 2012-08-01 阿斯莫有限公司 马达
US11664701B2 (en) 2018-11-22 2023-05-30 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Motor and brush housing part
JP7520460B2 (ja) 2020-11-25 2024-07-23 株式会社ティラド ブラシモータ

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