JP2007059072A - 端子台及びこの端子台を備える照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 無機絶縁体は焼結工程で発生する収縮率が大きく、ねじれやひけが発生し易いので寸法精度が出しにくく、大量生産することは困難であった。
【解決手段】 電線を接続する導電部23とこの導電部23を収納する導電部収納部24と外周部に位置決め凹部25を有する有機絶縁体の固定モジュール19と、一つの面が開口する開口部を有し、前記固定モジュール19の位置決め凹部25が当接してガイドする位置決め凸部20を備えるとともに前記固定モジュール19を収納する略箱形状の無機絶縁体の端子台本体13と、前記端子台本体13の開口部に当接して固定モジュール19の周囲を覆う無機絶縁体の端子台カバー14とを備え、固定モジュール19の外郭を無機絶縁体で成形された端子台本体13及び端子台カバー14で覆うことにより耐火性の優れる端子台12を得ることができるとともに、導電部収納部24に精度良く導電部23を収納することができる。
【選択図】 図3
【解決手段】 電線を接続する導電部23とこの導電部23を収納する導電部収納部24と外周部に位置決め凹部25を有する有機絶縁体の固定モジュール19と、一つの面が開口する開口部を有し、前記固定モジュール19の位置決め凹部25が当接してガイドする位置決め凸部20を備えるとともに前記固定モジュール19を収納する略箱形状の無機絶縁体の端子台本体13と、前記端子台本体13の開口部に当接して固定モジュール19の周囲を覆う無機絶縁体の端子台カバー14とを備え、固定モジュール19の外郭を無機絶縁体で成形された端子台本体13及び端子台カバー14で覆うことにより耐火性の優れる端子台12を得ることができるとともに、導電部収納部24に精度良く導電部23を収納することができる。
【選択図】 図3
Description
この発明は、無機絶縁体によって耐火性を向上する端子台に関するものである。
無機絶縁体は有機絶縁性の保護体内に配設され、充電部よりも長い平板状に形成されて充電部の部分放電による保護体の絶縁破壊を防止しており、無機絶縁体を平板状にすることによって寸法安定性がよく、組み立て容易になるとともに小型化でき、さらに無機絶縁体を充電部よりも長くすることにより絶縁劣化が起こってもアークの発生を防ぐことができ発火のおそれを防止するものが例えば特許文献1に開示されている。
従来の端子台は、電線を接続する充電部を収容する有機絶縁性の保護体内に無機絶縁体を備えて、絶縁劣化が起こっても充電部間のアークの発生を防ぎ発火の恐れを防止するように構成されている。
しかしながら、無機絶縁体を有機絶縁性の保護体で覆っているため、火災が発生したときなど照明器具の周囲に炎があるとき端子台の有機絶縁性の保護体が直接この炎にさらされる恐れがあった。
また、有機絶縁性の保護体を用いずに無機絶縁体を用いて端子台を構成して耐火性の優れた端子台を得ることが考えられるが、無機絶縁体は焼結工程で発生する収縮率が大きく、ねじれやひけが発生し易いので寸法精度が出しにくく、大量生産することは困難であった。
電線を接続する導電部と、この導電部を収納する収納部を有する有機絶縁体の固定モジュールと、一つの面が開口する開口部を有し、前記固定モジュールが当接してガイドされるガイド部を備えるとともに前記固定モジュールを収納する略箱形状の無機絶縁体の端子台本体と、前記端子台本体の略箱形状の枠部に当接して固定モジュールの周囲を覆う無機絶縁体の端子台カバーとを備える。
無機絶縁体で成形された端子台本体及び端子台カバーで固定モジュールの外郭が覆われるので耐火性の優れる端子台を得ることができるとともに、有機絶縁体で成形された固定モジュールに精度良く導電体を収納することができる。
実施の形態1.
図1は本実施の形態1を示す照明器具であり、図1の照明器具について説明をする。
図1は本実施の形態1を示す照明器具であり、図1の照明器具について説明をする。
照明器具1は、照明器具本体2と、照明器具本体2に取り付けられランプ3(図示しない)を固定するランプソケット4(図示しない)と、ランプ3の光を反射する反射板5と、この反射板5の外周部備えられ天井などに固定する取付バネ6と、前記ランプソケット4と電線で接続され、前記ランプソケット4を介して前記ランプ3に電力を供給する点灯装置7と、外部から電力を供給する電源線8、前記点灯装置7に接続され前記点灯装置7に電力を供給する電力線9及びアース接地するアース線10(図示しない)を挿入する電線挿入孔11を有し前記照明器具本体2の外郭部に取り付けられる端子台12とを備えている。
次に図2、図3の端子台について説明をする。
図2は本実施の形態1を示す端子台であり、図2(a)は電源線などを挿入する端子台の挿入面、図2(b)は端子台の側面図、図2(c)は端子台を照明器具に取り付ける端子台の取り付け面、図2(d)は図2(a)のA−A断面図、図3はこの端子台の分解図である。
図2は本実施の形態1を示す端子台であり、図2(a)は電源線などを挿入する端子台の挿入面、図2(b)は端子台の側面図、図2(c)は端子台を照明器具に取り付ける端子台の取り付け面、図2(d)は図2(a)のA−A断面図、図3はこの端子台の分解図である。
端子台12の外郭部は、磁器(例えばセラミック)、陶器などの無機絶縁体の端子台本体13と端子台カバー14からなり、端子台カバー14がネジ15などで端子台本体13に取り付けられている。
端子台本体13は、底面16に電源線8などの電線挿入孔7を備えるとともに中央近傍からリブ17が突出しており、底面16の周縁部から前記リブ17の突出方向と同じ方向に立設する側面18とを備え、底面16に対してリブ17の突出方向は開口している。
前記端子台本体13の側面18には固定モジュール19の位置決めをする位置決め凸部20を備え、開口面にアース接地するためのネジを固定する四角ナット21を収納する四角ナット収納部22を備えている。
固定モジュール19は、プラスチック(例えばポリプロピレン、ABS樹脂)などの有機絶縁体で構成され、電源線8、電力線9及びアース線10を係止するとともに導電する導電部23を収納する導電部収納部24を備えている。また、固定モジュール19の外周部には、前記端子台本体13の位置決め凸部20に接触する位置決め凹部25と、前記端子台本体13のリブ7に接触して収納するリブ収納部26を備えている。
導電部23は、アース接地するためのアース線10を接続するアース端子板27と、電源線8及び電力線9を接続する導電板28と、電源線8をバネ部29の押圧で係止する電源バネ30と、電源バネ30の押圧を解除して係止された電源線8を取り外すための解除ボタン31とを備えている。
アース端子板27は導電性の板からなり、端部が切り起こされるアース線接触片32aと端部と他方の端部との間に切り起こされる他のアース線接触片32bとを有し、アース線接触片32aと他のアース線接触片32bとの間にハの字状に2箇所切り起こされるとともにバネ性を有するアース線接触バネ33とを備えている。アース線接触バネ33のバネ性によってアース線接触バネ33の一端がアース線接触片32aまたは他のアース線接触片32bに押圧されてアース線10を係止するとともに導電する。また、アース端子板27の前記他方の端部が切り起こされ、ネジなどを挿入する挿入孔34を有するアース端子35を備えている。
導電板23は、導電性の板からなり、点灯装置7へ接続される電力線9を係止するとともに導電する電線係止部36を備え、また、端部が切り起こされる接触片37aと、端部と他方の端部の間に切り起こされる他の接触片37bと、さらに接触片37aと他の接触片37bとの間に切り起こされる電源バネ支え片38とを備えている。この接触片37aまたは他の接触片37bと電源バネ支え片38との間にそれぞれ電源バネ30を挿入して、電源バネ30のバネ部29が接触片37aまたは他の接触片37bに接触する。このバネ部29と接触片37aまたは他の接触片37b間に電源線8が挿入され、電源バネ30の押圧によって係止されるとともに導電する。
導電部収納部24は、アース端子板22を収納するアース端子収納部39と、導電板23の電線係止部36を収納する電線係止部収納部40と、導電板23の接触片37a、他の接触片37b及び電源バネ支え片38を収納するとともに、解除ボタン31と電源バネ30を収納する導電板収納部41とを備えている。
次に端子台12の組み立てについて説明する。
端子台本体13の開口している部分から固定モジュール19を端子台本体13のリブ17を固定モジュール19のリブ収納部26に収納するように挿入していくと、端子台本体13の内壁に備えられた位置決め凸部20が固定モジュール19の位置決め凹部25に接して、固定モジュール19を所定の位置に装着するようにガイドするとともに所定の位置に固定する。
端子台本体13の開口している部分から固定モジュール19を端子台本体13のリブ17を固定モジュール19のリブ収納部26に収納するように挿入していくと、端子台本体13の内壁に備えられた位置決め凸部20が固定モジュール19の位置決め凹部25に接して、固定モジュール19を所定の位置に装着するようにガイドするとともに所定の位置に固定する。
端子台本体13の四角ナット収納部22に四角ナット21を挿入し、端子台本体13の開口している面側から固定モジュール19のアース端子収納部39にアース端子板27を挿入して収納するとともに、四角ナット21を四角ナット収納部22に収納するように固定する。
次に端子台本体13の開口している面側から固定モジュール19の導電板収納部41に導電板28の接触片37a、他の接触片37b及び電源バネ支え片38を挿入するとともに、電線係止部収納部40に導電板28の電線係止部36を挿入する。そして、導電板収納部41に解除ボタン31、電源バネ30の順に挿入して、解除ボタン31を前記電源バネ30のバネ部29に接触させる。
端子台12に挿入される電源線8は、前記電源バネ30と前記接触片37aまたは前記他の接触片37bの接触部に挿入されて電源バネ30の押圧によって係止するとともに導電し、解除ボタン31を押すことによって電源バネ30の押圧を解除して係止している電源線8をはずすことができるものである。
なお、固定モジュール19は成形時の寸法精度の高い有機絶縁体(例えばポリプロピレンなどのプラスチック)でできているので、アース端子板27、導電板28、解除ボタン31、電源バネ30をそれぞれの収納部にスムーズに挿入できる。特に電源バネ30のバネ部29と導電板28の接触片37aまたは他の接触片37bの幅t1の精度がよくなるので、電源線8を係止する力をばらつきなく適正な力とすることができ、電源線8を確実に固定することができるものである。
次に固定モジュール19を端子台本体13の開口する部分から取り付けて、固定モジュール19を覆うように端子台本体13内に収納して、端子台本体13の側面の開口する部分に当接するように端子台カバー14を取り付け、固定モジュール19の周囲を端子台本体13と端子台カバー14で密閉する。
このように、各部品の組み込みを端子台本体13の開口部から行えるようにしたので、一方向から組み立てができ、組み立ての作業性が向上する。
次に図4、図5を用いて端子台本体13の位置決め凸部20と固定モジュール19の位置決め凹部25について説明する。
図4は固定モジュール19を端子台本体13に収納するときの位置決めを示す図であり、図4(a)は端子台本体13の位置決め凸部20と固定モジュール19の位置決め凹部25の要所拡大図、図4(b)は端子台本体13に固定モジュール19を挿入したときの位置決め凸部20と位置決め凹部25の嵌合状態を示す要所拡大断面図である。
図4(b)は端子台本体13に固定モジュール19を挿入した状態を示しており、位置決め凸部20の幅t2、位置決め凸部20の幅t2と略同じか若干大きい位置決め凹部25の幅t3とし、端子台本体13の内壁よりも固定モジュール19を小さくして、端子台本体13に固定モジュール19を取り付けたときに端子台本体13の内壁と固定モジュール19の間にできる隙間幅をそれぞれt4、t5としている。
位置決め凹部25の幅t3に位置決め凸部20の幅t2が嵌合して固定モジュール19を所定の位置に配置するようにガイドし、固定モジュール19の4側面に接するように位置決め凸部20及び位置決め凹部25とを備えて固定モジュール19を所定の位置に挿入した後は端子台本体13内を動かないように固定する。
このように位置決め凸部20と位置決め凹部25を配置するようにしたので、端子台本体13の内壁間の幅より固定モジュール19の幅を小さくして、端子台本体13の内壁の幅と固定モジュール19の隙間幅t4、t5を大きくとっても、端子台本体13内で固定モジュール19が動くことなく所定の位置に固定でき、また隙間幅t4、t5を大きくとることにより無機絶縁材料の反りやネジレが発生した場合であっても確実に端子台本体13に固定モジュール19を所定の位置に固定することができる。
なお、固定モジュール19の位置決め凹部25が接触する端子台本体13の位置決め凸部20の角部を曲線形状とすると位置決め凹部25を挿入しやすくなる。また、固定モジュール19の位置決め凹部25と接触する位置決め凸部20の接触面を斜面形状(テーパー状)にすると、固定モジュール19を挿入するときの位置決め凸部20と位置決め凹部25との摩擦を少なくすることができるので組み立て性が向上するとともに、固定モジュール19を端子台本体13に挿入した後は位置決め凸部20と位置決め凹部25の接触力が強いので、固定モジュール19を端子台本体13の所定の位置に固定することができる。
また、固定モジュール19は有機絶縁体で構成されており精度の高い成形ができるので、電源バネ24及び導電板28を固定モジュール19に精度よく収納でき、電源線8を電源バネ24と導電板28の係止によって確実に固定できる。
また、工程内不良(歩留り)を低減させて生産性を高めることができるので、安価にすることが可能である。
電源バネ24、導電板28などの導電部23は有機絶縁材料で成形された固定モジュール19で保持するとともに、前記固定モジュール19は前記端子台本体13に収納させているので、燃焼性に優れるとともに、確実に電源線8を保持することができるので、耐火性に優れ、安全性の高い端子台12を得ることができる。
また、固定モジュール19に自己消化性のある熱硬化性の樹脂(例えばUL94 V−2相当以上のプラスチック樹脂)を用いると、仮に火災時などに照明器具周辺の炎が受け端子台12の内部に侵入した場合でも、形状維持したまま自己消火するので耐火性の優れた端子台12とすることができる。
また、ダウンライトなどのように照明器具本体2の外郭部に端子台12を取り付ける照明器具1においても耐火性に優れているので、さらに安全性が向上する。
なお、本実施の形態1においては端子台本体13に位置決め凸部20、固定モジュール19に位置決め凹部25を備えたが、端子台本体13に位置決め凹部、固定モジュール19に位置決め凸部を備えてもよい。
また、リブ17を端子台本体13の底面16の略中央部に備え、端子台本体13の側面18と略同じ高さ、つまりリブ17の高さを端子台本体13の開口端部までにすると固定モジュール19を端子台本体13に収納する際、位置決め凸部20と位置決め凹部25とが接触するまでリブ17が固定モジュール19をガイドするので、組み立て作業性がよくなる。また、焼成工程において端子台本体12の底面16の変形を抑制することができる。
なお、図6に示すように端子台本体13aの内壁の少なくとも2側面にそれぞれ位置決め凸部20a、20bを備え、端子台本体13aの底面16にリブ17aを備えるようにして端子台本体13aの位置決め凸部20a、20bを2箇所にしてもよく、端子台本体13aを開口部から見たとき、2つの位置決め凸部20a、20bとリブ17aを線で結ぶと三角形を形成するように、2つの位置決め凸部20a、20bとリブ17aを配置している。
この場合においても、固定モジュール19aは2つの位置決め凸部20a、20bとリブ17aによって挟まれるので、前後及び左右へ動かないように規制されて所定の位置に固定される。
また、位置決め凸部20及び位置決め凹部25は固定モジュール19の少なくとも3側面にあればリブ17がなくても固定モジュール19を端子台本体13の所定の位置に固定することができる。
実施の形態2.
本実施の形態は、実施の形態1の位置決め凸部20と位置決め凹部25を少なくし、位置決め凸部20と位置決め凹部25およびリブ17によって固定モジュール19の位置決めをするように構成したものである。
本実施の形態は、実施の形態1の位置決め凸部20と位置決め凹部25を少なくし、位置決め凸部20と位置決め凹部25およびリブ17によって固定モジュール19の位置決めをするように構成したものである。
図7は本実施の形態における端子台本体13と固定モジュール19を示す図であり、実施の形態1と同等の部分は同一符号を付し説明を省略する。
端子台本体13の内壁の1側面に位置決め凸部20を備え、底面部に2本のリブ17を備えている。
このとき、端子台本体13を開口部から見たとき、位置決め凸部20と2本のリブ17を線で結ぶと三角形を形成するように、位置決め凸部20と2本のリブ17を配置する。
固定モジュール19は、前記端子台本体13の位置決め凸部20に挿入する位置決め凹部25と、2本のリブ17をそれぞれ収納するリブ収納部26を備えている。
固定モジュール19は、位置決め凸部20とリブ17、及び互いのリブ17によって挟まれるので、前後及び左右へ動かないように規制されて所定の位置に固定される。
実施の形態3.
本実施の形態は、実施の形態1の位置決め凸部20と位置決め凹部25をなくし、リブ17によって固定モジュール19の位置決めをするように構成したものである。
本実施の形態は、実施の形態1の位置決め凸部20と位置決め凹部25をなくし、リブ17によって固定モジュール19の位置決めをするように構成したものである。
図8は本実施の形態における端子台本体13と固定モジュール19を示す図であり、実施の形態1と同等の部分は同一符号を付し説明を省略する。
端子台本体13の底面16に3本のリブ17を備え、この3本のリブ17は端子台本体13を開口部から見たとき3本のリブ17を線で結ぶと三角形を形成するように配置している。
端子台本体13の底面16に3本のリブ17を備え、この3本のリブ17は端子台本体13を開口部から見たとき3本のリブ17を線で結ぶと三角形を形成するように配置している。
固定モジュール19は、前記端子台本体13の3本のリブ17をそれぞれ収納するリブ収納部26を備えており、端子台本体13のリブ17をリブ収納部26に接触するように収納して端子台本体13に固定モジュール19が収納される。
固定モジュール19は互いのリブ17によって挟まれるので、前後及び左右へ動かないように規制されて所定の位置に固定される。
電気製品の商用電源の電源線を接続するための端子台に関するものである。
1 照明器具、2 照明器具本体、3 ランプ、4 ランプソケット、5 反射板、6 取付バネ、7 点灯装置、8 電源線、9 電力線、10 アース線、11 電線挿入孔、12 端子台、13 端子台本体、14 端子台カバー、15 ネジ、16 底面、17 リブ、18 側面、19 固定モジュール、20 位置決め凸部、21 四角ナット、22 四角ナット収納部、23 導電部、24 導電部収納部、25 位置決め凹部、26 リブ収納部、27 アース端子板、28 導電板、29 バネ部、30 電源バネ、31 解除ボタン、32a、32b アース線接触片、33 アース線接触バネ、34 挿入孔、35 アース端子、36 電線係止部、37a、37b 接触片、38 電源バネ支え片、39 アース端子収納部、40 電線係止部収納部、41 導電板収納部。
Claims (11)
- 電線を接続する導電部と、
この導電部を収納する収納部を有する有機絶縁体の固定モジュールと、
一つの面が開口する開口部を有し、前記固定モジュールが当接してガイドされるガイド部を備えるとともに前記固定モジュールを収納する略箱形状の無機絶縁体の端子台本体と、
前記端子台本体の略箱形状の枠部に当接して固定モジュールの周囲を覆う無機絶縁体の端子台カバーと、
を備えることを特徴とする端子台。 - 前記ガイド部は、
前記端子台本体の略箱形状の内壁部と前記固定モジュールの周縁部の接触面に備えられる第一の位置決め用凸部と、
前記第一の位置決め用凸部を備える面に対して向かい合う対面に備えられる第二の位置決め用凸部と、
第一の位置決め用凸部を備える面に対して略鉛直となる鉛直面に備えられる第三の位置決め凸部と、
前記第一、第二及び第三の位置決め凸部にそれぞれ接触させて嵌合する凹部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の端子台。 - 略箱形状の端子台本体は、
略箱形状の前記開口部に対向する内側の底面から前記開口部に向かって突出するリブを備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の端子台。 - 前記リブは、略箱形状の端子台本体の前記開口部端部まで突出していることを特徴とする請求項3に記載の端子台。
- 前記第一の位置決め用凸部と、前記第三の位置決め用凸部と、少なくとも1つの前記リブと、を備えることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の端子台。
- 前記リブを前記略箱形状の端子台本体の開口部に対向する内側の底面の略中央部に備えることを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれかに記載の端子台。
- 前記略箱形状の端子台本体は前記第一の位置決め用凸部と、少なくとも2個の前記リブと、を備え、
前記第一の位置決め用凸部とそれぞれの前記リブを結ぶ線が、前記略箱形状の端子台本体の開口部に対して略三角形を形成する位置に前記リブを備えることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の端子台。 - 前記略箱形状の端子台本体は少なくとも3個の前記リブを備え、
それぞれの前記リブを結ぶ線が、前記略箱形状の端子台本体の開口部に対して略三角形を形成する位置に前記リブを備えることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の端子台。 - 前記固定モジュール、前記導電部及び前記端子台カバーを一方向から順に前記端子台本体の開口部に収納することを特徴とする請求項1〜請求項8に記載の端子台。
- 固定モジュールは自己消化性の熱硬化性樹脂を用いることを特徴とする請求項1〜請求項9記載の端子台。
- 請求項1〜請求項10に記載の端子台と、
前記端子台と電線で接続される点灯装置と、
前記点灯装置と電線で接続され、ランプを固定するとともに前記点灯装置の出力電力を前記ランプに供給するランプソケットと、
前記端子台と前記点灯装置と前記ランプソケットが取り付けられる照明器具本体と、
を備える照明器具。
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