JP2009296642A - 通信システム、移動局、基地局、応答決定方法、リソースコンフィグレーション決定方法及びプログラム - Google Patents

通信システム、移動局、基地局、応答決定方法、リソースコンフィグレーション決定方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明が解決しようとする課題は、プリアンブル・シグネチャに対するデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションの割り当て方法が定義されていないため、割り当て情報を周期的に報知すると下り制御情報量が大幅に増加してしまうという問題を解決することにある。
【解決手段】本発明は、基地局及び移動局がリソースコンフィグレーションの総数または、該総数から求められた値を少なくとも用いて、デフォルトのリソースコンフィグレーションを決定する。
【選択図】図9

Description

本発明は、上りデータチャネルリソース割り当て方法および関連する技術に関する。
第3世代の移動通信システムであるW−CDMA(広帯域符号分割多元接続:Wideband Code Division Multiple Access)において、CELL_FACH(Forward Access Channel)状態にある移動局(UE:user equipment)は、帰属する基地局を特定しておらず、移動局から制御情報等を送信するごとに基地局を選択している。上りデータチャネルであるRACH(Random
Access Channel)の動作は、第3世代移動通信システムの標準化プロジェクト3GPP(3rd Generation
Partnership Project)の仕様書に規定されている(例えば非特許文献1から4参照)。さらに3GPPのRelease8において、RACHの拡張技術として、E−RACH(Enhanced RACH)が検討されている(例えば非特許文献5参照)。以下、図1から図3を参照して、E−RACHの動作を簡単に説明する。
図1は、移動通信システムの構成を示すブロック図である。ここでは、説明を複雑にしないために、基地局10のセル40内に複数の移動局20−1、20−2、20−3、・・・20−Nが位置しており、これら移動局はCELL_FACH状態にあるものとする。基地局10は上位のネットワーク装置30に接続されているものとする。なお、任意の移動局を示す場合には「移動局20」と記す。
図2は、E−RACHにおけるプリアンブル、AICHまたはAICHとE−AICH(以下、AICH/E−AICHとする)、E−DCHの関係を示すチャネル概略図であり、図3はE−RACHをはじめとしたチャネル設定のシーケンス図である。図2に示すように、上り方向通信では、上りデータチャネルE−DCH(Enhanced Dedicated Channel)と、E−DCHを送信する前に、送信タイミングを計るためのプリアンブルとがある。下り方向通信では、移動局から受信したプリアンブルに応答するための下りチャネルAICH(Acquisition
Indicator Channel)と、E−DCHリソースコンフィグレーションを割り当てるE−AICH(Extended AICH)があり、AICHとE−AICHはセル毎に同じチャネライゼーションコードで送信される。なお、基地局の中にはE−AICHに対応していないものもある。移動局は、基地局がE−AICHに対応しておらず、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションで送信できない場合は、所定時間後に再度プリアンブルの送信を行う。ここで、デフォルトとはプリアンブル・シグネチャに対応するE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスを示す。
プリアンブルには、後述するプリアンブル・シグネチャCsig,sとプリアンブル・スクランブリング符号Sr−pre,nという拡散符号が用いられる。プリアンブル・シグネチャCsig,sは符号長が16のHadamard符号を256回繰り返した4096チップから構成され、プリアンブル・スクランブリング符号Sr−pre,nは基地局が通知するセル識別用符号である。プリアンブル・シグネチャCsig,sは各移動局が所定のプリアンブル・シグネチャ(Csig,1、Csig,2、・・・Csig,s)からランダムに選択する。ここでnはスクランブリング符号の番号を示す。
プリアンブルの符号データCpre,n,sのk番目の値は、4096チップのうち対応するk番目のプリアンブル・シグネチャCsig,sとプリアンブル・スクランブリング符号Sr−pre,nとで構成され、下記式(1)で表される。
Figure 2009296642
上りデータチャネルE−DCHは、3GPP Release6で規定された仕様(例えば非特許文献6参照)を基に構成される。
図2および図3にE−RACHの動作の概要を示す。基地局10は、E−RACHで使用するE−DCHリソースコンフィグレーションおよび対応するE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスを含むE−DCHリソースコンフィグレーションリスト、およびE−RACHで使用可能なプリアンブル・シグネチャの番号を示したプリアンブル・シグネチャリスト、および前述のプリアンブル・スクランブリング符号を定期的にセル内の移動局へBCH(Broadcast Channel)で報知する。
E−DCHリソースコンフィグレーションは、E-RNTI(Enhanced Radio Network Temporary Identity)、E−AICH Configuration Flag、Uplink DPCH(Dedicated Physical Channel) Info、E−DCH Info、E−AGCH(E−DCH Absolute Grant Channel) Info、E-RGCH(E−DCH Relative Grant Channel) Info、E-HICH(E−DCH Hybrid ARQ Indicator Channel) Info、Downlink F−DPCH Info、TTI、E−DCH Start Timeなどから構成される。
移動局20は、基地局10のパイロットチャネルの受信電力量から算出した初期送信電力値でプリアンブル符号データを基地局に送信する。プリアンブル符号データは、基地局10が通知したプリアンブル・スクランブリング符号と、移動局がランダムに選択したプリアンブル・シグネチャとを用いて生成される。基地局10は、受信したプリアンブルに対して、AICHシグネチャ状態を用いて応答通知(ACK/NACK)を移動局20に送信する。E−AICHに対応した基地局10は、他の移動局が使用している等によりデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションを当該移動局が使用できない場合は、AICHを用いて応答通知を、E−AICHを用いてE−DCHリソースコンフィグレーション示す情報を移動局へ通知する。
たとえば、基地局10は、移動局から送信されたプリアンブルの受信に成功し、かつプリアンブルに含まれるプリアンブル・シグネチャごとに割り当てたデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションを用いて上りデータを送信することを許容する場合、AICHを用いて応答通知としてACKを通知する。
一方、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションを用いて上りデータを送信することを許容しない場合、AICHを用いて応答通知としてNACKを通知する。また、E−AICHに対応した基地局において、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションを用いて上りデータを送信することを許容しないが、デフォルト以外のE−DCHリソースコンフィグレーションを用いて上りデータを送信することを許容する場合、後述する方法で、E−AICHを用いて使用を許可するE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスを示すオフセット値を移動局に通知する。
デフォルト以外のE−DCHリソースコンフィグレーションを用いて上りデータを送信することも許容しない場合、基地局は、AICHを用いて応答通知としてNACKを移動局に通知する。基地局がE−AICHに対応するか否かの情報は、BCHに含まれるE−AICH Configuration Flagを用いて、セル内の移動局に報知される。
移動局20は、AICHを用いた応答通知を受信し、プリアンブル送信で使用したプリアンブル・シグネチャに対する応答がACKであれば、送信したプリアンブル・シグネチャに割り当てられたデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションと、送信したプリアンブルの送信電力値から算出したE−DCHの初期送信電力値とからE−DCH送信プロファイルを決定し、基地局10にデータを送信する。
また、移動局は前記E−AICH Configuration Flagにより基地局がE−AICHに対応しているかどうかがわかる。基地局がE−AICHに対応し、プリアンブル送信で使用したプリアンブル・シグネチャに対する応答がNACKの場合、移動局はE−AICHを受信する。一方、基地局がE−AICHに対応せず、プリアンブル送信で使用したプリアンブル・シグネチャに対する応答がNACKの場合、移動局は所定時間後に再度プリアンブルの送信を行う。プリアンブル送信で使用したプリアンブル・シグネチャに対する応答がなければ、移動局20は、先に送信したプリアンブルを基地局10が受信していないと判断し、再送回数の上限に達していなければプリアンブルの送信電力を所定量だけ増加させて再送する。E−AICHを受信し、E−AICHの応答通知がNACKでない場合、E−AICHシグネチャの番号とE−AICHに含まれるE−AICHのシグネチャの状態とから得られるオフセット値に対応したE−DCHリソースコンフィグレーションからE−DCH送信プロファイルを決定し、基地局10にデータを送信する。応答通知がNACKであれば、所定時間後に再度プリアンブルの送信を行う。
なお、図2に示すように、プリアンブルの最小再送間隔τp−p,min、プリアンブルとAICHでの応答通知送信までの間隔τp−aは、それぞれ予め決められている。プリアンブルが移動局から送信されたものの基地局で受信できなかったなど基地局で認識できなかったプリアンブルに対応するプリアンブル・シグネチャに対しては基地局から移動局に対する応答はない。τp−aまでに応答がなかった場合、移動局はプリアンブルの再送を行う。
AICHは、AICHシグネチャ状態を用いた応答通知(ACK/NACK)を、プリアンブルのプリアンブル・シグネチャCsig,sに対応して送信する。AICHは、下記式(2)から導かれる符号ajを32個組み合わせることで構成され、AICHのシグネチャパターンbs、jは、表1に規定されている(例えば非特許文献4参照)。このとき、sはAICHシグネチャ番号を示し、bs、jは16個のパターンを取りうる。また、AIsはAICHシグネチャの状態を示し、AICHの応答通知ACKの場合にAIs=+1、NACKの場合にAIs=−1とする。
Figure 2009296642
Figure 2009296642
E−AICHは、AICHと同一のチャネライゼーションコードを用い、下記式(3)から導かれる符号ajを32個組み合わせることで構成される。E−AICHのシグネチャパターンcs、jは、表2に規定されている(例えば非特許文献7参照)。このとき、s’はE−AICHシグネチャの番号を示し、cs、jは最大16個のパターンを取りうる。また、EAIs’はE−AICHシグネチャの状態を示し、1つ以上のE−AICHシグネチャの番号のうち、1アクセススロットあたり1つだけのE−AICHシグネチャの状態を用いてオフセット値を移動局に通知する。
表3は、E−AICHシグネチャの状態とE−AICHシグネチャの番号とE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスを示すオフセット値との対応の一例を示す表である。Xは、プリアンブル・シグネチャに対応するデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスを示し、Yは、E−DCHリソースコンフィグレーションの総数を示す。表3におけるオフセット値は、E−DCHリソースコンフィグレーションリストにおいて、デフォルトに割り当てられたE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスからのオフセット分を示す。例えば、E−AICHシグネチャ状態が+1、E−AICHシグネチャ番号が0のとき、デフォルトに割り当てられたE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスからのオフセットは1となる。E−AICHを復号してオフセット1を得た場合、移動局はデフォルトに割り当てられたE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスに1を加算したE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスに対応したE−DCHリソースコンフィグレーションを用いてデータの送信を行う。
移動局は、E−AICHを受信した際に、E−AICHシグネチャパターンを使ってE−AICHを復号する。E−AICHの復号は、例えばE−AICHシグネチャの0番から始めるなどE−AICHシグネチャに順序をつけて、一部の復号においてE−AICHシグネチャの決定を行う形態でもよいし、全てのE−AICHシグネチャについて行った後に最も確率が高いと推定されるE−AICHシグネチャに決定を行うという形態でもよい。E−AICHの復号により得られるE−AICHシグネチャ番号とE−AICHシグネチャ状態とから、オフセット値を求める。デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスと求めたオフセットにより指定されたE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスに対応したE−DCHリソースコンフィグレーションを用いてE−DCH送信プロファイルを決定する。
Figure 2009296642
Figure 2009296642
Figure 2009296642
3GPPTS25.214 v7.5.0 May 2007 3GPP TS25.321 v7.2.0 September 2006 3GPP TS25.331 v7.3.0 December 2006 3GPPTS25.211 v7.2.0 May 2007 3GPPRP-070677 Nokia Siemens Networks, Nokia, Ericsson, Qualcomm, T-Mobile, TelecomItalia, "Enhanced Uplink for CELL_FACH State in FDD" September 2007 3GPP TS25.319 v7.3.0 3GPPR1-080835 Qualcomm Europe, Ericsson, Nokia, Nokia Siemens Networks,Motorola, "25214CRdraft (Rel-8, B), RACH procedure relation to Enhanced Uplinkfor CELL_FACH state" January 2008
非特許文献7で提案されているE−RACHシステムでは、E−DCHリソースコンフィグレーションリストにおいて、プリアンブル・シグネチャに対するデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションの割り当て方法が定義されていないため、前述のE−RACHシステムを正常に動作させることができない。この問題を解決する一般的な方法として、基地局からプリアンブル・シグネチャごとに割り当てるデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスをBCHで報知する方法が考えられるが、この方法では、最大16個のプリアンブル・シグネチャの番号を表すために4bit用い、最大31個のE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスを表すために5bit用いるため、すべてのプリアンブル・シグネチャにデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションを割り当てるために最大144bitが必要となり、BCHでこの割り当て情報を周期的に報知すると下り制御情報量が大幅に増加してしまう問題が発生する。
そこで、本発明の目的は、報知情報量の増加を抑えることができるデフォルトのリソースコンフィグレーション割り当て方法および装置を提供することにある。
上記課題を解決する本発明は、基地局と移動局からなる通信システムであって、基地局は、移動局からのランダムアクセス送信に含まれるプリアンブルを受信し、受信したプリアンブルに対する応答を移動局へ送信し、移動局は、前記応答が第一の応答である場合に、リソースコンフィグレーションの総数または、該総数から求められた値と、前記プリアンブルに用いるプリアンブル・シグネチャを特定するためのプリアンブル・シグネチャ番号から求められた値とを用いて決定した自移動局のデフォルトのリソースコンフィグレーションの少なくとも一部の情報を用いてデータを送信することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、基地局であって、リソースコンフィグレーションの総数または該総数から求められた値と、前記プリアンブルに用いるプリアンブル・シグネチャを特定するためのプリアンブル・シグネチャ番号から求められた値とを用いて決定されたデフォルトのリソースコンフィグレーションを基に、移動局からのランダムアクセス送信に含まれるプリアンブルに対する応答通知を決定することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、基地局へプリアンブルを送信する移動局であって、移動局は、自移動局からのランダムアクセス送信に含まれるプリアンブルに対する応答が第一の応答である場合に、リソースコンフィグレーションの総数または該総数から求められた値と、前記プリアンブルに用いるプリアンブル・シグネチャを特定するためのプリアンブル・シグネチャ番号から求められた値とを用いて決定した、自移動局のデフォルトのリソースコンフィグレーションの少なくとも一部の情報を用いてデータを送信することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、基地局の応答決定方法であって、リソースコンフィグレーションの総数または該総数から求められた値と、前記プリアンブルに用いるプリアンブル・シグネチャを特定するためのプリアンブル・シグネチャ番号から求められた値とを用いて決定されたデフォルトのリソースコンフィグレーションを基に、移動局からのランダムアクセス送信に含まれるプリアンブルに対する応答通知を決定することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、移動局のリソースコンフィグレーション決定方法であって、移動局は、自移動局からのランダムアクセス送信に含まれるプリアンブルに対する応答を基地局から受信し、前記応答が第一の応答である場合に、リソースコンフィグレーションの総数または該総数から求められた値と、前記プリアンブルに用いるプリアンブル・シグネチャを特定するためのプリアンブル・シグネチャ番号から求められた値とを用いて、自移動局のデフォルトのリソースコンフィグレーションを決定することを特徴とするリソースコンフィグレーション決定方法。
上記課題を解決する本発明は、情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、プログラムは、情報処理装置にリソースコンフィグレーションの総数または該総数から求められた値と、前記プリアンブルに用いるプリアンブル・シグネチャを特定するためのプリアンブル・シグネチャ番号から求められた値とを用いたデフォルトのリソースコンフィグレーションを基に、移動局からのランダムアクセス送信に含まれるプリアンブルに対して基地局から送信する応答通知を決定する処理を実行させることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、プログラムは、情報処理装置に自移動局からのランダムアクセス送信に含まれるプリアンブルに対する応答が第一の応答である場合に、リソースコンフィグレーションの総数または該総数から求められた値と、前記プリアンブルに用いるプリアンブル・シグネチャを特定するためのプリアンブル・シグネチャ番号から求められた値とを用いて決定した、移動局におけるデフォルトのリソースコンフィグレーションを決定する処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、報知情報量の増加を抑えつつ、デフォルトのリソースコンフィグレーションを割り当てることができる。
移動通信システムの構成を示すブロック図である。 E−RACH、AICH/E−AICH、E−DCHの関係を示すチャネル概略図である。 E−RACHをはじめとしたチャネル設定のシーケンス図である。 本発明による無線通信システムにおける基地局の構成の一例を示すブロック図である。 本発明による無線通信システムにおける移動局の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1、2の実施形態におけるデータ送信の手順を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態おけるデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーション割り当ての概略図1である。 本発明の第1の実施形態おけるデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーション割り当ての概略図2である。 本発明の第1、2の実施形態における基地局の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1、2の実施形態における移動局の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態おけるデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーション割り当ての概略図1である。 本発明の第2の実施形態おけるデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーション割り当ての概略図2である。 本発明の第2の実施形態における基地局の報知情報変更の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態におけるデータ送信の手順を示すシーケンス図である。 本発明の第3の実施形態における基地局の動作を示すフローチャートである。
本発明は、リソースコンフィグレーションの総数または、該総数から求められた値を少なくとも用いて、デフォルトのリソースコンフィグレーションを決定することを特徴としている。
以下、リソースコンフィグレーションをE−DCHリソースコンフィグレーションとし、図4と図5を用いて基地局と移動局の構成を説明する。
図4は、第1から第3の実施形態における基地局の構成の一例を示すブロック図である。基地局10には、移動局20との無線通信を行う無線通信部101、それぞれの移動局から受信した上り信号を処理するための上り信号受信処理部102、それら上り信号のうちの転送データを、例えば基地局制御装置などの上位ネットワーク装置へ送信するための処理を行う上り信号送信処理部103および上位ネットワーク装置へ送信する通信部104が設けられている。上位ネットワーク装置からのデータは通信部104で受信された後、下り信号受信処理部105で処理が行われる。下り信号を移動局へ送信するための処理を下り信号送信処理部106で行い、無線通信部101から宛先の移動局へ送信される。
さらに、基地局10には、上り信号受信処理部l02に接続されたプリアンブル識別部108と、リソースコンフィグレーション生成部107と、リソースコンフィグレーション制御部109とが設けられている。上り信号受信処理部l02は、移動局からプリアンブルを受信した場合は、プリアンブル識別部108へ転送し、それ以外の場合は上り信号送信処理部103へ転送する。プリアンブル識別部108は、上り信号受信処理部102から転送されたプリアンブルからプリアンブル・シグネチャを識別し、識別した内容をリソースコンフィグレーション制御部109へ通知する。
リソースコンフィグレーション生成部107は、所定時間ごとに、E−RACHに用いられるE−DCHリソースコンフィグレーションとE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスとを対応づけたリストであるE−DCHリソースコンフィグレーションリストを生成し、リソースコンフィグレーション制御部109へ出力する。なお、ここでは所定時間ごとにE−DCHリソースコンフィグレーションリストを生成し、出力するとして説明をしたが、これらの情報は予め定められているという形態でもよい。
リソースコンフィグレーション制御部109は、リソースコンフィグレーション生成部107から転送されたE−DCHリソースコンフィグレーションリストおよび予め設定されているE−RACHに使用可能なプリアンブル・シグネチャに関する情報を含むプリアンブル・シグネチャリストを保持している。リソースコンフィグレーション制御部109はE−DCHリソースコンフィグレーションリストおよびプリアンブル・シグネチャリストを下り信号送信処理部106へ出力し、下り信号送信処理部106は、送信処理部106から受信したE−DCHリソースコンフィグレーションリストを、無線通信部101を通してセル内の移動局へ報知する。
また、リソースコンフィグレーション制御部109は、プリアンブル識別部108からプリアンブル識別結果が転送された場合に、保持するE−DCHリソースコンフィグレーションリストにおいて、プリアンブル識別部108で識別されたプリアンブル・シグネチャに対応するデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションが使用可能である場合、AICHを用いて応答通知ACKを送信処理部106に送信する。デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションが使用可能でなく、E−DCHリソースコンフィグレーションリストにデフォルト以外の使用可能なE−DCHリソースコンフィグレーションがある場合、E−DCHリソースコンフィグレーションリストから使用可能なE−DCHリソースコンフィグレーションを選択する。更にAICHを用いて応答通知NACKおよび、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションと選択したE−DCHリソースコンフィグレーションとのオフセット値から求められるE−AICHシグネチャとE−AICHを用いて通知するE−AICHシグネチャ状態とを送信処理部106に送信する。
デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションが使用可能でなく、E−DCHリソースコンフィグレーションリストに使用可能なE−DCHリソースコンフィグレーションが存在しない場合、AICHを用いたNACKおよびE−AICHを用いたNACKを送信処理部106に送信する。送信処理部106は、AICHを用いてリソースコンフィグレーション制御部109から転送されてきたプリアンブルに対する応答通知を、また、E−AICHシグネチャ状態をE−AICHに含め、E−AICHシグネチャに対応したE−AICHシグネチャパターンを用いてE−DCHリソースコンフィグレーションに関する情報を無線通信部101を通して移動局へ送信する。
ここでは、E−DCHリソースコンフィグレーションリストをリソースコンフィグレーション制御部109で保持するとして説明をしたが、リソースコンフィグレーション生成部107で保持する形態でもよく、また、別に記憶部を持たせてそこで保持してもよい。この場合は、E−DCHリソースコンフィグレーションリストをE−DCHリソースコンフィグレーション生成部107からリソースコンフィグレーション制御部109へ通知する動作、またはリソースコンフィグレーション制御部109がリソースコンフィグレーション生成部107もしくは記憶部から読み出す動作が必要となる。
なお、プリアンブル識別部108、リソースコンフィグレーション生成部107およびリソースコンフィグレーション制御部109は、CPU等のプログラム制御プロセッサ上でそれぞれ対応する機能のプログラムを実行することで同等の機能を実現することもできる。また、ここでは本発明によるチャネル割当方法に関連する部分を図示しており、その他の構成部分は省略されている。
図5は、第1から第3の実施形態における移動局の構成の一例を示すブロック図である。移動局20は、基地局との無線通信を行うための無線通信部201、受信処理部202、応答通知処理部203、送信データ制御部204、リソースコンフィグレーション保持部205、送信処理部206およびバッファ207を含んでいる。ここでも本発明によるチャネル割当方法に関連する部分を図示しており、その他の構成部分は省略されている。
受信処理部202は無線通信部201を通して基地局からのデータを受信し、データがプリアンブルに対する応答通知である場合は、応答通知処理部203へ転送し、データがE−DCHリソースコンフィグレーションリストである場合は、リソースコンフィグレーション保持部205へ転送する。リソースコンフィグレーション保持部205は転送されたE−DCHリソースコンフィグレーションリストを保持する。応答通知処理部203は受信処理部202から入力したプリアンブルに対するAICHの応答通知と、AICHを用いた応答通知がNACKである場合に、E−AICHシグネチャパターンを用いて復号されたE−AICHシグネチャとE−AICHに含まれるE−AICHシグネチャ状態とから求められるオフセット値を抽出する。このAICHおよびE−AICHの応答通知は、送信データ制御部204へ転送される。なお、E−DCHリソースコンフィグレーションリストを受信するとして説明をしたが、これらの情報は予め移動局に保持されているという形態でもよい。
送信データ制御部204は、リソースコンフィグレーション保持部205に保持されたE−DCHリソースコンフィグレーションリストを呼び出し、応答通知処理部203から入力したAICHおよびE−AICHの応答通知と、呼び出したE−DCHリソースコンフィグレーションリストからE−RACHに用いるE−DCHリソースコンフィグレーションを決定し、送信処理部206へ出力する。送信処理部206は、送信データ制御部204から入力されたE−DCHリソースコンフィグレーションに基づいてE−DCH送信プロファイルを設定し、無線通信部201を通して基地局へデータを送信する。
ここでは保持されたE−DCHリソースコンフィグレーションリストをリソースコンフィグレーション保持部205に保持するとして説明したが、受信処理部202から直接、またはリソースコンフィグレーション保持部205を介して送信データ制御部204へ送信され、送信データ制御部204で保持するという形態でもよい。この場合、送信データ制御部204がリソースコンフィグレーション保持部205からE−DCHリソースコンフィグレーションリスト読み出す処理が不要となる。
バッファ207は送信するデータが発生したときに当該データの保持を行う。また、送信処理が行われるときに保持したデータを送信データ制御部へ渡す。
なお、応答通知処理部203、送信データ制御部204は、CPU等のプログラム制御プロセッサ上でそれぞれ対応する機能のプログラムを実行することで同等の機能を実現することもできる。
(第1の実施の形態)
本実施の形態では、プリアンブル・シグネチャ番号とリソースコンフィグレーションの総数または、該総数から求められた値とからデフォルトのリソースコンフィグレーションを決定することを特徴としている。
以下、リソースコンフィグレーションをE−DCHリソースコンフィグレーションとし、E−DCHリソースコンフィグレーションの総数そのものを用いて、報知されたプリアンブル・シグネチャリストと、E−DCHリソースコンフィグレーションリストと、プリアンブル・シグネチャの番号をE−DCHリソースコンフィグレーションの総数で割ったときの剰余とからデフォルトに割り当てるE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスを算出し、データの送受信を行う無線通信システムを一例として図6から図10を用いて説明する。
図6は、本実施の形態におけるデータ送信の手順を示すシーケンス図である。基地局は、セル内の移動局に対して、所定の時間ごとにE−DCHリソースコンフィグレーションリストおよび、プリアンブル・シグネチャリストをBCHで報知している(ステップS101)。移動局のリソースコンフィグレーション保持部205は、受信した前述の報知情報を保持し、新規の報知情報を受信した場合は、情報を更新する。このとき移動局、基地局はそれぞれ、報知情報から、下記式(4)に基づいて、プリアンブル・シグネチャの番号をE−DCHリソースコンフィグレーションの総数で割ったときの剰余からデフォルトに割り当てるE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスを算出する(ステップS102)。
Figure 2009296642
このとき、Dindは、デフォルトに割り当てるE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスを、Preindは、プリアンブル・シグネチャの番号を、Yは、E−DCHリソースコンフィグレーションの総数を示す。
移動局のバッファ207に送信データが発生すると(ステップS103)、移動局、特に送信データ制御部204は前述したようにプリアンブルを基地局に送信する(ステップS104)。基地局は、プリアンブル受信後に、受信したプリアンブル・シグネチャに対応するデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションが使用可能か否かを判断するAICH/E−AICH応答条件判断ステップの処理を行う(ステップS105)。AICH/E−AICH応答条件判断ステップにおいて、受信したプリアンブル・シグネチャに対応するデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションを前述の式(4)を用いて算出する。
基地局がプリアンブルを受信した場合は、AICH/E−AICH応答条件判断ステップの判断に応じてAlt2−1、2−2、2−3のいずれかの処理を行う。プリアンブルが移動局から送信されたものの基地局で受信できなかったなど基地局でプリアンブルを認識できなかった場合は、基地局は移動局に特に通知を行わず、Alt1にて移動局からの動作を待つ。Alt1では、移動局は、ステップS104のプリアンブル送信から所定の時間経過後、プリアンブルを再送し(ステップS106)、基地局は再度AICH/E−AICH応答条件判断ステップの処理を行う。
AICH/E−AICH応答条件判断ステップにおいて、算出したE−DCHリソースコンフィグレーションが使用可能である場合、Alt2−1の処理を行う。Alt2−1では移動局へAICHを用いて応答通知ACKを送信し(ステップS107)、移動局は、前述の式(4)を用いて算出したデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションからE−DCH送信プロファイルを決定し(ステップS108)、上りデータを送信する(ステップS109)。
AICH/E−AICH応答条件判断ステップにおいて、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションが使用可能ではなく、E−DCHリソースコンフィグレーションリストにデフォルト以外の使用可能なE−DCHコンフィグレーションがある場合、Alt2−2の処理を行う。Alt2−2では、移動局に対してAICHを用いて応答通知NACKおよびE−AICHシグネチャ状態を含んだ状態をE−AICHを用いて送信する。これらの情報を送信する際にはデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションと選択したE−DCHリソースコンフィグレーションとのオフセット値から求められるE−AICHシグネチャに対応したE−AICHシグネチャパターンを用いる(ステップS110)。
移動局は、E−AICHシグネチャパターンを用いてE−AICHを復号する。複号の結果得られたE−AICHシグネチャとE−AICHシグネチャ状態とあわせてオフセット値を抽出する。また、抽出したオフセット値とデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションから送信に用いるE−DCHリソースコンフィグレーションを決定する。決定したE−DCHリソースコンフィグレーションからE−DCH送信プロファイルを決定し(ステップS111)、上りデータを送信する(ステップS112)。
AICH/E−AICH応答条件判断ステップにおいて、E−DCHリソースコンフィグレーションがすべて使用できない場合、またはE−AICHに対応していない基地局においてデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションが使用できない場合はAlt2−3の処理を行う。Alt2−3では、移動局に対して、E−AICHに対応していない基地局ではAICHを用いて応答通知NACKを、E−AICHに対応した基地局ではAICHおよびE−AICHを用いて応答通知NACKを送信する(ステップS113)。その後、移動局は、再送カウンタを確認する(ステップS114)。再送カウンタの残数が0でなければ、Alt2−3−1の処理である所定の待機時間を経てプリアンブルの再送を行い(ステップS115)、再送カウンタの残数が0であれば、データ送信を中止するAlt2−3−2の処理を行う(ステップS116)。
以下、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスを算出するステップ102について図7、8を用いて説明する。
図7は、プリアンブル・シグネチャの数に比べ、E−DCHリソースコンフィグレーションの数が多い場合のプリアンブル・シグネチャの番号とE−DCHリソースコンフィグレーションのインデックスとの対応関係を示す一例である。この例の場合、デフォルトに割り当てられるE−DCHリソースコンフィグレーションのインデックスは、プリアンブル・シグネチャの番号と一致する。なお、プリアンブル・シグネチャの数とE−DCHリソースコンフィグレーションの数が同じ場合も、この図と同様にE−DCHリソースコンフィグレーションのインデックスは、プリアンブル・シグネチャの番号と一致する。
図8は、プリアンブル・シグネチャの数に比べ、E−DCHリソースコンフィグレーションの数が少ない場合のプリアンブル・シグネチャの番号とE−DCHリソースコンフィグレーションのインデックスとの対応関係を示す一例である。この例の場合、E−DCHリソースコンフィグレーションの数以下であるプリアンブル・シグネチャの0番から5番までは図7に示した例と同様に、デフォルトに割り当てられるE−DCHリソースコンフィグレーションのインデックスと、プリアンブル・シグネチャの番号が一致する。しかし、プリアンブル・シグネチャの6番以降は、割り当てるE−DCHリソースコンフィグレーションが足りなくなる。そのため、式(4)に従い、プリアンブル・シグネチャの番号をE−DCHリソースコンフィグレーションの総数で割り、その剰余数に対応するE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスをデフォルトに割り当てる。
この処理により、E−DCHリソースコンフィグレーション数に関わらず、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションを割り当てることができる。
図9は、AICH/E−AICHの応答を判断するAICH/E−AICH応答条件判断ステップにおける基地局、特にE−DCHリソースコンフィグレーション制御部109の動作を示すフローチャートである。
基地局は、移動局が送信するプリアンブルを受信したか確認し(ステップS201)、プリアンブルを受信していない場合はプリアンブル受信待ち状態に戻る。ステップS201でプリアンブルを受信していた場合は、受信したプリアンブル・シグネチャに対応するデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションが使用可能か否かを判断する(ステップS202)。デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションが使用可能である場合、基地局はAICHを用いて、応答通知ACKを通知し(ステップS203)、移動局が送信する上りデータを受信して(ステップS204)、ステップS201のプリアンブル受信待ち状態に戻る。
ステップS202において、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションが使用可能ではない場合、基地局は、E−AICHに対応しているか判断する(ステップS205)。E−AICHに対応していなければ、AICHを用いて応答通知NACKを通知し(ステップS206)、ステップS201のプリアンブル受信待ち状態に戻る。
ステップS205において、E−AICHに対応していれば、異なるE−DCHリソースコンフィグレーションが使用可能か否か判断する(ステップS207)。ステップS207において、E−DCHリソースコンフィグレーションリストにデフォルト以外の使用可能なE−DCHコンフィグレーションがある場合は、そのうちの1つを選択する。更にAICHを用いた応答通知NACKおよび、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションと選択したE−DCHリソースコンフィグレーションとのオフセット値からE−AICHシグネチャとE−AICHシグネチャ状態とを求め、E−AICHを用いて送信する(ステップS208)。 基地局は、移動局が送信する上りデータを受信して(ステップS209)、ステップS201のプリアンブル受信待ち状態に戻る。
ステップS207において、E−DCHリソースコンフィグレーションがすべて使用できない場合は、AICHを用いた応答通知NACKおよび、E−AICHを用いた応答通知NACKを通知し(ステップS210)、ステップS201のプリアンブル受信待ち状態に戻る。
以下、ステップS207の動作について、表4及び5を用いて具体例を説明する。E−DCHリソースコンフィグレーション制御部109ではE−DCHリソースコンフィグレーションが使用可能か否かという情報を保持している。表4及び5において、‘Busy’は使用中、‘Available’は使用可能であることをそれぞれ示している。ここでは2つの値として説明したが、E−DCHリソースコンフィグレーションの状態を示す情報は2値に限ったものではなくてもよい。また、表4、表5の例はいずれもデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションが、E−DCHリソースコンフィグレーションインデックスの0番であるとする。
表4は、E−DCHリソースコンフィグレーションリストに使用可能なE−DCHリソースコンフィグレーションがある場合の一例を示すものである。デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションが使用中であるため基地局は、使用可能であるE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスの4番を選択する。デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションと選択したE−DCHリソースコンフィグレーションのオフセットが4であるため、基地局は、表3に基づいて、E−AICHシグネチャが2番でE−AICH状態が+1であることを求める。更にE−AICH状態+1を含んだ情報をE−AICHシグネチャの2番に対応したE−AICHシグネチャパターンとともにE−AICHを用いて移動局に通知する。
表5は、E−DCHリソースコンフィグレーションリストに使用可能なE−DCHリソースコンフィグレーションがない場合の一例を示すものである。この例では使用可能なE−DCHリソースコンフィグレーションが存在しないため、基地局がNACKを送信する例を示している。表3に基づくと、NACKはE−AICHシグネチャの0番とE−AICH状態の+1とで対応している。よってE−AICH状態+1を含んだ情報をE−AICHシグネチャの0番に対応したE−AICHシグネチャパターンとともにE−AICHを用いて移動局に通知する。
Figure 2009296642
Figure 2009296642
図10は、本実施の形態における移動局、特に送信データ制御部204の動作を示すフローチャートである。移動局はバッファ207に送信データが発生したことに応答して、図10の制御動作を開始する。移動局は、基地局からの報知情報を受信しているか否か判断する(ステップS301)。報知情報を受信している場合は、前述した方法で、報知情報からプリアンブル・シグネチャ番号ごとに割り当てるデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションを計算し(ステップS302)、再送カウンタMを初期値Minitに設定する(ステップS303)。報知情報を受信していない場合は、報知情報の受信を待ち、ステップS301に戻る。ステップS303の後、プリアンブルを基地局に送信するプリアンブル送信ステップの処理を行う(ステップS304)。その後、基地局からのAICH/E−AICHの応答通知受信待ち状態となり、AICHの応答通知を確認する(ステップS305)。
ステップS305において、基地局からのAICHを用いた応答通知がACKの場合、移動局は、ステップS302で算出したデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションを用いてE−DCH送信プロファイルを決定し、上りデータを基地局に送信し(ステップS306)、処理を終了する。
ステップS305において、基地局からのAICHを用いた応答通知がNACKの場合は、E−AICHシグネチャパターンを用いてE−AICHシグネチャを復号する。複号の結果得られたE−AICHシグネチャとE−AICHシグネチャ状態とをあわせてE−AICHの応答通知を確認する(ステップS307)。ステップS307において、E−AICHを用いた応答通知にE−DCHリソースコンフィグレーションを示すオフセット値が含まれている場合、オフセット後のE−DCHリソースコンフィグレーションを用いてE−DCH送信プロファイルを決定し、上りデータを基地局に送信し(ステップS308)、処理を終了する。ステップS307において、E−AICHの応答通知がNACKである場合、または基地局からE−AICHに対応していないと通知された場合は、再送カウンタMが0であるか確認する(ステップS309)。再送カウンタMが0であれば、データ送信を中止し処理を終了する。ステップS309の結果が0でなければ、再送カウンタMを1減少させ(ステップS310)、所定時間待機し(ステップS311)、プリアンブル送信ステップに戻る(ステップS304)。
ステップS305において、所定時間、基地局からのAICHの応答通知がない場合は、再送カウンタMの残数を確認する(ステップS312)。再送カウンタの残数が0であれば、データ送信を中止し処理を終了する。ステップS309の結果が0でなければ、再送カウンタMを1減少させ(ステップS313)、所定時間待機し(ステップS314)、プリアンブル送信ステップに戻る(ステップS304)。
本実施の形態では、プリアンブル・シグネチャごとに割り当てるデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションを、既存の報知情報から計算するため、報知情報量を追加する必要がなく、下り無線容量の減少を防ぐことができる。
本実施の形態では、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションを定める際にプリアンブル・シグネチャの番号を用いるとして説明を行ったが、プリアンブル・シグネチャの番号そのものではなく、例えばA×(プリアンブル・シグネチャの番号)+B(A、Bは0または正または負の整数)などのようにプリアンブル・シグネチャの番号から計算される値でもよい。また、剰余の計算に用いる値はプリアンブル・シグネチャの番号に限定されるものではなく、移動局がRACHを送信したスロット番号などタイミングを識別する値やそれぞれの移動局を識別する番号などでもよい。
また、本実施の形態では、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションを定める際にE−DCHリソースコンフィグレーションの総数を用いるとして説明を行ったが、総数を用いる必要はなく、E−DCHリソースコンフィグレーションの総数未満の数を用いる形態としてもよい。このような形態をとることにより、どの移動局についてもデフォルトとして設定されていないE−DCHリソースコンフィグレーションを設定することができ、柔軟に使用するE−DCHリソースコンフィグレーションを選択できるという効果が得られる。
なお、プリアンブル・シグネチャの番号とデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションとの対応関係を求める際には本実施の形態のように剰余を取る形態に限定したものではなく、E−DCHリソースコンフィグレーションの総数の範囲内に対応できるような形態であればハッシュ関数等を用いてもよい。
本実施の形態では、リソースコンフィグレーションをE−DCHリソースコンフィグレーションとして説明したが、移動局が前記第一の応答を受信した際に、前記デフォルトのリソースコンフィグレーションに対応したリソースコンフィグレーションを用いてデータを送信するシステムであれば、E−DCHリソースコンフィグレーションに限定したものではないことは明らかである。
(第2の実施の形態)
本実施の形態では、基地局は、プリアンブル・シグネチャごとにデフォルトのリソースコンフィグレーションを複数用意し、デフォルトのリソースコンフィグレーションを算出するためのパラメータの値を複数用意し、前記パラメータの値を選択し、報知することを特徴としている。
以下、リソースコンフィグレーションをE−DCHリソースコンフィグレーションとし、予めオフセットを複数与えてデフォルトに割り当てるE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスを算出し、基地局が、デフォルトの上りチャネルリソースコンフィグレーショングループの使用状況に応じて使用するグループを変更する無線通信システムを一例として図9から図13を用いて説明する。
第1の実施形態では、プリアンブル・シグネチャごとに1つだけデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションを割り当てている。そのため、移動局がプリアンブルを送信した際に、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションが使用中であり、E−AICHを用いてデフォルトとは異なるE−DCHリソースコンフィグレーションを割り当てる確率が高くなる。これにより、移動局は、E−AICHを復号しなければ割り当てられたE−DCHリソースコンフィグレーションを知ることができず、移動局の復号処理量が増加する。
また、E−AICHには対応していない基地局の場合、E−AICHを用いてデフォルトとは異なるE−DCHリソースコンフィグレーションを割り当てることができないためE−DCHリソースコンフィグレーションの衝突確率が増加する可能性がある。そこで、本実施の形態では、プリアンブル・シグネチャに対し、複数のデフォルトE−DCHリソースコンフィグレーショングループを設定し、基地局が、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーショングループの使用状況に応じて使用するグループを変更することを特徴としている。
図6は、本実施の形態におけるデータ送信シーケンス図である。第1の実施の形態とは、E−DCHリソースコンフィグレーションリストを報知する動作(ステップS101)および報知情報から、デフォルトに割り当てるE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスを算出する動作(ステップS102)のみ異なるので、他の説明を省略する。
ステップS101において、基地局は、セル内の移動局に対して、所定の時間ごとにE−DCHリソースコンフィグレーションリストと、E−RACHで使用可能なプリアンブル・シグネチャリストと、後述する位置オフセットB、間隔オフセットCとをBCHで報知している。基地局は、リソースコンフィグレーション制御部109で、後述する複数のデフォルトE−DCHリソースコンフィグレーショングループの使用状況を管理し、デフォルトE−DCHリソースコンフィグレーショングループの使用率に応じて報知情報を変更する。ステップ102において、移動局および基地局は、報知情報から、下記式(5)に基づいて、E−DCHリソースコンフィグレーションリストからデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスを算出する。
Figure 2009296642
このとき、第1の実施の形態と同様にDindは、デフォルトに割り当てるE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスを、Preindは、プリアンブル・シグネチャの番号を示し、Yは、E−DCHリソースコンフィグレーションの総数を示す。E−DCHリソースコンフィグレーションリストにおいて、Bはデフォルト位置をオフセットするパラメータ(以下、位置オフセット)を示し、Cは、連続した番号のプリアンブル・シグネチャに対応するデフォルトE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスの間隔を示すパラメータ(以下、間隔オフセット)を示す。位置オフセットBおよび間隔オフセットCの値は、基地局から定期的に報知される。図11に、式(5)に基づいたデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションの割り当てを示す一例である。この例では、位置オフセットB=2、間隔オフセットC=2としている。
図12、13を用いて、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーショングループの使用率に応じた報知情報の変更方法の具体例を説明する。
図12は、本例におけるデフォルトE−DCHリソースコンフィグレーション割り当てを示す一例である。図13は、基地局における報知情報の変更の動作を示すフローチャートである。
図12の例において、基地局は、セル内で有効なシグネチャ・プリアンブルすべてに2つずつのデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションを下記式(6)に基づいて設定し、それぞれをDefault Groupとして管理する。このとき、C1=2、B1=2、B2=3とし、初期設定にDefault Group1を使うこととする。
Figure 2009296642
図13において、所定の時間ごとに報知する情報を決定することに応答して、制御動作を開始する。下記式(7)に基づいてDefault Groupの使用率R(x)を計算する。
Figure 2009296642
ここで、Rbusy(x)はDefault Group#xにおける使用中のE−DCHリソースコンフィグレーション数を示し、Rall(x)はDefault Group#xの全E−DCHリソースコンフィグレーション数を示す。
また、計算された使用率R(x)と予め定められた閾値Rthと比較する(ステップS701)。ここでxは、Default Groupの番号に対応するものである。本例ではDefault Group1が初期設定されているため、R(1)を計算し、閾値Rthと比較する。
ステップS701において閾値Rthを上回っていない場合、位置オフセットBを変更しないでステップS701に戻る。使用率R(x)が閾値Rthを上回っている場合、基地局は、現在使用しているDefault Groupとは異なるDefault Groupを用いた場合の使用率を計算し、使用率R(x)と比較する(ステップS702)。本例では現在使用しているDefault Group1と異なるDefault Group2についてR(2)を計算し、R(1)と比較する。ステップS702において現在使用しているDefault Groupに関する使用率R(x)が、現在使用しているDefault Groupと異なるDefault Groupを用いた場合の使用率よりも低い場合は、位置オフセットBを変更しないでステップS701に戻る。
ステップS702において現在使用しているDefault Groupに関する使用率R(x)が、現在使用しているDefault Groupと異なるDefault Groupを用いた場合の使用率よりも高い場合は、基地局は、使用率が低いDefault Groupを選択し、Default Groupに対応した位置オフセットBをセル内の移動局に報知する(ステップS703)。本例では、R(1)がR(2)よりも高い場合、基地局は、使用率が低いDefault Groupに対応した位置オフセットB2を選択し、セル内の移動局に報知する。
図9は、本実施の形態における基地局の動作を示すフローチャートであるが、第1の実施の形態と同様なので省略する。
図10は、本実施の形態における移動局の動作を示すフローチャートであるが、第1の実施の形態と同様なので省略する。
本実施の形態では、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーショングループを2つ設定し、使用率R(x)の高低により判断したが、グループは2つに限定したものではない。グループを3つ以上設定し、ステップS702において、最も使用率R(x)が低いグループに対応する位置オフセット値を選択しても同様の効果を得ることができる。
なお、本実施の形態では基地局が、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーショングループの使用状況に応じて使用するグループを変更するとして説明をしたが、定められた時間に応じて周期的に変更するという形態でもよい。
本実施の形態では、プリアンブル・シグネチャに対し、複数のデフォルトE−DCHリソースコンフィグレーショングループを設定し、基地局が、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーショングループの使用状況に応じて使用するグループを変更するため、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションを使用できる確率を向上させることで、E−AICHを用いてE−DCHリソースコンフィグレーションを割り当てる頻度を削減できるため、移動局の処理を軽減することができる。
また、本実施の形態では、プリアンブル・シグネチャに対し、複数のデフォルトE−DCHリソースコンフィグレーショングループを設定し、基地局が、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーショングループの使用状況に応じて使用するグループを変更するため、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションを使用できる確率を向上させることができるため、E−AICHが使用できない基地局において、E−DCHリソースコンフィグレーションの衝突確率を軽減することができる。
(第3の実施の形態)
本実施の形態では、基地局は、プリアンブル・シグネチャごとに前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを複数用意し、デフォルトのリソースコンフィグレーションを算出するためのパラメータの値を複数用意して報知することを特徴としている。
以下、リソースコンフィグレーションをE−DCHリソースコンフィグレーションとし、予めオフセットを複数与えてデフォルトに割り当てるE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスを算出し、移動局が、プリアンブルを送信するタイミングに応じて、基地局がデフォルトE−DCHリソースコンフィグレーショングループを使い分ける無線通信システムを一例として図10、図12、図14、図15を用いて説明する。
第1の実施形態では、プリアンブル・シグネチャごとに1つだけデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションを割り当てている。そのため、移動局がプリアンブルを送信した際に、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションが使用中であり、E−AICHを用いて異なるE−DCHリソースコンフィグレーションを割り当てる確率が高くなる。これにより、移動局は、E−AICHを復号しなければ割り当てられたE−DCHリソースコンフィグレーションを知ることができず、移動局の復号処理量が増加する。
また、E−AICHには対応していない基地局の場合、E−AICHを用いてデフォルトとは異なるE−DCHリソースコンフィグレーションを割り当てることができないためE−DCHリソースコンフィグレーションの衝突確率が増加する可能性がある。そこで、本実施の形態では、プリアンブル・シグネチャごとに複数のデフォルトE−DCHリソースコンフィグレーショングループを設定し、移動局が、プリアンブルを送信するタイミングに応じて、基地局がデフォルトE−DCHリソースコンフィグレーショングループを使い分けることを特徴としている。
図14は、本実施の形態におけるデータ送信シーケンス図である。第1の実施形態とは、E−DCHリソースコンフィグレーショングループの判定に関する動作(ステップS801からステップS807)及び移動局が上りデータを送信するために用いるE−DCHリソースコンフィグレーションを決定する動作(ステップS808またはステップS811)が異なるので、他の説明を省略する。
ステップS801において、基地局は、セル内の移動局に対して、所定の時間ごとにE−DCHリソースコンフィグレーションリストと、E−RACHで使用可能なプリアンブル・シグネチャリストと、第2の実施形態で定義した位置オフセットB、間隔オフセットCを用いた2つの設定値とを、BCHで報知している。ステップS802において、移動局および基地局は、報知情報から、第2の実施の形態と同様に式(5)、式(6)に基づいて、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションインデックスを算出し、2つのDefault Groupを決定する。
移動局のバッファ207に送信データが発生すると(ステップS803)、送信データ制御部204は、プリアンブルを基地局に送信する(ステップS804)。基地局は、プリアンブル受信後に、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションが使用可能か否かを判断する(ステップS805)。
ステップS805において、受信したプリアンブル・シグネチャに対応するデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションが使用可能ではなく、かつプリアンブル再送カウンタCが閾値Cthを越えていない場合、基地局は再送カウンタを1増やす。また、基地局は移動局には特に通知を行わず、Alt1の処理にて移動局からの動作を待つ。Alt1では、移動局は、ステップS804のプリアンブル送信から所定の時間経過後、前述の方法でプリアンブルを再送し(ステップS806)、基地局は、再度ステップS805の処理を行う。Alt1の処理は、プリアンブルが移動局から送信されたものの基地局で受信できなかったなど基地局でプリアンブルを認識できなかった場合にも行われる。なお、ここではステップS306におけるプリアンブルの再送は所定の時間経過後に行われるとして説明したが、所定のアクセススロットが経過した後という形態でもよい。
ステップS805において、受信したプリアンブル・シグネチャに対応するデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションが使用可能である場合、または、プリアンブル再送カウンタCが閾値Cthを越えている場合、Alt2−1からAlt2−3のいずれかの処理を行う。受信したプリアンブル・シグネチャに対応するデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションが使用可能である場合は、Alt2−1の処理へと進む。受信したプリアンブル・シグネチャに対応するデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションが使用可能ではなく、かつプリアンブル再送カウンタCが閾値Cthを越えている場合、Alt2−2の処理へと進む。基地局の動作の詳細については図15を用いて説明する。移動局は、Alt2−1のステップS808またはAlt2−2のステップS811など上りデータを送信するために用いるE−DCHリソースコンフィグレーションを決定する際に、プリアンブルを送信したアクセススロット番号が偶数であるときは、Default Group1からデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションを決定し、プリアンブルを送信したアクセススロット番号が奇数であるときは、Default Group2からデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションを決定する。
なお、ここではステップS805において、受信したプリアンブル・シグネチャに対応するデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションが使用可能ではなく、かつプリアンブル再送カウンタCが閾値Cthを越えていない場合、基地局は移動局に特に通知を行わないとして説明をしたが、Alt2−3のようにE−AICHに対応していない基地局ではAICHを用いた応答通知NACKを、E−AICHに対応した基地局では、AICHとE−AICHを用いた応答通知NACKを送信するという形態でもよい。
図15は、本実施の形態における、AICH/E−AICHの応答を判断するステップS805における基地局、特にリソースコンフィグレーション制御部109の動作を示すフローチャートである。 基地局は、移動局が送信するプリアンブルを受信したかを確認し(ステップS901)、プリアンブルを受信していない場合はプリアンブル受信待ち状態に戻る。ステップS901でプリアンブルを受信していた場合は、移動局がプリアンブルを送信したアクセススロット番号を考慮して、受信したプリアンブルに割り当てたデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションが使用可能か否かを判断する(ステップS902)。受信したタイミングに割り当てたデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションが使用可能である場合、基地局はAICHを用いて、応答通知ACKを通知し(ステップS903)、移動局が送信する上りデータを受信して(ステップS904)、ステップS901のプリアンブル受信待ち状態に戻る。
ステップS902において、受信したプリアンブルに割り当てたデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションが使用可能ではない場合、基地局は、プリアンブル待ちカウンタCが、閾値Cthを越えているか否かの判断をする(ステップS905)。ステップS905において、プリアンブル待ちカウンタCが、閾値Cthを越えている場合、基地局は、E−DCHリソースコンフィグレーションリストの中でデフォルト以外のE−DCHコンフィグレーションが使用可能か否か判断する(ステップS906)。
ステップS906において、E−DCHリソースコンフィグレーションリストの中でデフォルト以外のE−DCHリソースコンフィグレーションが使用可能である場合、そのうちの1つを選択し、AICHを用いた応答通知NACKおよび、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションと選択したE−DCHリソースコンフィグレーションとのオフセット値からE−AICHシグネチャとE−AICHシグネチャ状態とを求め、E−AICHシグネチャに対応したE−AICHシグネチャパターンを用いて、E−AICHシグネチャ状態を含んだE−AICHを送信する(ステップS907)。基地局は、移動局が送信する上りデータを受信して(ステップS908)、ステップS901のプリアンブル受信待ち状態に戻る。
ステップS906において、E−DCHリソースコンフィグレーションリストの中でデフォルト以外のE−DCHリソースコンフィグレーションが使用可能ではない場合、AICHを用いた応答通知NACKおよび、E−AICHを用いた応答通知NACKを通知し(ステップS909)、ステップS901のプリアンブル受信待ち状態に戻る。
ステップ905において、タイミング待ちカウンタCが、閾値Cthを越えていない場合、基地局は、タイミング待ちカウンタCに1追加し(ステップS910)、ステップS901のプリアンブル受信待ち状態に戻る。
図8は、本実施の形態における移動局の動作を示すフローチャートであるが、第1の実施の形態と同様なので省略する。
本実施の形態では、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーショングループを2つ設定し、プリアンブルを送信するアクセススロットの偶数、奇数で使用するグループを判断したが、グループを3つ以上設定し、アクセススロットも同数に分けて使用するグループを判断しても同様の効果を得ることができる。
例えば、プリアンブルの再送間隔が奇数のアクセススロットであるときは、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーショングループを2つ設定した場合に、偶数のアクセススロットと奇数のアクセススロットを繰り返してプリアンブルを送信するため、基地局はデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーショングループを交互に使い分けることが可能となる。
また、プリアンブルの再送間隔が偶数のアクセススロットであるときも、グループを3つ以上設定することにより、デフォルトE−DCHリソースコンフィグレーショングループを使い分けることが可能となる。
なお、本実施の形態では移動局がプリアンブルを送信するタイミングに応じて使用するグループを変更するとして説明をしたが、定められた時間に応じて周期的に変更するという形態でもよい。
本実施の形態では、リソースコンフィグレーションの総数から求められた値を少なくとも用いて、1つのプリアンブル・シグネチャに対し、複数のデフォルトE−DCHリソースコンフィグレーショングループを設定し、移動局がプリアンブルを送信するタイミングに応じて、基地局がデフォルトE−DCHリソースコンフィグレーショングループを使い分けることを特徴としている。
本実施の形態では、プリアンブル・シグネチャに対し、複数のデフォルトE−DCHリソースコンフィグレーショングループを設定し、移動局がプリアンブルを送信するタイミングに応じて、基地局がデフォルトE−DCHリソースコンフィグレーショングループを使い分けることで、移動局の処理の軽減が期待できる。これは、デフォルトE−DCHリソースコンフィグレーショングループを使い分けることによりデフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションを使用できる確率を向上させることで、E−AICHを用いてデフォルト以外のE−DCHリソースコンフィグレーションを割り当てる頻度を削減できるためである。
また、プリアンブル・シグネチャに対し、複数のデフォルトE−DCHリソースコンフィグレーショングループを設定し、移動局がプリアンブルを送信するタイミングに応じて、基地局がデフォルトE−DCHリソースコンフィグレーショングループを使い分けることで、デフォルトのE−DCHリソースコンフィグレーションを使用できる確率を向上させることができるため、E−DCHリソースコンフィグレーションの衝突確率を軽減することが期待できる。
本発明の第1の態様は、基地局と移動局からなる通信システムであって、前記基地局は、前記移動局から送信されたプリアンブルを受信し、受信したプリアンブルに対する応答を前記移動局へ送信し、前記移動局は、前記応答が第一の応答である場合に、リソースコンフィグレーションの総数または、該総数から求められた値を用いて決定した自移動局のデフォルトのリソースコンフィグレーションの少なくとも一部の情報を用いてデータを送信することを特徴とする。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記移動局は、更に前記プリアンブルに用いるプリアンブル・シグネチャを特定するためのプリアンブル・シグネチャ番号から求められた値を用いて、前記送信に用いる前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを決定することを特徴とする。
本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記移動局は、前記プリアンブル・シグネチャ番号をPreIndとし、リソースコンフィグレーションの総数または、該総数からから求められた値をYとして、前記送信に用いる前記デフォルトのリソースコンフィグレーションDindを
Dind = PreInd mod Y
として算出することを特徴とする。
本発明の第4の態様は、第1から3のいずれかの態様において、前記基地局は、前記プリアンブル・シグネチャごとに前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを複数用意することを特徴とする。
本発明の第5の態様は、第4の態様において、前記基地局は、前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを算出するためのパラメータの値を複数用意し、前記パラメータの値を選択し、報知することを特徴とする。
本発明の第6の態様は、第5の態様において、前記パラメータは位置オフセットと間隔オフセットからなり、位置オフセットをBi(i=1,・・・、N:Nは自然数)とし、間隔オフセットをCj(j=1、・・・、L:Lは自然数)として、前記基地局は各グループのデフォルトのリソースコンフィグレーションDindを、
Dind = (Cj×PreInd+Bi)mod Y
として算出することを特徴とする。
本発明の第7の態様は、第5または6の態様において、前記基地局は、所定の条件を満足した場合に、前記パラメータを他の値に切り替えることを特徴とする。
本発明の第8の態様は、第7の態様において、前記所定の条件は、前記パラメータの値から決定され得るデフォルトのリソースコンフィグレーション数とそのうちの使用中の数とから求められる使用率に基づくことを特徴とする。
本発明の第9の態様は、第4の態様において、前記基地局は、前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを算出するためのパラメータの値を複数用意して報知することを特徴とする。
本発明の第10の態様は、第9の態様において、前記移動局は、前記報知されたパラメータを保持し、所定の条件に基づいて前記パラメータの値の中から1つを選択することを特徴とする。
本発明の第11の態様は、第10の態様において、前記所定の条件は、前記プリアンブルを送信するタイミングであることを特徴とする。
本発明の第12の態様は、第1から11のいずれかの態様において、前記プリアンブルに対する応答はAcquisition Indicator Channel(AICH)を用いて送信されることを特徴とする。
本発明の第13の態様は、第1から12のいずれかの態様において、前記リソースコンフィグレーションがEnhanced Dedicated Channel(E−DCH)リソースコンフィグレーションであることを特徴とする。
本発明の第14の態様は、基地局であって、リソースコンフィグレーションの総数または該総数から求められた値を用いて決定されたデフォルトのリソースコンフィグレーションを基に、移動局から送信されたプリアンブルに対する応答通知を決定することを特徴とする。
本発明の第15の態様は、第14の態様において、前記基地局は、更に前記プリアンブルに用いるプリアンブル・シグネチャを特定するためのプリアンブル・シグネチャ番号から求められた値を用いて、前記応答通知の決定に用いる前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを決定することを特徴とする。
本発明の第16の態様は、第15の態様において、前記基地局は、前記プリアンブル・シグネチャ番号をPreIndとし、リソースコンフィグレーションの総数または、該総数からから求められた値をYとして、前記応答の決定に用いる前記デフォルトのリソースコンフィグレーションDindを
Dind = PreInd mod Y
として算出することを特徴とする。
本発明の第17の態様は、第14から16のいずれかの態様において、前記基地局は、前記プリアンブル・シグネチャごとに前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを複数用意することを特徴とする。
本発明の第18の態様は、第17の態様において、前記基地局は、前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを算出するためのパラメータの値を複数用意し、前記パラメータの値を選択し、報知することを特徴とする。
本発明の第19の態様は、第17の態様において、前記基地局は、前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを算出するためのパラメータの値を複数用意して報知することを特徴とする。
本発明の第20の態様は、基地局へプリアンブルを送信する移動局であって、前記移動局は、前記基地局から前記プリアンブルに対する応答を受信し、前記応答が第一の応答である場合に、リソースコンフィグレーションの総数または該総数から求められた値を用いて、自移動局のデフォルトのリソースコンフィグレーションとして決定したリソースコンフィグレーションの少なくとも一部の情報を用いてデータを送信することを特徴とする。
本発明の第21の態様は、第20の態様において、前記移動局は、更に前記プリアンブルに用いるプリアンブル・シグネチャを特定するためのプリアンブル・シグネチャ番号から求められた値を用いて、前記送信に用いる前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを決定することを特徴とする。
本発明の第22の態様は、第21の態様において、前記移動局は、前記プリアンブル・シグネチャ番号をPreIndとし、リソースコンフィグレーションの総数または、該総数からから求められた値Yとして、前記送信に用いる前記デフォルトのリソースコンフィグレーションDindを
Dind = PreInd mod Y
として算出することを特徴とする。
本発明の第23の態様は、第20から22のいずれかの態様において、前記移動局は、前記基地局から報知されたパラメータに基づいて、前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを算出することを特徴とする。
本発明の第24の態様は、基地局の応答決定方法であって、リソースコンフィグレーションの総数または該総数から求められた値を用いて決定されたデフォルトのリソースコンフィグレーションを基に、移動局から送信されたプリアンブルに対する応答通知を決定することを特徴とする。
本発明の第25の態様は、第24の態様において、更に前記プリアンブルに用いるプリアンブル・シグネチャを特定するためのプリアンブル・シグネチャ番号から求められた値を用いて、前記応答通知の決定に用いる前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを決定することを特徴とする。
本発明の第26の態様は、第25の態様において、前記プリアンブル・シグネチャ番号をPreIndとし、リソースコンフィグレーションの総数または、該総数からから求められた値をYとして、前記応答の決定に用いる前記デフォルトのリソースコンフィグレーションDindを
Dind = PreInd mod Y
として算出することを特徴とする。
本発明の第27の態様は、第24から26のいずれかの態様において、前記基地局は、前記プリアンブル・シグネチャごとに前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを複数用意することを特徴とする。
本発明の第28の態様は、第27の態様において、前記基地局は、前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを算出するためのパラメータの値を複数用意するステップと、前記パラメータの値を選択するステップと、報知するステップとを有することを特徴とする。
本発明の第29の態様は、第27の態様において、前記基地局は、前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを算出するためのパラメータの値を複数用意するステップと、報知するステップとを有することを特徴とする。
本発明の第30の態様は、移動局のリソースコンフィグレーション決定方法であって、リソースコンフィグレーションの総数または該総数から求められた値を用いて、デフォルトのリソースコンフィグレーションを決定することを特徴とする。
本発明の第31の態様は、第30の態様において、更に前記プリアンブルに用いるプリアンブル・シグネチャを特定するためのプリアンブル・シグネチャ番号から求められた値を用いて、前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを決定することを特徴とする。
本発明の第32の態様は、第31の態様において、前記プリアンブル・シグネチャ番号をPreIndとし、リソースコンフィグレーションの総数または、該総数からから求められた値をYとして、前記応答の決定に用いる前記デフォルトのリソースコンフィグレーションDindを
Dind = PreInd mod Y
として算出することを特徴とする。
本発明の第33の態様は、第30から32のいずれかの態様において、前記移動局は、前記基地局から報知されたパラメータに基づいて、前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを算出することを特徴とする。
本発明の第34の態様は、情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、前記プログラムは、前記情報処理装置にリソースコンフィグレーションの総数または該総数から求められた値を用いたデフォルトのリソースコンフィグレーションを基に、移動局から送信されたプリアンブルに対して基地局から送信する応答通知を決定する処理を実行させることを特徴とする。
本発明の第35の態様は、情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、
前記プログラムは、前記情報処理装置にリソースコンフィグレーションの総数または該総数から求められた値を用いて、移動局におけるデフォルトのリソースコンフィグレーションを決定する処理を実行させることを特徴とする。
本発明は、上りチャネルを用いて、複数の無線通信装置が基地局にアクセスする方式の無線通信システムに適用可能である。
この出願は、2008年3月19日に出願された日本出願特願2008−072580を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10 基地局
20 移動局
101 無線通信部
102 受信処理部
103 送信処理部
104 通信部
105 受信処理部
106 送信処理部
107 リソースコンフィグレーション生成部
108 プリアンブル識別部
109 リソースコンフィグレーション制御部
201 無線通信部
202 受信処理部
203 応答通知処理部
204 送信データ制御部
205 リソースコンフィグレーション保持部
206 送信処理部
207 バッファ

Claims (31)

  1. 基地局と移動局からなる通信システムであって、
    前記基地局は、前記移動局からのランダムアクセス送信に含まれるプリアンブルを受信し、受信したプリアンブルに対する応答を前記移動局へ送信し、
    前記移動局は、前記応答が第一の応答である場合に、リソースコンフィグレーションの総数または該総数から求められた値と、前記プリアンブルに用いるプリアンブル・シグネチャを特定するためのプリアンブル・シグネチャ番号から求められた値とを用いて決定した自移動局のデフォルトのリソースコンフィグレーションの少なくとも一部の情報を用いてデータを送信することを特徴とする通信システム。
  2. 前記移動局は、前記プリアンブル・シグネチャ番号をランダムに選択することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記基地局は、前記プリアンブル・シグネチャごとに前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを複数用意することを特徴とする請求項1または2項記載の通信システム。
  4. 前記基地局は、前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを算出するためのパラメータの値を複数用意し、前記パラメータの値を選択し、報知することを特徴とする請求項3記載の通信システム。
  5. 前記パラメータは位置オフセットと間隔オフセットからなり、位置オフセットをBi(i=1,・・・、N:Nは自然数)とし、間隔オフセットをCj(j=1、・・・、L:Lは自然数)とし、リソースコンフィグレーションの総数または、該総数から求められた値をYとし、前記プリアンブルに用いるプリアンブル・シグネチャを特定するためのプリアンブル・シグネチャ番号をPreIndとして、前記基地局は各グループのデフォルトのリソースコンフィグレーションDindを、
    Dind = (Cj×PreInd+Bi)mod Y
    として算出することを特徴とする請求項4記載の通信システム。
  6. 前記基地局は、所定の条件を満足した場合に、前記パラメータを他の値に切り替えることを特徴とする請求項4または5記載の通信システム。
  7. 前記所定の条件は、前記パラメータの値から決定され得るデフォルトのリソースコンフィグレーション数とそのうちの使用中の数とから求められる使用率に基づくことを特徴とする請求項6記載の通信システム。
  8. 前記基地局は、前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを算出するためのパラメータの値を複数用意して報知することを特徴とする請求項7記載の通信システム。
  9. 前記移動局は、前記報知されたパラメータを保持し、所定の条件に基づいて前記パラメータの値の中から1つを選択することを特徴とする請求項8記載の通信システム。
  10. 前記所定の条件は、前記プリアンブルを送信するタイミングであることを特徴とする請求項9記載の通信システム。
  11. 前記プリアンブルに対する応答はAcquisition Indicator Channel(AICH)を用いて送信されることを特徴とする請求項1から10いずれか1項記載の通信システム。
  12. 前記リソースコンフィグレーションがEnhanced Dedicated Channel(E−DCH)リソースコンフィグレーションであることを特徴とする請求項1から11いずれか1項記載の通信システム。
  13. 前記第一の応答は、肯定応答であることを特徴とする請求項1から12いずれか1項記載の通信システム。
  14. リソースコンフィグレーションの総数または該総数から求められた値と、前記プリアンブルに用いるプリアンブル・シグネチャを特定するためのプリアンブル・シグネチャ番号から求められた値とを用いて決定されたデフォルトのリソースコンフィグレーションを基に、移動局からのランダムアクセス送信に含まれるプリアンブルに対する応答通知を決定することを特徴とする基地局。
  15. 前記基地局は、前記プリアンブル・シグネチャごとに前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを複数用意することを特徴とする請求項14記載の基地局。
  16. 前記基地局は、前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを算出するためのパラメータの値を複数用意し、前記パラメータの値を選択し、報知することを特徴とする請求項15記載の基地局。
  17. 前記基地局は、前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを算出するためのパラメータの値を複数用意して報知することを特徴とする請求項15記載の基地局。
  18. 基地局へプリアンブルを送信する移動局であって、
    前記移動局は、自移動局からのランダムアクセス送信に含まれるプリアンブルに対する応答が第一の応答である場合に、リソースコンフィグレーションの総数または該総数から求められた値と、前記プリアンブルに用いるプリアンブル・シグネチャを特定するためのプリアンブル・シグネチャ番号から求められた値とを用いて決定した、自移動局のデフォルトリソースコンフィグレーションの少なくとも一部の情報を用いてデータを送信する
    ことを特徴とする移動局。
  19. 前記移動局は、前記プリアンブル・シグネチャ番号をランダムに選択することを特徴とする請求項18記載の移動局。
  20. 前記移動局は、前記基地局から報知されたパラメータに基づいて、前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを算出することを特徴とする請求項18または19項記載の移動局。
  21. 前記第一の応答は、肯定応答であることを特徴とする請求項18から20いずれか1項記載の移動局。
  22. 基地局の応答決定方法であって、
    リソースコンフィグレーションの総数または該総数から求められた値と、前記プリアンブルに用いるプリアンブル・シグネチャを特定するためのプリアンブル・シグネチャ番号から求められた値とを用いて決定されたデフォルトのリソースコンフィグレーションを基に、移動局からのランダムアクセス送信に含まれるプリアンブルに対する応答通知を決定することを特徴とする応答決定方法。
  23. 前記基地局は、前記プリアンブル・シグネチャごとに前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを複数用意することを特徴とする請求項22記載の応答決定方法。
  24. 前記基地局は、前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを算出するためのパラメータの値を複数用意するステップと、前記パラメータの値を選択するステップと、報知するステップとを有する請求項23記載の応答決定方法。
  25. 前記基地局は、前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを算出するためのパラメータの値を複数用意するステップと、報知するステップとを有する請求項23記載の応答決定方法。
  26. 移動局のリソースコンフィグレーション決定方法であって、
    前記移動局は、自移動局からのランダムアクセス送信に含まれるプリアンブルに対する応答を前記基地局から受信し、
    前記応答が第一の応答である場合に、リソースコンフィグレーションの総数または該総数から求められた値と、前記プリアンブルに用いるプリアンブル・シグネチャを特定するためのプリアンブル・シグネチャ番号から求められた値とを用いて、自移動局のデフォルトのリソースコンフィグレーションを決定することを特徴とするリソースコンフィグレーション決定方法。
  27. 前記移動局は、前記プリアンブル・シグネチャ番号をランダムに選択することを特徴とする請求項26記載のリソースコンフィグレーション決定方法。
  28. 前記移動局は、前記基地局から報知されたパラメータに基づいて、前記デフォルトのリソースコンフィグレーションを算出することを特徴とする請求項26または27記載のリソースコンフィグレーション決定方法。
  29. 前記第一の応答は、肯定応答であることを特徴とする請求項26から28いずれか1項記載のリソースコンフィグレーション決定方。
  30. 情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、前記プログラムは、前記情報処理装置に、
    リソースコンフィグレーションの総数または該総数から求められた値と、前記プリアンブルに用いるプリアンブル・シグネチャを特定するためのプリアンブル・シグネチャ番号から求められた値とを用いたデフォルトのリソースコンフィグレーションを基に、移動局からのランダムアクセス送信に含まれるプリアンブルに対して基地局から送信する応答通知を決定する処理を実行させることを特徴とするプログラム。
  31. 情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、前記プログラムは、前記情報処理装置に、
    自移動局からのランダムアクセス送信に含まれるプリアンブルに対する応答が第一の応答である場合に、リソースコンフィグレーションの総数または該総数から求められた値と、前記プリアンブルに用いるプリアンブル・シグネチャを特定するためのプリアンブル・シグネチャ番号から求められた値とを用いて決定した、移動局におけるデフォルトのリソースコンフィグレーションを決定する処理を実行させることを特徴とするプログラム。
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