JP2009296455A - 負荷駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電界効果トランジスタを、別途電源を用いることなく確実にオンさせることが可能な負荷駆動装置を提供する。
【解決手段】負荷Lを駆動する電界効果トランジスタ13のゲート端子13Gにトランジスタ23を接続する。信号源16からのLレベル信号出力状態で直流電源Eにより充電回路15のコンデンサ25を充電する。信号源16からのHレベル信号出力状態で、コンデンサ25に充電した電圧をHレベル信号電圧に重畳した電圧によりトランジスタ23を動作させることによって、この電圧を電界効果トランジスタ13のゲート端子13Gに供給する。電界効果トランジスタ13を、別途電源を用いることなく確実にオンさせることが可能になる。
【選択図】図1
【解決手段】負荷Lを駆動する電界効果トランジスタ13のゲート端子13Gにトランジスタ23を接続する。信号源16からのLレベル信号出力状態で直流電源Eにより充電回路15のコンデンサ25を充電する。信号源16からのHレベル信号出力状態で、コンデンサ25に充電した電圧をHレベル信号電圧に重畳した電圧によりトランジスタ23を動作させることによって、この電圧を電界効果トランジスタ13のゲート端子13Gに供給する。電界効果トランジスタ13を、別途電源を用いることなく確実にオンさせることが可能になる。
【選択図】図1
Description
本発明は、電界効果トランジスタにより負荷を駆動する負荷駆動装置に関する。
従来、負荷駆動回路では、負荷に供給される電源電圧をオンオフする際に、機械式スイッチが用いられていたものの、このような機械式スイッチは、大電力を制御する場合には大きくなってしまうので、小電力で大電力を制御可能な半導体素子をスイッチとして用いるものが各分野で使用されている。
中でも、電界効果トランジスタ(FET)は、小電力から大電力まで効率的な制御が可能な優れた素子であり、例えば直流−直流変換装置(DC−DCコンバータ)など、各種分野で用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−99514号公報(第8−10頁、図1)
上述のような負荷駆動装置において、電界効果トランジスタをオンオフさせる際には、その電界効果トランジスタの特性に応じた任意の電圧をゲート端子に印加する必要がある。例えば、負荷を動作させるための供給電圧が高い場合には、電界効果トランジスタのゲート端子に直接供給電圧から印加すればよい。
一方で、現在、小型の電子機器は、乾電池などによる数ボルトの供給電圧によって動作させており、この供給電圧を電界効果トランジスタのゲート端子に印加しても、動作が不安定になるおそれがある。そのため、ゲート印加電圧用として、供給電圧よりも電圧を高くした電源を別途用意しなければならないという問題点を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、電界効果トランジスタを、別途電源を用いることなく確実にオンさせることが可能な負荷駆動装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の負荷駆動装置は、負荷をスイッチング制御する電界効果トランジスタと、この電界効果トランジスタのゲート端子に接続されたスイッチング素子と、Lレベル信号およびHレベル信号を選択的に出力可能な信号源と、前記スイッチング素子に接続され、前記信号源からのLレベル信号出力状態で電源により充電されるとともに、前記信号源からのHレベル信号出力状態で、充電された電圧をHレベル信号電圧に重畳した電圧により前記スイッチング素子を動作させてこの電圧を前記電界効果トランジスタのゲート端子に供給する充電回路とを具備したものである。
請求項1記載の負荷駆動装置によれば、信号源からのLレベル信号出力状態で電源により充電された充電回路の電圧を、信号源からのHレベル信号出力状態で、このHレベル信号電圧に重畳してスイッチング素子を動作させることによりこの電圧を電界効果トランジスタのゲート端子に供給することで、別途電源を用いることなく電界効果トランジスタを確実にオンさせることが可能になる。
以下、本発明の一実施の形態の負荷駆動装置の構成を図1を参照して説明する。
図1において、11は負荷駆動装置を示し、この負荷駆動装置11は、例えば直流−直流変換装置(DC−DCコンバータ)などに用いられ、負荷Lを駆動させるものである。
そして、この負荷駆動装置11は、電源である直流電源Eに対して、負荷Lと電界効果トランジスタ(FET)13との直列回路と、スイッチング回路14、充電回路15および信号源16の直列回路との並列回路が接続されている。
直流電源Eは、例えば単3型の乾電池などを直列に接続したもので、例えば3V〜5V程度の直流電圧を出力可能である。
負荷Lは、例えばカメラなどのフラッシュ装置に用いる電源を充電するためのトランスの一次巻線などである。
電界効果トランジスタ13は、例えばエンハンスメント型・単ゲート・NチャネルのIGFETなどであり、ソース端子13Sが直流電源Eのグランド電圧側に接続され、ドレイン端子13Dが負荷Lに接続されている。また、この電界効果トランジスタ13のゲート端子13Gは、抵抗器18を介して直流電源Eのグランド電圧側に接続されており、この抵抗器18によって電位が設定されている。この電界効果トランジスタ13は、例えばオン電圧が直流電源Eの電圧と同程度、すなわち5V程度に設定されている。
スイッチング回路14は、抵抗器21,22が直列に接続されているとともに、これら抵抗器21,22の接続点にスイッチング素子であるトランジスタ23が接続されて構成されている。
抵抗器21は、トランジスタ23のベース電位を設定するものである。
抵抗器22は、トランジスタ23のベース端子23Bとエミッタ端子23Eとの間に接続されている。
トランジスタ23は、例えばPNP型のバイポーラトランジスタであり、エミッタ端子23Eが充電回路15に接続され、コレクタ端子23Cが電界効果トランジスタ13のゲート端子13Gに接続されている。
充電回路15は、上記抵抗器21,22に一方の電極が接続された電解コンデンサなどのコンデンサ25を備え、このコンデンサ25が、抵抗器21,22により設定された電圧で充電される。すなわち、上記抵抗器21,22は、充電回路15の一部を構成している。また、直流電源Eのプラス電圧側とコンデンサ25との間には、補助充電用(充電速度向上用)のダイオード26が順方向に接続されている。なお、このダイオード26は、省略してもよい。
信号源16は、例えば外部信号などに応じてLレベル信号とHレベル信号とを選択的に出力可能なマイコンなどであり、コンデンサ25の他方の電極に接続されている。
ここで、信号源16が出力するLレベル信号電圧は、例えば0Vに設定され、Hレベル信号電圧は、直流電源Eのプラス電圧に対応して、例えば3V〜5V程度に設定されている。
次に、上記一実施の形態の動作を説明する。
信号源16からLレベル信号が出力されている場合には、コンデンサ25の一方の電極の電位が抵抗器21,22の直列回路により設定された電位となり、コンデンサ25の他方の電極の電位がLレベル信号電位(グランド電位)となることで、コンデンサ25が直流電源Eの出力電圧と略等しい電圧で充電される。また、コンデンサ25は、ダイオード26によっても補助的に充電されている。
このとき、トランジスタ23は、エミッタ電位とベース電位とが略同電位に保たれるので、電流が流れない。すなわち、スイッチング回路14がオフ状態となっている。したがって、電界効果トランジスタ13もオフ状態となる。
所定の外部信号などにより信号源16からHレベル信号が出力された場合には、コンデンサ25の他方の電極の電位がHレベル信号電位となることにより、コンデンサ25の一方の電極の電位が、このコンデンサ25に充電された電圧をHレベル信号電位に重畳した電位となる。このため、トランジスタ23のエミッタ電位がベース電位よりも高くなり、トランジスタ23(スイッチング回路14)がオンされて電流が流れる。この結果、コンデンサ25に充電された電圧をHレベル信号電位に重畳した電圧が電界効果トランジスタ13のゲート端子Gに印加されて電界効果トランジスタ13が確実にオンされ、負荷Lが確実に駆動される。
すなわち、上述したように、上記一実施の形態によれば、信号源16からのLレベル信号出力状態で直流電源Eにより充電された充電回路15のコンデンサ25の電圧を、信号源16からのHレベル信号出力状態でこのHレベル信号電圧に重畳してスイッチング回路14のトランジスタ23を動作させることによりこの電圧を電界効果トランジスタ13のゲート端子13Gに供給することで、電界効果トランジスタ13を確実にオンさせることが可能になる。
そして、このように電界効果トランジスタ13を、別途電源を用いることなく確実にオンできることにより、数本の乾電池などにより直流電源Eを構成した機器に負荷駆動装置11を用いることが可能となり、機器の構成の簡略化および小型化が可能になるとともに、電界効果トランジスタ13によるスイッチング動作の安定性(信頼性)が増し、比較的大きい電流を取ることが可能になり、比較的大きい負荷Lをも駆動することが可能になる。
なお、上記一実施の形態において、負荷Lとしては、任意のものを用いることが可能である。
また、スイッチング回路14、充電回路15および信号源16などは、上記構成に限定されるものではない。
11 負荷駆動装置
13 電界効果トランジスタ
13G ゲート端子
15 充電回路
16 信号源
23 スイッチング素子であるトランジスタ
E 電源である直流電源
L 負荷
13 電界効果トランジスタ
13G ゲート端子
15 充電回路
16 信号源
23 スイッチング素子であるトランジスタ
E 電源である直流電源
L 負荷
Claims (1)
- 負荷をスイッチング制御する電界効果トランジスタと、
この電界効果トランジスタのゲート端子に接続されたスイッチング素子と、
Lレベル信号およびHレベル信号を選択的に出力可能な信号源と、
前記スイッチング素子に接続され、前記信号源からのLレベル信号出力状態で電源により充電されるとともに、前記信号源からのHレベル信号出力状態で、充電された電圧をHレベル信号電圧に重畳した電圧により前記スイッチング素子を動作させてこの電圧を前記電界効果トランジスタのゲート端子に供給する充電回路と
を具備したことを特徴とした負荷駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008149608A JP2009296455A (ja) | 2008-06-06 | 2008-06-06 | 負荷駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008149608A JP2009296455A (ja) | 2008-06-06 | 2008-06-06 | 負荷駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009296455A true JP2009296455A (ja) | 2009-12-17 |
Family
ID=41544186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008149608A Pending JP2009296455A (ja) | 2008-06-06 | 2008-06-06 | 負荷駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009296455A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02233015A (ja) * | 1989-01-23 | 1990-09-14 | Sgs Thomson Microelectron Sa | 対称な2つのチャージ・ポンプを有するデバイスにより制御された電力mosトランジスタ |
JPH09121560A (ja) * | 1995-06-30 | 1997-05-06 | Sgs Thomson Microelectron Srl | フィルタコンデンサを有しないブートストラップライン電力供給レギュレータ |
-
2008
- 2008-06-06 JP JP2008149608A patent/JP2009296455A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH02233015A (ja) * | 1989-01-23 | 1990-09-14 | Sgs Thomson Microelectron Sa | 対称な2つのチャージ・ポンプを有するデバイスにより制御された電力mosトランジスタ |
JPH09121560A (ja) * | 1995-06-30 | 1997-05-06 | Sgs Thomson Microelectron Srl | フィルタコンデンサを有しないブートストラップライン電力供給レギュレータ |
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A977 | Report on retrieval |
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