JP2009296114A - 監視システム、情報端末、監視システムのサービス提供方法およびそのプログラム - Google Patents

監視システム、情報端末、監視システムのサービス提供方法およびそのプログラム Download PDF

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JP2009296114A JP2008145537A JP2008145537A JP2009296114A JP 2009296114 A JP2009296114 A JP 2009296114A JP 2008145537 A JP2008145537 A JP 2008145537A JP 2008145537 A JP2008145537 A JP 2008145537A JP 2009296114 A JP2009296114 A JP 2009296114A
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Abstract

【課題】被害者から離れた場所におけるストーカー犯罪者の行動を監視できる監視システ
ム等を提供する。
【解決手段】被害者が所有する第1携帯電話10と、ストーカー犯罪者が所有する第2携
帯電話20と、第2携帯電話20の位置を監視する監視サーバ30と、から成る監視シス
テムSYである。第1携帯電話10は、地図サイトにアクセスして、監視対象となる固定
位置P1,P2を設定し、その情報を監視サーバ30に送信しておく。監視サーバ30は
、第2携帯電話20が発信した電波から、当該第2携帯電話20の位置情報である第2位
置情報を取得して、設定された固定位置P1,P2を中心とした所定距離内のエリアEF
1,EF2内に、第2携帯電話20が存在するか否かを判定し、存在すると判定した場合
、第2位置情報を第1携帯電話10に送信する。
【選択図】図1

Description

監視対象者の行動を監視する監視システム、情報端末、監視システムのサービス提供方
法およびそのプログラムに関するものである。
従来、監視対象者の行動を監視する監視システムの一例として、徘徊者を探索するシス
テムが提案されている(例えば、特許文献1)。当該探索システムは、徘徊者の監視の依
頼を受けた警備会社が、徘徊者の位置と、徘徊者を探索する探索者(警備会社のスタッフ
)の位置と、の相対的な位置関係を示す情報を、探索者が所持する携帯電話機に提供する
ことで、探索者による徘徊者の探索を迅速に行い得るようにしたものである。
特開2000−304564号公報
ところで、近年ストーカー被害を訴える被害者が増加している。そこで、上記の探索シ
ステムを適用すれば、被害者がストーカー犯罪者の居場所を知ることができ、被害防止に
役立つことが想定される。しかしながら、悪質なストーカー犯罪者は、被害者の後を付け
まわすだけでなく、被害者が自宅を出た後、自宅の敷地内に侵入したり、郵便受けを物色
したりなどの行為も行う。このため、上記の探索システムでは、このような被害者から離
れた場所で行われるストーカー行為を把握することができず、十分な監視ができないとい
った問題があった。また、近年ストーカー被害は、殺人事件などに発展するケースも多く
、悪質化の傾向にあるため、早急且つ有効な防止策が望まれている。
一方、海外では、保護観察を受けた犯罪者に対し、GPS情報を発信するビーコンタグ
を取り付けて犯罪者の行動を監視することが一般的になっている。近年では、電子腕輪と
称される取り外し不可能な装置を犯罪者に装着する方法も韓国等で採用されている。この
ような背景もあり、ストーカー犯罪者に対しても、近い将来、ビーコンタグや電子腕輪が
装着されるようになることが予想できる。
本発明は、上記の問題点に鑑み、被害者から離れた場所におけるストーカー犯罪者の行
動を監視できる監視システム、情報端末、監視システムのサービス提供方法およびそのプ
ログラムを提供することを目的とする。
本発明の監視システムは、監視依頼者が所有するものであって、少なくとも通信機能お
よび表示機能を有する第1情報端末と、監視対象者に装着、または当該監視対象者が所有
するものであって、少なくとも通信機能を有する第2情報端末と、第2情報端末の位置を
監視する監視サーバと、から成る監視システムにおいて、第1情報端末は、地図サイトに
アクセスして、監視対象となる固定位置を設定するための操作部と、固定位置の地図上の
位置を示す固定位置情報を、監視サーバに送信する固定位置情報送信部と、を備え、監視
サーバは、第1情報端末から、固定位置情報を受信する固定位置情報受信部と、受信した
位置情報に基づいて、固定位置の周辺エリアである固定エリアを登録する固定エリア登録
部と、第2情報端末が発信した電波から、当該第2情報端末の位置情報である第2位置情
報を取得する第2位置情報取得部と、取得した第2位置情報に基づいて、固定エリア内に
、第2情報端末が存在するか否かを判定する判定部と、固定エリア内に第2情報端末が存
在すると判定した場合、第2位置情報を第1情報端末に送信する第2位置情報送信部と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の監視システムのサービス提供方法は、監視依頼者が所有するものであって、少
なくとも通信機能および表示機能を有する第1情報端末と、監視対象者に装着、または当
該監視対象者が所有するものであって、少なくとも通信機能を有する第2情報端末と、第
2情報端末の位置を監視する監視サーバと、から成る監視システムのサービス提供方法に
おいて、第1情報端末が、地図サイトにアクセスして、監視対象となる固定位置を設定す
るステップ、固定位置の地図上の位置を示す固定位置情報を、監視サーバに送信するステ
ップ、を実行し、監視サーバが、第1情報端末から受信した位置情報に基づいて、固定位
置の周辺エリアである固定エリアを登録するステップ、第2情報端末が発信した電波から
、当該第2情報端末の位置情報である第2位置情報を取得するステップ、固定エリア内に
、第2情報端末が存在する場合、第2位置情報を第1情報端末に送信するステップ、を実
行することを特徴とする。
これらの構成によれば、第1情報端末により設定された固定位置の周辺エリアに第2情
報端末が存在する場合、当該第2情報端末の位置情報である第2位置情報を、第1情報端
末に送信するため、第2情報端末を所有する監視対象者(例えば、ストーカー犯罪者)の
行動を、第1情報端末を所有する監視依頼者(被害者)が、把握することができる。つま
り、自宅など、ストーカー犯罪者のターゲットとなりそうな地点を固定位置として設定し
ておくことで、監視依頼者が自宅を留守にしている場合でも、自宅周辺にいるストーカー
犯罪者の居場所を確認することができ、安心して帰宅することができる。また、被害者は
、第1情報端末から地図サイトにアクセスして固定位置を設定できるため、旅行、引越し
、出張など様々な状況の変化に応じて、固定位置(固定エリア)の変更・追加・削除を、
簡単且つ気軽に行うことができる。
また、監視サーバは、第1情報端末に対し、固定エリア内に第2情報端末が存在する場
合のみ第2位置情報を送信する(言い換えれば、固定エリア内に第2情報端末が存在しな
い場合は第2位置情報を送信しない)ため、被害者に対し、ストーカー犯罪者の日常行動
など知りたくもない情報まで知らせてしまうことがない。さらに、ストーカー犯罪者の最
低限のプライバシーを守ることにもなる。
なお、第1情報端末としては、携帯電話、PHS、PDA、パーソナルコンピュータな
ど、情報受信機能を有する端末を適用可能である。また、第2情報端末としては、携帯電
話やPHSの他、ビーコンタグや電子腕輪など、情報発信機能を有し且つストーカー犯罪
者が常に所有または装着可能な端末を適用可能である。
上記に記載の監視システムにおいて、第1情報端末は、当該第1情報端末のGPS情報
を取得するGPS情報取得部をさらに備え、操作部は、固定位置として、取得したGPS
情報に基づく現在位置を設定できることが好ましい。
この構成によれば、第1情報端末のGPS情報に基づいて、簡単に現在位置を設定する
ことができる。例えば、被害者が自宅に居る場合は、GPS情報を取得して現在位置であ
る自宅を設定できるため、設定操作が容易である。
なお、GPS情報とは、全地球測位システム(Global Positioning System)により提
供される情報を指すものである。
上記に記載の監視システムにおいて、操作部は、固定位置と共に、固定エリアの範囲を
設定可能であり、固定位置情報には、固定エリアの範囲に関する情報も含まれることが好
ましい。
この構成によれば、被害者の被害状況やニーズに応じて、固定エリアの範囲を設定でき
るため、さらに利便性が良い。
上記に記載の監視システムにおいて、監視サーバは、第1情報端末から、当該第1情報
端末の位置情報である第1位置情報を取得する第1位置情報取得部をさらに備え、判定部
は、固定エリア以外に、取得した第1位置情報に基づく位置の周辺エリアである移動エリ
ア内に、第2情報端末が存在するか否かについても判定し、第2位置情報送信部は、移動
エリア内に第2情報端末が存在すると判定した場合、第2位置情報を第1情報端末に送信
することが好ましい。
この構成によれば、監視サーバは、被害者の現在位置の周辺エリアである移動エリア内
に、第2情報端末が存在する場合にも、ストーカー犯罪者の位置を示す第2位置情報を第
1情報端末に送信するため、被害者は、ストーカー犯罪者が自分の後を付け回しているよ
うな場合も、そのことを把握することができ、早急に対策を講じることができる。
本発明の情報端末は、少なくとも通信機能および表示機能を有する情報端末であって、
地図サイトにアクセスして、監視対象となる固定位置を設定するための操作部と、固定位
置の地図上の位置を示す固定位置情報を外部装置に送信可能な固定位置情報送信部と、当
該情報端末のGPS情報を取得するGPS情報取得部と、を備え、操作部は、固定位置と
して、取得したGPS情報に基づく現在位置を設定できることを特徴とする。
上記に記載の情報端末において、操作部は、固定位置と共に、固定位置の周辺エリアで
ある固定エリアの範囲を設定可能であり、固定位置情報には、固定エリアの範囲に関する
情報も含まれることが好ましい。
本発明のプログラムは、コンピュータに、上記に記載の監視システムのサービス提供方
法における各ステップを実行させるためのものであることを特徴とする。
これらを用いることにより、被害者から離れた場所におけるストーカー犯罪者の行動を
監視できる監視システムを実現できる。
以下、添付した図面を参照して、本発明の一実施形態に係る監視システム、情報端末、
監視システムのサービス提供方法およびそのプログラムについて説明する。図1は、監視
システムSYの概要を示すシステム構成図である。同図に示すように、監視システムSY
は、ストーカー被害を受けた被害者(監視依頼者)が所有する第1携帯電話10(第1情
報端末,情報端末)と、被害者によりストーカー被害を訴えられた犯罪者(監視対象者)
が所有する第2携帯電話20(第2情報端末)と、被害者からの依頼を受けて第2携帯電
話20の位置を監視する監視サーバ30と、から成る。
監視サーバ30は、警察署や保護観察所など保護観察を行い得る第三者機関からの許可
を受けて、携帯電話の通信会社等により運営・管理される。被害者は、警察署に被害届や
告訴状を提出し、それが受理された場合に、監視システムSYによるサービス提供を受け
ることができるようになっている。携帯電話の通信会社は、警察署等からの指示により、
被害者の携帯電話アドレスやストーカー犯罪者の携帯電話アドレス等、監視サービスを提
供するために必要な情報を、監視サーバ30内の監視データベース41に登録する。その
後、監視データベース41には、第1携帯電話10によって登録された被害者の自宅P1
や職場P2の地図上における位置(マップコードや住所)も登録される。
この登録により、監視サーバ30は、ストーカー犯罪者(第2携帯電話20)が、被害
者自宅P1や被害者職場P2の周辺エリアEF1,EF2(固定エリア)に侵入した場合
、並びにストーカー犯罪者(第2携帯電話20)が、被害者(第1携帯電話10)の現在
位置の周辺エリアEM(移動エリア)に存在する場合、ストーカー犯罪者の現在位置を示
す情報(第2位置情報)を第1携帯電話10に提供するサービスを行う。
なお、監視データベース41に、被害者の携帯電話アドレスを登録するものとしたが、
携帯電話に代えて、被害者が日常携行する通信機器(ノート型パソコンやPDA、PHS
など通信機能を有する電子機器)のアドレスを登録してもよい。また、監視データベース
41に、ストーカー犯罪者の携帯電話アドレスを登録するものとしたが、法制の下におい
て、ビーコンタグや電子腕輪の装着が認められている国や自治体においては、それらの位
置情報発信機の識別番号を登録しても良い。
次に、図2を参照し、携帯電話10,20および監視サーバ30の制御構成について説
明する。なお、第1携帯電話10および第2携帯電話20の制御構成は同様であるため、
ここでは第1携帯電話10についてのみ説明する。図2(a)は、第1携帯電話10の制
御ブロック図であり、図2(b)は監視サーバ30の制御ブロック図である。
図2(a)に示すように、第1携帯電話10は、CPU11(Central Processing Uni
t)、RAM12(Random Access Memory)、ROM13(Read Only Memory)、ディス
プレイ14(表示画面)、GPS受信機5、操作キー15、スピーカー16、バイブレー
タ17、通信部18およびアンテナ19を有している。
CPU11は、第1携帯電話10を統括制御する中央処理装置であり、RAM12は、
CPU11が各種演算処理を行うためのワークエリアとして用いられる。また、ROM1
3は、CPU11が各種演算処理を行うための制御プログラムを記憶している。ディスプ
レイ14は、液晶タイプの表示画面であり、本実施形態では主に、自宅P1や職場P2な
どの固定位置の設定操作、並びに第2携帯電話20の現在位置を確認するために用いられ
る。GPS受信機5は、GPS情報を受信するためのものであり、本実施形態では主に、
地図上に現在位置をプロットするために用いられる。操作キー15は、数字キーおよび各
種機能キーを含むものであり、本実施形態では主に、自宅P1や職場P2などの固定位置
を設定するために用いられる。スピーカー16は、着信時や電波受信時などに音声を出力
するためのものであり、バイブレータ17は、着信時や電波受信時などに振動の発生によ
ってその旨を知らせるためのものである。また、通信部18およびアンテナ19は、電波
の送受信(監視サーバ30との通信)を行うためのものである。
一方、図2(b)に示すように、監視サーバ30は、CPU31(Central Processing
Unit)、RAM32(Random Access Memory)、ROM33(Read Only Memory)、H
DD34(Hard disk drive)、通信部35およびアンテナ36を有している。また、監
視サーバ30は、これらの構成以外にも、一般的なパーソナルコンピュータと同様の制御
構成を有している。
HDD34は、書き換え可能且つ不揮発性の記憶装置であり、上記の監視データベース
41を格納している。また、通信部35およびアンテナ36は、第1携帯電話10および
第2携帯電話20と通信を行うためのものである。
次に、図3を参照し、監視データベース41について説明する。同図は、監視データベ
ース41の一例を示す図である。監視データベース41は、被害者が有する第1携帯電話
10のIDと、当該被害者が被害を訴えたストーカー犯罪者が有する第2携帯電話20の
IDと、被害者が設定した固定位置(例えば、固定位置のマップコードなど)と、固定エ
リアEFおよび移動エリアEM(いずれも図1参照)のエリア半径と、を関連付けて記憶
している。また、1の第1携帯電話IDに対して、1以上の第2携帯電話IDおよび1以
上の固定エリアEFが関連付けられる。なお、携帯電話IDと携帯電話アドレスは、不図
示のテーブルにて対応付けられている。
また、固定位置およびエリア半径については、第1携帯電話10により、設定・変更が
可能となっている。エリア半径とは、被害者が設定した固定位置、または被害者の現在位
置から半径何キロメートル以内を監視対象とするかを指すものであり、後述する操作によ
って任意に設定可能である。つまり、監視サーバ30は、監視データベース41に設定さ
れた固定位置から、設定されたエリア半径の円を固定エリアEFとし、その中にストーカ
ー犯罪者が侵入した場合、被害者(第1携帯電話10)に対し、ストーカー犯罪者(第2
携帯電話20)の位置情報を送信する。したがって、被害者がストーカー犯罪者により深
刻な被害を受けている場合、エリア半径を大きく設定することによって、より慎重且つ適
切な対応策を講じることができるようになる。
次に、図4を参照し、固定エリア(固定位置およびエリア半径)の設定方法について説
明する。同図は、第1携帯電話10のディスプレイ14に表示される地図データを示す図
である。被害者は、第1携帯電話10にインストールされた地図検索ツールを利用し、操
作キー15を用いて地名、住所、施設名、郵便番号などを入力することにより、所望の固
定位置を含む地図データをディスプレイ14上に表示させる。同図(a)において、参照
番号PSは、固定位置を示す。また、参照番号E1は、デフォルト設定の固定エリアEF
を示す。デフォルト設定の固定エリアE1は、固定位置PSを中心とした半径2kmのエ
リアである。なお、地図検索ツールを利用して地名等の情報を入力するのではなく、GP
S情報を取得し、固定位置として、第1携帯電話10の現在位置を地図データに設定する
ことも可能である。
被害者は、同図(a)に示す状態から、所定キー(「拡大」機能が割り当てられたキー
)を所定時間押下することにより、固定エリアEFを拡大させることが可能である。すな
わち、同図(b)に示す参照番号E2は、拡大操作後の固定エリアEFを示す。このよう
に、被害者は、操作キー15の操作によって、固定エリアEFの半径を、任意に(例えば
、100m〜10kmの範囲で)設定可能となっている。
次に、図5を参照し、監視システムSYの機能構成について説明する。同図は、監視シ
ステムSYの機能ブロック図である。同図に示すように、第1携帯電話10は、主な機能
構成として、GPS情報取得部100、電波発信部110、操作部120、固定位置情報
送信部130、第2位置情報受信部140および表示制御部150を備えている。
GPS情報取得部100は、GPS受信機5を主要部として構成されるものであり、第
1携帯電話10の現在位置を示すGPS情報を取得する。このGPS情報は、後述する操
作部120により、固定位置として現在位置を設定するために利用される。電波発信部1
10は、通信部18およびアンテナ19を主要部として構成されるものであり、第1携帯
電話10の現在位置、すなわち被害者の現在位置を示す電波を発信する。操作部120は
、操作キー15を主要部として構成されるものであり、固定位置、並びに固定エリアEF
および移動エリアEMのエリア半径(以下、固定位置の住所およびエリア半径を総称して
「固定位置情報」と称する)を設定するために用いられる。
固定位置情報送信部130は、CPU11、通信部18およびアンテナ19を主要部と
して構成されるものであり、操作部120によって設定された固定位置情報を監視サーバ
30に送信する。第2位置情報受信部140は、通信部18およびアンテナ19を主要部
として構成されるものであり、監視サーバ30から送信された第2位置情報を受信する。
第2位置情報としては、具体的に第2携帯電話20の位置を示すマップコード、地図UR
L、若しくは緯度、経度および高度等を示す情報を受信する。
表示制御部150は、CPU11を主要部として構成されるものであり、第2位置情報
受信部140により受信した第2位置情報に基づいて、第2携帯電話20の現在位置、す
なわちストーカー犯罪者の現在位置をディスプレイ14に表示する。なお、現在位置は、
第2位置情報を地図データに反映させて(地図上にストーカー犯罪者の現在位置をプロッ
トして)表示する。
一方、ストーカー犯罪者が所有する第2携帯電話20は、主な機能構成として、電波発
信部210を備えている。電波発信部210は、通信部(通信部18と同機能)およびア
ンテナ(アンテナ19と同機能)を主要部として構成されるものであり、第2携帯電話2
0の現在位置を示す電波を発信する。
続いて、監視サーバ30の機能構成について説明する。監視サーバ30は、主な機能構
成として、固定位置情報受信部310、固定エリア登録部320、記憶部330、第1位
置情報取得部340、第2位置情報取得部350、判定部360および第2位置情報送信
部370を備えている。
固定位置情報受信部310は、通信部35およびアンテナ36を主要部として構成され
るものであり、第1携帯電話10から固定位置情報を受信する。固定エリア登録部320
は、CPU31およびHDD34を主要部として構成されるものであり、固定位置情報受
信部310により受信した固定位置情報に基づいて、固定エリアEFを登録する。なお、
「固定エリアを登録する」とは、固定エリアEFの中心位置となる固定位置と、固定エリ
アEFのエリア半径と、を監視データベース41に登録することを指す。なお、本実施形
態においては、固定エリアEFのエリア半径と移動エリアEMのエリア半径とは同一であ
るものとする。
記憶部330は、HDD34を主要部として構成されるものであり、監視データベース
41を記憶する。第1位置情報取得部340は、CPU31、通信部35およびアンテナ
36を主要部として構成されるものであり、第1携帯電話10の電波発信部110により
発信された電波に基づいて、当該第1携帯電話10の位置情報である第1位置情報を取得
する。具体的には、第1携帯電話10の電波を受信した基地局によって、第1携帯電話1
0の位置を特定し、当該特定した位置を示すマップコード、地図URL、若しくは緯度、
経度および高度等を、第1位置情報として取得する。同様に、第2位置情報取得部350
は、CPU31、通信部35およびアンテナ36を主要部として構成されるものであり、
第2携帯電話20の電波発信部210により発信された電波から、当該第2携帯電話20
の位置を示す位置を示すマップコード、地図URL、若しくは緯度、経度および高度等を
、第2位置情報として取得する。
判定部360は、CPU31を主要部として構成されるものであり、固定エリアEFお
よび移動エリアEM内に、第2携帯電話20が存在するか否かを判定する。具体的には、
記憶部330に記憶されている監視データベース41を参照して第1携帯電話IDに関連
付けられている1以上の第2携帯電話IDを抽出する。そして、第2位置情報取得部35
0が取得した第2位置情報に基づいて、抽出した1以上のIDに対応する第2携帯電話2
0の現在位置が、登録されている固定エリアEF内に存在するか否かを判定する。さらに
、判定部360は、第1位置情報取得部340が取得した第1位置情報に基づいて、第2
携帯電話20の現在位置が、第1携帯電話10の現在位置を中心とした移動エリアEM内
に存在するか否かを判定する。
第2位置情報送信部370は、CPU31、通信部35およびアンテナ36を主要部と
して構成されるものであり、上記の判定部360により固定エリアEFまたは移動エリア
EM内に第2携帯電話20が存在すると判定した場合、第2位置情報(第2携帯電話20
の緯度、経度および高度等を示す情報)を第1携帯電話10に送信する。
次に、図6を参照し、固定位置情報の登録方法について説明する。同図は、監視サーバ
30が第1携帯電話10から受信した固定位置情報を監視データベース41に登録する処
理を示すフローチャートである。同図に示すように、第1携帯電話10は、地図データを
取得するためのモバイル版地図サイトにアクセスして(S01)、地図データを取得する
(S02)。また、取得した地図データをディスプレイ14上に表示させて、固定位置お
よび固定エリアEFのエリア半径の設定を促す(S03)。設定方法は、図4にて前述の
通りである。S03の設定を終えると、第1携帯電話10は、その設定に基づく固定位置
情報を監視サーバ30に送信する(S04)。監視サーバ30は、固定位置情報を受信す
ると(S05)、これを監視データベース41に登録する(S06)。
次に、図7を参照し、監視システムSYのサービス提供方法について説明する。同図は
、監視サーバ30が第2位置情報を第1携帯電話10に提供する処理を示すフローチャー
トである。なお、ここでは監視データベース41内に、既に固定位置情報が登録されてい
るものとする。
まず、第2携帯電話20は、定期的に電波を発信する(S11)。監視サーバ30は、
第2携帯電話20から発信される電波によって特定される第2位置情報を取得する(S1
2)。ここで、第2携帯電話20が固定エリアEFまたは移動エリアEM内に存在するか
否かを判別し(S13)、存在すると判定した場合(S13:Yes)、第2位置情報を
第1携帯電話10に送信する(S14)。また、存在しないと判定した場合は(S13:
No)、第2携帯電話20から、定期的に発信される電波に基づいて、第2位置情報の取
得(S12)および第2携帯電話20の存在の有無についての判別(S13)を繰り返す
なお、監視サーバ30は、第2携帯電話20が固定エリアEFまたは移動エリアEM内
に存在すると判定した場合(S13:Yes)、第2位置情報を第1携帯電話10に送信
する(S14)と共に、HDD34内の所定領域(図示省略)に、取得した第2位置情報
を記録する(S15)。これは、被害者が重大な被害を受けた場合など、警察等に証拠資
料として提出するためである。この第2位置情報の記録は、所定時間(例えば、1時間な
ど)継続して行われる。なお、所定時間継続するのではなく、後述する第1携帯電話10
からのキャンセル信号受信(S16:Yes)によって、第2位置情報の記録を終了して
も良い。
一方、第1携帯電話10は、監視サーバ30から第2位置情報を受信すると(S21)
、スピーカー16による音声出力またはバイブレータ17による振動によって、第2位置
情報受信を報知すると共に、第2携帯電話20の現在位置を示す地図データをディスプレ
イ14上に表示する(S22)。当該地図データは、第2携帯電話20の現在位置が、所
定のマークにより地図上に表示されたものである。また、操作キー15の操作により、表
示する向きや縮尺などが変更可能に表示される。
ここで、第1携帯電話10の操作キー15によりキャンセル操作が行われた場合(S2
3:Yes)、つまり第2位置情報の受信が拒否された場合、その旨を示すキャンセル信
号を監視サーバ30に送信する(S24)。また、キャンセル操作が行わない場合は(S
23:No)、監視サーバ30から定期的に送信される第2位置情報を受信して(S21
)、第2携帯電話20の現在位置をディスプレイ14上に表示する(S22)。なお、第
1携帯電話10は、RAM12内など所定の記憶領域に、地図データ(第2位置情報がプ
ロットされたもの)を静止画データとして格納しておき、ストーカー犯罪者の移動軌跡が
分かるように、複数の静止画データをスライド表示させることができるようになっている
監視サーバ30は、第1携帯電話10からキャンセル信号を受信すると(S16:Ye
s)、第1携帯電話10への情報提供を中止する。すなわち、キャンセル信号の受信後、
所定時間(例えば2時間)は、第2携帯電話20が固定エリアEFまたは移動エリアEM
内に存在すると判定した場合(S13:Yes)でも、第1携帯電話10への情報提供を
行わない。また、キャンセル信号を受信しない場合は(S16:No)、第2携帯電話2
0から定期的に発信される電波に基づいて第2位置情報を取得し(S17)、S14以降
の処理を繰り返す。
なお、上記のS14において、第1携帯電話10が監視サーバ30にキャンセル信号を
送信する場合、第2位置情報の受信を拒否する時間を指定可能としても良い。この場合、
操作キー15に含まれる数字キーにより時間指定が可能である。また、この場合、監視サ
ーバ30は、監視データベース41にその所定時間を記録しておき、当該監視データベー
ス41を参照して、第1携帯電話10への第2位置情報の提供の有無を判断することとな
る。
以上説明したとおり、本実施形態の監視システムSYによれば、予め設定された固定位
置を中心とした固定エリアEFにストーカー犯罪者が所有する第2携帯電話20が存在す
る場合、当該第2携帯電話20の現在位置を、第1携帯電話10のディスプレイ14に表
示するため、第1携帯電話10を所有する被害者が、ストーカー犯罪者の行動を把握する
ことができる。これにより、例えば自宅P1など、ストーカー犯罪者のターゲットとなり
そうな地点を固定位置として設定しておくことで、被害者が自宅P1を留守にしている場
合でも、自宅周辺にいるストーカー犯罪者の居場所を確認することができ、安心して帰宅
することができる。また、被害者は、第1携帯電話10から地図サイトにアクセスして固
定位置を設定することができるため、旅行、引越し、出張などの状況の変化に応じて、固
定位置情報の変更・追加・削除を、簡単且つ気軽に行うことができる。
また、被害者の現在位置を中心とした移動エリアEM内に、第2携帯電話20が存在す
る場合にも、第2携帯電話20の現在位置を、第1携帯電話10のディスプレイ14に表
示するため、被害者は、ストーカー犯罪者が自分の後を付け回しているような場合も、そ
のことを把握することができ、早急に対策を講じることができる。このように、本実施形
態の監視システムSYでは、ストーカー犯罪者が自宅P1などを監視している場合と、被
害者の後を付回している場合の双方において、ストーカー犯罪者の行動を把握できるため
、被害者は安心した日常生活を送ることができる。
一方、監視サーバ30は、第1携帯電話10に対し、固定エリアEF内に第2携帯電話
20が存在する場合のみ、第2携帯電話20の位置を示す第2位置情報を送信し、固定エ
リアEF内に第2携帯電話20が存在しない場合は、第2位置情報を送信しない。したが
って、被害者は、自分の行動エリアとは離れた場所におけるストーカー犯罪者の日常行動
など知りたくもない情報まで知らされることが無く、不快感を軽減できる。さらに、スト
ーカー犯罪者の最低限のプライバシーを守ることにもなる。
なお、上記の実施形態では、第2携帯電話20が固定エリアEFまたは移動エリアEM
内に存在すると判定したとき、すなわちストーカー犯罪者が固定エリアEFまたは移動エ
リアEM内に侵入したとき、監視サーバ30が、ストーカー犯罪者の現在位置を示す第2
位置情報を第1携帯電話10へ送信するものとしたが、第2位置情報として、ストーカー
犯罪者の現在位置だけでなく、過去所定時間分の移動軌跡を示す情報を第1携帯電話10
へ送信するようにしても良い。この構成によれば、被害者は、ストーカー犯罪者が固定エ
リアEFまたは移動エリアEM内に居ることを把握できるだけでなく、そこに至る過去所
定時間分の移動軌跡(行動)も把握することができる。これにより、ストーカー犯罪者の
企てを推測することができ、より適切な対策を講じることができる。
また、上記の実施形態では、監視サーバ30の第2位置情報送信部370は、第1携帯
電話10に対し第2位置情報を送信するものとしたが、第2位置情報と共に、第1位置情
報を送信するようにしても良い。この構成によれば、被害者は、第1携帯電話10に表示
された地図データ上で、被害者とストーカー犯罪者の位置関係を把握することができる。
また、この場合、過去所定時間分の第2位置情報と、過去所定時間分の第1位置情報と、
を送信するようにしても良い。この構成によれば、被害者は、過去所定時間分の被害者と
ストーカー犯罪者の移動軌跡を把握することができる。また、第1携帯電話10は、監視
サーバ30から第1位置情報を受信するのではなく、GPS情報取得部100により取得
したGPS情報を地図データに反映することにより、被害者(第1携帯電話10)の現在
位置を表示するようにしても良い。
また、上記の実施形態では、監視サーバ30の第1位置情報取得部340は、電波発信
部110により発信された電波から、第1位置情報を取得するものとしたが、第1携帯電
話10のGPS情報取得部100により取得したGPS情報を受信して、第1位置情報を
取得するようにしても良い。同様に、第2位置情報取得部350についても、第2携帯電
話20のGPS情報取得部(図示省略)により取得したGPS情報を受信して、第2位置
情報を取得するようにしても良い。
また、上記の2つの実施形態では、固定エリアEFのエリア半径と移動エリアEMのエ
リア半径とは同一であるものとしたが、それぞれ個別に設定可能としても良い。また、固
定エリアEFのエリア半径については、設定した1以上の固定位置に対して、それぞれ個
別に設定可能としても良い。
また、固定エリアEFおよび移動エリアEMは、固定位置を中心とした「円」であるも
のとしたが、正方形や楕円形など、他の形状であっても良い。また、図8(a)に示すよ
うに、固定エリアEFは、被害者が地図上に描いた自由な図形であっても良い。この場合
、被害者は、第1携帯電話10の操作キー15を用いて(例えば、左右上下の各カーソル
に対応した数字キーを用いて)、鉛筆マーク71を移動させ、自由に固定エリアEFの範
囲を設定することが可能である。図示の例では、駅から固定位置までの範囲を含むように
、固定エリアEFが設定されている。なお、このように設定された場合の固定位置情報は
、固定位置(マップコードや地図URL)と、固定エリアEFの範囲を示す形状データと
が含まれる。
また、同図(b)に示すように、地図を所定領域ごとに区切った分割エリアの中から、
固定エリアEFとなる対象エリアを選択しても良い。この場合、被害者は、第1携帯電話
10の操作キー15を用いて(例えば、各エリアE1〜E9に対応した数字キーを用いて
)、対象エリアを選択することが可能である。図示の例では、斜線により示される3つの
分割エリアが固定エリアEFとして設定されている。なお、このように設定された場合の
固定位置情報は、固定位置(マップコードや地図URL)と、対象エリアのエリア番号と
が含まれる。
その他、固定エリアEFや移動エリアEMの形状は、地形や住所、国境や県境の有無等
によって、その形状は変化するものとしても良い。例えば、東京都千代田区内に各エリア
の中心が位置する場合、千代田区全体を固定エリアEFまたは移動エリアEMとしても良
い。
また、上記の2つの実施形態に示した監視システムSY(第1携帯電話10、第2携帯
電話20または監視サーバ30)の各構成要素をプログラムとして提供することが可能で
ある。また、そのプログラムを各種記録媒体(CD−ROM、フラッシュメモリ等)に格
納して提供することも可能である。すなわち、コンピュータを、監視システムSYの各手
段として機能させるためのプログラム、およびそれを記録した記録媒体も、本発明の権利
範囲に含まれる。
また、監視システムSYのシステム構成、処理工程、携帯電話10,20の機能等につ
いて、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
本発明の一実施形態に係る監視システムの概要を示すシステム構成図である。 携帯電話および監視サーバの制御ブロック図である。 監視データベースの一例を示す図である。 固定エリア(固定位置およびエリア半径)の設定方法を示す図である。 監視システムの機能ブロック図である。 固定位置情報の登録処理を示すフローチャートである。 第1携帯電話に、第2位置情報を提供する処理を示すフローチャートである。 固定エリアの設定方法を示す図である。
符号の説明
10…第1携帯電話 14…ディスプレイ 15…操作キー 20…第2携帯電話 3
0…監視サーバ 41…監視データベース EF…固定エリア EM…移動エリア P…
固定位置 SY…監視システム

Claims (8)

  1. 監視依頼者が所有するものであって、少なくとも通信機能および表示機能を有する第1
    情報端末と、
    監視対象者に装着、または当該監視対象者が所有するものであって、少なくとも通信機
    能を有する第2情報端末と、
    前記第2情報端末の位置を監視する監視サーバと、から成る監視システムにおいて、
    前記第1情報端末は、
    地図サイトにアクセスして、監視対象となる固定位置を設定するための操作部と、
    前記固定位置の地図上の位置を示す固定位置情報を、前記監視サーバに送信する固定位
    置情報送信部と、を備え、
    前記監視サーバは、
    前記第1情報端末から、前記固定位置情報を受信する固定位置情報受信部と、
    受信した前記位置情報に基づいて、前記固定位置の周辺エリアである固定エリアを登録
    する固定エリア登録部と、
    前記第2情報端末が発信した電波から、当該第2情報端末の位置情報である第2位置情
    報を取得する第2位置情報取得部と、
    取得した前記第2位置情報に基づいて、前記固定エリア内に、前記第2情報端末が存在
    するか否かを判定する判定部と、
    前記固定エリア内に前記第2情報端末が存在すると判定した場合、前記第2位置情報を
    前記第1情報端末に送信する第2位置情報送信部と、を備えたことを特徴とする監視シス
    テム。
  2. 前記第1情報端末は、
    当該第1情報端末のGPS情報を取得するGPS情報取得部をさらに備え、
    前記操作部は、前記固定位置として、取得した前記GPS情報に基づく現在位置を設定
    できることを特徴とする請求項1に記載の監視システム。
  3. 前記操作部は、前記固定位置と共に、前記固定エリアの範囲を設定可能であり、
    前記固定位置情報には、前記固定エリアの範囲に関する情報も含まれることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の監視システム。
  4. 前記監視サーバは、
    前記第1情報端末から、当該第1情報端末の位置情報である第1位置情報を取得する第
    1位置情報取得部をさらに備え、
    前記判定部は、前記固定エリア以外に、取得した前記第1位置情報に基づく位置の周辺
    エリアである移動エリア内に、前記第2情報端末が存在するか否かについても判定し、
    前記第2位置情報送信部は、前記移動エリア内に前記第2情報端末が存在すると判定し
    た場合、前記第2位置情報を前記第1情報端末に送信することを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれか1項に記載の監視システム。
  5. 少なくとも通信機能および表示機能を有する情報端末であって、
    地図サイトにアクセスして、監視対象となる固定位置を設定するための操作部と、
    前記固定位置の地図上の位置を示す固定位置情報を外部装置に送信可能な固定位置情報
    送信部と、
    当該情報端末のGPS情報を取得するGPS情報取得部と、を備え、
    前記操作部は、前記固定位置として、取得した前記GPS情報に基づく現在位置を設定
    できることを特徴とする情報端末。
  6. 前記操作部は、前記固定位置と共に、前記固定位置の周辺エリアである固定エリアの範
    囲を設定可能であり、
    前記固定位置情報には、前記固定エリアの範囲に関する情報も含まれることを特徴とす
    る請求項5に記載の情報端末。
  7. 監視依頼者が所有するものであって、少なくとも通信機能および表示機能を有する第1
    情報端末と、
    監視対象者に装着、または当該監視対象者が所有するものであって、少なくとも通信機
    能を有する第2情報端末と、
    前記第2情報端末の位置を監視する監視サーバと、から成る監視システムのサービス提
    供方法において、
    前記第1情報端末が、
    地図サイトにアクセスして、監視対象となる固定位置を設定するステップ、
    前記固定位置の地図上の位置を示す固定位置情報を、前記監視サーバに送信するステッ
    プ、を実行し、
    前記監視サーバが、
    前記第1情報端末から受信した前記位置情報に基づいて、前記固定位置の周辺エリアで
    ある固定エリアを登録するステップ、
    前記第2情報端末が発信した電波から、当該第2情報端末の位置情報である第2位置情
    報を取得するステップ、
    前記固定エリア内に、前記第2情報端末が存在する場合、前記第2位置情報を前記第1
    情報端末に送信するステップ、を実行することを特徴とする監視システムのサービス提供
    方法。
  8. コンピュータに、請求項7に記載の監視システムのサービス提供方法における各ステッ
    プを実行させるためのプログラム。
JP2008145537A 2008-06-03 2008-06-03 監視システム、情報端末、監視システムのサービス提供方法およびそのプログラム Withdrawn JP2009296114A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011166231A (ja) * 2010-02-04 2011-08-25 Fujitsu Ltd 携帯端末装置、携帯端末制御方法及び情報通信システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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