JP2009295700A - プロセス制御装置及びプロセス制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来よりも外乱に強く、メンテナンス頻度を低減できるプロセス制御装置及びプロセス制御方法を提供する。
【解決手段】判定部がプロセス装置に備えられているセンサから発される装置データを読み込み、プロセス装置が健常状態にあるか否かを判定する。プロセス装置が健常状態にあると判定部が判定したときには、補正値演算部はプロセス装置の後続に備えられている測定装置から発される測定データと装置データを用いてレシピの補正値を演算する。そして、レシピ補正部は補正値演算部が出力する補正値に基づいてプロセス装置に供給するレシピを補正してプロセス装置へ送信する。
【選択図】図3

Description

本発明は、プロセス制御装置及びプロセス制御方法に適用して好適な技術に関する。
より詳細には、プロセス装置に与えるレシピを補正する技術に関する。
今日の半導体集積回路は、高密度集積化が要求され続けている。半導体ウエハ上に形成される集積回路のパターンが微細化すればするほど、その品質を維持することが困難になってきている。このため、市場の要求に従うに連れて、半導体ウエハ処理プロセスの品質管理は厳しさを増してきている。
なお、本発明に関係する技術内容について、非特許文献1を示す。
加納 学、"主成分分析"、2002年5月第2版、京都大学大学院工学研究科化学工学専攻プロセスシステム工学研究室、[2008年4月6日検索]、インターネット<URL:http://www-pse.cheme.kyoto-u.ac.jp/~kano/document/text-PCA.pdf>
従来、半導体製造の基本的な流れは、以下のようになる。
(1)先ず、プロセス装置による、半導体ウエハに対する加工処理を行う。
(2)次に、測定装置による、半導体ウエハ上に形成された加工処理の結果に対する測定処理を行う。
(3)そして、測定結果がプロセス制御装置に送られる。
(4)プロセス制御装置は受信した測定結果に基づいて、レシピの微調整を実施する。
(5)そして、修正が施されたレシピがプロセス装置に送られ、次の半導体ウエハの加工処理に利用される。
ここで、プロセス装置は一種のロボットである。レシピとは、プロセス装置の動作の手順(シーケンス)を細かく指示するデータであり、そのプロセス装置(ロボット)に対して被制御対象の動作タイミングや所定の状態の維持を指示するデータである。
ところが、半導体プロセスの微細化により、プロセス装置は外乱に対して容易にコンディションを崩してしまう。つまり、ちょっとした気温や湿度等の変化に止まらず、プロセス装置を運用するに連れて生じる、各種部品等の劣化の影響が大きく現れるようになってしまう。このため、従来に増してメンテナンス作業の頻度を多くしなければならず、半導体製造システム全体の生産性が低下するという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、従来よりも外乱に強く、メンテナンス頻度を低減できるプロセス制御装置及びプロセス制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のプロセス制御装置は、先ず、判定部がプロセス装置に備えられているセンサから発される装置データを読み込み、プロセス装置が健常状態にあるか否かを判定する。
プロセス装置が健常状態にあると判定部が判定したときには、補正値演算部はプロセス装置の後続に備えられている測定装置から発される測定データと装置データを用いてレシピの補正値を演算する。
プロセス装置が健常状態にないと判定部が判定したときには、補正値演算部は測定データだけを用いてレシピの補正値を演算する。
そして、レシピ補正部は補正値演算部が出力する補正値に基づいてプロセス装置に供給するレシピを補正してプロセス装置へ送信する。
プロセス装置の健常状態を把握する装置データを、レシピを補正するための近似式のパラメータに加える。但し、これを利用する時は、プロセス装置が健常状態にあるときに限る。
本発明により、従来よりも外乱に強く、メンテナンス頻度を低減できるプロセス制御装置及びプロセス制御方法を提供できる。
以下、本発明の実施の形態を、図1〜図12を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態の例である、半導体製造システムの概略図である。
半導体製造システム101は、半導体ウエハ102が搬送路103上に置かれて移動する。半導体ウエハ102は、第一プロセス装置104a,第二プロセス装置104b…第nプロセス装置104nに到達すると、それらプロセス装置によって様々な加工が施される。プロセス装置による加工の後には、第一測定装置105a,第二測定装置105b…第n測定装置105nによって所定の測定(検査)が行われる。図1では、搬送路103上にプロセス装置と測定装置がそれぞれ複数設けられている有り様を示している。
第一プロセス装置104a、第二プロセス装置104b…第nプロセス装置104nよりなる各々のプロセス装置と、第一測定装置105a、第二測定装置105b…第n測定装置105nよりなる各々の測定装置には、LAN106が接続されている。LAN106にはプロセス制御装置107も接続されている。
プロセス制御装置107は、工業用途に調製されたコンピュータであり、その実体は周知のパーソナルコンピュータと実質的に同一である。
図2は、半導体製造システム101の模式図である。
半導体製造システム101は、半導体ウエハ102に複数の工程を施すものであるが、プロセス装置202と測定装置203毎に見ると、それぞれが独立した工程単位として見ることができる。
プロセス装置202は一種のロボットであり、動作の手順(シーケンス)を細かく指示するレシピ204と呼ばれるデータを受けて、半導体ウエハ102に所定の加工を施す。レシピ204に記されるデータはプロセス装置202内部の制御部205によって解釈され、被制御対象206を適切に駆動制御する。
プロセス装置202にはレシピ204による制御の結果を取得する多種多様なセンサ207が内蔵されており、それらセンサ207が発するデータが、装置データ208としてプロセス制御装置107に送られる。この装置データ208はセンサ207の種類によって、リアルタイムに送出されるものもあれば、所定の時間間隔で離散的に送出されるものなど、様々である。
測定装置203はプロセス装置202に備えられているセンサ207とは別のセンサ209が設けられており、プロセス装置202による半導体ウエハ102の加工が正常な状態で行われたかを計測する。計測した結果は、測定データ210としてプロセス制御装置107に送信される。
プロセス装置202の、搬送路103上の入口付近には、バーコードリーダ211が設けられている。バーコードリーダ211は半導体ウエハ102に刻まれたバーコード212を読み取る。バーコード212は半導体ウエハ102に付与された重複のない(ユニークな)番号である。これをウエハナンバー213と呼ぶ。このウエハナンバー213は、バーコードリーダ211に読み取られると、プロセス制御装置107に送信される。
なお、半導体ウエハ102にバーコードを刻む代わりに、半導体ウエハ102を25枚装填したキャリアにバーコードを付して、これを読み取り、半導体ウエハ102のキャリア内の位置を検出してウエハIDを取得する方法もある。いずれの場合であっても、プロセス制御装置107は半導体ウエハ102をユニークに識別するための手段をバーコードリーダ211を用いて得ている。
プロセス制御装置107は、測定装置203から得られた測定データ210を解析し、次の半導体ウエハ102を加工する際にレシピ204に必要な微調整を施した後、プロセス装置202にレシピ204を送信する。つまり、出来栄えを見て、その出来栄えを次のプロセスに反映させるのである。プロセス制御装置107は、このようにプロセス装置202にフィードバックを施すことにより、気温・湿度等の気候条件やプロセス装置202自体の経年変化等、様々な変動要因に対して、プロセスの品質を適性範囲内に維持することを実現している。
本実施形態では、このフィードバックに、測定データ210だけでなく、装置データ208をも考慮したフィードバックを実現するものである。プロセス制御装置107は、予め、半導体製造システム101の以前の運用実績である装置データ208を収集し、プロセス装置202の健常状態を多変量解析にて把握する。そして、従来用いられている、測定データ210に応じたレシピ204の微調整に加え、装置データ208が健常状態にある場合には、測定データ210に装置データ208を調整用パラメータとして加えた、レシピ204の微調整を行う。詳細は後述する。
これより、プロセス制御装置107の機能を、図3から図7にかけて説明する。
図3は、プロセス制御装置107の機能ブロック図である。
周知のパーソナルコンピュータとほぼ同等のハードウェアであるプロセス制御装置107は、所定のプログラムにてプロセス制御装置としての機能を実現する。図3に示す機能ブロックは、プログラムにて実現されるものである。
ネットワーク入出力部302は、プロセス装置202から出力される装置データ208、測定装置203から出力される測定データ210、バーコードリーダ211から出力されるウエハナンバー213を受信してログ記録部303に送出すると共に、レシピ補正部304から出力される補正済みレシピをプロセス装置202へ送信する。ネットワーク入出力部302の実体は、ネットワークインターフェースとTCP/IPプロトコルスタックである。
ログ記録部303は、ネットワーク入出力部302から得られる装置データ208、測定データ210及びウエハナンバー213と、レシピ補正部304から得られる補正済みレシピを各テーブルに記録する。以下、図4を参照して各テーブルに記録される内容、つまりフィールドを説明する。
図4は各テーブルのフィールドを示す図である。
測定データログテーブル305は、ログ記録部303によって、測定装置203から得られる測定値が、ウエハナンバー213と対応付けて記録される。測定値の数は測定装置203によってまちまちである。図4の場合では、測定値が二種類ある場合を示している。
次に、ウエハ日時テーブル306は、ログ記録部303によって、プロセス開始時とプロセス終了時とが、ウエハナンバー213と対応付けて記録される。その際、ログ記録部303に接続されているカレンダクロック313から得られる日時データが参照される。
プロセス開始時は、バーコードリーダ211からウエハナンバー213が得られた時点の日時でも良いし、プロセス装置202内部のセンサ207の中で、プロセスの開始を明確に認識できるものがあれば、それをきっかけにしても良い。同様に、プロセス終了時も測定装置203から測定データ210が得られた時点の日時でも良いし、プロセス装置202内部のセンサ207の中で、プロセスの終了を明確に認識できるものがあれば、それをきっかけにしても良い。いずれの場合であっても、ウエハ日時テーブル306は、ウエハナンバー213と、当該半導体ウエハ102がプロセス装置202によって処理が行われた時間を関連付けるテーブルである。
レシピログテーブル307は、レシピ補正部304から得られる補正済みレシピが、ウエハナンバー213と対応付けて記録される。
装置データログテーブル308は、プロセス装置202から得られる装置データ208が、日時と対応付けて記録される。前述の通り、装置データ208は多数のセンサのデータの集合体である。それらデータはセンサの種類によって、リアルタイムに送出されるものもあれば、所定の時間間隔で離散的に送出されるものなど、様々である。ログ記録部303は、このような各センサの値を、受信した日時と共に装置データログテーブル308に記録する。
装置データ208を構成する各センサの数はプロセス装置202に備わっているセンサの数である。したがって、プロセス装置202の種類に応じてセンサの数は増減する。図4では、あるプロセス装置202にはn個のセンサがあるものと仮定している。
再び図3に戻って説明を続ける。
事前処理部309は、装置データログテーブル308、ウエハ日時テーブル306と測定データログテーブル305を読み込み、判定部310と補正値演算部311に対し、必要なデータを作成して出力する。
判定部310は、装置データログテーブル308とウエハ日時テーブル306から後述する最新の装置データ608(図6参照)を抽出して、所定の演算処理を施した上で、所定の閾値を超えているか否かを判定する。
補正値演算部311は、判定部310からの判定結果と、最新の装置データ608を受け取り、所定の演算処理を行い、レシピ補正データを作成する。
レシピ補正部304は、レシピ204に対してレシピ補正データを用いてレシピ312に微調整を施す。これが補正済みレシピである。その後、レシピ補正部304は、作成した補正済みレシピを、ネットワーク入出力部302とログ記録部303に出力する。
プロセス制御装置107は、その動作が大きく二つに分けられる。
一つは、プロセス装置202を実稼動させる前に、予め準備をしておく、事前処理部309の処理である。
もう一つは、プロセス装置202を実稼動させる際に稼動する、判定部310、補正値演算部311及びレシピ補正部304の処理である。
図5は事前処理部309の機能ブロック図である。
事前処理部309は、大きく二つの機能に分けられる。
多変量解析演算部502は、装置データログテーブル308とウエハ日時テーブル306を読み込み、多変量解析演算を行う。そして、判定部310が必要とする演算用参照データと閾値を、判定部310に出力する。
第一近似式作成部503は、測定データログテーブル305、装置データログテーブル308、ウエハ日時テーブル306とレシピログテーブル307を読み込み、第一近似式を作成する。
第二近似式作成部504は、装置データログテーブル308、ウエハ日時テーブル306とレシピログテーブル307を読み込み、第二近似式を作成する。
第一近似式及び第二近似式は、プロセス装置202の動作の傾向を近似的に表現する数式である。近似式を作成する手法は、周知の最小二乗法等を用いる。
第一近似式作成部503は、装置データログテーブル308から演算に用いるセンサ(項目)を選別する必要がある。このため、ディスプレイよりなる表示部505と、キーボード等の入力部506と、入出力制御部507が接続されている。
事前処理部309は、その処理内容において二つに大別される。
一つは、判定部310に演算用参照データと閾値を出力する処理である。
もう一つは、補正値演算部311に第一近似式及び第二近似式を出力する処理である。
この二つの処理は、いずれもプロセス装置202を実稼動させる前に実行される処理である。
図6は、判定部310の機能ブロック図である。
装置データ抽出部602は、ウエハ日時テーブル306の最新のレコードに記録されている、最新のウエハナンバー213のプロセス開始時間とプロセス終了時間を取得する。そして、その時間帯に該当する装置データ208を、装置データログテーブル308から読み出す。
多変量演算部603は、予め事前処理部309から取得済みの演算用参照データ604を用いて、装置データ抽出部602から出力される最新の装置データ608から、所定のスカラ値を算出する。
比較部605は、予め事前処理部309から取得済みの閾値606を用いて、多変量演算部603から出力される所定のスカラ値と比較し、その大小の比較結果を出力する。また、前述のスカラ値が閾値606より小さい場合には、スイッチ607がオン制御され、装置データ抽出部602から最新の装置データ608が補正値演算部311へ出力される。
図7は、補正値演算部311の機能ブロック図である。
判定部310から出力される比較結果は、判定出力として第一補正演算部702と第二補正演算部703を排他的に駆動制御する。このため、第二補正演算部703に供給される判定部310からの判定出力はNOTゲート706によって論理が反転されている。
第一補正演算部702は、測定データログテーブル305から最新の測定データ210を取得すると共に、判定部310から出力される最新の装置データ608を取得し、予め事前処理部309から得た第一近似式704を用いて、レシピ312の補正値を演算する。
第二補正演算部703は、測定データログテーブル305から最新の測定データを取得し、予め事前処理部309から得た第二近似式705を用いて、レシピ312の補正値を演算する。
第一補正演算部702及び第二補正演算部703から出力されるレシピ補正値は、レシピ補正部304に供給される。
図8及び図9を用いて、事前処理部309で行われる処理を説明する。
図8は、事前処理部309内の多変量解析演算部502にて行われる、装置データの演算の流れを示すフローチャートである。これはプロセス制御における多変量解析として公知である。
処理を開始すると(S801)、多変量解析演算部502は、最初に装置データログテーブル308とウエハ日時テーブル306から、所定数のレコードの装置データを用意する(S802)。具体的には、例えば「ウエハ50枚分」と決めたら、ウエハ日時テーブル306から該当する時間情報を取得し、これに相当する装置データを特定する。
特定した装置データには複数のセンサのデータが含まれている。この中には、多変量解析の際に不適切なセンサデータが存在する。具体的には、多重共線性を生じるセンサデータと、一定値しか出力されないセンサデータである。そこで、このようなセンサデータ(項目)を、演算対象から外す(S803)。
この処理は、装置データという一つの大きなテーブルの中で、多数存在するセンサのフィールドから幾つかを間引くことを意味する。
次に、ステップS803にて選択された項目よりなる装置データに、正規分布演算を行う(S804)。そして、シックス・シグマの手法にて、装置データのうち、不適切な半導体ウエハ102のレコードを排除する(S805)。つまり、統計的絞り込みを行い、最も多い分布から外れているレコードを除外する。
これ以降はループ処理である。
先ず、カウンタ変数iを1に初期化する(S806)。
次に、装置データから主成分、主成分軸、重心座標及び標準偏差を算出し、図示しない不揮発性ストレージに記憶する(S807)。主成分分析とは、多変量解析の手法の一つで、標本データからそのデータの特性を説明する主成分を抽出する分析手法である。主成分分析の演算については非特許文献1に開示されている。
次に、演算した主成分を正規化するために、超球変換をする(S808)。
超球変換とは、主成分分析において各主成分を軸方向の標準偏差で割る事で標準化する処理である。超球とは、n次元の空間で、ある点(中心)からの距離が半径と呼ぶある距離以内にある点の集合のことで、2次元の円や3次元の球の自然な拡張になっている。n次元空間で原点を中心とする半径rの球の内部の点は、(x(1)^2 + x(2)^2 + ... + x(n)^2) <= r^2という不等式を満たす。球面上の点は、(x(1)^2 + x(2)^2 + ... + x(n)^2) = r^2という方程式を満たす。
そして、超球変換された主成分から、スカラ値としての特徴量であるTを算出する(S809)。Tとは、詳しくはホテリングTと呼ばれるものである。ホテリングTとは、標本データによって作られる基準空間に対し、それとは別のデータが前記基準空間とずれているか否かを判断する指標であり、スカラ値である。この演算処理によって、多数存在するセンサデータが単一のスカラ値に変換される。
次に、ステップS803にて決定した項目数とステップS805にて絞り込まれたウエハ数を用いて、「5%F分布表」を参照し、有意水準値を導き出す。5%F分布表とは、正規分布をする母集団から繰り返し標本を抽出して算出されたF値(群内分散と群間分散の比)の確率分布において有意水準を5%とした分布表である。また、有意水準値とは、どの程度の正確さをもって帰無仮説を棄却するかを表す定数で、帰無仮説が正しい場合に、これを棄却してしまう(第一種の誤り)確率を示す。
そして、この有意水準値を不揮発性ストレージに記憶する(S810)。この有意水準値は、後述するステップS814にて最終的に確定すると、判定部310に閾値606として出力される。
次に、既に演算済みの各レコードのTと、有意水準値(閾値606)とを比較して、一つでも閾値606未満のTが存在するか、確認する(S811)。もし、一つでもそのようなT値があるならば(S811のY)、その対象レコードは排除する(S812)。結果として、この時点でウエハ数(レコード数)が減少する。そして、カウンタ変数iをインクリメントして(S813)、カウンタ変数iが3を超えたか否かを確認する(S814)。もし超えていなければ(S814のN)、再びステップS807から同様の演算処理を継続する。ステップS814でカウンタ変数iが3を超えたら、閾値606未満のTが存在していても演算処理を打ち切り、終了する(S814)。また、ステップS811にて閾値606未満のTが一つも存在しなければ(S811のN)、そのまま処理を終了する(S814)。
ステップS814、つまり一連の処理の終了の時点で、判定部310によって参照される演算用参照データ604と閾値606が確定する。
演算用参照データ604は、最後に実行されたステップS807にて得られた主成分軸、重心座標、そして標準偏差である。
閾値606は、最後に実行されたステップS810にて得られた有意水準値である。
これらの値はループ処理の進行と共に更新され、ループ処理の終了と共に確定されることとなる。
図9は、事前処理部309内の第一近似式作成部503及び第二近似式作成部504にて行われる近似式作成の流れを示すフローチャートである。
処理を開始すると(S901)、先ず、操作者は表示部505を見ながら入力部506を操作することによって、入出力制御部507を通じて、装置データログテーブル308、ウエハ日時テーブル306、レシピログテーブル307、そして測定データログテーブル305の、演算対象となるレコードを決定する(S902)。そして、操作者は装置データログテーブル308の中から、レシピ312を微調整する際に判断する対象となるセンサデータ(項目)を選択する(S903)。なお、これは操作者の経験によって選択されるが、所定の統計演算を用いても同様又はそれ以上の効果が得られる。
操作者による項目の決定が行われると、第一近似式作成部503はこれを受けて、装置データログテーブル308、ウエハ日時テーブル306、レシピログテーブル307、そして測定データログテーブル305の、演算対象となるレコードから、第一近似式704を作成し、図示しない不揮発性ストレージに保存する(S904)。また、第二近似式作成部504も同様に、レシピログテーブル307及び装置データログテーブル308の、演算対象となるレコードから、第二近似式705を作成して保存し(S905)、全ての処理を終了する(S906)。
ステップS906、つまり一連の処理の終了の時点では、補正値演算部311に第一近似式704と第二近似式705が送出される。
図10は、半導体製造システム101が稼動状態にあるときの、プロセス制御装置107の動作の流れを示すフローチャートである。
測定装置203による測定処理が終了すると、一連の処理が開始する(S1001)。判定部310内の装置データ抽出部602は、測定装置203による測定処理の終了を認識すると、装置データログテーブル308とウエハ日時テーブル306から、最新の装置データ608を抽出する。この最新の装置データ608は、多変量演算部603に供給される。多変量演算部603は、最新の装置データ608と演算用参照データ604、具体的には前述の主成分軸、重心座標、そして標準偏差を用いて、主成分を算出する(S1002)。
次に、多変量演算部603は主成分を超球に変換し(S1003)、超球に変換した主成分からスカラ値であるTを算出する(S1004)。
は比較部605に供給される。比較部605のもう一方の端子には事前処理部309が算出した閾値606、つまり有意水準値が与えられる。比較部605は、Tと閾値606を比較する(S1005)。比較の結果、Tが閾値606未満であれば(S1005のY)、判定出力は真になる。この判定出力は補正値演算部311に供給される。また、判定出力がスイッチ607に与えられることにより、スイッチ607がオン制御され、最新の装置データ608が補正値演算部311に出力される。
第一補正演算部702は、判定出力の「真」を受けて動作する。最新の装置データ608と、測定データログテーブル305の最新のレコードを受けて、第一近似式704を用いてレシピ補正値を演算する(S1006)。
ステップS1005における比較の結果、Tが閾値606以上であれば(S1005のN)、判定出力は偽になる。この判定出力は補正値演算部311に供給される。また、判定出力がスイッチ607に与えられることにより、スイッチ607がオフ制御され、最新の装置データ608は補正値演算部311に出力されない。
第二補正演算部703は、判定出力の「偽」を受けて動作する。測定データログテーブル305の最新のレコードを受けて、第二近似式705を用いてレシピ補正値を演算する(S1007)。
いずれの場合でも、レシピ補正値はレシピ補正部304に供給され、レシピ204の微調整が行われた後、プロセス装置202に送信されて(S1008)、一連の処理が終了する(S1009)。
図11は第二近似式の一例を示すグラフである。
図11では、説明を簡単にするため、測定値は一つ、微調整対象レシピデータは一つと仮定している。
グラフ上で測定値がV1102である時が最良の値であるとする。V1102に対応する微調整対象レシピデータは、近似式カーブL1101上の最良点P1102から、R1102である。
今、あるウエハを測定した結果、測定値がV1103であったとする。すると、近似式カーブL1101上で、対応する点がP1103となり、対応する微調整対象レシピデータがR1103となる。そこで、次のウエハを処理するに当たっては、測定値をV1103からV1102に近づけるために、微調整対象レシピデータに、R1103とR1102の間の差分を加える処理を行う。
これが、図7の第二補正演算部703の処理であり、図10のステップS1007に該当する。
図12は第一近似式の一例を示すグラフである。
図12では、説明を簡単にするため、測定値(線幅)は一つ、微調整対象レシピデータ(露光エネルギー量)は一つ、観測対象装置データ(発光度)も一つと仮定している。
図11ではパラメータが二つであったので、二次元のグラフであったが、図12ではパラメータが三つになるので、三次元のグラフになる。図11の近似式カーブL1101に対応するものが、図12では近似式曲面F1201である。しかし、この近似式曲面F1201は、プロセス装置の状態が健常でないときのデータも含めて計算されている。近似式曲面F1201の中で、プロセス装置の状態が健常である時の範囲、つまり装置データが正常な範囲内にあるときの曲面は、第一補正演算対象範囲F1202である。
第一補正演算対象範囲F1202上に存在する重心が、図5の多変量解析演算部502が図8のステップS807において求めた重心である。
図7の第一補正演算部702は、図10のステップS1006において測定値を重心に近づけるべく、レシピ補正値を算出する。
プロセス装置は、それ自体を構成する個々の部品の中に、時間の経過と共に劣化を伴うものが存在する。したがって、プロセス装置をただ均一な状態で運用するだけでは、半導体ウエハに対する加工工程に関し、一定の品質を保つことができない。
本実施形態では、「プロセス装置の計時劣化をレシピの補正で補う」という技術思想を、プロセス制御装置に採用した。この技術思想を実現するために、レシピ補正のための近似式を、測定データだけではなく、装置データも要素として追加した。
しかし、この技術思想はプロセス制御において全面的に採用することはできない。何故ならば、プロセス装置の状態が健常でなくなると、装置データ自体がレシピ補正に対して悪影響を及ぼすからである。そこで、本実施形態では、この「装置データを加味した近似式を用いたレシピ補正」を、装置データが正常な範囲内に収まっている時、つまりプロセス装置が健常状態にあるときに限って実施する。
本実施形態には、以下のような応用例が考えられる。
(1)多変量解析演算部502及び多変量演算部603が実施する多変量解析は、図8及び図10の内容に限られない。多変量を統計処理して所定のスカラ値に変換し、それを所定の閾値と比較して正常或は異常を判定する、一般的な多変量解析のアルゴリズムであれば、そのまま利用可能である。重回帰分析、マハラノビス距離等、多数のアルゴリズムが挙げられる。
本実施形態では、半導体製造システム、とりわけその中で中心的な役割を果たすプロセス制御装置の技術内容を開示した。
従来行われていた、測定データに基づくレシピの補正に加え、装置データが健常状態にあることを検出したら、測定データと装置データに基づくレシピの補正を行うように、プロセス制御装置に機能を追加した。
この、レシピ補正機能を追加したことにより、半導体ウエハの加工状態を最良にすることを目指すだけでなく、プロセス装置の計時劣化による悪影響を最小限に抑えるプロセス制御が実現できる。
これにより、今まで以上にウエハの品質を最良に維持する効果が見込めるので、歩留まりの向上に寄与する。
また、このことは、プロセス装置の健常性を維持するために行われる、メンテナンス作業の頻度を低減する効果が見込める。つまり、プロセス装置の稼動を一時停止してメンテナンス作業を行う頻度が少なくなるので、半導体製造システム全体の生産性の向上に寄与する。
以上、本発明の実施形態例について説明したが、本発明は上記実施形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、他の変形例、応用例を含むことは言うまでもない。
本発明の実施形態の例である、半導体製造システムの概略図である。 半導体製造システムの模式図である。 プロセス制御装置の機能ブロック図である。 各テーブルのフィールドを示す図である。 事前処理部の機能ブロック図である。 判定部の機能ブロック図である。 補正値演算部の機能ブロック図である。 事前処理部内の多変量解析演算部にて行われる、装置データの演算の流れを示すフローチャートである。 事前処理部内の第一近似式作成部及び第二近似式作成部にて行われる近似式作成の流れを示すフローチャートである。 半導体製造システムが稼動状態にあるときの、プロセス制御装置の動作の流れを示すフローチャートである。 第二近似式の一例を示すグラフである。 第一近似式の一例を示すグラフである。
符号の説明
101…半導体製造システム、102…半導体ウエハ、103…搬送路、104a…第一プロセス装置、104b…第二プロセス装置、104n…第nプロセス装置、105a…第一測定装置、105b…第二測定装置、105n…第n測定装置、106…LAN、107…プロセス制御装置、202…プロセス装置、203…測定装置、204…レシピ、205…制御部、206…被制御対象、207…センサ、208…装置データ、209…センサ、210…測定データ、211…バーコードリーダ、212…バーコード、213…ウエハナンバー、302…ネットワーク入出力部、303…ログ記録部、304…レシピ補正部、305…測定データログテーブル、306…ウエハ日時テーブル、307…レシピログテーブル、308…装置データログテーブル、309…事前処理部、310…判定部、311…補正値演算部、312…レシピ、313…カレンダクロック、502…多変量解析演算部、503…第一近似式作成部、504…第二近似式作成部、505…表示部、506…入力部、507…入出力制御部、602…装置データ抽出部、603…多変量演算部、604…演算用参照データ、605…比較部、606…閾値、607…スイッチ、608…最新の装置データ、702…第一補正演算部、703…第二補正演算部、704…第一近似式、705…第二近似式、706…NOTゲート

Claims (3)

  1. プロセス装置に備えられているセンサから発される装置データを読み込み前記プロセス装置が健常状態にあるか否かを判定する判定部と、
    前記プロセス装置が健常状態にあると前記判定部が判定したときには前記プロセス装置の後続に備えられている測定装置から発される測定データと前記装置データを用いてレシピの補正値を演算し、前記プロセス装置が健常状態にないと前記判定部が判定したときには前記測定データを用いて前記レシピの補正値を演算する補正値演算部と、
    前記補正値演算部が出力する補正値に基づいて前記プロセス装置に供給するレシピを補正して前記プロセス装置へ送信するレシピ補正部と
    を備えるプロセス制御装置。
  2. 更に、
    前記装置データと前記測定データと前記レシピとをそれぞれ装置データログテーブルと測定データログテーブルとレシピログテーブルに記録するログ記録部と、
    前記装置データログテーブルを読み込み、前記判定部が利用する演算用参照データ及び閾値を算出する多変量解析演算部と、
    前記装置データログテーブルと前記測定データログテーブルと前記レシピログテーブルを読み込み、前記プロセス装置が健常状態にあると前記判定部が判定したときに前記補正値演算部が利用する第一近似式を算出する第一近似式作成部と、
    前記装置データログテーブルと前記レシピログテーブルを読み込み、前記プロセス装置が健常状態にないと前記判定部が判定したときに前記補正値演算部が利用する第二近似式を算出する第二近似式作成部と
    を備える請求項1記載のプロセス制御装置。
  3. プロセス処理に先立って、予めプロセス装置に備えられているセンサから発された装置データが蓄積されている装置データログテーブルから前記プロセス装置の健常状態を判定するための演算用参照データ及び閾値を算出する多変量解析演算ステップと、
    前記プロセス処理に先立って、予め前記プロセス装置の後続に備えられている測定装置から発される測定データが蓄積されている測定データログテーブルと前記プロセス装置に供給するレシピが蓄積されているレシピログテーブルと前記装置データログテーブルを読み込み、前記プロセス装置が健常状態にあるときに前記レシピを補正するための第一近似式を作成する第一近似式作成ステップと、
    前記プロセス処理に先立って、予め前記レシピログテーブルと前記装置データログテーブルを読み込み、前記プロセス装置が健常状態にないときに前記レシピを補正するための第二近似式を作成する第二近似式作成ステップと、
    前記プロセス処理の結果によって前記プロセス装置から得られた前記装置データと前記演算用参照データ及び前記閾値を用いて演算処理を行い、前記プロセス装置が健常状態にあるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの結果に基づき、前記プロセス装置が健常状態にあるときには前記第一近似式を用いて前記レシピの補正値を演算し、前記プロセス装置が健常状態にないときには前記第二近似式を用いて前記レシピの補正値を演算する補正値演算ステップと、
    前記補正値を用いて前記レシピを補正して前記プロセス装置へ送信するレシピ補正ステップと
    を含むプロセス制御方法。
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