JP2009295506A - 燃料電池発電システム、その制御装置、負荷量調整方法 - Google Patents

燃料電池発電システム、その制御装置、負荷量調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】対応可能な顧客負荷電力変動が補機負荷の最大電力によって制限されないようにできる燃料電池発電システムを提供する。
【解決手段】燃料電池発電システムの内部負荷をダミー負荷とし、顧客負荷の負荷量が変動しても該顧客負荷と該ダミー負荷の負荷量の合計が所定値となるように、該ダミー負荷の負荷量を調整・制御するダミー負荷制御手段を有し、前記所定値が異なる複数の制御パターン(例えば制御パターンa〜dの4種類)を用意し、前記ダミー負荷制御手段は該複数の制御パターンのうちの何れかの制御パターンを適用して前記ダミー負荷の負荷量の調整・制御を実行する。
【選択図】図2

Description

本発明は、系統電源から独立した燃料電池発電システムに関する。
例えば災害等において、燃料電池発電システムの原燃料の供給が停止したり系統電源が停止した場合、燃料電池発電システムは、系統電源から切り離した状態で運用される。このような状態を、自立運転状態または系統電源から独立した燃料電池発電システムと呼ぶものとする。尚、原燃料の供給が停止した場合には、例えばLPGガス等の代替燃料が導入される。
従来の自立運転の制御方法として、例えば特許文献1に記載されている手法が知られている。
特許文献1の手法では、電力系統から独立した所内負荷と補機負荷の負荷量の合計がほぼ一定となるように制御している。すなわち、燃料電池発電システム本体内に補機負荷の負荷量を可変にする可変負荷装置を備え、所内負荷の負荷量の変動に応じて補機負荷の負荷量を変化させる(両負荷量の合計が予め決められた所定値になるように制御する)。これはつまり、補機負荷を所内負荷の負荷(消費電力)変動に対応する為のダミー負荷として用いるようにするものである。
尚、上記所内負荷は、以下、顧客負荷というものとする。
この様に制御することで、例えば図6に示すように、顧客負荷の負荷量(消費電力量)が上昇しても燃料電池本体1の出力は常にほぼ一定であるため、応答遅れによる燃料不足を防ぐことができる。尚、図6は、上記補機負荷が例えば燃料電池発電システム内部のヒータである場合の顧客負荷−補機負荷(ダミー負荷)の関係図である。
また、従来、例えば特許文献2に記載の公知技術が知られている。
特許文献2の発明は、燃料電池の出力電力を消費する擬似負荷手段を設け、制御手段が、燃料電池の出力電力が外部負荷で消費される電力に対して設定値を加えた出力電力となるように擬似負荷電力への通電を制御し、かつ、外部負荷で消費される電力が増大傾向のときには、増大分に見合う分だけ擬似負荷手段への通電を減少させるように擬似負荷手段への通電を制御するものである。
特開平10−228919号公報 特開平05−36429号公報
上述したように、従来の自立運転の制御方法は、顧客負荷が変動した場合でもFCスタック(燃料電池本体)出力が急変して燃料不足にならないようにするために、燃料電池システム内部の補機負荷を調整することで、FCスタック出力が変動しないように制御していた。つまり、FCスタック出力(A)=顧客負荷(B)+補機負荷(C)であるから、Bの変動分をCで抑えるように制御してAをほぼ一定としていた。そのために、補機負荷の容量によって、対応可能な顧客負荷変動量が決まっていた。
上記のように、従来の制御では、顧客負荷と燃料電池システム内部補機負荷の合計を所定の一定値とするため、対応可能な顧客負荷電力変動が補機負荷(ダミー負荷)の最大電力によって制限されてしまうという課題を有する。
本発明の課題は、対応可能な顧客負荷電力変動がダミー負荷の最大電力によって制限されないようにできる燃料電池発電システム、その制御装置、負荷量調整方法等を提供することである。
本発明の燃料電池発電システムは、系統電源から独立した燃料電池発電システムであり、顧客負荷へ給電する燃料電池発電システムであって、前記燃料電池発電システムの内部負荷をダミー負荷とし、前記顧客負荷の負荷量が変動しても該顧客負荷と該ダミー負荷の負荷量の合計が所定値となるように、該ダミー負荷の負荷量を調整・制御するダミー負荷制御手段を有し、前記所定値が異なる複数の制御パターンを用意し、前記ダミー負荷制御手段は該複数の制御パターンのうちの何れかの制御パターンを適用して前記ダミー負荷の負荷量の調整・制御を実行する。
仮に1つの制御パターンのみとした場合、従来と同様に、対応可能な顧客負荷電力変動がダミー負荷の最大電力によって制限される。しかし、現在の制御パターンで対応できなくなったら、別の制御パターンに切り換えることで、対応可能な顧客負荷電力変動がダミー負荷の最大電力によって制限されないようにできる。
上記燃料電池発電システムにおいて、例えば、前記各制御パターン毎に前記顧客負荷の上限値/下限値が設定されており、顧客負荷が現在適用中の制御パターンの上限値を超えた場合には該現在の制御パターンより前記所定値が大きい制御パターンへ切り替え、下限値を下回った場合には該現在の制御パターンより前記所定値が小さい制御パターンへ切り替える。
また、例えば、前記ダミー負荷は前記燃料電池発電システム内のヒータであり、前記ダミー負荷制御手段は前記顧客負荷の負荷量が変動に対して該ヒータの負荷量をステップ状に変化させる。
また、例えば、前記ヒータの負荷量をステップ状に上昇させる際に、燃料供給量増加を先行して行う。この様にすることで、燃料の供給不足を防ぐことができる。
また、例えば、前記ダミー負荷は、前記燃料電池発電システム内のヒータと、その負荷量をリニアに変化させることが可能な回転機負荷であり、前記ダミー負荷制御手段は、前記顧客負荷の負荷量の変動に対して該ヒータの負荷量をステップ状に変化させると共に、前記回転機負荷の負荷量をリニアに変化させることで、該ダミー負荷全体の負荷量をリニアに変化させる。
上記ヒータのみではその負荷量をステップ状に変化させることしかできないので、顧客負荷の負荷量変動に対して十分に追随することができない。これより、ダミー負荷として更に、その負荷量をリニアに変化させることが可能な回転機負荷を用いることで、該ダミー負荷全体の負荷量をリニアに変化させることができ、顧客負荷の負荷量変動に対して十分に追随できるようになる。
本発明の燃料電池発電システム、その制御装置、負荷量調整方法等によれば、対応可能な顧客負荷電力変動がダミー負荷の最大電力によって制限されないようにできる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、実施例1の燃料電池システムの概略構成図である。
すなわち、図1には、系統連系用遮断器6を用いることによって系統電源7から独立することができる燃料電池システム8の概略構成を示す。そして、本手法は、基本的に、系統電源7から独立して自立運転を行う時の出力の制御方法に係るものである。すなわち、本手法は、上述した系統電源から独立した燃料電池システムを適用対象とするものである。
図示の燃料電池システム8は、主に顧客負荷5に電力供給するものであり、燃料電池本体1、インバータ2、燃料電池内部負荷4、及び制御装置11より成る。尚、燃料電池システム8から電力供給する顧客負荷5側に備えられる、顧客負荷5の負荷量(電力消費量)を測定する為の顧客負荷量計測器9も、燃料電池システム8に含まれると考えても良い。
燃料電池本体1から出力された直流電力はインバータ2によって交流に変換され、燃料電池内部負荷4と顧客負荷5に供給される。尚、燃料電池内部負荷4は、燃料電池システム8内に備えられる既存の負荷構成要素であり、例えばヒータ等である。すなわち、ここでは、燃料電池内部負荷4は、上記特許文献1における補機負荷がヒータである場合に相当すると考えてよい。尚、本例では、上記ダミー負荷として用いる燃料電池内部負荷4がヒータである場合を主に想定しているので、これを燃料電池内部ヒータと呼ぶ場合もある。そして、実施例1では、この燃料電池内部負荷4のみをダミー負荷として用いるものである。
尚、ヒータは、例えば原燃料の供給が停止する等して燃料電池の熱量が低下した場合等に、一時的に、不足する熱量を補う為に用いるものである。尚、その後、LPGガス等の代替燃料の導入により、不足する熱量を補うことができる。よって、このような一時的な状況以外では、ヒータを顧客負荷5の変動に対応する為の負荷(ダミー負荷)として用いることに特に問題はない。
制御装置11は、特に図示しないが、CPU/MPU、メモリ等の記憶部、入出力インタフェース等を有し、上記記憶部に予め記憶されている所定のアプリケーションプログラムを、上記CPU/MPUが実行することにより、以下に説明する各種処理を実現する。また、以下の説明における「予め設定される複数種類の所定値」や各種閾値等の処理に必要なデータも、予め上記記憶部に記憶されている。
制御装置11は、上記顧客負荷量計測器9による顧客負荷量計測値Wcpv(顧客負荷5の負荷量(電力消費量))を入力しており、この顧客負荷量計測値Wcpvと予め設定される各種所定値とに基づいて燃料電池内部負荷4の負荷量(電力消費量)を決定して、この決定内容に応じた補機負荷量指令WHMVを燃料電池内部負荷4に対して出力する。
燃料電池内部負荷4の負荷量の決定方法自体は、上記従来と略同様であってよく、例えば「顧客負荷量計測値Wcpv+燃料電池内部負荷4の負荷量=所定値」となるように決定するものである。すなわち、顧客負荷5の負荷量Wcpvの変化に応じて燃料電池内部負荷4の負荷量を変化させることで(その為の制御装置11からの負荷量指示信号が図示のWHMVである)、全体の負荷量を略一定に保つようにする。これは特に、急激な顧客負荷変動による燃料の供給不足を防ぐためである。
但し、本手法では、上記所定値は複数種類設定されており、そのときの状況に応じて、この複数種類の所定値のうちの1つの所定値を用いて、上記「顧客負荷量計測値Wcpv+燃料電池内部負荷4の負荷量=所定値」となるようにする燃料電池内部負荷4の負荷量の決定処理を行うものである。これは、換言すれば、例えば図2に示すような、上記所定値が異なる複数の制御パターンが予め設定されており、そのときの状況に応じて当該複数の制御パターンのうちの何れか1つの制御パターンを用いて、上記燃料電池内部負荷4の負荷量を決定と指令処理を行うものである。
尚、上記所定値は燃料電池本体1の発電電力量に相当し、負荷量は電力消費量に相当する。燃料電池本体1の発電電力量をほぼ一定とする為に、顧客負荷5による電力消費量が下がれば/上がれば、その分だけ燃料電池内部負荷4による電力消費量を上げる/下げる制御を行う必要がある。また、尚、燃料電池内部負荷4(ヒータ)に対してはAPR負荷制御を実行する。
図2に示す例では、制御パターンa〜dの4つの制御パターンを有している。例えば、制御パターンaにおいては上記所定値を基準値Xとしている。そして、例えば、制御パターンbにおいては上記所定値を基準値X+α(α;固定値)、制御パターンcにおいては上記所定値を基準値X+2α、制御パターンdにおいては上記所定値を基準値X+3αとしている。但し、この一例に限るものではない。ここではこの様に制御パターンaにおける所定値が最も小さく、制御パターンdにおける所定値が最も大きいものとして説明するものとする。
これら各制御パターンに対応する所定値は、予め上記制御装置11の記憶部等に記憶されている。また、各制御パターン毎に、顧客負荷に対する所定の閾値(上限値、下限値)が予め上記制御装置11の記憶部等に記憶されている。図2には、一例として、制御パターンbにおける上限値Cと下限値Bを示してあるが、他の制御パターンにおいても同様にしてその制御パターンに応じた所定の閾値(上限値、下限値)が設定されている。また、図2には、制御パターンaにおける上限値Aも示してある。
上記制御装置11による燃料電池内部負荷4の負荷量制御処理について(特にフローチャート等は図示しないが)以下に説明する。
まず、制御装置11は、上記複数の制御パターンのうちの何れかの制御パターンによって燃料電池内部負荷4の負荷量制御を行っている。つまり、「顧客負荷量計測値Wcpv+燃料電池内部負荷4の負荷量=現在の制御パターンの所定値」となるように、燃料電池内部負荷4の負荷量を決定して指令を出している。更に、制御装置11は、随時または定期的に、顧客負荷量計測値Wcpvが、現在の制御パターンにおける閾値を越えた(上限値を越えたか、下限値を下回る)か否かを判定している。そして、閾値を越えた場合には、当該閾値を越えた状態が一定時間以上継続するか否かを監視し、一定時間以上継続した場合には、制御パターンを変更する(すなわち所定値を変更する)処理を実行する。
これは、上限値を越えた場合には現在の制御パターンより1段上の(所定値が一段大きい)制御パターンに変更し、下限値を下回った場合には現在の制御パターンより1段下の(所定値が一段小さい)制御パターンに変更する処理である。
例えば図2に示す例において現在の制御パターンが制御パターンaであるものとし、顧客負荷量計測値Wcpvが上記制御パターンaの上限値Aを超えて一定時間継続した場合、燃料のFCスタック(燃料電池本体1)への供給量増加を先行して行った後に制御パターンbに移行すると共に燃料電池内部負荷4の負荷量を所定量分増加させる。この増加量(所定量分)は例えば上記αであるが、この例に限らない。何れにしても、その後に上記負荷量の合計値を新たな制御パターンbにおける所定値とするように制御することで、燃料電池内部負荷4の負荷量は適切な値になる。
この様に制御パターンを所定値が1段上の制御パターンに変更することで、更なる顧客負荷5の負荷量の増加を可能とすることができる。
また、燃料供給量増加を先行して行うことで、燃料の供給不足を防ぐことができる。
その後、顧客負荷量計測値Wcpvが上記制御パターンbの上限値Cを超えて一定時間継続した場合には、上記と同様の処理により今度は制御パターンcへと移行することになる。その逆に、顧客負荷量計測値Wcpvが上記制御パターンbの下限値Bを超えて(下回って)一定時間継続した場合には、燃料のFCスタックへの供給量減少を行うと共に制御パターンaに移行し、更に燃料電池内部負荷4の負荷量を所定量分減少させる。この減少量(所定量分)は例えば上記αであるが、この例に限らない。また、上記供給量減少も、上記供給量増加の場合と同様に、先行しておこなってもよい。
この様に制御パターンを所定値が1段下の制御パターンに変更することで、更なる顧客負荷5の負荷量の減少を可能とすることができる。
これによって、図2に示すように、顧客負荷変動可能範囲が図6に比べて大きくなる。つまり、従来のようにダミー負荷の最大電力によって制限されたりしない。
図3は、上記図2に関して具体的な数値例を示したものである。
図示の例では、上記各制御パターンa〜d毎の所定値は、それぞれ、発電電力50kW相当、発電電力60kW相当、発電電力70kW相当、発電電力80kW相当となっている。つまり、上記基準値Xを発電電力50kW相当、固定値αを発電電力10kW相当としている。また、図示の横軸の顧客負荷は、顧客負荷5の負荷量であり、これは燃料電池システム8から顧客負荷5への送電電力に相当する。
そして、図示の例では、送電電力(顧客負荷5の負荷量)が現在の制御パターンの下限値未満となってから30秒継続した場合には、10kW相当のガスの減少を行うと共に、燃料電池内部負荷4の負荷量を10kW相当減少させるように制御する。
また、図示の例では、送電電力が現在の制御パターンの上限値を超えてから5秒継続した場合には、先行して10kW相当のガスの増加を行い、その後に燃料電池内部負荷4の負荷量を10kW相当増加させるように制御する。
尚、当然、各制御パターン内において上記図6等と同様に燃料電池内部負荷4の負荷量をステップ状に変化させる制御も行っている。この制御方法は様々であってよいが、例えば一例としては、各制御パターン毎に、燃料電池内部負荷4の5kW刻みの各負荷量毎に対応付けて、顧客負荷5の負荷量に対する上限閾値、下限閾値が予め設定されているものとする。そして、現在の制御パターンにおける現在の燃料電池内部負荷4の負荷量に応じた上限閾値、下限閾値と現在の顧客負荷量とを比較して、顧客負荷量がこの上限閾値/下限閾値を越えた場合には、燃料電池内部負荷4の負荷量を「現在の負荷量+5kW」又は「現在の負荷量−5kW」へと変更する。
図3に示す例において、一例として、制御パターンcにおいて現在の燃料電池内部負荷4の負荷量が20kWであるとした場合には、図示の例では、顧客負荷が50kWを越えたときには燃料電池内部負荷4の負荷量を15kWに変更し、顧客負荷が42kWを越えた(下回った)ときには燃料電池内部負荷4の負荷量を25kWに変更する制御を行っているものとなる。
上述した実施例1の手法により、以下のような効果が得られる。
1) 対応可能な顧客負荷変動量がダミー負荷の容量によって制限されないようにできる。換言すれば、ダミー負荷の負荷容量を増やさずに、対応可能な顧客負荷変動量の範囲を広くすることができる。
2) 「所定値」の変更時(特に上昇時)に燃料を先行投入(増加)することで、燃料の供給不足を防ぐ。それにより燃料不足による燃料電池の緊急停止や燃料電池本体へのダメージを防ぐことができる。
以下、実施例2について説明する。
ここで上記図2、図3や図6に示すように顧客負荷5の負荷量の変化に対してダミー負荷をステップ状(階段状)に変化させているのは、以下の理由による。
すなわち、上記ヒータは例えば最大で35kW程度の負荷量となり、燃料電池発電システム内部の既存の構成のなかでもダミー負荷として使用可能な負荷量が大きなものであり、顧客負荷変動量がある程度大きくても対応可能となる。しかしながら、ヒータの負荷量はリニアに制御できるものではない。例えば35kW程度のヒータの場合、実際には3個の10kWのヒータと1個の5kWのヒータとから成り、これらを各々ON/OFF制御することでヒータ全体としての負荷量を決定している。よって、この例では、5kW刻みでしかヒータの負荷量を変更できないことになる。
上記実施例1では、負荷制御対象、すなわち顧客負荷変動を吸収させる対象としてヒータを用いている為、上記の通り5kW刻みでしか負荷量を変化させられないので、顧客負荷変動に対して十分に追随して負荷量を変化させることができない(負荷量をリニアに(連続的に)変化させることができない)。燃料電池システム8内の既存の構成のなかに、負荷量をリニアに変化させることができる構成は存在する(例えば、空冷式冷却器等)。例えば、空冷式冷却器の場合、VVVF(Variable Voltage Variable Frequency)負荷制御によりそのファンの回転数を制御することにより、負荷量をリニアに変化させることができる。
上述したことから、実施例2では、燃料電池内部負荷4のステップ状の負荷量制御と、空冷式冷却器等のリニア負荷量制御とを組み合わせることで、顧客負荷変動吸収用の負荷全体の負荷量をリニアに変化させることができる手法を提案する。尚、ここでいうリニアに変化とは、少なくとも上記ステップ状に変化するものではなく、連続的に変化させることを意味する。
図4に、実施例2の燃料電池システムの概略構成図を示す。
図4において図1に示す実施例1の構成における構成要素と略同一の構成要素には同一符号を付してあり、その説明はここでは省略する。これより、図示の通り、実施例2の構成が実施例1と異なる点は、制御装置11が、燃料電池内部負荷4(ヒータ)の負荷量制御を行うだけでなく、外部冷却器20の負荷量制御も行っていることである。つまり、ヒータの負荷量を決定する処理だけでなく、後述する外部冷却器20の負荷量を決定する処理も行なって、これを図示の外部冷却器負荷量指令WVVVFとして外部冷却器20へ出力する。外部冷却器20は上記空冷式冷却器等である。
つまり、実施例2では、燃料電池内部負荷4(ヒータ)及び外部冷却器20を、ダミー負荷として用いるものである。
尚、外部冷却器20は既存の構成であるので図1においても実際には存在している(実施例1では外部冷却器20は顧客負荷変動に対応する負荷制御に用いないので、示していない)。尚、その意味で、実際には外部冷却器20による冷却の為の負荷(電力消費)も生じているが、図2、図3ではこれは無いものとして示している。
図1で説明したように、制御装置11は、上記顧客負荷量計測器9による顧客負荷量計測値Wcpvを入力しており、この顧客負荷量計測値Wcpvと予め設定される所定値とに基づいて燃料電池内部負荷4の負荷量を決定して、補機負荷量指令WHMVを燃料電池内部負荷4に対して出力する。この燃料電池内部負荷4(ヒータ)に対する負荷量制御処理は、実施例1と同じであり、特に説明しない。実施例2の制御装置11は、この処理の他に、外部冷却器20の負荷量制御処理(そのファンの回転数制御処理)を実行しており、特にフローチャート図などは示さないが、以下に説明する。
外部冷却器20には本来の役割(冷却)の為の負荷(電力消費)が生じている。ここでは、この様な負荷量(電力消費量)をベース負荷量と呼ぶものとする。そして、外部冷却器20の負荷量制御処理では、上記燃料電池内部負荷4(ヒータ)の負荷量制御処理においてヒータの負荷量を変更するとき毎に、外部冷却器20の負荷量を上記ベース負荷量へとリセットする。そして、その後は次のリセット時までの間、顧客負荷量の変動に応じて外部冷却器20の負荷量を変化させる。例えば顧客負荷量が3kW上昇したら外部冷却器20の負荷量を3kW減少させ、顧客負荷量が2kW下降したら外部冷却器20の負荷量を2kW増加させる。
そして、例えば、顧客負荷量が上記基準から5kW上昇/下降した場合には、ヒータの負荷量が変更されることから、上記リセットが行われる。例えば、図3に示す例において、制御パターンbで制御中であるものとし、例えば顧客負荷が上昇を続けて例えば40kWを越えた場合にはヒータ負荷量を20kWから15kWへと減少させる制御が行われることになり、このとき上記リセット処理が行われる。そして、その後も顧客負荷が上昇を続けて45kWを越えるヒータ負荷量を15kWから10kWへと減少させる制御が行われることになり、このときも上記リセット処理が行われる。
そして、例えば、上記ヒータ負荷量が15kWであるときに顧客負荷が40kWから45kWに上昇している間は、外部冷却器20の負荷量を顧客負荷の上昇に合わせて減少させる制御を行うことになる。例えば上記ベース負荷量を仮に10kWとしたならば、10kWから5kWへとリニアに(連続的に)減少させる制御を行うことになる。
尚、外部冷却器の冷却能力について、独立給電試験において最も厳しい条件(顧客負荷45kW+ヒータ35kW)で性能試験を実施し問題ないことを確認し、外部冷却器20の最大能力185.5kWに対し必要冷却能力が128.53kWと、最も厳しい条件においても十分冷却能力に余裕があることがわかった。つまり、顧客負荷変化時における負荷変動分を外部冷却器20においてダミー負荷として担保できることがわかる。
上述した処理を行うことにより、実施例2におけるダミー負荷と顧客負荷の関係は図5に示すようになる。上記のように外部冷却器20の負荷量制御も行うことで、図5に示すように、特に顧客負荷の微小な変動に対してリニアな負荷量調整制御を可能とすることができ、発電装置制御系の安定化が図れる。尚、図5における横軸が顧客負荷、縦軸がダミー負荷であり、上記の通り実施例2におけるダミー負荷は「燃料電池内部負荷4(ヒータ)の負荷量+外部冷却器20の負荷量」である。一方、実施例1においては、図2、図3に示す縦軸(ダミー負荷)は燃料電池内部負荷4(ヒータ)のみの負荷量である。
実施例1では図3に示すようなステップ状の負荷量制御の為、例えば制御パターンaにおいて顧客負荷が30kW→29kW→28kWと変化してもダミー負荷は15kWであるので、全体の負荷量が変化したが、実施例2では図5に示すようにこの顧客負荷変動に応じてダミー負荷が20kW→21kW→22kWと変化しており、全体の負荷量が50kW一定が維持され、発電装置制御系の安定化が図れる。
尚、燃料電池システム内の構成において、上記負荷量のリニアな制御が可能な構成要素は上記外部冷却器20のファンに限るものではなく、例えばブロア、ポンプ等があり、これらを回転機負荷と呼ぶものとする。よって、本手法は、上記ヒータによるステップ状の負荷制御と回転機負荷のリニアな負荷制御を組み合わせることで、ダミー負荷全体の負荷量をリニアに制御可能とするものと言える。
以上説明したように、実施例2の手法によれば、上記実施例1の効果に加えて、ダミー負荷全体の負荷量をリニアに制御可能とし、以って発電装置制御系の安定化が図れるという効果が得られる。
尚、交流電源から交流電力を供給される負荷装置と組み合わされて、負荷装置に供給される交流電力を適正値に調整するための負荷電力調整装置(APR)が広く使用されていることは、よく知られているところである。この負荷電力調整装置(APR)による負荷制御が上記APR負荷制御である。
実施例1の燃料電池システムの概略構成図である。 複数の制御パターンを用いる手法を説明する為の図である。 図2に関する具体的数値例を示す図である。 実施例2の燃料電池システムの概略構成図である。 実施例2におけるダミー負荷と顧客負荷の関係を示す図である。 従来の燃料電池本体出力一定の為のダミー負荷制御方法を説明する為の図である。
符号の説明
1 燃料電池本体
2 インバータ
4 燃料電池内部負荷
5 顧客負荷
6 系統連系用遮断器
7 系統電源
8 燃料電池システム
9 顧客負荷量計測器
11 制御装置
20 外部冷却器

Claims (7)

  1. 系統電源から独立した燃料電池発電システムであり、顧客負荷へ給電する燃料電池発電システムであって、
    前記燃料電池発電システムの内部負荷をダミー負荷とし、前記顧客負荷の負荷量が変動しても該顧客負荷と該ダミー負荷の負荷量の合計が所定値となるように、該ダミー負荷の負荷量を調整・制御するダミー負荷制御手段を有し、
    前記所定値が異なる複数の制御パターンを用意し、前記ダミー負荷制御手段は該複数の制御パターンのうちの何れかの制御パターンを適用して前記ダミー負荷の負荷量の調整・制御を実行することを特徴とする燃料電池発電システム。
  2. 前記各制御パターン毎に前記顧客負荷の上限値/下限値が設定されており、顧客負荷が現在適用中の制御パターンの上限値を超えた場合には該現在の制御パターンより前記所定値が大きい制御パターンへ切り替え、下限値を下回った場合には該現在の制御パターンより前記所定値が小さい制御パターンへ切り替えることを特徴とする請求項1記載の燃料電池発電システム。
  3. 前記ダミー負荷は前記燃料電池発電システム内のヒータであり、前記ダミー負荷制御手段は前記顧客負荷の負荷量が変動に対して該ヒータの負荷量をステップ状に変化させることを特徴とする請求項1または2記載の燃料電池発電システム。
  4. 前記ヒータの負荷量をステップ状に上昇させる際に、燃料供給量増加を先行して行うことを特徴とする請求項3記載の燃料電池発電システム。
  5. 前記ダミー負荷は前記燃料電池発電システム内のヒータとその負荷量をリニアに変化させることが可能な回転機負荷であり、前記ダミー負荷制御手段は、前記顧客負荷の負荷量の変動に対して該ヒータの負荷量をステップ状に変化させると共に、前記回転機負荷の負荷量をリニアに変化させることで、該ダミー負荷全体の負荷量をリニアに変化させることを特徴とする請求項1または2記載の燃料電池発電システム。
  6. 系統電源から独立した燃料電池発電システムであって顧客負荷へ給電する燃料電池発電システムにおける制御装置であって、
    前記燃料電池発電システムの内部負荷をダミー負荷として用い、前記顧客負荷の負荷量が変動しても該顧客負荷と該ダミー負荷の負荷量の合計が所定値となるように、該ダミー負荷の負荷量を調整・制御するダミー負荷制御手段を有し、
    前記所定値が異なる複数の制御パターンを用意し、前記ダミー負荷制御手段は該複数の制御パターンのうちの何れかの制御パターンを適用して前記ダミー負荷の負荷量の調整・制御を実行することを特徴とする燃料電池発電システムの制御装置。
  7. 系統電源から独立した燃料電池発電システムであって顧客負荷へ給電する燃料電池発電システムの制御装置における負荷量調整方法であって、
    前記燃料電池発電システムの内部負荷をダミー負荷とし、
    前記顧客負荷の負荷量を随時入力し、
    予め設定される、所定値が異なる複数の制御パターンのうちの何れかの制御パターンを適用して、前記顧客負荷の負荷量が変動しても該顧客負荷と該ダミー負荷の負荷量の合計が前記適用中の制御パターンの所定値となるように該ダミー負荷の負荷量を決定して、該決定した負荷量を用いて該ダミー負荷に対して制御信号を送信することを特徴とする負荷量調整方法。
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