JP2009295414A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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泰 渡辺
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Abstract

【課題】使用環境によっては使用者が操作していないにも拘らず、入力操作を受け付けてしまうような誤動作を起こす事があるが、誤動作を極力低減すること。
【解決手段】電気絶縁物のガラスプレート1上の前面に配置された操作スイッチ2の真下に光センサ9を配置し、光センサにて使用者の指4の有無を判別し、操作スイッチ2の信号と光センサ9の信号双方が制御部7に来た時に、制御部7が操作を有効と判断することで、いかなる環境下でも操作スイッチの誤動作を低減することとなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、誘導加熱調理器に関するものである。
従来、この種の誘導加熱調理器は、図7に示すように、操作スイッチ2が誘導加熱コイルの配置された位置より手前に配置され、操作回路基板8上方に導電性シートで形成された平面状電極3と、この平面状電極3の周囲を取り囲む周辺電極5から構成されている。使用者がガラスプレート1表面を指4で接触すると、静電容量方式の操作スイッチ側には、平面状電極3との間に等価的にコンデンサが形成されて、そのコンデンサに電源から充電が行われ接触電極6を経てキー検知部8に操作信号が出力されるようになっている。その信号を制御部7が受け取って、電源の入り切り、加熱の開始、継続または停止を決定している(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開平10−214677号公報 特開2006−207843号公報
しかしながら、前記従来の構成では、様々な外乱による影響を受けて認識率を落としたり、時には誤動作を起こしたりするという課題を有していた。例えば静電容量式の操作スイッチの場合、電極の微々たる電荷量の変化を検知して操作の有無を判断している為、ラジオ放送局等のアンテナ近くの強電界環境下において影響を受け易く、まれに操作を行わない状態でも操作スイッチが押されたと認識されて誤動作を起こす事がある。また、操作スイッチ以外の場所を触れた時の誤操作を防止するために、操作スイッチ周囲に周辺電極を配しているが、平面状電極との間でもコンデンサが発生し、誤検知の原因となる事があった。
なお、特許文献2に記載された前記従来の構成は、操作スイッチ周辺の状態を検知して、操作スイッチ範囲外を触れた場合の誤操作を軽減しているが、誤動作を防止する物ではない。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、電気絶縁物のガラスプレート上の前面に配置された操作スイッチの真下に光センサを配置し、光センサにて使用者の指の有無を判別し、操作スイッチの信号と光センサの信号双方が制御部に来た時に、制御部が操作を有効と判断することで、いかなる環境下でも操作スイッチの誤動作を低減する誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱調理器は、耐熱性かつ電気絶縁物よりなるガラスプレートと、前記ガラスプレート上面前方に配した機器の操作を行う複数のタッチキータイプの操作スイッチと、操作スイッチの操作を検知する操作スイッチ検知部を備え、前記操作スイッチ下に使用者の指の有無を判別する反射式の光センサを同時に配し、前記操作スイッチ検知部の信号と光センサの信号双方により操作を判別する制御部からなるもので、いかなる外乱を受けても、確実に操作ができるようにするものである。
本発明の誘導加熱調理器は、いかなる環境下に於いても誤って加熱されたり、電源が入ってしまう様な安全性に関わるような誤動作を極力低減する事が可能となる。
第1の発明は、耐熱性かつ電気絶縁物よりなるガラスプレートと、前記ガラスプレート上に配した機器の操作を行う操作スイッチと、操作スイッチの操作を検知する操作スイッチ検知部を備え、前記操作スイッチの真下に使用者の指の有無を検出する光センサと、前記キー検知部の信号及び前記光センサの信号により操作を判別する制御部とを備え、タッチキーの信号と光センサからの信号双方を検出する事で、いかなる使用環境下でも誤操作の可能性を限りなく低減する事ができる。
第2の発明は、特に請求項1記載の誘導加熱調理器において、前記操作スイッチ検知部は、静電容量方式の操作スイッチであり、前記操作スイッチ検知部は、前記プレート裏面に設けた平面状電極と、前記平面状電極の周辺に設けた周辺電極と、前記平面状電極の信号と前記光センサの信号双方の信号により操作を判別する制御部からなり、操作スイッチ周辺の状態も検知しながら操作スイッチの誤動作を防ぐことができる。
第3の発明は、請求項1及び2記載の誘導加熱調理器において、前記ガラスプレートに可視光を遮断する事ができる塗装を塗布したもので、光センサの赤外線のみを通すことで、誘導加熱調理器表面に目に見える光を洩らす事を防ぎ、また、逆操作スイッチ部に対して直射日光が当たっても、可視光部をカットする事で、光センサの誤検知を極力低減する事ができる。
第4の発明は、請求項1〜3記載の加熱調理器において、前記操作スイッチと前記光センサにより、使用者によって正しく操作スイッチの入力操作が成されたと前記制御部が判断した時に、予め決めておいた音又は光を発する事で、使用者に対して正しく操作が行われた事を報知する事ができる。
第5の発明は、前記操作スイッチと前記光センサにより、どちらか一方の信号のみ前記制御部に入力された時、あるいは入力されたと制御部が判断した時、予め決めておいた音又は光を発する事で、使用者に対して正しく操作スイッチの入力操作が行われなかった事を報知する事ができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって、本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の断面図を示すものである。
図1において、1はガラスなど電気絶縁物からなるガラスプレート、2はプレート1の表面に配置した操作スイッチ部、4は使用者の指、8は使用者の操作スイッチ入力操作を検知して信号に変換する操作スイッチ検知部、9は操作スイッチ近傍に調度焦点距離があり、使用者の指の存在を検知する光センサ、7は操作スイッチ検知部8及び光センサ9の信号を受取り、使用者によってスイッチ操作を行った事を判断し、該誘導加熱調理器の電源や加熱の入り切り、火力の強弱等の動作を制御する制御部を示す。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
図2は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器のフローチャートを示すものである。
まず、操作スイッチ検知部8で使用者の操作スイッチ入力操作を検知して変換された信号を、制御部7が受け取ったかどうかを判断する。この信号を受け取ったと判断した場合には、光センサ9が、使用者の指4の存在を検知し、検知した旨を知らせる信号を制御部7が受け取ったかどうかを判断する。
そして、使用者の指4の存在を検知た旨を知らせる信号を受け取った場合には、操作スイッチ部での入力を受け付ける。
即ち、操作スイッチからの信号と光センサからの信号が来ない限り、使用者がキー操作を実施したとは判断しない。何らかの異常で、どちらか一方からの信号しか制御部に来ない時には、スイッチ操作を有効と判断しないので、誤動作を低減する事ができる。
なお、図2では、操作スイッチ検知部8で使用者の操作スイッチ入力操作を検知して変換された信号を、制御部7が受け取ったかどうかの判断をした後、光センサ9が、使用者の指4の存在を検知した旨を知らせる信号を制御部7が受け取ったかどうかを判断することとしたが、この順番は逆でもよいし、同時でもよい。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態における誘導加熱調理器の断面図を示すものである。
本実施の形態においては、電極部3を設け、使用者が調理器を操作するために指4で操作スイッチ2に触れると、指4、ガラスプレート1、電極部3でコンデンサを形成する。制御部7は、高周波電圧を発生させ、電極部3に送っており、指4で操作スイッチ2に触れた時の高周波電圧が接触電極6、電極部3、ガラスプレート1、指4を通じてバイパスし、電極部3に現れる電圧が低下する事を操作スイッチ検知部8が検出し、信号に変換して制御部へ送ることで、入力操作がされたかどうか制御部7が判断する。
周辺電極5も同様に、制御部7で生成された高周波電圧が印加され、指4、ガラスプレート1、周辺電極5で形成されるコンデンサにより、操作キー周辺に指4や物体が触れたかどうかを判断する。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
図4は、本発明の第2の実施の形態における誘導加熱調理器のフローチャートを示すものである。
周辺電極5が触れられたかどうかを判断する。触れられている場合には入力操作を無効と判断し、使用者による誤操作を低減する事ができる。
触れられていない場合は、以降のフロチャートは実施の形態1と同様である。
トッププレート1を使用者がクリーニングした時等のように、使用者が意図せず操作キーに触れてしまった時でも、シールド電極に同時に触れていたと判断された場合には、入力操作を無効と判断し、使用者による誤操作を低減する事ができる。
(実施の形態3)
本実施の形態は、実施の形態1又は2における誘導加熱調理器に、さらに、操作スイッチが正しく押された事を使用者に報知する報知手段を備えたものである。
図5は本実施の形態3の誘導加熱調理器の動作をフローチャートで示したものである。
図5は、実施の形態2の誘導加熱調理器に報知手段を備え、操作スイッチからの信号と光センサからの信号を受けて、制御部が操作スイッチを有効と判断した時に、予め決めておいた音又は光によって、操作スイッチが正しく押された事を使用者に報知する報知手段を備える事で、使用者に対して安心感を与える事ができる。
(実施の形態4)
本実施の形態は、実施の形態1又は2における誘導加熱調理器に、さらに、操作スイッチまたは光センサどちらか片方の信号しか制御部に入力されなかった時、予め決めておいた音又は光によって、操作が不完全であった事を使用者に対して報知する報知手段を備えたものである。
図6は本実施の形態4の誘導加熱調理器の動作をフローチャートで示したものである。
図6は、前記使用の形態2の誘導加熱調理器に報知手段を備え、操作スイッチからの信号が制御部に入力されなかった時、予め決めておいた音又は光によって、操作が不完全であった事を使用者に対して報知する報知手段を備える事で、使用者に対して再操作を促す事ができる。また、使用者に対して誘導加熱調理器の操作スイッチが何らかの影響を受けて誤動作している事を報知し対策をうつ事を促す事ができる。
以上のように、本発明に係る誘導加熱調理器は、操作スイッチの信号と光センサの信号双方が制御部に来た時に、制御部が操作を有効と判断することで、いかなる環境下でも操作スイッチの誤動作を低減する事ができるので、他の加熱調理器にも適用できる。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の断面図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器の断面図 本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3における誘導加熱調理器の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態4における誘導加熱調理器の動作を示すフローチャート 従来の誘導加熱調理器の断面図
符号の説明
1 ガラスプレート
2 操作スイッチ
3 電極部
4 指
5 周辺電極
6 接触電極
7 制御部
8 操作スイッチ検知部
9 光センサ

Claims (5)

  1. 耐熱性かつ電気絶縁物よりなるガラスプレートと、前記ガラスプレート上面前方に配した機器の操作を行う複数のタッチキータイプの操作スイッチと、操作スイッチの操作を検知する操作スイッチ検知部を備え、前記操作スイッチ下に使用者の指の有無を判別する反射式の光センサを同時に配し、前記操作スイッチ検知部の信号と光センサの信号双方により操作を判別する制御部からなる誘導加熱調理器。
  2. 前記タッチキータイプの操作スイッチを静電容量方式とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記ガラスプレートは可視光遮断フィルタ入り塗料で塗装してあり、赤外線のみ通過可能な請求項1または2記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記操作スイッチと前記光センサにより、正しく操作スイッチが使用者によって押されたと前記制御部が判断した時に、予め決めておいた音又は光によって正しく押された事を使用者に報知する報知手段を備えた請求項1〜3のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記操作スイッチと前記光センサにより、どちらか一方の信号のみ前記制御部に入力された時、あるいは入力されたと判断された時、予め決めておいた音又は光によって、正しく押されていない事を使用者に報知する報知手段を備えた請求項1〜3のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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