JP2009294868A - 数値制御装置及び工作機械の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】工具の移動にあわせて、振れ止め装置と工具の加工物の長さ方向の相対距離を一定に保つように制御することができる数値制御装置を得ること。
【解決手段】被加工物52を旋削する工具31を被加工物の長さ方向に移動させる第1の軸駆動系、及び被加工物52の振れを止める振れ止め装置41を被加工物52の長さ方向に移動させる第2の軸駆動系とを有する工作機械の制御する数値制御装置であり、第1の軸駆動系に対して、工具31を所定の方向に所定の移動量だけ移動させる第1の移動指令が発生したとき、第2の軸駆動系に対して、振れ止め装置41を工具31と同じ方向に移動させる第2の移動指令を発生させる同期移動処理部14を備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、数値制御(Numerical Control;以下NCという)装置に係り、振れ止め装置を有し、工具の移動に対し、振れ止め装置と工具の被加工物の長さ方向の相対距離が同じになるように、振れ止め装置を自動で移動させるNC装置に関するものである。
例えば、旋盤において、長尺の被加工物を旋削する場合には、被加工物の撓みにより加工精度が悪くなるという問題点がある。被加工物の撓みを押さえるため、振れ止め装置を用いるが、振れ止め装置からの離れた場所では、撓みによる加工精度の悪化がみられる。そのため、従来、振れ止め装置を被加工物の長さ方向に複数個設け、撓みが発生しないようにする提案がされている。
しかし、振れ止め装置が被加工物を支えている場所を旋削することは出来ない。そのため、被加工物の長さ方向に複数個設けた振れ止め装置を工具の位置に応じて順次開閉させる制御方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、制御対象の工作機械が複数の移動軸を有しており、軸の移動範囲が相互に重なるものである場合、相互の軸間での干渉を防止する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平3−3750号公報 特開平8−263114号公報
しかしながら、上記振れ止め装置を被加工物の長さ方向に複数個設ける方法においては、振れ止め装置の数が多いのでコストが増え、さらに、複数の振れ止め装置を開閉させる指令を加工プログラム中に挿入する作業は容易なものではなく改善が望まれていた。
また、上記軸間での干渉を防止する方法は、振れ止め装置に関するものではなく、振れ止め装置が可動範囲から逸脱することを防止できるものではない。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたもので、加工プログラム中に挿入する振れ止め装置の移動指令の数を削減するとともに、例えば、工具の移動にあわせて、振れ止め装置と工具の加工物の長さ方向の相対距離を一定に保つように、振れ止め装置の位置を制御することができる数値制御装置を得ることを目的としている。また、振れ止め装置の可動範囲を設定し、振れ止め装置がこの可動範囲を超えないように、振れ止め装置の位置を制御することができる数値制御装置を得ることを目的としている。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の数値制御装置は、被加工物を旋削する工具を被加工物の長さ方向に移動させる第1の軸駆動系、及び被加工物の振れを止める振れ止め装置を被加工物の長さ方向に移動させる第2の軸駆動系とを有する工作機械を制御する数値制御装置であり、第1の軸駆動系に対して、工具を所定の方向に所定の移動量だけ移動させる第1の移動指令が発生したとき、第2の軸駆動系に対して、振れ止め装置を工具と同じ方向に移動させる第2の移動指令を発生させる同期移動処理部を備えたことを特徴とする。
また、本発明の数値制御装置は、予め設定された振れ止め装置の可動範囲を記憶する可動範囲記憶部と、生成された第2の移動指令により移動したと仮定したときの振れ止め装置の移動先位置を仮想位置として記憶する仮想位置記憶部と、仮想位置に第2の移動指令を加算した振れ止め装置の移動先位置が、可動範囲外である場合、振れ止め装置の移動量を可動範囲の境界までとする移動制限処理部とをさらに備えたことを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の工作機械の制御方法は、被加工物を旋削する工具を被加工物の長さ方向に移動させる第1の軸駆動系、及び被加工物の振れを止める振れ止め装置を被加工物の長さ方向に移動させる第2の軸駆動系とを有する工作機械を制御する制御方法であり、第1の軸駆動系に対して、工具を所定の方向に所定の移動量だけ移動させる第1の移動指令が発生したとき、第2の軸駆動系に対して、振れ止め装置を工具と同じ方向に移動させる第2の移動指令を発生させることを特徴とする。
また、本発明の工作機械の制御方法は、予め設定された振れ止め装置の可動範囲を記憶しておき、生成された第2の移動指令により移動したと仮定したときの振れ止め装置の移動先位置を仮想位置として記憶し、仮想位置に第2の移動指令を加算した振れ止め装置の移動先位置が、可動範囲外である場合、振れ止め装置の移動量を可動範囲の境界までとすることを特徴とする。
この発明によれば、被加工物を旋削する工具を被加工物の長さ方向に移動させる第1の軸駆動系、及び被加工物の振れを止める振れ止め装置を被加工物の長さ方向に移動させる第2の軸駆動系とを有する工作機械を制御する際、第1の軸駆動系に対して、工具を所定の方向に所定の移動量だけ移動させる第1の移動指令が発生したとき、第2の軸駆動系に対して、振れ止め装置を工具と同じ方向に移動させる第2の移動指令を発生させるので、工具に追従する振れ止め装置の移動指令を容易に生成することができ、加工プログラム中に挿入する振れ止め装置の移動指令の数を削減するとともに、例えば、振れ止め装置と工具の加工物の長さ方向の相対距離を一定に保つように、振れ止め装置の位置を容易に制御することができる、という効果を奏する。
また、予め設定された振れ止め装置の可動範囲を記憶しておき、生成された第2の移動指令により移動したと仮定したときの振れ止め装置の移動先位置を仮想位置として記憶し、仮想位置に第2の移動指令を加算した振れ止め装置の移動先位置が、可動範囲外である場合、振れ止め装置の移動量を可動範囲の境界までとするので、振れ止め装置が可動範囲を超えないように制御することができる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかる数値制御装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、この発明にかかる実施の形態1の数値制御装置及びこの数値制御装置によって制御されるNC旋盤の要部構成図である。図2は、本実施の形態の数値制御装置の構成と比較する目的で示す従来の数値制御装置の一例とこれによって制御されるNC旋盤の要部構成図である。図3は、本実施の形態の数値制御装置により、振れ止め装置と工具の被加工物の長さ方向の相対距離が同じになる様子を示す図である。
図1において、この発明の数値制御装置10Aは、制御対象の工作機械であるNC旋盤80を制御する。NC旋盤80は、長尺の被加工物52をくわえるチャック51を有している。さらに、被加工物52を旋削する工具(刃物)31と、この工具31を被加工物52の長さ方向(一般にはZ軸方向)に移動可能に支持するボールスクリュー32と、このボールスクリュー32を回転させるサーボモータ35と、サーボモータ35のドライブユニット36とを有している。ボールスクリュー32、サーボモータ35及びドライブユニット36は、工具31を被加工物52の長さ方向に移動させる第1の軸駆動系を構成している。なお、NC旋盤80は、工具31を被加工物52の長さ方向と直交する方向(一般にはX軸方向)に移動させる他の軸駆動系も有しているが図1では省略している。
また、NC旋盤80は、旋削の際に被加工物52に接触して被加工物52の振れを抑制する振れ止め装置41と、この振れ止め装置41を被加工物52の長さ方向に移動可能に支持するボールスクリュー42と、このボールスクリュー42を回転させるサーボモータ45と、サーボモータ45のドライブユニット46とを有している。ボールスクリュー42、サーボモータ45及びドライブユニット46は、振れ止め装置41を被加工物52の長さ方向に移動させる第2の軸駆動系を構成している。なお、NC旋盤80は、振れ止め装置41を被加工物52の長さ方向と直交する方向に移動させる他の軸駆動系も有しているが省略している。
一方、このNC旋盤80を制御する数値制御装置10Aは、以下の構成を有している。すなわち、加工プログラムを1ブロック毎に解析し、各軸の1ブロックでの移動量を解析するプログラム解析処理部11と、プログラム解析処理部11で解析した結果に基づいて、軸毎に補間周期で移動する移動量を計算する補間処理部12と、補間処理部12にて、第1の軸駆動系に対して、工具31を被加工物の長さ方向に所定の移動量だけ移動させる第1の移動指令を発生したとき、第2の軸駆動系に対して、振れ止め装置41を工具31と同じ方向に同じ移動量だけ移動させる第2の移動指令を発生させる同期移動処理部14と、これら移動指令をそれぞれドライブユニット36,46に送信するサーボ通信処理部13とを有している。
このように構成された数値制御装置10Aは以下のように動作する。
<ステップ1−1>
加工プログラム20には、他動作軸の移動指令とともに、工具31の移動指令が書き込まれている。振れ止め装置41の移動指令は書き込まれていない。プログラム解析処理部11は、加工プログラム20を読み込み、読み込んだ加工プログラム20を1ブロック毎に解析し、各駆動軸毎に1ブロックで移動する量を算出する。なお、図2に示す従来の数値制御装置10Cの読み込む加工プログラム20Cには、振れ止め装置41の移動指令も書き込まれている。
<ステップ1−2>
一定周期毎(例えば10ms毎;以下、補間周期とする)で起動される補間処理部12は、ステップ1−1でプログラム解析処理部11が解析した結果を用い、軸毎に補間周期で移動する移動量(以下、FΔTとする)を計算する。
<ステップ1−3>
補間処理部12に引き続いて起動される同期移動処理部14では、ステップ1−2で工具31に被加工物52の長さ方向のFΔTが算出された場合、振れ止め装置41の移動量として工具31と同じ被加工物の長さ方向のFΔTを生成する。
<ステップ1−4>
一定周期毎(例えば5ms毎)で起動されるサーボ通信処理部13では、ステップ1−2、ステップ1−3で算出されたFΔTに加減速を加え、ドライブユニット36,46に送信する。
以上のように、本実施の形態の数値制御装置10Aによれば、加工プログラム中に振れ止め装置41の移動指令をプログラミングしなくとも、同期移動処理部14が、工具31と同じ被加工物52の長さ方向のFΔTを作成する。これにより振れ止め装置41は、図3に示すように、工具31との被加工物52の長さ方向の相対距離D1を一定に保つように移動する。
一方、図2に示す従来の数値制御装置10Cによれば、同期移動処理部14、及びステップ1−3の動作がないため、振れ止め装置41が工具31との被加工物52の長さ方向の相対距離を一定に保つように、加工プログラム中に予め振れ止め装置41の移動指令をプログラミングしなければならず、この作業は容易ではない。
以上のように本実施の形態の数値制御装置は、第1の軸駆動系に対して、工具を所定の方向に所定の移動量だけ移動させる第1の移動指令が発生したとき、第2の軸駆動系に対して、振れ止め装置を工具と同じ方向に同じ移動量だけ移動させる第2の移動指令を発生させる同期移動処理部を備えているので、被加工物を旋削する工具を被加工物の長さ方向に移動させる第1の軸駆動系、及び被加工物の振れを止める振れ止め装置を被加工物の長さ方向に移動させる第2の軸駆動系とを有する工作機械を制御する際、第1の軸駆動系に対して、工具を所定の方向に所定の移動量だけ移動させる第1の移動指令が発生したとき、第2の軸駆動系に対して、振れ止め装置を工具と同じ方向に移動させる第2の移動指令を発生させるので、工具に追従する振れ止め装置の移動指令を容易に生成することができ、加工プログラム中に挿入する振れ止め装置の移動指令の数を削減するとともに、例えば、振れ止め装置と工具の加工物の長さ方向の相対距離を一定に保つように、振れ止め装置の位置を容易に制御することができる。なお、本実施の形態の同期移動処理部は、振れ止め装置を工具と同じ方向に同じ移動量だけ移動させる第2の移動指令を発生させるが、この第2の移動指令は、必ずしも工具と同じ移動量でなくてよく、同じ方向の移動指令であれば所定の効果を得ることができる。
実施の形態2.
図4は、この発明にかかる実施の形態2の数値制御装置及びこの数値制御装置によって制御されるNC旋盤の要部構成図である。図5は、仮想位置に第2の移動指令を加算した振れ止め装置の移動先位置が、可動範囲外である場合、振れ止め装置の移動量を可動範囲の境界までとする様子を示す図である。図6は、可動範囲外にある仮想位置に第2の移動指令を加算した振れ止め装置の移動先位置が、可動範囲内である場合、振れ止め装置の移動量が可動範囲の境界からの距離だけとなる様子を示す図である。図7は、本実施の形態の数値制御装置により、振れ止め装置が可動範囲を超えないように制御される様子を示す図である。
本実施の形態の数値制御装置10Bにおいては、実施の形態1の構成にくわえて以下が追加されている。すなわち、予め設定された振れ止め装置41の可動範囲を記憶する可動範囲記憶部16と、同期移動処理部14により生成された振れ止め装置41の移動指令により、振れ止め装置41が移動したと仮定したときの振れ止め装置41の移動先位置を仮想位置として記憶する仮想位置記憶部17と、この仮想位置に移動量を加算した振れ止め装置41の移動先位置が、可動範囲記憶部16に記憶した可動範囲外である場合、振れ止め装置41の移動量を可動範囲の境界までとする移動制限処理部15とが追加されている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
本実施の形態の数値制御装置10Bにおいては、以下のように動作する。
<ステップ2−1>
予め、振れ止め装置41の可動範囲を可動範囲記憶部16に設定する。
<ステップ2−2>
プログラム解析処理部11で加工プログラムを1ブロック毎に解析し、軸毎に1ブロックで移動する量を算出する。
<ステップ2−3>
補間周期毎に起動される補間処理部12は、ステップ2−2でプログラム解析処理部11で解析した結果を使い、軸毎に補間周期で移動するFΔTを計算する。
<ステップ2−4>
補間処理部12に引き続いて起動される同期移動処理部14では、ステップ2−2で工具31に被加工物52の長さ方向のFΔTが算出された場合、振れ止め装置41の移動量として工具31と同じ被加工物の長さ方向のFΔTを生成する。
<ステップ2−5>
同期移動処理部14に引き続いて実行される移動制限処理部15では、ステップ2−4で算出した振れ止め装置41の被加工物52の長さ方向のFΔT、仮想位置記憶部17に記憶された振れ止め装置41の被加工物52の長さ方向のFΔTを累積して作成された仮想位置、可動範囲記憶部16に設定された可動範囲の状態から、振れ止め装置41が実際に補間周期で移動する移動量(以下、FΔTrとする)を算出する。
[状態1]
仮想位置、仮想位置にFΔTを加算した位置の双方が可動領域内の場合、ステップ2−4で作成された振れ止め装置の被加工物の長さ方向のFΔTをそのままFΔTrとする。
[状態2]
仮想位置が可動範囲内で、仮想位置にFΔTを加算した位置が可動範囲外の場合(図5)、仮想位置から可動範囲の境界までの距離(図5のFΔT2)を、FΔTrとする。
[状態3]
仮想位置が可動範囲外で、仮想位置にFΔTを加算した位置が可動範囲内の場合(図6)、可動範囲の境界から仮想位置にFΔTを加算した位置までの距離(図6のFΔT2)を、FΔTrとする。
[状態4]
仮想位置、仮想位置にFΔTを加算した位置の双方が可動範囲外の場合、FΔTrはゼロとする。
<ステップ2−6>
移動制限処理部15で、ステップ2−4で算出された振れ止め装置の被加工物の長さ方向FΔTを、仮想位置記憶部17に記憶されているもの加算する。これによりステップ2−5で使用される仮想位置が更新される。
<ステップ2−7>
一定周期毎(例えば5ms毎)で起動されるサーボ通信処理部では、ステップ2−3で算出された工具のFΔT、ステップ2−5で算出されたFΔTrに加減速を加え、ドライブユニット36,46に送信する。
ステップ2−5で作成される振れ止め装置41の仮想位置は、振れ止め装置41の工具31との被加工物52の長さ方向の相対距離を一定に保つ位置となる。本実施の形態によれば、移動制限処理部15において、実際の振れ止め装置41の移動を可動範囲内に制限する。これにより、図7に示すように、あらかじめ設定された可動範囲内に限り、振れ止め装置41は工具31との相対距離D1を一定に保つように移動する。振れ止め装置41は可動範囲から出ることはないので、結果として工具31との相対距離D2は広がる。
この発明にかかる数値制御装置及び工作機械の制御方法は、振れ止め装置を有し、長尺の被加工物を加工できるNC旋盤に用いる数値制御装置及び工作機械の制御方法として用いられるのに適している。
この発明にかかる実施の形態1の数値制御装置及びこの数値制御装置によって制御されるNC旋盤の要部構成図である。 実施の形態1の数値制御装置の構成と比較する目的で示す従来の数値制御装置の一例とこれによって制御されるNC旋盤の要部構成図である。 実施の形態1の数値制御装置により、振れ止め装置と工具の被加工物の長さ方向の相対距離が同じになる様子を示す図である。 この発明にかかる実施の形態2の数値制御装置及びこの数値制御装置によって制御されるNC旋盤の要部構成図である。 仮想位置に第2の移動指令を加算した振れ止め装置の移動先位置が、可動範囲外である場合、振れ止め装置の移動量を可動範囲の境界までとする様子を示す図である。 可動範囲外にある仮想位置に第2の移動指令を加算した振れ止め装置の移動先位置が、可動範囲内である場合、振れ止め装置の移動量が可動範囲の境界からの距離だけとなる様子を示す図である。 実施の形態2の数値制御装置により、振れ止め装置が可動範囲を超えないように制御される様子を示す図である。
符号の説明
10A,10B 数値制御装置
11 プログラム解析処理部
12 補間処理部
13 サーボ通信処理部
14 同期移動処理部
15 移動制限処理部
16 可動範囲記憶部
17 仮想位置記憶部
31 工具
32,42 ボールスクリュー
35,45 サーボモータ
36,46 ドライブユニット
41 振れ止め装置
51 チャック
52 被加工物
80 NC旋盤

Claims (5)

  1. 被加工物を旋削する工具を該被加工物の長さ方向に移動させる第1の軸駆動系、及び前記被加工物の振れを止める振れ止め装置を前記被加工物の長さ方向に移動させる第2の軸駆動系とを有する工作機械を制御する数値制御装置であり、
    前記第1の軸駆動系に対して、前記工具を所定の方向に所定の移動量だけ移動させる第1の移動指令が発生したとき、前記第2の軸駆動系に対して、前記振れ止め装置を前記工具と同じ方向に移動させる第2の移動指令を発生させる同期移動処理部を
    備えたことを特徴とする数値制御装置。
  2. 予め設定された前記振れ止め装置の可動範囲を記憶する可動範囲記憶部と、
    生成された前記第2の移動指令により移動したと仮定したときの前記振れ止め装置の移動先位置を仮想位置として記憶する仮想位置記憶部と、
    前記仮想位置に前記第2の移動指令を加算した振れ止め装置の移動先位置が、前記可動範囲外である場合、該振れ止め装置の移動量を前記可動範囲の境界までとする移動制限処理部と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。
  3. 加工プログラムを読み込んで1ブロック毎に解析し、各軸の1ブロックでの移動量を解析するプログラム解析処理部と、
    前記プログラム解析処理部で解析した結果に基づいて、軸毎に補間周期で移動する移動量を計算する補完処理部とをさらに備え、
    前記同期移動処理部は、前記補完処理部にて、前記第1の移動指令が発生したとき、前記第2の移動指令を発生させる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の数値制御装置。
  4. 被加工物を旋削する工具を該被加工物の長さ方向に移動させる第1の軸駆動系、及び前記被加工物の振れを止める振れ止め装置を前記被加工物の長さ方向に移動させる第2の軸駆動系とを有する工作機械を制御する制御方法であり、
    前記第1の軸駆動系に対して、前記工具を所定の方向に所定の移動量だけ移動させる第1の移動指令が発生したとき、前記第2の軸駆動系に対して、前記振れ止め装置を前記工具と同じ方向に移動させる第2の移動指令を発生させる
    ことを特徴とする工作機械の制御方法。
  5. 予め設定された前記振れ止め装置の可動範囲を記憶しておき、
    生成された前記第2の移動指令により移動したと仮定したときの前記振れ止め装置の移動先位置を仮想位置として記憶し、
    前記仮想位置に前記第2の移動指令を加算した振れ止め装置の移動先位置が、前記可動範囲外である場合、該振れ止め装置の移動量を前記可動範囲の境界までとする
    ことを特徴とする請求項4に記載の工作機械の制御方法。
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