JP2009294841A - 直流安定化電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】出力電流に過電流が生じなくなる直流安定化電源装置を提供する。
【解決手段】直流安定化電源装置31は、入力電圧Vinが入力され出力電圧Voを出力するPNPトランジスタQ1と、出力電圧Voを帰還した抵抗分圧Vadjと、基準電圧Vrefとを比較し、比較した電圧を増幅した誤差増幅器出力電圧V1を出力する誤差増幅器A1と、誤差増幅器出力電圧V1に基づきPNPトランジスタQ1をドライブするバッファアンプ・ベースドライブ回路3と、位相補償抵抗Rf1及び位相補償容量Cf1を有し、PNPトランジスタQ1の出力と誤差増幅器A1の出力との間に設けられる位相補償回路29とを備える直流安定化電源装置において、位相補償回路29と、PNPトランジスタQ1の出力との間を、出力電圧Voが両端電圧VFより小さい時に開き、出力電圧Voが両端電圧VF以上になると閉じるスイッチ回路41をさらに備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、低損失型(LDO(low drop out):ロー・ドロップアウト)である直流安定化電源装置及び低損失型である定電圧電源装置に関するものであり、特にこれらの電源装置が備える位相補償回路に関するものである。
図7は、従来の直流安定化電源装置101の回路構成を示すブロック図である。直流安定化電源装置101は、大略的にはPNPトランジスタQ101と、基準電圧回路102と、分圧抵抗Ra、Rbと、誤差増幅器(Error Amplifier:E-Amp)A1と、バッファアンプ・ベースドライブ回路103とを備えている。
PNPトランジスタQ101は、入力電圧Vinが入力され出力電圧Voを出力する。基準電圧回路102は、バンドギャップ電圧を基準としている。分圧抵抗Ra、Rbは、出力電圧Voを分圧する。誤差増幅器A1は、基準電圧Vrefを一方の入力とし、出力電圧Voを分圧抵抗Ra、Rbにより分圧した抵抗分圧Vadjを他方の入力とし、両者を比較・増幅する。バッファアンプ・ベースドライブ回路103は、バッファアンプ(Buffer Amplifier)BAを有し、誤差増幅器A1の出力により出力素子を駆動する。
出力電圧Voが予め設定された設定出力電圧Vo’より低い場合、即ち抵抗分圧Vadjが基準電圧Vrefより低い場合、誤差増幅器A1とバッファアンプ・ベースドライブ回路103により出力素子であるPNPトランジスタQ1のベースをドライブすることにより、出力電圧Voを上昇させ、設定出力電圧Vo’になるように、即ち抵抗分圧Vadjが基準電圧Vrefと等しくになるように制御する。
出力電圧Voを出力する出力端子104とグランド(GND)との間には、インピーダンスを低減するため出力コンデンサCoを設け、出力電圧Voの安定化を図っている。
入力電圧Vinがオンする時に、あるいは出力制御端子105から入力される制御電圧Vcにより出力電圧Voがオンする時に出力電圧Voが立ち上がると、出力コンデンサCoに充電の過電流Io’が流れる。入力の電源容量を抑えるためこの過電流Io’を低減する必要がある。このため、直流安定化電源装置101はソフト起動回路106を備えている。ソフト起動回路106は基準電圧回路102と誤差増幅器A1との間に設けられ、基準電圧Vrefをゆっくり立ち上げることにより出力電圧Voをゆっくり立ち上げることで過電流Io’が流れないようにするソフトスタート機能を有している。
以下に示す特許文献1〜特許文献5では、図7の直流安定化電源装置101と同様にソフトスタートを行うものが開示されている。
まず特許文献1では、出力電圧を制御できる出力電圧制御入力端を備え、かつ、グランド電位から所定の定電圧状態への移行は、大きな時定数をもった、ソフトスタート化が可能な定電圧装置が開示されている。次に特許文献2では、起動時の突入電流を軽減させるために、起動時に入力される電圧を徐々に上昇させることによって、出力電圧を徐々に上昇させるソフトスタート機能を設けた電源装置が開示されている。
特許文献3及び特許文献4では、起動時の突入電流を軽減させるために、起動時に入力される電圧を徐々に上昇させることによって、出力電圧を徐々に上昇させるソフトスタート機能を設けた電源装置が開示されている。
そして特許文献5では、占有面積の拡大や精度の悪化を招くことなく、ソフトスタート電圧の上昇をより一層緩やかなものとすることが可能なソフトスタート回路、並びに、これを用いた電源装置及び電気機器が開示されている。
特開平2−113314号公報(平成2年4月25日公開) 特開2001−84044号公報(2001年3月30日公開) 特開2006−114067号公報(2006年4月27日公開) 特開2006−114068号公報(2006年4月27日公開) 特開2007−43862号公報(2007年2月15日公開)
図7の直流安定化電源装置101のような低損失レギュレータにおいて、主に誤差増幅器あるいはバッファアンプ・ベースドライブ回路で位相補償がなされている。図8は、図7の直流安定化電源装置101においてバッファアンプ・ベースドライブ回路で位相補償された従来の直流安定化電源装置107のブロック図である。
直流安定化電源装置107の通常動作状態では、位相補償抵抗Rf1と位相補償容量Cf1とが直列接続された位相補償回路108の両端には、出力電圧Voと誤差増幅器出力電圧V1との差の電圧Vo−V1が印加されている。
しかし、入力電圧Vinがオフあるいは出力制御端子105から入力される制御電圧Vcにより出力電圧Voがオフにされた状態では出力電圧Voが低下して0Vになり、位相補償容量Cf1の電荷が放電される。位相補償回路108の両端電圧は、直流安定化電源装置107の通常動作状態の電圧Vo−V1より低下するものの、一定の電圧VFとなる。
この状態から、入力電圧Vinがオンする場合あるいは出力制御端子105から入力される制御電圧Vcにより出力電圧Voがオンする場合、ソフトスタートさせるためには、基準電圧Vrefは0Vから徐々に上昇し、かつ初期状態、即ち基準電圧Vref=0Vである状態から、誤差増幅器A1及びバッファアンプ・ベースドライブ回路109が正常に動作している必要がある。
位相補償容量Cf1に電荷が残った状態で、入力電圧Vinがオンする場合あるいは出力制御端子105から入力される制御電圧Vcにより出力電圧Voがオンする場合、基準電圧Vrefは0Vから徐々に上昇するものの、出力電圧Voは0Vであり、位相補償回路108の他端である誤差増幅器出力電圧V1=−VFである。初期状態から位相補償回路108の両端に電圧Vo−V1が印加された通常動作状態になるまで、バッファアンプ・ベースドライブ回路109は出力トランジスタQ101を最大にドライブする状態になる。
つまり、通常動作状態を経て位相補償容量Cf1に電荷が残った状態で、入力電圧Vinがオンする場合あるいは出力制御端子105から入力される制御電圧Vcにより出力電圧Voがオンする場合、大きな出力電流Ioが流れることになり、基本機能である過電流Io’を流さないソフトスタート機能が喪失することになる。位相補償を行うために位相補償容量Cf1の容量値を大きくすると、上述した現象がより顕著となり、より大きな過電流Io’が流れることになる。
図9は、図8の直流安定化電源装置107の初期状態からの動作を示す波形図である。出力制御端子105から入力される制御電圧Vcにより出力電圧Voがオンすると過電流Io’が流れる。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、出力電流に過電流が生じなくなる直流安定化電源装置を提供する事にある。
本発明の直流安定化電源装置は、上記課題を解決するために、入力電圧が入力され出力電圧を出力する出力トランジスタと、出力電圧を帰還した電圧と、基準電圧とを比較し、比較した電圧を増幅した誤差増幅電圧を出力する誤差増幅手段と、上記誤差増幅電圧に基づき上記出力トランジスタをドライブするドライブ手段と、位相補償抵抗及び位相補償容量を有し、上記出力トランジスタの出力と上記誤差増幅手段の出力との間に設けられる位相補償手段とを備える直流安定化電源装置において、上記位相補償手段と、上記出力トランジスタの出力との間を、上記出力電圧が上記位相補償手段の両端電圧より小さい時に開き、上記出力電圧が上記両端電圧以上になると閉じるスイッチ手段をさらに備えることを特徴とする。
上記発明によれば、上記出力電圧が立ち上がる際には、上記位相補償手段と、上記出力トランジスタの出力との間を開くことにより、上記誤差増幅電圧は0Vとなる。また、上記出力電圧が上記両端電圧以上になり、上記誤差増幅電圧が正となると、上記位相補償手段と、上記出力トランジスタの出力との間を閉じる。
これにより、上記誤差増幅手段及び上記ドライブ手段は、初期状態、即ち上記基準電圧が0Vである状態から正常に動作し、上記出力電圧を帰還した電圧は、0Vから徐々に上昇する上記基準電圧に追従して上昇する。よって、上記出力電圧は、上記基準電圧の上昇に追従した緩やかな立ち上がり特性となり、出力電流に過電流が生じなくなる。
上記直流安定化電源装置では、上記スイッチ手段は、上記位相補償手段と上記出力トランジスタの出力との間を開閉するスイッチと、上記出力電圧が上記両端電圧より小さい時に上記スイッチを開き、上記出力電圧が上記両端電圧以上になると上記スイッチを閉じるように制御する制御手段とを有してもよい。
これにより、上記出力電流に過電流は生じなくなり、直流安定化電源装置としてより安定した位相補償が可能となる。
上記直流安定化電源装置では、上記スイッチと並列に抵抗を接続してもよい。
上記出力電圧が上記位相補償回路の上記両端電圧より小さい時、即ち上記スイッチ手段が開いている時でも、上記位相補償抵抗と上記抵抗とにより抵抗は大きい値となるが、上記位相補償手段が接続されている状態となる。このため、上記抵抗を接続することにより、上記抵抗を接続していない直流安定化電源装置よりもさらに安定した位相補償が可能となる。
上記直流安定化電源装置では、上記スイッチ手段は、PNPトランジスタ及び電流源を有し、上記PNPトランジスタのコレクタは上記位相補償手段に接続され、上記PNPトランジスタのエミッタは上記出力トランジスタの出力に接続され、上記PNPトランジスタのベースは上記電流源の入力に接続され、上記電流源の出力は電気的に接地されてもよい。
上記電流源により、上記PNPトランジスタのベースは常にローとなっている。初期状態では上記出力電圧が0Vであるので、上記PNPトランジスタのエミッタもローとなり、上記PNPトランジスタはオフしている。これにより、上記出力電圧が立ち上がり、上記出力電圧が上記両端電圧以上になる際に、上記位相補償手段と、上記出力トランジスタの出力との間を遮断できるので、上記出力電流に過電流は生じなくなる。
上記出力電圧が上記両端電圧以上になると、上記PNPトランジスタのエミッタ−ベース間電圧が所定値より大きくなり、上記PNPトランジスタがオンされる。よって上記位相補償手段と、上記出力トランジスタの出力とが接続される。従って、直流安定化電源装置としてより安定した位相補償が可能となる。
上記直流安定化電源装置では、上記PNPトランジスタのエミッタ−コレクタ間に抵抗を接続してもよい。
上記出力電圧が上記位相補償回路の上記両端電圧より小さい時、即ち上記スイッチ手段が開いている時でも、上記位相補償抵抗と上記抵抗とにより抵抗は大きい値となるが、上記位相補償手段が接続されている状態となる。このため、上記抵抗を接続することにより、上記抵抗を接続していない直流安定化電源装置よりもさらに安定した位相補償が可能となる。
上記いずれかの直流安定化電源装置では、フの字特性を有する短絡保護手段をさらに備えてもよい。
これにより、軽負荷時から重負荷時においてより安定な動作が可能である。
本発明の直流安定化電源装置は、以上のように、位相補償手段と、出力トランジスタの出力との間に設けられ、出力電圧に応じて開閉するスイッチ手段をさらに備えるものである。
それゆえ、出力電流に過電流が生じなくなる直流安定化電源装置を提供するという効果を奏する。
本発明の一実施形態について実施例1〜実施例4、及び図1〜図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。
図1は、本発明の実施の形態に係る直流安定化電源装置1の回路構成を示すブロック図である。直流安定化電源装置1は、大略的にはPNPトランジスタQ1と、基準電圧回路2と、分圧抵抗Ra、Rbと、誤差増幅器(Error Amplifier:E-Amp)A1と、バッファアンプ・ベースドライブ回路3と、オン/オフ回路4と、ソフト起動回路5と、過熱保護回路6と、過電流短絡保護回路7とを備えている。直流安定化電源装置1は、入力端子8、出力端子9、接地端子10、基準端子11及び出力制御端子12をさらに有している。バッファアンプ・ベースドライブ回路3は、バッファアンプ(Buffer Amplifier)BAを有している。
入力端子8は、オン/オフ回路4の電源端子13、誤差増幅器A1の電源端子14、ソフト起動回路5の電源端子45、バッファアンプBAの電源端子46及びPNPトランジスタQ1のエミッタに接続されており、入力電圧Vinが入力される。出力端子9は、PNPトランジスタQ1のコレクタ、分圧抵抗Raの一端及び出力コンデンサCoの一端に接続されており、出力電圧Voを出力する。接地端子10は、分圧抵抗Rbの一端、基準電圧回路2の接地端子15、誤差増幅器A1の接地端子16、ソフト起動回路5の接地端子47、バッファアンプBAの接地端子48、過熱保護回路6の接地端子17、過電流短絡保護回路7の接地端子49及び出力コンデンサCoの他端に接続され、かつ電気的に接地されている。
基準端子11は、ソフト起動回路5の出力端子18、誤差増幅器A1の非反転入力端子(+)、及びコンデンサCの一端に接続され、基準電圧Vrefを出力する。コンデンサCの他端は電気的に接地されている。出力制御端子12は、オン/オフ回路4の入力端子19に接続されており、制御電圧Vcが入力される。
オン/オフ回路4の出力端子20は、基準電圧回路2の入力端子21に接続されている。基準電圧回路2の出力端子22は、ソフト起動回路5の入力端子23及び過熱保護回路6の入力端子24に接続されている。過熱保護回路6の出力端子25は、誤差増幅器A1の出力端子、バッファアンプBAの入力端子及び過電流短絡保護回路7の出力端子26に接続されている。バッファアンプBAの出力は、PNPトランジスタQ1のベース及び過電流短絡保護回路7の第1入力端子27に接続されている。誤差増幅器A1の反転入力端子(−)は、分圧抵抗Raの他端、分圧抵抗Rbの他端及び過電流短絡保護回路7の第2入力端子28に接続されている。第1入力端子27は、バッファアンプBAとPNPトランジスタQ1のベースとの間に流れるベースドライブ電流を検出する。第2入力端子28は、出力端子9が短絡されているか否かを検出する。
基準電圧回路2の出力端子22からは、バンドギャップ電圧を基準とした、温度特性のフラットな電圧Vが出力されている。過熱保護回路6は、電圧Vの抵抗による分圧と、NPNトランジスタのベースエミッタ間電圧VBEの温度特性とにより温度検出して、規定の温度でベースドライブ電流を遮断する。
PNPトランジスタQ1は、入力電圧Vinが入力され出力電圧Voを出力する。基準電圧回路2は、バンドギャップ電圧を基準としている。分圧抵抗Ra、Rbは、出力電圧Voを分圧する。誤差増幅器A1は、基準電圧Vrefを一方の入力とし、出力電圧Voを分圧抵抗Ra、Rbにより分圧した抵抗分圧Vadjを他方の入力とし、両者を比較・増幅し、誤差増幅器出力電圧V1を出力する。バッファアンプ・ベースドライブ回路3は、誤差増幅器A1から出力される誤差増幅器出力電圧V1によりPNPトランジスタQ1をドライブする、即ち駆動する。
出力電圧Voが予め設定された設定出力電圧Vo’より低い場合、即ち抵抗分圧Vadjが基準電圧Vrefより低い場合、誤差増幅器A1とバッファアンプ・ベースドライブ回路3により出力素子であるPNPトランジスタQ1のベースをドライブすることにより、出力電圧Voを上昇させ、設定出力電圧Vo’になるように、即ち抵抗分圧Vadjが基準電圧Vrefと等しくになるように制御する。
出力電圧Voを出力する出力端子9とグランド(GND)との間には、インピーダンスを低減するため出力コンデンサCoを設け、出力電圧Voの安定化を図っている。
入力電圧Vinがオンする時に、あるいは出力制御端子12から入力される制御電圧Vcにより出力電圧Voがオンする時に出力電圧Voが立ち上がり、この立ち上がりの傾斜に応じて出力コンデンサCoに充電の過電流Io’が流れる。入力の電源容量を抑えるためこの過電流Io’を低減する必要がある。このため、直流安定化電源装置1はソフト起動回路5を備えている。ソフト起動回路5は基準電圧回路2と誤差増幅器A1との間に設けられ、基準電圧Vrefをゆっくり立ち上げることにより出力電圧Voをゆっくり立ち上げることで過電流Io’が流れないようにするソフトスタート機能を有している。
オン/オフ回路4は、出力制御端子12から入力される制御電圧Vcにより基準電圧回路2をオンする。基準電圧回路2のオンにより、ソフト起動回路5、誤差増幅器A1及びバッファアンプBAが起動し、出力電圧Voがオンする。
直流安定化電源装置1では、誤差増幅器A1あるいはバッファアンプ・ベースドライブ回路3で位相補償がなされている。以下に、図1の直流安定化電源装置1における位相補償回路の構成について、実施例1〜実施例4及び図2〜図6に基づいて説明する。
なお、図2の直流安定化電源装置31、図4の直流安定化電源装置33、図5の直流安定化電源装置34及び図6の直流安定化電源装置35は、図1の直流安定化電源装置1に位相補償回路を設けた直流安定化電源装置であり、位相補償に係わる誤差増幅器A1及びバッファアンプ・ベースドライブ回路3の周辺部のみが記載されている。それ以外の構成は、直流安定化電源装置1と同一である。
〔実施例1〕
図2は、本実施例1の直流安定化電源装置31の回路図である。直流安定化電源装置31は、図1の直流安定化電源装置1に位相補償回路29、位相補償回路30、スイッチS1及び制御回路32を設けたものである。スイッチ回路41は、スイッチS1及び制御回路32を有している。
位相補償回路29は、位相補償抵抗Rf1及び位相補償容量Cf1を有している。位相補償抵抗Rf1の一端は、誤差増幅器A1の出力に接続されている。位相補償抵抗Rf1の他端は、位相補償容量Cf1の一端に接続されている。位相補償容量Cf1の他端は、スイッチS1の一端に接続されている。スイッチS1の他端は、PNPトランジスタQ1のコレクタに接続されている。スイッチS1のオン・オフの切り替えは、制御回路32からスイッチS1へ出力される信号により制御される。位相補償回路29の両端電圧はVFである。出力電圧Voがオフすると、位相補償回路29の両端電圧VFは、位相補償容量Cf1の残存電圧と略同一の値となる。位相補償容量Cf1の残存電圧は、約0.5Vである。
位相補償回路30は、位相補償抵抗Rf2及び位相補償容量Cf2を有している。位相補償抵抗Rf2の一端は、バッファアンプBAの入力に接続されている。位相補償抵抗Rf2の他端は、位相補償容量Cf2の一端に接続されている。位相補償容量Cf2の他端は、バッファアンプBAの出力に接続されている。
本実施例1の直流安定化電源装置31は、出力電流Ioが軽い負荷から中程度の負荷においては位相補償回路30で位相補償されており、中負荷から重負荷時において位相補償回路29により安定化する。ここで、軽い負荷とは、出力電流Ioが0〜5mA以下程度であることを表し、中程度の負荷とは、出力電流Ioが定格の半分程度であることを表し、重負荷とは、出力電流Ioが定格の半分〜定格であることを表す。
出力電圧Voが立ち上がり、出力電圧Voが電圧VF以上になる際には、位相補償容量Cf1の他端とPNPトランジスタQ1のコレクタとの接続を遮断することにより、誤差増幅器出力電圧V1=0となる。また、出力電圧Voが両端電圧VF以上になり、誤差増幅器出力電圧V1の出力が正となると、位相補償容量Cf1の他端と、PNPトランジスタQ1のコレクタとを接続する。
これにより、誤差増幅器A1及びバッファアンプ・ベースドライブ回路3は、初期状態、即ち基準電圧Vref=0Vである状態から正常に動作し、抵抗分圧Vadjは、0Vから徐々に上昇する基準電圧Vrefに追従して上昇する。よって、出力電圧Voは、基準電圧Vrefの上昇に追従した緩やかな立ち上がり特性となり、出力電流Ioに過電流は生じなくなる。
図3は、本実施例1の直流安定化電源装置31の初期状態からの動作を示す波形図である。図9の従来の直流安定化電源装置107における波形図と比べると、制御電圧Vcにより出力電圧Voがオンしても過電流が流れない。
直流安定化電源装置31では、初期状態から出力電圧Voが両端電圧VF以上になるまでは、制御回路32からスイッチS1へ出力される信号によりスイッチS1が開かれており、即ちオフ状態であり、位相補償容量Cf1の他端とPNPトランジスタQ1のコレクタとが遮断されている。直流安定化電源装置31ではこの状態で出力電圧Voが立ち上がるため、位相補償容量Cf1の影響もなく、出力電流Ioに過電流は生じなくなる。
次に、出力電圧Voが立ち上がり、出力電圧Voが両端電圧VF以上になると、制御回路32が出力電圧Voの両端電圧VF以上になることを検出し、制御回路32からスイッチS1へ出力される信号によりスイッチS1が閉じ、即ちオンされる。従って、位相補償容量Cf1の接続により、直流安定化電源装置としてより安定した位相補償が可能となる。
〔実施例2〕
図4は、本実施例2の直流安定化電源装置33の回路図である。直流安定化電源装置33は、図1の直流安定化電源装置1に位相補償回路29、位相補償回路30、PNPトランジスタQ2及び電流源I1を設けたものである。スイッチ回路42は、PNPトランジスタQ2及び電流源I1を有している。
位相補償回路29は、位相補償抵抗Rf1及び位相補償容量Cf1を有している。位相補償抵抗Rf1の一端は、誤差増幅器A1の出力に接続されている。位相補償抵抗Rf1の他端は、位相補償容量Cf1の一端に接続されている。位相補償容量Cf1の他端は、PNPトランジスタQ2のコレクタに接続されている。PNPトランジスタQ2のエミッタは、PNPトランジスタQ1のコレクタに接続されている。PNPトランジスタQ2のベースは、電流源I1の入力に接続され、電流源I1の他端は、電気的に接地されている。
位相補償回路30は、位相補償抵抗Rf2及び位相補償容量Cf2を有している。位相補償抵抗Rf2の一端は、バッファアンプBAの入力に接続されている。位相補償抵抗Rf2の他端は、位相補償容量Cf2の一端に接続されている。位相補償容量Cf2の他端は、バッファアンプBAの出力に接続されている。
直流安定化電源装置33では、電流源I1により、PNPトランジスタQ2のベースは常にローとなっている。初期状態では出力電圧Vo=0Vであるので、PNPトランジスタQ2のエミッタもローとなり、PNPトランジスタQ2はオフしている。これにより、出力電圧Voが立ち上がり、出力電圧Voが両端電圧VF以上になる際に位相補償容量Cf1の他端とPNPトランジスタQ1のコレクタとの接続を遮断できるので、出力電流Ioに過電流は生じなくなる。
出力電圧Voが両端電圧VF以上になると、PNPトランジスタQ2のエミッタ−ベース間電圧が所定値より大きくなり、PNPトランジスタQ2がオンされる。よって位相補償容量Cf1の他端とPNPトランジスタQ1のコレクタとが接続される。従って、直流安定化電源装置としてより安定した位相補償が可能となる。
本実施例2において、位相補償回路29のスイッチとしてPNPトランジスタQ2を用いている。これにより、バッファアンプBAの入力がエミッタ接地のNPNトランジスタの場合、バッファアンプBAが正常動作に入るまで位相補償回路29の接続は行われず、よりマッチングが良い。
〔実施例3〕
図5は、本実施例3の直流安定化電源装置34の回路図である。直流安定化電源装置34は、図2の直流安定化電源装置31に抵抗Rを設けたものである。スイッチ回路43は、スイッチS1、制御回路32及び抵抗Rを有している。抵抗Rは、スイッチS1と並列に接続されている。また、抵抗Rの抵抗値は、位相補償抵抗Rf1の抵抗値よりも大きい。
本実施例の直流安定化電源装置34では、位相補償抵抗Rf1の抵抗値よりも抵抗値が大きい抵抗Rを接続することにより、出力電圧Voが位相補償回路29の両端電圧VFより小さい時、即ちスイッチ回路43が開いている時でも、位相補償抵抗Rf1と抵抗Rとにより抵抗は大きい値となるが、位相補償回路29が接続されている状態となる。このため、図4の直流安定化電源装置31よりもさらに安定した位相補償が可能となる。
〔実施例4〕
図6は、本実施例4の直流安定化電源装置35の回路図である。直流安定化電源装置35は、図4の直流安定化電源装置33に抵抗Rを設けたものである。スイッチ回路44は、PNPトランジスタQ2、電流源I1及び抵抗Rを有している。抵抗Rの一端は、PNPトランジスタQ2のコレクタに接続され、抵抗Rの他端は、PNPトランジスタQ2のエミッタに接続されている。また、抵抗Rの抵抗値は、位相補償抵抗Rf1の抵抗値よりも大きい。
本実施例の直流安定化電源装置35では、位相補償抵抗Rf1の抵抗値よりも抵抗値が大きい抵抗Rを接続することにより、出力電圧Voが位相補償回路29の両端電圧VFより小さい時、即ちスイッチ回路44が開いている時でも、位相補償抵抗Rf1と抵抗Rとにより抵抗は大きい値となるが、位相補償回路29が接続されている状態となる。このため、図4の直流安定化電源装置33よりもさらに安定した位相補償が可能となる。
以上のように、本発明の各実施例に係る直流安定化電源装置を説明したが、図1の直流安定化電源装置31に示す、フの字特性を有する過電流短絡保護回路7を各実施例に係る直流安定化電源装置にも備えることにより、出力電圧Voが低い時は出力電流Ioが小さく、出力電圧Voが大きくなる時すなわち出力電流Ioは大きくなる時に位相補償回路29動作するため、軽負荷時から重負荷時においてより安定な動作が可能である。過電流短絡保護回路7は、過電流短絡保護と出力短絡保護回路とを兼ね合わせた回路である。過電流短絡保護回路7の出力電圧−出力電流特性がフの字となる。
なお、本実施の形態において、出力素子としてPNPトランジスタQ1を使用しているが、NPNトランジスタを使用した場合でも同様である。
本実施の形態に係る直流安定化電源装置1、31、33〜35は、出力電流に過電流が生じなくなるので、位相補償容量Cf1の容量値を大きくする必要がある直流安定化電源装置に有効である。
〔実施形態の総括〕
本発明の実施形態に係る直流安定化電源装置31、33〜35は、入力電圧Vinが入力され出力電圧Voを出力するPNPトランジスタQ1と、出力電圧Voを帰還した抵抗分圧Vadjと、基準電圧Vrefとを比較し、比較した電圧を増幅した誤差増幅器出力電圧V1を出力する誤差増幅器A1と、誤差増幅器出力電圧V1に基づきPNPトランジスタQ1をドライブするバッファアンプ・ベースドライブ回路3と、位相補償抵抗Rf1及び位相補償容量Cf1を有し、PNPトランジスタQ1の出力と誤差増幅器A1の出力との間に設けられる位相補償回路29とを備える直流安定化電源装置において、位相補償回路29と、PNPトランジスタQ1の出力との間を、出力電圧Voが位相補償回路29の両端電圧VFより小さい時に開き、出力電圧Voが両端電圧VF以上になると閉じるスイッチ回路41〜44をさらに備える。
上記構成によれば、出力電圧Voが立ち上がる際には、位相補償回路29と、PNPトランジスタQ1の出力との間を遮断することにより、誤差増幅器出力電圧V1は0Vとなる。また、出力電圧Voが両端電圧VF以上になり、誤差増幅器出力電圧V1の出力が正となると、位相補償容量Cf1の他端と、PNPトランジスタQ1のコレクタとを接続する。
これにより、誤差増幅器A1及びバッファアンプ・ベースドライブ回路3は、初期状態、即ち基準電圧Vrefが0Vである状態から正常に動作し、出力電圧Voを帰還した抵抗分圧Vadjは、0Vから徐々に上昇する基準電圧Vrefに追従して上昇する。よって、出力電圧Voは、基準電圧Vrefの上昇に追従した緩やかな立ち上がり特性となり、出力電流に過電流が生じなくなる。
直流安定化電源装置31、34では、スイッチ回路41、43は、位相補償回路29とPNPトランジスタQ1の出力との間を開閉するスイッチS1と、出力電圧Voが両端電圧VFより小さい時にスイッチS1を開き、出力電圧Voが両端電圧VF以上になるとスイッチS1を閉じるように制御する制御回路32とを有してもよい。
これにより、出力電流Ioに過電流は生じなくなり、直流安定化電源装置としてより安定した位相補償が可能となる。
また、直流安定化電源装置34では、スイッチS1と並列に抵抗Rを接続してもよい。
直流安定化電源装置34では、抵抗Rを接続することにより、出力電圧Voが位相補償回路29の両端電圧VFより小さい時、即ちスイッチ回路43が開いている時でも、位相補償抵抗Rf1と抵抗Rとにより抵抗は大きい値となるが、位相補償回路29が接続されている状態となる。このため、直流安定化電源装置31よりもさらに安定した位相補償が可能となる。
直流安定化電源装置33、35では、スイッチ回路42、44は、PNPトランジスタQ2及び電流源I1有し、PNPトランジスタQ2のコレクタは位相補償回路29に接続され、PNPトランジスタQ2のエミッタはPNPトランジスタQ1の出力に接続され、PNPトランジスタQ2のベースは電流源I1の入力に接続され、電流源I1の出力は電気的に接地されてもよい。
電流源I1により、PNPトランジスタQ2のベースは常にローとなっている。初期状態では出力電圧Voが0Vであるので、PNPトランジスタQ2のエミッタもローとなり、PNPトランジスタQ2はオフしている。これにより、出力電圧Voが立ち上がり、出力電圧Voが両端電圧VF以上になる際に、位相補償回路29と、PNPトランジスタQ1の出力との間を遮断できるので、出力電流Ioに過電流は生じなくなる。
出力電圧Voが両端電圧VF以上になると、PNPトランジスタQ2のエミッタ−ベース間電圧が所定値より大きくなり、PNPトランジスタQ2がオンされる。よって位相補償回路29と、PNPトランジスタQ1の出力とが接続される。従って、直流安定化電源装置としてより安定した位相補償が可能となる。
直流安定化電源装置35では、PNPトランジスタQ2のエミッタ−コレクタ間に抵抗Rを接続してもよい。
直流安定化電源装置35では、抵抗Rを接続することにより、出力電圧Voが位相補償回路29の両端電圧VFより小さい時、即ちスイッチ回路44が開いている時でも、位相補償抵抗Rf1と抵抗Rとにより抵抗は大きい値となるが、位相補償回路29が接続されている状態となる。このため、直流安定化電源装置33よりもさらに安定した位相補償が可能となる。
上記いずれかの直流安定化電源装置では、フの字特性を有する過電流短絡保護回路7をさらに備えてもよい。
これにより、軽負荷時から重負荷時においてより安定な動作が可能である。
本発明の直流安定化電源装置は、出力電流に過電流が生じなくなるので、定格出力電流が大きい「直流安定化電源装置」に用いると好適であり、デジタル機器のCPUあるいはDSP等のコア用のソフトスタート機能付電源に用いると好適である。特に実施の形態における位相補償容量Cf1の容量値を大きくする必要がある直流安定化電源装置に有効である。
本発明の実施の形態に係る直流安定化電源装置の回路構成を示すブロック図である。 本発明の実施例に係る直流安定化電源装置の回路図である。 本発明の実施例に係る直流安定化電源装置の初期状態からの動作を示す波形図である。 本発明の他の実施例に係る直流安定化電源装置の初期状態からの動作を示す波形図である。 本発明のさらに別の実施例に係る直流安定化電源装置の初期状態からの動作を示す波形図である。 本発明のさらに別の実施例に係る直流安定化電源装置の初期状態からの動作を示す波形図である。 従来の直流安定化電源装置の回路構成を示すブロック図である。 図7の直流安定化電源装置においてバッファアンプ・ベースドライブ回路で位相補償された従来の直流安定化電源装置のブロック図である。 従来の実施例に係る直流安定化電源装置の初期状態からの動作を示す波形図である。
符号の説明
1、31、33〜35 直流安定化電源装置
2 基準電圧回路
3 バッファアンプ・ベースドライブ回路(ドライブ手段)
4 オン/オフ回路
5 ソフト起動回路
6 過熱保護回路
7 過電流短絡保護回路(短絡保護手段)
10 接地端子
11 基準端子
12 出力制御端子
13、14、45、46 電源端子
15〜17、47〜49 接地端子
9、18、20、22、25、26 出力端子
8、19、21、23、24 入力端子
27 第1入力端子
28 第2入力端子
29 位相補償回路(位相補償手段)
30 位相補償回路
32 制御回路(制御手段)
41〜44 スイッチ回路(スイッチ手段)
A1 誤差増幅器(誤差増幅手段)
BA バッファアンプ
C コンデンサ
Cf1、Cf2 位相補償容量
Co 出力コンデンサ
I1 電流源
Io 出力電流
Io’ 過電流
Q1 PNPトランジスタ(出力トランジスタ)
Q2 PNPトランジスタ(PNPトランジスタ)
R 抵抗
Ra、Rb 分圧抵抗
Rf1、Rf2 位相補償抵抗
S1 スイッチ
V1 誤差増幅器出力電圧(誤差増幅電圧)
V 電圧
Vadj 抵抗分圧(帰還した電圧)
Vc 制御電圧
VF 両端電圧
Vin 入力電圧
Vo 出力電圧
Vo’ 設定出力電圧
Vref 基準電圧

Claims (6)

  1. 入力電圧が入力され出力電圧を出力する出力トランジスタと、
    出力電圧を帰還した電圧と、基準電圧とを比較し、比較した電圧を増幅した誤差増幅電圧を出力する誤差増幅手段と、
    上記誤差増幅電圧に基づき上記出力トランジスタをドライブするドライブ手段と、
    位相補償抵抗及び位相補償容量を有し、上記出力トランジスタの出力と上記誤差増幅手段の出力との間に設けられる位相補償手段とを備える直流安定化電源装置において、
    上記位相補償手段と、上記出力トランジスタの出力との間を、上記出力電圧が上記位相補償手段の両端電圧より小さい時に開き、上記出力電圧が上記両端電圧以上になると閉じるスイッチ手段をさらに備えることを特徴とする直流安定化電源装置。
  2. 上記スイッチ手段は、上記位相補償手段と上記出力トランジスタの出力との間を開閉するスイッチと、上記出力電圧が上記両端電圧より小さい時に上記スイッチを開き、上記出力電圧が上記両端電圧以上になると上記スイッチを閉じるように制御する制御手段とを有していることを特徴とする請求項1に記載の直流安定化電源装置。
  3. 上記スイッチと並列に抵抗を接続することを特徴とする請求項2に記載の直流安定化電源装置。
  4. 上記スイッチ手段は、PNPトランジスタ及び電流源を有し、
    上記PNPトランジスタのコレクタは上記位相補償手段に接続され、上記PNPトランジスタのエミッタは上記出力トランジスタの出力に接続され、上記PNPトランジスタのベースは上記電流源の入力に接続され、上記電流源の出力は電気的に接地されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の直流安定化電源装置。
  5. 上記PNPトランジスタのエミッタ−コレクタ間に抵抗を接続することを特徴とする請求項4に記載の直流安定化電源装置。
  6. フの字特性を有する短絡保護手段をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の直流安定化電源装置。
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CN110647203A (zh) * 2018-06-26 2020-01-03 恩智浦有限公司 具有单独启用的控制回路的电压调节电路

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