JPS6113318A - 定電流電源回路 - Google Patents

定電流電源回路

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JPS6113318A
JPS6113318A JP13324984A JP13324984A JPS6113318A JP S6113318 A JPS6113318 A JP S6113318A JP 13324984 A JP13324984 A JP 13324984A JP 13324984 A JP13324984 A JP 13324984A JP S6113318 A JPS6113318 A JP S6113318A
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power supply
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JP13324984A
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Toru Koyashiki
小屋敷 徹
Kazuya Suzuki
和也 鈴木
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Origin Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/46Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
    • G05F1/56Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices
    • G05F1/565Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices sensing a condition of the system or its load in addition to means responsive to deviations in the output of the system, e.g. current, voltage, power factor
    • G05F1/569Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices sensing a condition of the system or its load in addition to means responsive to deviations in the output of the system, e.g. current, voltage, power factor for protection
    • G05F1/571Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices sensing a condition of the system or its load in addition to means responsive to deviations in the output of the system, e.g. current, voltage, power factor for protection with overvoltage detector

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、定電流電源回路に関するものであり、更に詳
しくは、定電流に維持するための制御信号の伝達手段と
してフォトカップラを使用し、かつ、出力電圧が過電圧
になることを防止する過電圧保護機能を備えた定電流電
源回路に関するものである。
〔従来の技術〕
第7図は従来の定電流電源回路を示す回路図である。同
図において1.1′は入力端子、2は定電流電源の主回
路(電源回路)、3は出力電流検出用素子としてのイン
ピーダンス素子(例えば抵抗)、4は負荷、5は検出用
素子3による検出信号を基準電圧6と比較しその差を比
較増幅器10によって増幅する比較増幅回路、7.8は
比較増幅回路5の駆動用電源の取出し端子、9はフォト
カップラである。
動作は次の如くである。定電流電源の出力電流は、出力
電流検出用素子(抵抗)3を介して負荷4へ供給される
。このとき該検出用素子3に生ずる電圧降下を検出し、
比較増幅回路5で該電圧降下を基準電圧6と比較した後
、比較増幅器10によりその差を増幅して制御信号とし
て発生させ、該制御信号をフォトカップラ9を介して定
電流電源の主回路2に帰還して、出力電流検出用素子3
に生ずる電圧降下を一定に保つような制御を行なうこと
により、出力電流を定電流化する動作を行なう。
また、比較増幅回路5の駆動用電源は、電流検出用素子
3の両端7,8より得ており、常に安定な直流定電流に
比例した電圧を駆動用電源として受けることができ、従
って従来の定電流電源回路は、安定でかつ簡易な電源回
路であったと云える。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上述の如き従来の定電流電源回路においては
、負荷抵抗が大となった時には、出力電圧を上昇させて
出力電流を一定電流に安定化するような制御が行なわれ
るため、出力が開放(負荷抵抗が無限大)となった場合
には、出力に過電圧が発生する。これは、装置構成上も
、また人体保安上も好ましくないことであるが、従来の
定電流電源回路では、このような出力の過電圧を抑制す
る機能がなく、不都合であるという問題があった。
そこで本発明は、上述の如き従来の定電流電源回路にお
ける不都合を解消することを目的とする。
[問題点を解決するための手段〕 そこで本発明では、直流電力を出力する電源回路と、該
電源回路の出力側に直列接続されたインピーダンス素子
と、該素子の両端に発生する電圧を検出し或る第1の基
準電圧と比較してその差を増幅し出力する第1の比較増
幅回路と、該第1の比較増幅回路出力を第1の制御信号
として前記電源回路に伝達するフォトカップラを有し、
前記第1の比較増幅回路およびフォトカップラの駆動用
電源を、前記インピーダンス素子の両端電圧より得るよ
うにした定電流電源回路において、前記電源回路出力に
並列に電圧検出回路を設けると共に、その出力を第2の
比較増幅回路を介して前記フォトカップラに伝達するよ
うにした。
〔作用〕
作用は次の如くである。すなわち1.電圧検出回路によ
って検出した電源回路出力電圧を、第2の比較増幅回路
において、或る第2の基準電圧と比較した後、その差を
増幅して出力し、該出力を前記フォトカップラを介して
電源回路に伝達し、電源回路出力電圧が前記第2の基準
電圧によって決まる或る一定電圧を超えないように制御
する。このようにして過電圧抑制機能をもたせるわけで
ある。
〔実施例〕
次に図を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図である。
同図において11は電圧検出回路、12は第2の比較増
幅器、13.’14は第2の比較増幅器用駆動電源の取
出し端子、15は基準電圧である。そのほか、第7図に
おけるのと同じ要素には同じ符号が付しである。
第1図において、負荷4に電流が供給されると、出力電
流T outに比例した電圧が出力電流検出用素子3の
両端に発生する。この電圧を検出し、第1の比較増幅器
10で基準電圧6と比較した後の差を増幅し、フォトカ
ップラ9を介して該増幅出力を主回路2に定電流制御信
号として伝達し、出力電流を定電流に保つよう制御する
また、電圧検出回路11は、出力電圧V。utを検出し
、その検出信号を第2の比較増幅器12に供給する。第
2の比較増幅器では、出力電圧が、基準電圧15によっ
て決まる一定値を超えないよう制御する過電圧抑制回路
としての動作を行なう。
このため第1および第2の比較増幅器10.12の各出
力をオア接続し、フォトカップラ9と直列接続している
このような回路構成において、負荷4を抵抗値0Ωから
無限大まで変化させた場合の定電流電源回路の動作を説
明する。
負荷4の抵抗値をR4とすると、R4−0Ωのとき、出
力電流検出用素子3に流れる電流は非常に大きくなろう
とする。このとき第1の比較増幅器10の出力電圧が高
くなり、フォトカップラ9に大きな電流が流れるよ・)
構成されているわけであるから、このフォトカップラ9
に大きな電流が流れたことを受けて、主回路2は出力電
圧V0□を低下させて素子3に流れる電流値を、予め定
めた一定値に保つよう動作する。
したがって、負荷4の抵抗値R4の値を0Ωに比べて大
とすると第1の比較増幅器1oの出力電圧が低下しフォ
トカップラ9を流れる電流は小さくなり、このことを受
けた主回路2における制御動作により出力電圧v00、
が上昇して、出力電流I0□は再び予め定めた一定値に
保たれるよう制御される(このとき、第2の比較増幅器
12の出力電圧はまだ、第1の比較増幅器10の出力電
圧よりも低い)。
負荷4の抵抗値R4の値をさらに大きな値とするとさら
に定電流電源の出力電圧v、、□は上昇するが、電圧検
出口ll5llを介して帰還される出力電圧値が、第2
の比較増幅器12において基準電圧15よりも大となる
と、第2の比較増幅器12の出力電圧が上昇する。
この電圧が第1の比較増幅器10の出力電圧より高い場
合、第1図の回路構成においては、フォトカップラ9を
流れる電流は第2の比較増幅器12の出力電圧によって
定まるため、これを受けた主回路2における制御動作に
より出力電圧V。atの上昇は抑制される。負荷4の抵
抗値R4の値をさらに大きくすると、第2の比較増幅器
12を介して構成される上述の制御系の動作によって出
力電圧V outの値はほぼ一定値に保たれるため、定
電流電源の出力電流I outが低下し、R,=無限大
となると、出力電流1 outは0となる。
また、このとき出力電圧■。、は第2の比較増幅器12
における基準電圧15で定まる値に保たれており、出力
電圧V。□が過大電圧となるようなことはなく、良好な
過電圧保護特性が得られる。
以上が本実施例による定電流制御および過電圧保護動作
の説明である。
次に第1図において、比較増幅器10および12の駆動
電源について述べる。第1図に示すように第1の比較増
幅器10の駆動電源は出力電流検出用素子3の両端から
、第2の比較増幅器12の駆動電源は、定電流電源の出
力端からそれぞれ得ている。出力電圧が低下する負荷短
絡時は、第1の比較増幅器10は出力電流検出用素子3
の両端から駆動電力を得て定電流制御を行なう。この状
態では過電圧抑制回路を動作させる必要はないので、第
2の比較増幅器12の駆動電源となる出力電圧が低下し
ても問題はない。
一方、負荷開放時は、ある一定値に保たれている電源出
力電圧が、第2の比較増幅器12の駆動電源として使用
され、過電圧保護動作が行なわれる。この状態では出力
電流は0であり、出力電流検出用素子3の両端電圧は0
となり、第1の比較増幅器10に駆動電力は供給されな
いが、この状態は定電流制御を要求される状態ではない
ので問題はない。
このように、本実施例によれば比較増幅器10および1
2ともその駆動用電源を得るための回路部品の付加は何
ら必要なく、また、入力電圧の大小や負荷側の条件に関
係なく安定した駆動用電源が得られ、良好な定電流特性
および過電圧保護特性を得ることができる。
第1A図は、第1図に示した実施例の定電流特性および
過電圧保護特性を示した特性図である。
これについては改めて説明するまでもないであろう。
第2図は本発明の他の実施例を示す回路図である。同図
において、16.17.18,19.20はそれぞれ抵
抗、21はトランジスタ、22はツェナーダイオードで
ある。
第2図においては、出力電流検出用素子3として、抵抗
16を用い、比較増幅回路5をトランジスタ21とツェ
ナーダイオード22および抵抗17.18で構成し、定
電流制御用基準電圧としてトランジスタ21のベース・
エミッタ間順方向しきい電圧v0を、過電圧保護用の基
準電圧としてツェナーダイオード22の降伏電圧v2と
トランジスタ21の前記しきい電圧V、Eの和を用いて
おり、回路動作は次の通りである。
まず、定電流制御時の動作について説明する。
抵抗16の両端電圧を検出することにより、出力電流に
比例した信号電圧を得、この電圧を抵抗17と18で分
割し、抵抗17の両端の電圧がトランジスタ21の前記
しきい電圧Vll!よりも大きい場合には、トランジス
タ21にコレクタ電流が流れ、抵抗17の両端の電圧が
さらに大きくなろうとすると、このコレクタ電流もさら
に大きくなる。このように、出力電流に応じて変化する
制御信号がトランジスタ21のコレクタ電流から作られ
、これがフォトカップラ9により主回路2に伝達される
このように、負荷4の抵抗値R1が小さいときは、定電
流電源回路の出力電圧は小さいので、過電圧保護回路を
動作させる必要はなく、抵抗16を流れる電流を一定に
するようトランジスタ21を動作させればよい。
次に、負荷4の抵抗値R4が大となり、過電圧保護動作
を行なう必要が生じた場合について説明する。
過電圧保護の動作電圧は、ツェナーダイオード22の降
伏電圧■2とトランジスタ21のしきい電圧■、との和
で決定され、出力電圧を抵抗19および20で分割して
得られる電圧値が、これらの和の電圧を超えないような
過電圧保護動作が行なわれる。すなわち、出力電圧を抵
抗19と20とで分割し、抵抗19および抵抗16の両
端電圧の和が、トランジスタ21のしきい電圧■、とツ
ェナーダイオード22の降伏電圧v2の和より高い場合
には、抵抗20.ツェナーダイオード22および抵抗1
7を通して電流が流れ、これがトランジスタ21のベー
スに流れる信号電流となる。
この信号電流をトランジスタ21が増幅し、フォトカッ
プラ9を介して主回路2に伝達する。負荷4の抵抗値R
4が大となる程、フォトカップラ9を流れる電流値は大
となるので、定電流電源回路の出力電圧は小となるよう
制御される。
第2図の回路構成においては、R4−無限大で抵抗16
を流れる電流が非常に小さいときは、定電流電源回路の
出力電圧によって、トランジスタ21およびフォトカッ
プラ9等の制御回路を駆動し、逆に、R4−0Ωで出力
電圧が小さいときには抵抗16の両端電圧によって制御
回路を駆動している。また、(0<R4<無限大)にお
いては、出力電圧と抵抗16の両端電圧の和が駆動電源
として利用できる。
このように、第2図の実施例はとくに制御回路用の駆動
電源を付加することなく、良好な定電流特性および過電
圧保護特性を得るとことができるため、極めて部品数が
少なく低コスト化に適した定電流電源回路であるという
特徴がある。
しかし、一方、第2図におい°ζは、過電圧抑制のため
の検出電圧として、抵抗19および16の両端の電圧の
和を用いているため、負荷開放時など抵抗16の両端電
圧が低下した場合など、抑制電圧が変動するという欠点
を内包している。
第3図は、本発明の別の実施例を示す回路図である。同
図に示す実施例は第2図におけるツェナ 。
−ダイオード22をトランジスタ23で置きかえ、比較
増幅回路5における過電圧保護動作用の基準電圧として
トランジスタ23のベース・エミッタ間順方向しきい電
圧■、を用いるように構成したものである。
出力電圧が上昇し、抵抗19の両端の電圧がトランジス
タ23のしきい電圧vllEより高くなると、このこと
により発生する信号をトランジスタ23により増幅し、
フォトカップラ9に伝達する。よって、第3図の実施例
では、過電圧抑制の基準となる設定電圧は抵抗19.2
’Oおよびトランジスタ23のしきい電圧V□によって
決まるので、設定電圧を出力電流にかかわらず一定とす
ることができる。また、抵抗20を流れる電流が抵抗1
7を流れることもないので、定電流制御の精度を向上さ
せることができるという効果もある。
しかし、また一方で、第3図の実施例ではトランジスタ
23のしきい電圧VBEを基準としているため、トラン
ジスタ23のベース電流が変動すると、これにつれてし
きい電圧■1も変動し、過電圧保護の動作電圧レベルが
変動するという欠点がある。
第4図は本発明の更に他の実施例を示す回路図である。
同図において24はツェナーダイオード、25.26は
負荷急変時等にフォトカップラ9に過大電流が流れるの
を防止するための抵抗である。
比較増幅回路5における過電圧保護用基準電圧として、
ツェナーダイオード24の降伏電圧V2とトランジスタ
23のベース・エミッタ間順方向しきい電圧v0の和の
電圧を用いる構成を採っている。
これにより、トランジスタ23のしきい電圧VIIEは
ベース電流の変化により変動しようとしても、ツェナー
ダイオード24の降伏電圧に対する電流変動は小さいた
め、第3図の実施例に比べ、さらに出力電圧の過電圧保
護のための基準電圧設定精度を高めることができる。
また、トランジスタのしきい電圧■。は温度に対して変
動する傾向を有しているが、トランジスタ23のしきい
電圧VIIEの温度特性に対して、ツェナーダイオード
24の降伏電圧V2の温度特性が逆となるよう素子(ト
ランジスタならびにツェナーダイオード)選定を行なう
ことにより、温度変化に対する過電圧保護特性をも向上
させることができるという効果もある。
所で過電圧保護特性について付言すると、定電流電源は
、一般に電源の設置場所から遠く離れた地点へ給電を行
なう際にその遠隔の地点において用いられることが多く
、遠隔地で機器の保守を行う場合など、電源から機器を
切り離すことがある。
この際、電源の負荷は無限大Ωとなり、過電圧保護動作
状態となるが、出力電圧が負荷に供給する最大電圧で保
たれていたのでは、人体保安上問題となる場合があり、
このような場合には、負荷開放時、出力電圧を低下させ
るような保護動作を行う必要がある。
第5図は本発明の更に別の実施例を示す回路図である。
同図において、27は抵抗である。この実施例において
、負荷電流が定電流で安定している時、抵抗20を流れ
る電流は、抵抗19と抵抗27に分流している。ここで
、負荷4のインピーダンスが増大し、負荷電圧が過電圧
保護設定値より高くなって、抵抗27の電圧が抵抗16
の電圧とトランジスタ23のしきい電圧■1の和より高
くなると、トランジスタ23のコレクタ電流がフオトカ
ソプラ9を通して流れ、負荷電流を減少させる“垂下領
域”での動作を始める。
このとき、トランジスタ23のベース・エミッタ間に印
加される電圧は、抵抗27および抵抗16の両端電圧を
それぞれVZ7. VI&とすると、(V2?  Vl
6)で表わされる。よって、定電流電源が垂下領域で動
作し、抵抗16を流れる電流が減少すると(V2T  
Vl6)は大となるため、トランジスタ23のコレクタ
電流が増加することから、フォトカップラ9の電流をま
すます増加させて、負荷電圧をも低下させる。
このように、負荷インピーダンスが増加し、負荷電圧が
過電圧保護設定値より決まるあるレベルを超えて大きく
なろうとすると、負荷電流および電圧がともに減少する
“フの字型下特性”を示すようになる。
これは負荷開放時、定電流電源の出力電圧が負荷に供給
する最大出力電圧より低くてすむということであり、保
守時等における人体保安の点から、都合のよい特性であ
る。本発明によれば抵抗27の追加のみにより、かかる
好都合な“フの字型下特性”が得られる。
これまでに説明した諸実施例では、フォトカップラ9を
含む制御回路の駆動電源は、抵抗両端間の電圧効果を利
用して得るものとして説明してきたが、抵抗両端間の電
圧は流れる電流によって変化するため、出力電流が大き
い場合には抵抗の電力損失が大となること、および出力
電流が小さい場合にはフォトカップラ等への電源として
の電流が不足する等の問題がある。
また、定電流制御回路の基準電圧として、トランジスタ
のベース・エミッタ関しきい電圧■1を用いるものとし
て説明してきたが、しきい電圧VIIEは温度依存性が
あるため、周囲温度が高くなると定電流電源の出力電流
が低下するという欠点がある。
第6図は、これらの問題の解決をはかった本発明の更に
他の実施例を示す回路である。同図において28,29
,30.33はそれぞれ抵抗、31はダイオード、32
はショットキーダイオードである。
出力電流を流す出力電流検出用素子(インピーダンス素
子)3としては、抵抗30およびダイオード31を用い
ている。これは、出力電流が減少し、抵抗30の両端間
電圧が減少しても、ダイオード31の順電圧はほとんど
変わらないことを利用したもので、抵抗30とダイオー
ド31の直列接続の両端間電圧をフォトカップラ9の電
源として用いている。また、出力電流が大きい場合、ダ
イオードにおける損失は抵抗による損失に比べて小さく
できるので、回路の高効率化という面でも効果がある。
さらにトランジスタ21Aのベース・エミッタ間に抵抗
30を介してショットキーダイオード32を接続してい
る。これにより定電流制御用の基準電圧はトランジスタ
21Aのしきい電圧VIEとショットキーダイオード3
2の順方向しきい電圧■ゎの差の電圧で与えられる。ト
ランジスタ21Aとシヨ・7トキーダイオード32に、
そのしきい電圧V!lEおよび■、の各温度特性が同様
な傾向をもつものを使用すれば、VlとVDとの差の電
圧は温度に対して依存性がなくなり、これによって定電
流出力の温度特性の向上を図れるという効果が生ずる。
抵抗28および29は、第4図における抵抗25および
26と同様、負荷急変等の過渡動作時、フォトカップラ
9に過電流が流れることを防止するためのものであるが
、抵抗28と29の代わりにディプリーション形FET
 (電界効果トランジスタ)を用いて、その定電流特性
を利用して負荷急変時フォトカップラ9の過電流を防止
するという方法もある。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、極めて簡易な回路
構成を用いるだけで定電流電源回路に過電圧保護機能を
付加できるため、定電流電源で問題となる負荷開放時の
異常電圧発生がなく、保守時等の人体保安上の問題のな
い電源を低コストかつ小形に実現できるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第1A図は第
1図に示した実施例の定電流特性および過電圧保護特性
を示した特性図、第2図は本発明の他の実施例を示す回
路図、第3図は本発明の別の実施例を示す回路図、第4
図は本発明の更に他の実施例を示す回路図、第5図は本
発明の更に別の実施例を示す回路図、第6図は本発明の
なお更に別の実施例を示す回路図、第7図は従来の定電
流電源回路を示す回路図、である。 符号説明 1.1′・・・入力端子、2・・・主回路、3・・・出
力電流検出用素子、4・・・負荷、5・・・比較増幅回
路、6゜15・・・基準電圧、?、8,13.14・・
・端子、9・・・フォトカップラ、10.12・・・比
較増幅器、11・・・電圧検出回路、16〜20,25
,26,28.29,30.33・・・抵抗、31・・
・ダイオード、21.21A、23.23A・・・トラ
ンジスタ、22.24.24A・・・ツェナーダイオー
ド、32・・・シコソトキーダイオード 第1図 第1A図 ff) 第2図 j83  因

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)直流電力を出力する電源回路と、該電源回路の出力
    側に直列接続されたインピーダンス素子と、該素子の両
    端に発生する電圧を検出し或る第1の基準電圧と比較し
    てその差を増幅し出力する第1の比較増幅回路と、該第
    1の比較増幅回路出力を第1の制御信号として前記電源
    回路に伝達するフォトカップラを有し、前記第1の比較
    増幅回路およびフォトカップラの駆動用電源を、前記イ
    ンピーダンス素子の両端電圧より得るようにした定電流
    電源回路において、前記電源回路出力に並列に電圧検出
    回路を接続し、検出した該電圧を或る第2の基準電圧と
    比較してその差を第2の比較増幅回路によって増幅した
    後、第2の制御信号として前記フォトカップラに伝達す
    るとともに、該第2の比較増幅回路の駆動用電源を前記
    電源回路の出力より得るようにし、前記電源回路の出力
    電圧が予め定めた電圧値を超えないよう前記電源回路を
    制御することを特徴とする定電流電源回路。 2)特許請求の範囲第1項記載の定電流電源回路におい
    て、前記第1および第2の比較増幅回路を第1のトラン
    ジスタとツェナーダイオードと抵抗により構成し、第1
    の基準電圧として前記第1のトランジスタのベース・エ
    ミッタ間順方向しきい電圧を、第2の基準電圧として前
    記第1のトランジスタのベース・エミッタ間順方向しき
    い電圧と前記ツェナーダイオードの降伏電圧の和の電圧
    を用いるようにしたことを特徴とする定電流電源回路。 3)特許請求の範囲第1項記載の定電流電源回路におい
    て、前記第1および第2の比較増幅回路を第1のトラン
    ジスタと第2のトランジスタと抵抗により構成し、第1
    および第2の各基準電圧として、それぞれ前記第1およ
    び第2の各トランジスタのベース・エミッタ間順方向し
    きい電圧を用いるようにしたことを特徴とする定電流電
    源回路。 4)特許請求の範囲第3項記載の定電流電源回路におい
    て、前記第2のトランジスタのエミッタを前記インピー
    ダンス素子の一端が接続される定電流電源回路の出力端
    に接続するとともに、前記インピーダンス素子の他端と
    前記第2のトランジスタのベースとの間を抵抗を介して
    接続したことを特徴とする定電流電源回路。 5)特許請求の範囲第1項記載の定電流電源回路におい
    て、前記第2の比較増幅回路を第2のトランジスタと該
    第2のトランジスタのベースに直列接続したツェナーダ
    イオードとにより構成し、前記第2の基準電圧として、
    該第2のトランジスタのベース・エミッタ間順方向しき
    い電圧と前記ツェナーダイオードの降伏電圧の和の電圧
    を用い、かつ前記ツェナーダイオードの降伏電圧の温度
    特性が前記第2のトランジスタのベース・エミッタ間順
    方向しきい電圧の温度特性を補償するような組み合わせ
    としたことを特徴とする定電流電源回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004527138A (ja) * 2001-05-25 2004-09-02 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ Led用の電源

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