JP2009294074A - 表示パネル検査装置及び検査方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】規格外の検査項目を、外部検査機を使用して検査する場合に検査の信頼度を確保することができる表示パネル検査装置及び検査方法を提供する。
【解決手段】表示パネル1に駆動電圧を印加して表示パネル1の点灯状態の良否を判断する表示パネル検査装置21であって、自身で測定不可能な規格外の検査項目を検査する外部検査機30を、通信手段32を介して接続し、接続した外部検査機30で適正な検査が行なわれたか否かを判定する適正検査判定手段を備えている。
【選択図】図1
【解決手段】表示パネル1に駆動電圧を印加して表示パネル1の点灯状態の良否を判断する表示パネル検査装置21であって、自身で測定不可能な規格外の検査項目を検査する外部検査機30を、通信手段32を介して接続し、接続した外部検査機30で適正な検査が行なわれたか否かを判定する適正検査判定手段を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、液晶パネル等の電圧駆動による表示パネル検査装置及び検査方法に関する。
この種の表示パネル検査方法及び検査装置としては、例えば液晶パネルの駆動電圧を当該液晶パネルの動作範囲内で連続的に変化させて当該液晶パネルの点灯状態を連続的に変化させ、その点灯状態を所定間隔でCCDカメラにより複数撮像し、撮像した角画像及び各画像間の差異から前記液晶パネルの良否を判別するようにした構成を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)
特開2003−270088号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来例にあっては、測定可能な規格内の表示パネルについては自動的に検査することが可能であるが、検査装置の能力を超える解像度のパネル消費電流や抵抗値等の規格外の検査項目については検査することができない。このため、従来、規格外の検査項目を検査する必要がある表示パネルについては、該当する表示パネルに対して別途外部のテスタを接続し、このテスタで手作業によって消費電流値や抵抗値を目視により検査するようにしていた。
しかしながら、表示パネルにテスタを接続して消費電流値や抵抗値を検査する場合に、手作業で目視によって行なうことから、テスタを接続した検査を行なわなかったり、目視による検査結果の誤測定等が発生したりする可能性が高く検査の信頼度が低いという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、規格外の検査項目を、外部検査機を使用して検査する場合に検査の信頼度を確保することができる表示パネル検査装置及び検査方法を提供することを目的としている。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、規格外の検査項目を、外部検査機を使用して検査する場合に検査の信頼度を確保することができる表示パネル検査装置及び検査方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、第1の形態に係る表示パネル検査装置は、表示パネルに駆動電圧を印加して表示パネルの点灯状態の良否を判断する表示パネル検査装置であって、自身で測定不可能な規格外の検査項目を検査する外部検査機を、通信手段を介して接続し、接続した外部検査機で適正な検査が行なわれたか否かを判定する適正検査判定手段を備えていることを特徴としている。
この第1の形態では、適正検査判定手段を備えており、この適正検査判定手段で外部検査機で適正検査を行なったか否かを判定するので、自身で測定不可能な規格外の検査項目の検査忘れや誤測定等を確実に防止して検査の信頼性を向上させることができる。
この第1の形態では、適正検査判定手段を備えており、この適正検査判定手段で外部検査機で適正検査を行なったか否かを判定するので、自身で測定不可能な規格外の検査項目の検査忘れや誤測定等を確実に防止して検査の信頼性を向上させることができる。
また、第2の形態に係る表示パネル検査装置は、前記第1の形態において、前記外部検査機はテスタで構成されていることを特徴としている。
この第2の形態では、テスタの検査結果を、通信手段を介して表示パネル検査装置に送信するので、この検査結果から表示パネルの消費電流値、抵抗値等の良否を正確に判定することができる。
さらに、第3の形態に係る表示パネル検査装置は、前記第1又は第2の形態において、前記外部検査機の検査項目は表示パネルの電流値及び抵抗値の少なくとも一方であることを特徴としている。
この第3の形態では、表示パネルの規格外の消費電流値や抵抗値を正確に検査することができる。
この第2の形態では、テスタの検査結果を、通信手段を介して表示パネル検査装置に送信するので、この検査結果から表示パネルの消費電流値、抵抗値等の良否を正確に判定することができる。
さらに、第3の形態に係る表示パネル検査装置は、前記第1又は第2の形態において、前記外部検査機の検査項目は表示パネルの電流値及び抵抗値の少なくとも一方であることを特徴としている。
この第3の形態では、表示パネルの規格外の消費電流値や抵抗値を正確に検査することができる。
さらにまた、第4の形態に係る表示パネル検査装置は、第1乃至第3の形態の何れか1つの形態において、前記適正検査判定手段は、前記外部検査機が接続されて適正な検査が行なえるか否かを判定する検査可能判定手段と、前記外部検査機で設定された検査項目の測定データが入力されたときに、当該測定データの合否を判定する合否判定手段とを備えていることを特徴としている。
この第4の形態では、外部検査機が接続されているか否かの判定を行なうことができると共に、検査結果に基づいて表示パネルの合否判定を行なうことができ、正確な検査を行なって、検査の信頼度を向上させることができる。
この第4の形態では、外部検査機が接続されているか否かの判定を行なうことができると共に、検査結果に基づいて表示パネルの合否判定を行なうことができ、正確な検査を行なって、検査の信頼度を向上させることができる。
なおさらに、第5の形態に係る表示パネル検査方法は、表示パネルに駆動電圧を印加して表示パネルの点灯状態の良否を判断する表示パネル検査方法であって、自身で測定不可能な規格外の検査項目を検査する外部検査機を通信手段を介して接続したときに、適正検査判定手段で、接続した外部検査機で適正な検査が行なわれたか否かを判定する検査判定ステップを備えていることを特徴としている。
この第5の形態では、前述した第1の形態と同様に検査の信頼度を向上させることができる。
また、第6の形態に係る表示パネルの検査方法は、第5の形態において、前記外部検査機はテスタで構成され、前記検査項目は表示パネルの電流値及び抵抗値の少なくとも一方であることを特徴としている。
この第6の形態では、前述した第2及び第3の形態と同様の作用効果を得ることができる。
この第5の形態では、前述した第1の形態と同様に検査の信頼度を向上させることができる。
また、第6の形態に係る表示パネルの検査方法は、第5の形態において、前記外部検査機はテスタで構成され、前記検査項目は表示パネルの電流値及び抵抗値の少なくとも一方であることを特徴としている。
この第6の形態では、前述した第2及び第3の形態と同様の作用効果を得ることができる。
さらに、第7の形態に係る表示パネルの検査方法は、第5又は第6の形態において、前記検査判定ステップは、検査可能判定手段で前記外部検査機が接続されて適正な検査が行なえるか否かを判定するステップと、前記外部検査機で設定された検査項目の測定データが入力されたときに、合否判定手段で、当該測定データの合否を判定するステップとを備えていることを特徴としている。
この第7の形態では、前述した第4の形態と同様の作用効果を得ることができる。
この第7の形態では、前述した第4の形態と同様の作用効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示す表示パネル検査装置の一例を示すシステム構成図である。
図中、1は、検査対象である液晶表示パネル等の表示パネルであって、この表示パネル1が点灯治具2に装着される。この点灯治具2は、液晶パネル1を装着保持し、液晶パネル1にその背面側から透過光を照射するバックライト3を備えている。
この点灯治具2には、バックライト3に対する光源4が接続されていると共に、表示パネル1に対して駆動電圧を供給するパネル駆動部5が接続されている。このパネル駆動部5には駆動電圧を発生する駆動電圧発生装置6が接続されていると共に、表示パネル1に供給する駆動電圧を所定の値に設定制御する駆動電圧制御装置としての例えばノート形のパーソナルコンピュータ7が接続されている。
図1は、本発明の一実施形態を示す表示パネル検査装置の一例を示すシステム構成図である。
図中、1は、検査対象である液晶表示パネル等の表示パネルであって、この表示パネル1が点灯治具2に装着される。この点灯治具2は、液晶パネル1を装着保持し、液晶パネル1にその背面側から透過光を照射するバックライト3を備えている。
この点灯治具2には、バックライト3に対する光源4が接続されていると共に、表示パネル1に対して駆動電圧を供給するパネル駆動部5が接続されている。このパネル駆動部5には駆動電圧を発生する駆動電圧発生装置6が接続されていると共に、表示パネル1に供給する駆動電圧を所定の値に設定制御する駆動電圧制御装置としての例えばノート形のパーソナルコンピュータ7が接続されている。
一方、点灯治具2に装着保持された表示パネル1の表示面に対向して、その表示面を撮像する撮像装置としてのCCDカメラ8が配設され、このCCDカメラ8で撮像された画像データが表示パネル検査装置21に供給されている。この表示パネル検査装置21では、所定の画像処理を行なって表示パネル1の表示状態の良否判定を行なう他、パネル駆動部5及びCCDカメラ8の駆動を制御する。表示パネル検査装置21には、処理した画像及び所定のガイダンス表示情報を表示するモニタ22が接続されている。
ここで、表示パネル検査装置21は、パネル駆動部5を制御することにより、表示パネル1の駆動電圧をその動作範囲内で連続的に変化させて表示パネル1の点灯状態を連続的に変化させると共に、この表示パネル1の点灯状態の連続的な変化を、CCDカメラ8を所定間隔で撮像制御し、撮像した画像データを読込んで撮像した各画像データ及び各画像データ間の差異から表示パネルの良否を判定する。
ここで、表示パネル検査装置21は、パネル駆動部5を制御することにより、表示パネル1の駆動電圧をその動作範囲内で連続的に変化させて表示パネル1の点灯状態を連続的に変化させると共に、この表示パネル1の点灯状態の連続的な変化を、CCDカメラ8を所定間隔で撮像制御し、撮像した画像データを読込んで撮像した各画像データ及び各画像データ間の差異から表示パネルの良否を判定する。
また、通常の検査対象となる表示パネル1とは異なる規格外の表示パネルを検査する場合には、点灯治具2に装着された表示パネル1に外部検査機としての例えばデジタルテスタ30を接続線31で接続し、このデジタルテスタ30の測定データを通信手段としてのIrDA通信ケーブル32を介して表示パネル検査装置21に入力し、この表示パネル検査装置21でデジタルテスタ30によって適正な検査が実行されたか否かを判定する外部検査機検査処理を行なう。
この外部検査機検査処理は、点灯治具2から規格外の表示パネル1が装着されたときに出力される検査信号が表示パネル検査装置21に入力されたときに実行される。この外部検査機検査処理は、図2に示すように、先ず、ステップS1で、デジタルテスタ30とのデータ通信が可能な状態であるか否かを判定し、データ通信不可能な状態であるときにはステップS2に移行して、所定時間が経過したか否かを判定し、所定時間が経過していないときには、前記ステップS1に戻り、所定時間が経過したときにはステップS3に移行する。このステップS3では、デジタルテスタ30が測定可能状態ではないことを表すガイダンス表示情報をモニタ22に出力すると共に、ビープ音等のエラー報知音を出力してから前記ステップS1に戻る。
また、ステップS1の判定結果が、デジタルテスタ30とのデータ通信が可能な状態であるときには、ステップS4に移行して、後述する電流検査終了フラグFIEが電流検査未了を表す“0”にリセットされているか否かを判定し、電流検査終了フラグFIEが“0”にセットされているときにはステップS5に移行する。
このステップS5では、デジタルテスタ30から消費電流検出値Idが入力されたか否かを判定し、消費電流検出値Idが入力されたときには、ステップS6に移行して、入力された消費電流検出値Idが予め設定された許容最小電流値Idmin以上で許容最大電流値Idmax以下であるか否かを判定し、Idmin≦Id≦IdmaxであるときにはステップS7に移行する。
このステップS7では、電流検査判定フラグFIを、検査合格を表す“1”にセットしてからステップS9に移行する。
このステップS5では、デジタルテスタ30から消費電流検出値Idが入力されたか否かを判定し、消費電流検出値Idが入力されたときには、ステップS6に移行して、入力された消費電流検出値Idが予め設定された許容最小電流値Idmin以上で許容最大電流値Idmax以下であるか否かを判定し、Idmin≦Id≦IdmaxであるときにはステップS7に移行する。
このステップS7では、電流検査判定フラグFIを、検査合格を表す“1”にセットしてからステップS9に移行する。
一方、ステップS6の判定結果が、Id<Idmin又はId>IdmaxであるときにはステップS8に移行して、電流検査判定フラグFIを検査不合格を表す“0”にリセットしてからステップS9に移行する。
ステップS9では、電流検査が終了したことを表す電流検査終了フラグFIEを“1”にセットしてからステップS10に移行し、後述する抵抗検査終了フラグFREが“1”にセットされて抵抗検査が終了しているか否かを判定し、抵抗検査が終了しているときにはそのまま検査処理を終了するが、抵抗検査が終了していないときにはステップS11に移行して、抵抗検査未終了を報知する抵抗検査未終了ガイダンス表示情報をモニタ22に出力してから後述するステップS13に移行する。
ステップS9では、電流検査が終了したことを表す電流検査終了フラグFIEを“1”にセットしてからステップS10に移行し、後述する抵抗検査終了フラグFREが“1”にセットされて抵抗検査が終了しているか否かを判定し、抵抗検査が終了しているときにはそのまま検査処理を終了するが、抵抗検査が終了していないときにはステップS11に移行して、抵抗検査未終了を報知する抵抗検査未終了ガイダンス表示情報をモニタ22に出力してから後述するステップS13に移行する。
また、前記ステップS4の判定結果が、電流検査終了フラグFIEが“1”にセットされているとき及びステップS5の判定結果が、電流検出値Idが入力されていないときにはステップS12に移行する。
このステップS12では、後述する抵抗検査終了フラグFREが抵抗検査未了を表す“0”にリセットされているか否かを判定し、抵抗検査終了フラグFREが“0”にリセットされているときにはステップS13に移行する。
このステップS13では、デジタルテスタ30から抵抗検出値Rdが入力されたか否かを判定し、抵抗検出値Rdが入力されたときには、ステップS14に移行して、入力された抵抗検出値Rdが予め設定された許容最小抵抗値Rdmin以上で許容最大抵抗値Rdmax以下であるか否かを判定し、Rdmin≦Rd≦RdmaxであるときにはステップS15に移行する。
このステップS12では、後述する抵抗検査終了フラグFREが抵抗検査未了を表す“0”にリセットされているか否かを判定し、抵抗検査終了フラグFREが“0”にリセットされているときにはステップS13に移行する。
このステップS13では、デジタルテスタ30から抵抗検出値Rdが入力されたか否かを判定し、抵抗検出値Rdが入力されたときには、ステップS14に移行して、入力された抵抗検出値Rdが予め設定された許容最小抵抗値Rdmin以上で許容最大抵抗値Rdmax以下であるか否かを判定し、Rdmin≦Rd≦RdmaxであるときにはステップS15に移行する。
このステップS15では、抵抗検査判定フラグFRを、検査合格を表す“1”にセットしてからステップS17に移行する。
一方、ステップS14の判定結果が、Rd<Rdmin又はRd>RdmaxであるときにはステップS16に移行して、抵抗検査判定フラグFRを、検査不合格を表す“0”にリセットしてからステップS17に移行する。
ステップS17では、抵抗検査が終了したことを表す抵抗検査終了フラグFREを“1”にセットしてからステップS18に移行し、前述した電流検査終了フラグFIEが“1”にセットされて電流検査が終了しているか否かを判定し、電流検査が終了しているときにはそのまま検査処理を終了するが、電流検査が終了していないときにはステップS19に移行して、電流検査未終了を報知する電流検査未終了ガイダンス表示情報をモニタ22に出力してからステップS4に戻る。
一方、ステップS14の判定結果が、Rd<Rdmin又はRd>RdmaxであるときにはステップS16に移行して、抵抗検査判定フラグFRを、検査不合格を表す“0”にリセットしてからステップS17に移行する。
ステップS17では、抵抗検査が終了したことを表す抵抗検査終了フラグFREを“1”にセットしてからステップS18に移行し、前述した電流検査終了フラグFIEが“1”にセットされて電流検査が終了しているか否かを判定し、電流検査が終了しているときにはそのまま検査処理を終了するが、電流検査が終了していないときにはステップS19に移行して、電流検査未終了を報知する電流検査未終了ガイダンス表示情報をモニタ22に出力してからステップS4に戻る。
また、前記ステップS12の判定結果が、抵抗検査終了フラグFREが“1”にセットされているとき及び前記ステップS13の判定結果が、抵抗検出値Rdが入力されていないときにはステップS20に移行して、検査を開始してから所定の検査時間が経過したか否かを判定、所定検査時間が経過していないときには前記ステップS4に戻り、所定検査時間が経過したときにはステップS21に移行して、検査終了フラグFIE及びFREを読込み、何れか一方又は双方の検査が終了していないことを表す検査未了ガイダンス表示情報をモニタ22に出力すると共に、ビープ音等のエラー報知音を出力してから処理を終了する。
この図2の処理が適正検査判定手段に対応し、このうち、ステップS1〜ステップS3の処理が検査可能判定手段に対応し、ステップS4〜ステップS21の処理が合否判定手段に対応している。
この図2の処理が適正検査判定手段に対応し、このうち、ステップS1〜ステップS3の処理が検査可能判定手段に対応し、ステップS4〜ステップS21の処理が合否判定手段に対応している。
次に、上記実施形態の動作を説明する。
今、点灯治具2に通常の検査対象となる表示パネル1が装着されたときには、この点灯治具2から通常の表示パネル1であることを表す検査信号が表示パネル検査装置21に出力されることにより、表示パネル検査装置21で、通常の点灯状態検査処理と通常の電流値及び抵抗値検査処理を実行する。これにより、表示パネル検査装置21で、表示パネル1の駆動電圧をその動作範囲内で連続的に変化させて表示パネル1の点灯状態を連続的に変化させると共に、この表示パネル1の点灯状態の連続的な変化を、CCDカメラ8を所定間隔で撮像制御し、撮像した画像データを読込んで撮像した各画像データ及び各画像データ間の差異から表示パネルの良否を判定すると共に、消費電流値及び抵抗値の合否判定処理を行なう。
今、点灯治具2に通常の検査対象となる表示パネル1が装着されたときには、この点灯治具2から通常の表示パネル1であることを表す検査信号が表示パネル検査装置21に出力されることにより、表示パネル検査装置21で、通常の点灯状態検査処理と通常の電流値及び抵抗値検査処理を実行する。これにより、表示パネル検査装置21で、表示パネル1の駆動電圧をその動作範囲内で連続的に変化させて表示パネル1の点灯状態を連続的に変化させると共に、この表示パネル1の点灯状態の連続的な変化を、CCDカメラ8を所定間隔で撮像制御し、撮像した画像データを読込んで撮像した各画像データ及び各画像データ間の差異から表示パネルの良否を判定すると共に、消費電流値及び抵抗値の合否判定処理を行なう。
しかしながら、点灯治具2に通常の検査対象とは異なり、デジタルテスタ30による検査を必要とする表示パネル1が装着されたときには、この点灯治具2から検査対象外の表示パネル1であることを表す検査信号が出力され、この検査信号が表示パネル検査装置21に入力されることにより、前述した図2の処理が実行開始される。このとき、図示しないが初期化処理で各フラグFI、FIE、FR及びFREが“0”にリセットされる。
このため、先ず、デジタルテスタ30がIrDA通信ケーブル32を介して接続されていて規格外の検査項目となる消費電流値及び抵抗値の測定が可能であるか否かを判定し、デジタルテスタ30との通信が不可能な状態であるときにはステップS2に移行して、IrDA通信ケーブル32を接続するための所定時間が経過したか否かを判定し、所定時間が経過していないときにはステップS1に戻る。この状態で、所定時間が経過したときには、デジタルテスタ30が接続されていないかデジタルテスタ30の電源が投入されておらず、外部検査機が測定可能状態ではないことを表すガイダンス表示情報をモニタ22に出力すると共に、エラー報知音を出力することにより、検査者にデジタルテスタ30の接続確認を促す。
一方、ステップS1の判定結果がデジタルテスタ30とのデータ通信が可能な状態であるときにはステップS1からステップS4に移行して、電流検査終了フラグFIEが“0”にリセットされているので、ステップS5に移行し、電流検出値Idが入力されたか否かを判定する。このとき、デジタルテスタ30の測定レンジ選択摘み30aで電流測定レンジが選択されていないときには、電流検出値Idを出力できないので、ステップS5からステップS12に移行する。
このステップS12では抵抗検査終了フラグFREが“0”にリセットされているので、ステップS13に移行して、抵抗検出値Rdが入力されたか否かを判定する。このとき、デジタルテスタ30の測定レンジ選択摘み30aで抵抗測定レンジが選択されていないときには、抵抗検出値Rdを出力できないのでステップS20に移行して、電流及び抵抗検査に必要とする所定検査時間が経過したか否かを判定し、所定検査時間が経過していないときには前記ステップS4に戻り、所定時間が経過したときには、ステップS21に移行して、電流検査終了フラグFIE及び抵抗検査終了フラグFREを読込み、何れかの検査又は双方の検査が未了であることを表すガイダンス表示情報をモニタ22に出力すると共に、エラー報知音を出力して検査者に消費電流値及び抵抗値の検査を開始すべき旨を報知する。
この状態から、検査者がデジタルテスタ30の測定レンジ選択摘み30aによって電流測定レンジを選択すると、これによって、デジタルテスタ30で表示パネル1の消費電流検出値Idを測定し、その測定データを、IrDA通信ケーブル32を介して表示パネル検査装置21に出力する。
このため、外部検査機検査処理では、ステップS4からステップS5を経てステップS6に移行して、入力された電流検出値Idが許容最小電流値Idmin以上で許容最大電流値Idmax以下の許容範囲であるか否かを判定し、許容範囲内であるときにはステップS9に移行して電流検査判定フラグFIが“1”にセットされる。その後、ステップS10に移行し、抵抗検査が終了しているか否かを抵抗検査終了フラグFREが“1”にセットされているか否かで判定する。このとき、まだ抵抗検査が終了しておらず、抵抗検査終了フラグFREが“0”にリセットされているので、ステップS13に移行する。
このため、外部検査機検査処理では、ステップS4からステップS5を経てステップS6に移行して、入力された電流検出値Idが許容最小電流値Idmin以上で許容最大電流値Idmax以下の許容範囲であるか否かを判定し、許容範囲内であるときにはステップS9に移行して電流検査判定フラグFIが“1”にセットされる。その後、ステップS10に移行し、抵抗検査が終了しているか否かを抵抗検査終了フラグFREが“1”にセットされているか否かで判定する。このとき、まだ抵抗検査が終了しておらず、抵抗検査終了フラグFREが“0”にリセットされているので、ステップS13に移行する。
このステップS13で、検査者がデジタルテスタ30の測定レンジ選択摘み30aで抵抗測定レンジを選択することにより、抵抗検出値RdがIrDA通信ケーブル32を介して表示パネル検査装置21に入力されとステップS14に移行する。
このステップS14で、入力された抵抗検出値Rdが許容最小抵抗値Rdmin以上で、許容最大抵抗値Rdmax以下である許容範囲内であるときにはステップS15に移行して、抵抗検査判定フラグFRを“1”にセットしてからステップS17に移行して抵抗検査終了フラグFREを“1”にセットし、次いでステップS18に移行して、電流検査終了フラグFIEを読込んで電流検査が終了しているか否かを判定し、電流検査が終了しているので、検査処理を終了する。
このステップS14で、入力された抵抗検出値Rdが許容最小抵抗値Rdmin以上で、許容最大抵抗値Rdmax以下である許容範囲内であるときにはステップS15に移行して、抵抗検査判定フラグFRを“1”にセットしてからステップS17に移行して抵抗検査終了フラグFREを“1”にセットし、次いでステップS18に移行して、電流検査終了フラグFIEを読込んで電流検査が終了しているか否かを判定し、電流検査が終了しているので、検査処理を終了する。
なお、電流検査処理において、ステップS6の判定結果が、Id<Idmin又はId>IdmaxであるときにはステップS8に移行して電流検査判定フラグFIを不合格を表す“0”にリセットしてからステップS9に移行し、同様に抵抗検査処理において、ステップS14の判定結果が、Rd<Rdmin又はRd>RdmaxであるときにはステップS16に移行して抵抗検査判定フラグFRを、不合格を表す“0”にリセットしてからステップS17に移行する。
このように、上記実施形態によると、外部検査機としてのデジタルテスタ30を使用する必要があるときには、表示パネル検査装置21で、図2の外部検査機検査処理が実行されるので、デジタルテスタ30での測定が可能であるか否かを判定し、デジタルテスタ30の測定が可能であるときに、消費電流値Id及び抵抗値Rdの検査が完了したか否かを判定し、何れかの検査が所定検査時間内に完了しないときには検査未了で再検査を表すガイダンス表示情報がモニタ22に出力されて検査未了を検査者に報知することができるので、検査者が必要な検査を完了しない状態では、検査を終了することができず、検査の信頼度を確実に向上させることができる。しかも、電流検査及び抵抗検査の双方を行なう場合に、双方検査が終了したか否かを判定するので、検査漏れが発生することがないと共に、デジタルテスタ30の測定レンジ選択摘み30aで誤った検査項目を表示パネル検査装置21に入力しても、誤入力データについて誤判断することはなく、誤検査を行なうことを確実に回避することができる。
なお、上記実施形態においては、本発明を表示パネル1の動作電圧を変化させて点灯状態を検査する表示パネル検査装置に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、単に表示パネル1に所定電圧を印加した状態での点灯検査を行なう表示パネル検査装置にも本発明を適用することができる。
また、上記実施形態においては、外部検査機としてデジタルテスタ30を適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、規格外の表示パネル1の消費電流値及び抵抗値を自動的に検査する外部検査機を適用してもよい。
さらに、外部検査機の検査項目としては、消費電流値Id及び抵抗値Rdの何れか一方を検査するようにしてもよく、さらには電圧やその他の電気的特性を検査する外部検査機を適用するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、外部検査機としてデジタルテスタ30を適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、規格外の表示パネル1の消費電流値及び抵抗値を自動的に検査する外部検査機を適用してもよい。
さらに、外部検査機の検査項目としては、消費電流値Id及び抵抗値Rdの何れか一方を検査するようにしてもよく、さらには電圧やその他の電気的特性を検査する外部検査機を適用するようにしてもよい。
さらにまた、上記実施形態においては、表示パネル検査装置21とデジタルテスタ30とをIrDA通信ケーブル32で接続した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、USBケーブル、LAN等の他の通信ケーブルを適用することもでき、さらには無線通信でデータ伝送を行なうようにしてもよい。
なおさらに、上記実施形態においては、規格外の表示パネル1を点灯治具2に装着したときに検査信号が表示パネル検査装置21に出力される場合について説明したが、これに限定されるものではなく、規格外の表示パネル1を点灯治具2に装着したときに、表示パネル検査装置21で表示パネル特性を判別して図2の外部検査機検査処理を実行するようにしてもよく、別途規格外の表示パネル検査用スイッチを設けるようにしてもよい。
なおさらに、上記実施形態においては、規格外の表示パネル1を点灯治具2に装着したときに検査信号が表示パネル検査装置21に出力される場合について説明したが、これに限定されるものではなく、規格外の表示パネル1を点灯治具2に装着したときに、表示パネル検査装置21で表示パネル特性を判別して図2の外部検査機検査処理を実行するようにしてもよく、別途規格外の表示パネル検査用スイッチを設けるようにしてもよい。
1…表示パネル、2…点灯治具、3…バックライト、4…光源、5…パネル駆動部、6…駆動電圧発生装置、8…CCDカメラ、21…表示パネル検査装置、22…モニタ、30…デジタルテスタ、31…接続線、32…IrDA通信ケーブル
Claims (7)
- 表示パネルに駆動電圧を印加して表示パネルの点灯状態の良否を判断する表示パネル検査装置であって、
自身で測定不可能な規格外の検査項目を検査する外部検査機を、通信手段を介して接続し、接続した外部検査機で適正な検査が行なわれたか否かを判定する適正検査判定手段を備えていることを特徴とする表示パネル検査装置。 - 前記外部検査機はテスタで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示パネル検査装置。
- 前記外部検査機の検査項目は表示パネルの電流値及び抵抗値の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示パネル検査装置。
- 前記適正検査判定手段は、前記外部検査機が接続されて適正な検査が行なえるか否かを判定する検査可能判定手段と、前記外部検査機で設定された検査項目の測定データが入力されたときに、当該測定データの合否を判定する合否判定手段とを備えていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の表示パネル検査装置。
- 表示パネルに駆動電圧を印加して表示パネルの点灯状態の良否を判断する表示パネル検査方法であって、
自身で測定不可能な規格外の検査項目を検査する外部検査機を通信手段を介して接続したときに、適正検査判定手段で、接続した外部検査機で適正な検査が行なわれたか否かを判定する検査判定ステップを備えていることを特徴とする表示パネル検査方法。 - 前記外部検査機はテスタで構成され、前記検査項目は表示パネルの電流値及び抵抗値の少なくとも一方であることを特徴とする請求項5に記載の表示パネル検査方法。
- 前記検査判定ステップは、検査可能判定手段で前記外部検査機が接続されて適正な検査が行なえるか否かを判定するステップと、前記外部検査機で設定された検査項目の測定データが入力されたときに、合否判定手段で、当該測定データの合否を判定するステップとを備えていることを特徴とする請求項5又は6に記載の表示パネル検査方法。
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JP2008147787A JP2009294074A (ja) | 2008-06-05 | 2008-06-05 | 表示パネル検査装置及び検査方法 |
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CN103063405A (zh) * | 2012-12-18 | 2013-04-24 | 黄山市中显微电子有限公司 | 一种lcd产品响应速度测试仪器 |
CN105157954A (zh) * | 2015-08-25 | 2015-12-16 | 广州赛西标准检测研究院有限公司 | 一种照明及视频显示的光电特性检测装置 |
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2008
- 2008-06-05 JP JP2008147787A patent/JP2009294074A/ja active Pending
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