JP2009293858A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアフィルターの清掃性能を低下させること無く、安価でしかもコンパクトな構成で、室内の換気が容易にできる空気調和機を提供する。
【解決手段】吸込みノズル17に連通する吸排気装置(図示せず)と、給排気装置の排気側に接続され室外と連通する排気ダクト(図示せず)を備え、吸込みノズル17は、吸込み孔33と、換気用孔36と、吸込み孔33と換気用孔36を覆うと共に移動可能な可動シート34を備え、可動シート34は、吸込み孔33と連通すると共にエアフィルター(図示せず)に付着した塵埃を吸込む吸込み口35と、換気用吸込み口37を備え、可動シート34を、エアフィルターの清掃時の可動域を越えて移動させた時に、換気用孔36と換気用吸込み口37が連通するもので、安価な構成で、可動シート34を、清掃時の可動域を越えて移動させるだけで、換気用孔36と換気用吸込み口37が連通して換気ができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、空気調和機に関するもので、特に、エアフィルターの自動清掃が可能で、しかも換気機能を備えた空気調和機に関するものである。
送風ファンにより吸い込んだ空気を熱交換器で冷却もしくは加熱した後、室内へ送風する空気調和機には、空気中に漂う塵埃が室内ユニット内部へ侵入するのを防止するために、吸込み部の裏側にエアフィルターが設けられている。このエアフィルターに塵埃が付着し、それが堆積すると、通風抵抗が増大して空気調和機のCOP(成績係数)が低下し、消費電力が増大する。そこで、従来の空気調和機として、エアフィルターに付着した塵埃を吸込む吸込み孔を有する吸込みノズルと、前記吸込みノズルに接続された吸排気装置を少なくとも有するフィルター清掃装置を備え、前記フィルター清掃装置の一端に接続され、他端が室外に連通された排気ダクトを備え、フィルター清掃装置に換気用開口部及び前記換気用開口部を開閉する開閉体を設け、前記開閉体の開時に室内側の空気を排出するよう構成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
以下、図10〜16を用いて、前記特許文献1に記載された従来の空気調和機について説明する。
図10は、従来の空気調和機の室内ユニットの正面外観図、図11は、図10のA−A断面図、図12は、同10のB−B断面図、図13は、同室内ユニットのエアフィルター及びその清掃機構に関する構造を示した斜視図、図14は、同室内ユニットに設けられた吸排気装置の簡略的な側面図、図15は、同吸排気装置の斜視図、図16は、同吸排気装置の概略的な正面断面図である。
図10〜図12に示すように、従来の空気調和機の室内ユニット1は、両側面部や底面部をなす台枠2と、室内ユニット1の前面部及び上面部箇所に設けられ、網目状のフィルター部3aがフィルター枠3bに多数はめ込まれてなるエアフィルター3と、このエアフィルター3の前方ならびに上方に開閉自在に取り付けられた外面パネル4などで、主な外郭部分が構成されている。
外面パネル4の上面部と前面部とには、それぞれ室内空気を吸込む吸込み部5、6が形成され、下部前方に吹出し部7が形成されている。室内ユニット1内における吸込み部5、6と吹出し部7とを結ぶ空気通路には、前記エアフィルター3と、2個の熱交換器8a、8bからなる熱交換器8と、クロスフローファンからなる送風ファン9とが配置されている。そして、送風ファン9によって吸込み部5、6から吸込まれた空気は、エアフィルター3を通り、熱交換器8で冷却もしくは加熱された後、吹出し部7から吹出される。
なお、吹出し部7を囲むように、一方の熱交換器8aが送風ファン9の上方から前方にわたって配置され、他方の熱交換器8bは、送風ファン9の上方から後方にわたって配置されている。
送風ファン9による空気の送り出しをスムーズにするために、室内ユニット1の背面近傍にリアガイダー10が設けられているとともに、スタビライザ11が水受け皿12の端部に設けられている。なお、13は風向変更羽根である。
図13にも示すように、室内ユニット1内の側面近傍には、エアフィルター3に付着し
た塵埃を吸引して排出するための吸排気装置14が設置されている。この吸排気装置14の吸込み側部分である吸込みダクト接続口15には、蛇腹形状の吸込みダクト16を介して吸込みノズル17が接続されているとともに、吸排気装置14の吹出し側部分である排気ダクト接続口18には、先端が室外へ開放されている排気ダクト19が接続されている。
吸込みノズル17は、エアフィルター3の風上側の面に臨むように奥行方向ならびに上下方向に延設された形状に形成されているとともに、その奥端部や下端部がエアフィルター3のフィルター枠3bにおける上部奥端部や下端部に形成されたガイド溝3c、3dに挿入され、エアフィルター3の風上側面に沿う形勢で左右に移動自在に案内されている。また、吸込みノズル17の下部は、左右に延びるように配置されたねじ軸20に螺合されており、伝達ギヤ21、22を介してねじ軸20をノズル駆動用モーター23により駆動することで、吸込みノズル17を左右に移動できるようになっている。
吸込みノズル17におけるエアフィルター3に臨む面には、エアフィルター3の上面部から前面部にかけて複数の吸込み孔17aが並んで形成され、後述する吸排気装置14の吸引動作により、エアフィルター3の塵埃を、各吸込み孔17aから吸込み可能に構成されている。
吸込みノズル17と吸排気装置14の吸込みダクト接続口15をつなぐ吸込みダクト16は、一部が屈曲することで、エアフィルター3の左右方向の位置にかかわらず、吸排気装置14への吸入用流路を良好に形成するようになっている。
図12〜図16に示すように、吸排気装置14は、吸排気モーター24により回転される遠心式の吸排気ファン25と、この吸排気ファン25を収容するケーシング26と、このケーシング26の風上側にケーシング26と一体的に設けられた吸引カバー27と、ケーシング26などが取り付けられている取付基板28とを有する。
そして、図12、図15などに示すように、吸排気装置14(吸排気装置14のケーシング26及び吸引カバー27)が、室内ユニット1内部の側面部において、上下方向ならびに奥行方向に延設されている一方、左右方向には、その厚みが小さい扁平形状に形成されて配置されている。また、図14〜図16に示すように、吸引カバー27は、吸込みダクト16に接続された吸込みダクト接続口15と、吸排気ファン25への吸込み口29との両者が片面側に開口して臨むように形成され、側面視して、吸込みダクト接続口15の外周部分15aと吸排気ファン25への吸込み口29の外周部分29aとをなだらかにつないだ流路形状(例えば、各種エンジンのピストンを接続するクランク軸を側方から見たようなクランク形状)に形成されている。
また、吸引カバー27において、吸込みダクト接続口15から吸排気ファン25への吸込み口29への流路が斜め上方に延びるように配置され、また、ケーシング26の下部に設けられた排気口がそのまま方向に延ばされて排気ダクト接続口18を形成している。
以上のように構成された従来の空気調和機のエアフィルター3の清掃動作は、以下の通りである。
エアフィルター3の清掃を行なうために、例えば、清掃用ボタン(図示せず)を押すなどすると、吸排気モーター24及びノズル駆動モーター23が駆動する。すると、吸排気装置14が作動した状態で、吸込みノズル17がエアフィルター3の風上側の面に沿って移動し、その間に、エアフィルター3に付着した塵埃が、空気とともに吸込み孔17aを通して吸込みノズル17内に吸込まれ、吸込みダクト16を経て吸排気装置14に吸引さ
れた塵埃が空気と共に排気ダクト18を通して室外に排出される。これにより、エアフィルター3の塵埃を自動で室外に排出することができる。
図12〜図16に示すように、吸排気装置14の吸引カバー27の一部に、換気用開口部30と、前記換気用開口部30を開閉する開閉体31と、前記開閉体31を開閉駆動する開閉用駆動モーター32を設けている。この構成により、開閉用駆動モーター32を駆動させて開閉体31を開放姿勢まで回動させて換気用開口部30を開けると、この換気用開口部30から、室内ユニット1内に流入した室内の空気が吸込まれ、吸排気装置14の吸排気ファン25によって室外に排出され、換気が出来るようになっている。
特開2006−183997号公報
しかしながら、上記従来の空気調和機の構成では、フィルター清掃装置に換気用開口部30、前記換気用開口部30を開閉する開閉体31、前記開閉体31を駆動させる開閉用駆動モーター32を設ける必要があり、部品点数、組立工数が多く、製造コストが高いという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、エアフィルターの清掃性能を低下させること無く、安価でしかもコンパクトな構成で、室内の換気が容易にできる空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、エアフィルターに付着した塵埃を吸込む吸込みノズルと、前記吸込みノズルに連通するように接続された吸排気装置と、前記給排気装置の排気側に接続されると共に、室外と連通する排気ダクトとを備え、前記吸込みノズルは、その長手方向に沿って形成された吸込み孔と、換気用孔と、前記吸込み孔と前記換気用孔を覆うと共に移動可能な可動シートを備え、前記可動シートは、前記吸込み孔と連通すると共に前記エアフィルターに付着した塵埃を吸込むための吸込み口と、換気用吸込み口を備え、前記可動シートを、前記エアフィルターの清掃時の可動域を越えて移動させたときに、前記換気用孔と前記換気用吸込み口が重なり合って連通するようにしたもので、通常のエアフィルターの清掃時には、可動シートを駆動して、その吸込み口を吸込みノズルに設けた吸込み孔上で移動させることにより、エアフィルターに付着した塵埃を、吸込み口、吸込み孔を通して吸引し、外部に排出することが出来、換気が必要なときは、可動シートを、エアフィルターの清掃時の可動域を越えて移動させると、換気用孔と換気用吸込み口が連通し、室内の空気が、換気用吸込み口、換気用孔を経て外部に排出されるもので、吸排気装置に換気用開口部、前記換気用開口部を開閉する開閉体、前記開閉体を駆動させる電動機等を設ける必要が無いので、部品点数を削減させ、また高価な駆動用電動機を削減でき部品材料コストを低減させることができる。
また、吸排気装置に換気用開口部、前記換気用開口部を開閉する開閉体、前記開閉体を駆動させる電動機が不要で吸排気装置と連通するため、開閉体の開閉スペースや駆動用の電動機の取り付けスペースを無くすることができ、空気調和機の筺体をコンパクト化することができる。
さらに、可動シートに形成した吸込み口のエアフィルター清掃時の可動域では、換気用孔と換気用吸込み口が連通しないので、塵埃の吸引能力を低下させること無く、エアフィルターを確実に清掃することが出来る。
本発明の空気調和機は、換気用開口部及び前記換気用開口部を開閉する開閉体と前記開閉体を駆動させる電動機を不要とし、部品点数を削減させ、また高価な駆動用電動機を削減でき部品材料コストを低減させることができるという効果を奏する。
また、本発明は、フィルター清掃装置に換気用開口部及び前記換気用開口部を開閉する開閉体と前記開閉体を駆動させる電動機が不要で吸排気装置と連通するため、開閉体の開閉スペースや駆動用の電動機の取り付けスペースを無くすることができ、空気調和機の筺体をコンパクト化することができるという効果を奏する。
さらに、本発明は、可動シートに形成した吸込み口の可動域では、換気用孔と換気用吸込み口が連通しないので、塵埃の吸引能力の低下なく清掃することができるという効果を奏する。
第1の発明は、エアフィルターに付着した塵埃を吸込む吸込みノズルと、前記吸込みノズルに連通するように接続された吸排気装置と、前記給排気装置の排気側に接続されると共に、室外と連通する排気ダクトとを備え、前記吸込みノズルは、その長手方向に沿って形成された吸込み孔と、換気用孔と、前記吸込み孔と前記換気用孔を覆うと共に移動可能な可動シートを備え、前記可動シートは、前記吸込み孔と連通すると共に前記エアフィルターに付着した塵埃を吸込むための吸込み口と、換気用吸込み口を備え、前記可動シートを、前記エアフィルターの清掃時の可動域を越えて移動させたときに、前記換気用孔と前記換気用吸込み口が重なり合って連通するようにしたもので、通常のエアフィルターの清掃時には、可動シートを駆動して、その吸込み口を吸込みノズルに設けた吸込み孔上で移動させることにより、エアフィルターに付着した塵埃を、吸込み口、吸込み孔を通して吸引し、外部に排出することが出来、換気が必要なときは、可動シートを、エアフィルターの清掃時の可動域を越えて移動させると、換気用孔と換気用吸込み口が連通し、室内の空気が、換気用吸込み口、換気用孔を経て外部に排出されるもので、吸排気装置に換気用開口部、前記換気用開口部を開閉する開閉体、前記開閉体を駆動させる電動機等を設ける必要が無いので、部品点数を削減させ、また高価な駆動用電動機を削減でき部品材料コストを低減させることができる。
また、吸排気装置に換気用開口部、前記換気用開口部を開閉する開閉体、前記開閉体を駆動させる電動機が不要で吸排気装置と連通するため、開閉体の開閉スペースや駆動用の電動機の取り付けスペースを無くすることができ、空気調和機の筺体をコンパクト化することができる。
さらに、可動シートに形成した吸込み口のエアフィルター清掃時の可動域では、換気用孔と換気用吸込み口が連通しないので、塵埃の吸引能力を低下させること無く、エアフィルターを確実に清掃することが出来る。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機の室内ユニットの正面外観図、図2は、図1のC−C断面図、図3は、図1のD−D断面図、図4は、同室内ユニットのエアフィルター及びその清掃機構に関する構造を示した斜視図、図5は、同室内ユニットに設けられた吸排気装置の簡略的な側面図、図6は、同吸排気装置の斜視図、図7は、同吸排気装置の概略的な正面断面図、図8は、同空気調和機の吸込みノズルの斜視図、図9は、同吸い込みノズルに可動シートを組み込んだ斜視図である。尚、上記従来の空気調和機と
同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図1〜図3において、本実施の形態における空気調和機の室内ユニット1は、両側面部や底面部をなす台枠2と、室内ユニット1の前面部及び上面部箇所に設けられ、網目状のフィルター部3aがフィルター枠3bに多数はめ込まれてなるエアフィルター3と、このエアフィルター3の前方ならびに上方に開閉自在に取り付けられた外面パネル4などで、主な外郭部分が構成されている。外面パネル4の上面部と前面部とにはそれぞれ室内空気を吸込む吸込み部5、6が形成され、下部前方に吹出し部7が形成されている。室内ユニット1内における吸込み部5、6と吹出し部7とを結ぶ空気通路には、前記エアフィルター3と、2個の熱交換器8a、8bからなる熱交換器8と、クロスフローファンからなる送風ファン9とが配置されている。
そして、送風ファン9によって吸込み部5、6から吸込まれた空気は、エアフィルター3を通り、熱交換器8で冷却もしくは加熱された後、吹出し部7から吹出される。なお、吹出し部7を囲むように、一方の熱交換器8aが送風ファン9の上方から前方にわたって配置され、他方の熱交換器8bが送風ファン9の上方から後方にわたって配置されている。送風ファン9による空気の送り出しをスムーズにするために、室内ユニット1の背面近傍にリアガイダー10が設けられているとともに、スタビライザ11が水受け皿12の端部に設けられている。なお、13は風向変更羽根である。
図1、図4にも示すように、室内ユニット1内の側面近傍には、エアフィルター3に付着した塵埃を吸引して排出するための吸排気装置14が設置されている。この吸排気装置14の吸込み側部分である吸込みダクト接続口15には、蛇腹形状の吸込みダクト16を介して吸込みノズル17が接続されているとともに、吸排気装置14の排気側部分である排気ダクト接続口18には、先端が室外に開放した排気ダクト19が接続されている。
吸込みノズル17は、エアフィルター3の風上側の面に臨むように奥行方向ならびに上下方向に延設された形状に形成されていると共に、その奥端部や下端部がエアフィルター3のフィルター枠3bの上部奥端部や下端部に形成されたガイド溝3c、3dに挿入され、エアフィルター3の風上側面に沿う形勢で左右に移動自在に案内されている。
また、吸込みノズル17の下部は、左右に延びるように配置されたねじ軸20に螺合されており、伝達ギヤ21、22を介してねじ軸20をノズル駆動用モーター23により駆動することで、吸込みノズル17が左右に移動されるようになっている。
吸込みノズル17のエアフィルター3に臨む面には、エアフィルター3の上面部から前面部にかけて、すなわち吸込みノズル17の長手方向に沿って吸込み孔33形成され、その対面に、可動シート駆動用モーターにより上下に移動される可動シート34が配置されている。
可動シート34には、前記吸込みノズル17に形成された吸込み孔33に対向すると共に吸込み孔33と連通する吸込み口35が設けられ、可動シート34の上下の移動に伴って、上下移動する。このように、後述する吸排気装置14の吸引動作により、吸込み口35、吸込み孔33を通してエアフィルター3の塵埃を吸込むことが出来るように構成されている。
吸込みノズル17と吸排気装置14の吸込みダクト接続口15をつなぐ吸込みダクト16は、一部が屈曲することで、エアフィルター3の左右方向の位置にかかわらず、吸排気装置14への吸入用流路を良好に形成するようになっている。
図5〜図7に示すように、吸排気装置14は、吸排気モーター24により回転される遠心式の吸排気ファン25と、この吸排気ファン25を収容するケーシング26と、このケーシング26の風上側にケーシング26と一体的に設けられた吸引カバー27と、ケーシング26などが取り付けられる取付基板28とを有する。
そして、図1などに示すように、吸排気装置14(吸排気装置14のケーシング26及び吸引カバー27)が、室内ユニット1内部の側面部において、上下方向ならびに奥行方向に延設され、一方、左右方向には、その厚みが小さい扁平形状に形成されて配置されている。また、図5〜図7に示すように、吸引カバー27は、吸込みダクト16に接続された吸込みダクト接続口15と吸排気ファン25への吸込み口29との両者が片面側に開口して臨むように形成され、側面視して、吸込みダクト接続口15の外周部分15aと吸排気ファン25への吸込み口29の外周部分29aとをなだらかにつないだ流路形状(例えば、各種エンジンのピストンを接続するクランク軸を側方から見たようなクランク形状)に形成されている。
なお、上記実施の形態では、吸込みダクト接続口15の外周部分15aと吸排気ファン25への吸込み口29の外周部分29aとを直線的になだらかにつないだ場合を示したが、これに限るものではなく、曲線によりなだらかにつないでもよい。また、吸引カバー27において、吸込みダクト接続口15から吸排気ファン25への吸込み口29への流路が斜め上方に延びるように配置され、また、ケーシング26の下部に設けられた排気口がそのまま方向に延ばされて排気ダクト接続口18を形成している。
この構成において、エアフィルター3の清掃を行なう場合は、例えば、図示しない清掃用ボタンを押すなどすると、吸排気モーター24及びノズル駆動モーター23が駆動する。すると、吸排気装置14が作動した状態で、吸込みノズル17がエアフィルター3の風上側の面に沿って移動し、この際、エアフィルター3に付着した塵埃が、空気とともに、可動シート34に設けた吸込み口35及び、吸引ノズル17に設けた吸込み孔33を通して吸込みノズル17内に吸込まれ、吸込みダクト16から吸排気装置14に吸引された塵埃が、空気とともに排気ダクト19を通して室外に排出される。これにより、エアフィルター3の塵埃を自動で室外に排出することができる。
図8、図9に示すように、吸込みノズル17に開口すると共に室内側空気を換気する換気用孔36を、可動シート34に設けた塵埃を吸込む吸込み口35の可動域から外れた位置に設立させ、換気時は、可動シート駆動用モーター(図示せず)を逆回転させて、可動シート34が、塵埃を吸込む吸込み口35の可動域から外れた方向に移動させ、吸込みノズル17に開口した室内側空気を換気する換気用孔36と可動シート34に設けた換気用吸込み口37が重なり合った開時に、室内側の空気と吸排気装置14が連通するようになっている。
この構成により、この換気用孔36から、室内ユニット1内に流入した室内の空気が吸込まれ、吸排気装置14の吸排気ファン25によってから室外に排出され、室内の空気の換気を容易に行うことができる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、エアフィルターの清掃性能を低下させること無く、安価でしかもコンパクトな構成で、室内の換気が容易にできるもので、空気調和機に限らず、室外に換気可能な環境に設置される機器に対しても適用可能である。
本発明の実施の形態1における空気調和機の室内ユニットの正面外観図 図1のC−C断面図 図1のD−D断面図 同室内ユニットのエアフィルター及びその清掃機構に関する構造を示した斜視図 同室内ユニットに設けられた吸排気装置の簡略的な側面図 同吸排気装置の斜視図 同吸排気装置の概略的な正面断面図 同空気調和機の吸込みノズルの斜視図 同吸い込みノズルに可動シートを組み込んだ斜視図 従来の空気調和機の室内ユニットの正面外観図 図10のA−A断面図 同10のB−B断面図 同室内ユニットのエアフィルター及びその清掃機構に関する構造を示した斜視図 同室内ユニットに設けられた吸排気装置の簡略的な側面図 同吸排気装置の斜視図 同吸排気装置の概略的な正面断面図
符号の説明
14 吸排気装置
17 吸込みノズル
23 駆動用モーター
24 吸排気モーター
25 吸排気ファン
27 吸引カバー
29 吸込み口
30 換気用開口部
31 開閉体
32 開閉用駆動モーター
33 吸込み孔
34 可動シート
35 吸込み口
36 換気用孔
37 換気用吸込み口

Claims (1)

  1. エアフィルターに付着した塵埃を吸込む吸込みノズルと、前記吸込みノズルに連通するように接続された吸排気装置と、前記給排気装置の排気側に接続されると共に、室外と連通する排気ダクトとを備え、前記吸込みノズルは、その長手方向に沿って形成された吸込み孔と、換気用孔と、前記吸込み孔と前記換気用孔を覆うと共に移動可能な可動シートを備え、前記可動シートは、前記吸込み孔と連通すると共に前記エアフィルターに付着した塵埃を吸込むための吸込み口と、換気用吸込み口を備え、前記可動シートを、前記エアフィルターの清掃時の可動域を越えて移動させたときに、前記換気用孔と前記換気用吸込み口が重なり合って連通するようにしたことを特徴とする空気調和機。
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