JP2009293622A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 風力発電装置のローターのローターブレードであって、
   ローターブレードは翼形を有すること、
   ローターブレードは加圧側面および減圧側面を有すること、及び
   前記翼形において、前記加圧側面は凹状に湾曲した部分（以下「凹状湾曲部分」という）を有し、減圧側面は該凹状湾曲部分に対向する領域に直線状の部分を有すること
   を特徴とするローターブレード。
2. 前記翼形は、該翼形の翼弦長において、前縁から２０％から３０％の範囲の位置に最大翼厚を有すること、及び
   該最大翼厚の大きさは、翼弦長の２５％から４０％の範囲内の値であること
   を特徴とする請求項１に記載のローターブレード。
3. 前記翼形のキャンバーラインは、該翼形の翼弦長において、前縁から５５％から７０％の間の範囲の位置に最大キャンバーを有すること
   を特徴とする請求項１または２に記載のローターブレード。
4. 前記最大キャンバーの大きさは、前記翼形の翼弦長の４％から８％の範囲内の値であること
   を特徴とする請求項３に記載のローターブレード。
5. ローターブレードの全長の翼根に近い側の１／３内に、前記翼形が与えられること
   を特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載のローターブレード。
6. ローターブレードは翼根領域で２つの部品からなる構成を備えていること、及び、ローターブレードの縦方向に向いた分離ラインが存在すること、該分離ラインにおいてローターブレードは２つの部品に分離されること
   を特徴とする請求項１〜５のいずれかに記載のローターブレード。
7. ローターブレードの前記２つの部品は、風力発電装置にローターブレードが組み込まれる直前に合体されること
   を特徴とする請求項６に記載のローターブレード。
8. ローターブレードの前記２つの部品は、ローターブレードの輸送時には分離されていること
   を特徴とする請求項６または７に記載のローターブレード。
9. 前記翼形における前記加圧側面の周長さに対する前記減圧側面の周長さの比は、１．２未満であること
   を特徴とする請求項１〜８のいずれかに記載のローターブレード。
10. 請求項１〜９のいずれかに記載の少なくとも１つのローターブレードを有する風力発電装置であって、
    該少なくとも１つのローターブレードが取り付けられるローターハブを有し、該ローターハブはハブクラッドを有すること、
    前記ハブクラッドの外周に構造が備えられ、該構造の上端面はローターブレードの翼根の下端面に対応し、前記構造はハブクラッドに固定的に結合されていること、
    前記構造は、公称の風速での入射角にローターブレードが設定された時に該構造がローターブレードの直下にあるようにハブクラッド上に配置され、その際、該構造の上端面とローターブレードの下端面との間に小さい間隔のみが存在すること
    を特徴とする風力発電装置。
11. 前記構造は、該構造がローターブレードの直下にあるとき該構造がローターブレードの一部として機能する形状を有すること
    を特徴とする請求項１０に記載の風力発電装置。
12. 前記少なくとも１つのローターブレードは、翼根領域で最大の翼弦長を有すること、及び、ローター径に対する最大翼弦長の比は０．０５から０．１の範囲内の値であること
    を特徴とする請求項１０または１１に記載の風力発電装置。
13. 風力発電装置は、更に、ローターに接続される発電機を収納するマシンハウジングを備えること、
    ローターは少なくとも２つのローターブレードを含むこと、
    前記ハブクラッドは、スピナーとして構成されること、及び、
    前記スピナーの直径に対する該少なくとも２つのローターブレードの各々の最大翼弦長の比は０．５〜１の範囲の値であること
    を特徴とする請求項１０〜１２のいずれかに記載の風力発電装置。