JP2009291169A - 魚釣用リール巻取り駆動機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】スプールを駆動する際に、海水、河川水、湖水、結露水などの液体や、魚釣用糸等のコーティング剤が駆動力伝達軸やスプール本体、押圧面などに付着することによる巻き上がり不良を防止する。
【解決手段】駆動面4が、駆動面4から反対側の側面に向かった開口部を有する孔を、ディスク3の円周方向及び放射線方向に複数空けたものであって、孔を介して駆動面4上の水及び/又は油を排除する機能を付与し、孔に起因する摩擦抵抗により、駆動面4上における駆動ローラー5のスリップを抑制する機能を付与。
【選択図】図1
【解決手段】駆動面4が、駆動面4から反対側の側面に向かった開口部を有する孔を、ディスク3の円周方向及び放射線方向に複数空けたものであって、孔を介して駆動面4上の水及び/又は油を排除する機能を付与し、孔に起因する摩擦抵抗により、駆動面4上における駆動ローラー5のスリップを抑制する機能を付与。
【選択図】図1
Description
本発明は、魚釣用リール巻取り駆動機構に関する。
従来の技術においては、通常、魚釣用電動リールは、回転駆動力をスプールに伝達する際には、ギアが使われていた。
従来の技術においては、動力伝達機構において、ギアではなく、駆動ローラーを使用する技術もあった。
動力伝達機構に駆動ローラーを使用するという従来の技術においては、魚釣用電動リールは、動力伝達機構に液体等が入らない技術(Oリング、シール)がある。
特開平10−191844号公報
特開2002−223673号公報
従来の技術においては、動力伝達機構において、ギアではなく、駆動ローラーを使用する技術もあった。
動力伝達機構に駆動ローラーを使用するという従来の技術においては、魚釣用電動リールは、動力伝達機構に液体等が入らない技術(Oリング、シール)がある。
しかしながら、動力伝達機構に駆動ローラーを使用した魚釣用電動リールの従来の技術においては、以下のような問題があった。
[従来の技術における問題点〜その1]
動力伝達機構に液体等が入らない技術(Oリング、シール)を使わず、スプールを駆動する際に海水、河川水、湖水、結露水などの液体や、魚釣用糸等のコーティング剤が駆動力伝達軸やスプール本体、押圧面(駆動面)などに付着するとスリップを起こしスプール本体が巻き上がり不良を起こすという問題があった。これは、たとえばワカサギなどの大きな群れにあたり、手返しの必要な時間帯の巻き上がり不良は、釣り人にとって大変な問題であった。
動力伝達機構に液体等が入らない技術(Oリング、シール)を使わず、スプールを駆動する際に海水、河川水、湖水、結露水などの液体や、魚釣用糸等のコーティング剤が駆動力伝達軸やスプール本体、押圧面(駆動面)などに付着するとスリップを起こしスプール本体が巻き上がり不良を起こすという問題があった。これは、たとえばワカサギなどの大きな群れにあたり、手返しの必要な時間帯の巻き上がり不良は、釣り人にとって大変な問題であった。
[従来の技術における問題点〜その2]
上記した問題点を解決すべく、動力伝達機構に駆動ローラーを採用せずに、ギアにより駆動力伝達軸からスプール本体に動力を伝達しようとすると、騒音や振動が発生するという問題があった。これは、静かな釣を楽しむ釣り人にとって、自分や近隣の釣り人による騒音や振動は大変な不快感であった。
上記した問題点を解決すべく、動力伝達機構に駆動ローラーを採用せずに、ギアにより駆動力伝達軸からスプール本体に動力を伝達しようとすると、騒音や振動が発生するという問題があった。これは、静かな釣を楽しむ釣り人にとって、自分や近隣の釣り人による騒音や振動は大変な不快感であった。
本願発明は、上記した従来の技術における問題点に鑑み、鋭意検討した研究開発をした結果完成された。
本願発明が解決しようとする課題は、以下のとおりである。
本願発明が解決しようとする課題は、以下のとおりである。
[発明が解決しようとする課題〜その1]
第1の発明が解決しようとする課題は、スプールを駆動する際の押圧面(駆動面)に海水、河川水、湖水、結露水などの液体や、魚釣用糸等のコーティング剤が駆動力伝達軸やスプール本体、押圧面などに付着するとスリップを起こしスプール本体が巻き上がり不良を起こすという問題を解消することである。
第1の発明が解決しようとする課題は、スプールを駆動する際の押圧面(駆動面)に海水、河川水、湖水、結露水などの液体や、魚釣用糸等のコーティング剤が駆動力伝達軸やスプール本体、押圧面などに付着するとスリップを起こしスプール本体が巻き上がり不良を起こすという問題を解消することである。
[発明が解決しようとする課題〜その2]
第2の発明が解決しようとする課題は、上記した問題点を解決すべく、騒音や振動が発生するという問題を解消し、駆動軸からスプールへの動力伝達を確実にさせ低振動、静寂性を提供することである。
第2の発明が解決しようとする課題は、上記した問題点を解決すべく、騒音や振動が発生するという問題を解消し、駆動軸からスプールへの動力伝達を確実にさせ低振動、静寂性を提供することである。
[発明が解決しようとする課題〜その3]
第3の発明が解決しようとする課題は、押圧面(駆動面)を、材料に限定されること無く、容易、かつ安定して製造できる製造方法及び、駆動軸からスプールへの動力伝達を確実にさせる方法を提供することである。
第3の発明が解決しようとする課題は、押圧面(駆動面)を、材料に限定されること無く、容易、かつ安定して製造できる製造方法及び、駆動軸からスプールへの動力伝達を確実にさせる方法を提供することである。
本出願に係る発明は、以下に示す第1発明〜第5発明である。
[第1発明]
駆動面(4)又は駆動面(4´)が、
駆動面(4)又は駆動面(4´)から反対側の側面に向かった開口部を有する孔を、
ディスク(3)の円周方向及び放射線方向に複数空けたものであって、
孔を介して駆動面(4)又は駆動面(4´)上の水及び/又は油を排除する機能を付与し、
孔に起因する摩擦抵抗により、駆動面(4)又は駆動面(4´)上における駆動ローラー(5)のスリップを抑制する機能を付与したことを特徴とする、魚釣用リール巻取り駆動機構。
駆動面(4)又は駆動面(4´)が、
駆動面(4)又は駆動面(4´)から反対側の側面に向かった開口部を有する孔を、
ディスク(3)の円周方向及び放射線方向に複数空けたものであって、
孔を介して駆動面(4)又は駆動面(4´)上の水及び/又は油を排除する機能を付与し、
孔に起因する摩擦抵抗により、駆動面(4)又は駆動面(4´)上における駆動ローラー(5)のスリップを抑制する機能を付与したことを特徴とする、魚釣用リール巻取り駆動機構。
[第2発明]
孔が、駆動面(4)又は駆動面(4´)上における駆動ローラー(5)の接触長さの1〜80%の直径を有するものであることを特徴とする、
[第1発明]に記載した魚釣用リール巻取り駆動機構。
孔が、駆動面(4)又は駆動面(4´)上における駆動ローラー(5)の接触長さの1〜80%の直径を有するものであることを特徴とする、
[第1発明]に記載した魚釣用リール巻取り駆動機構。
[第3発明]
[第1発明]又は[第2発明]に記載した魚釣用リール巻取り駆動機構。
[第1発明]又は[第2発明]に記載した魚釣用リール巻取り駆動機構。
[第4発明]
孔が、一の孔の中心と、隣接する他の孔の中心の距離が直径の100〜1000%であることを特徴とする、
[第1発明]乃至[第3発明]の何れかに記載した魚釣用リール巻取り駆動機構。
孔が、一の孔の中心と、隣接する他の孔の中心の距離が直径の100〜1000%であることを特徴とする、
[第1発明]乃至[第3発明]の何れかに記載した魚釣用リール巻取り駆動機構。
[第5発明]
孔の深さが、駆動面(4)又は駆動面(4´)の厚みの0.01〜100%であることを特徴とする、
[第1発明]乃至[第4発明]の何れかに記載した魚釣用リール巻取り駆動機構。
孔の深さが、駆動面(4)又は駆動面(4´)の厚みの0.01〜100%であることを特徴とする、
[第1発明]乃至[第4発明]の何れかに記載した魚釣用リール巻取り駆動機構。
[第6発明]
駆動面(4)又は駆動面(4´)が、
放射状に渦巻き状の溝を複数付与した形状の表面を有し、溝を介して駆動面(4)又は駆動面(4´)上の水及び/又は油を遠心力により排除する機能を付与し、
溝に起因する摩擦抵抗により、駆動面(4)又は駆動面(4´)上における駆動ローラー(5)のスリップを抑制する機能を付与したことを特徴とする魚釣用リール巻取り駆動機構。
駆動面(4)又は駆動面(4´)が、
放射状に渦巻き状の溝を複数付与した形状の表面を有し、溝を介して駆動面(4)又は駆動面(4´)上の水及び/又は油を遠心力により排除する機能を付与し、
溝に起因する摩擦抵抗により、駆動面(4)又は駆動面(4´)上における駆動ローラー(5)のスリップを抑制する機能を付与したことを特徴とする魚釣用リール巻取り駆動機構。
[第7発明]
溝が、
駆動面(4)又は駆動面(4´)上における駆動ローラー(5)の接触長さの1〜80%の溝幅を有するものであることを特徴とする、
[第6発明]に記載した魚釣用リール巻取り駆動機構。
溝が、
駆動面(4)又は駆動面(4´)上における駆動ローラー(5)の接触長さの1〜80%の溝幅を有するものであることを特徴とする、
[第6発明]に記載した魚釣用リール巻取り駆動機構。
[第8発明]
溝が、
渦巻き状になっている隣との溝の中心間隔は、溝幅の100〜1000%の長さの間隔であることを特徴とする、
[第6発明]又は[第7発明]に記載した魚釣用リール巻取り駆動機構。
溝が、
渦巻き状になっている隣との溝の中心間隔は、溝幅の100〜1000%の長さの間隔であることを特徴とする、
[第6発明]又は[第7発明]に記載した魚釣用リール巻取り駆動機構。
[第9発明]
溝の深さが、駆動面(4)又は駆動面(4´)の厚みの0.01〜100%であることを特徴とする、
[第6発明]乃至[第8発明]の何れかに記載した魚釣用リール巻取り駆動機構。
溝の深さが、駆動面(4)又は駆動面(4´)の厚みの0.01〜100%であることを特徴とする、
[第6発明]乃至[第8発明]の何れかに記載した魚釣用リール巻取り駆動機構。
本願発明により奏される効果、以下のとおりである。
[発明の効果〜その1]
第1の発明の効果は、スプール本体の一部を押圧面(駆動面)として利用していたために、スプールを駆動する際に海水、河川水、湖水、結露水などの液体や、魚釣用糸等のコーティング剤が駆動力伝達軸やスプール本体、押圧面などに付着するとスリップを起こしスプール本体が巻き上がり不良を起こすという問題を解消することができることである。
第1の発明の効果は、スプール本体の一部を押圧面(駆動面)として利用していたために、スプールを駆動する際に海水、河川水、湖水、結露水などの液体や、魚釣用糸等のコーティング剤が駆動力伝達軸やスプール本体、押圧面などに付着するとスリップを起こしスプール本体が巻き上がり不良を起こすという問題を解消することができることである。
[発明の効果〜その2]
第2の発明の効果は、上記した問題点を解決すべく、騒音や振動が発生するという問題を解消し、押圧面(駆動面)と駆動ローラーとの動力伝達を確実にさせ低振動、静寂性を提供することできることである。
第2の発明の効果は、上記した問題点を解決すべく、騒音や振動が発生するという問題を解消し、押圧面(駆動面)と駆動ローラーとの動力伝達を確実にさせ低振動、静寂性を提供することできることである。
[発明の効果〜その3]
第4の発明の効果は、駆動面(4)又は駆動面(4´)を、材料に限定されること無く、容易、かつ安定して製造できる製造方法及び、直交する二軸間で動力伝達を確実にさせる方法を提供することができることである。
第4の発明の効果は、駆動面(4)又は駆動面(4´)を、材料に限定されること無く、容易、かつ安定して製造できる製造方法及び、直交する二軸間で動力伝達を確実にさせる方法を提供することができることである。
上記した課題を解決するためには、好ましくは、本発明に係る駆動面(4)又は駆動面(4´)の製造方法は、その面をNC旋盤または、汎用旋盤、小型旋盤などで形成することができる。
また、上記課題を解決するためには、本発明に係る駆動面(4)又は駆動面(4´)の製造方法はマシニングセンター、NCフライス盤、ボール盤などにて形成することができる。
また、上記課題を解決するためには、本発明に係る駆動面(4)又は駆動面(4´)の製造方法はマシニングセンター、NCフライス盤、ボール盤などにて形成することができる。
また、上記した課題を解決するために、本発明に係る駆動面(4)又は駆動面(4´)の製造方法は、駆動面(4)又は駆動面(4´)を成形するために用いられる金型、又は駆動面成形用の金型を製作するための金型製作用電極をNC旋盤、小型旋盤、マシニングセンター、NCフライス盤、ボール盤にて形成することができる。
上記したように、駆動面(4)又は駆動面(4´)は、マシニングセンター、NCフライス盤、ボール盤にて切削加工されるため、あらかじめ駆動面(4)又は駆動面(4´)形状を解析しておくことで、様々な形状の駆動面(4)又は駆動面(4´)が容易に製造できると共に、マシニングセンター、NCフライス盤、ボール盤の工具で切削加工を行なうことから、任意の材料の駆動面(4)又は駆動面(4´)を形成することが可能となる。
実施例1として、本願発明に係る魚釣用電動リールの駆動ローラーを使用した動力伝達機構の最も好ましい形態を、図1乃至図6に示した。
実施例1として、本願発明に係る魚釣用電動リールの駆動ローラーを使用した動力伝達機構について、図1及び図2により以下に説明する。
実施例1として、本願発明に係る魚釣用電動リールの駆動ローラーを使用した動力伝達機構について、図1及び図2により以下に説明する。
図1は、本発明に係る孔や溝を備えた駆動面(4)又は駆動面(4´)の魚釣用スプールを後方から見た部分断面図である。
図2は、本発明に係る孔や溝を備えた駆動面(4)又は駆動面(4´)の魚釣用スプールを後方から見た部分断面図及び側面図である。
本発明駆動面(4)又は駆動面(4´)は、魚釣用スプールに装着するためには一体化加工または、駆動面(4)又は駆動面(4´)、スプール別物を組み立てる方法がある。
図1及び図2において、本願発明に係る魚釣用電動リールの駆動ローラーを使用した動力伝達機構は、スプール(1)、フランジ(2a、2b)、ディスク(3)、駆動面(4)又は駆動面(4´)、駆動ローラー(5、ローラーの材質は、スリップしにくい軟質ゴム・硬質ゴム等である。)、出力軸(6、モーター等によって駆動される)、軸受け(7)、ベアリング嵌入部(8a、8b)等によって構成される。
NC旋盤、小型旋盤、マシニングセンター、NCフライス盤に結合されている数値制御装置には、予め解析された駆動面(4)又は駆動面(4´)形状が入力されており、この入力された情報に基づいて駆動面(4)又は駆動面(4´)の切削が行なわれる。この場合、駆動面に孔あけ切削、溝加工を行なうことで排水効果、駆動面と穴、溝とのエッジによるグリップ効果で最終的に駆動面(4)又は駆動面(4´)が作成される。
以上のように、NCフライス盤などを用いて、駆動面(4)又は駆動面(4´)を直接加工するため、従来のように、1回の加工で成形品が出来上がるため、製造工程時における誤差が発生し難く、精度の高い製品を安定して生産することができ、その製造工程も簡略化される。
また、このような駆動面(4)又は駆動面(4´)が用いられる魚釣用電動リールは、魚が掛かった際の巻取り時に、駆動面(4)又は駆動面(4´)と駆動軸に水滴がかかるという特徴があるため、グリップ性能が良い方法を用いることが望ましいが、従来の製法では、上述したように、旋盤加工のみで駆動面が均一面の為グリップ性能が極端に悪化することから回転性能が低下するという問題があった。
駆動面(4)又は駆動面(4´)の素材は、特に限定されるものではないが、一般的には、金属材料、プラスチック材料等が好ましく用いられ、より好ましくは、アルミニウム、真鍮、ステンレススチール(SUS)、チタン、チタン合金、銅合金、樹脂、プラスチック等、又、前記の材料に限定されること無く各種の材料を用いることができる。
魚釣用リールの場合、一般的には、軽量化、小型化を図ることを目的として、比重の軽い素材を使うことが望ましい。
魚釣用リールの場合、一般的には、軽量化、小型化を図ることを目的として、比重の軽い素材を使うことが望ましい。
駆動面(4)又は駆動面(4´)の加工方法は、特に限定されるものではないが、一般的には、CADデータに基づき駆動面形状を数値的に解析し、その数値データから得たプログラムデータをNCフライス盤に入力することによって、駆動面を形成することができ、穴、溝の数、大きさ、配置については入力データを変更するだけで、多種多様な駆動面を容易に製造することができる。
バリ取りに関してもデータの初期入力で対応することができるため、一工程で駆動面の仕上げが可能となり、精度の高い製品を容易に得ることが可能である。
バリ取りに関してもデータの初期入力で対応することができるため、一工程で駆動面の仕上げが可能となり、精度の高い製品を容易に得ることが可能である。
なお、上述した切削加工によれば、従来の押圧面(駆動面)に加工することにより発明効果〜その1、その2、その3を可能とすることができる。
1 スプール
2a フランジ
2b フランジ
3 ディスク
4 駆動面(ディスク側)
4´駆動面(フランジ側)
5 駆動ローラー (ローラーの材質は、スリップしにくい軟質ゴム・硬質ゴム等である。)
6 出力軸 (モーター等によって駆動される)
7 軸受け
8a ベアリング嵌入部
8b ベアリング嵌入部
2a フランジ
2b フランジ
3 ディスク
4 駆動面(ディスク側)
4´駆動面(フランジ側)
5 駆動ローラー (ローラーの材質は、スリップしにくい軟質ゴム・硬質ゴム等である。)
6 出力軸 (モーター等によって駆動される)
7 軸受け
8a ベアリング嵌入部
8b ベアリング嵌入部
Claims (8)
- 駆動面(4)又は駆動面(4´)が、
駆動面(4)又は駆動面(4´)から反対側の側面に向かった開口部を有する孔を、
ディスク(3)の円周方向及び放射線方向に複数空けたものであって、
孔を介して駆動面(4)又は駆動面(4´)上の水及び/又は油を排除する機能を付与し、
孔に起因する摩擦抵抗により、駆動面(4)又は駆動面(4´)上における駆動ローラー(5)のスリップを抑制する機能を付与したことを特徴とする、魚釣用リール巻取り駆動機構。 - 孔が、
駆動面(4)又は駆動面(4´)上における駆動ローラー(5)の接触長さの1〜80%の直径を有するものであることを特徴とする、
請求項1に記載した魚釣用リール巻取り駆動機構。 - 孔が、
一の孔の中心と、隣接する他の孔の中心の距離が直径の100〜1000%であることを特徴とする、
請求項1又は2に記載した魚釣用リール巻取り駆動機構。 - 孔の深さが、
駆動面(4)又は駆動面(4´)の厚みの0.01〜100%であることを特徴とする、
請求項1乃至3の何れかに記載した魚釣用リール巻取り駆動機構。 - 駆動面(4)が、
放射状に渦巻き状の溝を複数付与した形状の表面を有し、溝を介して駆動面(4)又は駆動面(4´)上の水及び/又は油を遠心力により排除する機能を付与し、
溝に起因する摩擦抵抗により、駆動面(4)又は駆動面(4´)上における駆動ローラー(5)のスリップを抑制する機能を付与したことを特徴とする、魚釣用リール巻取り駆動機構。 - 溝が、
駆動面(4)又は駆動面(4´)上における駆動ローラー(5)の接触長さの1〜80%の溝幅を有するものであることを特徴とする、
請求項5に記載した魚釣用リール巻取り駆動機構。 - 溝が、
渦巻き状になっている隣との溝の中心間隔は、溝幅の100〜1000%の長さの間隔であることを特徴とする、
請求項5又は6に記載した魚釣用リール巻取り駆動機構。 - 溝の深さが、
駆動面(4)又は駆動面(4´)の厚みの0.01〜100%であることを特徴とする、
請求項6乃至8の何れかに記載した魚釣用リール巻取り駆動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008150804A JP2009291169A (ja) | 2008-06-09 | 2008-06-09 | 魚釣用リール巻取り駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008150804A JP2009291169A (ja) | 2008-06-09 | 2008-06-09 | 魚釣用リール巻取り駆動機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009291169A true JP2009291169A (ja) | 2009-12-17 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008150804A Pending JP2009291169A (ja) | 2008-06-09 | 2008-06-09 | 魚釣用リール巻取り駆動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113728988A (zh) * | 2017-12-12 | 2021-12-03 | 古洛布莱株式会社 | 钓鱼用旋压式卷线器 |
-
2008
- 2008-06-09 JP JP2008150804A patent/JP2009291169A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113728988A (zh) * | 2017-12-12 | 2021-12-03 | 古洛布莱株式会社 | 钓鱼用旋压式卷线器 |
CN113728988B (zh) * | 2017-12-12 | 2023-11-14 | 古洛布莱株式会社 | 钓鱼用旋压式卷线器 |
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