JP2009291165A - ペット用冷暖房装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハムスターなどの小動物や犬や猫が涼む習性に合わせた、寝そべって身体を冷やすことができる熱伝導板を備えた冷暖房装置。
【解決手段】ペットの巣箱や飼育ケースの底面全体あるいは一部に当接させ、該当接された床面を熱伝導で熱を伝導させることができる、あるいは犬や猫が寝そべる熱伝導板と、この熱伝導板に吸熱側を取り付けたぺルチェ素子と、このぺルチェ素子の放熱側に取り付けた放熱板と、前記ぺルチェ素子の駆動装置とからなることを特徴とする犬や猫の冷暖房装置であり、少なくとも電源部を、前記冷暖房装置の本体に搭載しないで別に設け、前記駆動装置と前記冷暖房装置の本体の間は低電圧少電流のDCコードで接続して冷暖房装置本体には100Vを流さないことで、犬や猫の齧りやいたずらや汚しなどによる感電事故の防止策とした冷暖房装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、犬や猫用の冷暖房装置に関する。
暑さに弱いペット、特にハムスターなどの小動物や犬や猫の暑さ対策は室内用エアコンに頼る場合が多い。これは、人が居ない時にもエアコンを稼働させなければならず、極めて不経済であり環境にも悪いうえに、部屋を締め切る必要上り犬や猫を閉じ込めておくことになるという欠点があった。
ハムスターなど哺乳類の小動物や犬や猫は体毛があり汗腺が少ないために、エアコンの涼風や扇風機の風で、人間が涼むような涼感を感じることができない。暑いときに彼らは、温度の低い床や地面を探してそこに寝そべって体温を床や地面に逃がして暑さを凌ぐという涼み方をする習性がある。
このような習性に合わせた涼みができる石板や金属の板が市販されているが、短時間しか効果が無い。これは、体温を逃がす能力が少ないために、冷却効果が持続しない欠点による。
また、冷やした保冷剤を使用する水枕的なものもあるが効果の持続時間に限りがあるなど維持管理に手間がかかるという欠点があった。
さらに、冷え具合を人が一方的に決めているために、ハムスターなどの小動物や犬や猫が涼みたいときに涼むという選択ができなかったし、ハムスターなどの小動物が好む温度をハムスターなどの小動物自身が選択することができないという問題があった。
また、電気式の冷却プレートが普及しないのは、構造が複雑になり安価に製造することが出来ないことと、電気機器の場合に、ハムスターや犬や猫の齧りやいたずらや汚しの程度の予想が付きにくく、有効な安全策が採りにくいという問題があった。
特許第3791219号
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、ハムスターなどの小動物や犬や猫が習性に合った涼み方ができるペット用冷暖房装置を提供することを目的としている。
そして、冷暖房のために犬や猫を部屋に閉じ込める必要が無く、野外も含む開かれた空間で使用することができてしかもエネルギーの効率の良いペット用冷暖房装置を提供することを目的としている。
さらに、ハムスターなどの小動物や犬や猫のいたずら対策もできて安全で維持管理が簡単で安価に製造することができるペット用冷暖房装置を提供することを目的としている。
そして、巣箱や飼育ケースの床に温度の異なった場所を作って、ハムスターなどの小動物が好む温度を、ハムスターなどの小動物自身が選ぶことが出来る冷暖房装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明はペットの巣箱や飼育ケースの底面全体あるいは一部に当接させ、該当接された床面を熱伝導で熱を伝導させることができる、あるいはペットの犬や猫がねそべることができる熱伝導板と、この熱伝導板に吸熱側を取り付けたぺルチェ素子と、このぺルチェ素子の放熱側に取り付けた放熱板と、前記ぺルチェ素子の駆動装置とでペット用冷暖房装置を構成されている。
さらに、ハムスターなどの小動物や犬や猫の齧りやいたずらや汚しなどによる100Vの感電事故の防止策として、駆動装置の少なくとも電源部をペット用冷暖房装置本体に搭載しないで別に設けて、前記ペット用冷暖房装置本体には低電圧少電流のDCコードを接続して100Vを流さない構造を構成している。
さらに、上記ペット用冷暖房装置と、犬小屋あるいは犬用サークルあるいは猫の寝床あるいはハムスターなどの小動物用飼育ケースを組み合わせることで、冷暖房装置を備えた犬小屋あるいは犬用サークルあるいは猫の寝床あるいはハムスターなどの小動物用飼育ケースを構成している。
以下の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)ハムスターなどの小動物や犬や猫が暑いときには温度の低い床や地面に寝そべって涼むという習性に合わせた理想的な涼み方ができるペット用冷暖房装置ができる。
(2)ハムスターなどの小動物や犬や猫が、冷暖房の部屋に閉じ込められることがなく、涼みたいときに自分の意思で涼むことができる。
(3)巣箱や飼育ケースの底に熱伝導板を当接させる位置を調整することで、巣箱や飼育ケースの中に強冷の床、中冷の床、弱令の床、冷やさない床などの温度差を作り分けることができる。したがって、ハムスターなどの小動物が好みの温度を選ぶことができる。なお、このことを本明細書の図10ないし図14で詳しく説明している。
(4)100Vが流れる電源コードや駆動装置の少なくとも電源部をペット用冷暖房装置本体に搭載しないことができる。したがって、犬や猫に触れる可能性のあるコードにも、冷暖房装置本体にも、感電事故が起こらない低電圧少電流だけが流れるようにできる。したがって、ハムスターなどの小動物や犬や猫の齧りやいたずらや汚れなどの予想外のいたずらによる破壊に強く、100Vの感電事故が発生することがない。
(5)特に、犬小屋や犬用サークルの場合には、熱伝導板以外の構成部分を小屋やサークルの外側に配置することができる。したがって、放熱板や駆動装置を犬から隔離することができる。
(6)前記(1)ないし(5)から、ハムスターなどの小動物や犬や猫にとって快適で、安全で、しかも清潔に使用することができる理想の冷暖房装置ができる。
(7)さらに、本発明のペット用冷暖房装置を床に取り付ければ、ペット用冷暖房装置付きの犬小屋、犬用サークル、猫の寝床、ハムスターなどの小動物用飼育ケースなどを作ることが出来る。
(8)本発明のペット用冷暖房装置は、冷気あるいは暖気を使用する冷暖房方式ではない。したがって、部屋を開放状態で使用でき、大電力を必要としない。したがって、野外も含む開かれた空間で使用することができてしかもエネルギーの効率の良く経済的に使用できる。
(9)本発明の冷暖房装置は、熱交換手段にぺルチェ素子を用いている。したがって、フロン・アンモニアなどの冷媒やコンプレッサーが不要である。したがって、単純な構造にすることが出来る。
(10)本発明のペット用冷暖房装置の温度設定は、熱伝導板の温度を冷房時には最大でも15℃程度下げればよく、暖房時には最大でも20度程度上げれば良い。したがって、放熱板の面積の大部分を、使用者が触って火傷をする心配のない温度に設定できる。したがって、強制冷却しなくても使用できる。したがって、冷却ファンのような可動部分を含んだ強制冷却放熱ユニットが不要である。したがって、部品点数をさらに少なくすることが出来る。
(11)前記(9)ないし(10)から、可動部分がない単純な構造にすることが出来るので、安価に製造することが出来る。
(12)スイッチの切り替えだけで冷房用・暖房用の兼用が出来る。したがって、夏と冬と同じ装置を使用できる。
前記により、保守取り扱いが簡便で経済的に使用できて、人にも、ハムスターなどの小動物や犬や猫にも安全なペット用冷暖房装置が出来る。
フロンなどの冷媒を使わず、コンプレッサーや冷却ファンなど可動部を一切使わない最少の部品点数で、単純な構造のペット用冷暖房装置を実現した。
以下、図面に示す本発明を実施するための最良の形態により、本発明を詳細に説明する。なお、図面において、ネジや接着剤などの固定方法は省略してある。また、ペット用冷暖房装置を単に冷暖房装置と省略して表現している場合もある。
図1ないし図14に示す本発明を実施するための最良の第一の形態において、1はペットの巣箱や飼育ケース用の冷暖房装置で、この冷暖房装置1は、巣箱や飼育ケースの底面全体あるいは一部に当接させてその床面を冷やしたり暖めたりする熱伝導板2と、この熱伝導板2を冷やしたり暖めたりするために吸熱面側を熱伝導板2に取り付けたぺルチェ素子3と、このぺルチェ素子3の放熱側に取り付けて放・吸熱する放熱板4と、ぺルチェ素子の駆動装置19とで構成されている。
熱伝導板2は、材質は銅やアルミニウムや銅合金やアルミニウム合金やマグネシウム合金などの熱伝導率の高い金属あるいはグラファイト系などの熱伝導率の高い物質を用いる。なお、下面には断熱塗料を塗る場合もあるが図では省略する。
熱伝導板2の厚さは、材質と大きさの関係で決める。厚いほど大きな熱拡散力が得られ、温度ムラも軽減する。しかし、厚さが増せばコスト高になるし重くなるのでバランスが必 要である。
本発明のペット用冷暖房装置は、温度設定を、熱伝導板の温度を冷房時には最大でも15℃程度下げればよく、暖房時には最大でも20度程度上げれば良い。したがって、放熱板の面積の大部分を、使用者が触って火傷をする心配のない温度に設定できる。
熱伝導板2はアルミニウム板を使用して、大きさが縦200mm×横300mmの平板であり厚さが3mmである。この大きさの場合、銅板であれば2mm以上が目安でアルミニウム板であれば3mm以上が目安になる。
放熱板4は、ぺルチェ素子3の放熱を自然放熱する本発明の重要な構成要素である。小さなぺルチェ素子3から出る熱を大きな放熱板4全体に拡散するために材質と厚さが重要であり、放熱板4に広い放熱面積と大きな熱拡散力を持たせることで、ぺルチェ素子3の自然放熱を可能にしている。実施例1の放熱板4はアルミニウム板を使用して、大きさが縦200mm×横300mmの平板であり厚さが3mmである。
但し、熱伝導板2と放熱板4の形状は、冷暖房の対象となる巣箱や飼育ケースの形状によって異なるので、上記の材質・厚さ・寸法・形状などを限定するものではない。
放熱板4の冷却は自然冷却であり、ファンなどの可動装置を用いない。実施例1ではペルチェ素子3から約1センチ離れたところから放熱板4をL字型に曲げて立てている。放熱板4は立てることによって温まった空気が表面を速く流れるので高い放熱効果を得ることができる。
放熱板4の自然放熱効果は、放熱板の形状によって大きく変わる。波型にして放熱面積を大きくするとか、縦に通気路を設けて煙突効果で空気の流れを促進するなど、この件は別の実施例で詳しく述べる。
5は熱交換部であり、熱伝導板2と放熱板4がぺルチェ素子3を挟んだサンドイッチ構造で構成している。ぺルチェ素子の固定方法は熱伝導板2と放熱板4による圧着であるが、粘着性の熱伝導シートを一面又は両面に使用する場合もある。
7は放熱板固定部であり、実施例1の放熱板4の固定方法は熱伝導板2に放熱板4を固定する構造で構成されている。放熱板4が断熱材6を挟んで熱伝導板2に固定され冷暖房装置として一体化している。固定はボルト・ナットや接着剤などを用いる。この固定方法は、アングルなどの部品を必要としないので単純な構造にすることが出来る特長がある。但しL字型のアングルを介して熱伝導板と放熱板を固定する方法などもあり、放熱板の固定方法や形状については、図が限定するものではない。
8は切り込み部である。ぺルチェ素子3に近い場所では、最も冷えている熱伝導板2と最も温まっている放熱板4とが数ミリの間隔で対面しているために、この部分で熱干渉による熱損失が起きる。これを避けるために、対面部分の双方あるいはどちらか一方に切り込み部分を設けたものである。なお、切り込み部8を設けずに熱伝導板と放熱板の対面部分に断熱材を挟むあるいは充填する方法も効果があり、切り込み部を設けながら、残った対面部分には断熱材を併用する方法もある。切り込みの形状については、図が限定するものではない。
さらに、この切り込み部は放熱板固定部7方向に拡散する熱を遮断して放熱板固定部7で起こる熱干渉を軽減する効果を担う。
19はぺルチェ素子3の駆動装置であり、駆動装置箱20と、電源コード21と、低電圧DCコード22とで構成されている。駆動装置は家庭のコンセントから100Vの交流を受けて、約3V〜15V程度の直流電流をぺルチェ素子3に供給する。23は冷暖房切替スイッチであり冷暖房の切り替えは直流電流の極性を切り替えることで行う。
図1に示す、本発明を実施するための最良の形態の斜視図おいて、1は本発明の冷暖房装置であり、熱伝導板2とぺルチェ素子3と放熱板4とが一体になった冷暖房装置本体10と、駆動装置19とで構成されている。
なお、図1には駆動装置19を表示しているが、以降の図面及び他の実施例を説明する図面においても、必要な場合を除き駆動装置の表示は省略する。
図2に示す本発明を実施するための最良の形態の熱伝導板の斜視図において、図1から放熱板4を取り除いた状態の斜視図であり、熱伝導板2と熱伝導板に設けた切り込み部8と熱伝導板側の熱交換部5とぺルチェ素子3とで構成されている。
図3に示す本発明を実施するための最良の形態の熱伝導板の平面図において、図2の熱伝導板2を説明している。熱交換部5とぺルチェ素子3の位置、切り込み部8の形状や位置を詳しく説明している。熱交換部5はぺルチェ素子3の熱拡散効果を高めるために台形をしている。一方、放熱板固定部7への直接的な熱の流れを遮断するためには切り込みを深くする必要がある。このことが、切り込み部を楔型にしてある主な理由である。したがって、ぺルチェ素子3側の熱拡散面積が確保されて、切り込みの深さがあれば、その形状は楔形に限らない。
図4に示す本発明を実施するための最良の形態の放熱板の斜視図において、図1の放熱板の斜視図である。熱伝導板と同様に楔形の切り込み部8を設け、放熱板の大部分をL字型に折り曲げて立てにしていることを説明している。
図5に示す本発明を実施するための最良の形態の放熱板の平面図において、図4の放熱板を説明している。熱交換部5とぺルチェ素子3の位置、切り込み部8の形状や位置を詳しく説明している。熱交換部5はぺルチェ素子3の熱拡散効果を高めるために台形をしている。一方、放熱板固定部7への直接的な熱の流れを遮断するためには切り込みを深くする必要がある。このことが、切り込み部8を楔型にしてある主な理由である。したがって、ぺルチェ素子3側の熱拡散面積が確保されて、切り込みの深さがあれば、その形状は楔形に限らない。
図6に示す本発明を実施するための最良の形態の冷暖房装置の平面図において、図6は、図3と図5を重ねた、つまり実際に組み合わせた状態を示している。熱伝導板2の上にぺルチェ素子3その上に放熱板4が重なって熱交換部5が形成される。切り込み部8が放熱板固定部7への直接的な熱伝導を遮断している状態を説明している。
図7に示す図6の7−7線に沿う断面図において、熱伝導板2を平面にして、ここにぺルチェ素子3の吸熱側を下にして載せ、ぺルチェ素子3の放熱側に放熱板4を載せた熱交換部5のサンドイッチ構造を詳細に説明している。放熱板固定部7では、下から熱伝導板2断熱材6放熱板4のサンドイッチ構造になって放熱板4が熱伝導板2に固定されている。熱交換部5と放熱板固定部7の間は切り込み部8によって熱の直接伝導が遮断されている。
図から解る通り、放熱板固定部7はぺルチェ素子3から離れた場所が良い。これは、冷えた熱伝導板2と暖かい放熱板4との温度差が少ないほど熱干渉が少ないからであり、熱交換部5と断熱材6によって熱干渉による損失をさらに少なくしている。
図8に示す図6の8−8線に沿う断面図において、熱伝導板2とぺルチェ素子3と放熱板4の位置関係を説明している。熱交換部5のサンドイッチ構造が明確である。
放熱板4は図のようにL字型に曲げて立てにしてある。立てることによって空気の対流による放熱効果を高めている。最大でも15度程度温度を下げればよい吸熱のために、高温の放熱をしなくても済む本発明の冷暖房装置の特性から、面積の広い放熱板をこのように使用することによって、強制冷却用のファンつまり可動部分を省くことができる。
ぺルチェ素子3の実装方法である熱伝導板2とぺルチェ素子3と放熱板4の位置関係については、多様な形があり実施例1はその一例であるので、図が位置関係を限定しない。
図9に示す6の9−9線に沿う断面図において、放熱板固定部7の熱伝導板2と放熱板4との位置関係を説明している。放熱板4は断熱材6を挟んで熱伝導板2に固定している。なお、放熱板4の固定方法については、実施例1はその一例であり図が固定方法を限定しない。
図1から図9で明らかなように、本発明の冷暖房装置1は極めて単純な構造で構成されていることが特長である。
また、冷房と暖房の切替は、放熱板4に熱伝導板の役割を担わせて、熱伝導板2に吸熱板の役割を担わせること、つまりひっくり返して暖房装置として使用することも、実施例1のような形状の場合には可能である。
図10〜図14は、本発明の実施例1の使用状態の図である。
図10は、本発明を実施するための最良の形態の実施例1の使用状態1の断面図である。飼育ケース40の底に巣穴41を設けて巣箱42を連結させて一体にした飼育環境であり、巣箱42の床全面に本発明の冷暖房装置1の熱伝導板2を当接させて冷房している図である。熱伝導板のぺルチェ素子3に最も近い部分が当接している床が強冷の床43になり強冷の床の部屋44になる。次が中冷の床45になり中例の床の部屋46になる。ぺルチェ素子から遠い部分の熱伝導板が当接している床が弱冷の床47になり、弱冷の部屋48になる。これにより、ハムスターなどの小動物は強冷・中冷・弱冷の好みの温度の床の部屋を選ぶことができる。真夏日・熱帯夜には冷房能力を最も発揮するこのような使用方法が良い。
なお、熱伝導板2の下に発泡ウレタンあるいは発泡スチロールあるいはグラスウールあるいは布など断熱性の高い材質で出来た断熱台53を敷くことにより、効率よく無駄なく冷暖房を行うことができる。
図11は、本発明を実施するための最良の形態の実施例1の使用状態2の断面図であり、熱伝導板2を巣箱底面の一部に当接させる使用例である。ぺルチェ素子3に近い側の熱伝導板2の部分が当接している床が中冷の床45になり、中冷の床の部屋46になる。隣が、弱冷の床47になり、弱冷の床の部屋48になる。熱伝導板が当接していない床が冷房無しの床49であり、冷房無しの床の部屋50になる。ハムスターなどの小動物は好みの温度の床の部屋を選ぶことができる。
図12は、本発明を実施するための最良の形態の実施例1の使用状態3の断面図であり、熱伝導板2を飼育ケース底面全体に当接させた場合である。飼育ケース40の床の全部を本発明の冷暖房装置1で冷房している。ぺルチェ素子に近い側から強冷の床・中冷の床・弱冷の床ができるので、ハムスターなどの小動物は好みの温度の床を選ぶことができる。真夏日・熱帯夜には冷房能力を最も発揮するこのような使用方法が良い。
図13は、本発明を実施するための最良の形態の実施例1の使用状態4の断面図であり、熱伝導板2を飼育ケース底面の一部に当接させた場合である。飼育ケース40の床の一部を本発明の冷暖房装置1で冷房している。弱冷の床と冷えていない床を作ることができるので、ハムスターなどの小動物は好みの温度の床を選ぶことができる。
図14は、本発明を実施するための最良の形態の実施例1の使用状態5の断面図であり、飼育ケースの底に凹凸がある場合の使用例である。飼育ケースの底に凹凸がある場合には熱伝導板が底面に十分に当接しない。その場合には、自在に変形して底に密着する熱伝導性のもの、つまり、油粘土やゾル状の保冷剤入りの袋などを間に挟むことで、間接的ではあるが熱伝導板2と底面が接するので使用できる。
以下に、本発明を実施するための異なる実施例を説明する。これらの本発明を実施する異なる実施例の説明に当たって、前記本発明を実施する実施例1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図15ないし図20で実施例2を説明する。
図15ないし図20に示す本発明を実施するための実施例2において、前記本発明を実施するための実施例1の形態と主に異なる点は、熱伝導板2AをL字型に曲げて、曲げて縦にした部分にぺルチェ素子3を取り付けて、そのぺルチェ素子に放熱板4Aを取り付けた点であり、このように熱伝導板2Aの方を曲げても、前記本発明を実施する最良の形態と同様な作用効果を得られる。
実施例2の実施例1に対する優位点は、熱伝導板2Aの水平部分の全てを使用できる点である。但し、熱伝導板2の曲げ部分で吸熱力を落とさない形状の工夫、つまり、熱伝導板2Aの熱拡散力を劣化させない形状、例えば図のように熱伝導板2Aのぺルチェ素子取り付け部5Aの面積を広く取って、折り曲げた部分の吸熱力にムラが生じないようにするなどの工夫をするとなお良い。
図15は、本発明を実施するための実施例2の斜視図であり、実施例2の冷暖房装置1A全体を説明している。熱伝導板2AをL字型に曲げて縦にした側にぺルチェ素子3を取り付けていることにより、熱伝導板2Aの当接面全面が平になっていることがわかる。
図16は、本発明を実施するための実施例2の熱伝導板の斜視図であり、実施例1と異なり熱伝導板2Aの方をL字型に曲げていることを説明している。
切り込み部8Aの形状を円弧状にしていることがわかる。これは熱伝導板2Aの吸熱力のムラを減少させる効果がある。
図17は、本発明を実施するための実施例2の熱伝導板の平面図であり、熱伝導板2Aの水平部分の全面が平坦であることがわかる。
図18は、本発明を実施するための実施例2の熱伝導板の立面図であり、熱伝導板2Aの立てた部分のぺルチェ素子の取り付け位置や切り込み部8Aの形状、放熱板固定部7の形状を詳しく説明している。
図19は、本発明を実施するための実施例2の放熱板の斜視図であり、実施例1と異なり、放熱板4Aの方が平面であることがわかる。
図20は、本発明を実施するための実施例2の放熱板の立面図である。
図21ないし図33で実施例3を説明する。
図21ないし図33に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための実施例1の形態と主に異なる点は、熱交換部5にカバーを取り付けた点である。実施例1及び実施例2がハムスターなどの小動物の巣箱や飼育ケースの床を冷やしたり暖めたりするものであったが、実施例3は犬や猫用である。
図21ないし図33に示す本発明を実施するための最良の形態の実施例3において、1Bは犬や猫が寝そべって涼んだり温まったりすることができる冷暖房装置で、この冷暖房装置1Bは犬や猫が載って寝そべって涼んだり温まったりすることができる熱伝導板2Bと、この熱伝導板2Bを冷やしたり暖めたりするために吸熱面側を熱伝導板2Bに取り付けたぺルチェ素子3と、このぺルチェ素子3の放熱側に取り付けて放・吸熱する放熱板4Bと、ぺルチェ素子の駆動装置19とで構成されている。なお、熱伝導板の上にタオルやシートを敷いてその上に載る場合もあるが、図ではタオルなどの表現は省略している。
熱伝導板2Bは、材質は銅やアルミニウムや銅合金やアルミニウム合金やマグネシウム合金などの熱伝導率の高い金属あるいはグラファイト系などの熱伝導率の高い物質を用いる。熱伝導板2Bの大きさは犬や猫が寝そべって載ることが目安になる。厚さは、材質と大きさによって決める。厚いほど大きな熱拡散力が得られ、温度ムラも軽減する。しかし、厚さが増せばコスト高になるし重くなるので材質と大きさと厚さの関係でバランスが必要である。実施例3は小型犬と猫を対象にしているので、アルミニウム板を使用して、大きさが縦300mm×横400mmの平板であり厚さが3mmである。この大きさの場合、銅板であれば2mm以上が目安でアルミニウム板であれば3mm以上が目安になる。
放熱板4Bは、ぺルチェ素子3の放熱を自然放熱する本発明の重要な構成要素である。小さなぺルチェ素子3から出る熱を大きな放熱板4全体に拡散するために材質と厚さが重要であり、実施例3の放熱板4は厚さ3mmのアルミニウム板で大きさが縦300mm×横400mmで構成されている。放熱板4Bに広い放熱面積と大きな熱拡散力を持たせることで、ぺルチェ素子3の自然放熱を可能にしている。
但し、熱伝導板2Bと放熱板4Bの形状は、対象となる犬や猫の大きさによって異なるので、上記の材質・厚さ・寸法・形状が本発明を限定するものではない。
5Bは熱交換部であり、熱伝導板2Bと放熱板4Bでぺルチェ素子3を挟んだサンドイッチ構造で構成されている。ぺルチェ素子の固定方法は熱伝導板2Bと放熱板4Bによる圧着である。但し、粘着性の熱伝導シートを一面又は両面に使用する場合もある。
実施例3の熱伝導板2Bとぺルチェ素子3と放熱板4Bの位置関係は、熱伝導板2の一片を折ってL字型に立てて、立てた部分にペルチェ素子3の吸熱部分を取り付けて、ぺルチェ素子3の放熱側に放熱板4Bを取り付けるように構成されている。
7Bは放熱板固定部であり、放熱板4Bが断熱材6Bを挟んで熱伝導板2に固定して冷暖房装置として一体化させる。固定はボルト・ナットや接着剤などを用いる。
8Bは切り込み部である。ぺルチェ素子3に近い場所では、最も冷えている熱伝導板2Bと最も温まっている放熱板4Bとが数ミリの間隔で対面しているので、この部分で起きる熱干渉の損失は大きい。この熱干渉を少なくするために、対面部分の双方あるいはどちらか一方に切り込み部8Bを設ける。なお、切り込み部を設けずに対面部に断熱塗料を塗ったり、断熱材を充填したり挟んだりする方法も効果があり、切り込み部と断熱塗料と断熱材を併用しても良い。さらに、対面間隔を広げることで熱干渉を少なくする方法もあるがこれは別の項目で詳しく説明する。
さらに、この切り込み部8Bは放熱板固定部7B方向に拡散する熱を遮断して放熱板固定部7Bで起こる熱干渉を軽減する役割を担う。
19はぺルチェ素子3の駆動装置である。ぺルチェ素子3は約3V〜15V程度の直流電流で駆動する。21は電源コード、22は本体のぺルチェ素子へ駆動電力を供給する低電圧DCコード、23は冷暖房切替スイッチである。駆動装置19は家庭のコンセントから100Vの交流を受けて、約3V〜15V程度の直流電流をぺルチェ素子3に供給する。冷暖房の切替は直流電流の極性を切り替えることで行う。
なお、駆動装置19を図1には表示しているが、他の図においては、特別な場合を除き駆動装置19の表示は省略している。
図21ないし図24に示す本発明を実施するための最良の形態の実施例3の斜視図21.22.23において、1はペット用冷暖房装置1Bであり、熱伝導板2Bと放熱板4Bと熱交換部5Bと放熱板固定部7Bと駆動装置19を主な構成要素として構成されている。
図21は、熱交換部5Bに熱交換部カバー9を取り付けた状態、図2は熱交換部カバー9を取り外しているところ、図3は熱交換部カバー9を取り外したペット用冷暖房装置1Bである。なお、以後の説明図では熱交換部5Bと放熱板4Bのカバーや柵についての表示は省略し、カバーや柵の実施例は別に述べる。
図24に示す本発明を実施するための最良の形態の実施例3を分解した斜視図において、熱交換部分5Bは、熱伝導板2Bとぺルチェ素子3と放熱板4Bのサンドイッチ構造で構成されている。
放熱板固定部7Bは、放熱板固定部7Bが、熱伝導板2Bとの間に断熱材6Bを挟んで放熱板4Bが固定される構造で構成されている。このように放熱板固定部7Bはぺルチェ素子3から遠い部分つまり、熱伝導板2Bと放熱板4Bの温度差が小さい場所で固定する方が熱干渉が少なくなるので良い。
切り込み部8Bは、ぺルチェ素子3から熱伝導板2Bと放熱板4Bの方向には広く広がる形状と、熱伝導板2Bと放熱板4Bが重なる部分の切り込みと、放熱板固定部7B付近の楔形の切り込みとで構成されている。ぺルチェ素子3から熱伝導板2Bと放熱板4Bの方向には広く広がる形状は、ぺルチェ素子3の熱を拡散する効率を低下させないためであり、重なる部分の切り込みは、熱干渉を避けるためであり、楔形の切り込みは、放熱板固定部7Bへ直接流れる熱の流れを遮断するためであり、切り込みを深くすれば熱が回り込む分遮断効果が高くなる。したがって、ぺルチェ素子3の熱拡散効率や、熱遮断効率が悪くならなければ、その形状は図が拘束しない。
図24では、本発明の冷暖房装置本体10が極めてシンプルな部品で、しかも、少数部品で構成されていることを説明している。
図25に示す本発明を実施するための最良の形態の実施例3の冷暖房装置本体の立面図において、3ヶ所の断面図29、図30、図31を用いて細部を説明する。
図26に示す本発明を実施するための最良の形態の実施例3の冷暖房装置本体10Bの平面図において、熱交換部5Bが熱伝導板2Bとぺルチェ素子3と放熱板4Bのサンドイッチ構造で構成されている。
図27は、本発明を実施するための最良の形態の実施例3の熱伝導板の立面図である。L字型に曲げた部分が中央の熱交換部5Bと切り込み部8Bと両端の放熱板固定部7Bで構成されている。
図28は、本発明を実施するための最良の形態の実施例3の放熱板の立面図である。大きな放熱部分と、熱交換部5B中央のぺルチェ素子3と、切り込み部8Bと、両端の放熱板固定部7Bで構成されている。
図29は、図25の29−29線に沿う断面図である。L字型に曲げて立てた熱伝導板2Bとぺルチェ素子3と放熱板4Bのサンドイッチ構造で熱交換部5Bが構成されている。
図30は、図25の30−30線に沿う断面図である。熱伝導板2Bと断熱材6Bと放熱板4Bのサンドイッチ構造で放熱板固定部7Bが構成されている。
図31は、図25の31−31線に沿う断面図である。熱伝導板2Bとぺルチェ素子3と放熱板4Bのサンドイッチ構造の熱交換部5Bと、切り込み部8Bと、熱伝導板2Bと断熱材6Bと放熱板4Bのサンドイッチ構造の放熱板固定部7Bとで構成されている。
図から解る通り、放熱板固定部7Bはぺルチェ素子3から離れた場所が良い。これは、冷えた熱伝導板2Bと暖かい放熱板4Bとの温度差が少ないほど熱干渉が少ないからであり、切り込み部8Bと断熱材6Bによって熱干渉による損失をさらに少なくする効果がある。
放熱板を放熱に必要な面積・形状にしてこのように使用することによって、強制冷却用のファンつまり可動部分を省いている。
なお、熱交換部5のぺルチェ素子3の実装方法である熱伝導板2とぺルチェ素子3と放熱板4の位置関係については、多様な形がある。実施例1ないし実施例3はその一例であり、その他の位置関係については別の項で述べる。したがって、実施例1ないし実施例3が熱伝導板2とぺルチェ素子3と放熱板4の位置関係について限定しない。
また、冷房と暖房の切り替えは、放熱板4に熱伝導板の役割を担わせて、熱伝導板2に吸熱板の役割を担わせること、つまりひっくり返して暖房装置として使用することも、実施例1ないし実施例3のような形状の場合には可能である。
放熱板4の自然放熱力は、実施例1ないし実施例3のような平板のほかに、形状によって大きく変わる。波型にして放熱面積を大きくするとか、縦に筒・通気路を設けて煙突効果で空気上昇を促進するなど、この件は別の実施例で詳しく述べる。したがって、実施例1ないし実施例3が放熱板4の形状を限定しない。
次に、図12ないし図13で請求項2の実施例を説明する。
図32ないし図33に示す本発明を実施するための最良の形態において、本発明の冷暖房装置の犬や猫の齧りやいたずらや汚しなどによる100Vの感電事故の防止策は、駆動装置の少なくとも電源部を、前記冷暖房装置の本体に搭載しないで別に設けて犬や猫から隔離し、前記駆動装置と前記冷暖房装置の本体の間は低電圧少電流のDCコードで接続してぺルチェ素子を駆動し、前記冷暖房装置本体には100Vを流さない構造で構成されている。
図32に示す本発明を実施するための最良の形態の実施例3の背面の斜視図において、駆動装置19は駆動装置箱20と、電源コード21と、低電圧DCコード22と、冷暖房切替スイッチ23と、接続部24と、DCジャック25を主な構成要素として構成されている。
図32のa図とb図の違いは、冷暖房切替スイッチを駆動装置箱20側に設けた場合a、と冷暖房装置本体10側に設けた場合bであり、abどちらでも100Vの感電事故防止策の効果に変わりはない。
V 図33に示す本発明を実施するための最良の形態の実施例3の電気回路図において、26は本発明の冷暖房装置の基本的な電気回路であり、電源部のAC→DC変換部分まで100Vの電流が流れている。電源部から出る直流電流は電圧がおよそ3V〜15Vである。したがって、電源部の出力以降には100Vは流れない。
電気回路に100Vが流れるのは、電源コード21から電源部27のAC→DC変換回路までである。したがって、少なくともこの部分までを冷暖房装置本体10に搭載しないで犬や猫から隔離し、これ以降を低電圧DCコード22で冷暖房装置本体10に接続するものである。これにより、冷暖房装置本体10にはAC100Vは流れずに、DC3Vないし15V程度の低電圧電流だけが流れる。
このようにAC→DC変換回路25以降を低電圧DCコード22にして接続する方法が図32のb図に相当する。図32のa図は冷暖房切替スイッチ23以降を低電圧DCコード22にして接続する方法である。これによって、100Vが流れている電源コード21からAC→DC変換回路25までを犬や猫から隔離することができる。
本発明の冷暖房装置は、犬や猫の、予想を超える万が一の行動、つまり齧りや引きちぎりなどの破壊行動や糞尿による汚れがあっても、犬や猫に100Vの感電事故が起きない対策を講じたものである。
なお、AC→DC変換回路の電源は100Vだけを限定するものではなく、110V〜240Vなどを含む。さらに、DC電圧も3Vないし15Vに限定するものではなく、ぺルチェ素子3が効率よく稼働する範囲であれば、1.5Vとか35Vなどもありえる。
以上の説明から明らかなように、本発明の冷暖房装置は極めて単純でしかも安全な構造で構成されていることが特長である。
次に、図34ないし図41で実施例4を説明する。
図34ないし図41に示す本発明を実施するための実施例4において、前記本発明を実施するための実施例1の形態と主に異なる点は、熱伝導板2Cと放熱板4Cの固定方法である。実施例4は、L字型のアングル11を使用して、このL字型のアングル11に熱伝導板2Cと放熱板4Cをそれぞれ固定している。放熱板の固定が熱伝導板2と放熱板4の強度で構成されている実施例1ないし実施例3に比べて、冷暖房装置本体10を頑強に作ることができるので、大型化に都合の良い構造である。したがって、力の強い中型犬以上を対象にした冷暖房装置に適している。このようなアングルを用いても、前記本発明を実施する最良の形態と同様な作用効果を得られる。
実施例4の実施例1に対する更なる優位点は、L字型のアングル11を、柵やカバーを取り付ける基台として利用できることである。
図34に示す本発明を実施するための実施例4の斜視図において、この冷暖房装置1Cは、熱伝導板2Cとぺルチェ素子3と放熱板4CとL字型のアングル11と駆動装置19を主な構成要素として構成されている。
図35に示す本発明を実施するための実施例4を分解した斜視図において、図34から熱伝導板2Cを取り除いた図である。放熱板4Cとその熱交換部5Cに取り付けたぺルチェ素子3と、L字型のアングル11と断熱材6Cとで構成されている。
なお、アングルの材料にはステンレスや、合成樹脂を用いると良いが、ステンレスなど熱伝導率が比較的高い金属を使用する場合には、図のように断熱材6AをL字型アングルと熱伝導板・放熱板の間に挟み込んだ方が熱干渉の損失が少なくなる効果がある。アングルの素材を熱伝導率の高い金属にした場合には、放熱板側の断熱材は取り付けない方が熱拡散に役立つ場合もあるので、その場合には、放熱板側には断熱材を取り付けず、放熱板をアングルに直接取り付ける構造にしたほうが良い。
図36に示す本発明を実施するための実施例4の立面図において、2Cが熱伝導板、4Cが放熱板、5Cが熱交換部、6Cが断熱材、8Cが切り込み部、11がL字型のアングルであり、このような位置関係にすると良い。
図37に示す本発明を実施するための実施例4の熱伝導板を取り除いた場合の立面図において、3がぺルチェ素子、4Cが放熱板、5Cが熱交換部の放熱板側、6Cが断熱材、11がL字型のアングルである。
図38に示す本発明を実施するための実施例4の平面図において、2Cが熱伝導板、3がぺルチェ素子、4Cが放熱板、5Cが熱交換部、6Cが断熱材、11がL字型のアングルである。
図39に示す図36の39−39線に沿う断面図において、熱伝導板2Cと熱伝導板をL字型に曲げた部分とL字型に曲げた部分に吸熱側を取り付けたぺルチェ素子3とぺルチェ素子の放熱側に取り付けた放熱板4Cとで構成されている。熱交換部5Cは実施例1ないし実施例3と同一の構造であることを説明している。
図40に示す図36の40−40線に沿う断面図において、L字型のアングル11に断熱材6Cを介して固定されている熱伝導板2Cと放熱板4Cを説明している。
図41に示す図36の41−41線に沿う断面図において、熱伝導板2Cとぺルチェ素子3と放熱板4Cで構成されている熱交換部5Cを説明している。切り込み部8Cを間にしてL字型のアングル11が熱交換部5Cから十分に離れた位置にあることを説明している。熱交換部5Cは実施例1ないし実施例3と同一の構造であることを説明している。
図42及び図43に示す本発明を実施するための実施例5において、前記本発明を実施するための実施例1の形態と主に異なる点は、放熱板の形状である。実施例5の冷暖房装置本体10Dの放熱板は、波型の放熱板4Dで構成されている。実施例2に比べて放熱効率が上がるので放熱板を小型にすることが出来る。
図44及び図45a・bに示す本発明を実施するための実施例6において、前記本発明を実施するための実施例1の形態と主に異なる点は、放熱板の形状である。実施例4の冷暖房装置本体10Eの放熱板は、煙突状にした筒12を中央に取り付けた放熱板4Eで構成されている。
筒12をぺルチェ素子3のちょうど裏側に配置することによって、空気の流れ14が促進され、熱交換部5Eの温度が最も高い部分に外気の流れを取り入れることで、空冷効率を上げることができる。したがって、実施例1に比べて放熱効率が上がるので放熱板を小型にすることが出来る。さらに、筒12をアルミニウムや銅などで作れば、放熱板の熱拡散力を高めることができる。
図46及び図47に示す本発明を実施するための実施例7において、前記本発明を実施するための実施例1の形態と主に異なる点は、放熱板の形状である。実施例7の冷暖房装置本体10Fの放熱板は、実施例6の煙突状にした筒1を横に並べて取り付けた放熱板4Fで構成されている。
並べた筒13によって、放熱板4Fの熱拡散力が高くなり、空冷効率をさらに上げることができる。したがって、実施例1に比べて放熱効率が上がるので放熱板4Fをさらに小型にすることが出来る。したがって、大型犬用の大きな熱伝導板の放熱板などに適している。
図48及び図49に示す本発明を実施するための実施例8において、前記本発明を実施するための実施例1の形態と主に異なる点は、放熱板の形状である。実施例8の冷暖房装置本体10Gの放熱板は、実施例6の煙突状にした筒1と実施例5の波型の放熱板を組み合わせた放熱板4Gで構成されている。
筒で縦に熱拡散を進め波型で放熱することによって放熱力を高めている。したがって、実施例1に比べて放熱効率が上がるので放熱板を小型にすることが出来る。
ぺルチェ素子の冷却力つまり吸熱力は、放熱側からいかに効率よく放熱することができるかに密接に関わる。したがって、本発明の冷暖房装置において放熱板の役割は極めて大きい。大きな熱伝導板2の冷暖房装置本体10の場合には平面で出来た大きな放熱板の代わりに実施例5ないし実施例8のような放熱板を使用すると冷暖房装置本体10を小さくすることができる。
なお、実施例5ないし実施例8の放熱板の形状は例であり、波の形や波の数、筒の形や筒の数、波と筒の組み合わせなどを図が限定するものではない。
図50のaないしgに示す本発明を実施するための実施例9において、前記本発明を実施するための実施例1の形態と主に異なる点は、熱交換部の熱伝導板と放熱板の対面している部分の形状の違いである。実施例9のaないしgに示す熱交換部は、熱伝導板と放熱板の双方あるいはどちらか一方のぺルチェ素子取り付け部を凸部にすることで構成されている。
なお、ここで説明する実施例は、熱交換の実施例であるので、図は他の部分を省略し、実施例7のaないしgという表現で説明する。
冷房時において、熱交換部のぺルチェ素子付近は、熱伝導板は最も温度が低く、放熱板は最も温度が高く、双方の温度差が最も大きい場所である。ぺルチェ素子1個の厚さは数ミリ程度なので、接近している熱伝導板2と放熱板4の熱干渉による熱損失が大きい場所である。したがって、図のように対面部分に距離を作ることで熱干渉を少なくすることができる。
図50aは、熱交換部5Hを説明している。熱伝導板2Eと放熱板4Hのぺルチェ素子を取り付ける部分の反対側を凹ませて凸部15を設けたものであり、お互いの凸部分の距離だけ、熱伝導板と放熱板を離すことができる。
bは、熱交換部5Iを説明している。どちらか一方に凸部15を設けた場合であり、一方の凸部の距離だけ熱伝導板と放熱板を離す効果がある。放熱板だけに凸部を設けた場合の図は省略する。
cは、熱交換部5Jを説明している。熱伝導板2Fと放熱板4Iの双方に盛り上げ部16を作ったものであり、お互いに盛り上げ部16を持つ。盛り上げ部16は熱伝導板2と放熱板4の距離を離す効果は凸部と同じである。盛り上げ部16の材質は熱伝導板及び放熱板と同等かそれ以上の熱伝導率を持った材質を用いる。盛り上げ部に熱伝導率が高い銅などを使用すれば熱拡散力が凸部の場合より高まる。
dは、熱交換部5Kを説明している。cの片方タイプである。放熱板だけに盛り上げ部16を設けた場合の図は省略する。
eは、熱交換部5Lを説明している。盛り上げ部17が搾り出しなどで一体化している場合の例である。熱伝達ロスが無くなり、熱交換部の熱拡散力がさらに高まるので良い。
fは、熱交換部5Mを説明している。eの片方タイプである。放熱板だけに盛り上げ部17を設けた場合の図は省略する。
gは、実施例1及び実施例2で取り入れている方法である。対面する部分に切り込み部8を設けるものでる。対面する部分がなければ熱干渉が起こらない。
図51のaないしgに示す本発明を実施するための実施例10において、前記本発明を実施するための実施例1の形態と主に異なる点は、熱交換部の熱伝導板と放熱板の対面している部分の形状の違いに加えて、ぺルチェ素子周りの隙間にウレタンフォームや発泡スチロールなどの断熱材を、挟み込むあるいは充填することで構成されている。
実施例10のaないしgに示す熱交換部は、実施例9のaないしgを対象にして、ぺルチェ素子3の周りの隙間にウレタンフォームや発泡スチロールなどの断熱材を、挟み込むあるいは充填するものである。図は充填断熱材など18の例であり、挟みこむ場合も形状は類似するので、図は省略する。また、対面部に断熱塗料を塗ることで熱干渉を和らげることができるが、図では省略する。
なお、凸部の形状や双方あるいは一方の組み合わせ、さらに断熱材の併用などの組み合わせは多様である。したがって、図が形や方法を限定するものではない。
図52のaないしみnに示す本発明を実施するための実施例11において、前記本発明を実施するための実施例1の形態と主に異なる点は、熱伝導板とぺルチェ素子と放熱板の位置関係である。実施例1及び実施例2では熱伝導板を選る字型に折り曲げて折り曲げた部分の外側にぺルチェ素子を取り付けて放熱板を取り付けている。実施例9のaないしnは熱伝導板とぺルチェ素子と放熱板の多様な位置関係で構成されている。
図52のaないしdは熱伝導板をL字型に上方に曲げたパターンである。b・cは実施例1及び2の放熱板の位置が異なっている例である。猫用に高い場所にセットする場合で放熱板を上に伸ばす余裕が無いときに使用できる。dは内側にぺルチェ素子を取り付けるパターンである。ぺルチェ素子が犬や猫から隔離されるという利点がある。ちなみにaは実施例1のパターンである。
eないしiは熱伝導板を曲げないでぺルチェ素子を取り付けたパターンである。直接熱拡散する分効率が良い。但し犬や猫の汚れに弱点があるので、熱交換部のカバーなどの汚れ対策が必要である。
J及びkは熱伝導板の底中央付近にぺルチェ素子を取り付けた実施例である。放熱板は下方に伸ばす。猫が好む止まり木的高所の寝床に使用すると都合が良い。
l及びmは、熱伝導板と放熱板の双方を折り合いよく曲げた実施例である。放熱板が熱伝導板から離れるので、特にmは熱伝導板の面積を広く使うことができる利点がある。
nは、熱伝導板と放熱板の双方を折り曲げない場合の実施例である。放熱板の上下にスペースが無い場合とか、縦にして使用する場合例えば水槽の水を冷やすなどの場合に利点がある。
なお、図の様に、熱伝導板とぺルチェ素子と放熱板の取り付け方法や位置関係は極めて多様である。したがって、図がこれらを限定しない。
図53のbないしdに示す本発明を実施するための実施例12において、前記本発明を実施するための実施例1の形態と主に異なる点は、ぺルチェ素子の数である。実施例12のbないしdに示す熱伝導板は複数のぺルチェ素子を熱交換部に持つことで構成されている。bの熱伝導板は、一辺に2個のぺルチェ素子で構成されている。大型で幅の狭い熱伝導板に適した配置例である。cの熱伝導板は二辺に各1個のぺルチェ素子で構成されている。大型で正方形に近い熱伝導板に適した配置例である。dの熱伝導板は短辺に1個長辺に2個のぺルチェ素子で構成されている。より大型の熱伝導板に適している。ちなみにaの熱伝導板は実施例1である。
なお、aは実施例1及び実施例2のパターンである。実施例12のbのパターンについては、実施例14で詳しく説明するがcないしd及び次の実施例13のaないしdの詳細な実施図及び説明は省略する。
図34のaないしdに示す本発明を実施するための実施例13において、前記本発明を実施するための実施例1の形態と主に異なる点は、ぺルチェ素子の数及び取り付け位置である。実施例13のaないしdに示す熱伝導板は、熱交換部を折り曲げない平板の状態にぺルチェ素子を1個あるいは複数個取り付けて構成されている。aの熱伝導板は、平らな熱伝導板に1個のぺルチェ素子で構成されている。bの熱伝導板は平らな熱伝導板の一辺に2個のぺルチェ素子で構成されている。大型で幅の狭い熱伝導板に適した配置例である。
cの熱伝導板は平らな熱伝導板の二辺に各1個のぺルチェ素子で構成されている。放熱板4も2枚になる。大型で正方形に近い熱伝導板に適した配置例である。dの熱伝導板は平らな熱伝導板の短辺に1個長辺に2個のぺルチェ素子で構成されている。放熱板が2枚になる。より大型の熱伝導板に適している。なお、実施例12及び実施例13で複数のぺルチェ素子を使用する例を説明しているが、図が二つ以上のぺルチェ素子の数を限定するものではない。
図55に示す本発明を実施するための実施例14の形態において、前記本発明を実施するための最良の実施例1の形態と主に異なる点は、熱交換部を二つ備えていることであり、冷暖房装置本体10は、二つの熱交換部5を持った熱伝導板2と二つのぺルチェ素子3と二つの熱交換部5を持った放熱板4とで構成されている。実施例12のbの配置パターンの具体例である。
熱交換部5などの構造は実施例1と同様であり、実施例14は、大型の犬用の冷暖房装置1に適している。
図56に示す本発明を実施するための実施例15の形態において、前記本発明を実施するための実施例1の形態と主に異なる点は、熱交換部と放熱板にカバーを取り付けた点で、冷暖房装置本体10Lと、合成樹脂製や金網製などで作りL字型アングル11に固定したカバー42とで構成されている。カバーは放熱板4の放熱を妨げず、できれば放熱を促進する形状であればなお良い。
図57に示す本発明を実施するための実施例16の形態において、前記本発明を実施するための実施例1の形態と主に異なる点は、熱交換部と放熱板の熱伝導板側に柵を取り付けた点で、冷暖房装置本体10と、L字型アングル11の柵固定部68で固定した柵67とで構成されている。
以下、図58ないし図66に示す本発明の請求項3について説明する。
図58ないし図60に示す本発明を実施するため実施例17の斜視図において、30は本発明の冷暖房装置付き犬小屋であり、本発明の冷暖房装置と断熱台29と犬小屋本体33とで構成されている。
図58に示す本発明を実施するための実施例17の冷暖房装置付き犬小屋の透視斜視図において、犬小屋30の中の犬が寝そべる場所に、床31の高さと一致するように熱伝導板2Cの面を合わせて、冷暖房装置本体10Iを設置し、犬小屋本体33の床全面を作る。
冷暖房装置本体10Iの熱交換部5と放熱板4Cを犬小屋33の側板32の外側に配置することで、駆動装置箱20を犬から隔離することができる。
図59に示す図60の59−59線に沿う断面図において、熱伝導板2Cを断熱台29に載せる。断熱台29は発泡スチロールや発泡ウレタンやグラスウールなどの建築用断熱材などでよい。熱交換部5Cと放熱板4Cは犬小屋本体33の側板32の外に出す。
図60に示す図59の60−60線に沿う断面図において、熱伝導板2Cが、断熱台29の上に載り、床31と面が合っている構造を説明している。なお、床31全面を熱伝導板にする必要がないのは図の通りであり、熱伝導板2Cの大きさは犬の大きさに合せる。
なお、熱交換部5Cと放熱板4Cとは犬小屋33の側面の外側に配置しても良く、図の犬小屋は例であり、形や形式を限定するものではない。
以下、図61ないし図63に示す本発明の請求項3について説明する。
図61ないし図63に示す本発明を実施するための実施例18において、35は本発明の冷暖房装置付き犬用サークルであり、冷暖房装置1Iと断熱台29Aと犬用サークル本体37とで構成されている。
図61に示す本発明を実施するための実施例18の冷暖房装置付き犬用サークルの斜視図において、犬用サークル本体37の中の犬が寝そべる場所に、床36の高さと一致するように熱伝導板2Cの面を合わせて、冷暖房装置本体10Iを設置し、犬用サークル本体37の床全面を作る。冷暖房装置本体10Iの熱交換部5Cと放熱板4Cを犬用サークル本体37の柵の外側に配置し、駆動装置箱20は犬がいたずらできない場所に離す。
図62に示す図63の62−62線に沿う断面図において、熱伝導板2Cを断熱台29Aに載せ床と高さを合せていることを説明している。断熱台29Aは特に犬が寝そべっていない時に冷暖房エネルギーの無駄を少なくする効果があり、発泡スチロールや発泡ウレタンやグラスウールなどの建築用断熱材などでよい。熱交換部5と放熱板4Bは犬用サークル本体37の外に出ていることを説明している。
図63に示す図62の63−63線に沿う断面図において、熱伝導板2を断熱台29の上に載せて床36と高さを合せることを説明している。なお、床36全面を熱伝導板2Cにする必要がないのは図の通りであり、熱伝導板2Cの大きさは犬の大きさに合せると良い。
なお、熱交換部5と放熱板4Cは犬用サークル本体の側面に出ていても良く、図がその場所を限定するものではない。また、図の犬用サークルは例であり、形や形式を限定するものではない。さらに、熱交換部5にはカバーをつけると汚れ対策になり良い。
以下、図64ないし図66に示す本発明の請求項3について説明する。
図64ないし図66に示す本発明を実施するための実施例19において、56は本発明の冷暖房装置付き猫用寝床であり、冷暖房装置本体10と断熱台29Bと猫用寝床本体57とで構成されている。
図64に示す本発明を実施するための実施例19の冷暖房装置付き猫寝床の斜視図において、放熱板4Aには放熱板カバー58を取り付けてある。放熱板カバー58はL字型アングル11Aに取り付ける。図では隠れて見えないが断熱台29Bの上に熱伝導板2Aが載ってその上に猫寝床本体41が載る。駆動装置箱20は猫がいたずらできない場所に離す。
図65に示す図66の65−65線に沿う断面図において、熱伝導板2Aを断熱台29Bに載せ、その上に猫寝床本体57が載っている。
図66に示す図65の66−66線に沿う断面図において、断熱台29Bの上に載っている熱伝導板2Aとその上に載っている猫寝床本体57を説明している。
以下、図67ないし図69に示す本発明の請求項3について説明する。
図67ないし図69に示す本発明を実施するための実施例20において、61は本発明の冷暖房装置付き小動物用飼育ケースであり、冷暖房装置本体10Aと断熱台29Cと小動物用飼育ケース本体63とで構成されている。
図67に示す本発明を実施するための実施例20の冷暖房装置付き小動物用飼育ケースにおいて、飼育ケース本体63に熱伝導板挿入口62を設け、熱伝導板2Aをここから飼育ケース内に設置する。熱伝導板2Aの下には断熱台29Cを敷くと良い。
図68に示す図69の68−68線に沿う断面図において、飼育ケース内に冷暖房部分とそうでない部分が出来て、飼育する小動物が冷暖房装置を使用するかしないかの選択ができることを説明している。また、飼育ケースと冷暖房装置の位置関係を説明している。
図69に示す図45の69−69線に沿う断面図において、飼育ケース本体63と、断熱台29Cと、その上に載っている熱伝導板2Aの位置関係を説明している。なお、飼育ケースは、合成樹脂やガラス製でも良いし柵でも良く図が飼育ケースの形状を限定しない。
図70に示す本発明を実施するための実施例21の形態において、前記本発明を実施するための実施例1の形態と主に異なる点は、駆動装置を冷暖房装置本体に搭載して一体化した点である。駆動装置19Aを放熱板4Aの背面に搭載している。
図71に示す本発明を実施するための実施例22の形態において、前記本発明を実施するための実施例1の形態と主に異なる点は、駆動装置を冷暖房装置本体に搭載して一体化した点である。駆動装置19Aを放熱板4Aの熱伝導板2A背面に側に搭載している。
ハムスターなどの小動物や犬や猫の冷暖房装置として広く使用できる。
本発明を実施するための最良の形態の実施例1の斜視図。 本発明を実施するための最良の形態の実施例1の熱伝導板の斜視図。 本発明を実施するための最良の形態の実施例1の熱伝導板の平面図。 本発明を実施するための最良の形態の実施例1の放熱板の斜視図。 本発明を実施するための最良の形態の実施例1の放熱板の平面図。 本発明を実施するための最良の形態の実施例1の平面図。 図6の7−7線に沿う断面図。 図6の8−8線に沿う断面図。 図6の9−9線に沿う断面図。 本発明を実施するための最良の形態の実施例1の使用状態1の断面図。 本発明を実施するための最良の形態の実施例1の使用状態2の断面図。 本発明を実施するための最良の形態の実施例1の使用状態3の断面図。 本発明を実施するための最良の形態の実施例1の使用状態4の断面図。 本発明を実施するための最良の形態の実施例1の使用状態5の断面図。 本発明を実施するための実施例2の斜視図。 本発明を実施するための実施例2の熱伝導板の斜視図。 本発明を実施するための実施例2の熱伝導板の平面図。 本発明を実施するための実施例2の熱伝導板の立面図。 本発明を実施するための実施例2の放熱板の斜視図。 本発明を実施するための実施例2の放熱板の立面図。 本発明を実施するための最良の形態の実施例3の斜視図1。 本発明を実施するための最良の形態の実施例3の斜視図2。 本発明を実施するための最良の形態の実施例3の斜視図3。 本発明を実施するための最良の形態の実施例3を分解した斜視図。 本発明を実施するための最良の形態の実施例3の冷暖房装置本体の立面図。 本発明を実施するための最良の形態の実施例3の冷暖房装置本体の平面図。 本発明を実施するための最良の形態の実施例3の熱伝導板の立面図。 本発明を実施するための最良の形態の実施例3の放熱板の立面図。 図25の29−29線に沿う断面図。 図25の30−30線に沿う断面図。 図25の31−31線に沿う断面図。 本発明を実施するための最良の形態の実施例3の背面の斜視図。 本発明を実施するための最良の形態の実施例3の電気回路図。 本発明を実施するための実施例4の斜視図 本発明を実施するための実施例4を分解した斜視図。 本発明を実施するための実施例4の立面図。 本発明を実施するための実施例4の熱伝導板を取り除いた場合の立面図。 本発明を実施するための実施例4の平面図。 図36の39−39線に沿う断面図。 図36の40−40線に沿う断面図。 図36の41−41線に沿う断面図。 本発明を実施するための実施例5の斜視図。 本発明を実施するための実施例5の放熱板の斜視図。 本発明を実施するための実施例6の斜視図。 本発明を実施するための実施例6の放熱板の斜視図。 本発明を実施するための実施例7の斜視図。 本発明を実施するための実施例7の放熱板の斜視図。 本発明を実施するための実施例8の斜視図。 本発明を実施するための実施例8の放熱板の斜視図。 本発明を実施するための実施例9の熱交換部の図。 本発明を実施するための実施例10の熱交換部の図。 本発明を実施するための実施例11のパターン図。 本発明を実施するための実施例12のパターン図。 本発明を実施するための実施例13のパターン図。 本発明を実施するための実施例14の斜視図。 本発明を実施するための実施例15の斜視図。 本発明を実施するための実施例16の斜視図。 本発明を実施するための実施例17の冷暖房装置付き犬小屋の透視斜視図。 図60の59−59線に沿う断面図 図59の60−60線に沿う断面図 本発明を実施するための実施例18の冷暖房装置付き犬用サークルの斜視図。 図63の62−62線に沿う断面図。 図62の63−63線に沿う断面図。 本発明を実施するための実施例19の冷暖房装置付き猫寝床の斜視図。 図66の65−65線に沿う断面図。 図65の66−66線に沿う断面図。 本発明を実施するための実施例20の透視斜視図。 図69の68−68線に沿う断面図。 図68の69−69線に沿う断面図。 本発明を実施するための実施例21の斜視図。 本発明を実施するための実施例22の斜視図。
符号の説明
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G、1H、1I、1J、1K、1L、1M、1N、1O、 冷暖房装置
2、2A、2B、2C、2D、2E、2F、2G、2H、2I、2J、2K、2L、2M、2N、 熱伝導板
3 ぺルチェ素子
4、4A、4B、4C、4D、4E、4F、4G、4H、4I、4J、4K、4L、4M、4N、4O、4P、 放熱板
5、5A、5B、5C、5D、5E、5F、5G、5H、5I、5J、5K、5L、5M、5N、5O 熱交換部 6、6A 断熱材
7 放熱板固定部 8、8A 切り込み部
12 筒 13 並べた筒
14 空気の流れ 15 凸部
16 盛り上げ部 17 一体盛り上げ部
18 充填断熱材等 19 駆動装置
20、20A 駆動装置箱 21 電源コード
22 低電圧DCコード 23 冷暖房切替スイッチ
24、24A 接続部 25 DCジャック
26 DCプラグ
29、29A、29B、29C 断熱台
30 冷暖房装置付き犬小屋 31 床
32 側板 33 犬小屋本体
35 冷暖房装置付き犬用サークル 36 床
37 犬用サークル本体 40 飼育ケース
41 巣穴 42 巣箱
43 強冷の床 44 強冷の部屋
45 中冷の床 46 中冷の部屋
47 弱冷の床 48 弱冷の部屋
49 冷えてない床 50 冷えてない部屋
53 断熱台 54 保冷剤入り袋
56 冷暖房装置付き猫寝床 57 猫寝床本体
58 放熱板カバー 61 冷暖房装置付き飼育ケース
62 熱伝導板挿入口 63 飼育ケース本体
67 柵 68 柵固定部

Claims (3)

  1. ペットの巣箱や飼育ケースの底面全体あるいは一部に当接させ、該当接された床面を熱伝導で熱を伝導させることができる、あるいはペットの犬や猫がねそべることができる熱伝導板と、この熱伝導板に吸熱側を取り付けたぺルチェ素子と、このぺルチェ素子の放熱側に取り付けた放熱板と、前記ぺルチェ素子の駆動装置とからなることを特徴とするペット用冷暖房装置。
  2. ぺルチェ素子の駆動装置の少なくとも電源部を寝ている犬や猫から隔離するために前記冷暖房装置本体に搭載しないで別に設けて、前記冷暖房装置本体には低電圧少電流のDCコードを接続して100Vを流さないことを、犬や猫の齧りやいたずらや汚しなどによる100Vの感電事故の防止策としたことを特徴とする請求項1記載のペット用冷暖房装置。
  3. 請求項1の冷暖房装置を備えた犬小屋あるいは犬用サークルあるいは猫の寝床あるいはハムスターなどの小動物用飼育ケース。
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