JP2005341900A - ペット用保温具 - Google Patents

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Yasutomi Imanaka
康富 今中
Koji Sumida
浩至 隅田
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Abstract

【課題】 使用時に通電する必要がなく、長時間保温してペットを寒さから守ることができるペット用保温具を提供する。
【解決手段】 蓄熱材とこの蓄熱材に熱を供給するヒーターを内蔵する放熱容器4と、ヒーターと外部電源とを電気的に接続する電源コード5とを有し、放熱容器4には、ヒーターと電気的に接続される差込口45が設けられ、電源コード5は放熱容器4に対して着脱自在となるように構成され、電源コード5を放熱容器4の差込口45および外部電源のコンセントに接続してヒーターに通電することにより蓄熱材に蓄熱し、保温具1の使用時には、電源コード5を差込口45およびコンセントから引き抜いて、電源コード5を放熱容器4から取り外し、蓄熱材からの放熱によりペットを保温する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ペット用保温具に関する。
犬や猫などのペットを寒さから守るために、従来から、毛布を敷いたり、湯たんぽなどを用いて暖めることが一般に行われていた。また、電子レンジで加熱することにより、一定時間保温効果を生じる素材を用いた保温具が使用されることもあった(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、毛布を敷いても保温効果は低く、湯たんぽは、熱湯の出し入れが危険かつ煩雑である上、短時間で保温効果が減少してしまうといった不都合があった。また、電子レンジは、本来、食品の加熱に用いられるものであって、電子レンジの庫内にペットに使用している保温具を入れて加熱することは、衛生上好ましくない。
このため、コードをコンセントに接続して通電することにより発熱するヒーターを内蔵したペット用ヒーターが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2003−169559号公報 実開平1−66784号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載されたペット用ヒーターでは、コードをコンセントに接続して通電している間は、保温効果が持続するが、コードをコンセントから引き抜くと、保温効果が得られない。
一方、ペットがコードに引っ掛ったり、噛んで感電するおそれがあるために、飼い主の外出中や深夜には、コードをコンセントから抜いて、ヒーターを使用しない場合が多い。また、屋外でペットを飼っている場合や、ペットを連れて外出するときには、上記のようなペット用ヒーターを用いることができない。
本発明は、このような事情に鑑み創案されたもので、使用時に通電する必要がなく、長時間保温してペットを寒さから守ることができるペット用保温具を提供するものである。
上記の目的を達成するため、本発明に係るペット用保温具は、蓄熱材とこの蓄熱材に熱を供給するヒーターを内蔵する放熱容器と、ヒーターと外部電源とを電気的に接続する電源コードとを有し、前記放熱容器には、ヒーターと電気的に接続される差込口が設けられ、前記電源コードの一端に、放熱容器の差込口に差し込まれる接続プラグが取り付けられて電源コードが放熱容器に対して着脱自在となるように構成されるとともに、電源コードの他端に、外部電源のコンセントに差し込まれる電源プラグが取り付けられ、電源コードを放熱容器の差込口および外部電源のコンセントに接続してヒーターに通電することにより蓄熱材に蓄熱し、保温具の使用時には、電源コードを差込口およびコンセントから引き抜いて、電源コードを放熱容器から取り外し、蓄熱材からの放熱によりペットを保温することを特徴とする。
この発明によれば、電源コードが放熱容器から着脱自在に構成され、電源コードを差込口およびコンセントに接続してヒーターに通電し蓄熱材に蓄熱すれば、電源コードを差込口およびコンセントから引き抜いて、電源コードを放熱容器から取り外し、蓄熱材からの放熱によりペットを保温することができるので、保温具の使用時に電源コードを使わないため、ペットが電源コードに引っ掛ったり、電源コードを噛んで感電するおそれがなく、安全である。したがって、深夜や飼い主の外出時、あるいは屋外で、安心して使用することができる。
また、通電するのは蓄熱材への蓄熱時のみであって、保温具の使用時には通電しないので、電気の無駄がなく、エネルギーコストを低減することができる。
上記構成のペット用保温具において、前記放熱容器を、この放熱容器が出し入れ自在となるように構成されたカバーに収容すると、カバーが汚れた場合には、カバーを放熱容器から取り外して洗浄することができるので、清潔である。
上記構成のペット用保温具において、前記カバーと放熱容器との間に、放熱容器を保護するとともに、ペットの保温性と緩衝性を高める保温緩衝部材を設けると、放熱容器の損傷を防止することができる。また、保温緩衝部材によって、放熱容器の硬さが緩和され、ペットに与える刺激を低減して使用感を良くすることができる。さらに、保温緩衝部材が放熱容器と外気との間に介在するので、放熱容器からの熱を留めることができるとともに、外部からの冷気を遮ることができる。したがって、長時間保温してペットを寒さから守ることができる。その上、放熱容器の熱を緩和させることができるので、ペットに適度な温かさを与えることができる。
本発明に係るペット用保温具によれば、使用時に通電する必要がなく、長時間保温してペットを寒さから守ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
図1には、本実施形態のペット用保温具1の全体が示されている。
このペット用保温具1は、蓄熱材2とヒーター3とを内蔵した放熱容器4と、外部電源とヒーター3とを電気的に接続する電源コード5とから構成され、放熱容器4を出し入れ自在に収容するカバー6を有している。
放熱容器4は、合成樹脂で成形された筐体であって、図2に示すように、内側ケース41と、外側ケース42とが嵌合されてなっている。
なお、放熱容器4の素材は、合成樹脂に限定されるものではない。
内側ケース41は、放熱容器4の上面を構成する上面部43と、蓄熱材2が封入される封入部44とからなっている。
蓄熱材2としては、本実施形態ではポリエチレングリコール(ポリエチレングリコールを水で溶解した混合物)が採用されている。ポリエチレングリコールは、常温では固状であって、加熱することにより液状に相変化することで、潜熱を蓄熱することができる。ポリエチレングリコールは融解熱が大きいことから、蓄熱材として好適に用いられるが、蓄熱材2に用いられるのは、ポリエチレングリコールに限定されるものではない。
ヒーター3は、図3に示すように、発熱線31を平面に配置した面状発熱体であって、温度ヒューズ32とサーモスタット33が取り付けられている。また、ヒーター3の発熱線31は、アルミシート34で被覆されており、熱を反射して加熱効率を上げるとともに、発熱線31を保護し、封入部44にヒーター3を好適に取り付けることができるように図られている。さらに、ヒーター3には、電源コード5と電気的に接続するための導線7が取り付けられている。
外側ケース42は、放熱容器4の下面と側面とを構成している。この外側ケース42は、内部に内側ケース41の封入部44を収容するように、内側ケース41と嵌め合わされている。
また、外側ケース42の一側面42aには、後述する接続プラグ52の差込口45が設けられている。この差込口45には、ヒーター3に取り付けられた導線7が接続されたインレット8が取り付けられている。そして、図4に示すように、差込口45を覆うキャップ46が着脱自在に取り付けられている。
さらに、外側ケース42の一側面42aの差込口45近傍には、温度表示シール47が貼り付けられている。温度表示シール47は、放熱容器4の温度によって色が変化するものであって、蓄熱時間の目安を表示することができる。
電源コード5は、図1に示すように、その一端に差込口45のインレット8に差し込む接続プラグ52が取り付けられ、放熱容器4に着脱自在に取り付けられるように構成されている。また、電源コード5の他端には、外部電源のコンセント(図示せず)に差し込む電源プラグ51が取り付けられている。
カバー6は、図5に示すように、外側から、フリース61、ウレタンフォーム(保温緩衝部材)62、ガーゼ63の順に積層されてなっており、放熱容器4を保護するとともに、ペットの保温性と緩衝性を高めることができるように図られている。
なお、カバー6を構成する各部材は、この実施形態に限定されるものではなく、その組み合わせ、各素材は適宜決定されるものとする。例えば、ウレタンフォーム62の代わりに、他の発泡体や綿素材などを用いることができ、また、フリース61の代わりに、羊毛素材などの暖かく肌触りの良い素材を用いることができる。さらに、ガーゼ63についても、ウレタンフォーム62を被覆して、放熱容器4とウレタンフォーム62とが直接接触することを防止しうるものであれば、他の薄手の生地などでも良い。
また、カバー6には、放熱容器4を出し入れすることができるように、開口部6aが設けられており、ファスナー64により開閉自在とされている。
次に、上記構成のペット用保温具1の使用方法を、図を参照しながら説明する。
まず、使用者は、カバー6のファスナー64を開いて、開口部6aを開口し、放熱容器4の差込口45を露出させて、差込口45のキャップ46を外しておく。
次いで、電源コード5の接続プラグ52を差込口45のインレット8に差し込むとともに、電源プラグ51を外部電源のコンセントに差し込んで、ヒーター3に通電する。ヒーター3が発熱すると、蓄熱材2が加熱されて、相変化が起こり、潜熱によって蓄熱される。
放熱容器4の温度が上昇して適温になると、温度表示シール47の色が変化することにより、使用者は、通電を終了させるタイミングを知ることができる。適温になれば、電源コード5の接続プラグ52および電源プラグ51をそれぞれ引き抜いて、電源コード5を放熱容器4から取り外す。
その後、差込口45にキャップ46を取り付け、カバー6を被せて、ファスナー64により開口部6aを閉じる。
蓄熱材2からの放熱によって、放熱容器4の温度は上昇しており、また、カバー6の保温効果によって、放熱容器4が長時間にわたって保温される。本実施形態では、約30分の通電で、約8時間保温することができる。このように、短い通電時間で長時間保温することができるので、経済的であり、節電効果も有している。
また、放熱容器4から、カバー6を介してペットに伝熱されるので、適度な温かさをペットに与えることができる。
蓄熱材2からの放熱が少なくなり、放熱容器4の温度が低下すると、再度、電源コード5の接続プラグ52を差込口45のインレット8に差し込むとともに、電源プラグ51を外部電源のコンセントに差し込んで、ヒーター3に通電すれば、繰り返し使用することができる。
なお、カバー6の開口部6aから放熱容器4を出し入れすることができるので、カバー6が汚れた場合には、カバー6から放熱容器4を取り出して、洗浄することが可能で、清潔な状態で使用することができるし、他の素材や色、柄などからなるカバー6を用意しておいて、適宜、簡単に取り替えることができる。
本発明は、使用時に通電する必要がなく、長時間保温してペットを寒さから守ることができるペット用保温具に適用できる。
本発明に係るペット用保温具の全体を示す斜視図である。 図1のペット用保温具の放熱容器を分解して示す斜視図、および全体を示す斜視図である。 図1のペット用保温具のヒーターの構成を示す斜視図、および断面図である。 図1のペット用保温具の放熱容器の一側面を示す斜視図である。 図1のペット用保温具の側面の一部を破断して示す図である
符号の説明
1 ペット用保温具
2 蓄熱材
3 ヒーター
4 放熱容器
45 差込口
5 電源コード
51 電源プラグ
52 接続プラグ
6 カバー
62 ウレタンフォーム(保温緩衝部材)

Claims (3)

  1. 蓄熱材とこの蓄熱材に熱を供給するヒーターを内蔵する放熱容器と、ヒーターと外部電源とを電気的に接続する電源コードとを有し、
    前記放熱容器には、ヒーターと電気的に接続される差込口が設けられ、
    前記電源コードの一端に、放熱容器の差込口に差し込まれる接続プラグが取り付けられて電源コードが放熱容器に対して着脱自在となるように構成されるとともに、電源コードの他端に、外部電源のコンセントに差し込まれる電源プラグが取り付けられ、
    電源コードを放熱容器の差込口および外部電源のコンセントに接続してヒーターに通電することにより蓄熱材に蓄熱し、保温具の使用時には、電源コードを差込口およびコンセントから引き抜いて、電源コードを放熱容器から取り外し、蓄熱材からの放熱によりペットを保温することを特徴とするペット用保温具。
  2. 前記放熱容器は、この放熱容器が出し入れ自在となるように構成されたカバーに収容されていることを特徴とする請求項1記載のペット用保温具。
  3. 前記カバーと放熱容器との間には、放熱容器を保護するとともに、ペットの保温性と緩衝性を高める保温緩衝部材が設けられていることを特徴とする請求項2記載のペット用保温具。


























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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009291165A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Jiro Irisawa ペット用冷暖房装置
US7827588B2 (en) 2006-03-29 2010-11-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Audiovisual (AV) device and control method thereof
JP7486787B2 (ja) 2020-05-28 2024-05-20 株式会社ペティオ ペット用コタツ櫓及びペット用コタツ

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