JP3045490U - 飲料用加熱保温具 - Google Patents

飲料用加熱保温具

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JP3045490U
JP3045490U JP1997006843U JP684397U JP3045490U JP 3045490 U JP3045490 U JP 3045490U JP 1997006843 U JP1997006843 U JP 1997006843U JP 684397 U JP684397 U JP 684397U JP 3045490 U JP3045490 U JP 3045490U
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heat
vehicle
heating
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久昭 川崎
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Kawasaki Plant Systems Ltd
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Kawasaki Plant Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両による外出に際して、乳児への授乳に便
利な飲料用保温具を提供する。 【構成】 内外二重筒体11,12にして断熱材13を
充填して保温機能を具備せしめた本体部1内に、所定の
温度制御を行う発熱部3を内装した保温具本体Aと、車
両電源との接続コード部材Bとで構成し、自家用車等で
の外出に際して車両電源より飲料等の加熱保温を行うこ
とができ、車外に出た場合でも飲料の保温携帯を可能と
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、粉ミルク用の殺菌水やその他の飲料を、当該飲料の収納容器に収納 した状態のまま保温状態を維持する加熱保温具に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
粉ミルクは、或る程度の温度の湯で溶かし、温かい状態で乳児に与えるもので 、所定の時間間隔をもって行うようにしている。特に夜間の授乳も当然に行われ るので、調製済みのミルクを入れた哺乳瓶を温めておく保温具が多数提案されて おり、基本的には、加熱板上に哺乳瓶を載置して保温する構造の器具と、哺乳瓶 を筒状容器内に収納する器具とが知られている。
【0003】 前記の保温記具の機能は、哺乳瓶の保温や、粉ミルクを溶かすお湯を沸かすも ので、外出の際には使用できない。そこで特に自家用車等を使用して乳児を伴っ て遠くに外出する場合には、車両の電源を利用する保温器具も提案されている( 実開平6−48670号)。
【0004】 然し前記の車両用電源を利用した哺乳瓶の保温器具は、哺乳瓶の保温であって 、長時間自家用車等に乗車している場合には、ミルクの変性があり、必ずしも使 い易いとはいえない。また前記の車両用の保温器具は、車両内に固定状態で使用 するため、車外に出た場合の哺乳瓶の保温が継続できない。 そこで本考案は、主として車両で外出する際に、乳児への授乳に便利な保温器 具を提案したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る飲料用加熱保温具は、保温具本体と、保温具本体と分離可能に設 けたコード部材とで構成され、保温具本体が、飲料容器の収納を可能とし筒状体 を耐熱樹脂製の内外二重筒体で形成すると共に、当該二重筒体間に断熱材を充填 した本体部と、前記本体部の上部開口部分に装着可能に設けた蓋体部と、本体部 内の内側筒体の外周面に金属箔を張着して線状ヒータを捲装し、更に外周面を金 属箔で被覆すると共に、線状ヒーターへの通電回路に、温度ヒューズ及び筒状本 体内の温度を一定に保つ温度制御部を介装した発熱部と、外側筒体に付設した電 源接続部とを備え、コード部材が、電気コードの一端に前記電源接続部と接続可 能構造とした接続体を設け、他端に車両電源用差し込みプラグを設けてなること を特徴とするものである。
【0006】
【作用】
調製したミルクを収納した哺乳瓶や、ミルクの調製に使用する殺菌水を収納し た瓶状飲料容器を本体部内に収納し、蓋体部を装着し、車両の電源に接続したコ ード部材を電源接続部に接続して通電すると、発熱部が発熱することで収納飲料 を一定温度(通常50〜55℃程度)に保つもので、車外に出る場合でもコード 部材を外しそのまま持ち歩いても、或る程度の時間は所定温度を維持できるもの である。従って調製ミルクの保温や、調製用殺菌水の保温携帯が可能となるもの で、外出時の乳児への授乳を容易に行うことができる。
【0007】
【実施例】
次に本考案の実施例について説明する。 実施例に示した加熱保温具は、保温具本体Aと、車両用コード部材Bと、家庭 用コード部材Cとで構成される。
【0008】 保温具本体Aは、本体部1と、蓋体部2と、発熱部3と、電源接続部1を備え てなり、本体部1は、飲料容器(殺菌水容器)Aの収納を可能とした大きさで、 耐熱樹脂で形成した内筒体11と外筒体12を有し、内外筒体11,12の間に 断熱材13を充填し、上部開口外周面に蓋体螺合用の突条14を設けてなる。
【0009】 蓋体部2は、本体部1と同様に耐熱樹脂で形成したもので、前記本体部1の上 部開口部分に装着(螺合)できるようにしたものである。
【0010】 電熱部3は、本体部1内の内側筒体11の外周面に金属箔31を張着し、その 外面に線状ヒーター(シーズヒーター)32を捲装し、ヒーター32の外周面を 更に金属箔33で被覆し、前記線状ヒーターへ32と電源接続部4を接続する通 電回路に、危険な所定温度以上となると回路を遮断する温度ヒューズ34及び本 体部1内の温度即ち保温温度を一定に保つために通電回路の遮断接続を行うサー モスタットのような温度制御部35を介装したものである。
【0011】 電源接続部4は受けプラグのような適宜な電気接続器具を採用したもので、本 体部1の外周面に埋設形成したものである。
【0012】 車両用コード部材Bは、電気コード5の一端に前記電源接続部4の受けプラグ に対応する差し込みソケット(接続体)6を設け、他端に車両電源用差し込みプ ラグ7を設けてなるものである。
【0013】 また家庭用コード部材Cは、電気コード5に、交直電圧変換アダプター8を介 装し、その電気コード5の一端に、前記電源接続部4の受けプラグに対応する差 し込みソケット(接続体)6を設け、他端に家庭電源用差し込みプラグ9を設け たものである。
【0014】 而して乳児をつれて車両で遠出する場合に、調乳用の殺菌水を収納した瓶状の の飲料容器(市販されている)Dを、本体部1内に収納して蓋体部2を装着し、 車両用コード部材Bで車両電源と電源接続部5間を接続すると、発熱部3に通電 して、殺菌水の加熱を行い、所定温度になると当該温度を維持することになる。 そして授乳に際して、哺乳瓶で粉ミルクと温水(殺菌水)とでミルクを調製し、 少し冷まして乳児に与えれば良いものである。更に車外にでる場合には、コード 部材Bを外し、殺菌水を保温具本体Aに収納した状態で携帯しても、本体Aは断 熱構造となっているので、殺菌水が急激に冷えることなく、充分な時間お湯と成 っているものであるから、必要時にミルクの調製が可能であり、授乳できる。
【0015】 ミルクは調製後或る程度の時間は所定の品質を維持できるので、車両の乗車時 間や、車外に出ている時間等を考慮すると、殺菌水の保温とせずに調製したミル ク自体の保温を行うようにしても良い。
【0016】 また外出しない際の家庭での授乳に際しても、家庭用コード部材Cを使用して 家庭用電源と接続することで家庭でも保温具として使用できるものである。
【0017】 尚本考案は授乳を主たる使用目的とするものであるが、その他の飲料の保温携 帯に使用しても良い。
【0018】
【考案の効果】
以上のとおり本考案は、内外二重にして保温機能を具備せしめた本体部内に、 所定の温度制御を行う発熱部を内装した保温具本体と、車両電源との接続コード 部材とで構成したもので、自家用車等での外出に際して車両電源より飲料等の加 熱保温を行うことができて、乳児への授乳に便利であり、且つ車外に出た場合で も飲料の保温携帯を可能としたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の全体斜視図。
【図2】同発熱部の回路図。
【図3】同保温具本体の内部構造の説明図。
【符号の説明】
A 保温具本体 B 車両用コード部材 C 家庭用コード部材 1 本体部 11 内筒体 12 外筒体 13 断熱材 2 蓋体部 3 電熱部 31,33 金属箔 32 線状ヒーター 34 温度ヒューズ 35 温度制御部 4 電源接続部 5 電気コード 6 差し込みソケット(接続体) 7 車両電源用差し込みプラグ 8 交直電圧変換アダプター 9 家庭電源用差し込みプラグ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保温具本体と、保温具本体と分離可能に
    設けたコード部材とで構成され、保温具本体が、飲料容
    器の収納を可能とし筒状体を耐熱樹脂製の内外二重筒体
    で形成すると共に、当該二重筒体間に断熱材を充填した
    本体部と、前記本体部の上部開口部分に装着可能に設け
    た蓋体部と、本体部内の内側筒体の外周面に金属箔を張
    着して線状ヒータを捲装し、更に外周面を金属箔で被覆
    すると共に、線状ヒーターへの通電回路に、温度ヒュー
    ズ及び筒状本体内の温度を一定に保つ温度制御部を介装
    した発熱部と、外側筒体に付設した電源接続部とを備
    え、コード部材が、電気コードの一端に前記電源接続部
    と接続可能構造とした接続体を設け、他端に車両電源用
    差し込みプラグを設けてなることを特徴とする飲料用加
    熱保温具。
  2. 【請求項2】 交直電圧変換アダプターを介装した電気
    コードの一端に、前記電源接続部と接続可能構造とした
    接続体を設け、他端に家庭電源用差し込みプラグを設け
    た家庭用コード部材を付加して構成したことを特徴とす
    る請求項1記載の飲料用加熱保温具。
JP1997006843U 1997-07-18 1997-07-18 飲料用加熱保温具 Expired - Lifetime JP3045490U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011041690A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Toshiba Corp ドラム式洗濯機
JP2022098773A (ja) * 2020-12-22 2022-07-04 三田理化工業株式会社 母乳殺菌装置

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