JP2009290283A - 増幅回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】逆歪特性による歪補償と高効率増幅技術とを併用した場合にも、歪を抑制することができる増幅回路を提供する。
【解決手段】増幅器22への入力信号に基づいて変調された電源電圧を増幅器22に付与し、かつ、DPD30において増幅器22の歪特性を打ち消す逆歪特性を増幅器22の入力信号に付加することにより歪補償を実行する他、増幅器22の入出力特性に現れる形状を確認し、その形状にくびれがある場合には、増幅器22に付与される入力信号及び電源電圧の相互のタイミングを調整することによりくびれを平坦化させ、歪を抑制する。
【選択図】図3

Description

本発明は、増幅回路に関する。
高出力増幅器(HPA: High Power Amplifier)を用いて電力を増幅するとき、入出力特性の歪により、所望の出力が得られない場合がある。そこで、このような歪を補償するための歪補償方式として、増幅器の入力信号(ゲート信号)に対して、増幅器の歪特性とは逆の、逆歪特性をデジタル信号処理により生成して増幅器の入力に付加するDPD(Digital Pre-Distortion)処理を施すことにより、所望の増幅器出力を得る手法が提案されている(例えば、非特許文献1参照。)。
また、同時に増幅器の電力効率を高めたい場合、増幅器の入力信号を用いて増幅器の電源電圧(ドレイン信号)を変調し、入力信号の大小に合わせて増幅器の消費電力をダイナミックに変動させる方式(電源変調方式、又は、エンベロープトラッキング方式とよばれている。)が提案されている(例えば、非特許文献2,3参照。)。このような電源変調方式では、入力信号の電圧が小さいときには増幅器の消費電力が抑えられ、電力効率が向上する。このようにして、高効率増幅技術を提供することができる。
Lei Ding, "Digital predistortion of power amplifiers for wireless application", Thesis, Georgia institute of Technology, 2004 Donald F. Kimball, et al., "High-Efficiency Envelope-Tracking W-CDMA Base-Station Amplifier Using GaN HFETs", IEEE Transactions on Microwave Theory and Techniques, Vol. 54, No. 11, November 2006. Feipeng Wang, et. al., "Design of Wide-Band Envelope-Tracking Power Amplifiers for OFDM Applications", IEEE Transactions on Microwave Theory and Techniques, Vol.53, No.4, April 2005.
上記のように増幅器の入力信号に基づいて電源電圧を制御する場合、DPD処理のみでは歪を取り除けない場合があることが判明した。しかしながら、かかる場合に如何にして歪を取り除くかについては未だ提案がなされていない。
そこで、本発明は、逆歪特性による歪補償と高効率増幅技術とを併用した場合にも、歪を抑制することができる増幅回路を提供することを目的とする。
本発明の増幅回路は、増幅器と、前記増幅器への入力信号に基づいて変調された電源電圧を、前記増幅器に付与する電源変調部と、前記増幅器の入出力信号に基づいて歪特性を推定し、当該歪特性を打ち消す逆歪特性を推定する推定部と、前記逆歪特性を前記増幅器への入力信号に付加する歪補償部と、前記増幅器の入出力特性を取得し、当該入出力特性に基づいて、前記増幅器に付与される入力信号及び電源電圧の相互のタイミングを調整するタイミング調整部とを備えたものである。
上記のように構成された増幅回路では、歪補償部により増幅器の歪補償を行う他、タイミング調整部により、入力信号及び電源電圧の相互のタイミングを、入出力特性に基づいて調整することができる。これにより、タイミングのずれに起因する歪を抑制することができる。
また、上記の増幅回路において、タイミング調整部は、入出力特性に現れる形状のくびれを抑制するようにタイミングを調整するものであってもよい。
この場合、くびれを抑制することで入出力特性が平坦化され、歪が抑制される。
また、上記の増幅回路において、くびれは、ゲイン特性又は位相特性における特性カーブの変曲点を含んで構成されるもの、とすることができる。
この場合、変曲点を求める演算によってくびれを検出することができる。
本発明の増幅回路によれば、逆歪特性による歪補償と高効率増幅技術とを併用した場合に生じ得る歪を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、無線通信装置としての無線基地局1aと、同じく無線通信装置としての端末装置1b,1c,1dとを有する無線通信システムの構成図である。
無線通信装置1a,1b,1c,1dはそれぞれ、無線信号を受信するための受信機11、無線信号を送信するための送信機12、及び、送受信信号の処理を行う処理部13を備えている。
受信機11は、線形変調信号を受信するものであり、線形変調信号を受信して増幅するために低雑音増幅回路11aを有している。
また、送信機12は、線形変調信号を送信するものであり、線形変調信号を増幅する電力増幅回路12aを有している。
前記低雑音増幅回路11a及び電力増幅回路12aの基本的構成は、ともに同様であるので、以下では、電力増幅回路12aを増幅回路の一例として説明する。
図2は、(電力)増幅回路12aのハードウェア構成を示す回路図である。この増幅回路12aは、デジタル信号処理部(DSP)21、RF電力増幅器(以下、単に増幅器という。)22、エンベロープ(包絡線)増幅器23等を備えている。
増幅器22は、線形変調信号を増幅するためのものであるが、非線形特性を有する動作領域を有しており、後述の図3の歪補償部30が必要とされる。また、この増幅器22においては、入力信号の変化や増幅器特性のばらつきによって電力効率や歪特性が変化することがある。
デジタル信号処理部21は、増幅器22への入力となる信号(ベースバンド信号)を出力するとともに、増幅器22の出力(ベースバンド信号)を取得することができる。
なお、デジタル信号処理部21から増幅器22の信号入力端子までの間には、DAコンバータ(DAC)24、ローパスフィルタ(LPF)25、アップコンバータ26、バンドパスフィルタ27、及び、ドライバ28が設けられている。また、デジタル信号処理部21から増幅器22の電源電圧入力端子までの間には、DAコンバータ(DAC)24、ローパスフィルタ29d、及び、エンベロープ増幅器23が設けられている。
エンベロープ増幅器23の入力信号(アナログ)の基になるデジタル信号は、デジタル信号処理部21内において、増幅器22への入力信号(デジタル)に基づく信号として与えられる。従って、デジタル信号処理部21からDAコンバータ24、ローパスフィルタ29d、エンベロープ増幅器23を経て、増幅器22に電源電圧を付与する回路部分は、増幅器22への入力信号に基づいて変調された電源電圧を当該増幅器22に付与する電源変調部20を構成している。一方、増幅器22の出力端からデジタル信号処理部21までの間には、方向性結合器29e、ダウンコンバータ29a、ローパスフィルタ29b、ADコンバータ(ADC)29cが設けられている。
図3は、デジタル信号処理部21の内部機能のうち、増幅器22に関する機能を示すブロック図である。
同図に示すように、デジタル信号処理部21は、増幅器22に与えられる信号の歪補償を行うDPD(Digital Pre-Distorter)30(歪補償部)、DPD30の入出力信号が入力される制御器31、二点鎖線で囲まれたタイミング調整部32、及び、推定器37を備えている。
上記タイミング調整部32は、DPD30から増幅器22の信号入力端子に至る途中に設けられたタイミング調整回路33と、制御器31から増幅器22の電源電圧入力端子に至る途中に設けられたタイミング調整回路34と、調整器35と、調整部判定回路36とを備えている。タイミング調整回路33,34はそれぞれ、調整器35の指示を受けて入出力間の位相調整をすることにより出力のタイミングを調整することができる。また、調整部判定回路36は推定器37と共に、推定部38を構成する。
DPD30は、信号(歪補償前ベースバンド信号)xに増幅器22の歪特性に応じた歪補償処理を施して信号(歪補償後ベースバンド信号)uを得る。調整部判定回路36は、DPD30の出力uと増幅器22の出力zとに基づいて、増幅器22の入出力特性を把握することができ、推定器37は、歪特性を推定するとともに、この歪特性を打ち消す逆歪特性を推定する。すなわち、推定部38(調整部判定回路36,推定器37)は、増幅器22の入出力信号に基づいて歪特性(A)を推定し、当該歪特性を打ち消す逆歪特性(A-1)を推定する。DPD30は、この逆歪特性(A-1)を入力信号xに付加することによって、歪補償を行う。予め歪補償が施されたDPD30の出力信号uを増幅器22に与えることで、増幅器22からは、歪みの無い(若しくは少ない)出力zが得られる。
一方、前述のように電源変調部20(図2)は、DPD30の出力信号uのエンベロープ(包絡線)に応じて、増幅器22に与える電源電圧vを変化させる。すなわち、入力信号u(のエンベロープ)が小さければ、電源電圧vが小さくなり、入力信号u(のエンベロープ)が大きければ、電源電圧vが大きくなることによって、入力信号uで変調された電源電圧vが決定される。これにより、増幅器22の電力効率を高めることができる。
以上のようにして、増幅器22の電源変調特性と歪補償特性とをそれぞれ制御することができる。従って、増幅器22の電源変調特性と歪補償特性の両方の適応制御を行って「効率最大、歪最小」となる最適な増幅器特性を得ることが可能である。
また、効率と歪のいずれか一方を犠牲にして、他方の性能を向上させるといった制御も可能である。
次に、DSP21内の処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、DSP21は、内蔵するカウンタKのリセットを行う(ステップS1)。続いて、DSP21は、調整部判定回路36から推定器37を介して指示される逆歪特性を付加しつつ、DPD30による歪補償を実行し(ステップS2)、カウンタを1加算する(ステップS3)。ここでDSP21は、カウンタが所定のカウント数に達したかどうか判断し(ステップS4)、達していない場合にはDPD30による歪補償(ステップS2)と、カウンタの加算(ステップS3)とを繰り返す。これにより、所定回数、DPDによる歪補償が実行される。
図5は、増幅器22の入出力特性を示すグラフであり、(a)は入力の絶対値│Pin│に対する入出力比(出力の絶対値│Pout│を入力の絶対値│Pin│で除したもの)、すなわち、ゲイン(AM−AM)特性を示し、(b)は入力の絶対値│Pin│に対する入出力間の角度arg(Pout/Pin)、すなわち、位相特性を示している。増幅器22が線形性を維持しているときは、理想的な歪補償が行われると(a)におけるゲインは1となり、(b)における位相のずれは0となるが、実際には若干の拡がりがあり、各特性を示すグラフの形状は、図示のような横に長く、細い棒状のものとなる。一方、歪補償が不適切な場合には、例えば図6の(a)、(b)に示すように、縦軸方向の拡がりが拡大する。DPDによる歪補償は、図6のグラフの形状を、図5のグラフの形状に近づけるべく行われる。
図4に戻り、ステップS4でカウンタKが所定のカウント数に達した場合、DSP21は、調整部判定回路36において増幅器22の入出力特性(ゲイン特性及び位相特性)についての計算を行い(ステップS5)、入出力特性に現れる形状の確認を行う(ステップS6)。この形状とは、グラフにした場合に、グラフとして表される形状である。この形状が図5や図6に示すものであれば、後述の「くびれ」が無いとして、ステップS1に戻る処理が行われ、DPDによる歪補償が再び最初から実行される。
一方、増幅器22に与えられる入力信号と電源電圧との間にタイミングのずれがあると、ゲイン特性及び位相特性はそれぞれ、例えば図7の(a)及び(b)に示すような中間に「くびれ」がある形状となる。そこで、調整部判定回路36は、入出力特性に現れる形状をチェックして「くびれ」があるか否かの判断を行う(ステップS7)。なお、この「くびれ」の有無は、例えば縦軸の値の勾配(微分値)が、上側の輪郭形状では負の勾配から0を経て正の勾配に転じ、かつ、下側の輪郭形状では正の勾配から0を経て負の勾配に転じる、という事象を捉えることによって検出することが可能である。また、勾配の大きさから、くびれの大小(急峻なくびれか又はなだらかなくびれ)を検出することができる。
例えば、図7の(a)又は(b)における横軸をx、縦軸における上半分の輪郭に現れる特性カーブをxの関数f(x)として、m個のxの値を順に、x1,x2,...,xm-1,xmとしたとき、以下のようにeの値を逐次演算すると、
1=f(x1)−f(x2) e1の符号は+(減少)
2=f(x2)−f(x3) e2の符号は+(減少)
(途中省略)
m-1=f(xm-1)−f(xm) em-1の符号は+(減少)
m=f(xm)−f(xm+1) emの符号は−(増大)
となる。従って、eの符号が+から−へ反転したことにより、特性カーブの変曲点を検出することができ、この変曲点を含んで構成されるくびれ(の候補)を検出することができる。
調整部判定回路36は、くびれと見るか否かの、予め定められた閾値を基に、くびれがあるか否かの判断を行う(ステップS7)。ここで、くびれがある場合、調整部判定回路36は、既にタイミング調整を行ったか否かをチェックする(ステップS8)。最初はまだタイミング調整を行っていないので「NO」であり、タイミング調整部32は所定の、かつ、小量のタイミング調整を行う(ステップS11)。
次に、DSP21は、内蔵するカウンタJのリセットを行う(ステップS12)。続いてDSP21は、DPD30による歪補償を実行し(ステップS13)、カウンタJを1加算する(ステップS14)。ここでDSP21は、カウンタJが所定のカウント数に達したかどうか判断し(ステップS15)、達していない場合にはDPD30による歪補償(ステップS13)と、カウンタの加算(ステップS14)とを繰り返す。これにより、所定回数、DPDによる歪補償が実行される。なお、これらの処理は、タイミング調整後に再び入出力特性を計算するまでの過渡的な歪補償として行われる。従って、ステップS15における所定のカウント数とは、ステップS4における所定のカウント数と比べて、かなり小さい数である。ステップS15においてカウンタJが所定のカウント数に達したときは、DSP21は、ステップS5〜S7を再度実行する。
ここで、くびれが閾値未満の小さな値になり、入出力特性に現れる形状が平坦化された場合は、ステップS7からステップS1に戻る処理が行われるが、まだくびれが閾値以上にある場合には、次のステップS8で今度は「YES」と判断して、先のタイミング調整の結果くびれが小さくなったかどうか、の判断が行われる(ステップS9)。そして、くびれが小さくなっていた場合にはそのままタイミング調整S11及びステップS12〜15の処理が継続され、ステップS7で、くびれがないと判断されるまで同じ処理が繰り返される。一方、先のタイミング調整によってくびれが小さくならなかった場合には、タイミング調整が逆方向に行われていると解されるので、タイミング調整部32は、逆調整(調整の方向性を逆にすること)を指示した後(ステップS10)、タイミング調整(ステップS11)及びステップS12〜15の処理を行う。
以上のようにして、くびれを抑制するようにタイミング調整が行われ、その結果くびれが閾値未満となり入出力特性に現れる形状が平坦化されると、DPDによる歪補償で入出力特性の線形性を確保できる状態となるので、再びDPDによる歪補償(ステップS2)を実行する状態に戻る。すなわち、このフローチャートの処理によれば、DPDによる歪補償を実行しつつ、一定回数(又は一定時間)歪補償を実行すると、くびれの有無のチェックを行い、くびれがあればタイミング調整を行ってくびれを抑制できるようにした。なお、実際にはタイミングのずれが発生する頻度は少ないので、所定カウント数(ステップS4)を大きな値に設定して長い周期で、くびれ検出を行うようにすればよい。
上記のような増幅回路12aによれば、DPDによる歪補償と高効率増幅技術とを併用した場合にも効果的に歪を抑制する増幅回路を提供することができる。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
無線通信装置としての無線基地局と、無線通信装置としての端末装置とを有する無線通信システムの構成図である。 増幅回路のハードウェア構成を示す回路図である デジタル信号処理部の内部機能のうち、増幅器に関する機能を示すブロック図である。 DSPによって行われる処理を示すフローチャートである。 歪補償がほぼ理想的に行われた場合の増幅器の入出力特性を示すグラフであり、(a)はゲイン特性を、(b)は位相特性を、それぞれ示している。 歪補償が不十分な場合における増幅器の入出力特性の一例を示すグラフであり、(a)はゲイン特性を、(b)は位相特性を、それぞれ示している。 増幅器に与えられる入力信号と電源電圧との間にタイミングのずれがある場合における増幅器の入出力特性の一例を示すグラフであり、(a)はゲイン特性を、(b)は位相特性を、それぞれ示している。
符号の説明
1a:無線基地局、1b,1c,1d:端末装置、11:受信器、11a:増幅回路、12送信機、12a:増幅回路、13:処理部、20:電源変調部、21:デジタル信号処理部、22:増幅器、23:エンベロープ増幅器、24:DAコンバータ、25:ローパスフィルタ、26:アップコンバータ、27:バンドパスフィルタ、28:ドライバ、29a:ダウンコンバータ、29b:ローパスフィルタ、29c:ADコンバータ、29d:ローパスフィルタ、29e:方向性結合器、30:DPD(歪補償部)、31:制御器、32:タイミング調整部、33,34:タイミング調整回路、35:調整器、36:調整部判定回路、37:推定器、38:推定部

Claims (3)

  1. 増幅器と、
    前記増幅器への入力信号に基づいて変調された電源電圧を、前記増幅器に付与する電源変調部と、
    前記増幅器の入出力信号に基づいて歪特性を推定し、当該歪特性を打ち消す逆歪特性を推定する推定部と、
    前記逆歪特性を前記増幅器への入力信号に付加する歪補償部と、
    前記増幅器の入出力特性を取得し、当該入出力特性に基づいて、前記増幅器に付与される入力信号及び電源電圧の相互のタイミングを調整するタイミング調整部と
    を備えたことを特徴とする増幅回路。
  2. 前記タイミング調整部は、前記入出力特性に現れる形状のくびれを抑制するようにタイミングを調整する請求項1記載の増幅回路。
  3. 前記くびれは、ゲイン特性又は位相特性における特性カーブの変曲点を含んで構成される請求項2記載の増幅回路。
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