JP2009289319A - 光ディスク装置及び光ディスク複製方法、並びに光ディスク複製制御装置、光ディスク複製制御方法及び光ディスク複製制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】光ディスクからデータを再生し得なくなる危険性を格段に低減できるようにする。
【解決手段】光ディスク装置2の制御部11は、光ディスク100から読み出したデータDTにエラーが生じていればエラー訂正処理を行い、光ディスク100が「安心ディスク」であった場合、必要に応じてパリティ復元処理を行うことにより当該エラーの訂正を試み、さらにパリティ復元処理によりデータDTを生成した場合、光ディスク100の複製の作成をユーザに促し、当該ユーザの指示に応じて複製ディスク100Bを作成することにより、光ディスク100の再生時にエラーが生じる場合であっても、エラー訂正処理又はセクタ復元処理により当該エラーを訂正可能なうちに、当該光ディスク100の複製として複製ディスク100Bを作成することができる。
【選択図】図7
【解決手段】光ディスク装置2の制御部11は、光ディスク100から読み出したデータDTにエラーが生じていればエラー訂正処理を行い、光ディスク100が「安心ディスク」であった場合、必要に応じてパリティ復元処理を行うことにより当該エラーの訂正を試み、さらにパリティ復元処理によりデータDTを生成した場合、光ディスク100の複製の作成をユーザに促し、当該ユーザの指示に応じて複製ディスク100Bを作成することにより、光ディスク100の再生時にエラーが生じる場合であっても、エラー訂正処理又はセクタ復元処理により当該エラーを訂正可能なうちに、当該光ディスク100の複製として複製ディスク100Bを作成することができる。
【選択図】図7
Description
本発明は光ディスク装置及び光ディスク複製方法、並びに光ディスク複製制御装置、光ディスク複製方法及び光ディスク複製制御プログラムに関し、例えば光ディスクに記録された映像を再生する光ディスク装置に適用して好適なものである。
従来、光ディスク装置においては、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)、或いはBD(Blu-ray Disc、登録商標)等の光ディスクに対し、音楽データや映像データ、或いはコンピュータ等で利用される種々のデータを記録し、また再生し得るようになされたものが広く普及している。
また光ディスク装置のなかには、複数の記録層を有する光ディスクに対し、複数台のハードディスクドライブにより構成するRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)と同様データを分散してデータを記録し、また再生するようになされたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この光ディスク装置では、各記録層をRAIDにおける1台のハードディスクドライブと同様に扱い、各記録層のうち光ディスクの厚さ方向に同一となる箇所に対して、データ及び冗長性を持たせた情報信号(以下、これを冗長情報と呼ぶ)を記録し、また再生するようになされている。
これによりこの光ディスク装置は、情報の記録速度及び再生速度、すなわちデータ転送速度を向上させると共に冗長性を高めることができる。
特開2004−342204公報(第10図)
ところで光ディスク装置では、一般に、ユーザにより所望の光ディスクに交換された上で、各種データ等の記録又は再生を行うことを前提としている。このため光ディスクは、実際にユーザに取り扱われる際に、その表面に傷が付き、或いは埃等の異物が付着する可能性がある。以下、このような状態を「ディフェクトを有する」と呼ぶ。
上述した光ディスク装置は、ディフェクトによりデータの一部を読み出し得ない等の理由によりエラーが発生したとしても、当該エラーが発生したデータに対応する冗長情報を読み出すことができれば、所定のエラー訂正処理等を行うことにより、正しいデータを再生することができる。
この冗長情報は、従来の方式においては、まずセクタ等と呼ばれる単位量のデータごとに計算される。またデータ及び当該データに対応する冗長情報は、アドレス等により番地付けされた記録領域内の小さな領域(例えばセクタ等)、及び又は上述した特許文献1で提案されるような複数の記録層における互いに相違した領域に記録される。
しかしながら光ディスクにおいては、情報の記録が行われた後であっても、ユーザが取り扱ううちにディフェクトが増加する可能性がある。特に、光ディスク媒体をカートリッジに収納しない方式の光ディスク(例えばCDやDVD等)は、ユーザにより埃や汚れのある場所に放置されることにより、または光学的な情報の読み書きを行う記録面側の表面がユーザの手で触れられることにより、容易にディフェクトが増加してしまう。
光ディスク装置は、このようにディフェクトが増加すると、光ディスクのデータ及び当該データと対応する冗長情報の双方を読み出し得なくなる場合や、冗長情報により復元可能な程度を越えた範囲でエラーが発生する場合がある。
特に、上述した小さな領域(例えばセクタ等)にデータ及び当該データに対応する冗長情報が記録されている場合、その記録位置は半径方向及び又は回転方向に関して狭い範囲に限定されるので、当該小さな領域を覆うような形状でディフェクトが発生する可能性も考えられる。
このような場合、光ディスク装置は、エラー訂正処理を行ったとしてもデータを復元することができず、光ディスクからデータを再生し得ないという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、光ディスクからデータを再生し得なくなる危険性を格段に低減し得る光ディスク装置及び光ディスク複製方法、並びに光ディスク複製制御装置、光ディスク複製制御方法及び光ディスク複製制御プログラムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の光ディスク装置及び光ディスク複製方法においては、所定のデータ読出部により光ディスクからデータを読み出し、所定の訂正処理部により、データにエラーが含まれているか否かを検出し、当該エラーが訂正可能であった場合、当該エラーを訂正することにより復元データを生成し、所定の複製処理部により、光ディスクから読み出したデータのうちエラーが含まれていたデータを復元データに置き換えて他の光ディスクに記録するディスク複製処理を行うようにした。
これにより、光ディスクから読み出したデータにエラーが生じた場合に、ディフェクトの増加等によりエラーが増加してデータを再生し得なくなる前に、ディスク複製処理を行い複製ディスクを作成しておくことができる。
また本発明の光ディスク複製制御装置、光ディスク複製方法及び光ディスク複製プログラムにおいては、光ディスクにデータを記録すると共に当該光ディスクから当該データを読み出す光ディスク装置を所定の読出制御部によって制御することにより、当該光ディスクから当該データを読み出させ、所定の訂正処理部により、データにエラーが含まれているか否かを検出し、当該エラーが訂正可能であった場合、当該エラーを訂正することにより復元データを生成し、所定の複製制御部により、光ディスクから読み出したデータのうちエラーが含まれていたデータを復元データに置き換え、光ディスク装置により他の光ディスクに記録させるディスク複製処理を行わせるようにした。
これにより、光ディスク装置により光ディスクから読み出させたデータにエラーが生じた場合に、ディフェクトの増加等によりエラーが増加してデータを再生し得なくなる前に、ディスク複製処理を行わせて複製ディスクを作成させることができる。
本発明によれば、光ディスクから読み出したデータにエラーが生じている場合に、ディフェクトの増加等によりエラーが増加してデータを再生し得なくなる前に、ディスク複製処理を行い複製ディスクを作成しておくことができ、かくして光ディスクからデータを再生し得なくなる危険性を格段に低減し得る光ディスク装置及び光ディスク複製方法を実現できる。
また本発明によれば、光ディスク装置により光ディスクから読み出させたデータにエラーが生じた場合に、ディフェクトの増加等によりエラーが増加してデータを再生し得なくなる前に、ディスク複製処理を行わせて複製ディスクを作成させることができ、かくして光ディスクからデータを再生し得なくなる危険性を格段に低減し得る光ディスク複製制御装置、光ディスク複製方法及び光ディスク複製プログラムを実現できる。
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
(1−1)光ディスク再生システム構成
図1に示すように、光ディスク再生システム1は、光ディスク100を再生する光ディスク装置2と、映像を表示する表示装置4とが接続ケーブル3を介して接続された構成を有している。
(1−1)光ディスク再生システム構成
図1に示すように、光ディスク再生システム1は、光ディスク100を再生する光ディスク装置2と、映像を表示する表示装置4とが接続ケーブル3を介して接続された構成を有している。
光ディスク100は、例えばDVDメディアでなり、映像や音声等が符号化されデータとして記録されている。光ディスク装置2は、ユーザの操作を受け付ける操作部2Cや各種情報を表示する表示部2Dを有しており、また内部に光ピックアップ等の光学部品や制御部等の電子回路が組み込まれている。
光ディスク装置2は、操作部2Cに対するユーザの操作等に応じて光ディスク100からデータを読み出し、復号化処理等を行うことにより映像信号SVを再生し、接続ケーブル3を介して当該映像信号SVを表示装置4へ送出する。表示装置4は、映像信号SVに基づいた映像を表示画面4Dに表示する。
かくして光ディスク再生システム1は、光ディスク100に記録されている映像等を再生してユーザに視聴させるようになされている。
(1−2)光ディスクの構成
光ディスク100は、DVD方式の規格に準拠しており、図2に示すように直径約120[mm]の円盤状に構成されている。光ディスク100は、直径約15[mm]でなる中心孔100Hを有しており、光ディスク装置1(図1)において保持部5Aにより当該中心孔100Hを介してスピンドルモータ5の出力軸に固定されるようになされている。
光ディスク100は、DVD方式の規格に準拠しており、図2に示すように直径約120[mm]の円盤状に構成されている。光ディスク100は、直径約15[mm]でなる中心孔100Hを有しており、光ディスク装置1(図1)において保持部5Aにより当該中心孔100Hを介してスピンドルモータ5の出力軸に固定されるようになされている。
光ディスク100は、図中に斜線で示すような、仮想的な中心100Cから約24〜58[mm]となる領域(以下、これを記録領域Rと呼ぶ)にデータが記録され、また当該記録領域Rからデータが再生されるようになされている。記録領域Rには、螺旋状にトラックが形成されており、当該トラック同士の間隔(いわゆるトラックピッチ)が約0.74[μm]となるように構成されている。
記録領域Rには、管理用のデータ等以外の本来記録すべきデータ(いわゆるユーザデータ)が記録されるようになされている。ユーザデータは、記録領域Rに記録される際、32768バイトごとにエラー訂正符号の算出及びインターリーブ処理が施され、さらに2048バイトごとにセクタSCに分割されるようになされており、各セクタSCに割り当てられたセクタ番号により管理されるようになされている。
光ディスク100に記録されているユーザデータは、予めセクタSCごとにパリティ符号等の冗長な符号(以下これを冗長符号と呼ぶ)が付加されている。この冗長符号は、セクタSC内で所定数以下の符号(具体的にはビットやバイト等)にエラーが生じた場合に、当該エラーが発生したことの検出や当該エラーが生じた符号の訂正に利用し得るよう予め算出されたものである。
ところで記録領域Rは、最内周にある先頭セクタSCsに0x30000番地(16進表記、以下同じ)が割り当てられ、最外周にある末尾セクタSCeに0x25FDBF番地が割り当てられている。因みに、先頭セクタSCsから末尾セクタSCeまでは、10進数で2293184個のセクタSCが存在することになり、1セクタの容量が2048バイトであるため、光ディスク100全体としては、2293184×2048=4696440832バイト、すなわち約4.7ギガバイトの容量となる。
さらに第1の実施の形態では、図2と対応する図3に示すように、光ディスク100の記録領域Rが第1記録領域R1、第2記録領域R2、第3記録領域R3及び第4記録領域R4に4分割されている。
第1記録領域R1〜第4記録領域R4は、それぞれの記録容量が等しくなるように分割されており、当該第1記録領域R1及び当該第2記録領域R2の境界部分は光ディスク100の中心100Cから約35.7[mm]となっている。また第2記録領域R2及び当該第3記録領域R3の境界部分は光ディスク100の中心100Cから約44.4[mm]となり、当該第3記録領域R3及び当該第4記録領域R4の境界部分は光ディスク100の中心100Cから約51.6[mm]となっている。
さらに第1記録領域R1、第2記録領域R2及び第3記録領域R3(以下、これをユーザデータ領域と呼ぶ)には、ユーザデータが記録されるようになされており、また第4記録領域R4(以下、これをパリティデータ領域と呼ぶ)には、第1記録領域R1、第2記録領域R2及び第3記録領域R3に記録されたユーザデータを基に生成したパリティデータが記録されるようになされている。
すなわち記録領域R内の任意のセクタSCに記録されたユーザデータには、セクタSCごとに、当該セクタSC内部に付加されたパリティ符号等の冗長な符号が記録される。これに加えて当該ユーザデータは、セクタSCごとに、第m記録領域Rmと異なる第n記録領域Rn(例えば第1記録領域R1に対し第4記録領域R4)にも、当該ユーザデータが反映された冗長な情報が記録される。
以下では、このようにユーザデータが領域分割されてその一部にパリティデータが記録された光ディスクを「安心ディスク」と呼ぶ。
(1−3)光ディスク装置の構成
光ディスク装置2は、図4に示すように、光ディスク100に対して光ビームを照射し、トラッキング制御及びフォーカス制御を行った上で、映像等の再生を行うようになされている。
光ディスク装置2は、図4に示すように、光ディスク100に対して光ビームを照射し、トラッキング制御及びフォーカス制御を行った上で、映像等の再生を行うようになされている。
光ディスク装置2は、制御部11により全体を統括制御するようになされている。制御部11は、内部にCPU(Central Processing Unit)21を有している。また光ディスク装置2では、バス22を介してCPU21、ROM(Read Only Memory)23、RAM(Random Access Memory)24及びインタフェース(I/F)25が互いに接続されている。
制御部11のCPU21は、ROM23から基本プログラムや光ディスク再生プログラム、或いはディスク複製プログラム等の各種プログラムを読み出し、これらをRAM24に展開することにより、再生処理等の各種処理を実行し、またインタフェース25を介して外部機器(図示せず)等との間で各種データ等の通信処理を行い得るようになされている。
例えば制御部11は、ユーザの操作により操作部2C(図1)を介した記録指示を受け付けると共に、図示しない外部機器から映像信号SVの供給を受けると、当該映像信号SVに応じたデータDTを光ディスク100に記録する記録処理を開始する。
具体的に制御部11は、駆動命令を駆動部12へ供給すると共に、映像信号SVを信号処理部13へ供給する。また制御部11は、光ディスク100における記録すべきセクタSCのアドレスとして記録アドレス情報を生成し、これを駆動部12及び信号処理部13等へ供給する。
因みに制御部11は、記録アドレス情報として、最初は光ディスク100における開始アドレス(例えば「0x30000」等)を指定し、以降これを順次インクリメントしていく。
駆動部12(図4)は、制御部11から供給される駆動命令に従ってスピンドルモータ15を駆動制御することにより、ターンテーブル15Aに装着された光ディスク100を所定の回転速度で回転させる。
また駆動部12は、スレッドモータ16を駆動制御することにより、光ピックアップ17を移動軸に沿って光ディスク100の径方向(すなわち内周方向又は外周方向)における記録アドレス情報に対応した位置へ移動させる。
信号処理部13は、まず映像信号SVに対し所定の符号化処理及び変調処理等を施すことにより、符号「0」又は「1」の組み合わせでなる記録用のデータDTを生成する。
次に信号処理部13は、データDTに所定のパリティ演算処理等を施すことよりエラー訂正用の冗長符号を生成し、データDTを表すデータ符号に当該冗長符号を付加する。さらに信号処理部13は、当該データ符号及び当該冗長符号が32768バイトとなるごとにエラー訂正用のブロック冗長符号を生成し、これを当該符号に付加することにより記録用符号列CRを生成して、これを光ピックアップ17へ順次供給する。
記憶部14は、例えばハードディスクドライブやフラッシュメモリ、あるいは揮発性メモリ等でなり、各種データを蓄積し得るようになされている。制御部11及び信号処理部13は、各種データを一時的に記憶させるバッファとして当該記憶部14を利用し得るようにもなされている。
光ピックアップ17は、内部のレーザダイオード(図示せず)からデータDTに応じて光ビームの強度を変調させながら出射し、対物レンズ18により当該光ビームを集光して光ディスク100に照射する。
このとき光ピックアップ17は、駆動部12の制御に基づいて対物レンズ18のフォーカス制御及びトラッキング制御を行うことにより、光ディスク100の記録層に形成されているトラックTのうち記録アドレス情報により指示されたトラックTに光ビームの照射位置を追従させる。
かくして光ディスク100は、記録アドレス情報が示すセクタSCに、冗長符号が付加された状態でデータDTが順次記録されていく。
因みに制御部11は、映像信号SV以外に限らず、外部から供給される種々のデータDTを信号処理部13へ供給することにより、当該データDTを光ディスク100に記録し得るようにもなされている。
また制御部11は、光ディスク100が装填された状態で、ユーザの操作により操作部2Cを介した再生指示を受け付けると、光ディスク100を再生する再生処理を開始する。
制御部11は、駆動命令及び再生アドレス情報を駆動部12へ供給する。因みに制御部11は、再生アドレス情報として、記録アドレス情報と同様、最初は光ディスク100における開始アドレス(例えば「0x30000」等)を指定し、以降これを順次インクリメントしていく。
駆動部12は、駆動命令に従ってスピンドルモータ15を駆動制御して光ディスク100を所定の回転速度で回転させ、スレッドモータ16を駆動制御して光ピックアップ17を再生アドレス情報に対応した位置へ移動させる。
光ピックアップ17は、内部のレーザダイオードから光ビームを所定の強度で出射させ、対物レンズ18のフォーカス制御及びトラッキング制御を行いながら当該対物レンズ18により当該光ビームを集光し、光ディスク100に照射する。
また光ピックアップ17は、光ディスク100の記録層により光ビームが反射されてなる反射光ビームを検出し、その光量に応じた検出信号を信号処理部13へ供給するようになされている。
信号処理部13は、供給された検出信号に対して所定の復調処理を施すことにより、データ符号に冗長符号が付加された符号列を生成する。また信号処理部13は、当該符号列に対し所定の復号化処理を施すと共に必要に応じてエラー訂正処理を行うことにより映像等を表すデータDTを生成し、これに復号化処理等を施すことにより映像データDVを生成して、これを制御部11へ供給する。
このとき信号処理部13は、エラーが生じていたか否か、及び当該エラーを訂正できたか否かを表すエラー情報ERを映像データDVと共に制御部11へ供給する。
制御部11は、この映像データDVを表示処理部19へ送出する。表示処理部19は、映像データDVを映像信号SVに変換し、これを表示装置4へ送出するようになされている。
このように光ディスク装置2は、光ディスク100に対し種々のデータDTを記録する記録処理を行うと共に、当該光ディスク100からデータDTを読み出して映像信号SVを再生する再生処理を行い得るようになされている。
(1−4)光ディスクの記録及び再生
(1−4−1)光ディスクの記録
光ディスク装置2は、ユーザから操作部2Cを介した録画指示を受け付けると、上述したように、外部機器から供給される映像信号SVを光ディスク100にデータDTとして記録するようになされている。
(1−4−1)光ディスクの記録
光ディスク装置2は、ユーザから操作部2Cを介した録画指示を受け付けると、上述したように、外部機器から供給される映像信号SVを光ディスク100にデータDTとして記録するようになされている。
特に光ディスク装置2は、光ディスク100を「安心ディスク」とする場合、事前準備としてデータDTを光ディスク100におけるユーザデータ領域の各セクタSCに割り当てる。さらに光ディスク装置2は、当該ユーザデータ領域において互いに対応するセクタSCに割り当てたデータDT(すなわちユーザデータ)の排他的論理和を算出し、これをパリティデータ領域における対応するセクタSCのパリティデータとして割り当てるようになされている。
具体的に制御部11は、図5に示すように、各セクタSCのアドレス順に第1記録領域R1の各セクタSC、第2記録領域R2の各セクタSC、第3記録領域R3の各セクタSC及び第4記録領域R4の各セクタSCを対応付けている。
また制御部11は、第1記録領域R1〜第4記録領域R4における各セクタSCのアドレスの対応関係をテーブル化したセクタ対応テーブルTSを制御部11のROM23に格納している。
制御部11は、互いに対応する第1記録領域R1〜第3記録領域R3のセクタSCに記録するユーザデータの排他的論理和(図中、演算記号「$」で示す)を1バイトごとに算出することによりパリティデータを生成し、これを第4記録領域R4の対応するセクタSCに記録するようになされている。
例えば制御部11は、第1記録領域R1の0x30000番地におけるセクタSCのユーザデータ、第2記録領域R2の0xBBF70番地におけるセクタSCのユーザデータ及び第3記録領域R3の0x147EE0番地におけるセクタSCのユーザデータの排他的論理和をバイト単位で算出する。
続いて制御部11は、当該排他的論理和の算出結果を第4記録領域R4の0x1D3E50番地におけるセクタSCのパリティデータとし、第1記録領域R1〜第4記録領域R4の各データを記録イメージとして記憶部14に記憶する。
制御部11は、第1記録領域R1〜第3記録領域R3の全てのセクタSCについてパリティデータの算出を行うことにより記録イメージの作成を完了すると、当該記録イメージの各データを信号処理部13へ順次供給することにより、各データを第1記録領域R1の先頭セクタSCs(図2)から順次記録させていく。
この結果、光ディスク装置2は、第1記録領域R1〜第3記録領域R3にユーザデータを記録すると共に第4記録領域R4に互いに対応するセクタSCごとのパリティデータを記録した「安心ディスク」を作成することができる。
(1−4−2)光ディスクの再生及び複製ディスクの作成
光ディスク装置2は、ユーザから操作部2Cを介した再生指示を受け付けると、上述したように、光ディスク100からユーザデータを読み出して映像信号SVを生成し、これを表示装置4へ順次供給する。
光ディスク装置2は、ユーザから操作部2Cを介した再生指示を受け付けると、上述したように、光ディスク100からユーザデータを読み出して映像信号SVを生成し、これを表示装置4へ順次供給する。
特に光ディスク装置2は、光ディスク100が「安心ディスク」であった場合、上述した再生処理を行うと共に、第4記録領域のパリティデータを用いたエラー訂正処理を行うようにもなされている。
具体的に制御部11は、通常の光ディスク100を再生する場合と同様、再生アドレス情報を「0x30000」から開始することにより、ユーザデータを先頭セクタSCs(図2)から、すなわち第1記録領域R1の0x30000番地から順次読み出す。
このとき制御部11は、エラー訂正処理として、データ符号に付加されている冗長符号及び32768バイトごとに記録されているブロック冗長符号を基に、全てのユーザデータについて所定のエラー訂正処理を行い、エラーの有無を判定すると共に訂正可能なエラーについては訂正を行う。
しかしながら制御部11は、データ符号に対する冗長符号の数やパリティ演算処理の原理等の要因により、所定数以上の符号にエラーが生じた場合、当該エラーを訂正することができない。
特にエラー訂正処理を行うための冗長符号は、ユーザデータと一緒に当該セクタSC内部又は当該セクタSCの近傍に記録されており、光ディスクの記録層上における物理的な距離が近い(例えば、記録半径位置がほぼ同等となる)ことがある。
このため制御部11は、セクタSCごとにデータを再生する場合、ディフェクトの状態によっては、エラーが生じていることを検出できたとしても、当該エラーを訂正することができない場合がある。
そこで制御部11は、信号処理部13から供給されるエラー情報ERを基に、エラー訂正処理によりエラーを訂正しきれなかったデータ(以下、これを訂正不可エラーデータと呼ぶ)があるか否かを判定する。
制御部11は、訂正不可エラーデータがある場合、当該訂正不可エラーデータが記録されているセクタSC(以下、これをエラーセクタSCrと呼ぶ)のアドレスを認識し、エラーセクタSCrと対応付けられている他の分割記録領域のセクタSC(すなわち対応セクタ)からユーザデータ及びパリティデータ(以下、これらを対応正常データと呼ぶ)を読み出す。
例えば制御部11は、あるセクタSCを再生した時に、アドレス情報までは得られたもののエラーが所定のエラー数より多い場合、このアドレスのセクタSCをエラーセクタSCrとして判断することができる。
また制御部11は、例えばあるセクタSCの直前のセクタSCまで再生できていた時に、次のセクタSCであるはずの再生タイミングで十分な再生信号が得られず何も再生できなかった場合、この直前のセクタSCのアドレスに続くアドレスのセクタSCをエラーセクタSCrとして判断することができる。
続いて制御部11は、対応正常データの排他的論理和を算出することにより、エラーセクタSCrのユーザデータを復元する。
例えば制御部11は、第2記録領域R2の0xBBF70番地(図5)のセクタSCを再生した後に、これに続く0xBBF71番地のセクタSCからユーザデータを正しく読み出せず、当該セクタSCがエラーセクタSCrであったとする。このとき制御部11は、エラーセクタSCrと対応する第1記録領域R1の0x30001番地、第3記録領域R3の0x147EE1番地及び第4記録領域R4の0x1D3E51番地の各セクタSCからユーザデータ又はパリティデータをそれぞれ読み出して対応正常データとする。
続いて制御部11は、対応正常データの排他的論理和を算出することにより、エラーセクタSCrである第2記録領域R2の0xBBF71番地のユーザデータを復元する。
このように制御部11は、対応正常データの排他的論理和を算出してエラーセクタSCrのユーザデータを復元することにより、当該ユーザデータの読み出し性能を向上させるようになされている。以下、このようにしてデータDTを再生することをセクタ復元処理と呼ぶ。
セクタ復元処理においては、セクタSCごとのエラー訂正処理とは異なり、対応正常データが記録されている各セクタの記録半径位置はそれぞれ離れた記録領域の中にある。
従って制御部11は、ディフェクトがある半径位置に集中していた場合、セクタSCごとのエラー訂正処理については失敗する可能性が高いものの、セクタ復元処理については成功させ得る可能性が高い。すなわち制御部11は、セクタ復元処理を用いることで、より高い確率で正しいデータを読み出すことができる。
しかしながら制御部11では、第1記録領域R1〜第4記録領域R4の互いに対応したセクタSCのうち、エラーセクタSCrが2以上であった場合、このセクタ復元処理を正しく行うことができない。
そこで制御部11は、エラーセクタSCrが2以上でありセクタ復元処理を正しく行い得なかった場合、再生処理を中断し、表示装置4に所定のメッセージ表示画面を表示する等して、ユーザに光ディスク100のクリーニングを促すようになされている。
これは、エラーが生じたもののセクタ復元処理を行い得なかった原因が異物の付着等によるものであった場合、光ディスク100のクリーニング処理により、当該エラーが生じなくなり又はエラー訂正可能となり、データDTを正常に再生できるようになる可能性があるからである。
例えば、光ディスク100の表面に対する傷など修復し難いディフェクトがある光ディスク媒体においては、同時に当該光ディスクの表面に埃や指紋などの汚れが付着していることが多い。そこで制御部11は、拭き取り可能な汚れに関しては、ユーザに拭き取り作業などのクリーニング処理を促すことで、当該光ディスク100からデータDTを正常に再生できるようになる可能性がある。
一方、光ディスク100は、ユーザに取り扱われるうちにディフェクトが増加する可能性がある。特に傷が増加した場合には、クリーニング処理等では修復することが困難である。
例えば、上述したようにユーザに拭き取り作業などのクリーニング処理を促した光ディスク100においては、クリーニング処理がされたとしても傷が修復されていないことがある。従ってクリーニング処理後に再び汚れが付着すれば、制御部11では、当該光ディスク100の再生時にエラーが生じる可能性が高い。
さらには、クリーニング処理により制御部11が光ディスク100を一時的に再生できたとしても、その後に当該光ディスク100に追加の傷が生じた場合には、2回目以降のクリーニング処理等が行われたとしても当該傷については修復できない可能性が高い。
すなわち制御部11は、あるときにエラー訂正処理又はセクタ復元処理を行った上で光ディスク100から映像信号SVを再生できたとしても、次に当該光ディスク100を再生する場合に、同様のエラー訂正処理又はセクタ復元処理ではエラーを訂正できずに映像信号SVを再生できないおそれがある。
そこで制御部11は、エラー訂正処理又はセクタ復元処理を行った上でデータを再生した場合、当該光ディスクの複製(バックアップ)を作成することをユーザに促すようになされている。
具体的に制御部11は、表示処理部19を介して図6に示すようなメニュー画面DMNを表示装置4に表示させ、光ディスク100の複製を作成するか否かをユーザに指示させる。
因みにメニュー画面DMNは、いわゆるGUI(Graphical User Interface)画面でなり、画面内にボタンB1及びB2が配置されている。ボタンB1は、光ディスク100の複製の作成指示を受け付けるためのボタンであり、ボタンB2は当該複製を作成しない指示を受け付けるためのボタンである。
制御部11は、ユーザの操作によりボタンB1の選択操作を受け付けると、ROM23からディスク複製プログラムを読み出して実行することにより、ディスク複製処理を開始する。
制御部11は、ディスク複製処理として、光ディスク100からデータDTを順次読み出し、記憶部14に格納していく。ここで制御部11は、読み出したデータDTにエラーが生じた場合、信号処理部13によりエラー訂正処理又はセクタ復元処理を行わせて正しいデータDTを生成する。
また制御部11は、光ディスク100が「安心ディスク」であった場合、ユーザデータが記録された第1記録領域R1〜第3記録領域R3(図3)のみでなく、パリティデータが記録された第4記録領域R4からもデータDTを読み出して記憶部14に格納する。
制御部11は、光ディスク100から全てのデータDTを読み出して記憶部14に記憶し終えると、所定のメッセージを表示装置4に表示する等して、ユーザに新たな光ディスク100を装填させる。
その後制御部11は、記憶部14に格納したデータDTを新たな光ディスク100に順次記録することにより、光ディスク100の複製処理を完了する。以下、このように作成された光ディスク100を複製ディスク100Bと呼ぶ。
このように光ディスク再生装置2は、光ディスク100からデータDTを読み出した際のエラー発生状況をユーザに通知することにより、ディスク複製処理の必要性を認識させると共に、ユーザの操作指示を1回受け付けるだけで複製ディスク100Bを作成し得るようになされている。
(1−4−3)光ディスク再生処理
次に、制御部11が光ディスクの再生処理及び光ディスクの複製処理を行う際の処理手順について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
次に、制御部11が光ディスクの再生処理及び光ディスクの複製処理を行う際の処理手順について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
制御部11は、ユーザから操作部2Cを介した再生指示を受け付けると、光ディスク再生処理手順RT1を開始し、ステップSP1へ移る。ステップSP1において制御部11は、光ディスク100からのデータDTの読み出しを開始し、次のステップSP2へ移る。
ステップSP2において制御部11は、光ディスク100からデータDTを読み出した際にエラー訂正処理により訂正し得ないエラー(すなわち訂正不可エラーデータ)があったか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、制御部11は次のステップSP3へ移る。
なお本発明においては、エラー訂正処理により訂正し得ないエラーがあることとは、再生信号の読取に成功した上でエラー訂正処理によって所定の数以上のエラー数を検出した場合、或いは所定の時間以内に再生信号の読取に失敗して十分なデータを読み込めなかった場合等のことを示す。
ステップSP3において制御部11は、表示装置4に所定のメッセージ表示画面を表示する等の処理を行って光ディスク100のクリーニングをユーザに促し、次のステップSP4へ移る。
ステップSP4において制御部11は、光ディスク100から再度データDTを読み出し、このときエラー訂正処理により訂正し得ないエラーが生じたか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、制御部11は次のステップSP5へ移る。
ステップSP5において制御部11は、当該エラーがセクタ復元処理によって訂正可能であるか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは次回の再生時に訂正不可能となるおそれがあることを表しており、このとき制御部11は次のステップSP6へ移る。
ステップSP6において制御部11は、表示装置4にメニュー画面DMN(図6)を表示することにより、ユーザにエラーの発生状況を伝えると共に複製ディスク100Bを作成するか否かを確認し、次のステップSP7へ移る。
ステップSP7において制御部11は、複製ディスク100Bの作成指示を受け付けたか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことはユーザによりボタンB1が操作されたことを表しており、このとき制御部11は次のステップSP8へ移る。
ステップSP8において制御部11は、光ディスク100からデータDTを読み出しエラー訂正処理及びセクタ復元処理を施した上で、訂正復元されたデータDTを記憶部14に蓄積した後、新たな光ディスク100に当該データDTを記録することにより複製ディスク100Bを作成し、次のステップSP9へ移る。
また制御部11は、ステップSP2で否定結果が得られた場合、ステップSP4で否定結果が得られた場合、及びステップSP7で否定結果が得られた場合、いずれも複製ディスク100Bを作成する必要がないため、ステップSP9へ移る。
ステップSP9において制御部11は、光ディスク100又は複製ディスク100Bから読み出したデータDTを基に映像信号SVを生成し、これを順次表示装置4へ供給することにより当該光ディスク100の再生を行い、その後ステップSP10へ移って光ディスク再生処理手順RT1を終了する。
因みにステップSP5において否定結果が得られた場合、このことはデータDTを訂正できないことから映像信号SVを生成し得ないことを表しており、このとき制御部11は映像信号SVの再生処理を行わずステップSP10へ移って光ディスク再生処理手順RT1を終了する。
このとき制御部11は、必要に応じて、ステップSP5からステップSP10へ移る間に「傷あるいは汚れでディスクが読めない部分があり、エラー訂正処理によっても再生できませんでした。」旨の情報通知画面を表示画面4D等に表示する処理(図示せず)を行うようにしても良い。
(1−5)動作及び効果
以上の構成において、光ディスク装置2の制御部11は、光ディスク100を再生する際、読み出したデータDTにエラーが生じていれば、エラー訂正処理を行うことにより当該エラーの訂正を試みる。
以上の構成において、光ディスク装置2の制御部11は、光ディスク100を再生する際、読み出したデータDTにエラーが生じていれば、エラー訂正処理を行うことにより当該エラーの訂正を試みる。
また制御部11は、光ディスク100が「安心ディスク」であった場合、エラー訂正処理によっても訂正できなかったエラーがあった場合、パリティ復元処理を行い当該エラーが生じたセクタSCのデータDTを生成することにより当該エラーの訂正を試みる。
ここで制御部11は、パリティ復元処理によりデータDTを生成し得た場合、光ディスク100の複製の作成をユーザに促し、当該ユーザの指示に応じて複製ディスク100Bを作成する。
従って光ディスク装置2は、光ディスク100にある程度ディフェクトがあり再生時にエラーが生じる場合であっても、エラー訂正処理又はセクタ復元処理により当該エラーを訂正可能なうちに、当該光ディスク100の複製として複製ディスク100Bを作成することができる。
これにより光ディスク装置2は、光ディスク100にディフェクトが増加し再生不可能となってしまう前の段階で、ディフェクトがない新たな光ディスク100にデータDTを正しい冗長符号やパリティデータと共に複製ディスク100Bに記録しておくことができる。この結果、光ディスク装置2は、当該データDTを完全に再生できなくなってしまう事態を未然に回避することができる。
ところで一般の光ディスク装置は、最終的にデータDT又は映像信号SVを生成し得れば良いとされることが多い。このため光ディスク装置は、光ディスク100から読み出したデータDTにエラーが生じた場合でも、エラー訂正処理により訂正できた場合には、訂正したデータDTをそのまま用いるのみであり、エラー訂正を行った事実や今後再生不可能となる危険性については何らユーザに通知しないことが一般的である。
これに対し本発明の光ディスク装置2は、セクタ復元処理を行った場合には、メニュー画面DMNを表示することにより少なくとも今後再生不可能となる恐れがあること、好ましくは複製ディスク100Bを作成しておくべきであることをユーザに認識させることができる。
さらに光ディスク装置2は、当該メニュー画面DMNにおいて複製ディスク100Bの作成を積極的にユーザに促すことにより、当該ユーザに別途ディスク複製作業を行わせることなく、光ディスク100に記録されているデータDTを保存することができる。
また光ディスク装置2は、エラーが生じたデータDTについては、エラー訂正処理及びパリティ復元処理により当該エラーを訂正した上で複製ディスク100Bを作成する。このため光ディスク装置2は、当該複製ディスク100Bの冗長性を元の光ディスク100と同等に高めることができる。
以上の構成によれば、光ディスク装置2の制御部11は、光ディスク100から読み出したデータDTにエラーが生じていればエラー訂正処理を行い、光ディスク100が「安心ディスク」であった場合、必要に応じてパリティ復元処理を行うことにより当該エラーの訂正を試みる。さらに制御部11は、パリティ復元処理によりデータDTを生成した場合、光ディスク100の複製の作成をユーザに促し、当該ユーザの指示に応じて複製ディスク100Bを作成する。これにより光ディスク装置2は、光ディスク100の再生時にエラーが生じる場合であっても、エラー訂正処理又はセクタ復元処理により当該エラーを訂正可能なうちに、当該光ディスク100の複製として複製ディスク100Bを作成することができる。
(2)第2の実施の形態
(2−1)コンピュータ装置の構成
第2の実施の形態では、図8に示す情報処理装置としてのコンピュータ装置40により、上述した光ディスク再生処理を行うようになされている。
(2−1)コンピュータ装置の構成
第2の実施の形態では、図8に示す情報処理装置としてのコンピュータ装置40により、上述した光ディスク再生処理を行うようになされている。
コンピュータ装置40は、一般的なノートブック型コンピュータ装置と同様に構成されており、筐体部41内に後述するCPUやハードディスクドライブ等が内蔵されると共に、例えば液晶パネル等でなる表示パネル43や、キーボード及びタッチパッド等でなる操作部44が設けられている。
またコンピュータ装置40は、上述した光ディスク再生装置2と一部類似した構成でなる光ディスクドライブ42が搭載されており、光ディスク100に対し映像データ、音声データ或いは各種ファイル等の情報を記録し、また当該光ディスク100から当該情報を再生し得るようになされている。
コンピュータ装置40は、図9に示すように、CPU51を中心に構成されている。CPU51は、バス52を介してROM53及びRAM54と接続されており、当該ROM53及びRAM54と共に統括制御部50を形成している。
またバス52には、光ディスクドライブ42、ハードディスクドライブ55及び操作部44に加えて、表示処理部56及び外部と通信するための通信インタフェース(I/F)57が接続されている。
因みに光ディスクドライブ42及びハードディスクドライブ55は、バス52から所定のインタフェース回路(図示せず)を介して、例えばATA(Advanced Technology Attachment)規格、SerialATA規格、SCSI(Small Computer System Interface)規格、USB規格(Universal Serial Bus)やIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394規格等によって接続されている。
操作部44は、上述したキーボードやタッチパッド等を介してユーザから入力される操作指示を受け付け、当該操作指示に応じた操作信号生成し、これをバス52経由でCPU51へ送出する。
表示処理部56は、CPU51からの表示命令等に従い所定の映像信号を生成し、これを当該表示パネル43へ供給することにより、当該映像信号に応じた表示画面、すなわちCPU51からの表示命令等に従った表示画面を当該表示パネル43に表示させる。
通信インタフェース57は、例えばIEEE802.3/u/ab等の有線LAN(Local Area Network)、IEEE802.11a/b/g/n等の無線LAN、USB(Universal Serial Bus)やIEEE1394等の有線通信といった種々の通信方式及び通信規格に準拠したものが考えられる。また通信相手としては、他のコンピュータ装置、半導体メモリやハードディスクドライブ等の各種記憶媒体、或いはインターネット等の各種ネットワークが考えられる。
CPU51は、ROM53やハードディスクドライブ55等から基本プログラム、OS(Operating System)やエラーマップ表示プログラム等の各種プログラムを読み出し、これらをRAM54に展開する等して、当該OSの起動やエラーマップ表示処理等の各種処理を実行するようになされている。
(2−2)光ディスクドライブの構成
光ディスクドライブ42は、図10に示すように、第1の実施の形態における光ディスク装置2と一部類似した構成を有しており、制御部11に代えて制御部61が設けられ、操作部2C、記憶部14及び表示処理部19が省略されている点が異なっているものの、他は同様に構成されている。
光ディスクドライブ42は、図10に示すように、第1の実施の形態における光ディスク装置2と一部類似した構成を有しており、制御部11に代えて制御部61が設けられ、操作部2C、記憶部14及び表示処理部19が省略されている点が異なっているものの、他は同様に構成されている。
制御部61は、制御部11と同様にCPU、ROM、RAM及びインタフェース(いずれも図示せず)を有しているものの、当該制御部11とは一部異なった動作を行うようになされている。
すなわち制御部61は、CPU51(図9)の制御に従い、制御部11と同様に、指定されたアドレスのデータDTを光ピックアップ17等を介して読み出させる。さらに制御部61は、読み出したデータDT及びエラー情報ERをバス52経由でCPU51へ送出する。
このように光ディスクドライブ42は、第1の実施の形態における光ディスク再生装置2と比較して、光ディスク100から情報(すなわちデータDT)を読み出す点については同様に動作するものの、これに加えて、読み出したデータDT及びエラー情報ERをCPU51へ送出する点が異なっている。
(2−3)光ディスクの記録及び再生
コンピュータ装置40の統括制御部50は、ユーザから操作部44を介した記録指示を受け付けると、ハードディスクドライブ55に記憶しているデータDTを光ディスク100に記録するようになされている。
コンピュータ装置40の統括制御部50は、ユーザから操作部44を介した記録指示を受け付けると、ハードディスクドライブ55に記憶しているデータDTを光ディスク100に記録するようになされている。
このときCPU51は、ハードディスクドライブ55から読み出したデータDTをバス52経由で光ディスクドライブ42へ供給する。例えば光ディスクドライブ42及びハードディスクドライブ55がSerialATA規格で接続されている場合、CPU51は、SerialATAコマンド命令により記録処理や再生処理を行う。
光ディスクドライブ42は、供給されたデータDTを統括制御部50から信号処理部13へ供給し、光ピックアップ17の対物レンズ18を介して光ビームを照射することにより、上述した第1の実施の形態と同様に当該データDTを光ディスク100に記録する。
一方統括制御部50は、ユーザから操作部44を介した再生指示を受け付けると、第1の実施の形態と同様、光ディスク100からデータDTを読み出し、信号処理部13によりエラー訂正処理を行った上で映像信号SVを生成し、これを表示処理部56経由で表示パネル43へ順次供給する。
具体的に統括制御部50は、第1の実施の形態における制御部11と同様、光ディスク100が「安心ディスク」であった場合、光ディスク再生処理手順RT1(図7)に従った一連の処理を行う。
統括制御部50は、ユーザから操作部44を介した再生指示を受け付けると、光ディスク再生処理手順RT1を開始し、ステップSP1へ移る。ステップSP1において統括制御部50は、光ディスクドライブ42により光ディスク100からのデータDTの読み出しを開始し、次のステップSP2へ移る。
ステップSP2において統括制御部50は、光ディスク100からデータDTを読み出した際にエラー訂正処理により訂正し得ないエラー(すなわち訂正不可エラーデータ)があったか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、統括制御部50は次のステップSP3へ移る。
ここでコンピュータ装置40では、例えばエラー訂正処理により訂正し得ないエラーがあったか否かを判定するための情報を光ディスクドライブ42から統括制御部50へ通知する通知処理についても、記録処理や再生処理と同様、SerialATAコマンド命令によって行うことができる。
ステップSP3において統括制御部50は、表示処理部56経由で表示パネル43に所定のメッセージ表示画面を表示する等の処理を行って光ディスク100のクリーニングをユーザに促し、次のステップSP4へ移る。
ステップSP4において統括制御部50は、光ディスク100から再度データDTを読み出し、このときエラー訂正処理により訂正し得ないエラーが生じたか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、統括制御部50は次のステップSP5へ移る。
ステップSP5において統括制御部50は、当該エラーがセクタ復元処理によって訂正可能であるか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは次回の再生時に訂正不可能となるおそれがあることを表しており、このとき統括制御部50は次のステップSP6へ移る。
このステップSP5で行われるセクタ復元処理についても、再生処理と同様に、当該エラーセクタSCrと対応する各セクタSCからユーザデータ又はパリティデータをSerialATAコマンド命令によって読み出す処理を用いることができる。ここで各セクタSCとは、第1記録領域R1のセクタSC、第2記録領域R2のセクタSC、第3記録領域R3のセクタSC及び又は第4記録領域R4のセクタSCである。
ステップSP6において統括制御部50は、表示処理部56経由で表示パネル43にメニュー画面DMN(図6)を表示することにより、ユーザにエラーの発生状況を伝えると共に複製ディスク100Bを作成するか否かを確認し、次のステップSP7へ移る。
ステップSP7において統括制御部50は、複製ディスク100Bの作成指示を受け付けたか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことはユーザによりボタンB1が操作されたことを表しており、このとき統括制御部50は次のステップSP8へ移る。
ステップSP8において統括制御部50は、光ディスク100からデータDTを読み出しエラー訂正処理及びセクタ復元処理を施した上で、訂正復元されたデータDTをRAM54及び又はハードディスクドライブ55に蓄積する。その後統括制御部50は、新たな光ディスク100に当該データDTを記録することにより複製ディスク100Bを作成し、次のステップSP9へ移る。
また統括制御部50は、ステップSP2で否定結果が得られた場合、ステップSP4で否定結果が得られた場合、及びステップSP7で否定結果が得られた場合、いずれも複製ディスク100Bを作成する必要がないため、ステップSP9へ移る。
ステップSP9において統括制御部50は、光ディスク100又は複製ディスク100Bから読み出したデータDTを基に映像信号SVを生成し、これを順次表示処理部56経由で表示パネル43へ供給することにより当該光ディスク100の再生を行う。その後統括制御部10は、ステップSP10へ移って光ディスク再生処理手順RT1を終了する。
因みにステップSP5において否定結果が得られた場合、このことはデータDTを訂正できないことから映像信号SVを生成し得ないことを表しており、このとき統括制御部50は映像信号SVの再生処理を行わずステップSP10へ移って光ディスク再生処理手順RT1を終了する。
このとき統括制御部50は、必要に応じて、ステップSP5からステップSP10へ移る間に「傷あるいは汚れでディスクが読めない部分があり、エラー訂正処理によっても再生できませんでした。」旨の表示画面を表示パネル43に表示する処理(図示せず)を行うようにしても良い。
一方統括制御部50は、光ディスク100が「安心ディスク」でない場合、すなわち記録領域R(図2)全体にユーザデータが記録されている場合、ステップSP2及びステップSP4において、冗長符号のみでは訂正し得ないようなエラーがあったか否かを判定する。また統括制御部50は、ステップSP5において、当該エラーがブロック冗長符号を用いたエラー訂正処理によって訂正可能であるか否かを判定する。
ここでコンピュータ装置40は、エラー訂正処理により訂正し得ないエラーがあったか否かを判定するための情報を光ディスクドライブ42から統括制御部50に通知する処理についても、例えば記録処理や再生処理と同様にSerialATAコマンド命令によって行うようにすることができる。
さらに統括制御部50は、ステップSP8において、記憶部14に代えてハードディスクドライブ55にデータDTを蓄積した後、当該ハードディスクドライブ55から当該データDTを読み出して新たな光ディスク100に記録するようになされている。
一方統括制御部50は、他のステップについては制御部11と同様に処理を行うことにより、ユーザの指示に応じて複製ディスク100Bを作成し、データDTを基に映像信号SVを生成するようになされている。
このように統括制御部50は、光ディスク100が「安心ディスク」でない場合、エラーが生じ、且つ当該エラーをエラー訂正処理によって訂正できた場合に、複製ディスク100Bの作成をユーザに促すようになされている。
(2−4)動作及び効果
以上の構成においてコンピュータ装置40の統括制御部50は、第1の実施の形態における制御部11と同様、光ディスク100を再生する際、読み出したデータDTにエラーが生じていれば、冗長符号を用いたエラー訂正処理を行うことにより当該エラーの訂正を試みる。
以上の構成においてコンピュータ装置40の統括制御部50は、第1の実施の形態における制御部11と同様、光ディスク100を再生する際、読み出したデータDTにエラーが生じていれば、冗長符号を用いたエラー訂正処理を行うことにより当該エラーの訂正を試みる。
さらに統括制御部50は、ブロック冗長符号を用いたエラー訂正処理によりエラーを訂正できた場合、光ディスク100の複製の作成をユーザに促し、当該ユーザの指示に応じて複製ディスク100Bを作成する。
従ってコンピュータ装置40は、光ディスク100にある程度ディフェクトがあり再生時にエラーが生じる場合であっても、エラー訂正処理により当該エラーを訂正可能なうちに、当該光ディスク100の複製として複製ディスク100Bを作成することができる。
これによりコンピュータ装置40は、第1の実施の形態における光ディスク装置2と同様、光ディスク100にディフェクトが増加し再生不可能となってしまう前の段階で、ディフェクトがない新たな光ディスク100にデータDTを複製ディスク100Bに記録しておくことができる。この結果、コンピュータ装置40は、データDTを完全に再生できなくなってしまう事態を未然に回避することができる。
その他、コンピュータ装置40は、第1の実施の形態における光ディスク装置2と同様の作用効果を奏し得る。
以上の構成によれば、コンピュータ装置40の統括制御部50は、光ディスク100から読み出したデータDTにエラーが生じていればエラー訂正処理を行うことにより当該エラーの訂正を試みる。さらに統括制御部50は、エラー訂正可能であった場合、光ディスク100の複製の作成をユーザに促し、当該ユーザの指示に応じて複製ディスク100Bを作成する。これにより光ディスク装置2は、光ディスク100の再生時にエラーが生じる場合であっても、エラー訂正処理により当該エラーを訂正可能なうちに、当該光ディスク100の複製として複製ディスク100Bを作成することができる。
(3)他の実施の形態
なお上述した第1の実施の形態においては、光ディスク100が「安心ディスク」であった場合、エラー訂正処理のみでは訂正しきれず、セクタ復元処理により訂正できるエラーがあった場合にディスク復元処理を行うようにした場合について述べた。また第2の実施の形態では、光ディスク100が「安心ディスク」でなかった場合、冗長符号のみでは訂正しきれず、且つブロック冗長符号を用いて訂正できるエラーがあった場合にディスク復元処理を行うようにした。
なお上述した第1の実施の形態においては、光ディスク100が「安心ディスク」であった場合、エラー訂正処理のみでは訂正しきれず、セクタ復元処理により訂正できるエラーがあった場合にディスク復元処理を行うようにした場合について述べた。また第2の実施の形態では、光ディスク100が「安心ディスク」でなかった場合、冗長符号のみでは訂正しきれず、且つブロック冗長符号を用いて訂正できるエラーがあった場合にディスク復元処理を行うようにした。
しかしながら本発明はこれに限らず、例えば所定数のセクタSC内で所定数以上の符号にエラーが生じた場合にディスク復元処理を行う等、エラーに関する種々の条件に応じてディスク復元処理を行うか否かを判定するようにしても良い。この場合、発生するエラーの上限としては、少なくとも当該エラーを訂正し得れば良い。
また上述した実施の形態においては、「安心ディスク」でなる光ディスク100において、記録領域R(図2)を4分割し、そのうち1つにパリティデータを格納するようにした場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、例えば3以上の領域に分割すると共に1以上の領域にパリティデータを格納するようにしても良い。或いは、2つの領域に分割し、一方の領域にユーザデータを格納すると共に他方の領域に同一のデータをバックアップデータとして格納する、いわゆるミラーリング記録を行うようにしても良い。この構成の場合、セクタ復元処理を行う際には、バックアップデータをそのままユーザデータに置き換えれば良い。
さらに上述した第1の実施の形態においては、光ディスク100における第1記録領域R1〜第3記録領域R3の各セクタSCに記録するユーザデータの排他的論理和を算出することにより第4記録領域R4のセクタSCに記録するパリティデータを生成するようにした場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、種々の演算手法により算出したデータを第4記録領域R4のセクタSCに記録するようにしても良い。この場合、第4記録領域R4のセクタSCに記録するデータを用いることにより、対応する他の記録領域のセクタSCのうち少なくとも1以上について、エラーの有無及びエラーの訂正を行い得るものであれば良い。
さらに上述した実施の形態においては、光ディスク100からデータを再生する再生指示を受け付けた場合に、エラーの発生状況に応じてディスク複製処理を行うようにした場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、例えば所定の「エラーディスク複製命令」を受け付けた場合や、他の処理を行っている途中で、再生処理を行うことなく、光ディスク100におけるエラーの発生状況を確認し、必要な場合にディスク複製処理をユーザに促し実行するようにしても良い。
さらに上述した第1の実施の形態においては、光ディスク再生処理手順RT1(図7)のステップSP8において、ディスク複製処理を行った後にステップSP9においてデータDTの再生を行うようにした場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、例えばステップSP1の次にステップSP9へ移ってデータDTの再生を行い、その後ステップSP2〜ステップSP8の処理を行うことによりディスク複製処理を行うようにしても良い。
このとき、ステップSP1でデータの読み出しを開始し、ステップSP2で訂正不可エラーデータがあった場合でも、この再生時点でセクタ復元処理を行うようにしても良い。そして、セクタ復元処理に成功した時は、光ディスク100からの再生処理を継続して、ステップSP9でのデータ再生を開始する。
この実施の形態においては、ユーザ指示による再生処理が終了した時点、すなわち、SP9が終了した時点で、その後ステップSP2〜ステップSP8を行う。この場合、前述の再生時点の間に訂正不可エラーデータがあったか否かをフラグとして記憶しておき、再生処理が終了した時点でフラグに応じた処理、すなわち、フラグを用いてステップSP2での判定処理を行うようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、光ディスク再生処理手順RT1(図7)のステップSP2及びステップSP3において、エラー訂正処理等により訂正できないエラーが生じた場合、一度クリーニングをユーザに促すようにした場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、例えばエラー訂正処理等により訂正できないエラーが生じた場合、クリーニングをユーザに促すことなく、直ちに複製ディスクを作成するかユーザに確認するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、光ディスク再生処理手順RT1(図7)のステップSP6及びステップSP7において、メニュー画面DMN(図6)を表示して複製ディスクを作成するかを否かユーザに問い合わせ、作成指示を受け付けた場合にディスク複製処理を開始するようにした場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、例えばステップSP5で肯定結果が得られた際、メニュー画面DMNを表示することなく、ステップSP8へ移ってディスク複製処理を開始するようにしても良い。
さらに上述した第1の実施の形態においては、表示装置4にメニュー画面DMNを表示させることにより、ディスク複製処理を行うか否かをユーザに問いかけるようにした場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、例えば光ディスク装置2に設けられている表示部2Dに「Disk Copy?」等のメッセージを表示し、或いは予め定めたメッセージコード(数字等)を表示し、或いはLED(Light Emitting Diode)等の発光素子を点滅等させ、さらには音声メッセージを再生する等しても良い。いずれの場合にしても、要はユーザの視覚或いは聴覚等を通じてディスク複製処理を開始するか否かの問いかけを行い得れば良い。第2の実施の形態についても同様である。
さらに上述した第1の実施の形態においては、光ディスク再生処理手順RT1(図7)のステップSP8において、光ディスク100から改めてデータDTを順次読み出して記憶部14に記憶させるようにした場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、例えばステップSP1等において読み出し、必要に応じてエラー訂正処理等を行ったデータDTを順次記憶部14に記憶させておき、ステップSP8では記憶部14に既に記憶されているデータDTを新たな光ディスク100へ記録するようにしても良い。これによりディスク複製処理に要する時間を大幅に短縮し得る。第2の実施の形態についても同様である。
さらに上述した第2の実施の形態においては、エラー訂正処理を光ディスクドライブ42の信号処理部13により行うようにした場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば当該エラー訂正処理を統括制御部50により行うようにしても良い。
さらに上述した第2の実施の形態においては、ディスク複製処理において、光ディスク100のデータDTを一度ハードディスクドライブ55に記憶させてから、当該ハードディスクドライブ55から読み出したデータDTを新たな光ディスク100に記録するようにした場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、例えばコンピュータ装置40に2台の光ディスクドライブが接続されている場合に、一方の光ディスクドライブに光ディスク100を装填してデータDTを読み出すと共にエラー訂正処理を行い、他方の光ディスクドライブに新たな光ディスク100を装填して当該データDTを順次記録する等しても良い。この場合、光ディスクドライブはコンピュータ装置40に内蔵している必要はなく、例えばUSBインタフェースを介して接続された、いわゆる外付型光ディスクドライブを用いても良い。
さらに上述した実施の形態においては、光ディスク100のトラックが螺旋状に形成されている場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば同心円状に形成されていても良い。
さらに上述した実施の形態においては、光ディスク100がDVD方式に準拠したものである場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該光ディスク100がCD方式やBD方式等の他の方式に準拠したものであっても良い。またデータDTを記録する記録層の数は1層に限らず、2層以上であっても良い。
またデータDTが格納されている光ディスク100としては、読み出し専用型(いわゆるROM型)、追記型(いわゆるR(Recordable)型)、或いは書き換え型(いわゆるRW(ReWritable)型又はRE型)のいずれであっても良い。
さらに上述した第1の実施の形態においては、光ディスク装置2が光ディスク100から映像を再生するようにした場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、例えば光ディスク装置2がいわゆるCDプレーヤのように音声のみを再生するようにし、或いは第2の実施の形態における光ディスクドライブ42のようにコンピュータ用の各種データを再生し、これを外部のコンピュータ装置等へ送出するようにしても良い。
さらには、光ディスク100に代えて、光磁気ディスクや磁気ディスク等、光学的、磁気的又はその両方、或いは他の手法により情報が記録され、また再生される1枚のディスク状の記録媒体を用いるようにしても良い。
この場合、光ディスク装置2及び光ディスクドライブ42の光ピックアップ17に代えて、当該ディスク状の記録媒体に対応した情報書込・読出機能を有するピックアップ機構又はヘッド機構が設けられていれば良い。
さらに上述した第1の実施の形態においては、光ディスク再生プログラムやディスク複製プログラム等の各種プログラムをROM23に格納しておくようにした場合について述べた。
しかしながら本発明はこれに限らず、各種プログラムを所定のDVD−ROMメディアから読み出し記憶部14等にインストールして実行し、或いは図示しないメモリースティック(ソニー株式会社の登録商標)等のような着脱自在の記憶媒体から読み出して直接実行する等しても良い。さらには、通信インタフェース57を介し各種プログラムを取得して実行するようにしても良い。第2の実施の形態についても同様である。この場合、各種プログラムの格納場所としてはハードディスクドライブ55を用いることができる。
さらに上述した第1の実施の形態においては、光ディスク100を「安心ディスク」とする場合、事前準備としてデータDTを光ディスク100におけるユーザデータ領域の各セクタSCに割り当てるものとし、ユーザデータ領域の内部構造については、特に詳述しなかった。
しかしながら、ユーザデータ領域の内部構造については、必ずしも「安心ディスク」専用のデータ構造を決める必要は無い。当該内部構造としては、例えばISO9660規格やUDF規格(ISO/IEC13346、ECMA−167)によるファイルシステム構造を成していることが望ましい。
この場合、UDF規格などのファイルシステム構造のデータでユーザデータ領域を埋めた後、各記録領域Rnに対して定めたセクタ数を満たすまで「00」などの値を有するユーザデータを埋める処理(パディング処理)を行う。さらに、ユーザデータ領域の最後(例えば第3記録領域R3の最後)までデータを埋める。そして、第4記録領域R4に、ユーザデータ領域に対するパリティデータ領域を形成する。
このようにすることで、本発明による「安心ディスク」機能に対応していない光ディスク再生システムまたは光ディスク装置またはコンピュータ装置が、本発明による「安心ディスク」機能に対応した光ディスク100を読み出したとしても、UDF規格などのファイルシステム構造を読み出すことができる。このため、「安心ディスク」機能に対応した光ディスク100は上記既存の装置での読み出しに悪影響を与えない。
また本発明では、光ディスク再生システム、光ディスク装置又はコンピュータ装置において、本発明による「安心ディスク」機能に対応した光ディスク100を記録再生するにあたり、ファイルシステム構造を記録再生する内部構造については、従来の構成を大きく変更する必要が無い。追加変更する処理としては、ファイルシステム構造のデータを生成した後に、パリティデータ領域を生成する処理となる。
本変形例によれば、上記既存の装置との再生互換性を取ることができる。また、上記既存の装置を基に本発明による「安心ディスク」機能に対応した装置を製作する場合であっても、ハードウエアや制御アルゴリズムなどの構成を大きく変える必要が無い。これにより、本発明を容易に低コストで実現することができる。
さらに上述した第1の実施の形態においては、データ読出部としての光ピックアップ17と、訂正処理部としての信号処理部13と、複製処理部としての制御部11とによって光ディスク装置としての光ディスク装置2を構成する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、その他種々の回路構成でなるデータ読出部と、訂正処理部と、複製処理部とによって光ディスク装置を構成するようにしても良い。
さらに上述した第2実施の形態においては、読出制御部としての統括制御部50と、訂正処理部としての信号処理部13と、複製制御部としての統括制御部50とによって光ディスク複製制御装置としてのコンピュータ装置40を構成する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、その他種々の回路構成でなる読出制御部と、訂正処理部と、複製制御部とによって光ディスク複製制御装置を構成するようにしても良い。
本発明は、種々の光ディスクの記録及び再生を行う光ディスク装置でも利用できる。
1……光ディスク再生システム、2……光ディスク装置、4……表示装置、4D……表示画面、11……制御部、12……駆動部、13……信号処理部、14……記憶部、17……光ピックアップ、19……表示処理部、21……CPU、23……ROM、24……RAM、40……コンピュータ装置、42……光ディスクドライブ、43……表示パネル、50……統括制御部、51……CPU、53……ROM、54……RAM、55……ハードディスクドライブ、56……表示処理部、100……光ディスク、100A……照射面、R……記録領域、R1……第1記録領域、R2……第2記録領域、R3……第3記録領域、R4……第4記録領域、SC……セクタ、T……トラック、DT……データ、ER……エラー情報、DMN……メニュー画面。
Claims (14)
- 光ディスクからデータを読み出すデータ読出部と、
上記データにエラーが含まれているか否かを検出し、当該エラーが訂正可能であった場合、当該エラーを訂正することにより復元データを生成する訂正処理部と、
上記光ディスクから読み出したデータのうち上記エラーが含まれていたデータを上記復元データに置き換えて他の光ディスクに記録するディスク複製処理を行う複製処理部と
を有する光ディスク装置。 - 上記光ディスクは、
所定のブロックごとにデータが記録される記録領域が2以上の分割領域に分割され、その一部がデータ領域とされると共にその残りが冗長領域とされ、
当該光ディスクに記録すべき記録データが上記データ領域の各分割領域にそれぞれ割り当てられ、
上記データ領域の上記ブロックと対応する上記冗長領域の上記ブロックに、上記データ領域とされた上記分割領域の間で互いに対応する上記ブロックごとに生成された上記記録データを復元するための冗長データが記録されており、
上記訂正処理部は、
上記記録データ及び上記冗長データを基に上記エラーを訂正する
請求項1に記載の光ディスク装置。 - 上記光ディスクは、
上記記録領域が3以上の分割領域に分割されると共に1の分割領域が上記冗長領域とされ、
上記冗長領域は、
上記データ領域とされた上記分割領域の間における互いに対応する上記ブロックごとに算出された上記記録データ同士の排他的論理和が上記冗長データとして記録され、
上記訂正処理部は、
上記エラーが含まれていなかった上記記録データ及び上記冗長データの排他的論理和を基に上記復元データを生成する
請求項2に記載の光ディスク装置。 - 上記訂正処理部は、
上記データに上記エラーが含まれていた場合、上記データに付加されている冗長符号を用いたエラー訂正処理を行い、当該エラー訂正処理により上記エラーを訂正し得なかった場合に上記記録データ及び上記冗長データの排他的論理和を基に上記復元データを生成する
請求項3に記載の光ディスク装置。 - 上記複製処理部は、
上記訂正処理部において上記訂正処理では上記エラーを訂正し得ず、且つ上記記録データ及び上記冗長データの排他的論理和を基に上記復元データを生成し得た場合に上記ディスク複製処理を行う
請求項4に記載の光ディスク装置。 - 上記光ディスクは、
所定数の上記ブロックごとに冗長符号が付加され、
上記訂正処理部は、
上記データを表すデータ符号及び上記冗長符号を基に上記データにエラーが含まれているか否かを検出する
請求項2に記載の光ディスク装置。 - 上記光ディスクは、
所定のブロックごとにデータが記録されると共に、所定数の当該ブロックごとに冗長データが付加され、
上記訂正処理部は、
上記データを表すデータ符号及び上記冗長符号を基に、上記データにエラーが含まれているか否かを検出すると共に上記復元データを生成する
請求項1に記載の光ディスク装置。 - 上記複製処理部は、
上記訂正処理部により上記エラーが訂正不可能であった場合、上記ディスク複製処理を行わない
請求項1に記載の光ディスク装置。 - 上記エラーが訂正可能であった場合、上記光ディスクの複製処理を行うか否かをユーザに確認する確認処理部
をさらに有し、
上記複製処理部は、
上記ユーザから上記光ディスクの複製処理を行う旨の指示を受け付けた場合、上記ディスク複製処理を行う
請求項1に記載の光ディスク装置。 - 所定のデータ読出部により光ディスクからデータを読み出すデータ読出ステップと、
所定の訂正処理部により、上記データにエラーが含まれているか否かを検出し、当該エラーが訂正可能であった場合、当該エラーを訂正することにより復元データを生成する訂正ステップと、
所定の複製処理部により、上記光ディスクから読み出したデータのうち上記エラーが含まれていたデータを上記復元データに置き換えて他の光ディスクに記録するディスク複製処理を行う複製ステップと
を有する光ディスク複製方法。 - 光ディスクにデータを記録すると共に当該光ディスクから当該データを読み出す光ディスク装置を制御することにより、当該光ディスクから当該データを読み出させる読出制御部と、
上記データにエラーが含まれているか否かを検出し、当該エラーが訂正可能であった場合、当該エラーを訂正することにより復元データを生成する訂正処理部と、
上記光ディスクから読み出したデータのうち上記エラーが含まれていたデータを上記復元データに置き換え、上記光ディスク装置により他の光ディスクに記録させるディスク複製処理を行わせる複製制御部と
を有する光ディスク複製制御装置。 - 上記訂正処理部は、
上記エラーの一部又は全ての訂正を上記光ディスク装置に行わせる
請求項11に記載の光ディスク複製制御装置。 - 光ディスクにデータを記録すると共に当該光ディスクから当該データを読み出す光ディスク装置を所定の読出制御部によって制御することにより、当該光ディスクから当該データを読み出させる読出制御ステップと、
所定の訂正処理部により、上記データにエラーが含まれているか否かを検出し、当該エラーが訂正可能であった場合、当該エラーを訂正することにより復元データを生成する訂正ステップと、
所定の複製制御部により、上記光ディスクから読み出したデータのうち上記エラーが含まれていたデータを上記復元データに置き換え、上記光ディスク装置により他の光ディスクに記録させるディスク複製処理を行わせる複製制御ステップと
を有する光ディスク複製制御方法。 - 情報処理装置に対して
光ディスクにデータを記録すると共に当該光ディスクから当該データを読み出す光ディスク装置を上記情報処理装置の読出制御部によって制御することにより、当該光ディスクから当該データを読み出させる読出制御ステップと、
上記情報処理装置の訂正処理部により、上記データにエラーが含まれているか否かを検出し、当該エラーが訂正可能であった場合、当該エラーを訂正することにより復元データを生成する訂正ステップと、
上記情報処理装置の複製制御部により、上記光ディスクから読み出したデータのうち上記エラーが含まれていたデータを上記復元データに置き換え、上記光ディスク装置により他の光ディスクに記録させるディスク複製処理を行わせる複製制御ステップと
を実行させる光ディスク複製制御プログラム。
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