JP2009289167A - データ保存システム - Google Patents

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賢 高橋
Hideki Fujimura
英樹 藤村
Masayuki Amano
昌幸 天野
Makoto Nishikawa
誠 西川
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Abstract

【課題】保存対象データを分散記憶する際に特定のユニットに負荷が集中することを防止する。
【解決手段】保存対象データを管理するセンターサーバ1は、エリアユニット4に、保存要求信号を送信し、その後、保存対象データを送信する。エリアユニット4は、センターサーバ1からの保存対象データを全ての制御ユニット5,5,5に送信する。各制御ユニット5は、エリアユニット4からの保存対象データを書き込んでいき、記憶残量がなくなると、記憶結果情報をエリアユニット4に通知する。エリアユニット4は、全ての制御ユニット5,5,5から記憶結果情報を取得すると、最も大きい分割データを記憶する制御ユニット5を記憶済ユニットとし、他の制御ユニット5,5に削除命令要求を行う。他の制御ユニット5,5は、書き込んだ保存対象データを削除する。その後、記憶済ユニットに記憶されている分割データ以外のデータ保存対象データに対して、同様に行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、データの分散記憶に用いられるデータ保存システムに関するものである。
データ(保存対象データ)の分散記憶に用いられる従来のデータ保存システムとして、LAN(ローカルエリアネットワーク)に接続された複数台のユーザPC(記憶ユニット)とバックアップ管理サーバ(データ管理ユニット)とを備えるシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のシステムは、何れかのユーザPCがユーザからファイル(保存対象データ)のバックアップ指示を受けると、バックアップ指示を受けたユーザPCからバックアップ管理サーバにバックアップ要求が送信される。バックアップ要求を受信したバックアップ管理サーバは、バックアップ対象のファイルを複数に分割して、分割した各ファイル(分割データ)を各ユーザPCに記憶させる。
また、特許文献1の他のシステムとして、インターネットに接続された複数台のクライアント装置(記憶ユニット)を備えるものが知られている。このシステムでは、何れかのクライアント装置がユーザからファイル(保存対象データ)のバックアップ指示を受けると、バックアップ指示を受けたクライアント装置が、バックアップ対象のファイルを複数に分割して、分割した各ファイル(分割データ)を各クライアント装置に記憶させる。
特開2004−102842号公報
しかしながら、特許文献1のシステムでは、バックアップ指示を受けた端末装置又はバックアップ管理サーバが、保存対象データを全て分割し、各記憶ユニットに記憶させるための分割データを全て作成している。このため、特許文献1のシステムには、保存対象データを分散記憶する際に特定のユニット(バックアップ指示を受けた端末装置又はバックアップ管理サーバ)に負荷が集中するという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目的は、保存対象データを分散記憶する際に特定のユニットに負荷が集中することを防止することができるデータ保存システムを提供することにある。
請求項1の発明は、保存対象データを管理するデータ管理ユニットと、それぞれが任意の記憶容量を有する記憶手段を有し前記データ管理ユニットとネットワークによって接続される複数台の記憶ユニットと、前記データ管理ユニット及び前記複数台の記憶ユニットと前記ネットワークによって接続される中継ユニットとを備え、前記データ管理ユニットは、前記中継ユニットに前記保存対象データの保存要求を行う保存要求手段を有し、前記中継ユニットは、前記データ管理ユニットで前記保存要求が行われると当該データ管理ユニットからの前記保存対象データを前記複数台の記憶ユニットに中継する中継手段を有し、前記複数台の記憶ユニットのそれぞれは、前記中継ユニットとの間で通信を行う通信手段と、前記通信手段で前記保存対象データが受信されると、受信された保存対象データを前記分割データとして前記記憶手段に記憶させていき当該記憶手段の記憶容量の残量である記憶残量がなくなると当該保存対象データの記憶分に関する情報である記憶結果情報を前記中継ユニットに送信するように前記通信手段を制御する記憶制御手段とを有し、前記中継ユニットの前記中継手段は、前記複数台の記憶ユニットから前記記憶結果情報を取得すると、最も大きい分割データを記憶する記憶ユニットを記憶済ユニットとし、前記記憶済ユニットに記憶されている分割データ以外の前記保存対象データを前記記憶済ユニット以外の他の記憶ユニットに中継することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記中継ユニットは、前記複数台の記憶ユニットから前記記憶結果情報を取得すると前記記憶済ユニット以外の他の記憶ユニットに対して前記分割データの削除命令を行う削除命令手段を有し、前記複数台の記憶ユニットのそれぞれは、前記中継ユニットで自己への前記削除命令が行われると前記記憶手段に記憶されている分割データを削除する削除制御手段を有することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記中継手段は、前記データ管理ユニットからの前記保存対象データを前記複数台の記憶ユニットに最初に中継した後、前記記憶結果情報の受信状況に基づいて、前記記憶済ユニットに記憶されている分割データ以外の保存対象データを送信する前記記憶済ユニット以外の他の記憶ユニットを決定して、当該決定した記憶ユニットのみに中継することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか1項の発明において、前記データ管理ユニットは、前記中継ユニットに前記保存対象データの収集要求を行う収集要求手段と、前記複数台の記憶ユニットから複数の分割データを当該分割データ間を結合させるためのインデックス情報とともに取得し当該インデックス情報によって複数の前記分割データを結合して前記保存対象データを復元する復元手段とを有し、前記中継ユニットは、前記データ管理ユニットで前記収集要求が行われると、前記複数台の記憶ユニットに対して前記分割データの返送要求を行う返送要求手段を有し、前記複数台の記憶ユニットのそれぞれは、返送制御手段を有し、前記記憶制御手段が、前記分割データとともに前記インデックス情報を記憶手段に記憶させ、前記返送制御手段が、前記中継ユニットで前記返送要求が行われると、前記記憶手段に記憶されている前記分割データを前記インデックス情報とともに前記データ管理ユニットに送信するように前記通信手段を制御することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至3の何れか1項の発明において、前記データ管理ユニットは、前記中継ユニットに前記保存対象データの収集要求を行う収集要求手段と、前記複数台の記憶ユニットから複数の前記分割データを順に取得し取得した順に複数の前記分割データを結合して前記保存対象データを復元する復元手段とを有し、前記中継ユニットは、前記データ管理ユニットで前記収集要求が行われると、前記記憶手段に記憶されている分割データの大きい記憶ユニットから順に、当該分割データの返送要求を、先に返送要求を行った記憶ユニットによる分割データの返送終了後に行う返送要求手段を有し、前記複数台の記憶ユニットのそれぞれは、前記中継ユニットで自己への前記返送要求が行われると前記記憶手段に記憶されている前記分割データを前記データ管理ユニットに送信するように前記通信手段を制御する返送制御手段を有することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れか1項の発明において、前記中継ユニット及び前記複数台の記憶ユニットで構成される記憶システムを複数備えることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れか1項の発明において、前記中継ユニットは、前記複数台の記憶ユニットのうちの1台の記憶ユニットと一体であることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、各記憶ユニットが自己の記憶残量に応じて保存対象データを分割して分割データとして記憶することによって、複数台の記憶ユニットに保存対象データを分散記憶することができるので、保存対象データを分散記憶する際に、特定のユニットが保存対象データを分割して全ての分割データを作成する場合に比べて、特定のユニットに負荷が集中することを防止することができる。
請求項2の発明によれば、削除命令を行うことによって、確実に消去させることができるので、同じ保存対象データを二重に記憶させることを確実に防止することができる。
請求項3の発明によれば、記憶済ユニット以外の記憶ユニットのうち最も記憶残量の大きい記憶ユニットにのみ保存対象データの次の送信を行うので、無駄を省くことができる。
請求項4の発明によれば、データ管理ユニットが保存対象データを収集するときに、複数台の記憶ユニットが分割データをインデックス情報とともにデータ管理ユニットに送信することによって、データ管理ユニットが、インデックス情報を用いて、収集した分割データを結合して保存対象データを復元することができる。
請求項5の発明によれば、データ管理ユニットが保存対象データを収集するときに、複数台の記憶ユニットが大きな分割データから順にデータ管理ユニットに返送することによって、データ管理ユニットが、収集した順に分割データを結合して保存対象データを復元することができる。
請求項6の発明によれば、複数の記憶システムを備えることによって、より多くの記憶ユニットに保存対象データを分散させて記憶させることができる。
請求項7の発明によれば、1台の記憶ユニットを中継ユニットにすることによって、保存対象データを分散記憶しない中継ユニットを別途備える場合に比べて、コストを低減させることができる。
(実施形態1)
本発明では、例えば照明機器や冷暖房機器などの各種設備機器の動作状態を監視することと各種設備機器を制御することとを総称して設備機器の「管理」という。したがって、設備機器の管理は、設備機器の監視と制御の少なくとも一方を意味する。また、管理対象となる設備機器が配置されている領域の全体を「管理領域」といい、管理領域を複数の小領域に分割したときの一つの小領域を「エリア」という。
管理領域は、オフィスビル・集合住宅・病院・学校・ホテル・体育館・美術館・博物館・ショッピングセンタのような各種建物内、複数の建物を含む集合住宅の敷地内、土地開発された複数個の住戸を含むひとまとまりの住宅地内、テーマパーク内、公園内のような広範囲の空間であって、設備機器が多数配置される空間に相当する。一方、エリアは、建物の各階若しくは各室、又は土地を適宜に区切ったときの各区画に相当する。
以下に説明する実施形態では、監視及び制御の対象となる設備機器として照明機器を例示し、監視の対象となる機器として電気計量(電圧、電流、電力などの計量)を行う計量機器を例示する。
続いて、実施形態1の機器管理システム(データ保存システム)の構成について図1〜7を用いて説明する。この機器管理システムは、エリアごとに設備機器を管理するものであり、図1に示すように、システム全体を統括制御するセンターサーバ1と、それぞれに設備機器が接続されセンターサーバ1の制御又は指示によって設備機器の制御及び監視を行う複数のエリアサブシステム2,2とを備えている。センターサーバ1及び複数のエリアサブシステム2,2は、LANである上位層の通信ネットワーク(以下、「上位ネット」という。)Nsによって接続されている。
上位ネットNsは、ネットワーク層ではIPv6に対応したIPプロトコルを用い、上位層のプロトコルとして独自プロトコルが用いられている。上位ネットNsには、センターサーバ1を監視制御する管理用コンピュータ3が接続されている。
各エリアサブシステム2は、センターサーバ1と上位ネットNsによって接続されているエリアユニット4と、エリアユニット4と中位層のネットワーク(以下、「中位ネット」という。)Nmによってそれぞれ接続されている複数台の制御ユニット5,5,5と、エリアユニット4と中位ネットNmによって接続されている管理ユニット6とを備えている。
各制御ユニット5としては、照明機器Ldの監視及び制御を行う第1の制御ユニット(照明制御ユニット)5a及び第3の制御ユニット(照明制御ユニット)5cと、計量機器Msの監視を行う第2の制御ユニット(計量管理ユニット)5bとがある。照明制御ユニット5a,5cに接続された下位層のネットワーク(以下、「下位ネット」という。)Ni1は、2線式の信号線Ls1を伝送される固定長の伝送信号を用いた時分割多重伝送方式の通信ネットワークを構築している。計量管理ユニット5bに接続された下位ネットNi2は、RS−485、RS−232Cなどのシリアル通信による通信ネットワーク又はEthernet(登録商標)による通信ネットワークを構築し、信号線Ls2を通して情報を授受する。
ここで、下位ネットNi1を構築する負荷制御システムの動作について説明する。伝送装置CNが一定時間ごとに固定長の伝送信号を信号線Ls1に送出し、スイッチSWの操作時に、操作用端末器TU1が、上記伝送信号に同期するタイミングで割込信号を信号線Ls1に送出する。伝送装置CNは、割込信号を受信すると、伝送信号によってアドレスの返送を要求する。伝送信号には、操作用端末器TU1から返送される情報を載せるタイムスロットが設けられている。
伝送装置CNから伝送信号によってアドレスの返送が要求されると、割込信号を発生した操作用端末器TU1は、上記タイムスロットにおいて自己のアドレスを伝送装置CNに返送する。伝送装置CNは、取得したアドレスを指定する伝送信号により操作用端末器TU1からスイッチSWのオン・オフの状態を獲得する。さらに、スイッチSWと照明機器Ldとのアドレスを関係付けた関係テーブルと照合することによって、スイッチSWに対応付けた照明機器Ldに対してアドレスを指定して制御用端末器TU2を介して伝送信号を伝送し、操作用端末器TU1から獲得したスイッチSWのオン・オフの状態に従って照明機器Ldの点灯・消灯を制御する。
照明制御ユニット5a,5cは、信号線Ls1に接続されているから、伝送信号を監視することによって照明機器Ldの動作状態を取得することができる。また、操作用端末器TUと同じ動作が可能であって、照明機器Ldの点灯・消灯を指示することができる。
計量管理ユニット5bは、信号線Ls2に接続されている計量機器Msとの間でシリアル通信を行うことにより、計量機器Msに指示を与え、また計量機器Msからの情報を獲得する。計量機器Msは、例えば、照明機器Ldの動作中の電圧、電流、電力の瞬時値や積算値を計測する。したがって、計量管理ユニット5bは計量機器Msから取得する計量情報によって照明機器Ldの動作などを監視することができる。
エリアユニット4は、後述の設定情報を用いて、照明制御ユニット5a,5cとの通信により照明機器Ldの動作状態の取得及び指示が可能である。また、エリアユニット4は、計量管理ユニット5bとの通信により計量機器Msが計量した計量情報を取得することが可能である。上記設定情報には、通信設定情報データと、機器管理設定情報データとが含まれる。
通信設定情報データには、通信時の送信元のIPアドレスと、通信時の送信先のIPアドレスと、エリア内でのブロードキャストアドレスとが含まれている。さらに、通信設定情報データとしては、エリアユニット4と接続される照明制御ユニット5a,5c及び計量管理ユニット5bを個別に管理する管理番号に、照明制御ユニット5a,5c及び計量管理ユニット5bのIPアドレスを関係付けた対応テーブルを有している。
機器管理設定情報データには、エリアユニット4が接続されるエリア内で接続可能なユニット(エリアユニット4、照明制御ユニット5a,5c、計量管理ユニット5b、管理ユニット6を含む)の最大台数と、エリアに実際に接続されている台数との情報が含まれている。
エリアユニット4は、照明制御ユニット5a,5cの管理下にある照明機器Ldの動作状態の取得要求を行い、動作状態を取得する。さらに、エリアユニット4は、取得した動作状態をセンターサーバ1に送信する。ここで、エリアユニット4は、センターサーバ1から照明機器Ldの制御要求を受け取ったときには、照明制御ユニット5a,5cに照明機器Ldの制御を要求する。
管理ユニット6は、エリアユニット4が管理する中位ネットNm及び下位ネットNi1,Ni2に含まれる照明機器Ldや計量機器Msを含む機器の種別及び通信アドレスを記憶し、また照明制御ユニット5a,5c、計量管理ユニット5b、エリアユニット4に設定されたデータのバックアップを保存する。また、管理ユニット6は、エリアユニット4ごとの設定情報を保持している。さらに、管理ユニット6は、バックアップ用の情報を記憶しているから、エリアユニット4の修理又は交換が終了した後には、管理ユニット6からバックアップ用の情報をエリアユニット4に転送することによって、エリアユニット4を復旧させることが可能である。
続いて、センターサーバ1の構成について、保存対象データD(図7参照)の分散記憶を中心に、図2を用いて説明する。センターサーバ1は、保存対象データDを管理するものであり、各エリアユニット4及び管理ユニット6との間で通信を行う通信部10と、保存対象データDを記憶する記憶部11と、センターサーバ1全体の制御を行う制御部12とを備えている。
通信部10は、制御部12の制御によって信号を送信し、上位ネットNs(図1参照)を介して受信した信号を制御部12に出力する。
制御部12は、エリアユニット4に保存対象データDの保存要求を行う保存要求部(保存要求手段)13と、エリアユニット4に保存対象データDの収集要求を行う収集要求部(収集要求手段)14と、各制御ユニット5で分散記憶された複数の分割データD1〜D3(図7参照)から保存対象データDを復元する復元部(復元手段)15とを備えている。
保存要求部13は、保存対象データDを複数の分割データD1〜D3として分散記憶させるときに、保存対象データDの保存要求に対応する保存要求信号をエリアユニット4に送信するように通信部10を制御する。このとき、保存要求信号は、通信部10からエリアユニット4に送信される。
収集要求部14は、保存対象データDを複数の分割データD1〜D3として各制御ユニット5に分散記憶させた後、分散記憶されている分割データD1〜D3を収集するときに、分割データD1〜D3の収集要求に対応する収集要求信号をエリアユニット4に送信するように通信部10を制御する。このとき、収集要求信号は、通信部10からエリアユニット4に送信される。
復元部15は、収集要求部14の制御によって収集要求信号がエリアユニット4に送信された後、各制御ユニット5からの分割データD1〜D3を後述のインデックス情報I1,I2(図7参照)とともに通信部10を介して取得する。インデックス情報I1,I2とは、分割データD1〜D3間を結合させるための固有の符号をいう。分割データD1〜D3及びインデックス情報I1,I2を取得した復元部15は、インデックス情報I1,I2によって複数の分割データD1〜D3を結合して保存対象データDを復元する。
エリアユニット4は、図3に示すように、任意の記憶容量を有する記憶部40と、上位ネットNs(図1参照)を用いてセンターサーバ1との間で通信を行う上位通信部41と、中位ネットNm(図1参照)を用いて各制御ユニット5との間で通信を行う下位通信部42と、エリアユニット4全体の制御を行う制御部43とを備えている。
上位通信部41は、制御部43の制御によって信号を送信し、上位ネットNsを介して受信した信号を制御部43に出力する。下位通信部42は、制御部43の制御によって信号を送信し、中位ネットNmを介して受信した信号を制御部43に出力する。
制御部43は、センターサーバ1からの保存対象データD(図7参照)を中継する中継部(中継手段)44と、保存対象データDの一部を分割データD1〜D3(図7参照)として記憶部40に記憶させる記憶制御部(記憶制御手段)45と、各制御ユニット5から記憶結果情報を取得すると後述の記憶済ユニット以外の他の制御ユニット5に対して分割データD1〜D3の削除命令を行う削除命令部(削除命令手段)46と、各制御ユニット5に対して分割データD1〜D3の返送要求を行う返送要求部(返送要求手段)47と、分割データD1〜D3をセンターサーバ1に送信するように制御する返送制御部(返送制御手段)48とを備えている。
中継部44は、センターサーバ1からの保存要求信号が上位通信部41で受信されると、上位通信部41で受信されたセンターサーバ1からの保存対象データDを各制御ユニット5に送信するように下位通信部42を制御する。保存対象データDは、上位通信部41で受信されてから下位通信部42から送信されるまでの間、一時記憶部440に一時記憶され、下位通信部42から各制御ユニット5に送信される。
また、中継部44は、エリアユニット4及び各制御ユニット5から記憶結果情報を取得すると、最も大きい分割データD1〜D3を記憶するエリアユニット4又は制御ユニット5を記憶済ユニットとし、記憶済ユニットに記憶されている分割データD1〜D3以外の保存対象データDをエリアユニット4及び各記憶ユニット5に中継する。このとき、中継部44は、エリアユニット4の記憶結果情報を取得し、各制御ユニット5から記憶結果情報を受信した後、記憶済ユニットに記憶されている分割データD1〜D3以外の保存対象データDを、記憶残量が0ではないエリアユニット4及び制御ユニット5に中継する。
記憶制御部45は、上位通信部41で受信されたセンターサーバ1からの保存対象データDを分割データD1〜D3として記憶部40に記憶させていく。このとき、記憶制御部45は、分割データD1〜D3とともにインデックス情報I1,I2(図7参照)を記憶部40に記憶させる。
返送要求部47は、センターサーバ1からの収集要求信号が上位通信部41で受信されると、分割データD1〜D3の返送要求に対応する返送要求信号を各制御ユニット5に送信するように下位通信部42を制御する。
返送制御部48は、返送要求部47で返送要求が行われると、記憶部40に記憶されている分割データD1〜D3をインデックス情報I1,I2とともにセンターサーバ1に送信するように上位通信部41を制御する。
記憶部40は、図5に示すように、OS・ミドルウェア領域400と、アプリケーション領域401と、ストレージ領域402とを有している。分割データD1〜D3(図7参照)は、ストレージ領域402のうち空き領域403の一部であるフリー領域404に記憶される。
各制御ユニット5は、基本的な構成がエリアユニット4と同様の構成であり、図4に示すように、任意の記憶容量を有する記憶部(記憶手段)50と、中位ネットNm(図1参照)を用いてエリアユニット4及び他の制御ユニット5との間で通信を行う上位通信部(通信手段)51と、下位ネットNi1,Ni2(図1参照)を用いて設備機器との間で通信を行う下位通信部52と、制御ユニット5全体の制御を行う制御部53とを備えている。
上位通信部51は、制御部53の制御によって信号を送信し、中位ネットNmを介して受信した信号を制御部53に出力する。例えば、上位通信部51は、エリアユニット4から保存対象データD(図7参照)を受信する。
制御部53は、分割データD1〜D3(図7参照)を記憶部50に記憶させる記憶制御部(記憶制御手段)54と、エリアユニット4で自己への削除命令が行われると記憶部50に記憶されている分割データD1〜D3を削除する削除制御部(削除制御手段)55と、分割データD1〜D3をセンターサーバ1に送信させる返送制御部(返送制御手段)56とを備えている。
記憶制御部54は、上位通信部51で保存対象データDが受信されると、受信された保存対象データDを分割データD1〜D3として記憶部50に記憶させていく。このとき、記憶制御部54は、分割データD1〜D3とともにインデックス情報I1,I2(図7参照)を記憶部50に記憶させる。また、保存対象データDは、上位通信部51で受信されてから記憶部50に記憶されるまでの間、一時記憶部540に一時記憶される。
上記記憶制御部54は、記憶部50の記憶容量の残量である記憶残量が0になると記憶結果情報をエリアユニット4に送信するように上位通信部51を制御する。
返送制御部56は、エリアユニット4からの返送要求信号が上位通信部51で受信されると、記憶部50に記憶されている分割データD1〜D3をインデックス情報I1,I2とともにエリアユニット4を介してセンターサーバ1に送信するように上位通信部51を制御する。
記憶部50は、エリアユニット4の記憶部40(図3参照)と同様の構成であり、図5に示すように、OS・ミドルウェア領域500と、アプリケーション領域501と、ストレージ領域502とを有している。分割データD1〜D3(図7参照)は、ストレージ領域502のうち空き領域503の一部であるフリー領域504に記憶される。
上記のようなエリアユニット4及び各制御ユニット5(第1〜3の制御ユニット5a〜5c)において、エリアユニット4及び第1〜3の制御ユニット5a〜5cの記憶残量が図6に示すようなものである場合、図7(a)に示す保存対象データDは、図7(b)に示すように、第1〜3の制御ユニット5a〜5cに分割データD1〜D3として分散記憶される。最も記憶残量の大きい第2の制御ユニット5bには、最も大きい分割データD1が最初に記憶され、2番目に記憶残量の大きい第3の制御ユニット5cには、2番目に大きい分割データD2が次に記憶され、3番目に記憶残量の大きい第1の制御ユニット5aには、3番目に大きい分割データD3が最後に記憶される。
第1〜3の制御ユニット5a〜5cに記憶された各分割データD1〜D3において、最初のデータにはヘッダHが付加される。ヘッダHには、図7(c)に示すように、保存対象データDの内容を示す保存対象データ種別情報H1や、保存対象データDであることを識別するための保存対象データ識別番号H2、分割データD1〜D3の保存日時情報H3で構成されている。
また、各分割データD1〜D3の接続部分には、インデックス情報I1,I2が添付され、各インデックス情報I1,I2には、図7(d)に示すように、分割データD1〜D3の接続関係を示す判別符号を含まれている。図7(b)に示すように、分割データD1のインデックス情報I1と分割データD2のインデックス情報I1とによって、分割データD1の次に分割データD2が結合されるようにすることができる。同様に、分割データD2のインデックス情報I2と分割データD3のインデックス情報I2とによって、分割データD2の次に分割データD3が結合されるようにすることができる。
なお、図6に示すような記憶残量である場合、エリアユニット4の記憶残量が0であるため、エリアユニット4には分割データは記憶されないが、エリアユニット4にも記憶残量がある場合(0ではない場合)、エリアユニット4にも、第1〜3の制御ユニット5a〜5cと同様に、保存対象データDの一部である分割データが記憶される。
上述した構成である本実施形態の機器管理システムにおいて、図1に示すセンターサーバ1は、本発明のデータ管理ユニットに相当し、エリアユニット4は、本発明の中継ユニットと一体である記憶ユニットに相当し、各制御ユニット5(第1〜3の制御ユニット5a〜5c)は、本発明の記憶ユニットに相当する。
次に、本実施形態の機器管理システムにおいて保存対象データD(図7参照)を分散記憶する動作について図8を用いて説明する。まず、センターサーバ1がエリアユニット4に保存要求信号を送信する(図8のS1)。その後、センターサーバ1は、保存対象データDをエリアユニット4に送信する(S2)。エリアユニット4は、センターサーバ1からの保存対象データDの送信が行われているか否かを判断する(S3)。保存対象データDの送信が行われていると判断すると、エリアユニット4は、センターサーバ1からの保存対象データDを、全ての制御ユニット5a〜5cに送信する(S4)。各制御ユニット5a〜5cは、エリアユニット4からの保存対象データDを書き込む(S5)。このとき、各制御ユニット5a〜5cは、記憶残量がなくなったか否かを判断する(S6)。記憶残量がある場合、ステップS5に戻り、各制御ユニット5a〜5cは、エリアユニット4からの保存対象データDを引き続き書き込む。これに対して、記憶残量がなくなった場合、各制御ユニット5a〜5cは、記憶結果情報をエリアユニット4に通知する(S7)。
エリアユニット4は、全ての制御ユニット5a〜5cから記憶結果情報を受信すると、最も大きい分割データD1を記憶する制御ユニット(例えば第2の制御ユニット5bとする。)を記憶済ユニットとし、他の制御ユニット(第1,3の制御ユニット5a,5c)に削除命令要求を行う(S9)。第1,3の制御ユニット5a,5cは、記憶部50に書き込んだ保存対象データDを削除する(S10)。その後、ステップS2に戻り、記憶済ユニットに記憶されている分割データD1以外のデータ保存対象データDに対して、同様に行う。その後、センターサーバ1からの保存対象データDの送信がなくなると(S3)、終了する。
上記動作を行うことによって、本実施形態の機器管理システムは、センターサーバ1の保存対象データDを分割データD1〜D3(図7参照)として全て各制御ユニット5(5a〜5c)に分散記憶させることができる。なお、上記動作のシーケンス図は図9に示している。
次に、本実施形態の機器管理システムにおいて分散記憶されている保存対象データD(図7参照)を収集する動作について図10を用いて説明する。まず、センターサーバ1がエリアユニット4に収集要求信号を送信する(図10のS21)。エリアユニット4は、各制御ユニット5(5a〜5c)に返送要求信号を送信する(S22)。各制御ユニット5(5a〜5c)は、センターサーバ1に分割データD1〜D3(図7参照)を返送する(S23)。センターサーバ1は、インデックス情報I1,I2(図7参照)を用いて分割データD1〜D3を結合して保存対象データDを復元する(S24)。
上記動作を行うことによって、本実施形態の機器管理システムは、各制御ユニット5(5a〜5c)に分散記憶されていた分割データD1〜D3を結合して保存対象データDを復元することができる。なお、上記動作のシーケンス図は図11に示している。
以上、本実施形態によれば、各制御ユニット5,5,5が自己の記憶残量に応じて保存対象データD(図7参照)を分割して分割データD1〜D3(図7参照)として記憶することによって、複数台の制御ユニット5,5,5に保存対象データDを分散記憶することができるので、保存対象データDを分散記憶する際に、特定のユニット(例えばセンターサーバや1台の制御ユニットなど)が保存対象データを分割して全ての分割データを作成する場合に比べて、特定のユニットに負荷が集中することを防止することができる。
特に、センターサーバ1側で各制御ユニット5の端末数や記憶残量などを管理する必要がない。また、センターサーバ側で保存対象データDを分割する必要がない。これにより、本実施形態によれば、保存対象データDを分散記憶する際に、センターサーバ1の処理を減らすことができる。
また、本実施形態によれば、削除命令を行うことによって、確実に消去させることができるので、同じ保存対象データDを二重に記憶させることを確実に防止することができる。
さらに、本実施形態によれば、センターサーバ1が保存対象データDを収集するときに、複数台の制御ユニット5が分割データD1〜D3(図7参照)をインデックス情報I1,I2(図7参照)とともにセンターサーバ1に送信することによって、センターサーバ1が、インデックス情報I1,I2を用いて、収集した分割データD1〜D3を結合して保存対象データDを復元することができる。
また、本実施形態によれば、1台の記憶ユニットをエリアユニット4にすることによって、保存対象データDを分散記憶しない中継ユニットを別途備える場合に比べて、コストを低減させることができる。
なお、実施形態1の機器管理システムは、エリアユニット4及び各制御ユニット5が分割データを記憶するものであるが、実施形態1の変形例として、エリアユニット4は分割データを記憶せずに、各制御ユニット5のみが分割データを記憶するものであってもよい。
(実施形態2)
実施形態2の機器管理システムは、図12に示すように、各制御ユニット5がインデックス情報I1,I2(図7参照)を付けずに分割データD1〜D3を記憶する点で、実施形態1の機器管理システムと相違する。なお、実施形態1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
図3に示すエリアユニット4の返送要求部47は、センターサーバ1からの収集要求信号が上位通信部41で受信されると、最も大きい分割データD1を記憶する制御ユニット5に返送要求信号を送信するように下位通信部42を制御する。返送要求部47は、保存対象データDを記憶するときに記憶残量確認部44で保持される記憶残量情報を用いて、最も記憶残量の大きい制御ユニット5を、最も大きい分割データD1を記憶する制御ユニット5としてもよいし、中継部44による保存対象データDの送信先の制御ユニット5を、最も大きい分割データD1を記憶する制御ユニット5としてもよい。
また、返送要求部47は、返送制御部56の制御による分割データD1,D2の送信が終了すると、上記分割データD1,D2の次に大きい分割データD2,D3を記憶する制御ユニット5に分割データD2,D3の返送要求を行う。このとき、分割データD1,D2はエリアユニット4を介してセンターサーバ1に返送されるので、返送要求部47は、分割データD1,D2の送信が終了したことを判断することができる。なお、返送要求部47は、分割データD1,D2の送信終了に対応する返送完了信号を、上記分割データD1,D2の送信を終了した制御ユニット5から受信することによって、分割データD1,D2の送信が終了したことを判断してもよい。
本実施形態の各制御ユニット5の返送制御部56は、エリアユニット4又は他の制御ユニット5からの返送要求信号が上位通信部51で受信されると、記憶部50に記憶されている分割データD1〜D3を、エリアユニット4を介してセンターサーバ1に送信するように上位通信部51を制御する。
本実施形態のセンターサーバ1の復元部15は、収集要求部14の制御によって収集要求信号が送信された後、各制御ユニット5からの分割データD1〜D3を順に通信部10を介して取得する。分割データD1〜D3を取得した復元部15は、取得した順に分割データD1〜D3を結合して保存対象データDを復元する。
次に、本実施形態の機器管理システムにおいて分散記憶されている保存対象データD(図12参照)を収集する動作について図13を用いて説明する。まず、センターサーバ1がエリアユニット4に収集要求信号を送信する(図13のS31)。エリアユニット4は、最も大きい分割データD2(図12参照)を記憶する第2の制御ユニット5bに返送要求信号を送信する(S32)。
第2の制御ユニット5bは、エリアユニット4を介して分割データD1をセンターサーバ1に返送する(S33)。その後、エリアユニット4は、第2の制御ユニット5bが分割データD1を全てセンターサーバ1に返送したか否かを判断する(S34)。第2の制御ユニット5bが分割データD1を全てセンターサーバ1に返送していれば、エリアユニット4は、2番目に大きい分割データD2を記憶する第3の制御ユニット5cに返送要求信号を送信する(S35)。
第3の制御ユニット5cは、エリアユニット4を介して分割データD2をセンターサーバ1に返送する(S36)。その後、エリアユニット4は、第3の制御ユニット5cが分割データD2を全てセンターサーバ1に送信したか否かを判断する(S37)。第3の制御ユニット5cが分割データD2を全てセンターサーバ1に送信していれば、エリアユニット4は、3番目に大きい分割データD3を記憶する第1の制御ユニット5aに返送要求信号を送信する(S38)。
第1の制御ユニット5aは、エリアユニット4を介して分割データD3をセンターサーバ1に返送する(S39)。その後、センターサーバ1は、第1〜3の制御ユニット5a〜5cからの分割データD1〜D3を結合して保存対象データDを復元する(S40)。
上記動作を行うことによって、本実施形態の機器管理システムは、各制御ユニット5(5a〜5c)に分散記憶されていた分割データD1〜D3を結合して保存対象データDを復元することができる。なお、上記動作のシーケンス図は図14に示している。
以上、本実施形態によれば、センターサーバ1が保存対象データDを収集するときに、複数台の制御ユニット5が大きな分割データD1〜D3から順にセンターサーバ1に送信することによって、センターサーバ1が、収集した順に分割データD1〜D3を結合して保存対象データDを復元することができる。
(実施形態3)
実施形態3の機器管理システムは、図3に示すエリアユニット4の中継部44が、センターサーバ1からの保存対象データDを全ての制御ユニット5に最初に中継した後、記憶結果情報の受信状況に基づいて、記憶済ユニットに記憶されている分割データ以外の保存対象データDを送信する制御ユニット5を決定して、決定した制御ユニット5のみに中継する点で、実施形態1の機器管理システムと相違する。なお、実施形態1と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の中継部44は、記憶結果情報の受信状況に基づいて、残りの保存対象データDを次に送信する制御ユニット5を、記憶済みユニット以外の中から1台だけ決定する。
記憶結果情報の受信状況とは、どの制御ユニット5からの記憶結果情報の受信が最も遅かったかということや、どの制御ユニット5がどれだけ保存対象データDを記憶できたかという量を含む概念である。
中継部44は、最も遅く受信した記憶結果情報を送信した制御ユニット5を、残りの保存対象データDの次の送信先に決定してもよいが、ネットワークの輻輳によっては信号の順序が変わるため、最も遅く受信した記憶結果情報を送信した制御ユニット5が最も多く保存対象データDを記憶できたとは限らない。したがって、中継部44は、最も多く保存対象データDを記憶できた制御ユニット5のみを、残りの保存対象データDの次の送信先に決定してもよい。
以上、本実施形態によれば、記憶済ユニット以外の制御ユニット5のうち最も記憶残量の大きい制御ユニット5にのみ保存対象データDの次の送信を行うので、無駄を省くことができる。
(実施形態4)
実施形態4の機器管理システムは、保存対象データD(図7参照)を複数のエリアサブシステム2,2に分散記憶させる点で、実施形態1〜3の機器管理システムと相違する。なお、実施形態1〜3と同様の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
各エリアサブシステム2は、実施形態1〜3のエリアサブシステム2と同様に、エリアユニット4と、複数台の制御ユニット5,5,5と、管理ユニット6とを備えている。本実施形態のエリアサブシステム2は、本発明の記憶システムに相当する。
以上、本実施形態によれば、複数のエリアサブシステム2,2を備えることによって、より多くの制御ユニット5に保存対象データDを分散させて記憶させることができる。
実施形態1に係る機器管理システムの構成図である。 同上に係るセンターサーバの構成を示すブロック図である。 同上に係るエリアユニットの構成を示すブロック図である。 同上に係る制御ユニットの構成を示すブロック図である。 同上に係る制御ユニットの記憶部の構成を示すブロック図である。 同上に係るエリアユニット及び各制御ユニットの記憶残量の一例を示す図である。 同上において、(a)は保存対象データを示す図、(b)は分割データを示す図、(c)はヘッダの構成を示す図、(d)はインデックス情報を示す図である。 同上に係る機器管理システムにおいて保存対象データを分散記憶する動作を示すフローチャートである。 同上に係る機器管理システムにおいて保存対象データを分散記憶する動作を示すシーケンス図である。 同上に係る機器管理システムにおいて保存対象データを収集する動作を示すフローチャートである。 同上に係る機器管理システムにおいて保存対象データを収集する動作を示すシーケンス図である。 実施形態2における分割データを示す図である。 同上に係る機器管理システムにおいて保存対象データを収集する動作を示すフローチャートである。 同上に係る機器管理システムにおいて保存対象データを収集する動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
1 センターサーバ(データ管理ユニット)
13 保存要求部(保存要求手段)
14 収集要求部(収集要求手段)
15 復元部(復元手段)
2 エリアサブシステム(記憶システム)
4 エリアユニット(中継ユニット、記憶ユニット)
40 記憶部(記憶手段)
44 中継部(中継手段)
45 記憶制御部(記憶制御手段)
46 削除命令部(削除命令手段)
47 返送要求部(返送要求手段)
48 返送制御部(返送制御手段)
5 制御ユニット(記憶ユニット)
50 記憶部(記憶手段)
51 上位通信部(通信手段)
54 記憶制御部(記憶制御手段)
55 削除制御部(削除制御手段)
56 返送制御部(返送制御手段)
57 返送要求部(第2の返送要求手段)
Ns 上位ネット(ネットワーク)
Nm 中位ネット(ネットワーク)

Claims (7)

  1. 保存対象データを管理するデータ管理ユニットと、それぞれが任意の記憶容量を有する記憶手段を有し前記データ管理ユニットとネットワークによって接続される複数台の記憶ユニットと、前記データ管理ユニット及び前記複数台の記憶ユニットと前記ネットワークによって接続される中継ユニットとを備え、
    前記データ管理ユニットは、前記中継ユニットに前記保存対象データの保存要求を行う保存要求手段を有し、
    前記中継ユニットは、前記データ管理ユニットで前記保存要求が行われると当該データ管理ユニットからの前記保存対象データを前記複数台の記憶ユニットに中継する中継手段を有し、
    前記複数台の記憶ユニットのそれぞれは、前記中継ユニットとの間で通信を行う通信手段と、前記通信手段で前記保存対象データが受信されると、受信された保存対象データを前記分割データとして前記記憶手段に記憶させていき当該記憶手段の記憶容量の残量である記憶残量がなくなると当該保存対象データの記憶分に関する情報である記憶結果情報を前記中継ユニットに送信するように前記通信手段を制御する記憶制御手段とを有し、
    前記中継ユニットの前記中継手段は、前記複数台の記憶ユニットから前記記憶結果情報を取得すると、最も大きい分割データを記憶する記憶ユニットを記憶済ユニットとし、前記記憶済ユニットに記憶されている分割データ以外の前記保存対象データを前記記憶済ユニット以外の他の記憶ユニットに中継する
    ことを特徴とするデータ保存システム。
  2. 前記中継ユニットは、前記複数台の記憶ユニットから前記記憶結果情報を取得すると前記記憶済ユニット以外の他の記憶ユニットに対して前記分割データの削除命令を行う削除命令手段を有し、
    前記複数台の記憶ユニットのそれぞれは、前記中継ユニットで自己への前記削除命令が行われると前記記憶手段に記憶されている分割データを削除する削除制御手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ保存システム。
  3. 前記中継手段は、前記データ管理ユニットからの前記保存対象データを前記複数台の記憶ユニットに最初に中継した後、前記記憶結果情報の受信状況に基づいて、前記記憶済ユニットに記憶されている分割データ以外の保存対象データを送信する前記記憶済ユニット以外の他の記憶ユニットを決定して、当該決定した記憶ユニットのみに中継することを特徴とする請求項1又は2記載のデータ保存システム。
  4. 前記データ管理ユニットは、前記中継ユニットに前記保存対象データの収集要求を行う収集要求手段と、前記複数台の記憶ユニットから複数の分割データを当該分割データ間を結合させるためのインデックス情報とともに取得し当該インデックス情報によって複数の前記分割データを結合して前記保存対象データを復元する復元手段とを有し、
    前記中継ユニットは、前記データ管理ユニットで前記収集要求が行われると、前記複数台の記憶ユニットに対して前記分割データの返送要求を行う返送要求手段を有し、
    前記複数台の記憶ユニットのそれぞれは、返送制御手段を有し、前記記憶制御手段が、前記分割データとともに前記インデックス情報を記憶手段に記憶させ、前記返送制御手段が、前記中継ユニットで前記返送要求が行われると、前記記憶手段に記憶されている前記分割データを前記インデックス情報とともに前記データ管理ユニットに送信するように前記通信手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のデータ保存システム。
  5. 前記データ管理ユニットは、前記中継ユニットに前記保存対象データの収集要求を行う収集要求手段と、前記複数台の記憶ユニットから複数の前記分割データを順に取得し取得した順に複数の前記分割データを結合して前記保存対象データを復元する復元手段とを有し、
    前記中継ユニットは、前記データ管理ユニットで前記収集要求が行われると、前記記憶手段に記憶されている分割データの大きい記憶ユニットから順に、当該分割データの返送要求を、先に返送要求を行った記憶ユニットによる分割データの返送終了後に行う返送要求手段を有し、
    前記複数台の記憶ユニットのそれぞれは、前記中継ユニットで自己への前記返送要求が行われると前記記憶手段に記憶されている前記分割データを前記データ管理ユニットに送信するように前記通信手段を制御する返送制御手段を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のデータ保存システム。
  6. 前記中継ユニット及び前記複数台の記憶ユニットで構成される記憶システムを複数備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のデータ保存システム。
  7. 前記中継ユニットは、前記複数台の記憶ユニットのうちの1台の記憶ユニットと一体であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のデータ保存システム。
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