JP2007011500A - ホームゲートウェイ - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザデータの管理負荷を蓄積装置の未使用部分を利用して低減し、また取り扱う電子データを分割配置することで装置故障等にも柔軟に対応できるホームゲートウェイを提供する。
【解決手段】電子データを蓄積する蓄積手段25と、蓄積手段25に蓄積する電子データに対して分割データから元の電子データを復元するための冗長情報を付加して複数に分割すると共に、冗長情報に基づいて分割データから元の電子データを復元する分割・結合処理手段24と、複数に分割された電子データを他のホームゲートウェイの蓄積手段25に分散配置する分散制御手段23とを備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、データ蓄積機能を有したホームゲートウェイに関するものである。
近年、個人の電子データなどをネットワーク上で保存するレンタルサーバといったサービスが台頭してきている。しかしながら、このような個人の電子データを長年に渡って安全に保管するためには、センターシステムとして地震などにも備えた堅牢なシステムが必要となる。
また、ネットワーク上での個人データの保管(アップロード)とは裏返しの関係にあるインターネットでの映像配信システム(ダウンロード)には、例えば特許文献1に開示されるものがある。特許文献1には、各家庭に設置されたホームゲートウェイの中に蓄積装置を備え、この蓄積装置にも映像コンテンツを保持して配信サーバの代わりに配信元となることで配信サーバ及び中継回線の負荷を低減することが示されている。
特開2003−69970号
従来のレンタルサーバシステムは、下記のような課題があった。
先ず、全ての電子データをセンター側で保管するため、全てのユーザのデータ保管を考慮した最大サイズに対応する必要があるためコストが高くなる。また、全ての電子データの情報をセンター側で管理するため、高い性能をもつ管理装置を備える必要があった。
特許文献1に開示される映像コンテンツ配信システムでは、宅内装置に蓄積機能を持たせてキャッシュ的に利用することも想定されているが、全てのユーザが蓄積装置の容量を十分使いきることはあまりなく、遊んでいる部分がかなり存在し無駄があった。さらに、保管される電子データについては最大保管容量が決まっており、フルになったところでそれ以上の蓄積が一時的でも不可能であった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、センター側におけるユーザデータの管理負荷を蓄積装置の未使用部分を利用して低減し、また取り扱う電子データを分割配置することで装置故障等にも柔軟に対応できるホームゲートウェイを得ることを目的とする。
この発明に係るゲートウェイは、電子データを蓄積する蓄積手段と、蓄積手段に蓄積する電子データに対して分割データから元の電子データを復元するための冗長情報を付加して複数に分割すると共に、冗長情報に基づいて分割データから元の電子データを復元する分割結合処理手段と、複数に分割された電子データを他のホームゲートウェイの蓄積手段に分散配置する分散制御手段とを備えるものである。
この発明によれば、宅内装置としてのホームゲートウェイに備えた蓄積装置の未使用容量を有効活用することができ、センター側での集中装置や集中管理を低減することができる。これにより、トータルでコストパフォーマンスに優れたシステムを提供できるという効果がある。同時に、電子データに冗長部分を付加して分割配置することで、装置故障などへの対応も柔軟に行うことができるという効果がある。また、最大保管容量に対しても柔軟性を持たせることで、ユーザの利便性を向上することができるという効果がある。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるホームゲートウェイを利用したネットワークシステムの構成を示す図である。本発明のシステムは、電話回線や光ファイバによるインターネット等の外部ネットワーク上の構成要素である監視サーバ1及び中継ルータ2a〜2f、有線LANや無線LAN等のホームネットワーク上の構成要素であるホームゲートウェイ3a〜3f及びクライアント装置4a〜4fから構成される。監視サーバ1は、センター設備側に設けられる。中継ルータ2a〜2fは、外部ネットワークにおけるパケット通信を中継する。
ホームゲートウェイ3a〜3fは、クライアント装置4a〜4fが設置された各宅内に設置され、外部ネットワークとホームネットワークとの間のデータ通信を中継する。クライアント装置4a〜4fは、デジタル家電機器やパーソナルコンピュータなどのユーザ機器である。監視サーバ1は、送受信部5、監視部6及び蓄積装置7を有しており、送受信部5は、外部ネットワーク及び中継ルータを介してホームゲートウェイとの通信を行う。監視部6は、送受信部5により取得されたホームゲートウェイの通信状態を監視する。蓄積装置7には、クライアント装置4a〜4fに配信するための電子データ等を格納する。
図2は、図1中のホームゲートウェイの構成を示すブロック図である。実施の形態1によるホームゲートウェイ3は、外部通信手段20、内部通信手段21、中継手段22、分散制御手段23、分割・結合処理手段24及び蓄積手段25を有して構成される。外部通信手段20は、インターネットなどの外部ネットワークとのインタフェースを有し、図1中の中継ルータを介して電子データの送受信を行う。内部通信手段21は、有線LANや無線LAN等のホームネットワーク26とのインタフェースを有し、ユーザ機器であるクライアント装置4との間で電子データの送受信を行う。
中継手段22は、外部通信手段20及び内部通信手段21により外部ネットワークとホームネットワーク26との間でやり取りされるデータを中継する。分散制御手段23は、内部通信手段21により取得されたクライアント装置4からの電子データを分割して、他のホームゲートウェイ3との間で当該データの分散配置を行う。分割・結合処理手段24は、クライアント装置4からの電子データを冗長な情報を付加した上で複数に分割し、また分割したデータから元の電子データに結合し復元する処理を行う。
外部通信手段20、内部通信手段21、中継手段22、分散制御手段23及び分割・結合処理手段24は、本発明の趣旨に従うプログラムをコンピュータに読み込ませてその動作を制御することにより、当該コンピュータ上でソフトウエアとハードウエアが協働した具体的な手段として実現することもできる。また、蓄積手段25は、当該コンピュータに搭載されたハードディスク又はメモリ上に構成される。なお、コンピュータ自体の構成及びその基本的な機能については、当業者が当該技術分野の技術常識に基づいて容易に認識できるものであり、本発明の本質に直接関わるものでないので詳細な記載を省略する。
次に動作について説明する。
先ず、家庭内におかれたクライアント装置4では、外部で蓄積してほしい電子データが存在すると、ネットワークドライブとして認識しているホームゲートウェイ3の蓄積機能に対してファイルとして、ホームネットワーク26を介して出力する。ホームゲートウェイ3では、内部通信手段21により前記ファイルデータが受信され、蓄積手段25に全て保管される。
次に、分割・結合処理手段24は、蓄積手段25から読み出したファイルデータに対して、その一部が欠落しても残りの部分から元のデータを復元することができるように冗長データを付加する。続いて、分割・結合処理手段24は、冗長データを付加したファイルデータを複数の部分に分割する。例えば、図3の下段に示すように、4つの部分に分割した場合、もし1つの部分が消失しても、残りの3つの部分から消失した部分を復元できるようにする。
この後、分散制御手段23は、分割・結合処理手段24により分割されたファイルを保管させる他のホームゲートウェイ3を探索する。この探索方法としては、幾つかの方法が考えられるが、例えば監視サーバ1が任意に抽出した複数のホームゲートウェイ3のアドレスリストを各ホームゲートウェイ3に配信しておき、このアドレスリストにより探索処理を行うようにしてもよい。
なお、このアドレスリストの作成においては、システム内で認識されている全てのホームゲートウェイ3を均一に扱ってその設置された地域なども考慮せずに抽出してもよく、配信先のホームゲートウェイ3とある程度近い地域に存在するホームゲートウェイ3をリストアップの対象としてもよい。このあたりは、ファイル転送のオーバヘッドや効率、危険分散といった種々の要因から決められる。
分散制御手段23は、上述のようなアドレスリストから、分割されたファイルを保管させる任意にホームゲートウェイ3を抽出すると、抽出したホームゲートウェイ3に対し外部通信手段20を介して当該ファイルの保管が可能か否かの問い合わせパケットを送信する。問い合わせ先のホームゲートウェイ3では、外部ネットワーク及び中継ルータを介して外部通信手段20により問い合わせパケットが受信されると、中継手段22を経由して分散制御手段23に出力される。
問い合わせ先のホームゲートウェイ3の分散制御手段23は、問い合わせパケットに応じて自ゲートウェイの蓄積手段25の空き容量を調査し、問い合わせに係る分割ファイルの容量でのデータ保管が可能か否かを判定する。このとき、自ゲートウェイの蓄積手段25の容量に空きがないと判定されると、前記分割されたファイルの受け入れができない旨の応答パケットを返信する。反対に、蓄積手段25の容量に空きがある場合は、前記分割されたファイルの受け入れができる旨の応答パケットを返信する。
上述のように、受け入れ不可である旨が返信されると、問い合わせ元のホームゲートウェイ3の分散制御手段23は、アドレスリストから別のホームゲートウェイ3を選択して同様の問い合わせ処理を繰り返す。この問い合わせ処理は、ファイルの分割数のうち、自ゲートウェイの蓄積手段25に保管する以外の1を引いた個数分の受け入れ先のホームゲートウェイ3が発見されるまで繰り返される。
問い合わせ元のホームゲートウェイ3の分散制御手段23は、分割されたファイルを保管する全てのホームゲートウェイ3が揃うと、各ホームゲートウェイ3に対して外部通信手段20を介したPeerToPeer(PtoP)通信により当該分割されたファイルをそれぞれ転送する。このように、ホームゲートウェイ間のPtoP通信によるデータ転送により分散配置がなされることから、分割データが分散配置されるまでの過程でセンター設備を介することない。これにより、センター設備側でユーザデータを管理するのに要する負荷を軽減することができる。
なお、説明の簡単化のため、図3に示すように、クライアント装置4からデータの蓄積のリクエストを受けたホームゲートウェイ3aを親ホームゲートウェイと称する。また、親ホームゲートウェイ3aからの問い合わせに応じて分割ファイルを受け入れたホームゲートウェイ3b〜3dを子ホームゲートウェイと称する。この親子関係は各ファイル毎に形成される。
上述した分散されたファイルの各子ホームゲートウェイ3b〜3dへの転送処理にあたり、親ホームゲートウェイ3aの分散制御手段23では、転送した各分割ファイルのIDと共に、これらを受け入れた子ホームゲートウェイ3b〜3dのIDを記載した管理テーブルデータを作成する。この管理テーブルデータは、親ホームゲートウェイ3aの分散制御手段23から外部通信手段20を介して各子ホームゲートウェイ3b〜3dに配信される。
図3の例では、親ホームゲートウェイ3aの蓄積手段25には、クライアント装置4aからの4分割されたファイルの分割部分1が保管され、子ホームゲートウェイ3bの蓄積手段25には、クライアント装置4aからの4分割されたファイルの分割部分2が保管され、子ホームゲートウェイ3cの蓄積手段25には、クライアント装置4aからの4分割されたファイルの分割部分3が保管され、子ホームゲートウェイ3dの蓄積手段25には、クライアント装置4aからの4分割されたファイルの分割部分4が保管される。
さらに、親ホームゲートウェイ3aの分散制御手段23は、分割したファイル部分を受け入れた子ホームゲートウェイ3b〜3dに対して一定周期毎に生存確認(以降、ヘルスチェックと称す)を行う。例えば、親ホームゲートウェイ3aの分散制御手段23から生存確認パケットを子ホームゲートウェイ3b〜3dに送信し、子ホームゲートウェイ3b〜3d側では生存応答パケットを返信する。
ここで、ある子ホームゲートウェイ3が、一定期間、ヘルスチェックができない(生存が確認できない)状況に至った場合、親ホームゲートウェイ3aの分散制御手段23は、他の子ホームゲートウェイ3に保管した分割ファイルを自ゲートウェイに転送させる。この後、親ホームゲートウェイ3aの分散制御手段23は、他の子ホームゲートウェイ3から取得した各分割ファイルにおける前述の冗長データに基づいて、ヘルスチェックができない(生存応答がない)子ホームゲートウェイ3に保管させていた分割部分データと同一のデータを復元する。
続いて、親ホームゲートウェイ3aの分散制御手段23は、上述したアドレスリストを用いて、ヘルスチェックができない子ホームゲートウェイ3の代替となるホームゲートウェイ3を上述した処理と同様にして探索し、探索結果として抽出されたホームゲートウェイ3を新たな受け入れ先として前記復元した分割部分データを転送する。このとき、親ホームゲートウェイ3aの分散制御手段23では、当該新規のホームゲートウェイ3のIDを上述した管理テーブルデータに登録して各子ホームゲートウェイ3に送信する。
また、監視サーバ1の監視部6は、外部ネットワークを介して全ホームゲートウェイ3のヘルスチェックを実施している。このとき、親ホームゲートウェイ3が、故障などによりシステムダウンすると、監視サーバ1の監視部6によりそのダウンが検出される。この場合、監視サーバ1が、暫定的に停止した親ホームゲートウェイ3の代わりとなる。
つまり、監視サーバ1の監視部6は、システムダウンした親ホームゲートウェイ3のIDを含む管理テーブルデータを有している子ホームゲートウェイ3を探し出すため、送受信部5により問い合わせパケットを全てのホームゲートウェイ3に送信する。この問い合わせパケットを受信した、前記管理テーブルデータを有する子ホームゲートウェイでは、その分散制御手段23により当該問い合わせパケットに対して自ゲートウェイの蓄積手段25が保管しているファイルIDとともに、応答パケットを監視サーバ1に返信する。
これにより、例えば親ホームゲートウェイ3が復旧すれば、監視サーバ1から前記管理テーブルデータを送信し、親ホームゲートウェイ3によってユーザデータの分散配置が制御されることとなる。
以上のように、この実施の形態1によれば、外部ネットワークを介して電子データを送受信する外部通信手段20と、ホームネットワーク26を介して電子データを送受信する内部通信手段21と、外部ネットワークとホームネットワーク26との間でやり取りされる電子データを中継する中継手段22と、電子データを蓄積する蓄積手段25と、蓄積手段25に蓄積する電子データに対して、分割データから元の電子データを復元するための冗長情報を付加して複数に分割すると共に、冗長情報に基づいて分割データから元の電子データを復元する分割・結合処理手段24と、分割・結合処理手段24により複数に分割された電子データを他のホームゲートウェイの蓄積手段25にPtoP通信により分散配置する分散制御手段24とを備え、ホームゲートウェイ3a〜3fの蓄積手段25の未使用部分を利用してユーザデータを分散配置するので、センター設備側におけるユーザデータの管理負荷を低減することができ、ホームゲートウェイ3a〜3fの故障等にも柔軟に対応することができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、分割したファイルの格納情報を記載した管理テーブルを親ホームゲートウェイと全ての子ホームゲートウェイが保持することから、扱うファイル数が増大すると管理テーブルだけでかなりのオーバヘッドになる可能性がある。また、ホームゲートウェイが一時的にダウンして復活した場合、既に代替ホームゲートウェイが置き換えられていると、一時的にダウンしたホームゲートウェイ3に格納していたデータが不要データとして蓄積手段25に残ってしまうことになる。さらに、親ホームゲートウェイのシステムダウンを考慮して、監視サーバ1が全てのホームゲートウェイのヘルスチェックを実施する必要があることからそのオーバヘッドも増大することになる。
そこで、実施の形態2では、上述の管理テーブルの構成を改良することで、管理オーバヘッドの軽減を図り、かつホームゲートウェイ内のデータが不要データとして残ることを防止する。図4は、管理テーブルの構成例を示す図であり、図3の分散配置例における構成を示している。また、図4(a)は親ホームゲートウェイ3aでの管理テーブルの構成を示しており、図4(b)は子ホームゲートウェイ3bでの管理テーブルの構成を示している。
図4(a)に示すように、親ホームゲートウェイ3aに保持される管理テーブルは、ファイルID(ファイルY)と、分配先の子ホームゲートウェイIDと、タイムスタンプ欄とが対になった構成を有している。また、図4(b)に示すように、子ホームゲートウェイに保持される管理テーブルでは、ファイルのIDとその所有者である親ホームゲートウェイのIDとタイムスタンプ欄とが対になっている。子ホームゲートウェイ3b〜3dの管理テーブルは、親ホームゲートウェイ3aの分散制御手段23で各子ホームゲートウェイ3b〜3dに対応する管理テーブルが作成され、それぞれに配信される。
親ホームゲートウェイ3aの分散制御手段23は、3つの子ホームゲートウェイ3b,3c,3dに対して決められた周期でヘルスチェックを実施する。このとき、生存応答がありOKだった場合は、その時刻を自己が保持する管理テーブルにおける、子ホームゲートウェイIDの対応するタイムスタンプ欄に書き込む。一方、子ホームゲートウェイ3b〜3dの分散制御手段23は、親ホームゲートウェイ3aからのヘルスチェックがあった場合、その時刻を自己が保持する管理テーブルのタイムスタンプ欄に書き込む。
このように、本実施の形態2では、上記実施の形態1と異なり、親ホームゲートウェイ3a側のみでヘルスチェック及び分割データを管理を行うのではなく、親ホームゲートウェイ3aの分散制御手段23と子ホームゲートウェイ3b〜3dの分散制御手段23が、管理テーブルを基に共同してヘルスチェック及び分割データを管理を行う。
親ホームゲートウェイ3aの分散制御手段23では、ヘルスチェックがある閾値以上うまくいかなかった場合、例えばある一定期間以上、生存応答がなかった場合には、上記実施の形態1と同様にして、子ホームゲートウェイのシステムがダウンしたものとして、残りのホームゲートウェイ3が保持しているデータから失われた部分を復元するとともに、別の代替の子ホームゲートウェイを構築する。
また、子ホームゲートウェイの分散制御手段23では、ある閾値以上、タイムスタンプ欄の更新がされない場合、親ホームゲートウェイ3aのシステムがダウンしたものと判断し、この時点で子ホームゲートウェイから監視サーバ1に通知をあげる。この通知に応答する形で、上記実施の形態1と同様にして監視サーバ1が親ホームゲートウェイ3aの代替処理を実行する。これにより、監視サーバ1自体は、定期的なホームゲートウェイのヘルスチェックを実施する必要がない。
以上のように、この実施の形態2によれば、親ホームゲートウェイ3aの分散制御手段23が、分割データを特定する情報、ホームゲートウェイを特定する情報、及び当該ホームゲートウェイの正常動作を確認したヘルスチェック時刻のタイムスタンプ情報をそれぞれ対応付けて管理する管理テーブルを備え、これを子ホームゲートウェイ3b〜3dに配信して、当該管理テーブルにより各子ホームゲートウェイ3b〜3dの分散制御手段23と共同してヘルスチェック及び各分割データを管理するので、管理オーバヘッドの軽減を図り、かつホームゲートウェイ内のデータが不要データとして残ることを防止することができる。
実施の形態3.
従来のレンタルサーバーサービスでは、各ユーザの最大使用量は厳格に決められており、緊急性があっても最大使用量以上は保管することができなかった。そこで、本実施の形態3では、システム内の蓄積容量の余剰分を効率的に利用することで、柔軟な保管サービスを可能とするものである。
図5は、この発明の実施の形態3によるホームゲートウェイの構成を示す図である。図において、本実施の形態3によるホームゲートウェイは、図2で示した構成に加え、超過制御手段30を備える。超過制御手段30は、ユーザの使用量が既定の最大使用量のある閾値(例えば9割など)を越えた状況を検出すると、自ゲートウェイの蓄積手段25の残量と監視サーバ1への問い合わせを行い超過できる量を見積もる。なお、図2と同一若しくはこれに相当する構成要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
次に動作について説明する。
先ず、クライアント装置4では、外部で蓄積してほしい電子データが存在すると、ネットワークドライブとして認識しているホームゲートウェイ3の蓄積機能に対してファイルとして、ホームネットワーク26を介して出力する。ホームゲートウェイ3では、内部通信手段21により前記ファイルデータが受信され、蓄積手段25に全て保管される。
超過制御手段30は、クライアント装置4からのファイルデータの保管使用容量が既定の最大使用量のある閾値を越えるか否かを判定し、これを超える容量であることを検出すると、自ゲートウェイの蓄積手段25の残量を調査する。さらに、超過制御手段30は、外部通信手段20を介して監視サーバ1への問い合わせを行い超過できる量を見積もる。
また、クライアント装置4からのファイル保管が最大使用量を越えた時点で、超過制御手段30は、当該ファイルデータに超過マークを付加する。この後は、上記実施の形態1と同様にして、分散制御手段23及び分割・結合処理手段24により普通のファイルと同様に分割格納を行う。
ユーザが予め猶予期間(例えば1週間)内に、別のファイルを削除して空き容量が発生した場合、超過制御手段30は、上述のファイルから超過マークを削除し、一般ファイルとして以後扱う。もし、猶予期間にユーザ側で何も対策が実施されなかった場合には、超過制御手段30により超過マークが付加されたファイルを自動的に削除する。
以上のように、この実施の形態3によれば、ユーザの最大使用容量によらず、クライアント装置4からのユーザデータを柔軟に保管することができる。
実施の形態4.
上記実施の形態3では、ユーザに対して柔軟な保管サービスを提供できたが、クライアント装置がパーソナルコンピュータのようにファイルを直接認識するような装置であれば超過しているかどうかの判断が容易にできる。しかしながら、DVDレコーダ等のデジタル家電機器の類では、直接的なファイルイメージを見せないようにするケースもあり、超過しているかどうかの判断が難しくなる。
そこで、本実施の形態4は、上記実施の形態3の構成に最大使用量を超過している旨をユーザに対して告知する手段を設けることで、猶予期間内でのユーザの超過ファイルの削除を促すものである。
図6は、この発明の実施の形態4によるホームゲートウェイの構成を示す図である。図において、本実施の形態4によるホームゲートウェイ3は、図5に示した構成に加え、超過告知手段31を超過制御手段30と連携する型で付加する。なお、図2及び図5と同一又はこれに相当する構成要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
超過告知手段31は、超過制御手段30がユーザの最大使用量の超過を検出すると、その旨が通知される。これにより、超過告知手段31は、例えばホームゲートウェイ3の筐体に実装されたLEDや表示管を用いて超過状態を示したり、ホームゲートウェイ3のメニューに超過状態を表示する。また、超過告知手段31に予めユーザの電子メールアドレスやFAX番号といったものを登録しておくことにより、超過告知手段31が猶予期間を超過しているファイル情報をユーザに通知するように構成しても良い。
以上のように、この実施の形態4によれば、最大使用量を超過している旨をユーザに対して告知することで、猶予期間内でのユーザの超過ファイルの削除を促すことができる。
なお、上記実施の形態1から4では、ユーザの所有する電子データをレンタルサーバシステムに保管するといったアップロード形態を例として説明したが、本発明は映像コンテンツファイルの配信といったダウンロード形態にも同様な仕組みを用いることができる。
この発明の実施の形態1によるホームゲートウェイを利用したネットワークシステムの構成を示す図である。 図1中のホームゲートウェイの構成を示すブロック図である。 実施の形態1のホームゲートウェイによるユーザデータの分散配置処理を説明するための図である。 管理テーブルの構成例を示す図である。 この発明の実施の形態3によるホームゲートウェイの構成を示す図である。 この発明の実施の形態4によるホームゲートウェイの構成を示す図である。
符号の説明
1 監視サーバ、2a〜2f 中継ルータ、3,3a〜3f ホームゲートウェイ、4,4a〜4f クライアント装置、5 送受信部、6 監視部、7 蓄積装置、20 外部通信手段、21 内部通信手段、22 中継手段、23 分散制御手段、24 分割・結合処理手段、25 蓄積手段、26 ホームネットワーク、30 超過制御手段、31 超過告知手段。

Claims (4)

  1. 外部ネットワークとホームネットワークとの間の電子データを中継すると共に、電子データの蓄積手段を有する他のホームゲートウェイと前記ネットワークを介してデータ通信可能なホームゲートウェイにおいて、
    電子データを蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段に蓄積する電子データに対して、分割データから元の電子データを復元するための冗長情報を付加して複数に分割すると共に、前記冗長情報に基づいて前記分割データから元の電子データを復元する分割結合処理手段と、
    前記分割結合処理手段により複数に分割された電子データを前記他のホームゲートウェイの蓄積手段に分散配置する分散制御手段とを備えたホームゲートウェイ。
  2. 分散制御手段は、分割データを特定する情報、ホームゲートウェイを特定する情報、及び当該ホームゲートウェイの正常動作を確認したヘルスチェック時刻のタイムスタンプ情報をそれぞれ対応付けて管理する管理テーブルを備え、
    前記管理テーブルにより、前記分割データを保管させた各ホームゲートウェイの分散制御手段と共同してヘルスチェック及び各分割データを管理することを特徴とする請求項1記載のホームゲートウェイ。
  3. 蓄積手段へ保管する電子データが所定の保管量を超過する場合、少なくとも前記蓄積手段の空き容量に応じて当該電子データの一時的な保管を制御する超過制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のホームゲートウェイ。
  4. 超過制御手段により蓄積手段に一時的に電子データが保管された際、その保管期限を通知する超過告知手段を備えたことを特徴とする請求項3記載のホームゲートウェイ。
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