JP2009288397A - 携帯端末装置、情報表示方法および情報表示プログラム - Google Patents

携帯端末装置、情報表示方法および情報表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】様々な環境下でも文字を良好に視認することができる携帯端末装置を提供する。
【解決手段】色判定手段71は、携帯端末装置の周辺の光の色を判定する。組み合わせ判定手段72は、表示手段74に表示させる文字を示す表示データで定められている表示色と、色判定手段71が判定した色との組み合わせが所定の組み合わせであるか否かを判定する。表示制御手段73は、表示データが示す文字を表示手段74に表示させる。そして、表示制御手段73は、表示データで定められている表示色と、色判定手段71が判定した色との組み合わせが所定の組み合わせである場合に、表示手段74に表示させる文字または背景を、色判定手段71が判定した色に応じた色で表示させる。
【選択図】図7

Description

本発明は、文字を表示する携帯端末装置および携帯端末装置に適用される情報表示方法および情報表示プログラムに関する。
携帯端末装置は、電子メールを表示したり、Webページを表示したりする等、種々の情報を表示することが可能である。
また、ディスプレイ装置により情報を表示する携帯端末装置の例が、例えば、引用文献1,2に記載されている。
引用文献1には、RGBカラーセンサを備えた携帯電話機が記載されている。そして、この携帯電話機が、照度計、セキュリティ装置、ディスプレイの色補正等の用途に用いられることが記載されている。
引用文献2には、光センサと有機ELディスプレイ装置とを備えた携帯機器が記載されている。引用文献2に記載された光センサは、周囲の照度を検出する。そして、引用文献2に記載された携帯機器は、周囲の照度が所定値(例えば2000ルクス)以上であれば、背景色を黒色とし、表示していた文字の表示色が黒色であれば表示色を他の色に変換して有機ELディスプレイ装置に表示させ、周囲の照度が所定値未満となれば、背景色および文字色を元に戻す。また、周囲の照度が所定値以上のときには、有機ELディスプレイ装置に供給する駆動電流値を上昇させている。
また、特許文献3には、光センサ部とLCD表示部とを備えた電子機器が記載されている。特許文献3に記載された電子機器は、周囲が暗いときにLCDバックライトの明るさを低下させ消費電力を抑える。また、特許文献3には、光センサ部を、携帯電話機に設けられたカメラ機能を利用する構成とすることが記載されている。
特開2005−236470号公報(段落0010−0032) 特開2004−294775号公報(段落0018−0019) 特開2006−146030号公報(段落0036)
携帯端末装置は、ユーザによって持ち運ばれて使用されることが多く、様々な環境下で使用され得る。そのため、携帯端末装置が情報(例えば電子メール等)を表示するときの環境は、必ずしも良好な視認性を実現できる環境とは限らない。例えば、ムードライトやネオンサインの近辺では、携帯端末装置の周辺の光の色に偏りが生じ、表示される文字の色によっては視認しづらい。具体例として、赤いライトの当たっている場所では、白地に赤で表示された文字の文章は見えにくくなる。
また、引用文献2に記載の携帯機器は、周囲の照度に応じて、文字の背景色を黒色にしたり、元に戻したりしているが、周囲の照度のみに着目しているため、必ずしも、文字を視認しやすいとは限らない。すなわち、周囲の照度が所定値以上になったときに、背景色を黒色とし、表示していた文字の表示色が黒色であれば表示色を他の色に変換し、照度が所定値未満になったときに背景色および文字色を元に戻したとしても、周囲の光の色によっては十分な視認性が得られない場合があり得る。
そこで、本発明は、様々な環境下でも文字を良好に視認することができる携帯端末装置および携帯端末装置に適用される情報表示方法および情報表示プログラムを提供することを目的とする。
本発明の携帯端末装置は、文字を表示する表示手段と、周辺の光の色を判定する色判定手段と、表示手段に表示させる文字を示す表示データで定められている表示色と、色判定手段が判定した色との組み合わせが所定の組み合わせであるか否かを判定する組み合わせ判定手段と、表示データが示す文字を表示手段に表示させる表示制御手段とを備え、表示制御手段は、表示データで定められている表示色と、色判定手段が判定した色との組み合わせが所定の組み合わせである場合に、表示手段に表示させる文字または背景を、色判定手段が判定した色に応じた色で表示させることを特徴とする。
本発明の情報表示方法は、文字を表示する表示手段を備えた携帯端末装置が表示手段に文字を表示させる情報表示方法であって、周辺の光の色を判定する色判定ステップと、表示手段に表示させる文字を示す表示データで定められている表示色と、色判定ステップで判定した色との組み合わせが所定の組み合わせであるか否かを判定する組み合わせ判定ステップと、表示データが示す文字を表示手段に表示させる表示ステップとを含み、表示データで定められている表示色と、色判定ステップで判定した色との組み合わせが所定の組み合わせである場合に、表示ステップで、表示手段に表示させる文字または背景を、色判定ステップで判定した色に応じた色で表示させることを特徴とする。
本発明の情報表示プログラムは、文字を表示する表示手段を備えたコンピュータに搭載される情報表示プログラムであって、コンピュータに、周辺の光の色を判定する色判定処理、表示手段に表示させる文字を示す表示データで定められている表示色と、色判定処理で判定した色との組み合わせが所定の組み合わせであるか否かを判定する組み合わせ判定処理、および、表示データが示す文字を表示手段に表示させる表示処理を実行させ、表示処理では、表示データで定められている表示色と、色判定処理で判定した色との組み合わせが所定の組み合わせである場合に、表示手段に表示させる文字または背景を、色判定処理で判定した色に応じた色で表示させることを特徴とする。
本発明によれば、携帯端末装置の使用環境が変化しても、表示手段における文字視認性を良好に保つことができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。以下の説明では、携帯端末装置の例として携帯電話機を例示して説明するが、本発明の携帯端末装置は携帯電話機に限定されず、ノート型パーソナルコンピュータ等の種々の携帯端末装置であってもよい。
図1は、本発明の携帯端末装置の例を示す斜視図である。本発明の携帯端末装置は、表示部101と、キー入力部102と、RGBカラーセンサ103とを備える。また、図2は、本発明の携帯端末装置の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、本発明の携帯端末装置は、表示部101、キー入力部102、RGBカラーセンサ103に加えて、CPU104と、メモリ105とを備える。
表示部101は、文字を表示するディスプレイ装置である。例えば、電子メールのデータや、インターネットを介して携帯端末装置が受信したWebページのデータが、表示される文字を示す表示データとなる。ただし、電子メールやWebページのデータは表示データの一例であり、他の表示データにより文字が表示されてもよい。また、各種表示データでは、文字やその背景の色も定められているが、本実施形態の携帯端末装置は、表示データで定められている色の代わりに、他の色で文字を表示する場合がある。
なお、表示データにおいて、各文字の表示色が全て同一色に定められているとは限らない。例えば、一部の文字が赤色に定められ、他の文字が黒色に定められていてもよい。
また、表示部101が表示する情報は、文字に限定されず、文字以外の情報を表示してもよい。
キー入力部102は、ユーザによって操作され、文字列やユーザからの指示等が入力される。
RGBカラーセンサ103は、携帯端末装置の周辺の光の色を判定する。RGBカラーセンサ103は、携帯端末装置の周辺の光の色の情報だけでなく、その光の強さも出力してもよい。RGBカラーセンサ103は、携帯端末装置に内蔵され、光がRGBカラーセンサ103に入射するための入射口が携帯端末装置の筐体に設けられている。RGBカラーセンサ103は、R(赤色)、G(緑色)およびB(青色)の各カラーフィルターを有し、その3種類のカラーフィルタによって、RGBカラーセンサ103に入射する光をR,G,Bに分解する。さらに、RGBカラーセンサ103は、そのR,G,Bの各色の光の強さを検出することにより、RGBカラーセンサ103に入射する光(すなわち携帯端末装置の周辺の光)の色およびその強さを判定する。
CPU104は、携帯端末装置のメモリ202に記憶されているプログラム(情報表示プログラム)に従って、表示部101に文字を表示させる。CPU104は、表示部101に表示させる文字を示す表示データにおいて定められている表示色と、RGBカラーセンサ103が判定した携帯端末装置の周辺の光の色との組み合わせが、文字の視認性が低下する所定の組み合わせになるか否かを判定し、そのような組み合わせである場合には、表示部101に表示させる文字を、携帯端末装置の周辺の光の色に応じた色で表示させる。携帯端末装置の周辺の光の色に応じた色とは、その周辺の光が照射されている環境下でも高い視認性が得られる色であり、周辺の光の色に応じて予め定められている。周辺の光の色に応じて、実際に表示部101に表示させる色を指定するルールは、例えばメモリ105に記憶されている。
また、表示データで定められている表示色と、RGBカラーセンサ103が判定した周辺の光の色との組み合わせが所定の組み合わせ(文字の視認性が低下する組み合わせ)であったとしても、常に、表示データで定められた表示色で表示部101に文字等を表示させるように設定可能であってもよい。すなわち、周辺の環境により表示色を変更する設定(以下、変更モードと記す。)と、周辺の環境によらず表示データで定められたとおりの表示色で表示を行う設定(以下、非変更モードと記す。)とに切り替え可能であってもよい。この切り替えは、例えば、キー入力部102の操作により行われる。本実施形態では、この設定切り替えが可能である場合を例にして説明する。
メモリ202は、表示される文字を示す表示データを記憶する記憶装置である。また、メモリ202は、CPU104に処理を実行させる情報表示プログラムを記憶する。
携帯端末装置が備える通信インタフェース部(図示略)を介してCPU104が電子メールやWebページ等のデータ(表示データ)を受信すると、CPU104はその表示データをメモリ202に記憶させる。また、表示データは、キー入力部102を介してユーザから入力されたデータであってもよい。
次に、本発明の動作について説明する。図3は、本発明の処理経過の例を示すフローチャートである。キー入力部102を介してCPU104に、電子メールやWebページ等の表示指示が入力されると(ステップS401)、CPU104は、色の変更に関する設定が変更モードに設定されているか否かを判定する(ステップS402)。変更モードに設定されている場合(ステップS402におけるYes)、ステップS404に移行する。非変更モードに設定されている場合(ステップS402におけるNo)、CPU104は、表示データで定められた表示色のとおりに、表示データが示す文字を表示部101に表示させる(ステップS403)。このとき、CPU104は、背景色に関しても、表示データで定められた表示色のとおりに表示させる。なお、ステップS403の後、表示終了の指示が入力されたならば、表示データが示す文字の表示を終了し、処理を終了する。
ステップS404では、CPU104は、RGBカラーセンサ103により、携帯端末装置の周辺の光の色情報を取得する。すなわち、CPU104は、RGBカラーセンサ103に周辺の光の色を判定させ、その光の色の情報をRGBカラーセンサ103から取得する。このとき、RGBカラーセンサ103は、周辺の光の色だけでなく、その光の強さもCPU104に出力してよい。
次に、CPU104は、表示データで定められている表示色と、RGBカラーセンサ103が判定した周辺の光の色との組み合わせが、所定の組み合わせ(文字の視認性が低下する組み合わせ)になっているか否かを判定する(ステップS405)。表示データにおいて、文字表示色(文字の表示色)は、同一とは限らず、一部の文字と他の文字とで文字表示色が異なる色に定められていてもよい。ステップS405において、CPU104は、表示データで定められている各文字表示色と、RGBカラーセンサ103が判定した周辺の光の色とを比較し、表示データで定められている文字表示色と周辺の色との組み合わせの中に、所定の組み合わせとなるものがあるかどうかを判定する。
ステップS405の判定は、表示データで定められている背景の表示色も含む組み合わせで判定を行ってもよい。本実施形態では、表示データで定められている背景の表示色も含めた組み合わせで、文字の視認性が低下する組み合わせが決められている場合を例にする。本例では、表示データで定められている文字表示色(以下、表示データにおける文字表示色と記す。)、表示データで定められている背景の表示色(以下、表示データにおける背景表示色と記す。)、および、RGBカラーセンサ103が判定した周辺の光の色の三つの組み合わせであって、文字表示色の視認性が低下する組み合わせが予めメモリ105に記憶されている。例えば、表示データにおける文字表示色、表示データにおける背景表示色、周辺の光の色が、それぞれ赤色、白色、赤色である場合、その赤色の文字の視認性が低下する。そこで、「赤色、白色、赤色」という組み合わせを予め、所定の組み合わせとしてメモリ105に記憶させておく。文字の視認性が低下する組み合わせとしてメモリ105が記憶する所定の組み合わせは、上記の「赤色、白色、赤色」に限られず、複数種類の組み合わせを記憶していてもよい。また、メモリ105が記憶する色の情報は、例えば、R,G,Bの組み合わせにより8色のうちのいずれかで定められてもよい。この場合、8色×8色×8色の組み合わせのうち、文字の視認性が低下する組み合わせ(表示データにおける文字表示色、表示データにおける背景表示色、周辺の光の色の組み合わせ)をメモリ105に記憶させておけばよい。このように、それぞれの色を8色のうちのいずれかで表すことにより、メモリ105に記憶させる情報量が少なくて済む。
本実施形態では、CPU104は、ステップS405で、表示データを参照して、表示データにおける文字表示色、表示データにおける背景表示色、およびRGBカラーセンサ103が判定した周辺の光の色の組み合わせを特定する。この組み合わせは1組とは限らず、「黒色、白色、赤色」、「赤色、白色、赤色」等のように複数の組み合わせを特定してもよい。さらに、CPU104は、その組み合わせの中に、メモリ105に記憶されている文字の視認性が低下する組み合わせに該当するものがあるか否かを判定する。
また、ステップS405において、周辺の光の強さも考慮して、周辺の光の色に応じた色を特定してもよい。
文字の視認性が低下する組み合わせに該当する組み合わせがない場合(ステップS405におけるNo)、表示データで定められた表示色のとおりに、表示データが示す文字を表示部101に表示させる(ステップS406)。このとき、CPU104は、背景色に関しても、表示データで定められた表示色に従って表示させる。
また、ステップS405において、表示データにおける文字表示色、表示データにおける背景表示色、および周辺の光の色の組み合わせの中に、文字の視認性が低下する組み合わせに該当するものがある場合(ステップS405におけるYes)、その組み合わせにおける文字表示色で表示すると定められた文字を、その文字表示色ではなく、周辺の光の色に応じた色で表示部101に表示させる(ステップS407)。CPU104は、その他の文字や背景に関しては、表示データで定められた表示色の通りに表示部101に表示させればよい。
周辺の光の色に応じた色(換言すれば、表示データにおける文字表示色から変更される色)を指定するルールは、メモリ105に予め記憶させておけばよい。例えば、周辺の光の色に応じた色を、文字の視認性が低下する組み合わせに対応付けてメモリ105に記憶させておけばよい。具体例を挙げると、表示データにおける文字表示色、表示データにおける背景表示色、周辺の光の色の組み合わせとして「赤色、白色、赤色」という組み合わせをメモリ105に記憶させる場合、その組み合わせとともに、「青色」という情報も記憶させておけばよい。この「青色」は、表示データにおける文字表示色である「赤色」の代わりに文字の色を「青色」に指定する情報である。この「赤色、白色、赤色」という組み合わせと、その組み合わせに対応付けられた「青色」という色の情報は、「文字表示色が赤色、背景色が白色、周辺の光の色が赤色である場合、その文字を青色で表示する。」というルールを表している。本例では、CPU104は、ステップ407において、文字の視認性が低下する組み合わせに対応付けて記憶された「周辺の光の色に応じた色」を特定し、表示データにおける文字表示色で表示すると定められた文字を、周辺の光の色に応じた色に変更して表示すればよい。なお、ここでは、文字の視認性が低下する色の組み合わせと周辺の光の色とを対応付けることによってルールを表現しているが、ルールの表現方法が特に限定されない。
ステップS406またはステップS407で文字を表示部101に表示させた後、CPU104は、表示終了の指示が入力されたならば(ステップS408におけるYes)、表示データが示す文字の表示を終了し(ステップS409)、処理を終了する。例えば、電子メール等の表示を終了する。
一方、表示終了の指示が入力されなければ(ステップS408におけるNo)、ステップS404以降の処理を繰り返す。なお、ステップS406またはステップS407で文字を表示部101に表示させた後、ステップS404以降の処理を繰り返す場合、一定時間毎にステップS404以降の処理を開始してもよい。すなわち、表示データにおける文字表示色と、周辺の光の色との組み合わせ(具体的には、表示データにおける文字表示色と、表示データにおける背景表示色と、周辺の光の色との組み合わせ)が所定の組み合わせになっているか否かを定期的に判定し、その判定結果によって、ステップS406またはステップS407の表示処理を行ってもよい。
次に、本実施形態における表示の具体例を示す。図4は、表示データで定められた表示色のまま文字を表示した画面例を示す説明図である。図4および後述の図5、図6では、電子メールを表示する場合を例示している。また、本例において、電子メール中で場所を表す文字列501および時間を表す文字列502に関しては、情報の重要性が高く、それぞれ文字表示色が赤色に定められているものとする。他の文字の文字表示色は黒色に定められ、背景色は白色に定められているものとする。この場合、一般的な白色蛍光灯の下では、背景が白色、文字列501,502が赤色、他の文字列が黒色でそれぞれ表示され、ユーザに良好に視認される。
図3に示す処理経過の例において、変更モードに設定されていることにより、ステップS401,S402に続いてステップS404に移行したとする。また、そのとき、携帯端末装置が、赤いライトの光が直接あたる環境で使用されていたとする。すると、CPU104は、RGBカラーセンサ103により、周辺の光の色が赤色であるという情報を取得する(ステップS404)。このとき、仮に、表示データで定められた表示色の通りに、背景を白色、文字列501,502を赤色、他の文字列を黒色で表示したとする。この場合、図5に示すようにライトによる赤色光が背景の白色にうつり込み、全体的に赤く見えるようになるため、文字列501,502の視認性が低下する。図5は、文字の視認性が低下した画面例を示す説明図である。
文字列501,502は赤色に定められ、他の文字は黒色に定められているので、CPU104は、表示データにおける文字表示色、表示データにおける背景表示色、および周辺の光の色の組み合わせとして「赤色、白色、赤色」および「黒色、白色、赤色」という組み合わせを特定する。そして、その組み合わせのうち、文字の視認性が低下する組み合わせに該当するものがあるか否かを判定する(ステップS405)。ここでは、文字の視認性が低下する組み合わせとして、「赤色、白色、赤色」が予めメモリ105に記憶されているものとする。すると、文字の視認性が低下する組み合わせである「赤色、白色、赤色」に該当するものがあるので、ステップS407に移行する。
ステップS407では、「赤色、白色、赤色」という組み合わせにおける文字表示色(赤色)で表示すると定められた文字列501,502を、周辺の光の色に応じた色で表示部101に表示させる。また、その他の文字に関しては、表示データで定められた黒色で表示させ、背景色に関しても、表示データで定められた白色で表示させる。本例では、周辺の光の色が赤色である場合の表示色として、青色が定められているとする。従って、CPU104は、文字列501,502を赤色に代えて青色で表示させる。図6は、表示データにおける文字表示色に代えて、周辺の光の色に応じた色で文字列501,502を表示した場合の画面例を示す。図6に示すように、文字列501,502は青色で表示され、他の色は黒色で表示される。この結果、ライトによる赤色が背景にうつり込んでも、各文字を明瞭に視認することができる。
また、ステップS407の後、表示終了の指示が入力されず、再度ステップS404以降の処理を実行したとする。このとき、携帯端末装置が一般的な白色蛍光灯の下に移動したとする。すると、CPU104は、ステップS105において、「赤色、白色、白色」および「黒色、白色、白色」という組み合わせを特定し、文字の視認性が低下する組み合わせに該当するものがあるか否かを判定する。ここでは、そのような組み合わせは、文字の視認性が低下する組み合わせとして定められていないものとする。すると、CPU104は、表示データで定められた表示色のまま、各文字や背景色を表示部101に表示させる(ステップS406)。このときには、文字列501,502は赤色、他の文字は黒色で表示され、図4に示すように、各文字を明瞭に視認することができる。
本実施形態によれば、表示データで定められている表示色と、RGBカラーセンサ103が判定した周辺の光の色との組み合わせが、文字の視認性が低下する所定の組み合わせとなっているか否かを判定し、所定の組み合わせとなっていれば、表示データにおいてその表示色で表示すると定められた文字を、周辺の光の色に応じた色で表示させる。従って、周辺の光の色が当てられても明瞭に視認できる色で文字を表示することができ、周辺の光の色が様々に変わっても、文字を良好に視認することができる。
また、本実施形態によれば、文字自体の色を、周辺の光の色に応じて種々の色に変更することができるため、文字の視認性を良好に保つという効果が大きくなる。
また、既に説明したように、ステップS404以降の処理を一定時間毎に繰り返してもよい。この場合、CPU104は、表示データにおける文字表示色、表示データにおける背景表示色、および周辺の光の色の組み合わせが所定の組み合わせであるか否かを判定するステップS405を定期的に行って、ステップS406またはステップS407を実行する。携帯端末装置がユーザとともに移動して携帯端末装置の周辺の光の色が変化したときでも、ステップS404以降の処理を定期的に繰り返すことにより、その周辺の光の色に応じて表示色を変更し、常時、ユーザの文字視認性を維持することができる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。上記の実施形態では、ステップS407において、表示データにおける文字表示色に代えて、周辺の光の色に応じた色で文字を表示させる場合を示した。以下に示す変形例では、文字の色ではなく、表示データにおける背景色に代えて、周辺の光の色に応じた色で背景を表示させる。
本変形例においても、文字の視認性が低下するような、表示データにおける文字表示色、表示データにおける背景表示色、周辺の光の色の組み合わせとして、「赤色、白色、赤色」等の各組み合わせメモリ105に記憶させておけばよい。そして、ステップS405の判定は、上記の実施形態と同様に行えばよい。そして、本変形例では、そのような所定の組み合わせ毎に、周辺の光の色に応じた背景色を定めておけばよい。このとき、表示データにおいて文字表示色が全て同一色に定められているとは限らないので、一つの組み合わせに対して、周辺の光の色に応じた背景色を複数色定めておいてもよい。そして、ステップS405の判定の結果、ステップS407に移行した場合には、CPU104は、周辺の光の色に応じた複数の背景色のうち、表示データで定められているいずれの文字表示色とも異なる色を選択すればよい。CPU104は、その背景色で背景を表示部101に表示させ、それぞれの文字は表示データにおける文字表示色で表示させる。その他の点に関しては、上記の実施形態と同様である。
また、既に説明した実施形態およびその変形例では、携帯端末装置がRGBカラーセンサ103を備える場合を例にして説明したが、周辺の光の色を判定する手段であれば、RGBカラーセンサ103以外の回路を備えていてもよい。例えば、RGBカラーセンサ103の代わりに内蔵型カメラ(図示せず。)を備え、その内蔵型カメラが色を判定する構成であってもよい。
次に、本発明の概要について説明する。図7は、本発明の概要を示すブロック図である。本発明の携帯端末装置は、表示手段74と、色判定手段71と、組み合わせ判定手段72と、表示制御手段73とを備える。
表示手段74(例えば、表示部101)は、文字を表示する。
色判定手段71(例えば、RGBカラーセンサ103)は、周辺の光の色を判定する。
組み合わせ判定手段72(例えば、ステップS405の処理を実行するCPU104)は、表示手段74に表示させる文字を示す表示データで定められている表示色と、色判定手段71が判定した色との組み合わせが所定の組み合わせであるか否かを判定する。
表示制御手段73(例えば、ステップS407を実行するCPU104)は、表示データが示す文字を表示手段74に表示させる。そして、表示制御手段73は、表示データで定められている表示色と、色判定手段71が判定した色との組み合わせが所定の組み合わせである場合に(例えば、ステップS405におけるYes)、表示手段74に表示させる文字または背景を、色判定手段71が判定した色に応じた色で表示させる。
以上の構成によれば、表示データで定められている表示色と、色判定手段71が判定した周辺の光の色との組み合わせが、文字の視認性が低下する所定の組み合わせとなっているか否かを判定し、所定の組み合わせとなっていれば、表示手段74に表示させる文字または背景を、周辺の光の色に応じた色で表示する。従って、携帯端末装置の使用環境が変化しても、表示手段74における文字視認性を良好に保つことができる。
また、上記の実施形態には、組み合わせ判定手段72が、表示データで定められている文字表示色と、色判定手段71が判定した色との組み合わせが所定の組み合わせであるか否かを判定し、表示制御手段73が、表示データで定められている文字表示色と、色判定手段71が判定した色との組み合わせが所定の組み合わせである場合に、表示手段74に表示させる文字であって文字表示色で表示すると定められた文字を、色判定手段71が判定した色に応じた色で表示させる構成が開示されている。
また、上記の実施形態には、組み合わせ判定手段72が、表示データで定められている文字表示色と、色判定手段71が判定した色との組み合わせが所定の組み合わせであるか否かの判定を定期的に行う構成が開示されている。
また、上記の実施形態には、色判定手段71が、RGBカラーセンサである構成が開示されている。さらに、色判定手段71が、カメラである構成が開示されている。
本発明は、文字を表示する携帯端末装置に好適に適用される。
本発明の携帯端末装置の例を示す斜視図である。 本発明の携帯端末装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の処理経過の例を示すフローチャートである。 表示データで定められた表示色のまま文字を表示した画面例を示す説明図である。 文字の視認性が低下した画面例を示す説明図である。 表示データにおける文字表示色に代えて、周辺の光の色に応じた色で文字列501,502を表示した場合の画面例を示す説明図である。 本発明の概要を示すブロック図である。
符号の説明
101 表示部
102 キー入力部
103 RGBカラーセンサ
104 CPU
105 メモリ
71 色判定手段
72 組み合わせ判定手段
73 表示制御手段
74 表示手段

Claims (9)

  1. 文字を表示する表示手段と、
    周辺の光の色を判定する色判定手段と、
    表示手段に表示させる文字を示す表示データで定められている表示色と、色判定手段が判定した色との組み合わせが所定の組み合わせであるか否かを判定する組み合わせ判定手段と、
    表示データが示す文字を表示手段に表示させる表示制御手段とを備え、
    表示制御手段は、前記表示データで定められている表示色と、色判定手段が判定した色との組み合わせが所定の組み合わせである場合に、表示手段に表示させる文字または背景を、色判定手段が判定した色に応じた色で表示させる
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 組み合わせ判定手段は、表示データで定められている文字表示色と、色判定手段が判定した色との組み合わせが所定の組み合わせであるか否かを判定し、
    表示制御手段は、前記表示データで定められている文字表示色と、色判定手段が判定した色との組み合わせが所定の組み合わせである場合に、表示手段に表示させる文字であって前記文字表示色で表示すると定められた文字を、色判定手段が判定した色に応じた色で表示させる
    請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 組み合わせ判定手段は、表示データで定められている文字表示色と、色判定手段が判定した色との組み合わせが所定の組み合わせであるか否かの判定を定期的に行う
    請求項2に記載の携帯端末装置。
  4. 色判定手段は、RGBカラーセンサである
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  5. 色判定手段は、カメラである
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  6. 文字を表示する表示手段を備えた携帯端末装置が前記表示手段に文字を表示させる情報表示方法であって、
    周辺の光の色を判定する色判定ステップと、
    表示手段に表示させる文字を示す表示データで定められている表示色と、色判定ステップで判定した色との組み合わせが所定の組み合わせであるか否かを判定する組み合わせ判定ステップと、
    表示データが示す文字を表示手段に表示させる表示ステップとを含み、
    前記表示データで定められている表示色と、色判定ステップで判定した色との組み合わせが所定の組み合わせである場合に、表示ステップで、表示手段に表示させる文字または背景を、色判定ステップで判定した色に応じた色で表示させる
    ことを特徴とする情報表示方法。
  7. 組み合わせ判定ステップでは、表示データで定められている文字表示色と、色判定ステップで判定した色との組み合わせが所定の組み合わせであるか否かを判定し、
    前記表示データで定められている文字表示色と、色判定ステップで判定した色との組み合わせが所定の組み合わせである場合に、表示ステップで、表示手段に表示させる文字であって前記文字表示色で表示すると定められた文字を、色判定ステップで判定した色に応じた色で表示させる
    請求項6に記載の情報表示方法。
  8. 文字を表示する表示手段を備えたコンピュータに搭載される情報表示プログラムであって、
    コンピュータに、
    周辺の光の色を判定する色判定処理、
    表示手段に表示させる文字を示す表示データで定められている表示色と、色判定処理で判定した色との組み合わせが所定の組み合わせであるか否かを判定する組み合わせ判定処理、および、
    表示データが示す文字を表示手段に表示させる表示処理を実行させ、
    表示処理では、前記表示データで定められている表示色と、色判定処理で判定した色との組み合わせが所定の組み合わせである場合に、表示手段に表示させる文字または背景を、色判定処理で判定した色に応じた色で表示させる
    ための情報表示プログラム。
  9. コンピュータに、
    組み合わせ判定処理で、表示データで定められている文字表示色と、色判定処理で判定した色との組み合わせが所定の組み合わせであるか否かを判定させ、
    表示処理で、前記表示データで定められている文字表示色と、色判定処理で判定した色との組み合わせが所定の組み合わせである場合に、表示手段に表示させる文字であって前記文字表示色で表示すると定められた文字を、色判定処理で判定した色に応じた色で表示させる
    請求項8に記載の情報表示プログラム。
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JP2011209929A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Ntt Docomo Inc 携帯端末及び携帯端末における文字色変更方法
JP2012155222A (ja) * 2011-01-27 2012-08-16 Kyocera Corp 表示装置及びその制御方法

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