JP2008036183A - 携帯型液晶ゲーム機 - Google Patents
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Abstract
【課題】内蔵電池の長寿命化を阻害することなく、二次元コードの鮮明な表示を可能にする。
【解決手段】発光制御部7は、液晶ディスプレイ2に二次元コードを表示させることなくゲーム画面を表示させる場合には、外光の反射で表示を行う反射型液晶として液晶ディスプレイ2を機能させ、液晶ディスプレイ2に二次元コードを表示させる場合には、バックライト3を発光させることによって、透過型液晶として液晶ディスプレイ2を機能させる。
【選択図】図1
【解決手段】発光制御部7は、液晶ディスプレイ2に二次元コードを表示させることなくゲーム画面を表示させる場合には、外光の反射で表示を行う反射型液晶として液晶ディスプレイ2を機能させ、液晶ディスプレイ2に二次元コードを表示させる場合には、バックライト3を発光させることによって、透過型液晶として液晶ディスプレイ2を機能させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、内蔵電池によって駆動する携帯型液晶ゲーム機に関する。
従来より、外光の反射によって画像を表示する反射型液晶を用いた携帯型液晶ゲーム機が知られている。このゲーム機は、透過型液晶とは異なりバックライトが不要なので製造コストが安く、しかも、内蔵したボタン型電池で長期間使用できることから、安価なゲーム機として市場において相当数が流通している。
なお、特許文献1には、クーポンや会員証やチケットのサービス情報と、本人確認情報とを情報を二次元コードに埋め込ませることにより、利用者が、サービス利用時に、本人の確認および権利者の確認を店舗端末装置で行うことで、サービスの提供を可能とする二次元コード認証システムが開示されている。
特開2006−48390号公報
携帯型液晶ゲーム機において、ゲームのイベントの一つとしてゲームに関連した情報を二次元コードで表示すれば、商品訴求力を高めることができる。例えば、ゲームに関連した魅力的なコンテンツを提供するサイトを用意しておき、ゲームのある条件を満たした場合、そのサイトのURLを二次元コードとして表示させる。ユーザは、表示された二次元コードを携帯電話の内蔵カメラ(リーダ)で読み取った上で、携帯電話を介してサイトにアクセスすれば、サイトが提供するコンテンツを取得できる。ここで、二次元コードとは、二次元方向に情報を持つコードであり、従来のバーコードと比べて、多くの情報を扱うことができる。そのため、二次元コードにURLを埋め込み、これをリーダを介して取得すれば、URLを直接入力することなく、容易に情報を取得できる。
しかしながら、二次元コードを反射型液晶に表示した場合、リーダの読み取りエラーが生じやすいという問題がある。二次元コードは、黒色と背景色(好ましくは白色)との二値によって構成されているが、反射型液晶では、二値のコントラストを十分に確保できないからである(背景色が黒ずんでしまう)。一方、このような二次元コードの不鮮明さは、液晶の背面からバックライトを設け、このバックライトの照射光を利用することで解消できるが、この場合には、消費電力の増大を招く。内蔵電池を用いた安価な携帯型液晶ゲーム機では、「いつでも」、「どこでも」、「手軽に」プレイできることが商品特性上重要であり、内蔵電池の寿命を可能な限り長くする必要がある。そのため、この類のゲームにおいて、消費電力の増大は大きな問題となる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ゲームのイベントの一つとしてゲームに関連した情報を二次元コードで表示することで、携帯型液晶ゲーム機の商品訴求力を高めることである。
また、本発明の別の目的は、携帯型液晶ゲーム機において、内蔵電池の長寿命化を阻害することなく、二次元コードの鮮明な表示を可能にすることである。
かかる課題を解決するために、本発明は、内蔵電池によって駆動する携帯型液晶ゲーム機を提供する。この携帯型液晶ゲーム機は、液晶ディスプレイと、記憶部と、処理部と、発光制御部とを有する。記憶部は、液晶ディスプレイの背面に設けられたバックライトと、ゲームプログラムと、ゲームに関連した情報を示す二次元コードとを格納する。処理部は、記憶部に格納されたゲームプログラムに基づく演算処理に応じて、液晶ディスプレイに表示するゲーム画面を動的に変化させるとともに、ゲームプログラムによって規定されたイベントとして、記憶部に格納された二次元コードを液晶ディスプレイに表示させる。発光制御部は、液晶ディスプレイに二次元コードを表示させることなくゲーム画面を表示させる場合には、バックライトを消灯させることによって、外光の反射で表示を行う反射型液晶として液晶ディスプレイを機能させる。また、液晶ディスプレイに二次元コードを表示させる場合には、バックライトを発光させることによって、バックライトを光源とした透過型液晶として液晶ディスプレイを機能させる。
ここで、本発明において、ゲームに関連した情報はゲームに関連する情報を提供するサイトのURLであることが好ましく、また、液晶ディスプレイはモノクロ液晶ディスプレイであることが好ましい。なお、二次元コードはQRコードであることが好ましい。
本発明によれば、ゲームのイベントの一つとしてゲームに関連した情報を二次元コードで表示することで、携帯型液晶ゲーム機の商品訴求力を高めることができる。その際、二次元コードを表示させる場合には、表示コードの鮮明さを優先して、バックライトを発光させるが、それ以外の場合には、消費電力の低減を優先して、バックライトを消灯させる。これにより、内蔵電池の長寿命化をほとんど阻害することなく、二次元コードを鮮明に表示することが可能になる。
図1は、携帯型液晶ゲーム機1の構成図である。この携帯型液晶ゲーム機(以下、ゲーム機という)1は、内蔵電池(図示せず)によって駆動する。本実施形態では、いわゆる使い捨て電池である一次電池(Primary Battery)であるが、これに限定されず、ニカド電池、ニッケル水素電池などの二次電池、太陽電池などの物理電池であってもよい。ゲーム機1は、液晶ディスプレイ2と、バックライト3と、記憶部4と、処理部5と、入力部6と、発光制御部7とで構成される。
液晶ディスプレイ2は、液晶を利用した表示装置である。具体的には、2枚のガラス板の間に特殊な液体を封入し、電圧をかけることによって液晶分子の向きを変え、光の透過率を増減させることで画像を表示する構造になっている。なお、液晶自体は発光はしないので、液晶ディスプレイ2の背面にバックライト3が設けられている。本実施形態の液晶ディスプレイ2は、モノクロ液晶ディスプレイを想定する。これは、携帯型液晶ゲーム機という商品の特性上、低コスト、かつ、低消費電力で提供するためであり、専用リーダで二次元コードを読み取る際に、バックライト3の明かり(白色部分)と、表示部分(黒色部分)とのコントラストを十分確保するためである。
記憶部4は、ゲームプログラムと、ゲームに関連した情報を示す二次元コード二次元コードとを格納するメモリである。ゲームプログラムは、ゲーム機1がゲームとして駆動するためのプログラム(例えば、シナリオ、イベント、画像および音声など)であって、後述の処理部5による演算処理が可能なデータ形式に変換されている。なお、本実施形態の二次元コードは、ゲームに関連する情報を提供するサイトのURLが埋め込またQRコードである。そして、処理部5からの呼び出しに応じて、記憶部4に格納された二次元コードが液晶ディスプレイ2に表示される。
処理部5は、記憶部4に格納されたゲームプログラムに基づく演算処理に応じて、液晶ディスプレイ2に表示するゲーム画面を動的に変化させる。なお、演算処理は、ユーザ(遊技者)が入力部6を操作することによっても行われる。また、処理部5は、ゲームプログラムによって規定されたイベントとして、記憶部4に格納された二次元コードを液晶ディスプレイ2に表示させる。
発光制御部7は、処理部5による指示に基づいてバックライト3を発光させる。図2,3は、ゲーム機1の使用時おける説明図である。具体的には、ゲーム機1全体の外観図であり、そのサイズは、商品の特性上、例えばユーザの手のひらに収まる程度のものである。ゲーム機1の表面には、ゲーム画面を表示するための液晶ディスプレイ2と、ゲームを操作するための入力部6とが設けられている。図2は、液晶ディスプレイ2に二次元コードを表示させることなくゲーム画面を表示させる場合の状態、図3は、液晶ディスプレイ2に二次元コードを表示させる場合の状態である。
図2の状態のように、液晶ディスプレイ2に二次元コードを表示させることなくゲーム画面を表示させる場合には、バックライト3を消灯させる。つまり、外光の反射で表示を行う反射型液晶として液晶ディスプレイ2を機能させる。一方、図3の状態のように、液晶ディスプレイ2に二次元コードを表示させる場合には、バックライト3を発光させる。つまり、バックライト3を光源とした透過型液晶として液晶ディスプレイ2を機能させる。そして、ユーザは、図3の状態時に専用リーダ(例えば、カメラ付き携帯電話)を用いて二次元コードを読み取り、二次元コードに埋め込まれた情報(例えば、URL)を取得する。
このように、本実施形態によれば、ゲームのイベントの一つとしてゲームに関連した情報を二次元コードで表示することで、携帯型液晶ゲーム機1の商品訴求力を高めることができる。その際、発光制御部7は、液晶ディスプレイ2に二次元コードを表示させる場合には、表示コードの鮮明さを優先して、バックライト3を発光させるが、それ以外の場合には、消費電力の低減を優先して、バックライト3を消灯させる。これにより、内蔵電池の長寿命化をほとんど阻害することなく、二次元コードを鮮明に表示することが可能になる。
なお、本実施形態では、発光制御部7は、処理部5からの指示に基づいて、バックライト3を発光させていたが、液晶ディスプレイ2に二次元コードが表示されている場合に、液晶ディスプレイ2が透過型液晶として機能すれば足りる。したがって、例えば、発光制御部7が、液晶ディスプレイ2の表示状態(表示内容)を逐次チェックし、液晶ディスプレイ2に二次元コードが表示されている場合に、バックライト3を発光させるような監視型の制御回路であってもよい。また、本実施形態では、発光制御部7は、処理部5の外部に設けられているが、これに限定されず、処理部5の内部に設けられてもよい。
1 携帯型液晶ゲーム機
2 液晶ディスプレイ
3 バックライト
4 記憶部
5 処理部
6 入力部
7 発光制御部
2 液晶ディスプレイ
3 バックライト
4 記憶部
5 処理部
6 入力部
7 発光制御部
Claims (4)
- 内蔵電池によって駆動する携帯型液晶ゲーム機において、
液晶ディスプレイと、
前記液晶ディスプレイの背面に設けられたバックライトと、
ゲームプログラムと、前記ゲームに関連した情報を示す二次元コードとを格納する記憶部と、
前記記憶部に格納されたゲームプログラムに基づく演算処理に応じて、前記液晶ディスプレイに表示するゲーム画面を動的に変化させるとともに、前記ゲームプログラムによって規定されたイベントとして、前記記憶部に格納された前記二次元コードを前記液晶ディスプレイに表示させる処理部と、
前記液晶ディスプレイに二次元コードを表示させることなくゲーム画面を表示させる場合には、前記バックライトを消灯させることによって、外光の反射で表示を行う反射型液晶として前記液晶ディスプレイを機能させるとともに、前記液晶ディスプレイに二次元コードを表示させる場合には、前記バックライトを発光させることによって、前記バックライトを光源とした透過型液晶として前記液晶ディスプレイを機能させる発光制御部と、
を有することを特徴とする携帯型液晶ゲーム機。 - 前記ゲームに関連した情報は、前記ゲームに関連する情報を提供するサイトのURLであることを特徴とする請求項1に記載された携帯型液晶ゲーム機。
- 前記液晶ディスプレイは、モノクロ液晶ディスプレイであることを特徴とする請求項1または2に記載された携帯型液晶ゲーム機。
- 前記二次元コードは、QRコードであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載された携帯型液晶ゲーム機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006215210A JP2008036183A (ja) | 2006-08-08 | 2006-08-08 | 携帯型液晶ゲーム機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006215210A JP2008036183A (ja) | 2006-08-08 | 2006-08-08 | 携帯型液晶ゲーム機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008036183A true JP2008036183A (ja) | 2008-02-21 |
Family
ID=39171890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006215210A Withdrawn JP2008036183A (ja) | 2006-08-08 | 2006-08-08 | 携帯型液晶ゲーム機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008036183A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105446678A (zh) * | 2014-09-18 | 2016-03-30 | 卡西欧计算机株式会社 | 电子设备以及电子设备中的代码显示方法 |
JP2016062331A (ja) * | 2014-09-18 | 2016-04-25 | カシオ計算機株式会社 | 電子機器、コード表示方法及びプログラム |
JP2016062324A (ja) * | 2014-09-18 | 2016-04-25 | カシオ計算機株式会社 | 電子機器、コード表示方法及びプログラム |
-
2006
- 2006-08-08 JP JP2006215210A patent/JP2008036183A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9767765B2 (en) | 2014-09-18 | 2017-09-19 | Casio Computer Co., Ltd. | Electronic device, code display method of electronic device and recording medium |
US10127893B2 (en) | 2014-09-18 | 2018-11-13 | Casio Computer Co., Ltd. | Electronic device, code display method of electronic device and recording medium |
CN105446678B (zh) * | 2014-09-18 | 2019-03-01 | 卡西欧计算机株式会社 | 电子设备以及电子设备中的代码显示方法 |
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Legal Events
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