JP2008020750A - 携帯情報端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザが表示画面を閲覧する際の画面表示の秘匿性を向上させた携帯情報端末を提供する。
【解決手段】 多数の階調データからなる画像データ2aを記憶する画像データ記憶部2と、画素間の階調差を縮小させるフィルター処理を行い、画像データ2aから階調差縮小画像データを生成するフィルター処理部7と、フィルター処理を規定する変換テーブルであって、最も暗い表示階調の階調データを変換させた際の変換後の表示階調が互いに異なる複数の変換テーブル6a〜6cを記憶する変換テーブル記憶部6と、ユーザ操作に基づいて広視野モード及び狭視野モードのいずれかに動作モードを切り替える動作モード切替部5と、狭視野モードであれば、階調差縮小画像データをメインディスプレイ101に対して出力する画像データ切替部3により構成される。フィルター処理部7は、ユーザが選択した変換テーブルに基づいてフィルター処理を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、携帯情報端末に係り、さらに詳しくは、液晶パネルに対して画像データを出力し表示画面上に表示させる携帯電話機などの携帯情報端末の改良に関する。
近年、通話以外にも電子メールの送受信やウェブサイトの閲覧、スケジュールの管理などの様々な機能を備えた携帯電話機が普及している。この種の携帯電話機では、ユーザの個人情報を画面上に表示させることが少なくないことから、ユーザが表示画面を閲覧する際の秘匿性を向上させる必要がある。
そこで、覗き見を防止するために必要に応じて表示画面の視野角を狭小化する技術が提案されている。具体的には、情報を表示する液晶パネルの他に、この液晶パネルの表示画面に設けられる視野角制御用の液晶パネルを備え、視野角制御用の液晶パネルにおける液晶の配向を変化させることにより、表示画面の視野角を狭小化させている。また、特許文献1には、表示画面における階調カーブの視角による歪みを調整することにより、広視野角な表示と狭視野角な表示を切り替える液晶表示装置が開示されている。
特開2003−295160号公報
一般に、携帯電話機などの携帯情報端末では、画面表示の視認性を高めるという観点から、画面表示が高コントラスト化され、さらに、表示画面の照明が高輝度化される傾向にある。特に、最近では、TN(Twisted Nematic)モードに比べて、液晶分子の応答性が高く、広視野角のASV(Advanced Super View)モードを使用する液晶パネルを備えた携帯情報端末も提案されている。従来、視野角制御用の液晶パネルを用いて視野角を狭小化する携帯情報端末には、情報表示用の液晶パネルの他に、視野角制御用の液晶パネルを要することから、製造コストが増大し、或いは、端末の厚みが増大するという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ユーザが表示画面を閲覧する際の画面表示の秘匿性を向上させた携帯情報端末を提供することを目的としている。特に、製造コストや端末の厚みを増大させることなく、画面表示の覗き見を効果的に抑制することができる携帯情報端末を提供することを目的としている。
第1の本発明による携帯情報端末は、表示画面を有する液晶パネルと、画素ごとの表示階調を示す多数の階調データからなる画像データを記憶する画像データ記憶手段と、上記各階調データについて上記画素間の階調差を縮小させるフィルター処理を行い、上記画像データから階調差縮小画像データを生成するフィルター処理手段と、上記フィルター処理を規定する変換テーブルであって、最も暗い表示階調の階調データを変換させた際の変換後の表示階調が互いに異なる2以上の変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段と、ユーザ操作に基づいて、上記表示画面を広視野角で閲覧させる広視野モード及び狭視野角で閲覧させる狭視野モードのいずれかに動作モードを切り替える動作モード切替手段と、上記液晶パネルに対して、上記動作モードが上記広視野モードであれば、上記画像データを出力し、上記動作モードが上記狭視野モードであれば、上記階調差縮小画像データを出力する画像データ切替手段とを備えて構成される。上記フィルター処理手段は、ユーザが選択した上記変換テーブルに基づいて上記フィルター処理を行う。
この携帯情報端末では、ユーザ操作に基づいて動作モードが切り替えられ、液晶パネルに対して、動作モードが広視野モードであれば、画像データが出力され、狭視野モードであれば、フィルター処理された画像データ、すなわち、階調差縮小画像データが出力される。狭視野モードでは、ユーザが選択した変換テーブルに基づいて画像データに対するフィルター処理が行われる。この様な構成により、動作モードを狭視野モードに切り替えることにより、画素間の階調差を縮小させて画像データを画面表示させることができるので、画面表示の覗き見を抑制することができる。特に、画像データに対するフィルター処理により、画面表示の覗き見を抑制させているので、視野角制御用の液晶パネルを用いる従来の携帯情報端末に比べて、製造コストや端末の厚みを増大させることなく、画面表示の秘匿性を向上させることができる。
第2の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加え、上記フィルター処理が、上記表示階調が暗くなるほど上記階調差の縮小割合を大きくして行われる処理であるように構成される。
第3の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加え、上記各変換テーブルが、最も明るい表示階調の階調データを同一階調の階調データに変換させるテーブルであるように構成される。一般に、液晶パネルを用いて行われる画像表示では、斜め方向から表示画面を見る場合、正面方向から見る場合に比べて、画像のコントラストが低下する。また、画素間の階調差を縮小させるとともに、表示階調を全体的に明るくすると、画像が見づらくなる。本発明による携帯情報端末では、動作モードを狭視野モードに切り替えた際、画素間の階調差を縮小させるとともに、最も明るい表示階調の階調データを同一階調の階調データに変換させる変換テーブルに基づいて、画像データがフィルター処理される。この様な構成によれば、動作モードを狭視野モードに切り替えることにより、画素間の階調差を適切に縮小させて画像データを画面表示させることができるので、画面表示の覗き見を効果的に抑制することができる。
第4の本発明による携帯情報端末は、上記構成に加え、上記フィルター処理手段が、上記表示画面上における表示領域の一部分に表示される画像データについて上記フィルター処理が行われており、上記表示領域の他の部分に表示される画像データについては上記フィルター処理が行われていない上記階調差縮小画像データを生成するように構成される。この様な構成によれば、表示画面上に画像データを表示する際、表示領域の一部分と他の部分とでコントラストを異ならせて表示することができるので、画面表示の覗き見をより効果的に抑制することができる。
本発明による携帯情報端末によれば、動作モードを狭視野モードに切り替えることにより、画素間の階調差を適切に縮小させて画像データを画面表示させることができるので、画面表示の覗き見を効果的に抑制することができる。特に、画像データに対するフィルター処理により、画面表示の覗き見を抑制させているので、視野角制御用の液晶パネルを用いる従来の携帯情報端末に比べて、製造コストや端末の厚みを増大させることなく、ユーザが表示画面を閲覧する際の画面表示の秘匿性を向上させることができる。また、表示画面上に画像データを表示する際、表示領域の一部分と他の部分とでコントラストを異ならせて表示することができるので、画面表示の覗き見をより効果的に抑制することができる。
実施の形態1.
図1(a)及び(b)は、本発明の実施の形態1による携帯情報端末の一例を示した外観図であり、携帯情報端末の一例として携帯電話機1が示されている。この携帯電話機1は、いわゆる折り畳み式の携帯電話機であり、表示筐体100及び操作筐体200がヒンジ部300を介して連結され、表示筐体100及び操作筐体200の一面を対向させて折り畳むことができる。図1(a)には、両筐体を展開させた端末状態の様子が示され、図1(b)には、折り畳んだ端末状態の様子が示されている。
表示筐体100には、折り畳み時に内側となる筐体面にメインディスプレイ101及び受話用レシーバ103が配置され、外側となる筐体面にサブディスプレイ102及びカメラ104が配置されている。操作筐体200には、折り畳み時に内側となる筐体面に各種操作キー201、「視野切替」キー202及び送話用マイクロフォン203が配置されている。
この様な折り畳み式の携帯電話機1は、コンパクトに折り畳んだ状態で携帯することができ、両筐体を展開させれば、メインディスプレイ101の表示を見ながら操作キー201を押下操作することができる。つまり、主な情報表示はメインディスプレイ101を用いて行われ、主な操作入力は操作キー201を用いて行われる。
メインディスプレイ101は、縦長の矩形形状の表示画面を有し、この表示画面内に個人情報を含む様々な情報が表示される。この様な表示が第三者によって覗き見られるのを防止するために、携帯電話機1は、左右方向の視野角を可変制御することができる。
具体的には、表示画面を広い視野角で閲覧させる動作状態としての広視野モードと、表示画面を狭い視野角で閲覧させる動作状態としての狭視野モードとを「視野切替」キー202の操作によって切り替えることができる。一般に、携帯電話機のメインディスプレイは、テレビ受像装置や据え置き型の情報端末装置に比べて表示面積が小さく、また、手に持って使用するために、ユーザの目と表示画面との位置関係が概ね一定であることから、視野角制御に適している。
なお、本実施の形態では、メインディスプレイ101について視野角制御を行う場合の例について説明するが、サブディスプレイ102についても、同様の視野角制御を適用することができるのはいうまでもない。
メインディスプレイ101は、表示画面を有する液晶パネル及びバックライトからなる周知の表示装置である。この液晶パネルは、2枚の絶縁性透明基板(例えば、ガラス基板)間に液晶が封入される。各透明基板の外面には、偏光板がそれぞれ配置され、内面には、透明電極(例えば、ITO電極)がそれぞれ配置される。例えば、一般的なTFT方式の液晶パネルであれば、前面側の透明電極として共通電極が形成され、背面側の透明電極として多数の画素電極が形成される。
バックライトは、透過型の液晶パネルに対し、背面側から光を供給する光源装置である。液晶パネルは、各画素電極の電位を制御し、バックライトからの入射光を透過させるか否かを画素ごとにコントロールして文字や画像を表示している。つまり、上記画素電極の配置されている透明基板上のエリアが表示領域となり、この表示領域内の位置に応じて光の透過率を異ならせることによって、文字や図形からなる情報が表示される。ここでは、メインディスプレイ101を構成する液晶パネルとして、液晶分子の応答性が高く、広視野角のASV(Advanced Super View)モードを使用する液晶パネルが用いられるものとする。
図2は、図1の携帯電話機の要部における構成例を示したブロック図であり、携帯電話機1内の機能構成の一例が示されている。この携帯電話機1は、画像データ記憶部2、画像データ切替部3、操作入力部4、動作モード切替部5、変換テーブル記憶部6、フィルター処理部7及びメインディスプレイ101により構成される。
画像データ記憶部2は、多数の階調データからなる画像データ2aを記憶するメモリである。階調データは、画素ごとの表示階調を示すデータであり、各画素電極に対する印加電圧に対応している。表示階調は、画像データ2aを画面表示させた際の輝度に相当するパラメータである。ここでは、各階調データが8ビットのデジタルデータ(階調数256)であるものとする。また、画像データ2aは、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色ごとに格納されるものとする。
操作入力部4は、視野切替キー202の操作に基づいて入力信号を生成する動作を行っている。動作モード切替部5は、ユーザによる視野切替キー202の操作に基づいて、表示画面を広視野角で閲覧させる広視野モードと、狭視野角で閲覧させる狭視野モードのいずれかに動作モードを切り替える処理を行っている。
画像データ切替部3は、動作モード切替部5からの指示に基づいて、フィルター処理部7によるフィルター処理後の画像データと、フィルター処理されていない画像データ2aを切り替え、メインディスプレイ101に対して出力する動作を行っている。ここでは、各色の画像データがメインディスプレイ101に出力され、表示画面上にカラー画像が表示されるものとする。
変換テーブル記憶部6は、1つの画素について階調データが示す表示階調を変換するための複数の変換テーブル6a〜6cを記憶するメモリである。フィルター処理部7は、画像データ2aを構成する各階調データについて、変換テーブル6a〜6cに基づく表示階調の変換処理を行っている。この変換処理は、画素間の階調差を縮小させるフィルター処理であり、ユーザが選択した変換テーブルに基づいて行われる。このフィルター処理部7では、全ての画素について変換テーブル6a〜6cに基づく表示階調の変換処理が行われる。
ここで、変換テーブル6a〜6cは、最も暗い表示階調の階調データを変換させた際の変換後の表示階調が互いに異なる変換テーブルである。各変換テーブル6a〜6cは、表示階調が暗くなるほど階調差の縮小割合を大きくして変換させるとともに、最も明るい表示階調の階調データを同一階調の階調データに変換させるテーブルとなっている。
ここでは、この様な変換テーブル6a〜6cをカラーパレットと呼ぶことにし、RGBの各色ごとに、階調データの変換先が規定されているものとする。また、変換テーブル6a〜6cとして、変換後の表示階調の大きい方から順に、「カラーパレット1」、「カラーパレット2」、「カラーパレット3」が予め格納されているものとする。
この様にして行われるフィルター処理により、画像データ2aから階調差縮小画像データが生成され、画像データ切替部3へ出力される。
画像データ切替部3では、メインディスプレイ101に対して、動作モードが広視野モードであれば、画像データ2aを出力し、動作モードが狭視野モードであれば、階調差縮小画像データを出力する動作が行われる。
広視野モードは、表示装置本来の視野角を再現する動作モードであり、通常の情報表示に使用される状態となっている。一方、ユーザによる「視野切替」キー202の操作によって動作モードが狭視野モードに切り替えられると、表示画面の視野角が狭められる。この狭視野モードは、他人に見られたくない特定の情報を表示する際に使用され、画面表示の視認可能な範囲を小さくした状態となっている。なお、狭視野モード時において、再度、「視野切替」キー202を操作すれば、視野角の狭小化、すなわち、階調差を縮小させるフィルター処理は解除され、広視野モードとなる。
広視野モード(広視野角)の場合、視野角内の視点からメインディスプレイ101を見れば、当然のことではあるが、画面表示を良好に視認することができる。同様に、狭視野モードの場合であっても、視野角内の視点からメインディスプレイを見れば画面表示を良好に視認することができる。一方、狭視野モード(狭視野角)の場合、広視野モードであれば視野角内となるが、狭視野モード時には視野角外となる視点からメインディスプレイ101を見れば、本来の画面表示はコントラストが低下し、表示内容の識別は容易ではない。
図3及び図4(a)〜(c)は、図1の携帯電話機1における視野角制御の一例を示した図である。図3には、広視野モード時の表示画面10の様子が示されている。表示画面10は、電波の受信状態、電池残量などを示す絵文字(ピクトグラム)を表示する表示領域11と、電子メールの本文、写真などを表示する表示領域12からなる。
広視野モードでは、画像内で最も明るい画素と、最も暗い画素の輝度の比、すなわち、コントラストが300:1となっている。
図4(a)〜(c)は、狭視野モード時の表示画面10を示した図であり、図4(a)には、左斜め方向から見た場合が示され、図4(b)には、正面方向から見た場合が示され、図4(c)には、右斜め方向から見た場合が示されている。狭視野モードでは、画像内で最も明るい画素及び最も暗い画素間の輝度の比、すなわち、コントラストが2:1〜3:1程度となっており、表示画面10内の各表示領域11及び12について、画面表示のコントラストを低下させている。
この例では、図4(a)及び図4(c)において、表示画面10の正面方向に対して、左右それぞれ45度の方向から見た場合が示されており、正面方向から見る場合に比べて、コントラストが低く見づらくなっている。
一般に、液晶パネルを用いて行われる画像表示では、斜め方向から表示画面を見る場合、正面方向から見る場合に比べて、画像のコントラストが低下する。また、画素間の階調差を縮小させるとともに、表示階調を全体的に明るくすると、画像が見づらくなる。従って、狭視野モード時には、画面表示のコントラストが低下することから、正面方向から表示画面10を見る際に、広視野モード時に比べて幾分見づらくなるが、斜め方向から見る場合にはさらに視認性が低下するので、画面表示の覗き見を抑制することができる。
図5は、図1の携帯電話機1におけるフィルター処理の一例を示した図であり、入力画像データから出力画像データを得る際の変換特性が示されている。この例では、横軸を入力画像データの表示階調とし、縦軸を出力画像データの表示階調として変換特性が示されている。入力画像データをそのまま出力画像データとして出力させる際の特性曲線が曲線Bであり、傾き1の直線となっている。この曲線Bは、n階調の入力画像データをn階調の出力画像データに変換する変換テーブルを示している。
一方、入力画像データをフィルター処理し、処理後の階調差縮小画像データを出力画像データとして出力させる際の特性曲線が曲線Aとなっている。この曲線Aは、最も明るい表示階調(255階調)の階調データを同一階調の階調データに変換させ、画素間の階調差を縮小させる変換テーブルを示している。
入力時の階調差dは、曲線Aに従って、d(d<d)に縮小されている。ここでは、曲線Aが入力レンジ内で下に凸でかつ右上がりの曲線であり、表示階調が暗くなるほど階調差の縮小割合が大きくなっている。すなわち、表示階調が低くなるほど、曲線の傾き(縮小率d/d)が小さくなっている。
図6は、図1の携帯電話機1におけるフィルター処理の一例を示した図であり、変換特性の異なる3つの特性曲線P1〜P3が示されている。特性曲線P1〜P3は、最も暗い表示階調(0階調)の階調データを変換させた際の変換後の表示階調が互いに異なる特性曲線であり、最も明るい表示階調の階調データを同一階調の階調データに変換させる。特性曲線P1は、RGBの各色の階調データに対する変換特性を示す曲線P1r、P1g及びP1bからなる。
曲線P1gでは、0階調の階調データが219階調に変換され、P1r及びP1bでは、0階調の階調データがいずれも217階調に変換される。
特性曲線P2は、RGBの各色の階調データに対する変換特性を示す曲線P2r、P2g及びP2bからなる。曲線P2gでは、0階調の階調データが191階調に変換され、P2r及びP2bでは、0階調の階調データがいずれも189階調に変換される。特性曲線P3は、RGBの各色の階調データに対する変換特性を示す曲線P3r、P3g及びP3bからなる。曲線P3gでは、0階調の階調データが163階調に変換され、P3r及びP3bでは、0階調の階調データがいずれも161階調に変換される。
この様な変換特性により規定される変換テーブルがカラーパレットとして複数種類用意され、フィルター処理に用いる変換テーブルを必要に応じて切り替えることができる。この例では、同一階調の階調データに対する変換後の表示階調が大きい方から順に、特性曲線P1,P2,P3となっている。
図7は、図1の携帯電話機1における変換テーブル選択時の動作の一例を示した図であり、表示領域22内にカラーパレット選択用のアイコンが配置された表示画面20が示されている。この表示画面20には、電波の受信状態や電池残量を示す絵文字を表示する表示領域21と、カラーパレット選択用のアイコンを表示する表示領域22が配置されている。
表示領域22内には、「カラーパレット1」を示すアイコン「1輝度差小」と、「カラーパレット2」を示すアイコン「2輝度差中」と、「カラーパレット3」を示すアイコン「3輝度差大」が配置されている。操作キー201の操作により選択されたアイコン23は、例えば、反転表示され、決定キーなどの操作によって当該カラーパレットがフィルター処理に用いる変換テーブルに指定される。この様に、視野角を狭小化させる際のフィルター処理に用いられる変換テーブルをユーザに選択させることにより、狭視野モード時における画面表示のコントラストを最適化することができる。
一般に、液晶パネルを用いて行われる画像表示では、個人差や体の調子(特に、目の調子)により見え具合が異なる場合がある。また、液晶パネルの個体差や温度変化、経年変化によっても見え具合が変化する場合がある。この様な場合であっても、複数種類のカラーパレットの中から、フィルター処理に用いるカラーパレットをユーザに選択させることにより、最適なコントラストで画像を表示させることができる。従って、正面方向から表示画面を見る場合のコントラスト低下を抑制しつつ、斜め方向からの覗き見を効果的に防止することができる。
本実施の形態によれば、動作モードを狭視野モードに切り替えることにより、画素間の階調差を適切に縮小させて画像データ2aを画面表示させることができるので、画面表示の覗き見を効果的に抑制することができる。特に、画像データ2aに対するフィルター処理により、画面表示の覗き見を抑制させているので、視野角制御用の液晶パネルを用いる従来の携帯情報端末に比べて、製造コストや端末の厚みを増大させることなく、ユーザが表示画面を閲覧する際の画面表示の秘匿性を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、狭視野モード時にフィルター処理後の画像データが画面表示される場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、フィルター処理後の画像データについて、誤差を拡散させるための誤差拡散処理を行い、誤差拡散処理後の画像データを画面表示させても良い。
この誤差拡散処理は、人間の視覚特性に基づいて擬似的に生成させたノイズを画像データに付加することによって、階調(輝度)の変わり目を目立たなくする画像処理である。この様な構成によれば、視野角狭小化のために画面表示のコントラストを低下させても階調の変わり目を目立たなくすることができるので、狭視野モード時の表示品質を向上させることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、狭視野モード時に階調差縮小画像データを表示画面10上に表示させる場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、表示領域の一部分に表示される画像データについてのみ視野角狭小化のためのフィルター処理を行う場合について説明する。
図8は、本発明の実施の形態2による携帯情報端末の要部における構成例を示したブロック図である。この携帯情報端末30は、図2の携帯電話機1と比較すれば、領域分割処理部31を備えている点で異なる。領域分割処理部31は、表示画面上の表示領域を分割し、表示領域の一部分に表示される画像データ2aをフィルター処理部32へ出力するとともに、表示領域の他の部分に表示される画像データ2aを画像データ切替部3へ出力する動作を行っている。
具体的には、電子メールのメール本文などを表示するための表示領域に表示させる画像データについてフィルター処理を行い、処理後の画像データを画像データ切替部3へ出力させる。一方、絵文字を表示するための表示領域に表示させる画像データについては、フィルター処理を行わずに画像データ切替部3へ出力させる。つまり、メール本文などを表示する表示領域についてはフィルター処理が行われており、絵文字を表示する表示領域についてはフィルター処理が行われていない階調差縮小画像データが生成され、画像データ切替部3に入力される。
図9(a)及び(b)は、図8の携帯情報端末における視野角制御の一例を示した図であり、図9(a)には、広視野モード時の表示画面33の様子が示され、図9(b)には、狭視野モード時の表示画面33の様子が示されている。表示画面33は、絵文字を表示する表示領域34と、電子メールのメール本文などを表示する表示領域35からなる。
狭視野モードでは、表示領域35内に表示させる一部分の画像データについてのみフィルター処理が行われる。このため、表示領域35内の表示が、広視野モード時に比べてコントラストが低くなっている。表示領域34の表示は、広視野モード及び狭視野モードで共通している。
この様な構成によれば、狭視野モード時に、表示領域の一部分と他の部分とでコントラストを異ならせて表示することができるので、特定の表示領域について画面表示の覗き見を抑制しつつ、他の表示領域については視認性が低下するのを防止することができる。
本発明の実施の形態1による携帯情報端末の一例を示した外観図であり、携帯情報端末の一例として携帯電話機1が示されている。 図1の携帯電話機の要部における構成例を示したブロック図であり、携帯電話機1内の機能構成の一例が示されている。 図1の携帯電話機1における視野角制御の一例を示した図であり、広視野モード時の表示画面10の様子が示されている。 図1の携帯電話機1における視野角制御の一例を示した図であり、狭視野モード時の様子が示されている。 図1の携帯電話機1におけるフィルター処理の一例を示した図であり、入力画像データから出力画像データを得る際の変換特性が示されている。 図1の携帯電話機1におけるフィルター処理の一例を示した図であり、変換特性の異なる3つの特性曲線P1〜P3が示されている。 図1の携帯電話機1における変換テーブル選択時の動作の一例を示した図であり、カラーパレット選択用のアイコンが配置された表示画面20が示されている。 本発明の実施の形態2による携帯情報端末の要部における構成例を示したブロック図である。 図8の携帯情報端末における視野角制御の一例を示した図である。
符号の説明
1 携帯電話機
2 画像データ記憶部
3 画像データ切替部
4 操作入力部
5 動作モード切替部
6 変換テーブル記憶部
7 フィルター処理部
30 携帯情報端末
31 領域分割処理部
32 フィルター処理
100 表示筐体
101 メインディスプレイ
102 サブディスプレイ
103 受話用レシーバ
104 カメラ
200 操作筐体
201 操作キー
202 「視野切替」キー
203 送話用マイクロフォン
300 ヒンジ部


Claims (4)

  1. 表示画面を有する液晶パネルと、
    画素ごとの表示階調を示す多数の階調データからなる画像データを記憶する画像データ記憶手段と、
    上記各階調データについて上記画素間の階調差を縮小させるフィルター処理を行い、上記画像データから階調差縮小画像データを生成するフィルター処理手段と、
    上記フィルター処理を規定する変換テーブルであって、最も暗い表示階調の階調データを変換させた際の変換後の表示階調が互いに異なる2以上の変換テーブルを記憶する変換テーブル記憶手段と、
    ユーザ操作に基づいて、上記表示画面を広視野角で閲覧させる広視野モード及び狭視野角で閲覧させる狭視野モードのいずれかに動作モードを切り替える動作モード切替手段と、
    上記液晶パネルに対して、上記動作モードが上記広視野モードであれば、上記画像データを出力し、上記動作モードが上記狭視野モードであれば、上記階調差縮小画像データを出力する画像データ切替手段とを備え、
    上記フィルター処理手段は、ユーザが選択した上記変換テーブルに基づいて上記フィルター処理を行うことを特徴とする携帯情報端末。
  2. 上記フィルター処理は、上記表示階調が暗くなるほど上記階調差の縮小割合を大きくして行われる処理であることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 上記各変換テーブルは、最も明るい表示階調の階調データを同一階調の階調データに変換させるテーブルであることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  4. 上記フィルター処理手段が、上記表示画面上における表示領域の一部分に表示される画像データについて上記フィルター処理が行われており、上記表示領域の他の部分に表示される画像データについては上記フィルター処理が行われていない上記階調差縮小画像データを生成することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の携帯情報端末。


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