JP2009287571A - トルクディマンド型の内燃機関の制御装置 - Google Patents

トルクディマンド型の内燃機関の制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ISC学習制御に適したトルクディマンド型のエンジン制御を実現する。
【解決手段】ECUは、ISC学習制御が開始されると(S1000にてYES)、エンジン回転数NE、現在KLを検出するステップ(S1010、S1020)と、スロットル開度が変化してもNEおよびトルクが変化しないように点火効率を変化させるステップ(S1030)と、ISC目標トルクに点火効率を乗算して目標トルクを算出するステップ(S1040)と、目標トルク、NEおよびMBTから目標KLを算出するステップ(S1050)、スロットル開度を目標KLに基づいて算出するステップ(S1060)と、NE、現在KLおよび目標トルクから目標点火時期を算出するステップ(S1070)と、算出されたスロットル開度、点火時期および燃料噴射量を用いてエンジンを制御するステップ(S1080)とを含む、プログラムを実行する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ISC(Idle Speed Control)学習制御を実行する内燃機関の制御装置に関し、特に、トルクディマンド型の内燃機関におけるISC学習制御に関する。
一般的に、エンジンにおいては、ISC制御が行なわれている。このISC制御は、エンジンのアイドリング回転数を一定回転数に維持する制御である。具体的には、エンジンのスロットルバルブをバイパスする空気通路を設け、その通路の絞り量をアクチュエータにより駆動して、空気(混合気)流量を調節することによりアイドリング回転数を制御するものである。このISC制御装置では、アイドリング時の回転数を目標値に近づけるために、フィードバック制御が行なわれている。これにより、回転数をほぼ一定に保つことができる。
フィードバック制御においてエンジンのアイドリング回転数を一定回転数に維持するために必要な空気流量は、個体差、経時変化等の要因により変化するので、フィードバックの結果を反映して記憶するいわゆる学習制御が行なわれている。通常、アイドリング空気流量の学習値の初期値は、エンジンストールを回避するために大きめの値が設定されている。そして、学習未完了の場合にはこの初期値でISC制御が行なわれる。
特開2006−177301号公報(特許文献1)は、ISCの誤学習を回避する内燃機関のアイドル回転速度制御装置を開示する。この制御装置は、ISC補正量に基づく吸入空気量の調整を通じてアイドル運転時の機関回転速度を制御する内燃機関のアイドル回転速度制御装置であって、ISC補正量は、機関回転速度を目標値に近づけるべく増減するフィードバック項と、内燃機関の温間時にフィードバック項を所定範囲内に収束させるべく増減するISC学習値と、同機関の冷間時に増減する冷間補正項と、同機関の冷間から温間に渡って増減する冷間・温間補正項とを備えてなり、内燃機関の冷間時のみ、且つ、冷間補正項に対してのみ、吸入空気の密度が小になるほど冷間補正項を大とする吸気密度補正を行なうことを特徴とする。
この内燃機関のアイドル回転速度制御装置によると、内燃機関の温間時には、フィードバック項が所定範囲内に収束するようISC学習値が増減される。そして、フィードバック項が所定範囲内に収束することによってISC学習値の学習が完了することになる。内燃機関の温間時には、こうして学習されたISC学習値が吸入空気の密度(吸気密度)に対応した値になり、同ISC学習値に基づき冷間・温間補正項が吸気密度に対応した値に調整される。この調整により吸気密度の違いに基づく吸入空気量の適正値からのずれが補償される。一方、内燃機関の冷間時には、冷間補正項に対してのみ吸気密度が小になるほど冷間補正項を大とする吸気密度補正が行われ、これにより吸気密度の違いに基づく吸入空気量の適正値からのずれを補償することができるようになる。また、こうした吸気密度補正は温間時に冷間・温間補正項に対して行われることはない。このため、温間時に、冷間・温間補正項に対する不必要な吸気密度補正の実行、および、その吸気密度補正と同時にISC学習値の学習が行われることに伴うISC学習値の誤学習を回避することができる。
特開2006−177301号公報
ISC学習制御は、エンジンECU(Electronic Control Unit)内に記憶された、平
均的な「スロットル開度−流量」特性と、現在の「スロットルセンサで検出されたスロットル開度−エアーフローメータで検出された流量」特性との違いを学習する。スロットル開度の流量特性の変化(個体間のばらつき等)は、平均的な流量特性に対して並行にずれる(オフセットをもつ)だけではなく、傾きも変化する(ずれる)ため、スロットル開度によってずれ量が異なってくる。そのため、様々なスロットル開度でISC学習制御が実行されることが好ましい。
ところが、実際のISC学習制御は、安定したアイドル状態(スロットル開度を変化させないでエンジン回転数を変化させない)で行なわれる。すなわち、極狭いスロットル開度(アイドル状態でのスロットル開度)の領域でしか学習制御が行なわれない。これは、安定したアイドル状態において、スロットル開度を変化させてしまうと、エンジン回転数が変化してしまい、ISC学習が困難になる。これは、このような安定したアイドル状態においてスロットル開度を変化させるのみであると、エンジン回転数が変化してしまうことを意味する。
しかしながら、上述した特許文献1においても、安定したアイドル状態において、積極的にスロットル開度を変化させて、広範囲で、スロットルバルブの流量特性を学習制御することについては開示していない。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ISC学習制御を広範囲で実現できる、ISC学習制御に適したトルクディマンド型の内燃機関の制御装置を提供することである。
なお、以下に記載するトルクディマンド型の内燃機関の制御装置は、エンジンやパワートレーン系を含む車両全体として要求される目標トルクを実現するにあたり、エンジンに要求される出力トルクをエンジン制御系が実現する場合における制御装置を含むものである。
第1の発明に係る制御装置は、トルクディマンド型の内燃機関の制御装置である。この制御装置は、内燃機関の状態が予め定められたISC学習開始条件を満足すると、内燃機関への吸入空気量を調整するスロットルバルブの流量特性を学習するための学習制御手段と、スロットルバルブの流量特性を学習している間において、内燃機関の回転数が変化しないように、少なくとも充填効率、出力トルクおよび内燃機関回転数の間に成立する関係を用いたトルクディマンド制御を実行するための制御手段とを含む。この制御手段は、内燃機関の充填効率を変化させて、スロットルバルブ開度を変化させるための充填効率制御手段と、内燃機関の充填効率が変化したときにおいて、内燃機関の点火時期を変化させて、内燃機関の回転数が変化しないように、内燃機関の点火時期を制御するための点火時期制御手段とを含む。
第1の発明によると、たとえば、内燃機関が安定したアイドル状態になるとISC学習開始条件を満足したと判断されて、内燃機関への吸入空気量を調整するスロットルバルブの流量特性が学習される。このときにおいて、スロットル開度をできるだけ広範囲に意図的に変化させる。しかしながら、このようにすると、内燃機関の回転数やトルクが変化してしまい、結局ISC学習制御することができない。そこで、スロットル開度が変化したとき(内燃機関の充填効率が変化したとき)においては、内燃機関の点火時期を変化させる。たとえば、スロットル開度を大きく開いた時には、点火時期を遅角させて点火効率を低下せしめて、スロットル開度が変化しても内燃機関の回転数やトルクが変化しないようにする。これらのスロットル開度を大きく開く制御(充填効率を上昇させる制御)および点火時期を遅角させる制御(点火効率を低下させる制御)においては、トルクディマンド制御が用いられる。その結果、ISC学習制御を広範囲で実現できる、ISC学習制御に適したトルクディマンド型の内燃機関の制御装置を提供することができる。
第2の発明に係る制御装置においては、第1の発明の構成に加えて、点火時期制御手段は、点火時期に対応する点火効率が限界効率に到達するまでは、内燃機関の充填効率が増加したときにおいて、点火効率を低下させるために点火時期を遅角させるための手段を含む。
第2の発明によると、スロットル開度が大きく開いたとき(内燃機関の充填効率が上昇したとき)において、トルクディマンド制御を用いて点火時期を遅角させるので点火効率が低下して、スロットル開度が変化しても内燃機関の回転数やトルクが変化しないようにできる。
第3の発明に係る制御装置においては、第1の発明の構成に加えて、点火時期制御手段は、点火時期に対応する点火効率が限界効率に到達すると、内燃機関の充填効率が減少したときにおいて、点火効率を上昇させるために点火時期をISC学習制御開始時の点火時期まで進角させるための手段を含む。
第3の発明によると、スロットル開度が大きく開いて点火効率が限界効率に到達した後においては、スロットル開度を絞った(内燃機関の充填効率が低下したとき)において、トルクディマンド制御を用いて点火時期を進角させるので点火効率が上昇して、スロットル開度が変化しても内燃機関の回転数やトルクが変化しないようにできる。
第4の発明に係る制御装置においては、第1〜3のいずれかの発明の構成に加えて、点火時期制御手段は、現実の充填効率を用いて点火時期を算出するための手段を含む。
第4の発明によると、充填効率、トルクおよび内燃機関回転数の間に成立する関係を用いたトルクディマンド制御を実行して点火時期を遅角または進角するにおいて、現実の充填効率を用いて点火時期を算出するので、点火時期を正確に制御することができる。
本発明の実施の形態に係る制御装置が搭載される車両の制御ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る制御装置の制御ブロック図である。 図1のエンジンECUで実行されるISC学習制御のプログラムの制御構造を表わすフローチャートである。 ISC学習制御時におけるタイミングチャートである。 本発明の実施の形態の変形例に関するタイミングチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。なお、以下の説明においては、エンジンは、トルクディマンド型の制御が実行されることを前提とする。
本実施の形態においては、エンジントルクディマンド制御が行なわれる場合において、広範囲で、スロットルバルブの流量特性を学習制御する。このため、このトルクディマンドについてここで説明する。
一般的には、ドライバーのアクセルペダル操作とは独立にエンジン出力トルクを制御することが可能なエンジンと自動変速機とを備えた車両において、ドライバーのアクセルペダル操作量や車両の運転条件等に基づいて算出された正負の目標駆動トルクを、エンジントルクと自動変速機の変速ギヤ比で実現する「駆動力制御」という考え方がある。また、「駆動力要求型」や「駆動力ディマンド型」や「トルクディマンド方式」などと呼ばれる制御手法も、これに類する。
トルクディマンド方式のエンジン制御装置は、アクセル操作量とエンジン回転数と外部負荷とに基づき、エンジンの目標トルクを算出し、この目標トルクに応じて燃料噴射量と供給空気量とを制御する。このようなトルクディマンド方式のエンジン制御装置では、実際は、要求出力トルクに対し、エンジンやパワートレーン系でロスとなる摩擦トルクなどの損失負荷トルクを加えて、目標発生トルクとして算出し、これを実現するように燃料噴射量と供給空気量を制御することになる。このトルクディマンド方式のエンジン制御装置によると、車両の制御に直接作用する物理量であるエンジンのトルクを制御の基準値とすることにより、常に一定の操縦感覚を維持できる等、運転性を向上させることができる。すなわち、エンジンと自動変速機(ロックアップクラッチを含む)とを制御することにより、エンジンやパワートレーン系を含む車両全体として要求されるトルクが目標トルクを実現する。
さらに、エンジンのみを制御対象として(自動変速機を制御対象としないで)、このトルクディマンド方式による制御手法の概念をエンジンのみに取り入れることにより、エンジン単体を制御して、エンジンに要求される目標トルクを出力することも考えることができる。
すなわち、エンジン回転数NE、充填効率KL(=シリンダに吸入された空気量(質量流量)/シリンダに吸入可能な空気量(質量流量))、点火時期SA(以下、点火時期をSA(Spark Advance)と記載する場合がある)、空燃比A/F(ストイキメトリックを前提としても構わない)およびトルクの関係を前提として、目標トルクを実現できるように、スロットル開度、点火時期および燃料噴射量を算出するものである。すなわち、このようなエンジントルクディマンド制御を用いることにより、エンジンの目標トルクを算出して、目標トルクを実現できるようにスロットル開度、点火時期および燃料噴射量をエンジンECUが制御する。
図1に示すように、本実施の形態に係る制御装置が搭載された車両は、エンジン150と、吸気系152と、排気系154と、エンジンECU100とを含む。また、このエンジン150は、ポート噴射型のガソリンエンジンであるが、ポートインジェクタに代えて/加えてシリンダ内に燃料を直接噴射する直噴インジェクタを備えても構わない。
吸気系152は、吸気通路110と、エアクリーナ118と、エアーフローメータ104と、スロットルモータ114と、スロットルバルブ112と、スロットルポジションセンサ116とを含む。
エアクリーナ118から吸気された空気は、吸気通路110を通り、エンジン150に流通する。吸気通路110の途中には、スロットルバルブ112が設けられる。スロットルバルブ112は、スロットルモータ114が作動することにより開閉される。このとき、スロットルバルブ112の開度は、スロットルポジションセンサ116により検出することが可能となる。エアクリーナ118とスロットルバルブ112との間における吸気通路には、エアーフローメータ104が設けられており、吸気された空気量を検出する。エアーフローメータ104には、吸入空気量Qを表わす吸気量信号をエンジンECU100に送信する。
エンジン150は、冷却水通路122と、シリンダブロック124と、インジェクタ126と、ピストン128と、クランクシャフト130と、水温センサ106と、クランクポジションセンサ132とを含む。
シリンダブロック124には特定の数に対応したシリンダが設けられ(特定の数は、気筒の数に対応する)、シリンダにはそれぞれピストン128が設けられる。ピストン128上部の燃焼室に吸気通路110を通って、インジェクタ126から噴射された燃料と吸気された空気との混合気が導入されて、点火プラグ(図示せず)の点火により燃焼する。燃焼が生じると、ピストン128が押し下げられる。このとき、ピストン128の上下運動は、クランク機構を介して、クランクシャフト130の回転運動に変換される。なお、エンジン150の回転数NEは、クランクポジションセンサ132により検出された信号に基づいてエンジンECU100が検出する。
シリンダブロック124内には、冷却水通路122が設けられており、ウォータポンプ(図示せず)の作動により、冷却水が循環する。この冷却水通路122内の冷却水は、冷却水通路122に接続されたラジエータ(図示せず)へと流通して冷却ファン(図示せず)により放熱される。冷却水通路122の通路上には水温センサ106が設けられており、冷却水通路122内の冷却水の温度(エンジン冷却水温)THWを検出する。水温センサ106は、検出したエンジン冷却水温THWを示す信号をエンジンECU100に送信する。
排気系154は、排気通路108と、第1の空燃比センサ102Aと、第2の空燃比センサ102Bと、第1の三元触媒コンバータ120Aと、第2の三元触媒コンバータ120Bとを含む。第1の三元触媒コンバータ120Aの上流側に第1の空燃比センサ102Aが設けられ、第1の三元触媒コンバータ120Aの下流側(第2の三元触媒コンバータ120Bの上流側)に第2の空燃比センサ102Bが設けられる。なお、三元触媒コンバータは1個でもよい。
エンジン150の排気側に接続された排気通路108は、第1の三元触媒コンバータ120Aおよび第2の三元触媒コンバータ120Bに接続される。すなわち、エンジン150において燃焼室内の混合気の燃焼により生じる排気ガスは、まず、第1の三元触媒コンバータ120Aに流入する。第1の三元触媒コンバータ120Aに流入した排気ガス中に含まれるHC、COは、第1の三元触媒コンバータ120Aにおいて酸化される。また、第1の三元触媒コンバータ120Aに流入した排気ガス中に含まれるNOxは、第1の三元触媒コンバータ120Aにおいて、還元される。この第1の三元触媒コンバータ120Aは、エンジン150の近くに設置され、エンジン150の冷間始動時においても速やかに昇温されて触媒機能を発現する。
さらに、排気ガスは、NOxの浄化を目的として、第1の三元触媒コンバータ120Aから第2の三元触媒コンバータ120Bに送られる。この第1の三元触媒コンバータ120Aと第2の三元触媒コンバータ120Bとは、基本的には同じ構造および機能を有するものである。
第1の三元触媒コンバータ120Aの上流側に設けられた第1の空燃比センサ102A、第1の三元触媒コンバータ120Aの下流側であって第2の三元触媒コンバータ120Bの上流側に設けられた第2の空燃比センサ102Bは、第1の三元触媒コンバータ120Aまたは第2の三元触媒コンバータ120Bを通過した排気ガス中に含まれる酸素の濃度を検出する。酸素の濃度を検出することにより、排気ガス中に含まれる燃料と空気との比、いわゆる空燃比を検出することができる。
第1の空燃比センサ102Aおよび第2の空燃比センサ102Bは、排気ガス中の酸素濃度に応じた電流を発生させる。この電流は、たとえば電圧に変換されてエンジンECU100に入力される。したがって、第1の空燃比センサ102Aの出力信号から第1の三元触媒コンバータ120Aの上流における排気ガスの空燃比を検出することができ、第2の空燃比センサ102Bの出力信号から第2の三元触媒コンバータ120Bの上流における排気ガスの空燃比を検出することができる。これらの第1の空燃比センサ102Aおよび第2の空燃比センサ102Bは、空燃比がリーンのときには、たとえば0.1V程度の電圧を発生し、空燃比がリッチのときには0.9V程度の電圧を発生するものである。これらの値に基づいて空燃比に換算した値と、空燃比のしきい値とを比較して、エンジンECU100による空燃比制御が行なわれる。
第1の三元触媒コンバータ120Aおよび第2の三元触媒コンバータ120Bは、空燃比がほぼ理論空燃比のときにHC,COを酸化しつつNOxを還元する機能、すなわちHC,COおよびNOxを同時に浄化する機能を有する。これらの第1の三元触媒コンバータ120Aおよび第2の三元触媒コンバータ120Bは、空燃比がリーンであり排気ガス中の酸素量が多いと、酸化作用が活発となるが還元作用が不活発となり、また空燃比がリッチであり排気ガス中の酸素量が少ないと、逆に還元作用が活発となるが酸化作用が不活発となり、前述の三成分をすべて良好に浄化させることができない。
なお、エンジンECU100には、ドライバーにより操作されるアクセルペダルの開度(アクセルペダル開度ACC)を検出するアクセルペダル開度センサが接続されている。
エンジンECU100は、エンジン150を制御対象として、トルクディマンド制御を実行する。エンジン回転数NE、充填効率KL、点火時期SA、空燃比A/F(ここでは、ストイキメトリックを前提とする)およびトルクの関係を用いて、目標トルクを実現できるように、スロットル開度、点火時期および燃料噴射量を算出して、スロットルバルブ112の開度、点火時期およびインジェクタ126からの燃料噴射量(より具体的には燃料噴射時間と噴射される燃料量とがリニアな関係が成立する領域(噴射量限界領域)においては、燃料噴射時間をエンジンECU100が制御して燃料噴射量が制御される)を制御する。
すなわち、このようなエンジントルクディマンド制御を用いることにより、エンジンの目標トルクを算出して、目標トルクを実現できるようにスロットル開度、点火時期および燃料噴射量をエンジンECU100が制御する。さらに、このエンジンECU100においては、目標トルクから算出された目標KLに基づいてスロットル開度を算出して、その開度になるようにスロットルバルブ112を制御する。このように制御されてスロットルバルブ112の開度が調整されて充填効率KLが変化する。現在の充填効率KLを検出して、これを用いて点火時期を制御している。
本実施の形態においては、ISC学習制御を広範囲なスロットルバルブ112の開度で実行するために、スロットル開度を意図的に変更するが、可能な範囲で点火時期を変化させて、エンジン回転数NEやエンジントルクを一定に保持する。このような制御を実現するために、エンジントルクディマンド制御が用いられる。
図2を参照して、本実施の形態に係る制御装置の機能ブロック図について説明する。図2に示すように、この制御装置(エンジンECU100で実現される)は、ISC学習制御を実際に実行するにあたり、スロットルバルブ112の開度を変化させても点火時期を変化させてエンジン150の出力トルクおよびエンジン150の回転数NEを変化させないように、エンジン150を制御する。このとき、トルクディマンド方式による制御が実行される。以下、ISC学習制御が実行される場合において、スロットルバルブ112の開度を変化させても、エンジン150の出力トルクおよびエンジン150の回転数NEを変化させないトルクディマンド制御について説明する。
エンジン150の出力トルクおよびエンジン150の回転数NEを変化させないために、以下のように処理が実行される。演算器1000において、ISC(Idle Speed Control)時の目標トルク(以下、ISC目標トルクと記載する場合がある)に、点火時期を遅角することによるトルクダウン率である点火効率を乗算してトルク(目標トルク)が算出される。スロットルバルブ112をより大きく開く時には、目標充填効率(以下、目標KLと記載する場合がある)を上昇させる必要がある。ISC目標トルクが一定の元で目標KLを上昇させるために、点火時期を遅角してトルクダウン率を上昇させる(点火効率を下げる)。KL算出器1010において、この算出された目標トルクと、エンジン回転数NE(現在のエンジン回転数)と、MBT(Minimum spark advance for Best Torque)とに基づいて、目標KLが算出される。なお、スロットル算出部1030において、目標KLに基づいて、スロットルバルブ112の開度(以下、スロットル開度と記載する場合がある)が算出される。
また、現在の充填効率KL(以下、現在KLと記載する場合がある)が検出されて、点火時期算出部2000において、エンジン回転数NE(現在のエンジン回転数)と、この現在KLと、上述した目標トルクとに基づいて、点火時期が算出される。
このような本実施の形態に係る制御装置は、デジタル回路やアナログ回路の構成を主体としたハードウェアでも、エンジンECU100に含まれるCPU(Central Processing Unit)およびメモリとメモリから読み出されてCPUで実行されるプログラムとを主体としたソフトウェアでも実現することが可能である。一般的に、ハードウェアで実現した場合には動作速度の点で有利で、ソフトウェアで実現した場合には設計変更の点で有利であると言われている。以下においては、ソフトウェアとして制御装置を実現した場合を説明する。
図3を参照して、本実施の形態に係る制御装置であるエンジンECU100で実行されるISC学習制御時のプログラムの制御構造について説明する。なお、このプログラムは、予め定められたサイクルタイムで繰り返し実行されるサブルーチンプログラムとして記載する。
ステップ(以下、ステップをSと記載する)1000にて、エンジンECU100は、ISC学習を開始する条件が成立したか否かを判断する。このとき、エンジンECU100は、たとえば、アイドル状態が安定すると(過渡状態でもなく、応答遅れもなくなると)、ISC学習を開始する条件が成立したと判断する。ISC学習を開始する条件が成立すると(S1000にてYES)、処理はS1010へ移される、もしそうでないと(S1000にてNO)、処理はS1000へ戻される。なお、このプログラムはサブルーチンプログラムとして記載したものであるので、S1000にてNOの場合には、リターンしても構わない。
S1010にて、エンジンECU100は、エンジン回転数NEを検出する。S1020にて、エンジンECU100は、現在の充填効率(現在KL)を検出する。
S1030にて、エンジンECU100は、エンジン回転数NEおよびエンジントルクが変化しないように点火効率を変化させる。このとき、点火効率が限界効率に到達するまでは点火効率を低下させ(点火時期を遅角させ)、点火効率が限界効率に到達すると点火効率を元の点火効率まで上昇させる(点火時期を元の点火時期まで進角させる)。
S1040にて、エンジンECU100は、目標トルクを、ISC目標トルク×点火効率により算出する。S1050にて、エンジンECU100は、変数を目標トルク、エンジン回転数NE、MBTとする関数を用いて、目標KLを算出する。
S1060にて、エンジンECU100は、目標KLを変数とする関数を用いて、スロットルバルブ112の開度を算出する。S1070にて、エンジンECU100は、変数を、エンジン回転数NE、現在KL、目標トルクとする関数を用いて、目標点火時期(以下、目標SAと記載する場合がある)を算出する。
S1080にて、エンジンECU100は、ISC学習時における、スロットル開度、点火時期、燃料噴射量についての、各指令信号を、スロットルバルブ112の開度コントローラ、点火時期コントローラ、燃料噴射量コントローラにそれぞれ出力する。この処理により、点火時期が変化されても、エンジン150から出力されるトルクやエンジン回転数が変化しない。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る制御装置(ECU)により制御されるエンジン150のISC学習制御動作について、図4を参照して説明する。
ドライバーがアクセルペダルを踏まないで車両が停止している時であって、アイドル状態が予め定められた時間継続すると、ISC学習を開始する条件が成立したと判断される(S1000にてYES)。このタイミングが図4の時刻t(1)である。
本実施の形態に係る制御装置においては、この時点から、ISC学習制御を、広範囲のスロットル開度で実行するために、(1)スロットル開度を大きくするために目標KLを上昇させ、(2)目標KLが上昇してもエンジントルクおよびエンジン回転数NEを変化させないために、点火効率を低下させ、(3)点火効率を低下させるために、点火時期を遅角させる。遅角限界に到達すると(失火しない等の点火効率の下限)、点火時期を進角側に戻す。このときにも、スロットル開度を小さくしながらISC学習制御が実行される。
すなわち、図4に示すように、ISC学習制御が実行されるときには(S1000にてYES)、スロットルバルブ112の開度を変化させる。具体的には、ISC学習制御の開始される時においては安定したアイドル状態であるので、まずは、スロットルバルブ112の開度をより大きく開くように変化させても、エンジン回転数およびエンジントルクが変化しないように点火効率が変化(低下)される(S1030)。
目標トルクがISC目標トルク×点火効率で算出され(S1040)、目標トルクとエンジン回転数NEとMBTとに基づいて、目標KLが算出される(S1050)。さらに、スロットルバルブ112の開度が目標KLに基づいて算出され(S1060)、エンジン回転数と現在KLと目標トルクとに基づいて目標SAが算出される(S1070)。なお、燃料噴射量は、現在KLに変換係数を乗算して算出される。
算出された、スロットル開度、点火時期、燃料噴射量についての、各指令信号が、スロットルバルブ112の開度コントローラ、点火時期コントローラ、燃料噴射量コントローラにそれぞれ出力される。
このような処理が、ISC学習制御が開始されて、点火効率が限界効率(失火限界)に到達するまで繰返し実行され、スロットルバルブ112がより大きく開いてISC学習制御が実行される。このとき、目標KLが上昇するものの点火時期が遅角されて点火効率が低下するので、エンジントルクおよびエンジン回転数NEは変化しない。
ISC学習制御が開始されて、点火効率が限界効率に到達すると、スロットルバルブ112が閉じるように制御されるときにISC学習制御が実行される。このとき、目標KLが低下するものの点火時期が進角されて点火効率が上昇するので、エンジントルクおよびエンジン回転数NEは変化しない。
以上のようにして、本実施の形態に係る制御装置は、ISC学習制御を実行するにあたり、スロットルバルブ112の開度を意図的に変化させて、広範囲でのスロットルバルブ112の流量特性を学習させることができる。このときに、
(A)点火効率が限界効率に到達するまでは、点火時期を遅角して点火効率を低下させて、スロットルバルブ112を開く側に変化させている状態でISC学習制御を実行させ、(B)点火効率が限界効率に到達すると失火等の問題を回避すべく、点火時期を進角して点火効率を上昇させて、スロットルバルブ112を閉じる側に変化させている状態でISC学習制御を実行させる。
このようにISC学習制御している場合であっても、点火効率(点火時期)を変化させているので、エンジントルクおよびエンジン回転数NEを一定に維持することができ、的確にISC学習を行なうことができる。
<第1の変形例>
以下、本発明の実施の形態の第1の変形例について説明する。この変形例は、上述した実施の形態に加えて、以下のような特徴を備える。
点火効率は、ISC学習開始条件が成立した後、燃焼限界および/または振動限界から定められた値(限界効率)まで、徐々に遅角させる。点火効率が限界効率に到達するまで遅角されると、元の点火時期まで徐々に進角させて元の安定したアイドル状態に戻す。
なお、この遅角や進角の度合いやスロットルバルブ112の開度の変化の度合いは、ステップ状であっても構わない。さらに、燃焼限界および/または振動限界は、通常、試験的、実験的に算出される。
この変形例によると、安全に(良好に燃焼させつつ、不快な振動を回避しつつ)、より広い範囲でISC学習制御を実行することができる。
<第2の変形例>
以下、本発明の実施の形態の第2の変形例について説明する。この変形例は、上述した実施の形態に加えて、以下のような特徴を備える。
上述した一連のISC学習制御(点火効率を限界効率に到達するまでは先に点火時期を遅角させて点火効率を低下させてスロットルバルブ112をより大きく開く過程においてもエンジントルクが変化しないように、限界効率に到達すると点火時期を進角させて点火効率を上昇させてスロットルバルブ112をより大きく開いた状態から元の状態に戻す過程においてもエンジントルクが変化しないようにして行なわれるISC学習制御)は、1トリップ(1回のエンジン150の始動から停止まで)、1回のみ実行する。
なお、この1回のISC学習制御の実行を、完全暖気後の最初の安定したアイドル時に実行する。なお、完全暖気後の最初の安定したアイドル時であることは、エンジン冷却水温が十分に上昇したこと等に基づいて判断される。
この変形例によると、ISC学習制御を実行していることを、ドライバーが認知し難くするようにできる。
<第3の変形例>
以下、図5を参照して、本発明の実施の形態の第3の変形例について説明する。この変形例は、上述した実施の形態に加えて、以下のような特徴を備える。
車両の走行時においてドライバーがアクセルペダルを踏まなくなると、エンジン150はアイドル状態に移行する。この移行過程において、エンジン150の回転数がアイドル目標回転数に到達する前(図5の時刻t(2)の直後)に、途中でスロットルバルブ112を閉じるのを中止して点火効率を低下させてエンジン150からのトルクを低下させてトルクダウンを実現する。アイドル状態に移行した後において、点火効率を徐々に元に戻す(点火効率を上昇させる)。
この変形例によると、ISC学習制御を実行していることを、ドライバーが認知し難くするようにできる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 エンジンECU、102A 第1の空燃比センサ、102B 第2の空燃比センサ、104 エアーフローメータ、106 水温センサ、108 排気通路、110 吸気通路、112 スロットルバルブ、114 スロットルモータ、116 スロットルポジションセンサ、118 エアクリーナ、120A 第1の三元触媒コンバータ、120B 第2の三元触媒コンバータ、122 冷却水通路、124 シリンダブロック、126 インジェクタ、128 ピストン、130 クランクシャフト、150 エンジン、152 吸気系、154 排気系、160 アクセルペダル開度センサ。

Claims (4)

  1. トルクディマンド型の内燃機関の制御装置であって、
    前記内燃機関の状態が予め定められたISC学習開始条件を満足すると、前記内燃機関への吸入空気量を調整するスロットルバルブの流量特性を学習するための学習制御手段と、
    前記スロットルバルブの流量特性を学習している間において、前記内燃機関の回転数が変化しないように、少なくとも充填効率、出力トルクおよび内燃機関回転数の間に成立する関係を用いたトルクディマンド制御を実行するための制御手段とを含み、
    前記制御手段は、
    前記スロットルバルブの流量特性を学習している間において、前記スロットルバルブ開度を変化させることにより前記内燃機関の充填効率を変化させるための充填効率制御手段と、
    前記スロットルバルブの流量特性を学習している間において、前記内燃機関の回転数が変化しないように、前記充填効率制御手段による前記充填効率の変化に応じて前記内燃機関の点火時期を制御するための点火時期制御手段とを含む、制御装置。
  2. 前記点火時期制御手段は、点火時期に対応する点火効率が限界効率に到達するまでは、点火効率を低下させるために前記点火時期を遅角させるための手段を含む、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記点火時期制御手段は、点火時期に対応する点火効率が限界効率に到達すると、点火効率を上昇させるために前記点火時期をISC学習制御開始時の点火時期まで進角させるための手段を含む、請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記点火時期制御手段は、現実の充填効率を用いて点火時期を算出するための手段を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の制御装置。
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