JP2009286362A - 車載装置及び車載システム - Google Patents

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誠二 藤川
Koichi Watabe
幸一 渡部
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靖夫 中嶋
Hidehiko Sowa
秀彦 峙
Junji Amaya
純治 天谷
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Abstract

【課題】複数の拡張モジュールを利用可能な車載装置及び車載システムを提供することを目的とする。
【解決手段】接続のためのコネクタ(201、301)を有し且つ車載装置の機能を拡張するための複数のモジュール(200、300)とそれぞれ接続するための複数のスロット(130、140)と、前記複数のスロットと接続された複数のモジュールの種類をそれぞれ判別する制御部(101)を有することを特徴とする車載装置(100)、及びそのような車載装置を含む車載システム(1)。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の拡張モジュールを接続することが可能な車載装置及びそのような車載装置を含む車載システムに関するものである。
地図表示を行う車載用表示装置において、拡張的表示を行うためのアプリケーションプログラムを内蔵した外設記録媒体と接続可能とするとともに、該アプリケーションプログラムに従って拡張的処理を行うための処理機能を有した外設ECUを1つの通信アダプタを介して接続することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
自動車に搭載されているナビゲーション装置等の車載機器において、1つの電子カード挿入スロットを設け、電子カードにチューナや通信モジュールを内蔵させ、車載機器に通信機能、インターネットへの接続及びテレビ放送の受信などの機能を提供することが知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、1つの通信アダプタや1つの電子カードによって拡張できる機能は限られており、複数の機能を組み合わせて多様性を発揮させることや、新技術に対応した新機能の拡張を充分に図ることは難しかった。
特開平3−200446号公報(図1) 特開2007−193699号公報(図2)
そこで、本発明は、複数の拡張モジュールを利用可能な車載装置及び車載システムを提供することを目的とする。
本発明に係る車載装置では、接続のためのコネクタを有し且つ車載装置の機能を拡張するための複数のモジュールとそれぞれ接続するための複数のスロットと、前記複数のスロットと接続された複数のモジュールの種類をそれぞれ判別する制御部を有することを特徴とする。
また、本発明に係る車載システムでは、接続のための第1コネクタを有して第1の機能を追加するための第1モジュールと、接続のための第2コネクタを有して第2の機能を追加するための第2モジュールと、前記第1モジュールと接続するための第1スロット、前記第2モジュールと接続するための第2スロット、及び前記第1及び第2スロットと接続された前記第1及び第2モジュールの種類をそれぞれ判別する制御部を有する車載装置とを有することを特徴とする。
本発明に係る車載装置及び車載システムでは、複数のモジュールによって追加される機能を組み合わせて車載装置に多様性を発揮させることが可能となった。
また、本発明に係る車載装置及び車載システムでは、複数のモジュールによって追加される機能によって、新技術に対応した新機能の拡張を充分に図ることが可能となった。
また、本発明に係る車載装置及び車載システムでは、複数のモジュールによって追加される機能によって、車載装置とモジュール間及び/又は複数のモジュール間での連携を図ることが可能となった。
さらに、本発明に係る車載装置及び車載システムでは、複数のモジュールを利用できるため、ユーザの好みや必要性に応じた機能の組み合わせを追加でき、カスタマイズ性を増加させることが可能となった。
以下図面を参照して、本発明に係る車載装置及び車載システムについて説明する。但し、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
図1は、本発明に係る車載システム1の概略構成を示す図である。
車載システム1は、車載装置100、車載装置100に装着可能な複数のモジュール200〜500、車載装置100に接続された、表示部制御用の表示部マイコン11を含み液晶ディスプレイ及び操作部として機能するタッチパネル等から構成される表示部10、車両(不図示)の周囲(例えば、ドライバーの死角となり易い後方)を撮影して表示部10に表示するためのCCD撮像素子等から構成されるカメラ20、車両に備えられたエンジン始動用のキーシリンダと電気的に一体に構成されているアクセサリスイッチ(ACCスイッチ)30、バッテリ40、車両のフロント及び/又はリアガラスに配置されるデジタルテレビ(DTV)用のアンテナ50及びAM/FM用のアンテナ60、車両の現在位置を計測するためのGPSシステム用のアンテナ70、車両の各部に配置された複数又は単数のスピーカ80、及びCD/DVD再生用デッキ90等から構成されている。
車載装置100は、メインマイコン等から構成される制御部101、RAM102、ROM103、電源用マイコン104、車載装置100内の各要素及び各モジュールへ電力を供給し、過電流及び/又は過電圧保護を行うレギュレータ105、各モジュール等との間の信号のやり取りを制御する分配回路110、映像信号及び/又は音声信号の処理を行うデジタル信号処理部(DSP)120、AM/FM放送を受信するためのチューナモジュール121、スピーカ80への音声信号を増幅するためのアンプ122、第1のモジュールと接続するための第1スロット130、及び第2のモジュールと接続するための第2スロット140等から構成されている。
なお、車載装置100は、表示部10、カメラ20、及びCD/DVD再生用デッキ90の何れか1つ又は複数と一体的に構成されても良い。また、図1において、車載装置100に内蔵されているAM/FM用チューナモジュール121は、車載装置100の外部に、例えばCD/DVD再生デッキ90と同様に別体として構成されても良いし、機能拡張モジュールの一つとして構成されても良い。
第1モジュール200は、1セグ用のDTV用のモジュールであり、図1に示す車載システム1の状態では、第1スロット130と第1コネクタ201とが接続されるようにして、車載装置100に装着されている。第1モジュール200は、コネクタ201、DTV用のチューナモジュール202、及びモジュールID(MID)を記憶した第1MID出力回路203等から構成される。
第1MID出力回路203には、第1モジュールが1セグ用のDTV用のモジュールであることを示すID(例えば、001)と、第1モジュールがDTV用アンテナ50からの高周波信号を受信する放送系のタイプのモジュールであることを示すID(例えば、X)とを組み合わせたID(例えば、”001−X”)が記録される。
分配回路110は、DTV用アンテナ50からの高周波信号を第1スロット130を介して第1モジュール200のチューナモジュール202へ送信し、チューナモジュール202から選択されたチャンネルに対応したデジタル映像信号を第1スロット130を介して制御部101へ転送し、デジタル音声信号を第1スロット130を介してDSP120へ転送する。このような動作によって、第1モジュール200を装着した車載装置100では、1セグ用のデジタルテレビ放送の映像及び音声を表示部10及びスピーカ80を用いて視聴することが可能となる。また、制御部101では、分配回路110及び第1スロット130を介して、第1MID出力回路203からのMIDを受信する。このように、車載装置100が本来有していない機能が、第1モジュールの装着によって追加される(機能が拡張される)。
第2モジュール300は、ナビゲーション用のモジュールであり、図1に示す車載システム1の状態では、第2スロット140と第2コネクタ301とが接続されるようにして、車載装置100に装着されている。第2モジュール300は、コネクタ301、車両の現在位置を測定するためのGPS用モジュール302、ナビゲーション用の地図情報等が記録されたSDメモリカード等から構成される外部記録装置と接続するための外部接続コネクタ303、車両の進行方向等を確認するためのジャイロモジュール304、MIDを記憶した第2MID出力回路305等から構成される。
第2MID出力回路305には、第2モジュールがナビゲーション用のモジュールであることを示すID(例えば、002)と、第2モジュールがGPSアンテナ60からの信号を受信する通信系のタイプのモジュールであることを示すID(例えば、Y)とを組み合わせたID(例えば、”002−Y”)が記録される。
分配回路110は、GPS用アンテナ60からの信号を第2スロット140を介して第2モジュール300のGPSモジュール302へ送信し、GPSモジュール302から出力される車両の現在位置情報、外部接続コネクタ303を介して受信した地図情報、ジャイロモジュール304から出力される車両の状態を示す情報等を第2スロット140を介して制御部101へ転送する。このような動作によって、第2モジュール300を装着した車載装置100では、車両の現在位置を確認しながら、地図情報を利用したナビゲーション表示を表示装置10を利用して行うことができる。また、制御部101では、分配回路110及び第1スロット140を介して、第2MID出力回路305からのMIDを受信する。このように、車載装置100が本来有していない機能が、第2モジュールの装着によって追加される(機能が拡張される)。
第3モジュール400は、Bluetooth(登録商標)用のモジュールであって、図1に示す車載システム1の状態では、車載装置100に装着されていないが、前述した第1又は第2モジュールの代わりに、第1スロット130又は第2スロット140に装着可能である。
第3モジュール400は、第3コネクタ401、Bluetooth(登録商標)用無線信号受信モジュール402、MIDを記憶した第3MID出力回路403等から構成される。モジュール402は、Bluetooth(登録商標)規格に応じた無線信号を受信して、受信信号を出力できるように構成されている。したがって、第3モジュール400を利用すれば、例えば、Bluetooth(登録商標)対応の携帯電話からの音楽情報を、第3モジュール400を装着した車載装置100において再生することが可能となる。
第3MID出力回路403には、第3モジュール400がBluetooth(登録商標)用のモジュールであることを示すID(例えば、003)と、第3モジュール400が前述した放送系及び通信系のタイプ以外のタイプのモジュールであることを示すID(例えば、Z)とを組み合わせたID(例えば、”003−Z”)が記録される。
第4モジュール500は、USB I/F用のモジュールであって、図1に示す車載システム1の状態では、車載装置100に装着されていないが、前述した第1又は第2モジュールの代わりに、第1スロット130又は第2スロット140に装着可能である。
第4モジュール500は、第4コネクタ501、制御用マイコン502、RAM503、USBスロット504、USBスロット504を介して出力する電力を供給し、供給する電流及び電圧の過電流及び過電圧の監視を行うレギュレータ505、MIDを記憶した第4MID出力回路506等から構成される。したがって、第4モジュール500を利用すれば、例えば、USBコネクタを有するHDと接続して、車載装置100のアプリケーションプログラムの一部の書き換え等を行うことが可能となる。
第4MID出力回路506には、第4モジュール500がUSB I/F用のモジュールであることを示すID(例えば、004)と、第4モジュール500が前述した放送系及び通信系のタイプ以外のタイプのモジュールであることを示すID(例えば、Z)とを組み合わせたID(例えば、”004−Z”)が記録される。
図1では、車載装置100に装着可能な第1モジュール200〜第4モジュール500について説明したが、車載装置100に装着可能なモジュールはこれらに限定されるものではない。例えば、第1モジュール200をより高性能化して、フルセグ(12セグ)のDTV放送と1セグのDTV放送とを放送状態に応じて切り換えて表示することができるDTV用モジュール、米国における地上波デジタル音声放送であるIBOC(In Band on Channel)方式のハイブリッドHD(High Definition)ラジオ放送搬送波を受信するためのIBOC用モジュール、WiMAX(Worldwide Interoperability For Microwave Access)の無線通信規格に対応した信号を受信するためのWiMAX用モジュール等であっても良い。
図2は、車載装置100の外観の一例を示す図(1)である。図2(a)は車載装置100のフロントパネルの外観の一例を示し、図2(b)は車載装置100の枠体150の側面からの外観を示す図である。
図2(a)及び(b)に示す様に、車載装置100のフロンパネルには、表示部10、CD/DVD挿入用のスロット12、各種操作ボタン13が配置されており、モジュールを装着するための第1スロット130及び第2スロット140は、表示部10の下方に、並んで配置されている。なお、図2(a)では、第1モジュール200及び第2モジュール300が、それぞれ第1スロット130及び第2スロット140に装着された状態を示している。
一旦装着されたモジュールは、第1排出ボタン131及び第2排出ボタン141によって、それぞれのスロットから排出される。各モジュールは、図2(b)に示す矢印A方向に(フロンパネルに対して垂直方向に)挿排出される。
図3は、第1スロット130とモジュールの関係を示す図である。
第1モジュール200を例にすると、第1モジュール200は、車載装置100内に配置された第1スロット130のガイドレール132に沿って挿入され、第1スロット130の図中左側奥に配置される接続ピン等(図4参照)と第1コネクタ201が接合するようにして接続される。
また、第1排出ボタン131が押圧されると、第1スロット130の接続ピンと第1コネクタとの接合が解除され、第1モジュール200は、ガイドレール132に沿って排出可能な状態となる。なお、第2スロット140についても同様であるので、説明を省略する。また、第1スロット130及び第2スロット140には、全てのモジュールが装着できる様に、接続方式が統一されている。
図4は、第1スロット130の構造例を示す図である。
第1スロット130には、第1スロット130の一部である基部133上に68本の接続ピン(ピン番号P1〜P68)が2列に配置されている。また、基部133の両端には高周波ピン134が配置されており、例えばDTV用のアンテナ50からの高周波信号をモジュール側に送信できるように専用の構造を有している。また、接続ピンには、最も長い電源供給用の接続ピン136と、中間的な長さを有する信号送受信用の接続ピン137と、最も短い接続検知用の接続ピン138とが含まれる。接続検知用の接続ピン138がモジュールの所定のコネクタと接続することによって、検知電流が流れ、制御部101において、第1スロット130にモジュールが挿入されたことが検知される。
高周波ピン134は、高周波信号線とGND線を含む専用の配線135によって、第1スロット基板119に接続されている。また、接続ピンは、配線139によって第1スロット基板119に接続されている。接続ピンは前述したように2列に基部133に配置されているが、配線139は略一列に第1スロット基板119上に配置されている。
接続ピンには、3種類の長さがあるが、電源供給用の接続ピン136を最も長くしたのは、接続ピンの長さが長ければそれだけ早くもモジュール側のコネクタとの接続し、確実に電源の供給等を開始することが可能となるからである。また、検知用の接続ピン138を最も短くしたのは、検知用の接続ピン138がモジュール側に接続されて、初めてモジュールが第1スロット130に挿入されたことを検知できるようするためである。なお、図4に示した構造は、第2スロット140についても同様である。
図5は、車載システムの処理フローの一例を示した図である。
図5に示す処理フローは、主に制御部101がROM103に予め記憶されたプログラムに従って、車載システム1に含まれる各モジュール及び/又は要素を協働して実行する。また、図5に示す処理フローが開始される時点で、これから車載システム1に装着されるモジュールを除いて、車載装置100を含む車載システム1の各モジュール又は要素には、電源が供給され、動作が可能な状況になっているものとする。
最初に、制御部101は、第1スロット130又は第2スロット140の何れかで、新たなモジュールが検出されたか否かの判断を行う(S10)。モジュールが検知されたか否かの判断は、図4に示した検知用の接続ピン138を用いて行い、検知用の接続ピン138が新たに挿入されたモジュールのコネクタと結合された場合に、検知信号が分配回路110を介して制御部101へ送信され、それによって制御部101は新たなもモジュールが装着されたことを検知することができる。なお、新たなモジュールの検知方法は、図4に示す検知用の接続ピン138を用いた方法に限定されるものではなく、他の方法、例えばモジュール検知用の光学センサ等を利用することも可能である。
新たなモジュールが検知された場合には、制御部101は、信号送信用の接続ピン137の何れかを利用して、新たなモジュール側に制御信号を送信し、制御信号に応じてMID出力回路から出力されるモジュールのMIDを、信号送信用の接続ピン137の何れかを利用して受信する(S11)。
次に、制御部101は、S11で受信したMIDと新たなにモジュールが装着されたスロットとを関連付けて、管理テーブル等に登録する(S12)。これによって、制御部101は、例えば、第1スロット130に、MID=001−X(DTV用モジュール001型、放送系タイプ)、第2スロット140に、MID=002−Y(ナビ用モジュール002型、通信系タイプ); 第1スロット130に、MID=001−X(DTV用モジュール001型、放送系タイプ)、第2スロット140はモジュールなし;というように、各スロットにどのような種類及びタイプのモジュールが装着又は非装着されているかを常に判別することが可能となる。さらに、制御部101は、信号送信用の接続ピン137の何れかを利用して、各モジュールが起動されているか否かの状態を検知し、上述した管理テーブル等に合わせて登録しておくことが好ましい。
次に、制御部101は、車両装置101本体の機能と新たに装着されたモジュールとの連携が必要か否かの判断を行う(S13)。車両装置101本体の機能と新たに装着されたモジュールとの連携が必要か否かは、後述する初期設定によってユーザによって予め定められており、制御部101は初期設定の内容に基づいて本ステップの判断を行う。
S13において、連携が必要であると判断された場合には、制御部101は、車両装置101本体の機能と新たに装着されたモジュールとの連携動作を行う(S14)。車両装置101本体の機能と新たに装着されたモジュールとの連携動作とは、車載装置100が本来有している機能を実現するために必要な情報をモジュールから受取り且つその情報を利用して本体の機能を実現する事、及び/またはモジュールが有している機能を実現するために必要な情報を車載装置100本体から受取り且つその情報を利用してモジュールの機能を実現する事を言う。具体例については後述する。
S13において連携が必要でないと判断された場合又はS14終了後、制御部101は、S10において検知されたモジュール以外の他のモジュールが存在しているか否かの判断を行う(S15)。S15の判断は、S12において、説明した管理テーブルを利用して行う。S15において、他のモジュールが存在しないと判断された場合には、その時点で一連のステップを終了する。
S15において他のモジュールが存在すると判断された場合には、制御部101は、既に存在しているモジュールと新たに装着されたモジュールとの連携が必要か否かの判断を行う(S16)。既に存在しているモジュールと新たに装着されたモジュールとの連携が必要か否かは、後述する初期設定によってユーザによって予め定められており、制御部101は初期設定の内容に基づいて本ステップの判断を行う。
S16において連携が必要であると判断された場合には、制御部101は、既に存在しているモジュールと新たに装着されたモジュールとの連携動作を行い(S17)、一連のステップを終了する。既に存在しているモジュールと新たに装着されたモジュールとの連携動作とは、既に存在しているモジュールの機能を実現するために必要な情報を新たなモジュールから受取り且つその情報を利用して既に存在しているモジュールの機能を実現する事、及び/新たなモジュールの機能を実現するために必要な情報を既に存在しているモジュールから受取り且つその情報を利用して新たなモジュールの機能を実現する事を言う。具体例については後述する。
このように、車載システム1では、図5に示す処理フローに従って、モジュールの接続状態、装着されたモジュールの種類及びタイプ、モジュールの起動状態、車載装置100本体とモジュール間の連携及び/又はモジュール間の連携の有無を管理することが可能となる。即ち、制御部101は、モジュール管理部として機能している。
図6は、連携に関する初期設定画面の一例を示す図である。
図6に示す設定画面は、車載装置100の初期設定時及び所定の設定動作を行った場合に表示部10に表示され、表示部10の画面上に配置されている操作部として機能するタッチパネルによる設定時に利用される。
図6(a)は、車載装置100の初期設定時及び所定の設定動作を行った場合に、最初に表示部10に表示される画面であって、車載装置100本体とモジュール間の連携動作を行うかどうか否かを指示するための設定ボタン601及び602と、モジュール間同士の連携動作を行うか否かを指示するための設定ボタン603及び604とが表示される。
図6(a)の設定ボタン601が選択されると、図6(b)に示す、車載装置100本体とモジュール間の連携動作に関する詳細設定画面が表示部10に表示される。図6(b)の画面では、第1に、連携のための情報の受取操作を手動で行うか否かを指示するための設定ボタン611及び612、第2に、連携を行うためのスイッチを表示するか否かを指示するための設定ボタン613及び614、第3に、連携の再設定を行う旨の表示を行うか否かを指示するための設定ボタン615及び616が表示される。
また、図6の(a)設定ボタン603が選択されると、図6(c)に示す、モジュール間の連携動作に関する詳細設定画面が表示部10に表示される。図6(c)の画面では、第1に、連携のための情報の受取操作を手動で行うか否かを指示するための設定ボタン621及び622、第2に、連携を行うためのスイッチを表示するか否かを指示するための設定ボタン623及び624、第3に、連携の再設定を行う旨の表示を行うか否かを指示するための設定ボタン625及び626が表示される。
図6(b)の設定ボタン611が選択されて、その旨が設定された場合には、制御部101は、図5のS14を実行する前に、ユーザに連携動作を実行して良いか否かを尋ね、許可を得た場合に、初めてS14を実行するように制御する。図7(a)は、そのような場合に、表示部10に表示される画面例を示している。ユーザが設定ボタン701を選択すれば、図5のS14が実行され、設定ボタン702が選択されれば、図5のS14はスキップされることとなる。なお、図6(c)の設定ボタン621が選択されて、その旨が設定された場合も同様である。
一方、図6(b)の設定ボタン612が選択されて、その旨が設定された場合には、制御部101は、新たなモジュールが検知された後、自動的に、図5のS14に示す車載装置100本体と新たなモジュール間の連携動作を実行することとなる。図7(b)は、そのような場合に、表示部10に表示される確認のための画面例である。なお、図6(c)の設定ボタン622が選択されて、その旨が設定された場合も同様である。
図6(b)の設定ボタン613が選択されて、その旨が設定された場合には、具体的な受取情報に関して連携動作を行うか否かの操作ボタンが表示される。なお、図6(c)の設定ボタン623が選択されて、その旨が設定された場合も同様である。
図8は、図6(b)の設定ボタン613に関する操作ボタンの表示例を示す図である。
図8は、図1に示す様に、車載装置100に、DTV用の第1モジュール200とナビ用の第2モジュール300が装着された状態において、車載装置100のAM/FMチューナモジュール121を利用する場合に、第2モジュール300から出力される車両の現在位置情報から、現在位置情報に対応したラジオ局をラジオ局リストに表示する状況を示している。図6(b)の設定ボタン613が選択された場合には、図8(a)に示すラジオ局リスト作成画面において、「List取得」ボタン801が表示される。
図8(a)に示す「List取得」ボタン801をユーザが選択することによって、制御部101は、第2モジュール300から車両の現在位置情報を取得し、予めROM103に記録されている地域別ラジオ局情報を参照しながら、ラジオ局リストを作成していく。その間に、選択されたラジオ局の詳細情報が図8(b)に示すように表示される。すると、図8(b)の表示上に図7(a)又は(b)の表示が重ねて表示(オンスクリーン表示)される。このようにして、図8(a)及び図8(b)へと画面が遷移しながら、車両の現在位置に対応したラジオ局リストが作成されることとなる。なお、図8(a)に示す「List取得」ボタン801はON状態を示しており、図8(a)に示す、「List」802は、本体とモジュール間とが連携状態にあることを示している。
図6(b)の設定ボタン614が選択されて、その旨が設定された場合には、具体的な受取情報に関して連携動作を行うか否かの操作ボタンが表示されずに、連携動作が開始される。具体的には、図8(a)に示すラジオ局リスト作成画面において、「List取得」ボタン801が表示されずに、「List」802のみが表示された状態で、図8(a)及び図8(b)へと画面が遷移しながら、車両の現在位置に対応したラジオ局リストが作成されることとなる。なお、図6(c)の選定ボタン624が選択されて、その旨が設定された場合も同様である。
図8の例では、車載装置100が本来有している機能(AM/FMラジオ機能)を実現するために、第2モジュール300から必要な情報を取得するように連携動作を行う例を示している。また、このような連携動作の他の例としては、図8(a)に示すラジオ局リストを作成するために、DTV用の第2モジュール300からDTV用の放送曲リスト又は地域設置情報などを取得する例が挙げられる。
図9は、図6(b)の設定ボタン613に関する操作ボタンの他の表示例を示す図である。
図9は、図1に示す様に、車載装置100に、DTV用の第1モジュール200とナビ用の第2モジュール300が装着された状態において、車載装置100に予め接続されているCD/DVDデッキ90を利用する場合に、第1モジュール200から出力されるDTVの文字情報及び/又は音声情報から、関連する楽曲の選曲、通知、再生を行う状況を示している。図6(b)の設定ボタン613が選択された場合には、図9(a)に示すラジオ局リスト作成画面において、「List取得」ボタン901が表示される。
図9(a)に示す「List取得」ボタン801をユーザが選択することによって、制御部101は、第1モジュール200からDTVの文字情報及び/又は音声情報を取得し、CD/DVDデッキ90に挿入されているCDの中から、取得したDTVの文字情報及び/又は音声情報に関連した楽曲の選曲を行い、リストを作成していく。その間に、選択された楽曲の詳細情報が図9(b)に示すように表示される。すると、図9(b)の表示上に図7(a)又は(b)の表示が重ねて表示(オンスクリーン表示)される。このようにして、図9(a)及び図9(b)へと画面が遷移しながら、DTVの文字情報及び/又は音声情報に関連した楽曲のリストが作成されることとなる。なお、図9(a)に示す「List取得」ボタン801はOFF状態を示しており、その時点で本体とモジュール間とが連携状態にはないので、図8(a)に示す「List」802の表示は図9(a)に示す画面には存在しない。
図6(b)の設定ボタン614が選択されて、その旨が設定された場合には、具体的な受取情報に関して連携動作を行うか否かの操作ボタンが表示されずに、連携動作が開始される。具体的には、図9(a)に示す楽曲リスト作成画面において、「List取得」ボタン901が表示されずに、図8(a)の「List」802のみが表示された状態で、図9(a)及び図9(b)へと画面が遷移しながら、車両の現在位置に対応したラジオ局リストが作成されることとなる。
図9の例では、車載装置100が本来有している機能(CD/DVD機能)を実現するために、第1モジュール200から必要な情報を取得するように連携動作を行う例を示している。
図10は、図6(b)の設定ボタン613に関する操作ボタンの更に他の表示例を示す図である。
図10は、図1に示す様に、車載装置100に、DTV用の第1モジュール200とナビ用の第2モジュール300が装着された状態において、第1モジュール200のナビゲーションを利用する場合に、車載装置100本体のAM/FMチューナモジュール121から出力されるラジオの文字情報及び/又は音声情報から、ナビの目的地の設定を行う状況を示している。
図10(a)に示す地図情報が表示されている状況で目的地設定のための所定の動作を行うと、図10(a)に示す表示上に図7(a)又は(b)の表示が重ねて表示(オンスクリーン表示)される。そこで、選択ボタン701が選択されると、図10(b)に示す目的地設定画面が表示される。ここで、図6(b)の設定ボタン613が選択された場合には、図10(b)に示す目的地設定画面において、「List取得」ボタン1001が表示される。
図10(b)に示す「目的地候補取得」ボタン1001をユーザが選択することによって、制御部101は、AM/FMチューナモジュール121から出力されるラジオの文字情報及び/又は音声情報に基づいて、目的地の候補リストが画面上に作成されていく。なお、図10(b)に示す「目的地候補取得」ボタン1001はON状態を示しており、図10(b)に示す、「目的地」1002は、本体とモジュール間とが連携状態にあることを示している。
図6(b)の設定ボタン614が選択されて、その旨が設定された場合には、連携動作を行うか否かの操作ボタンが表示されずに、連携動作が開始される。具体的には、図10(b)に示す目的地の候補リスト作成画面において、「目的地候補取得」ボタン1001が表示されずに、「目的地」1002のみが表示された状態で、目的地の候補リストが画面上に作成されていくこととなる。
図10の例では、第2モジュールが有している機能(ナビゲーション機能)を実現するために、車載装置100本体からから必要な情報を取得するように連携動作を行う例を示している。
図11は、図6(b)の設定ボタン613に関する操作ボタンの更に他の表示例を示す図である。
図11は、図1に示す様に、車載装置100に、DTV用の第1モジュール200とナビ用の第2モジュール300が装着された状態において、第2モジュール200のDTVを利用する場合に、車載装置100本体に接続されるCD/DVDデッキ90に挿入されているCDに関する属性情報を利用して、その属性情報に関連する番組のリストを作成する状況を示している(例えば、CDのアーティストが出演している番組のリストの作成)。
図11(a)に示す様に、TV画面表示1101がなされている状況で選局のための所定の動作を行うと、図11(a)に示す表示上に図7(a)又は(b)の表示が重ねて表示(オンスクリーン表示)される。そこで、選択ボタン701が選択されると、図11(b)に示す番組リスト作成画面が表示される。ここで、図6(b)の設定ボタン614が選択された場合には、図11(b)に示す番組リスト作成画面において、図10に示す「List取得」ボタン1001は表示されずに、自動的に、CDに関する属性情報を利用して、その属性情報に関連する番組のリストを作成される。
図11(b)に示すように、CD/DVDデッキ90から出力されるCDの属性情報に基づいて、DTVの番組リストを画面上に作成されていく。なお、図11(b)に示す、「List」1002は、本体とモジュール間とが連携状態にあることを示している。
図11の例では、第1モジュールが有している機能(DTV機能)を実現するために、車載装置100本体からから必要な情報を取得するように連携動作を行う例を示している。
また、図1に示す様に、車載装置100に、DTV用の第1モジュール200が既に装着された状態で、ナビ用の第2モジュール300が新に装着された場合において、第2モジュールを利用してナビゲーションを利用する場合に、第1モジュール200からのDTVの文字情報及び/又は音声情報を利用して、目的地候補リストを作成することもできる。即ち、新に装着された第2モジュールが有している機能(ナビゲーション機能)を実現するために、既に装着された第1モジュールから必要な情報を取得するように連携動作を行うことも可能である。この場合の、初期設定や設定用ボタンの表示等は、図12と同様に設定することが可能である。
さらに、図1に示す様に、車載装置100に、DTV用の第1モジュール200が既に装着された状態で、ナビ用の第2モジュール300が新に装着された場合において、第1モジュールを利用してDTVを利用する場合に、第2モジュール300からの車両の現在位置情報を利用して、DTV用の番組リストを作成することもできる。即ち、既に装着された第1モジュールが有している機能(DTV機能)を実現するために、新に装着された第2モジュールから必要な情報を取得するように連携動作を行うことも可能である。この場合の、初期設定や設定用ボタンの表示等は、図11と同様に設定することが可能である。なお、当然のことながら、既に装着されている複数のモジュール間における連携動作を所定の操作に従って行うことも可能である。
図6(b)の設定ボタン615が選択されて、その旨が設定された場合には、図6(a)に示す設定情報及び図6(b)に関する前述した設定ボタン611〜614に示す設定情報が無い場合、及びモジュールでの設定情報と相違する場合などに、再設定を行うか否かのメッセージが表示される。また、図6(b)の設定ボタン616が選択されて、その旨が設定された場合には、図6(a)に示す設定情報及び図6(b)に関する前述した設定ボタン611〜614に示す設定情報が無い場合、及びモジュールでの設定情報と相違する場合などでも、再設定を促すメッセージの表示は行われない。
図6(c)の設定ボタン625が選択されて、その旨が設定された場合には、図6(a)に示す設定情報及び図6(c)に関する前述した設定ボタン621〜624に示す設定情報が無い場合、及びモジュールでの設定情報と相違する場合などに、再設定を行うか否かのメッセージが表示される。また、図6(c)の設定ボタン626が選択されて、その旨が設定された場合には、図6(a)に示す設定情報及び図6(c)に関する前述した設定ボタン621〜624に示す設定情報が無い場合、及びモジュールでの設定情報と相違する場合などでも、再設定を促すメッセージの表示は行われない。
以上説明したように、車載装置100本体と各モジュール間、及び/又はモジュール間における連携によって、情報の共有化を図り、より高度で複雑な制御を車載システム全体で実現することが可能となった。
図12は、車載装置100の外観の一例を示す図(2)である。図12(a)車載装置100のフロントパネルの外観の一例を示し、図12(b)はフロントパネルの蓋160が開放された状態を示し、図12(c)は車載装置100の枠体150の側面からの外観を示す図である。図12に示す構造を本発明に係る車載装置及び車載システムに適用することが可能である。
図2と図12との差異は、表面を押圧することによって開口するプッシュ式の蓋160を第1スロット130及び第2スロット140の前面に備える点である。蓋160によって、前面の開口部から第1スロット130及び第2スロット140へゴミ等が侵入することを防止することが可能となる。図2の場合と同様に、各モジュールは、図12(c)に示す矢印A方向に(フロンパネルに対して垂直方向に)挿排出される。
図13は、車載装置100の外観の一例を示す図(3)である。図13(a)車載装置100のフロントパネルの外観の一例を示し、図13(b)は車載装置100の枠体150の側面からの外観を示す図である。図13に示す構造を本発明に係る車載装置及び車載システムに適用することが可能である。
図2と図13との差異は、前面に第1モジュール200、第2モジュール300及び第3モジュール400のために、モジュール3つ分のスロットが形成されている点である。図2の場合と同様に、各モジュールは、図13(b)に示す矢印A方向に(フロンパネルに対して垂直方向に)挿排出される。
図14は、車載装置100の外観の一例を示す図(4)である。図14(a)車載装置100のフロントパネルの外観の一例を示し、図14(b)は車載装置100の枠体150の側面からの外観を示す図である。図14に示す構造を本発明に係る車載装置及び車載システムに適用することが可能である。
図2と図14との差異は、フロントパネル161全体が、枠体150に対して着脱自在に構成されている点である。フロントパネル161を外すことによって、第1スロット130及び第2スロット140が露出し、第1モジュール200及び第2モジュール等を挿排出することが可能となる。図2の場合と同様に、各モジュールは、図14(b)に示す矢印A方向に(フロンパネル161に対して垂直方向に)挿排出される。
図15は、車載装置100の外観の一例を示す図(5)である。図15(a)車載装置100のフロントパネルの外観の一例を示し、図15(b)は車載装置100の枠体150の側面からの外観を示す図である。図15に示す構造を本発明に係る車載装置及び車載システムに適用することが可能である。
図14と図15との差異は、フロントパネル161を外す際には、操作ボタン13の一部を外したのちにネジ等の固定器具を治具を使って外すような構成になっている点である。フロントパネル161を外すことによって、第1スロット130及び第2スロット140が露出し、第1モジュール200及び第2モジュール等を挿排出することが可能となる。図2の場合と同様に、各モジュールは、図15(b)に示す矢印A方向に(フロンパネル161に対して垂直方向に)挿排出される。
図16は、車載装置100の外観の一例を示す図(6)である。図16(a)車載装置100のフロントパネルの外観の一例を示し、図16(b)は車載装置100の枠体150の側面からの外観を示す図である。図16に示す構造を本発明に係る車載装置及び車載システムに適用することが可能である。
図2と図16との差異は、フロントパネル161全体が、ヒンジ機構163によって、枠体150に対して90度移動するように構成されている点である。フロントパネル161が図16(b)の位置に移動することによって、第1スロット130及び第2スロット140が露出し、第1モジュール200及び第2モジュール等を挿排出することが可能となる。図2の場合と同様に、各モジュールは、図16(b)に示す矢印A方向に(フロンパネル161に対して垂直方向に)挿排出される。
図17は、車載装置100の外観の一例を示す図(7)である。図17(a)車載装置100のフロントパネルの外観の一例を示し、図17(b)及び図17(c)は車載装置100の枠体150の側面からの外観を示す図である。図17に示す構造を本発明に係る車載装置及び車載システムに適用することが可能である。
図2と図17との差異は、フロントパネル161全体が、補助部材164によって、枠体150に対して略90度移動するチルト機構を有している点である。フロントパネル161が図17(b)の位置から図17(c)に移動することによって、第1スロット130及び第2スロット140が露出し、第1モジュール200及び第2モジュール等を挿排出することが可能となる。図2の場合と同様に、各モジュールは、図17(c)に示す矢印A方向に(フロンパネル161に対して垂直方向に)挿排出される。
図18は、車載装置100の外観の一例を示す図(8)である。図18(a)車載装置100のフロントパネルの外観の一例を示し、図18(b)は車載装置100の枠体150の側面からの外観を示す図である。図18に示す構造を本発明に係る車載装置及び車載システムに適用することが可能である。
図2と図18との差異は、フロントパネル170の形状が異なっている点と、第1スロット130及び第2スロット140がフロントパネル170の上部に並んで配置されている点である。図2の場合と同様に、各モジュールは、図18(b)に示す矢印A方向に(フロンパネル161に対して垂直方向に)挿排出される。なお、表示部10は補助部材171を利用したチルト機構を有しており、表示部10が移動することによって空いたスペースを利用して、CD/DVDの挿排出を行うことが可能となる。
図19は、車載装置100の外観の一例を示す図(9)である。図19(a)車載装置100のフロントパネルの外観の一例を示し、図19(b)は車載装置100の枠体150の側面からの外観を示す図である。図19に示す構造を本発明に係る車載装置及び車載システムに適用することが可能である。
図18と図19との差異は、第1スロット130及び第2スロット140の前側にフロントパネル170に対して着脱可能な蓋172が取り付けられている点のみである。図2の場合と同様に、各モジュールは、図19(b)に示す矢印A方向に(フロンパネル170に対して垂直方向に)挿排出される。
図20は、車載装置100の外観の一例を示す図(10)である。図20(a)車載装置100のフロントパネルの外観の一例を示し、図20(b)はフロンパネルの両端部180及び181が開口した状態を示す図であり、図20(c)は車載装置100の枠体150の側面からの外観を示す図である。図20に示す構造を本発明に係る車載装置及び車載システムに適用することが可能である。
図2と図20との差異は、フロントパネルの一部180及び181が図20(b)に示すように左右に開口することによって、縦方向に配置された第1スロット130及び第2スロット140が別々に露出し、第1モジュール200及び第2モジュール等を挿排出することが可能となる点である。図2の場合と同様に、各モジュールは、図20(c)に示す矢印A方向に(フロンパネルに対して垂直方向に)挿排出される。
図21は、車載装置100の外観の一例を示す図(11)である。図21(a)車載装置100のフロントパネルの外観の一例を示し、図21(b)は車載装置100の枠体150の側面からの外観を示す図である。図21に示す構造を本発明に係る車載装置及び車載システムに適用することが可能である。
図2と図21との差異は、フロントパネル182がスライド機構183によって、矢印Bの方向に移動し、スライド機構183に設けられた第1スロット130及び第2スロット140が露出して、第1モジュール200及び第2モジュール等を挿排出することが可能となる点である。各モジュールは、図21(b)に示す矢印C方向に(フロンパネルに対して左右方向に)挿排出される。
図22は、車載装置100の外観の一例を示す図(12)である。図22(a)車載装置100のフロントパネルの外観の一例を示し、図22(b)は車載装置100の枠体150の側面からの外観を示す図である。図22に示す構造を本発明に係る車載装置及び車載システムに適用することが可能である。
図2と図22との差異は、フロントパネル184が補助部材185を利用したチルト機構を有している点である。フロントパネル184が図21(b)に示すように傾いた状態となると、フロントパネル184に設けられた第1スロット130及び第2スロット140が露出して、第1モジュール200及び第2モジュール等を挿排出することが可能となる。各モジュールは、図22(b)に示す矢印D方向に(フロンパネルに対して左右方向に)挿排出される。
図23は、車載装置100の外観の一例を示す図(13)である。図23(a)車載装置100のフロントパネルの外観の一例を示し、図23(b)は車載装置100の枠体150の側面からの外観を示す図である。図23に示す構造を本発明に係る車載装置及び車載システムに適用することが可能である。
図2と図23との差異は、第1スロット130及び第2スロット140が枠体150のフロントパネルと反対側に配置されている点である。各モジュールは、図23(b)に示す矢印A方向に(フロンパネルに対して垂直方向に)挿排出される。
図24は、車載装置100の外観の一例を示す図(14)である。図24(a)及び図24(c)は車載装置100のフロントパネルの外観の一例を示し、図24(b)は図24(a)に対応する車載装置100の枠体150の側面からの外観を示す図であり、図24(d)は図24(c)に対応する車載装置100の枠体150の側面からの外観を示す図である。図24に示す構造を本発明に係る車載装置及び車載システムに適用することが可能である。
図24の例では、フロンパネル186が矢印Eの方向に押し下げられると、CD/又はDVD用のスロット12が露出して、CD/DVD91を挿排出することが可能となる。また、フロントパネル186が矢印Fの方向に押し上げられると、第1スロット130及び第2スロット140が露出し、第1モジュール200及び第2モジュール300等を挿排出することが可能となる。図2の場合と同様に、各モジュールは、図24(d)に示す矢印A方向に(フロンパネルに対して垂直方向に)挿排出される。
図25は、車載装置100の外観の一例を示す図(15)である。図25に示す構造を本発明に係る車載装置及び車載システムに適用することが可能である。
図25の例では、車載システムは枠体150とケーブル191で接続された別体のモジュール部190を有しており、モジュール部190には、4つのスロットが備えられており、第1モジュール200〜第4モジュール500が挿排出可能とされている。例えば、モジュール部190を車両のトランク内等に配置することも可能である。このようにモジュール部190を別体にしたことにより、モジュールの挿排出を行うためのスペースを容易に確保することが可能となった。
図2、図12〜図25に示したように、複数のモジュールの装着機構は、種々な構成を取ることが可能である。
以上、複数のモジュールを装着可能な車載装置100を有する車載システムについて述べてきたが、車載装置100に装着可能なモジュールの数は、図13及び図25に示唆するように、2つに限定されず、2以上の複数個であってよい。また、モジュールの物理的な大きさは、任意であって、用途や設計に応じて、様々な大きさ、形状とすることも可能である。
本発明に係る車載システムの概略構成を示す図である。 車載装置100の外観の一例を示す図(1)である。 第1スロット130とモジュールの関係を示す図である。 第1スロット130の構造例を示す図である。 車載システムの処理フローの一例を示した図である。 連携に関する初期設定画面の一例を示す図である。 連携に関する表示画面例(1)を示す図である。 連携に関する表示画面例(2)を示す図である。 連携に関する表示画面例(3)を示す図である。 連携に関する表示画面例(4)を示す図である。 連携に関する表示画面例(5)を示す図である。 車載装置100の外観の一例を示す図(2)である。 車載装置100の外観の一例を示す図(3)である。 車載装置100の外観の一例を示す図(4)である。 車載装置100の外観の一例を示す図(5)である。 車載装置100の外観の一例を示す図(6)である。 車載装置100の外観の一例を示す図(7)である。 車載装置100の外観の一例を示す図(8)である。 車載装置100の外観の一例を示す図(9)である。 車載装置100の外観の一例を示す図(10)である。 車載装置100の外観の一例を示す図(11)である。 車載装置100の外観の一例を示す図(12)である。 車載装置100の外観の一例を示す図(13)である。 車載装置100の外観の一例を示す図(14)である。 車載装置100の外観の一例を示す図(15)である。
符号の説明
1 車載システム
10 表示部
100 車載装置
101 制御部
130 第1スロット
140 第2スロット
200 第1モジュール
201 第1コネクタ
202 DTVチューナモジュール
203 第1MID出力回路
300 第2モジュール
301 第2コネクタ
305 第2MID出力回路
400 第3モジュール
401 第3コネクタ
403 第3MID出力回路
500 第4モジュール
501 第4コネクタ
506 第4MID出力回路

Claims (14)

  1. 接続のためのコネクタを有し且つ車載装置の機能を拡張するための複数のモジュールとそれぞれ接続するための複数のスロットと、
    前記複数のスロットと接続された複数のモジュールの種類をそれぞれ判別する制御部と、
    を有することを特徴とする車載装置。
  2. 前記制御部は、前記複数のスロットと接続された複数のモジュールの接続状態を検出する、請求項1に記載の車載装置。
  3. 前記制御部は、前記複数のスロットと接続された複数のモジュールの起動状態を検出する、請求項1に記載の車載装置。
  4. 前記制御部は、前記複数のスロットそれぞれにおける複数のモジュールの有無を検出する、請求項1に記載の車載装置。
  5. モジュールが接続されることによって、車載装置が本来有している基本機能を実現するために必要となる情報を、少なくとも1つのモジュールから取得する動作を、手動で行うか又は自動で行うかを設定するための操作部を更に有する、請求項1〜4の何れか一項に記載の車載装置。
  6. 前記操作部によって手動で情報の取得を行うことが設定された場合に、そのための操作ボタンの表示を行う表示部を更に有する、請求項5に記載の車載装置。
  7. 前記操作部は、モジュールから情報を取得する方法の再設定を行う、請求項5又は6に記載の車載装置。
  8. モジュールが接続されることによって、モジュールが追加する機能を、車載装置において実現するために必要となる情報を、車載装置から取得する動作を、手動で行うか又は自動で行うかを設定するための操作部を更に有する、請求項1〜4の何れか一項に記載の車載装置。
  9. 前記操作部によって手動で情報の取得を行うことが設定された場合に、そのための操作ボタンの表示を行う表示部を更に有する、請求項8に記載の車載装置。
  10. 前記操作部は、車載端末から情報を取得する方法の再設定を行う、請求項8又は9に記載の車載装置。
  11. 複数モジュールが接続されることによって、1つのモジュールが追加する機能を、車載装置において実現するために必要となる情報を、他のモジュールから取得する動作を、手動で行うか又は自動で行うかを設定するための操作部を更に有する、請求項1〜4の何れか一項に記載の車載装置。
  12. 前記操作部によって手動で情報の取得を行うことが設定された場合に、そのための操作ボタンの表示を行う表示部を更に有する、請求項11に記載の車載装置。
  13. 前記操作部は、他のモジュールから情報を取得する方法の再設定を行う、請求項11又は12に記載の車載装置。
  14. 接続のための第1コネクタを有して第1の機能を追加するための第1モジュールと、
    接続のための第2コネクタを有して第2の機能を追加するための第2モジュールと、
    前記第1モジュールと接続するための第1スロット、前記第2モジュールと接続するための第2スロット、及び前記第1及び第2スロットと接続された前記第1及び第2モジュールの種類をそれぞれ判別する制御部を有する車載装置と、
    を有することを特徴とする車載システム。
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