JP2009285770A - ホッチキスにおけるクリンチ位置決め機構 - Google Patents

ホッチキスにおけるクリンチ位置決め機構 Download PDF

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Abstract

【課題】ドライバ及びクリンチャに関する位置合わせが容易で且つ安価となるクリンチ位置決め機構を、提供する。
【解決手段】ドライバユニットを構成するマガジン40にガイド片40Bを形成し、クリンチャユニット28にガイド孔29を開口する。ユニット28及びマガジンは、ガイド片がガイド孔に嵌合されることよって連結するので、ドライバ21及びクリンチャ31のクリンチャ溝が整合する。即ち、ガイド片がガイド孔に沿ってガイドされるので、ステープルの脚部を確実にクリンチし得、従来の芯合わせ工程又は複数の関連部品について必要以上な部品精度が不要となる。マガジンの凸部40Bをユニット28の孔へ嵌合させる構成としたので、部品点数を増やすことなく位置決めし得る。即ち、位置決め用の部品点数が増えないので、部品同士の集積公差が少なくなり、ドライバ及びクリンチャ溝の所謂芯合わせが容易になり、且つホッチキスが安価となる。
【選択図】図4

Description

本発明は、ドライバでステープルを打ち出し、ステープルの脚部をドライバに対向して配置されるクリンチャで折り曲げクリンチするホッチキスにおけるクリンチ位置決め機構に関する。
ホッチキスの中には、例えばドライバユニット(ドライバを含む)を可逆電動モータで往復動させるタイプがある。この電動タイプのホッチキスでは、ステープルの脚部を確実にクリンチするために、クリンチャユニットに配置されるクリンチャ(即ち、クリンチャに形成されるクリンチャ溝)およびドライバが整合するよう、所謂芯合わせする必要がある。即ち、芯合わせは、ドライバユニット及びクリンチャユニットを、ホッチキス本体に対して精度良く位置決めすることで達成される。
そして、クリンチャおよびドライバを芯合わせする方法としては、ホッチキスの組立過程中に芯合わせ工程を加えるか、またはドライバユニット及びクリンチャユニットなどの芯位置に関連する各部品精度を高めること等が挙げられる。なお、分離型ホッチキスにおけるクリンチ位置決め機構として、分離する別体の打ち込み装置およびクリンチャ装置を、複写機等の機器の一部に各々ピンで位置決めする技術が開示されている(例えば特許文献1参照)。
実開平6−63343公報(段落「0018」及び「0020」参照)
ところで、上述した芯合わせ方法では、両者ともに、ホッチキスが高価となる。即ち、芯合わせ工程を加える方法では、芯合わせを行いながら各部品を組立て且つそのための検査などを行う手間および時間を要し、コストアップとなる。一方、各部品精度を高める方法では、各部品の単価が高くなり、その結果コストアップとなる。
なお、特許文献1に係るクリンチ位置決め機構は、打ち込み装置およびクリンチャ装置を複写機等の機器の一部に各々ピンで位置決めするものであり、上記芯合わせする方法と同様の課題を有する。
そこで、本発明は、ドライバ及びクリンチャに関する位置合わせが容易で且つ安価となるホッチキスにおけるクリンチ位置決め機構を、提供することを目的とする。
本発明に係るホッチキスにおけるクリンチ位置決め機構は、ドライバユニットに配置されるドライバでステープルを打ち出し、上記ステープルの脚部を上記ドライバに対向して配置されるクリンチャユニットのクリンチャで折り曲げクリンチするホッチキスにおけるクリンチ位置決め機構であって、上記ドライバユニットまたは上記クリンチャユニットのうち少なくとも一方が移動可能に配置され、遅くとも上記ステープルの脚部を上記クリンチャでクリンチする際には上記ドライバおよび上記クリンチャが整合するようにガイドするガイド手段を、上記ドライバユニットおよび上記クリンチャユニットに設けることを特徴とする。
ここで、遅くともステープルの脚部をクリンチャでクリンチする際とは、ドライバユニットおよびクリンチャユニットの初期状態から事前に、またはドライバユニットまたはクリンチャユニットの移動途中でクリンチを開始する前などを含む概念である。なお、上記クリンチ位置決め機構は、上記ドライバユニット及び上記クリンチャユニットに一体成形される上記ガイド手段を、直接的に嵌合させる嵌合機構としても良い。
本発明に係るホッチキスにおけるクリンチ位置決め機構によれば、クリンチする際にはドライバおよびクリンチャが整合するようにガイドするガイド手段を、ドライバユニットおよびクリンチャユニットに設けるので、従来のような芯合わせ工程または複数の関連部品について必要以上な部品精度などが不要となるので、ホッチキスが安価となる。
なお、本発明に係るホッチキスにおけるクリンチ位置決め機構を、ドライバユニット及びクリンチャユニットに一体成形されるガイド手段を直接的に嵌合させる嵌合機構とする場合には、部品点数を少なくし得るので、部品同士の集積公差が少なくなる。即ち、この場合には、ドライバとクリンチャとの所謂芯合わせが容易になると共に、安価なホッチキスを提供し得る。
以下、図1乃至図5に基づいて、本発明の一実施形態であるホッチキスにおけるクリンチ位置決め機構について説明する。本実施形態では、ホッチキスを電動タイプとし、ロール状に巻いたステープルをステープルカートリッジに収納するタイプの例として説明する。また、この電動ホッチキス(以下、単に「ホッチキス」ともいう)は、例えばコピー装置またはファックス装置などの装置に内蔵し、コピーまたはファックスを受信する所定枚数の用紙を自動的に綴じ合わせるものである。
さらに、ホッチキスは、ステープルカートリッジを着脱可能に構成したものである。なお、図1は本実施形態におけるホッチキスの全体斜視図、図2は図1に示すホッチキスの側面図、図3は図1に示すホッチキスのクリンチ位置決め機構の正面概略図、図4は図3に示すクリンチ位置決め機構の側面概略図、図5は図4に示すクリンチ位置決め機構の要部を示す概略図、図6乃至図10はフラットクリンチ機構の要部を示す概略図である。
(電動ホッチキスの概略構成)
図1及び図2に示すように、ホッチキス10は、フレームなどを構成するホッチキス本体11を備える。また、ホッチキス10は、可逆電動モータ(以下、単に「モータ」という)12と、ドライバリンク(「ドライバユニット」と同義)20と、図2の2点鎖線に示すドライバ21及びフォーミングプレート22と、テーブル30と、マガジン40を備える。
マガジン40は、ステープルカートリッジ80を装着するもので、図示しないバネを介してドライバリンク20と所定距離をもって保持されている。マガジン40およびドライバリンク20は、駆動源であるモータ12によって上下方向へ一往復動する(図2の2点鎖線参照)。なお、モータ12は、ホッチキス本体11に固定されている。
図2に示すドライバリンク20には、ドライバ21及びフォーミングプレート22が固定されている。フォーミングプレート22は、成形前の棒状のステープル(図示省略)をコ字状に成形(即ち、ステープルの脚部を成形)するためのプレートである。ドライバ21は、最前端(打出通路と同義)に位置するステープルを打出し被綴り用紙(図示省略)に打込むためのプレートである。なお、ドライバ21は、マガジン40によって位置決めされる。
図4に示すように、クリンチャユニット28は、テーブル30(図4の2点鎖線参照)及び図示しないクリンチャ溝が形成されているクリンチャ31を備え、ドライバ21に対向して配置されている。クリンチャ31は、ドライバ21によって打出されるステープルの脚部を折り曲げる受台である。
テーブル30及びクリンチャ31は、図示しないバネを介してマガジン40側の方向(図4では下方)へ付勢されている。なお、テーブル30は、クリンチャユニット28を構成するものである。また、クリンチャ31は、クリンチャユニット28によって位置決めされる。
なお、ドライバリンク20(マガジン40及びステープルカートリッジ80を含む)は、図1に示すモータ12により、図2に示す初期状態から昇降する。即ち、図4に示すように、マガジン40には一対のピン40Aが突設されており、これらのピン40Aがホッチキス本体11に形成されたガイド溝11Aに挿入される。そして、マガジン40は、ガイド溝11Aの長さに亘って昇降する。
また、図1に示すように、ステープルカートリッジ80にはノブ88が配置されており、マガジン40に対する着脱時に把持できるよう平面形状が略コ字状に形成されている。また、ステープルカートリッジ80には、一対の係止片89がノブ88側に一体形成されている。係止片89はマガジン40に形成されるストッパ41(図4参照)に係止され、ステープルカートリッジ80はマガジン40に装着される。
(クリンチ位置決め機構に関する構成)
図3及び図4に示すように、マガジン40には、ガイド手段の一部であるガイド片40Bが、クリンチャユニット28側へ突設されている。一対のガイド片40Bは、板状を成しており、略直方体となっている。一方、クリンチャユニット28には、図5に示すように、ガイド手段の一部であるガイド孔29が、ガイド片40Bに対応するように開口されている。そして、ホッチキス10の組立時に、ガイド片40Bをガイド孔29へ嵌合し、その後は嵌め合った状態となる。
これらのガイド片40B及びガイド孔29は、図示しないステープルの脚部をクリンチする際に、ドライバ21を昇降可能に配置するマガジン40及びクリンチャユニット28に固定されるクリンチャ31を位置決めし、ドライバ21とクリンチャ31のクリンチャ溝とを整合させるものである。即ち、クリンチャユニット28及びマガジン40は、ガイド片40Bがガイド孔29に嵌合されることよって連結するので、ドライバ21およびクリンチャ31(即ち、クリンチャ溝)が整合する。
(フラットクリンチ機構に関する構成)
図6に示すように、テーブル30には係合部30Aが形成されており、この係合部30Aに対応するようスライダ65が配置されている。スライダ65には、テーブル30の係合部30Aに当接する当接面65Aおよび後述するクリンチレバー63に当接する当接面65Bがそれぞれ形成されている。このスライダ65にはスプリング66が配置されており、このスプリング66によってスライダ65は常にクリンチャ31側へ付勢している。なお、係合部30Aには斜面30Bが形成されている。
また、テーブル30は、支軸33を中心に所定の角範囲に亘り回転する。そのため、テーブル30が回転すると、係合部30Aも支軸33を中心に回転する。クリンチャ31にはスプリング43が配置されており、このスプリング43によってクリンチャ31は常にテーブル30側へ付勢されている。
図6に示すように、マガジン40のガイド片40Bの外側には、一対のクリンチレバー63が配置されている。このクリンチレバー63は、マガジン40の側面に形成されるガイド部40Cに沿ってスライドするように構成されている。そのため、クリンチレバー63は、マガジン40の移動に伴い、移動する。
クリンチレバー63には、当接面63Aおよび63Bが形成されている。一方、ドライバリンク20には当接面20Bが形成されており、当接面20Bはクリンチレバー63の当接面63Aと当接するように配置されている。当接面20Bおよび当接面63A同士は、お互いに対応するよう斜状に形成されている。即ち、クリンチレバー63がドライバリンク20に押圧されると、クリンチレバー63はガイド部40Cに沿ってスライドするような構成となっている。なお、クリンチレバー63は、クリンチャユニット28に設けたガイド孔29へ嵌合する。
また、クリンチレバー63の当接面63Bは、スライダ65の当接面65Bと当接するように配置されている。このフラットクリンチ機構は、特開平1−295769に類似する構成となっている。なお、図6に示すホーム位置では、ドライバリンク20の当接面20Bとクリンチレバー63の当接面63Aとは離間している。
(本実施形態の作用)
ホッチキス10における紙綴り処理は、コピー装置などからの紙綴り信号がホッチキス10の制御部(図示省略)に入力すると、モータ12が正転駆動し、ドライバリンク20(マガジン40およびステープルカートリッジ80を含む)を上昇させる。即ち、図1乃至図4に示す初期状態のドライバリンク20を、図示しない被綴り用紙がテーブル30及びマガジン40でクランプされるクランプ完了位置(図2の2点鎖線の位置)を経て、図示しないステープルの脚部をクリンチするクリンチ完了位置までさらに上昇させる。
なお、上記クランプ後に、ドライバ21はステープルカートリッジ80内のステープルを被綴り用紙に向けて打ち出す。そして、マガジン40をさらにクリンチ完了位置まで上昇させると、被綴り用紙を貫通するステープルの脚部がドライバ21に対向して配置されるクリンチャ31(図2および図4参照)によって折り曲げられ、クリンチは完了する。クリンチ完了後は、モータ12は逆転駆動され、ドライバリンク20を図1乃至図4に示す初期状態へと復帰させる。
ここで、フラットクリンチ機構の動作を、図6乃至図10に基づいて説明する。フラットクリンチ機構が図6に示すホーム位置から図7に示すクランプ完了位置へと移動すると、上述した被綴り用紙(図示省略)がテーブル30及びマガジン40でクランプされる。このクランプ完了位置において、マガジン40の移動は一旦終了し、ドライバリンク20がマガジン40(即ち、クリンチレバー63)に対して移動を開始する。図8に示すように、ドライバリンク20がマガジン40側へ移動すると、ドライバリンク20の当接面20Bおよびクリンチレバー63の当接面63Aが当接し、クリンチレバー20をガイド部40C側へスライドする。そのため、クリンチレバー63の当接面63Bは、スライダ65の当接面65Bに当接する。
さらにドライバリンク20が上昇してクリンチ直前になると、図9に示すように、クリンチレバー63はガイド部40C側へ更にスライドし、スライダ65はスプリング66の付勢力に抗して矢印方向(右方向)へスライドする。即ち、スライダ65は、図9に示すように、係合部30A上をスライドする。
そして、図10に示すように、スライダ65の当接面65Aが係合部30A上から離間すると、テーブル30が支軸33を中心に回転してクリンチャユニット28内に入り込む。即ち、ドライバリンク20(ドライバ21を含む)及びマガジン40が更に矢印方向(上方向)へ移動すると、クリンチを開始する。この場合、クリンチャ31は常にバネ43の付勢力に抗してドライバ21側へ付勢しているが、クリンチャ31は図示しないステープルの脚部に押圧され矢印方向へ移動する。
テーブル30がクリンチャユニット28内に完全に入り込む図10の状態において、ドライバ21の移動が終了すると、クリンチが完了する。即ち、図示しないステープルの脚部は、ドライバ21によりホッチキス本体11で位置決めされたクリンチャ31のクリンチャ溝(図示省略)において相対する折曲げ方向に方向付けられながら用紙下面に沿って平らに折曲げられる。なお、ホッチキス本体11を小型化するため、このフラットクリンチ機構は、ドライバ21のストロークを補うように構成している。即ち、テーブル30をクリンチャユニット28内に完全に入り込ませるため、スライダ65をテーブル30に一体形成されている係合部30Aの斜面30Bによって更にガイド部40C側へスライドさせている。
そして、マガジン40がクリンチャユニット28に対し昇降する際は、図5に示すように、常にガイド片40Bがガイド孔29の側壁に沿って摺動する。即ち、クリンチを開始する位置およびクリンチ完了位置でも、ドライバ21及びクリンチャ31(具体的には、クリンチャ溝)の対応する位置が一致するように設定されているので、図示しないステープルの脚部を確実に折り曲げクリンチする。即ち、本実施形態においては、ガイド片40Bがガイド孔29に沿ってガイドされるので、ステープルの脚部を確実にクリンチし得る。従って、本実施形態によれば、従来のような芯合わせ工程または複数の関連部品について必要以上な部品精度などが不要となるので、ホッチキス10が安価となる。
また、本実施形態においては、ドライバリンク20及びクリンチャユニット28に一体成形されるガイド手段を直接的に嵌合させる嵌合機構(即ち、ガイド片40Bをガイド孔29へ嵌め合わせる機構)としたので、部品点数を増やすことなく位置決めし得る。即ち、本実施形態によれば、位置決め用の部品点数が増えないので、部品同士の集積公差が少なくなり、ドライバ21とクリンチャ31との所謂芯合わせが容易になると共に、安価なホッチキス10を提供し得る。
なお、図3及び図4に示す初期状態においては、ガイド片40Bをガイド孔29から離間させても良い。この場合、上述したクランプ時(遅くともクリンチの開始時)にガイド片40Bがガイド孔29に挿入していれば良い。例えばガイド片40Bの先端をテーパ状にすれば、ガイド孔29に挿入し易くなる。
また、クリンチャユニット28を可動し得る所謂フローティング構造にし、クランプ時にドライバ21及びクリンチャ31が整合するようにしても良い。さらに、本実施形態とは逆に、クリンチャユニット28にガイド片を突設させ、マガジン40(ドライバユニットを構成する部品を含む)にガイド孔を開口させるようにしても良い。
(第2の実施形態)
以下、図11に基づいて、本発明の第2実施形態であるクリンチ位置決め機構について説明する。なお、図11は、第2実施形態のクリンチ位置決め機構を示す概略図である。また、第1実施形態と同一部品については、同一の部品番号を付す。このホッチキスは、第1実施形態とは異なり、ドライバリンク32(なお、マガジンにように連動する構成としても良い)が支軸36を中心に所定の角範囲に亘り回転する例である。
本実施形態のクリンチ位置決め機構は、図11に示す初期状態において、ドライバリンク32のガイド片32Aがクリンチャユニット28の弧状のガイド溝28Aから離間している。なお、ガイド片32Aの先端は、半円形に形成されており、ガイド溝28Aに挿入し易い形状となっている。そして、遅くともクリンチャ31で図示しないステープルの脚部をクリンチする際には、ガイド片32Aがガイド溝28Aに挿入され、ドライバ34およびクリンチャ31の図示しないクリンチャ溝が整合する。
即ち、本実施形態によれば、ドライバリンク32の回転中にガイド片32Aが、ガイド溝28Aに挿入され、引続きガイド溝28Aに沿ってガイドされるので、ドライバ34とクリンチャ31との所謂芯合わせが容易になる。なお、本実施形態では、ガイド片32Aを待機状態でも予めガイド溝28Aに挿入した状態としても良い。その他の作用効果は、第1実施形態と同様であるので、詳細説明は省略する。
なお、上記各実施形態ではドライバリンク及びクリンチャユニットに一体成形されるガイド手段を直接的に嵌合させる嵌合機構とした例であるが、本発明はホッチキス本体(フレームを含む)に他のガイド部材(ガイド手段と同義)を新たに設けるようにしても良い。また、本実施形態ではドライバユニットのみを一往復させる機構となっているが、本発明はクリンチャユニット(クリンチャのみを駆動させる場合も含む)または両者のユニットを駆動させるようにしても良い。さらに、特許文献1に開示した分離型のホッチキスにおいても、本発明は同様に適用でき、且つ手動式のホッチキスにも適用できる。
本発明に係る第1実施形態のホッチキスの全体斜視図である。 図1に示すホッチキスの側面図である。 図1に示すホッチキスのクリンチ位置決め機構の正面概略図である。 図3に示すクリンチ位置決め機構の側面概略図である。 図4に示すクリンチ位置決め機構の要部概略図である。 図2に示すフラットクリンチ機構のホーム位置での要部概略図である。 図6に示すフラットクリンチ機構のクランプ完了位置での要部概略図である。 図7に示すフラットクリンチ機構のクリンチレバー後退開始時の要部概略図である。 図8に示すフラットクリンチ機構のクリンチ直前での要部概略図である。 図9に示すフラットクリンチ機構のクリンチ完了の要部概略図である。 本発明に係る第2実施形態のクリンチ位置決め機構を示す概略図である。
符号の説明
10 電動ホッチキス
20 ドライバリンク(ドライバユニット)
21 ドライバ
28 クリンチャユニット
29 ガイド孔(ガイド手段)
31 クリンチャ
40 マガジン
40B ガイド片(ガイド手段)

Claims (2)

  1. ドライバユニットに配置されるドライバでステープルを打ち出し、上記ステープルの脚部を上記ドライバに対向して配置されるクリンチャユニットのクリンチャで折り曲げクリンチするホッチキスにおけるクリンチ位置決め機構であって、
    上記ドライバユニットまたは上記クリンチャユニットのうち少なくとも一方が移動可能に配置され、遅くとも上記ステープルの脚部を上記クリンチャでクリンチする際には上記ドライバおよび上記クリンチャが整合するようにガイドするガイド手段を、上記ドライバユニットおよび上記クリンチャユニットに設けることを特徴とするホッチキスにおけるクリンチ位置決め機構。
  2. 上記クリンチ位置決め機構は、上記ドライバユニット及び上記クリンチャユニットに一体成形される上記ガイド手段を、直接的に嵌合させる嵌合機構とする請求項1に記載のホッチキスにおけるクリンチ位置決め機構。
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