JP2009285515A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 メイン制御部は、遊技状態に応じて図柄表示装置を制御するためのコマンドを作成し(S22)、この作成されたコマンドを表示制御部に出力する(S26)。また、電源が遮断されたときには、電源遮断により中断された処理を再開するために必要な遊技情報を保存する。そして、電源が回復したときには、保存した遊技情報に基づいて中断された遊技処理を再開するための復電処理を行い(S28)、さらに、図柄表示装置に復電復旧中である旨の画像を表示する特定コマンドを表示制御部に出力する(S30)。これにより、電源回復時には図柄表示装置に特定画像が表示されて、復電復旧中である旨が遊技者に報知されるため遊技者の誤認が防止される。
【選択図】 図7
Description
ところが、全ての制御部に上述の情報保存機能を持たせることは、部品点数の増加等によりコストが増大するという問題を引き起こすこととなる。このため、遊技者に不利益が生じない範囲内で、上述の情報保存機能を持たない制御部を設けることが望ましいこととなる。ここで、図柄表示装置は遊技状態に応じて所定の画像を表示する遊技演出に係る装置であり、図柄表示装置が停電前の状態に戻らなくても実質的に遊技者に不利益を与えることはない。したがって、コスト等の増大を抑制するためには、メイン制御部には情報保存機能を設け、表示制御部には情報保存機能を設けないよう構成することが好ましい。
しかしながら、上述したようにメイン制御部にのみ情報保存機能を設ける構成では、電源回復時に以下に説明するような問題が生じる場合がある。
すなわち、例えば、メイン制御部から表示制御部に一連のコマンド〔複数のコマンドで一つの意味の有るコマンドとなるもの〕の出力途中において電源の遮断が生じた場合を考えると、このような場合、メイン制御部は情報保存機能を有するため、電源が回復すると未出力のコマンドを表示制御部に出力する処理が行われる。一方、表示制御部では、情報保存機能を有さないため電源遮断前に出力されたコマンドについては電源回復時において保持しておらず、電源回復後にメイン制御部から出力されたコマンドのみを受信することとなる。
このため、表示制御部は不完全なコマンドしか受信していないため、これらのコマンドに基づいて図柄表示装置に指示された画像を表示することができないが、メイン制御部では表示制御部が指示した画像を図柄表示装置に表示しているものとして、その後の処理を進めることとなる。その結果、図柄表示装置に指示された画像が表示されていない状態(画像と遊技機の動作が不一致な状態)が続くこととなるため、遊技機に故障が生じたと遊技者が誤認するという問題が生じることとなる。
上記遊技機では、作成されたコマンドは第1コマンド出力手段により表示制御部に出力され、表示制御部はその出力されたコマンドに基づいて図柄表示装置を制御する。また、電源遮断時には、中断された処理を再開するための遊技情報(表示制御部に出力されていない未出力のコマンドを含む)が保存される。そして、電源回復時には、まず、特定の画像を表示するための特定コマンドが表示制御部に出力され、しかる後、保存した遊技情報に基づいて中断された処理が再開される。したがって、電源回復時には、まず、メイン制御部から表示制御部に出力される特定コマンドに基づいて図柄表示装置に特定の画像が表示される。このため、再開後に出力されるコマンドが不完全で、これらのコマンドに基づいて所望の画像が表示されない場合であっても、先に特定の画像が図柄表示装置に表示されることで、遊技者は遊技機が電源回復後の復帰処理が行われている状態であることを認識することができる。
ここで、上記「特定の画像」としては、遊技機が故障でないこと(復電復旧中であること)を遊技者が認識できる表示であればどのような表示でも良く、例えば、電源回復後の復帰処理が行われていることを遊技者が明確に認識できるよう、その旨の情報を含む画像(例えば、‘復電復旧中’等の文字情報を含む画像)とすることが好ましい。
上記遊技機では、表示制御部が特定コマンドを受信すると、その特定コマンドに基づいて図柄表示装置に特定画像が表示される。また、図柄表示装置に特定画像が表示されていない場合において、メイン制御部(第1コマンド出力手段)と表示制御部のコマンドの送受信にエラーが生じたときは、エラーが生じている旨の異常画像が図柄表示装置に表示される。したがって、停電回復後に特定画像が表示されている状態で、メイン制御部から不完全なコマンド(一連のコマンドの途中からのコマンド)が出力されたとしても異常画像が表示されることはない。すなわち、停電回復後の特定画像が表示されている間は、エラーが生じた旨の画面が図柄表示装置に表示されないため、電源回復後の復帰処理が正しく行われていることを遊技者に認識させることができる。
上記遊技機では、電源回復時には、情報保存手段によって保存された遊技情報に基づいて電源遮断時における図柄表示装置の動作状態(遮断時画像)が判定され、その遮断時画像を再開表示可能か否かが判定される。そして、再開表示が可能な場合には、その遮断時画像を表示するためのコマンドが表示制御部に出力される。したがって、図柄表示装置には、電源回復後の早い段階で遮断時画像(電源遮断時の遊技状態に応じた画像)が表示されることとなり、遊技者は中断された遊技を即座に再開することができる。特に、停電からすぐに電源が回復する場合(いわゆる、瞬停の場合)には、すぐに遊技が再開可能となるため、遊技者にとって違和感のない遊技再開となる。
ここで、上記「動作状態を判定するための情報」とは、図柄表示装置の動作状態(遮断時画像)がどのような状態であったかを特定するための情報であり、例えば、表示制御部に出力するコマンドそのものであっても良いし、図柄表示装置と連動して動作される電装装置の動作状態を示す情報であっても良い。
また、上記「遮断時画像」とは、電源遮断時の画像そのもののみをいうのではなく、電源遮断時の画像と電源回復後の画像を遊技者が同一の画像と認識できる程度の同一性があれば良い。すなわち、電源回復後の画像を見た遊技者が、電源回復前の画像が再開されたと認識される程度の関連性があれば良い。したがって、例えば、特定の遊技状態に併せて繰り返し表示される画像の表示中に停電等が生じた場合には、その繰り返し表示される画像を最初から表示する場合も、上記「遮断時画像」を表示するに相当する。
すなわち、請求項4に記載の遊技機は、メイン制御部と、該メイン制御部から出力されたコマンドに基づいて図柄表示装置を制御する表示制御部を備える遊技機であって、メイン制御部は、遊技状態に応じてコマンドを作成し、その作成したコマンドを表示制御部に出力する第1コマンド出力手段と、電源が遮断されたときに、電源遮断により中断された処理を再開するために必要な遊技情報を保存する情報保存手段と、電源回復したときに、前記情報保存手段により保存された遊技情報に基づいて前記第1コマンド出力手段の処理を再開させる再開手段と、その再開手段によって前記第1コマンド出力手段の処理が再開される前に、前記情報保存手段により保存された遊技情報に基づいて電源遮断時に図柄表示装置に表示されていた遮断時画像の再開表示が可能か否かを判定する再開表示判定手段と、その再開表示判定手段により再開表示可能と判定された場合には、前記遮断時画像を表示するためのコマンドを表示制御部に出力し、再開表示不可能と判定された場合には、図柄表示装置に特定の画像を表示するための特定コマンドを表示制御部に出力する第4コマンド出力手段を備える。
上記遊技機では、電源遮断時に情報保存手段により保存した情報から電源遮断時に表示されていた遮断時画像が再開表示可能か否かが判定され、再開表示可能であれば遮断時画像が再開表示され、再開表示不能であれば特定の画像が表示される。したがって、すぐに遊技が再開可能(遮断時画像が表示可能)であればその画像が直ちに表示され、また、すぐには遊技が再開不能(遮断時画像が表示不可能)であれば特定の画像が表示される。このため、遊技者の誤認を防止しつつ、電源回復後の早い時期から遊技(画像表示)を再開することができる。
図2に示すように図柄表示装置14(請求項にいう図柄表示装置に相当する)は、図柄表示器22、特別図柄の変動保留回数を表示する保留球ランプ28等が設けられている。図柄表示器22には、第1種始動口30への入賞を契機に3つの特別図柄(画面左側に表示される左図柄、中央に表示される中図柄、右側に表示される右図柄)が変動表示され、その変動停止時(確定時)の特別図柄の組合せにより大当り遊技状態(大入賞口34が開放される状態)に移行することを遊技者に認識させる。なお、本実施形態では、特別図柄として数字(0〜9)を用いている。また、本実施の形態では、図柄表示器22に液晶表示器を用いたが、これ以外にもCRT表示器、LED表示器、プラズマ表示器等を使用することができる。
なお、遊技機10には、図1に示すように、上述した遊技盤面12以外にも、賞球の受皿である上皿46、賞球や貸球を含むパチンコ球を一時的に貯留する下皿40、タバコの吸い殻を入れる灰皿42等が設けられている。これら装置の構造等については、公知のパチンコ機に設けられたものと同一であるため、その詳細な説明は省略する。
電源部120は、図3に示すように外部電源から供給されるAC24V電源をパチンコ機10に装備された各電装品それぞれに応じた電圧の直流電源に整流・平滑化する電圧変圧部140と、停電その他の理由によって外部電源からの通電が遮断されたときにメイン制御部100に向けて停電信号を出力する停電検出部130とを備える。
電圧変圧部140は、図6に示されるようにAC24V電源の波形を整流する整流回路142a,142bと、整流回路142a,142bにより整流された脈流波形を平滑化する平滑回路(ダイオードD1,D2,D3,D4とコンデンサC1,C2,C3,C4で構成)と、平滑回路により平滑化された波形を定電圧化する定電圧回路IC1、IC2、IC3とで構成される。そして、通常時には、この電圧変圧部140の定電圧回路IC1により生成される+5Vの信号が、メイン制御部100及び表示制御部200に対して供給される。一方、停電等による電源遮断時においては、コンデンサC1に通電中に備蓄した電力が、メイン制御部100に対して供給される。これによって、メイン制御部100は後述する電源遮断後の処理を行うことが可能となる。さらに、定電圧回路IC1から出力される+5Vの信号は、並列に分離されてダイオードD5およびコンデンサC5を介してメイン制御部100の情報保存用出力端子(図示省略)に接続される。そして、停電等によって通電が遮断されている間、このコンデンサC5に備蓄した電力が、メイン制御部100のRAM106(図3参照)に供給され、RAM106に記憶された情報が保持される。
なお、本実施の形態では、上述したように電源遮断時においては、コンデンサC5から供給される電力によってRAM106に記憶された情報が保存され、この保存された情報に基づいて中断された遊技が再開されるようになっている。しかしながら、次の日の営業開始時等のように、RAM106に記憶された情報を用いて遊技を再開する必要が無い場合がある。このため、本実施の形態では電源部120にRAM消去スイッチ(図示省略)が設けられ、このRAM消去スイッチを電源投入時に操作することでRAM106に保存した情報を消去できるようになっている。
図3に示すように、メイン制御部100は、CPU102と、CPU102とバス114を介して接続されるROM104、RAM106、入出力処理回路108、フィルタ回路110、通信制御回路112等を有する。
CPU102は、ROM104に格納されている遊技制御プログラムを実行してパチンコ機10を制御する。この遊技制御プログラムには、後で詳述するコマンドを作成するプログラムや、作成したコマンドを表示制御部200へ出力するためのプログラムや、停電信号検出時にRAM106に記憶されている情報を保存するためのプログラムや、この保存した情報に基づいて遊技を再開するためのプログラムや図4に示すデータテーブル等が含まれる。
RAM106には、CPU102が上述した各種プログラムを実行するために必要となるデータや入出力信号が格納される。このRAM106に格納されるデータには、メイン制御部100のコマンド作成処理(図7のS22の処理)で作成されたコマンドや、図柄表示器22の動作状態を判別するためのデータが含まれる。すなわち、RAM106にはコマンド格納領域が設けられ、ここにコマンド作成処理によって作成されるコマンドが一時的に格納される。また、RAM106には図4のデータテーブルに対応する動作番号記憶領域(1〜9まで)が設けられ、後述する複電時コマンド出力処理(図7のS30の処理)で使用されるデータ、すなわち図柄表示器22に表示されている画像が何であるかを判定するためのデータ(00H又は01H)が遊技の進行に応じてそれぞれの記憶領域に格納される。このデータは、図4に示すようにパチンコ機10の9つの状態を判別するためのデータであり、動作番号記憶エリア1〜5の状態で図柄表示器22に変動表示される画像の状態(客待ちデモ中、待機中、判定中、大当たり停止中、はずれ停止中)が判別され、動作番号記憶エリア6〜9の状態で大当たり遊技状態における各状態(大入賞口開放中、大入賞口閉鎖中、エンディング中)が判別される。
入出力処理回路108は、始動口センサ56、ゲートセンサ(図示省略)等のセンサから出力された信号を受けて、メイン制御部100内で処理可能なデータ形式に変換する機能と、CPU102からバス114を介して送られてきた駆動データを受けて、大入賞口34を開閉するためのソレノイド38等を駆動する機能を有する。フィルタ回路110は、停電検出部130から出力された停電検出信号からノイズを除去し、CPU102のNMI端子に出力する機能を有する。通信制御回路112は、表示制御部200等にコマンドを出力するための回路である。
CPU202は、ROM204に格納されている表示制御プログラムに従って図柄表示器22の表示制御等を行う。ROM204には、上記表示制御プログラムのほかに、特別図柄を変動表示するための表示用のデータが格納される。
RAM206には、CPU202が上記表示制御プログラムを実行する際に必要となるデータや入出力信号が格納される。このRAM206に格納されるデータには、メイン制御部100から出力されたコマンドの受信状態を示す情報が含まれる。すなわち、RAM206には、図5に示すようなコマンド受信フラグ記憶領域が設けられる。このコマンド受信フラグ記憶領域は、ビット0〜7までの1バイトで構成され、ビット0〜2は特別図柄の停止図柄を指定する停止図柄指定コマンドに対応し、ビット3は変動パターンを指定する変動パターン指定コマンドに対応し、ビット4は停止復旧中画面を指示する停止復旧中コマンドに対応する。また、ビット5は受信したコマンドの状態が後述する所定の条件を満足する場合(通信エラー条件を満足する場合)に、通信エラー状態を示すフラグがONされる領域であり、ビット6は、特別図柄の停止を指示する図柄停止コマンドを受信した際にフラグがONされる領域である。なお、コマンド受信フラグ記憶領域内のビット7は空き領域とされている。
また、通信制御回路208は、メイン制御部100から出力されたコマンドを受信するための回路であり、表示制御回路210は、CPU202からバス212を介して送られた表示データを受けて、図柄表示器22に対して図柄や画像等を加工して表示する制御を行う。
まず、メイン制御部100の電源投入時の処理について図7を参照して説明する。図7に示すように、パチンコ機10に電源が投入されると、まず、CPU100の初期設定が行われる(S10)。次いで、RAM消去スイッチがONされたかどうかを判定する(S12)。具体的には、RAM消去スイッチが操作されることで出力される信号をメイン制御部100が受信したか否かで判定する。
RAM消去スイッチがONされている場合〔S12でYESの場合〕にはS18に進み、RAM消去スイッチがONされていない場合〔S12がNOの場合〕には、まずRAM106の状態が正常か否かをチェックする(S14,S16)。すなわち、後述するS28の復電処理(中断された遊技を再開する処理)を行う前に、RAM106に保存したデータが、使用できるか否か(電源が遮断されている間に破壊されたか否か等)を判定する。具体的には、RAM106の各アドレスのデータを所定の方法で加算した数値(以下、単にチェックサム値という)が、正しい値か否かで判定する。そして、RAM106が正常な場合〔S16でYESの場合〕にはS28,S30の処理に進み、RAM106が異常な場合〔S16でNOの場合〕にはS18に進む。なお、S28,S30の処理については後で詳述する。
S20では、パチンコ機10に備付けられた各種検出センサからの信号をメイン制御部100に取り込む処理を行う。すなわち、各種検出センサ(既述した始動口センサ32を含む)から出力された信号により入出力処理回路108の所定のデータ格納領域(受信バッファ)が更新されていた場合に、そのデータをRAM106に取り込む処理を行う。
S20の入力処理が終了すると、次に、その入力処理により取り込まれたデータに基づいて各種コマンドを作成する処理を行う(S22)。例えば、始動口センサ32から出力された信号がS20の処理によりRAM106に取り込まれている場合には、図柄表示器22に特別図柄を変動表示するための5つのコマンドが作成される。すなわち、変動パターンを指定する変動パターン指定コマンドと、左・中・右の各特別図柄の停止図柄を指定する停止図柄指定コマンドと、特別図柄の変動停止を指示する図柄停止コマンドを作成する。これらの表示制御部200に出力されるコマンドは2バイトのデータで構成され、1バイト目がコマンドのステータス(コマンドの種類)を表すデータであり、2バイト目がコマンドの内容を表すデータとなる。
S22のコマンド作成処理が終了すると、ソレノイド38等の電動装置を駆動するための駆動データを作成する(S24)。例えば、特別図柄の変動が大当りとなり大当り遊技状態となる場合には、ソレノイド38を駆動するための駆動データが作成される。
これらS22、S24の処理により作成されたコマンド及び/又は駆動データは、メイン制御部100から表示制御部200やソレノイド38等の各装置に向かって出力される(S26)。なお、前述の特別図柄の変動を指定する5つのコマンドは、同時に5つのコマンドが表示制御部200に出力されるわけではなく、1回の処理により一つずつデータが出力される。具体的には、変動パターン指定コマンドと3つの停止図柄指定コマンドは図柄変動開始時に出力され、図柄停止コマンドは特別図柄の変動が終了するであろう所定のタイミングで表示制御部200に向かって出力される。なお、この表示制御部200へのコマンドの送信は、メイン制御部100から出力されるライト信号による割り込み処理によって行われる。
また、このメイン制御部100から各装置に向かってコマンドや駆動データが出力されると、その出力されたコマンドや駆動データに対応して、RAM106の動作番号記憶エリアにデータ(00H又は01H)が書き込まれる。例えば、表示制御部200に客待ちデモコマンドを出力した場合には、動作番号記憶エリア1に01Hが書き込まれ、また、ソレノイド38に大入賞口34を開放するための駆動データを出力する場合には、動作番号記憶エリア7に01Hが書き込まれる。
このS26の処理が終了するとS20に戻り、S20からS26の処理が繰り返されることとなる。
次に、電源遮断時の処理を図8に示すフローチャートに基づいて説明する。メイン制御部100における電源遮断時の処理(いわゆる、停電処理)は、停電検出部130から出力された停電信号を契機に開始される。すなわち、外部電源からパチンコ機10への電力供給が遮断されると、停電検出部130からメイン制御部100に向かって停電信号が出力される。停電検出部130から出力された停電信号は、メイン制御部100のNMI端子(ノンマスカラブルインタラプト端子)に入力し、メイン制御部100では停電処理が即座に開始される。
このような処理が完了すると、メイン制御部100は、次いでチェックサム値を算出し(S54)、その算出したチェックサム値をRAM106の所定のアドレスに記憶する(S56)。最後にRAM106へのアクセスを禁止して停電処理を終了する(S58)。
なお、電源遮断後においては、RAM106に別途電源部120に設けた情報保存用電源(コンデンサC5)から電力が供給され、RAM106に記憶した情報が所定時間保持される。つまり、動作番号記憶エリアに格納される遊技状態に関する情報も所定時間保持されることとなる。
次に、上述した停電処理によりRAM106に保存した情報を用いて、電源遮断により中断された処理を再開するメイン制御部100の復帰処理について、図7及び図9を参照して説明する。既に説明したように、本実施の形態において、電源遮断によって中断された処理を再開するためには、RAM消去スイッチを操作することなくパチンコ機10への電源投入を行う。電源投入が行われると、メイン制御部100は、図7のS10〜S16、S28及びS30の処理を実行する。
具体的には、メイン制御部100は、図7に示すように、まず、CPU100の初期設定を行い(S10)、次いで、RAM消去スイッチがONされたかどうかを判定する(S12)。既に説明したように、RAM106に保存した情報を用いて中断された処理を再開する場合、RAM消去スイッチは操作されないためS12の判定は必ずNOとなりS14に進む。S14に進むと、RAM106に保存したデータが正常か否かを判定するためRAM106のチェックサム値を算出し(S14)、その値に基づいてRAM106が正常か否かを判定する(S16)。そして、中断された処理が再開される場合には、この判定は必ずYESとなりS28の復電処理に進む。
復電処理では、まず、スタックポインタの値を停電処理のS52の処理(図8参照)で記憶した値に設定する。この設定したスタックポインタの値によって停電信号受信時に実行していた処理の場所を示す情報(プログラム番号)を格納したRAM106のアドレスが特定され、この特定されたアドレスに格納している情報(プログラム番号)を復帰させる。以上の処理で、復電処理が終了する(S28)。
復電時コマンド出力処理では、まず、復電復旧中コマンドを表示制御部200に出力する(S32)。この復電復旧中コマンドは、図柄表示器22に復電復旧中である旨の画面(本実施の形態では、表示画面に「復電復旧中」の文字)を表示するよう指示するコマンドである。
次いで、停止図柄(変動停止時における特別図柄)を指定する停止図柄指定コマンド(左停止図柄指定コマンド、中停止図柄指定コマンド、右停止図柄指定コマンド)をそれぞれ表示制御部200に出力する(S34)。この表示制御部200に向かって出力される停止図柄指定コマンドは、RAM106のコマンド格納領域(コマンドの種類別にコマンドが格納されている。)に格納されているコマンドである。すなわち、本実施の形態では、RAM106のコマンド格納領域に格納されているコマンドは、上書きされない限り(新しくコマンドが作成されない限り)消去されない。したがって、このコマンド格納領域に格納されているコマンドは、電源遮断前の最後に表示制御部200に出力されたコマンド(又は出力するために作成されていたコマンド)である。したがって、この最後に表示制御部200に出力された停止図柄指定コマンドをS34の処理で再出力する。なお、復帰処理において停止図柄指定コマンドを表示制御部200に再出力するのは、表示制御部200で行われる図柄停止コマンド処理(図13)によって通信エラーの表示がされないためである。
このS36の処理により電源遮断時に図柄表示器22に表示されていた特別図柄の状態が判定されると、次いで、電源遮断時の画像が表示可能か否かが判定される(S38)。すなわち、本実施の形態では、既述したように特別図柄の変動を指示するコマンドは、変動開始時に変動パターン指定コマンドと、3つの停止図柄指定コマンドを表示制御部200に出力し、変動停止時に図柄停止コマンドを表示制御部200に出力する。したがって、メイン制御部100は、特別図柄の変動の開始と終了しか関与しておらず、変動途中で電源遮断が生じた場合には、どの時点から特別図柄の変動を開始して良いかが判定できない。また、表示制御部200は、メイン制御部100と異なり、電源遮断時に情報を保存する機能が備えられていない。このため、特別図柄の変動途中において電源が遮断された場合には、特別図柄の変動を再開することはできないこととなる。一方、客待ちデモ画面や、待機中画面は一連の画像が繰り返し表示されるものであり、厳密に電源遮断された時点から画像を再開せずとも、これらの画像を最初から図柄表示器22に表示再開しても違和感はない。したがって、本実施の形態では、RAM106の動作番号記憶エリア1〜2の状態で電源遮断時が‘デモ画面’又は‘待機画面’である場合には、画像表示が可能であると判定する。なお、本実施の形態では、電源遮断時に図柄表示器22に表示されている特別図柄が‘判定中、‘大当り停止中’、‘はずれ停止中’の各状態(表示制御部200に図柄停止コマンドを出力後の所定期間の状態)である場合には、遊技者に停止特別図柄を表示することとしている。このため、動作番号記憶エリア3〜5の状態によって、これらの状態にも画像表示が可能であると判定する。
画像が再開表示可能であると判定された場合〔S38でYESの場合〕には、S46に進んで条件付コマンド(請求項でいう第3コマンド出力手段により出力されるコマンドに相当する。なお、この第3コマンド出力手段により出力されるコマンドは第1コマンド出力手段により出力されるコマンドと同一のコマンドとしても良い。)をデータテーブルに基づいて表示制御部200に出力する(S46)。例えば、図4に示すように動作番号記憶エリア1に01Hが書き込みされている場合には客待ちデモコマンドを出力し、また、動作番号記憶エリア2に01Hが書き込みされている場合には待機中表示コマンドを出力する。なお、動作番号記憶エリア3〜5に01Hが書き込みされている場合には、黒背景に停止図柄が表示されるコマンドを出力するようになっている。
このS40の処理で電動役物の動作状態が確認されれば、次に、その電動役物の動作状態から図柄表示器22に電源遮断時の画像が再開表示可能か否かが判定される(S42)。すなわち、大入賞口34が開放される大当り遊技状態においては、図柄表示器22には、オープニング画面、大入賞口開放中画面、大入賞口閉鎖中画面、エンディング中画面の4つの画面が表示される。これらの画面は、デモ画面や待機画面の場合と同様に一連の画像が繰り返し表示されるもので、電源遮断時の画像から厳密に再開されなくても違和感は少ない。したがって、本実施の形態では、動作番号記憶エリア6〜9のいずれかに01Hが書き込みされているときは、図柄表示器22に電源遮断時の画像が再開表示可能と判定する。
そして、画像が再開表示可能であると判定された場合〔S42でYESの場合〕には、S44に進んで条件付コマンドを表示制御部200に出力する(S46)。例えば、図4に示すように動作番号記憶エリア6に01Hが書き込みされている場合にはオープニング表示コマンドを出力し、また、動作番号記憶エリア7に01Hが書き込みされている場合には大入賞口開放中表示コマンドを出力する。
以上の処理により通電回復時の復帰処理が終了し、その後は、上述した復電処理で復帰された情報に基づいて電源遮断により中断された処理が再開されることとなる。
次に、表示制御部200の処理について、図10乃至図13を参照して説明する。ここで、図10は表示制御部における全体の処理を示すフローチャートであり、図11は通信エラー判定処理のフローチャートであり、図12は表示制御部におけるコマンド解析処理のフローチャートであり、図13は表示制御部における図柄停止コマンド処理のフローチャートである。
なお、この表示制御部200は、上述したメイン制御部100と異なり情報保存機能を有さず、このため、停電検出部130から出力された停電信号に基づいて電源遮断時の処理を行うことも無い。単に、メイン制御部100から出力されたコマンドに基づいて図柄表示器22の表示制御を行うだけである。
以下、具体的に説明すると、図10に示すように電源が投入されて表示制御部200がリセットされると、まず、CPU202、RAM206等の各部の初期化処理が行われる(S60)。初期化処理が行われると、次に、表示制御部200は、メイン制御部100から出力されるライト信号の割り込みがあるまで待機する(S62)。そして、ライト信号の割り込みが入ると〔S62でYESの場合〕、S64に進んで通信エラー判定処理が行われる(S64)。
通信エラー中フラグがONされていない場合〔S86でNOの場合〕には、左・中・右図柄の中でいずれか一つの停止図柄指定コマンドの受信フラグがONされているか否かを判定する(S88)。具体的には、RAM206のコマンド受信フラグ記憶領域内のビット0〜2のいずれかがONされているか否かで判定する(図5参照)。そして、停止図柄指定コマンドの受信フラグの全てがOFFの場合〔S88がNOの場合〕には、そのまま通信エラー判定処理を終了し、いずれか一つの受信フラグがONされている場合〔S88がYESの場合〕にはS90に進む。
S90に進むと、次いで、変動パターン指定コマンドの受信フラグ及び復電復旧中コマンドの受信フラグの両者がOFFか否かを判定する(S90)。具体的には、RAM206のコマンド受信フラグ記憶領域内のビット3、ビット4の両者が共にOFFか否かで判定する。
そして、両受信フラグがOFFでない場合、すなわち、変動パターン指定コマンド又は復電復旧中コマンドのいずれか一方を受信している場合〔S90でNOの場合〕には、そのまま通信エラー判定処理を終了する。一方、両受信フラグがともにOFFの場合〔S90でYESの場合〕には、図柄表示器22の表示画面に通信エラーを表示し(S92)、通信エラー中フラグをONにして(S94)、通信エラー判定処理を終了する。
したがって、いずれか一つの停止図柄指定コマンドを受信していて、かつ、変動パターン指定コマンド又は復電復旧中コマンドのどちらか一方を受信していない場合には、停止図柄指定コマンドだけが受信されている場合なので通信エラーである旨が表示されることとなる。
図12に示すように、コマンド解析処理では、まず、通信制御回路208の受信ポートに受信したコマンドが変動パターンを指定するコマンドであるか否かを判定する(S102)。具体的には、受信コマンド(2バイトのデータで構成)の1バイト目のデータ(ステータスデータ)により変動パターンを指定するコマンドか否かの判定を行う。そして、受信したコマンドが変動パターンを指定するコマンドである場合〔S102でYESの場合〕には、RAM206のコマンド受信フラグ記憶領域を0クリアして(S106)、S108に進み、逆に変動パターンを指定するコマンドでない場合〔S102でNOの場合〕には、S104に進んで、受信したコマンドが図柄停止コマンド(特別図柄の変動の停止を指示するコマンド)か否かを判定する(S104)。受信したコマンドが図柄停止コマンドでない場合〔S104でNOの場合〕にはS108に進んで、RAM206のコマンド格納領域に受信したコマンドを格納する(S108)。そして、格納した受信コマンドに対応するコマンド受信フラグ記憶領域のビットをONし(S110)、コマンド解析処理を終了する。
図柄停止コマンド処理では、まず、図柄停止中フラグがONとなっているか否かを判定する(S74)。具体的には、コマンド受信フラグ記憶領域のビット6がONとなっているか否かで判定する。
図柄停止中フラグがONとなっている場合〔S74でYESの場合〕には、図柄表示器22に通信エラーが生じた旨を表示し(S82)、通信エラーフラグをONすることとなる(S84)。すなわち、図柄停止コマンドは、変動パターン指定コマンドが送信されてから送信されるため、変動パターン指定コマンドにより図柄停止中フラグが0クリアされていなければ、コマンド(変動パターン指定コマンド)の受信ミスが生じたと考えられるためである。
図柄停止中フラグがONとなっていない場合〔S74でNOの場合〕には、S76に進む。S76では、停止図柄指定コマンドの受信フラグが全てONとなっており、かつ、復電復旧中コマンドの受信フラグ又は変動パターン指定コマンドの受信フラグがONとなっているか否かを判定する(S76)。すなわち、3つの特別図柄の停止図柄を指定するコマンドを受信しており、かつ、変動パターン指定コマンド又は復電復旧中コマンドのいずれかを受信しているかを判定する。
そして、このS76の判定がYESの場合には、図柄表示器22に表示される全図柄及び背景画像を停止させる(S78)。ここで、復電復旧中の表示が行われている場合(復電復旧中コマンドの受信フラグがONの場合)には、復電復旧中の表示自体は停止しているため、その表示に変化が生じることなく、その状態が継続されることとなる。そして、図柄停止中フラグをONして(S80)、図柄停止コマンド処理及びコマンド解析処理を終了する。一方、S76の判定がNOの場合には、図柄表示器22に通信エラーが生じた旨を表示し(S82)、通信エラー中フラグをONすることとなる(S84)。
したがって、本実施の形態のコマンド解析処理(図柄停止コマンド処理)においては、図柄停止中フラグがONされている間に図柄停止コマンドを受信した場合、すなわち変動パターン指定コマンドを受信することなく図柄停止コマンドを受信した場合にエラー表示が行われる。また、3つの停止図柄指定コマンドの全てを受信していない状態で図柄停止コマンドを受信した場合や、復電復旧中コマンドと変動パターン指定コマンドのいずれもを受信していない状態で図柄停止コマンドを受信した場合等には、図柄表示器22に通信エラーが発生した旨が表示される。
図14(a)に示すように、この例では、変動パターン指定コマンドと左停止図柄指定コマンドを出力後に停電が生じている。したがって、未出力のコマンド(右停止図柄指定コマンド,中停止図柄指定コマンド)は、電源回復後の復帰処理が終わった後、表示制御部200に再度出力されることとなる。
すなわち、電源が回復すると、図14(b)に示すように、まず、メイン制御部100は復電復旧中コマンドを出力し(図9のS32の処理)、その後左停止図柄指定コマンド・右停止図柄指定コマンド・中停止図柄指定コマンドを出力する(S34)。
そして、電源遮断時に図柄表示器22に表示されている画像が再開表示可能か否かが判断される。ここで、図14(a)に示すような状況で停電が発生した場合には、既に説明したように電源遮断時の画像を再開することが不可能であるため、図9におけるS38及びS42の処理が共にNOとなり、条件付コマンドが出力されること無く復帰処理が終了する。つまり、電源遮断のタイミングが特典等の判定を行う判定図柄(特別図柄や普通図柄)の変動から停止に係る一連のコマンドの送信中であった場合に、再開不能と判定する。
一方、表示制御部200では、電源回復後直ぐにメイン制御部100から出力された復電復旧コマンドを受信し、このコマンドに基づいて図柄表示器22に復電復旧中の表示を行う。また、表示制御部200で行われる通信エラー判定処理(図11参照)においては、復電復旧中コマンドの受信フラグがONとなっているため、通信エラー表示が行われることはない。
図柄停止コマンドを受信した表示制御部200では、図13に示す図柄停止コマンド処理が行われるが、この際、全ての停止図柄指定コマンドの受信フラグがONで、かつ、復電復旧中コマンドの受信フラグがONとなっているため、図13に示すS76の判定は必ずYESとなり、通信エラー表示が行われることはない。したがって、図柄表示器22には、復電復旧中の表示が継続されることとなる。なお、復電復旧中の表示は、この図柄停止コマンドの後にメイン制御部100から出力されたコマンドに基づいて新たな画像(客待ちデモ画面等)が表示されるときに終了する。
また、上述した復電復旧中コマンドがメイン制御部100から出力後に、さらに停止図柄指定コマンドが出力される。このため、中断された処理が再開されてメイン制御部100から図柄停止コマンドが出力された場合でも、図13に示す図柄停止コマンド処理のS76の判定がNOとはならず、通信エラーが表示されることはない。
さらに、復帰処理においてメイン制御部100は、電源遮断時の画像が再開表示可能か否かを判定して、再開表示可能な場合には条件付コマンドを表示制御部200に出力する。したがって、条件付コマンドが出力された場合には、電源回復後の早いタイミングで直ちに遊技画像が図柄表示器22に表示されるため、遊技者は直ちにパチンコ遊技を再開することができる。
12・・遊技盤
14・・図柄表示装置
22・・図柄表示器
30・・第1種始動口
34・・大入賞口
36・・開閉蓋
100・・メイン制御部
120・・電源部
130・・停電検出部
140・・電圧変圧部
200・・表示制御部
Claims (4)
- メイン制御部と、該メイン制御部から出力されたコマンドに基づいて図柄表示装置を制御する表示制御部を備える遊技機であって、
メイン制御部は、遊技状態に応じてコマンドを作成し、その作成したコマンドを表示制御部に出力する第1コマンド出力手段と、
電源が遮断されたときに、電源遮断により中断された処理を再開するために必要な遊技情報を保存する情報保存手段と、
電源回復したときに、前記情報保存手段により保存された遊技情報に基づいて前記第1コマンド出力手段の処理を再開させる再開手段と、
電源回復したときであって前記再開手段による前記第1コマンド出力手段の処理が再開される前に、図柄表示装置に特定の画像を表示するための特定コマンドを表示制御部に出力する第2コマンド出力手段を備える遊技機。 - 請求項1に記載の遊技機において、前記表示制御部は、前記第2コマンド出力手段により出力された特定コマンドに基づいて図柄表示装置に特定画像を表示する特定画像表示手段と、該特定画像表示手段により図柄表示装置に特定画像が表示されていない場合において、前記第1コマンド出力手段によるコマンドの送受信にエラーが生じたときに、図柄表示装置にエラーが生じている旨の異常画像を表示する異常画像表示手段とを備える遊技機。
- 請求項1又は2に記載の遊技機において、前記情報保存手段により保存される遊技情報には、電源遮断時における図柄表示装置の動作状態を判定するための情報が含まれており、
前記メイン制御部は、さらに、電源が回復したときに前記遊技情報に基づいて電源遮断時に図柄表示装置に表示されていた遮断時画像の再開表示が可能か否かを判定する再開表示判定手段と、その再開表示判定手段により表示可能と判定される場合には、前記第2コマンド出力手段による特定コマンドの出力後に、前記遮断時画像を表示するためのコマンドを表示制御部に出力する第3コマンド出力手段を備える遊技機。 - メイン制御部と、該メイン制御部から出力されたコマンドに基づいて図柄表示装置を制御する表示制御部を備える遊技機であって、
メイン制御部は、遊技状態に応じてコマンドを作成し、その作成したコマンドを表示制御部に出力する第1コマンド出力手段と、
電源が遮断されたときに、電源遮断により中断された処理を再開するために必要な遊技情報を保存する情報保存手段と、
電源回復したときに、前記情報保存手段により保存された遊技情報に基づいて前記第1コマンド出力手段の処理を再開させる再開手段と、
その再開手段によって前記第1コマンド出力手段の処理が再開される前に、前記情報保存手段により保存された遊技情報に基づいて電源遮断時に図柄表示装置に表示されていた遮断時画像の再開表示が可能か否かを判定する再開表示判定手段と、
その再開表示判定手段により再開表示可能と判定された場合には、前記遮断時画像を表示するためのコマンドを表示制御部に出力し、再開表示不可能と判定された場合には、図柄表示装置に特定の画像を表示するための特定コマンドを表示制御部に出力する第4コマンド出力手段を備える遊技機。
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