JP3747402B2 - 賞球払出制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、賞球払出制御装置、詳しくは、パチンコ遊技機、スロットマシン等遊技機において賞球(パチンコ遊技機における遊技球の他、スロットマシンにおけるメダルを含む。)の払出を制御する賞球払出制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技機は、賞球払出制御装置を備えている。賞球払出制御装置は、入賞時(入賞時とは、パチンコ遊技機において遊技球が遊技盤面の入賞口に入賞したり、スロットマシンにおいて複数のシンボルが揃ったときなどをいう。)、賞球制御基板に対し賞球払出コマンドを出力している状態で割込要求信号を出力する主基板と、割込要求信号に基づいて賞球払出コマンドの受信処理を実行し、受信した賞球払出コマンドに基づいて賞球の払出の許否及び払出個数を決定する賞球制御基板とを備える。
【0003】
具体的には、主基板は、入賞時に賞球制御基板に対し賞球払出コマンドをコードとデータとに分けて出力する賞球払出コマンド出力手段と、賞球制御基板に対しコード出力中及びデータ出力中に各々割込要求信号を出力する割込要求信号出力手段と、電源投入時に賞球制御基板に対し特殊コマンドを出力する特殊コマンド出力手段とを備え、また、賞球制御基板は、各々の割込要求信号に基づいてコード又はデータ又は特殊コマンドを受信する受信手段と、受信手段により受信した受信データをコマンド履歴データとして記憶するコマンド履歴データ記憶手段と、受信手段により受信した受信データをデータ判定用データとして記憶するデータ判定用データ記憶手段と、前回の割込要求信号に基づきコマンド履歴データ記憶手段により記憶されたコマンド履歴データをコード判定用データとして記憶するコード判定用データ記憶手段と、コード判定用データが賞球払出コマンドのコードでありかつデータ判定用データが賞球払出コマンドのデータであるとき、賞球払出装置に対し、データによって指定される払出個数分の賞球の払出を指示する払出指示手段とを備える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の遊技機において、賞球払出コマンドを出力している最中に停電等により電源が遮断されると、電源が復旧したときにこの賞球払出コマンドに基づく賞球の払出が行われない場合が生じることが判明した。
【0005】
本発明は、上記のような従来の問題点を解決し、賞球払出コマンドの出力中に電源が遮断してその後電源が復旧したとき、上記賞球払出コマンドに基づく賞球の払出を確実に行うことができる賞球払出制御装置を提供することを目的とする。また、主基板の負担を増大させることなく賞球の払出を確実に行うことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の賞球払出制御装置は、図1に示すように、
入賞時に賞球制御基板300に対し賞球払出コマンドをコードとデータとに分けて出力する賞球払出コマンド出力手段201と、前記賞球制御基板300に対しコード出力中及びデータ出力中に各々割込要求信号を出力する割込要求信号出力手段202と、電源投入時に前記賞球制御基板300に対し特殊コマンドを出力する特殊コマンド出力手段203とを備える主基板200と、
前記各々の割込要求信号に基づいて前記コード又は前記データ又は前記特殊コマンドを受信する受信手段301と、該受信手段301により受信した受信データをコマンド履歴データとして記憶するコマンド履歴データ記憶手段302と、前記受信手段301により受信した受信データをデータ判定用データとして記憶するデータ判定用データ記憶手段303と、前回の割込要求信号に基づき前記コマンド履歴データ記憶手段302により記憶されたコマンド履歴データをコード判定用データとして記憶するコード判定用データ記憶手段304と、前記コード判定用データが賞球払出コマンドのコードでありかつ前記データ判定用データが賞球払出コマンドのデータであるとき、賞球払出装置500に対し、前記データによって指定される払出個数分の賞球の払出を指示する払出指示手段305とを備える賞球制御基板300と
を備える賞球払出制御装置において、
前記賞球制御基板300に、
電源遮断時に前記主基板200から出力されているコード又はデータを電源遮断時データとして記憶する電源遮断時データ記憶手段306と、
電源復旧後の最初の割込要求信号に基づく受信データが特殊コマンドであるとき、前記コマンド履歴データ記憶手段302により記憶されたコマンド履歴データを前記電源遮断時データに書き替えるコマンド履歴データ書替手段307と、
電源復旧後の最初の割込要求信号に基づく受信データが特殊コマンドであるとき、前記データ判定用データ記憶手段303により記憶されたデータ判定用データを前記電源遮断時データに書き替える第1のデータ判定用データ書替手段308と、
電源復旧後の最初の割込要求信号に基づく受信データが賞球払出コマンドのコードであり、かつ前記コマンド履歴データがコードであるとき、前記データ判定用データ記憶手段303により記憶されたデータ判定用データを前記電源遮断時データに書き替える第2のデータ判定用データ書替手段309と、
電源復旧後の最初の割込要求信号に基づく受信データが賞球払出コマンドのデータであり、かつ前記コマンド履歴データがデータであるとき、前記コード判定用データ記憶手段304により記憶されたコード判定用データを前記電源遮断時データに書き替えるコード判定用データ書替手段310と
を設けることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図2〜図22に基づいて説明する。
【0009】
図2は、一実施形態に係る賞球払出制御装置のブロック図、図3は、賞球払出制御装置の賞球制御基板が実行する主制御処理の内容を示すフローチャート、図4は、同じく賞球制御基板が実行する電源遮断処理の内容を示すフローチャート、図5は、同じく賞球制御基板が実行するコマンド受信処理の内容を示すフローチャート、図6〜図16は、それぞれコマンド受信処理を個々の受信パターンに対応させて説明するためのタイミングチャート、図17〜図22は、図6〜図16に示すコマンド受信処理を分かり易く説明するための説明図を示す。
【0010】
図2において、賞球払出制御装置は、電源基板100、主基板200、賞球制御基板300、入賞球検出スイッチ400及び賞球払出装置500を備える。
【0011】
(1) 電源基板100
電源基板100は、主基板200及び賞球制御基板300に対し通常時の電源を供給する他、電源遮断時バックアップ電源を供給する。
【0012】
電源基板100は電圧低下監視回路11を備える。電圧低下監視回路11は、停電等により電圧が低下したことを検出すると、主基板200及び賞球制御基板300に対しNMI(最も優先度の高い割込)信号を送信する。主基板200は、NMI信号を受信すると、その時点の遊技情報をRAM23に記憶するなどのバックアップ処理を行う。また、賞球制御基板300は、NMI信号を受信すると、後述するように、主基板200から出力されている賞球払出コマンドのコード又はデータを電源遮断時データとしてRAM33に記憶する処理などを行う。
【0013】
(2) 主基板200
主基板200は、遊技盤に設けられた入賞口に入賞した遊技球を検出する入賞球検出スイッチ400と電気的に接続されている。
【0014】
主基板200は、CPU21、ROM22、RAM23、入力ポート24及び出力ポート25を備え、入賞球検出スイッチ400から検出信号を受信すると、この受信した検出信号に応じて遊技球の払出個数を判定し、払出を指定するコードと払出個数を指定するデータとで構成される賞球払出コマンドをコードとデータとに分けて順に賞球制御基板300に対し出力する。ここで、賞球払出コマンドは例えば下記表1に示すように構成される。
【0015】
【表1】
Figure 0003747402
【0016】
また、主基板200は、コードを出力している状態及びデータを出力している状態でそれぞれ割込要求信号を賞球制御基板300に対し出力する(例えば図6参照)。
【0017】
さらに、主基板200は、電源投入直後(電源復旧直後を含む。)には、常に特殊コマンド(例えば「00」)を賞球制御基板300に対し出力する。
【0018】
(3) 賞球制御基板300
賞球制御基板300は、賞球払出装置500と電気的に接続されている。なお、賞球払出装置500は、払出モータ又は払出ソレノイドなどを備え、賞球(遊技球又はメダル等)の払出を行う装置である。
【0019】
賞球制御基板300は、CPU31、ROM32、RAM33、入力ポート34及び出力ポート35を備え、図3に示す主制御処理、図4に示す電源遮断処理及び図5に示すコマンド受信処理を実行する。なお、以下の処理説明においては、賞球払出コマンドを「F005」とし、つまり賞球払出コマンドのコードを「F0」、データを「05」とし、かつ、特殊コマンドを「00」として説明する。
【0020】
▲1▼主制御処理(図3)
主制御処理は、賞球制御基板300が通常時つまり電源基板100から通常の電源供給を受けているときに実行される。
【0021】
この主制御処理においては、まず電源投入時に所定の初期設定を行う(S1)。その後は、RAM33に獲得した遊技球数が記憶されているかどうか、換言すると、払出すべき遊技球が有るかどうかを判定する(S2)。払出すべき遊技球が有る場合には、賞球払出装置500の例えば払出モータを駆動して遊技球の払出を開始し(S3)、払い出した遊技球が払出計数スイッチを通過するたびに獲得遊技球数を(1)だけ減算して記憶を更新してゆき(S4、5)、獲得遊技球数の記憶が0になると払出モータを停止させて遊技球の払出を終了する(S6、7)。そして、獲得遊技球数の記憶が有る間、上記処理を繰り返し実行する。
【0022】
▲2▼電源遮断処理(図4)
電源遮断処理は、電源基板100から主基板200及び賞球制御基板300に対する通常の電源供給が遮断し、NMI信号を受信したときに実行される。
【0023】
この電源遮断処理においては、コマンド受信ポートのデータつまり主基板200が出力している賞球払出コマンド「F005」のコード「F0」又はデータ「05」を電源遮断時データとしてRAM33に記憶し(S11)、次に賞球払出装置500の動作状態、つまり、未払出分の賞球数をRAM33に記憶して(S12)、電源遮断処理を終了する。
【0024】
▲3▼コマンド受信処理(図5)
コマンド受信処理は、賞球制御基板300が主基板200から送信されてくる割込要求信号を受信するたびに実行する処理である。
【0025】
このコマンド受信処理においては、まず受信ポートのデータを受信する(S21)。すなわち、主基板200が出力している賞球払出コマンド「F005」のコード「F0」又はデータ「05」を受信する(ただし、特殊コマンド「00」が受信データとなる場合もある(図7、9、12、14参照)。)。
【0026】
次に、前回受信したデータ(コマンド履歴データ)をコード判定用データとして用意する(S22)。すなわち、前回のコマンド受信処理において受信しコマンド履歴データとしてRAM33に記憶されている賞球払出コマンド「F005」のコード「F0」又はデータ「05」をコード判定用データとしてRAM33に記憶する。
【0027】
次に、受信データをコマンド履歴データとして記憶する(S23)。すなわち、今回のコマンド受信処理において受信したコード「F0」又はデータ「05」(場合によっては特殊コマンド「00」)をコマンド履歴データとしてRAM33に記憶する。
【0028】
次に、受信データをデータ判定用データとして用意する(S24)。すなわち、今回のコマンド受信処理において受信したコード「F0」又はデータ「05」(場合によっては特殊コマンド「00」)をデータ判定用データとしてRAM33に記憶する。
【0029】
次に、データ判定用データが電源遮断による特殊コマンドか否かを判定する(S25)。すなわち、RAM33からデータ判定用データを読み出し、この読み出したデータ判定用データが特殊コマンド「00」かどうかを判定する。
【0030】
(1) データ判定用データが特殊コマンド「00」である場合(以下、ケース1という。)
上述した電源遮断時データを正規のコマンドとしデータ判定用データとして用意する(S26)。すなわち、RAM33から電源遮断時データを読み出し、この読み出した電源遮断時データをデータ判定用データとしてRAM33に書き込む。換言すると、データ判定用データを特殊コマンド「00」から電源遮断時データへと書き替える。このとき、RAM33に電源遮断時データとして記憶されていたデータはクリアする。
【0031】
次に、データ判定用データをコマンド履歴データとして記憶する(S27)。すなわち、RAM33からデータ判定用データを読み出し、この読み出したデータ判定用データをコマンド履歴データとしてRAM33に書き込む。換言すると、コマンド履歴データを特殊コマンド「00」から電源遮断時データへと書き替える。
【0032】
したがって、ケース1の場合、▲1▼電源遮断時データがコード「F0」であるときには、コード判定用データは、通常、電源遮断前(前回受信)の受信データがデータ「05」であるためデータ「05」となり、また、データ判定用データはコード「F0」、コマンド履歴データはコード「F0」となり(図7、9、18参照)、▲2▼電源遮断時データがデータ「05」であるときには、コード判定用データは、電源遮断前(前回受信)の受信データがコード「F0」であるためコード「F0」となり、また、データ判定用データはデータ「05」、コマンド履歴データはデータ「05」となる(図12、14、20参照)。
【0033】
その後、後述するステップS32へ移行する。
【0034】
(2) データ判定用データが特殊コマンド「00」でない場合
コード判定用データ及びデータ判定用データがデータか否かを判定する(S28)。すなわち、RAM33からコード判定用データ及びデータ判定用データを読み出し、これらの読み出したコード判定用データ及びデータ判定用データが共にデータ「05」かどうかを判定する。
【0035】
▲1▼コード判定用データ及びデータ判定用データがデータ「05」である場合(以下、ケース2という。)
電源遮断時データをコード判定用データとして用意する(S29)。すなわち、RAM33から電源遮断時データを読み出し、この読み出した電源遮断時データをコード判定用データとしてRAM33に書き込む。換言すると、コード判定用データをデータ「05」から電源遮断時データへと書き替える。このとき、RAM33に電源遮断時データとして記憶されていたデータはクリアする。
【0036】
したがって、ケース2の場合、コード判定用データは、電源遮断時データがコード「F0」であるためコード「F0」となり、また、データ判定用データはデータ「05」、コマンド履歴データはデータ「05」となる(図8、19参照)。
【0037】
その後、ステップS32へ移行する。
【0038】
▲2▼コード判定用データ及びデータ判定用データがデータ「05」でない場合コード判定用データ及びデータ判定用データがコードか否かを判定する(S30)。すなわち、RAM33からコード判定用データ及びデータ判定用データを読み出し、これらの読み出したコード判定用データ及びデータ判定用データが共にコード「F0」かどうかを判定する。
【0039】
i)コード判定用データ及びデータ判定用データがコード「F0」である場合(以下、ケース3という。)
電源遮断時データをデータ判定用データとして用意する(S31)。すなわち、RAM33から電源遮断時データを読み出し、この読み出した電源遮断時データをデータ判定用データとしてRAM33に書き込む。換言すると、データ判定用データをコード「F0」から電源遮断時データへと書き替える。このとき、RAM33に電源遮断時データとして記憶されていたデータはクリアする。
【0040】
したがって、ケース3の場合、コード判定用データはコード「F0」となり、また、データ判定用データは、電源遮断時データがデータ「05」であるためデータ「05」となり、また、コマンド履歴データは「F0」となる(図13、21参照)。
【0041】
その後、ステップS32へ移行する。
【0042】
ii) コード判定用データ及びデータ判定用データがコード「F0」でない場合(以下、ケース4という。)
ケース4は、データ判定用データが特殊コマンド「00」でなく、しかも、コード判定用データ及びデータ判定用データがデータ「05」とコード「F0」との組合せである場合に相当する(図6、10、11、15、16、17、22参照)。
【0043】
ケース4の場合、上述したようなコード判定用データ等の書き替えを一切行うことなくステップS32へ移行する。
【0044】
ステップS32においては、コード判定用データ及びデータ判定用データが賞球払出コマンドか否かを判定する。すなわち、コード判定用データは賞球払出コマンド「F005」のコード「F0」であり、かつ、データ判定用データは賞球払出コマンド「F005」のデータ「05」であるかどうかを判定する。
【0045】
コード判定用データがコード「F0」であり、かつ、データ判定用データがデータ「05」である場合、データ判定用データ「05」を獲得遊技球数として加算してRAM33に記憶し(S33)、今回のコマンド受信処理を終了する。
【0046】
一方、コード判定用データがデータ「05」であり、かつ、データ判定用データがコード「F0」である場合、今回のコマンド受信処理を終了する。
【0047】
なお、上述した処理説明において参照した図6は、正常な受信時のタイミングチャートを示している。また、図7は、図6図示区間Aつまり主基板200がコード「F0」を出力してから割込要求信号を出力する前に電源が遮断した場合のタイミングチャート、図8は、図6図示区間Bつまり主基板200が割込要求信号を出力してから賞球制御基板300がコマンド受信処理を開始する前に電源が遮断した場合のタイミングチャート、図9は、図6図示区間Cつまり賞球制御基板300がコマンド受信処理を開始してからコード「F0」を受信する前に電源が遮断した場合のタイミングチャート、図10は、図6図示区間Dつまり賞球制御基板300がコード「F0」を受信してからコマンド受信処理を終了するまでの間に電源が遮断した場合のタイミングチャート、図11は、図6図示区間Eつまり賞球制御基板300がコマンド受信処理を終了してから主基板200がデータ「05」を出力する前に電源が遮断した場合のタイミングチャート、図12は、図6図示区間Fつまり主基板200がデータ「05」を出力してから割込要求信号を出力する前に電源が遮断した場合のタイミングチャート、図13は、図6図示区間Gつまり主基板200が割込要求信号を出力してから賞球制御基板300がコマンド受信処理を開始する前に電源が遮断した場合のタイミングチャート、図14は、図6図示区間Hつまり賞球制御基板300がコマンド受信処理を開始してからデータ「05」を受信する前に電源が遮断した場合のタイミングチャート、図15は、図6図示区間Iつまり賞球制御基板300がデータ「05」を受信してからコマンド受信処理を終了する前に電源が遮断した場合のタイミングチャート、図16は、図6図示区間Jつまり賞球制御基板300がコマンド受信処理を終了してから主基板200がコード「F0」を出力する前に電源が遮断した場合のタイミングチャートを示している。
【0048】
また、図17〜図22は、受信データとコマンド履歴データとコード判定用データとデータ判定用データと電源遮断時データとの関係を分かり易く説明するための説明図であり、図17は、図6、10、11に対応し、図18は、図7、9に対応し、図19は、図8に対応し、図20は、図12、14に対応し、図21は、図13に対応し、図22は、図15、16に対応している。
【0049】
以上説明したように、本実施形態に係る賞球払出制御装置は、入賞時に賞球制御基板300に対し賞球払出コマンドを出力している状態で割込要求信号を出力する主基板200と、割込要求信号に基づいて賞球払出コマンドの受信処理を実行し、受信した賞球払出コマンドに基づいて賞球の払出の許否及び払出個数を決定する賞球制御基板300とを備える賞球払出制御装置において、賞球制御基板300は、電源遮断時に主基板200から出力されている賞球払出コマンドを電源遮断時データとして記憶し、電源復旧後の受信処理において、電源遮断時データを用いて、本来受信すべき賞球払出コマンドを作成するよう構成される。
【0050】
このため、賞球制御基板300は、電源復旧後の最初の受信処理において、正常な受信時と同様な受信状態に修復されることとなり、賞球の払出を確実に行うことができるようになる。
【0051】
また、本実施形態に係る賞球払出制御装置は、入賞時に賞球制御基板300に対し賞球払出コマンドをコードとデータとに分けて出力する賞球払出コマンド出力手段と、賞球制御基板300に対しコード出力中及びデータ出力中に各々割込要求信号を出力する割込要求信号出力手段と、電源投入時に賞球制御基板300に対し特殊コマンドを出力する特殊コマンド出力手段とを備える主基板200と、各々の割込要求信号に基づいてコード又はデータ又は特殊コマンドを受信する受信手段(S21)と、受信手段により受信した受信データをコマンド履歴データとして記憶するコマンド履歴データ記憶手段(S23)と、受信手段により受信した受信データをデータ判定用データとして記憶するデータ判定用データ記憶手段(S24)と、前回の割込要求信号に基づきコマンド履歴データ記憶手段により記憶されたコマンド履歴データをコード判定用データとして記憶するコード判定用データ記憶手段(S22)と、コード判定用データが賞球払出コマンドのコードでありかつデータ判定用データが賞球払出コマンドのデータであるとき、賞球払出装置500に対し、データによって指定される払出個数分の賞球の払出を指示する払出指示手段(図3)とを備える賞球制御基板300とを備える賞球払出制御装置において、賞球制御基板300に、電源遮断時に主基板200から出力されているコード又はデータを電源遮断時データとして記憶する電源遮断時データ記憶手段(S11)と、電源復旧後の最初の割込要求信号に基づく受信データが特殊コマンドであるとき、コマンド履歴データ記憶手段により記憶されたコマンド履歴データを電源遮断時データに書き替えるコマンド履歴データ書替手段(S27)と、電源復旧後の最初の割込要求信号に基づく受信データが特殊コマンドであるとき、データ判定用データ記憶手段により記憶されたデータ判定用データを電源遮断時データに書き替える第1のデータ判定用データ書替手段(S26)と、電源復旧後の最初の割込要求信号に基づく受信データが賞球払出コマンドのコードであり、かつコマンド履歴データがコードであるとき、データ判定用データ記憶手段により記憶されたデータ判定用データを電源遮断時データに書き替える第2のデータ判定用データ書替手段(S31)と、電源復旧後の最初の割込要求信号に基づく受信データが賞球払出コマンドのデータであり、かつコマンド履歴データがデータであるとき、コード判定用データ記憶手段により記憶されたコード判定用データを電源遮断時データに書き替えるコード判定用データ書替手段(S29)とを設けることを特徴とする。
【0052】
このため、賞球制御基板300は電源遮断前の受信状態に完全に復帰することができ、賞球の払出を確実に行うことができるようになる。
【0053】
【発明の効果】
本発明によると、主基板に負担をかけないで、電源遮断があったときでも賞球の払出を確実に行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る賞球払出制御装置のブロック図である。
【図3】賞球払出制御装置の賞球制御基板が実行する主制御処理の内容を示すフローチャートである。
【図4】同じく賞球制御基板が実行する電源遮断処理の内容を示すフローチャートである。
【図5】同じく賞球制御基板が実行するコマンド受信処理の内容を示すフローチャートである。
【図6】正常な受信時のタイミングチャートである。
【図7】図6図示区間Aに電源が遮断した場合のタイミングチャートである。
【図8】図6図示区間Bに電源が遮断した場合のタイミングチャートである。
【図9】図6図示区間Cに電源が遮断した場合のタイミングチャートである。
【図10】図6図示区間Dに電源が遮断した場合のタイミングチャートである。
【図11】図6図示区間Eに電源が遮断した場合のタイミングチャートである。
【図12】図6図示区間Fに電源が遮断した場合のタイミングチャートである。
【図13】図6図示区間Gに電源が遮断した場合のタイミングチャートである。
【図14】図6図示区間Hに電源が遮断した場合のタイミングチャートである。
【図15】図6図示区間Iに電源が遮断した場合のタイミングチャートである。
【図16】図6図示区間Jに電源が遮断した場合のタイミングチャートである。
【図17】図6、10、11に対応する説明図である。
【図18】図7、9に対応する説明図である。
【図19】図8に対応する説明図である。
【図20】図12、14に対応する説明図である。
【図21】図13に対応する説明図である。
【図22】図15、16に対応する説明図である。
【符号の説明】
200 主基板
201 賞球払出コマンド出力手段
202 割込要求信号出力手段
203 特殊コマンド出力手段
300 賞球制御基板
301、S21 受信手段
302、S23 コマンド履歴データ記憶手段
303、S24 データ判定用データ記憶手段
304、S22 コード判定用データ記憶手段
305、図3 払出指示手段
306、S11 電源遮断時データ記憶手段
307、S27 コマンド履歴データ書替手段
308、S26 第1のデータ判定用データ書替手段
309、S31 第2のデータ判定用データ書替手段
310、S29 コード判定用データ書替手段

Claims (1)

  1. 入賞時に賞球制御基板に対し賞球払出コマンドをコードとデータとに分けて出力する賞球払出コマンド出力手段と、前記賞球制御基板に対しコード出力中及びデータ出力中に各々割込要求信号を出力する割込要求信号出力手段と、電源投入時に前記賞球制御基板に対し特殊コマンドを出力する特殊コマンド出力手段とを備える主基板と、
    前記各々の割込要求信号に基づいて前記コード又は前記データ又は前記特殊コマンドを受信する受信手段と、該受信手段により受信した受信データをコマンド履歴データとして記憶するコマンド履歴データ記憶手段と、前記受信手段により受信した受信データをデータ判定用データとして記憶するデータ判定用データ記憶手段と、前回の割込要求信号に基づき前記コマンド履歴データ記憶手段により記憶されたコマンド履歴データをコード判定用データとして記憶するコード判定用データ記憶手段と、前記コード判定用データが賞球払出コマンドのコードでありかつ前記データ判定用データが賞球払出コマンドのデータであるとき、賞球払出装置に対し、前記データによって指定される払出個数分の賞球の払出を指示する払出指示手段とを備える賞球制御基板と
    を備える賞球払出制御装置において、
    前記賞球制御基板に、
    電源遮断時に前記主基板から出力されているコード又はデータを電源遮断時データとして記憶する電源遮断時データ記憶手段と、
    電源復旧後の最初の割込要求信号に基づく受信データが特殊コマンドであるとき、前記コマンド履歴データ記憶手段により記憶されたコマンド履歴データを前記電源遮断時データに書き替えるコマンド履歴データ書替手段と、
    電源復旧後の最初の割込要求信号に基づく受信データが特殊コマンドであるとき、前記データ判定用データ記憶手段により記憶されたデータ判定用データを前記電源遮断時データに書き替える第1のデータ判定用データ書替手段と、
    電源復旧後の最初の割込要求信号に基づく受信データが賞球払出コマンドのコードであり、かつ前記コマンド履歴データがコードであるとき、前記データ判定用データ記憶手段により記憶されたデータ判定用データを前記電源遮断時データに書き替える第2のデータ判定用データ書替手段と、
    電源復旧後の最初の割込要求信号に基づく受信データが賞球払出コマンドのデータであり、かつ前記コマンド履歴データがデータであるとき、前記コード判定用データ記憶手段により記憶されたコード判定用データを前記電源遮断時データに書き替えるコード判定用データ書替手段と
    を設けることを特徴とする賞球払出制御装置。
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