JP2009284725A - コルゲートクランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】車体への取付作業を容易に行うことができるコルゲートクランプを提供する。
【解決手段】軸方向に谷部2aと山部2bとが交互に形成されたコルゲートチューブ2の外周面に取り付けられる略円環形状の固定部10と、固定部10の外周部に形成された係止部15とを有するコルゲートクランプ1であって、固定部10は、略半円環形状の上部部材10aと略半円環形状の下部部材10bとにより形成され、上部部材10aおよび下部部材10bの内周面には、それぞれ、周方向に延在するリブ11、12が形成されている。また、上部部材10aのリブ11および下部部材10bのリブ12は、それぞれ、上部部材10のリブ11が谷部2aに嵌合する際に下部部材10bのリブ12が山部2bに当接し、上部部材10aのリブ11が山部2aに当接する際に下部部材10bのリブ12が谷部2aに嵌合する位置に配置される。
【選択図】図4

Description

本発明は、ワイヤハーネスを外装したコルゲートチューブの外周部に取り付けられるコルゲートクランプに関する。
自動車に配索するワイヤハーネスは、外部部材からの干渉を防止するため、所要箇所にコルゲートチューブが外装されている。また、ワイヤハーネスを外装したコルゲートチューブを車体の所定箇所で固定するために、図8に示すようなコルゲートクランプが利用されている。
図示するように、コルゲートクランプ100は、ワイヤハーネス(図示せず)に外装されたコルゲートチューブ200の外周面に取り付けられる。なお、コルゲートチューブ200は、その軸方向に谷部200aと山部200bとが交互に設けられている。
具体的には、コルゲートクランプ100は、円環形状の固定部101の内周面に凸状のリブ102が形成されている。また、コルゲートクランプ100は、固定部101の外周側に係止部120が設けられている。
そして、コルゲートクランプ100は、その固定部101の内周面のリブ102をコルゲートチューブ200の谷部200aに嵌合させることにより、コルゲートチューブ200の外周面に固定される(コルゲートチューブ200の軸方向に対して固定される)。
そして、コルゲートチューブ200に取り付けられたコルゲートクランプ100は、車両にワイヤハーネス(図示せず)を配索する際、車体パネルに設けた貫通穴(図示せず)に、係止部120を挿入することにより係止される。
なお、図8に示す構成のコルゲートクランプは、例えば特許文献1に開示されている。
特開2002−325332号公報
しかしながら、上述した従来技術のコルゲートクランプは、コルゲートチューブに取り付ける際に高精度な位置決めができないため、その結果、コルゲートクランプの車体への取付作業に手間がかかるという技術的課題を有していた。
具体的には、上述した従来技術のコルゲートクランプは、図9に示すように、固定部101の内周面に形成された凸状のリブ102をコルゲートチューブ200の谷部200aに嵌合させることにより、コルゲートチューブ200に取り付けている。そのため、コルゲートクランプ100の取付位置は、コルゲートチューブ200の谷部200aのピッチ単位(Lmm)でしか調節することができない。
そして、コルゲートチューブ200の谷部200aのピッチ単位(Lmm)での調節では、車体パネルの貫通穴に対応する位置に、コルゲートクランプ100の係止部120を配置できないことがあった。この場合、係止部120を車体パネルの貫通穴に無理に位置合わせしなければならず、係止部120の前記貫通穴への挿入係止作業が行いにくかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、車体への取付作業を容易に行うことができるコルゲートクランプを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、軸方向に山部および谷部が交互に形成されたコルゲートチューブの外周面に取り付けられる略円環形状の固定部と、該固定部の外周部に形成された係止部とを有するコルゲートクランプに適用される。
そして、前記コルゲートクランプの前記固定部は、略半円環形状の上部部材と略半円環形状の下部部材とにより形成され、前記上部部材および前記下部部材の内周面には、それぞれ、周方向に延在する凸状のリブであって、前記コルゲートチューブの谷部に嵌合する幅になされたリブが形成され、前記上部部材のリブおよび前記下部部材のリブは、それぞれ、該上部部材のリブが前記コルゲートチューブの谷部に嵌合する際に該下部部材のリブが該コルゲートチューブの山部に当接し、該上部部材のリブが前記山部に当接する際に該下部部材のリブが前記谷部に嵌合する位置に配置されていることを特徴とする。
本発明は、上記の構成により、コルゲートクランプをコルゲートチューブの谷部のピッチ単位よりも小さな単位で移動させて取付位置を調節することができる。
例えば、上記の構成によれば、上部部材に形成されたリブをコルゲートチューブの谷部から、その谷部に隣接する山部に移動させると、それに伴い、下部部材のリブが山部から谷部に移動して嵌合され、コルゲートクランプはコルゲートチューブに固定される。すなわち、本発明のコルゲートクランプは、従来技術のように、コルゲートクランプをコルゲートチューブの谷部のピッチ単位で移動させなくてもよい。
その結果、本発明によれば、例えば、コルゲートクランプの係止部の位置決めを高精度に行うことができ、車体パネルの貫通穴(車体の取付位置)に対応した最適な位置に係止部を配置することが可能となる。
また、前記上部部材の上面の両端には、前記リブと直交する方向に延びる板状部が形成されていることが望ましい。
この構成により、コルゲートクランプをコルゲートチューブの外周部に取り付けておき、上部部材に形成された板状部をコルゲートチューブと共にテープ巻きすることで、コルゲートクランプの回転を防止することができる。これにより、コルゲートクランプの回転が防止されてアンカー方向(係止部の方向)を固定することができるため、コルゲートクランプの車体への取付作業の作業性が改善される。
また、前記上部部材には、上面を貫通する開口部が形成されていることが望ましい。
この構成により、コルゲートチューブの内部を通るワイヤハーネスを分岐させて、開口部から分岐させた電線を引き出すことができる。この場合、ワイヤハーネスの分岐部分がコルゲートクランプの内部に収納された状態になるため、分岐部分を保護するための保護材を取り付ける必要がない。
すなわち、本発明のコルゲートクランプを利用して、ワイヤハーネスを分岐させるようにすれば、別途、分岐部分の保護材が不要になるため、部品点数を削減することができる。
このように、本発明によれば、車体への取付作業を容易に行うことができるコルゲートクランプを提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
先ず、本実施形態のコルゲートクランプの概略構成について、図1乃至図4に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態のコルゲートクランプの斜視図である。また、図2は、本発明の実施形態のコルゲートクランプがコルゲートチューブに外装されている状態を示した側面図である。また、図3は、図2のA−A断面図である。また、図4は、図3のB−B断面図である。
図示するように、コルゲートクランプ1は、自動車に配索されるワイヤハーネスW/Hに外装したコルゲートチューブ2(図2〜図4参照)の外周部に取り付けられる略円環形状に形成された固定部10と、固定部10の外周側底面に形成された係止部15とを備える。
そして、コルゲートクランプ1は、ワイヤハーネスW/Hに外装したコルゲートチューブ2の外周部に取り付けられ、且つ係止部15が車体パネルの貫通穴(図示しない)に挿入係止される。これにより、ワイヤハーネスW/Hが車体の所要箇所に固定される。なお、コルゲートクランプ1は、例えば、合成樹脂により構成される。
また、コルゲートチューブ2は、円環形状に形成されている。また、コルゲートチューブ2の外周面には、軸方向(X方向)に沿って、凹状の谷部2aと、凸状の山部2bとが交互に設けられている(図2参照)。
なお、以下では、コルゲートチューブ2の谷部2aのピッチを「L(mm)」として説明する。
具体的には、図1に示すように、コルゲートクランプ1の固定部10は、略半円環状に形成された上部部材10aと、略半円環状に形成された下部部材10bとを備える。
また、固定部10は、上部部材10aおよび下部部材10bの周方向の一端同士がヒンジ13により連結され、ヒンジ13を支点にして上部部材10aおよび下部部材10bの他端側が開閉自在になされている。
また、固定部10には、上部部材10aおよび下部部材10bを閉じた状態(閉状態)で保持するためのロック機構が設けられている。
ロック機構は、上部部材10aの他端に形成された爪部10a1(図1(b)参照)と、下部部材10bの他端に形成されたロック枠10b1と、ロック枠10b1内に設けられた前記爪部10a1が係止される被係止部(図示せず)とにより構成される。
そして、上部部材10aの爪部10a1を下部部材10bのロック枠10b1に挿入し、被係止部(図示せず)に係止することにより、図1(a)に示すように、上部部材10aおよび下部部材10bの他端同士を閉じた状態(閉状態)が保持される。
また、図1(b)に示すように、上部部材10aおよび下部部材10bの他端のロックを解除し、上部部材10aの他端を下部部材の他端から離間させることができる。なお、以下では、説明の便宜上、図1(a)の状態を「閉状態」といい、図1(b)の状態を「開状態」という。
つぎに、本実施形態のコルゲートクランプ1が有する3つの特徴について説明する。
先ず、本実施形態の第1の特徴について、図1、図4及び図5を用いて説明する。
なお、図5は、本実施形態のコルゲートクランプの断面図であり、コルゲートクランプ1をコルゲートチューブ2の外周面に取り付けた状態を示している。
具体的には、図示するように、固定部10の上部部材10aの内周面には、周方向に延在する凸状のリブ11a、11b、11c、11dが形成されている(図1(b)、図4参照)。このリブ11a、11b、11c、11dは、いずれも、コルゲートチューブ2の谷部2a(図4参照)に嵌合する幅になされている。
また、固定部10の下部部材10bの内周面には、周方向に延在する凸状のリブ12a、12bが形成されている(図1(b)、図4参照)。このリブ12a、12bは、いずれも、コルゲートチューブ2の谷部に嵌合する幅に形成されている(図4参照)。
そして、本実施形態のコルゲートクランプ1は、前記閉状態において、上部部材10aのリブ11a、11b(11c、11d)と、下部部材10bのリブ12a(12b)とが軸方向(X方向)に沿って上下で交互に配置(上下で互い違いの位置に配置)されている。
具体的には、図4に示すように、上部部材10aの内周面に、リブ11aと、リブ11bとが「L/2(mm)」の間隔で形成され、リブ11cと、リブ11dとが「L/2(mm)」の間隔で形成されている。なお、リブ11bと、リブ11cとは「3L/2(mm)」の間隔で形成されている。
また、下部部材10bの内周面には、リブ12aと、リブ11bとが「5L/2(mm)」の間隔で形成されている。
また、固定部10を前記閉状態にした場合に、下部部材10bのリブ12aは、軸方向(X方向)において、上部部材10aのリブ11a(又はリブ11b)から「L/2(mm)」分ずれた位置に形成されている。
また、固定部10を閉状態にした場合に、下部部材10bのリブ12bは、軸方向(X方向)において、上部部材10aのリブ11c(又はリブ11d)から「L/2(mm)」分ずれた位置に形成されている。
上記の構成により、コルゲートクランプ1をコルゲートチューブ2の外周面に取り付けた場合、上部部材10aのリブ11a、11b、11c、11dがコルゲートチューブ2の谷部2aに嵌合しているときには、下部部材10bのリブ12a、12bが、コルゲートチューブ2の山部2bに当接する。この場合、コルゲートクランプ1は、上部部材10aのリブ11a、11b、11c、11dが前記谷部2aに嵌合されることにより、コルゲートチューブ2に対して固定される(図4参照)。
また、コルゲートクランプ1をコルゲートチューブ2の外周面に取り付けた場合、下部部材10bのリブ12a、12bがコルゲートチューブ2の谷部2aに嵌合するときには、上部部材10aのリブ11a、11b、11c、11dが、コルゲートチューブ2の山部2bに当接する。この場合、コルゲートクランプ1は、下部部材10bのリブ12a、12bが前記谷部2aと嵌合することにより、コルゲートチューブ2に対して固定される(図5(b)参照)。
そして、この構成により、コルゲートクランプ1を、コルゲートチューブ2の谷部のピッチ(L(mm))より小さな単位で移動させて取付位置を調節することが可能となる。以下、図5に基づいてコルゲートクランプ1の取付位置を調節する際の移動単位について説明する。
具体的には、図5(a)では、上部部材10aのリブ11a、11bがコルゲートチューブ2の谷部2a1、2a2に嵌合し、上部部材10のリブ11c、11dがコルゲートチューブ2の谷部2a4、2a5に嵌合している。また、下部部材10bのリブ12a、12bが、コルゲートチューブ2の山部2b1、2b4に当接している。そして、図5(a)に示す位置から、コルゲートクランプ1を「L/2(mm)」移動させたとする。
この場合、図5(b)に示すように、上部部材10のリブ11a、11bがコルゲートチューブ2の山部2b1、2b2に当接し、上部部材10aのリブ11c、11dが山部2b4、2b5に当接する。また、上記移動に伴い、下部部材10bのリブ12aが谷部2a2に嵌合し、リブ12bが谷部2a5に嵌合する。
このように、上部部材10aのリブ11をコルゲートチューブ2の谷部2aから、その谷部2aに隣接する山部2bに移動させると、それに伴い、下部部材10bのリブ12a、12bが山部2bから谷部2aに移動して嵌合される。
すなわち、本実施形態によれば、上述した従来技術のように、コルゲートチューブ2の谷部のピッチ(L(mm))単位で移動させなくても(リブが嵌合された谷部から、その谷部の最も近くにある谷部までリブを移動させなくても)、リブを谷部(又は山部)の横の山部(又は谷部)に移動させることにより、コルゲートクランプ1をコルゲートチューブ2に固定することができる。
したがって、本実施形態によれば、コルゲートチューブ2の谷部のピッチ(L(mm))より小さな単位(L/2(mm))で、コルゲートクランプ1の取付位置を調節することが可能となる。その結果、本実施形態では、コルゲートクランプ1の係止部15の位置決めを高精度に行うことができ、車体パネルの貫通穴(図示しない)に対応した最適な位置に係止部15を配置することが可能となる。
つぎに、本実施形態のコルゲートクランプの第2の特徴について、図1、図2、及び図6を用いて説明する。
なお、図6は、本実施形態のコルゲートクランプがコルゲートチューブに取り付けられた状態を示した斜視図である。
具体的には、図1および図2に示すように、上部部材10aの上面両端部には、それぞれ、軸方向(X方向(リブ11、12と直交する方向))に延在する板状の鍔部17が形成されている。この鍔部17を設けたことにより、コルゲートクランプ1をコルゲートチューブ2にテープで固定することが可能になる。
すなわち、図6に示すように、コルゲートクランプ1をコルゲートチューブ2の外周部に取り付けておき、上部部材10aの鍔部17をコルゲートチューブ2と共にテープ巻きすることで(テープ50を巻きつけて固定することで)、コルゲートクランプ1の回転を防止することができる。これにより、コルゲートクランプ1の回転が防止されるため、アンカー方向(係止部15の方向)を固定することができ、コルゲートクランプ1の車体への取付作業の作業性が改善される。
つぎに、本実施形態のコルゲートクランプ1の第3の特徴について、図1、図2、及び図7を用いて説明する。
なお、図7は、本実施形態のコルゲートクランプ1がコルゲートチューブ2に取り付けられた状態を示した斜視図であり、コルゲートクランプ1において、ワイヤハーネスW/Hを分岐させた状態を示している。
図1および図2に示すように、コルゲートクランプ1の上部部材10aの上面側の略中心部に、上面および側面を貫通する開口部19が形成されている。このように開口部19を設けることにより、コルゲートクランプ1の上面(上部部材10aの上面)から(或いは、上部部材10aの側面から)、コルゲートチューブ2の内部を通るワイヤハーネスW/Hを分岐させて引き出すことが可能になる。
具体的には、図7に示すように、コルゲートクランプの固定部10の上面側に開口部19を設けることにより、コルゲートチューブ2の内部を通るワイヤハーネスW/Hを分岐させて、開口部19から分岐させたワイヤハーネスW/Hの支線60を引き出すことができる。
そして、この構成によれば、ワイヤハーネスW/Hの分岐部分がコルゲートクランプ1の内部に収納された状態になるため、前記分岐部分を保護するための保護材を取り付ける必要がない。
すなわち、コルゲートクランプ1の内部で、ワイヤハーネスW/Hを分岐させるようにすれば、別途、分岐部分の保護材が不要になるため、部品点数を削減することができる。また、保護材を取付ける作業を削減できる。
このように、本実施形態のコルゲートクランプ1によれば、コルゲートチューブ2に取り付ける際に、取付位置の調節を高精度に行うことができる。その結果、車体パネルの貫通穴に対応した最適な位置に係止部を配置することができ、コルゲートクランプの車体への取付作業(すなわち、ワイヤハーネスの車体への取付作業)を容易にすることができる。
また、本実施形態のコルゲートクランプ1によれば、上部部材10aの鍔部17をコルゲートチューブ2と共にテープ巻きすることにより、コルゲートクランプ1の回転を防止できる。その結果、本実施形態によれば、アンカー方向(係止部15の方向)を固定することができ、コルゲートクランプ1の車体への取付作業(すなわち、ワイヤハーネスの車体への取付作業)を容易にすることができる。
また、本実施形態のコルゲートクランプ1によれば、開口部19を設けたことにより、コルゲートチューブ2の内部を通るワイヤハーネスW/Hを分岐させて、開口部19から分岐させたワイヤハーネスW/Hの支線60を引き出すことができる。
そして、ワイヤハーネスW/Hの分岐部分がコルゲートクランプ1の内部に収納された状態になるため、前記分岐部分を保護するための保護材を取り付ける必要がない。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形が可能である。
例えば、上述した実施形態では、上部部材10aに4本のリブ11a、11b、11c、11dが形成され、下部部材10bに2本のリブ12a、12bが形成されている例を示したが、リブ11、12の数はあくまでも例示である。また、上部部材10aのリブ11a、11b、11c、11dの間隔は例示である。また、下部部材10bのリブ12a、12bの間隔も例示である。
上部部材10aのリブ11がコルゲートクランプ2の谷部2aに嵌合している際、下部部材10bのリブ12がコルゲートクランプ2の山部2bに当接し、上部部材10aのリブ11がコルゲートクランプ2の山部2bに当接している際、下部部材10bのリブがコルゲートクランプ2の谷部2aに嵌合するように配置されていれば、リブ11およびリブ12の数は、いくらでもかまわない。
また、上部部材10aのリブ11と、下部部材10bのリブ12とを上記のように構成しておけば、上部部材10aのリブ11と、下部部材10bのリブ12とが上下で交互に配置されていなくてもよい。
本発明の実施形態のコルゲートクランプの斜視図である。 本発明の実施形態のコルゲートクランプがコルゲートチューブに外装されている状態を示した側面図である。 図2のA―A断面図である。 図3のB―B断面図である。 本実施形態のコルゲートクランプの断面図である。 本実施形態のコルゲートクランプがコルゲートチューブに取り付けられた状態を示した斜視図である。 本実施形態のコルゲートクランプがコルゲートチューブに取り付けられた状態を示した斜視図である。 従来技術のコルゲートクランプの断面図である。 従来技術のコルゲートクランプの断面図である。
符号の説明
1…コルゲートクランプ
2…コルゲートチューブ
2a、2a1、2a2、2a3、2a4、2a5…谷部
2b、2b1、2b2、2b3、2b3、2b5…山部
10…固定部
10a…上部部材
10a1…爪部
10b…下部部材
10b1…ロック枠
11a、11b、11c、11d…リブ
12a、12b…リブ
13…ヒンジ
15…係止部
17…鍔部
19…開口部

Claims (3)

  1. 軸方向に山部および谷部が交互に形成されたコルゲートチューブの外周面に取り付けられる略円環形状の固定部と、該固定部の外周部に形成された係止部とを有するコルゲートクランプであって、
    前記固定部は、略半円環形状の上部部材と略半円環形状の下部部材とにより形成され、
    前記上部部材および前記下部部材の内周面には、それぞれ、周方向に延在する凸状のリブであって、前記コルゲートチューブの谷部に嵌合する幅になされたリブが形成され、
    前記上部部材のリブおよび前記下部部材のリブは、それぞれ、該上部部材のリブが前記コルゲートチューブの谷部に嵌合する際に該下部部材のリブが該コルゲートチューブの山部に当接し、該上部部材のリブが前記山部に当接する際に該下部部材のリブが前記谷部に嵌合する位置に配置されていることを特徴とするコルゲートクランプ。
  2. 前記上部部材の上面の両端には、前記リブと直交する方向に延びる板状部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコルゲートクランプ。
  3. 前記上部部材には、上面を貫通する開口部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコルゲートクランプ。
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