JP2009284572A - クランプ - Google Patents

クランプ Download PDF

Info

Publication number
JP2009284572A
JP2009284572A JP2008131196A JP2008131196A JP2009284572A JP 2009284572 A JP2009284572 A JP 2009284572A JP 2008131196 A JP2008131196 A JP 2008131196A JP 2008131196 A JP2008131196 A JP 2008131196A JP 2009284572 A JP2009284572 A JP 2009284572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting hole
clamp
elastically
guide
covering portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2008131196A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Doi
雅之 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2008131196A priority Critical patent/JP2009284572A/ja
Publication of JP2009284572A publication Critical patent/JP2009284572A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

【課題】シール性の低下を防止することが可能なクランプを提供する。
【解決手段】パネルPの取付孔Hに取り付けられるクランプCであって、前記取付孔Hに挿入される支柱12と、前記取付孔Hよりも一回り大きい形状をなして前記支柱12から側方に突出する形状をなし、前記取付孔Hを弾性変形して通過するとともに前記取付孔Hを抜けると弾性復元して前記取付孔Hを被覆可能とされた被覆部14と、前記取付孔Hの周縁部に対し、前記支柱12の前記取付孔Hへの挿入方向手前側から弾性的に当接し、前記被覆部14とともに前記取付孔Hの周縁部を弾性的に挟持可能な弾性当接部13とを備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、ワイヤハーネス等をパネルに固定するために用いられるクランプに関する。
従来より、例えば特許文献1に記載のクランプが知られている。このクランプは、パネルの取付孔に取り付けられるものであり、取付孔に挿入される支柱と、支柱から外方に突出する環状のスカート部と、取付孔に弾性的に係合する係合片とを有している。また、クランプの支柱には、取付孔の周りを囲うドーナツ状をなすパッキンが装着されており、クランプをパネルに取り付けた状態では、パッキンがスカート部とパネルとの間に挟み付けられた状態になって取付孔がシールされる。
実開平6−58291号公報
しかしながら、上記のような構成では、パッキンがクランプとは別体のものであるから、車両の振動等によってパッキンの位置がずれてしまい、シール性の低下を招くおそれがあるため対策が望まれていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、シール性の低下を防止することが可能なクランプを提供することを目的とする。
本発明は、パネルの取付孔に取り付けられるクランプであって、前記取付孔に挿入される支柱と、前記取付孔よりも一回り大きい形状をなして前記支柱から側方に突出し、前記取付孔を弾性変形して通過するとともに前記取付孔を抜けると弾性復元して前記取付孔を被覆可能とされた被覆部と、前記取付孔の周縁部に対し、前記支柱の前記取付孔への挿入方向手前側から弾性的に当接し、前記被覆部とともに前記取付孔の周縁部を弾性的に挟持可能な弾性当接部とを備えることに特徴を有する。
このような構成によれば、クランプがパネルに取り付けられた状態では、取付孔は被覆部に被覆されてシールされ、また取付孔の周縁部は被覆部と弾性当接部とに弾性的に挟持された状態になる。したがって、振動等を受けても被覆部は取付孔に対して位置ずれしにくく、もってシール性の低下を防止することができる。
前記弾性当接部は、前記取付孔よりも一回り大きい形状をなして前記支柱から側方に突出するものとしてもよい。
このような構成によれば、被覆部と弾性当接部とにより、取付孔の挿入方向手前側と奥側との両側が被覆されるから、シール性を高めることができる。
前記被覆部よりも前記挿入方向奥側には、同挿入方向奥側から手前側へ向かって少しずつ側方へ突出する傾斜をなし、前記取付孔の孔縁との接触により前記支柱および前記被覆部を前記取付孔へ誘導する誘導部が備えられているものとしてもよい。これにより、クランプの取り付けを容易に行うことができる。
前記取付孔は長孔であり、前記誘導部は前記支柱を中心として対称方向に突出する形状をなし、前記誘導部の突出方向を前記取付孔の長手方向に向けた場合は、前記誘導部は前記取付孔に挿入可能であり、前記突出方向を前記取付孔の短手方向に向けた場合は、前記取付孔に挿入不可能であるものとしてもよい。
このような構成によれば、誘導部によりクランプの向きが誘導されるから、確実にクランプを正規の向きでパネルに取り付けることができる。
本発明によれば、シール性の低下を防止することが可能なクランプを提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図1〜図8によって説明する。
本実施形態におけるクランプCは、ワイヤハーネスWを車両パネルPに固定するものであり、パネルPに形成された取付孔Hに取り付けられて使用される。取付孔Hは、図3に示すように、長円形状をなしてパネルPの板厚方向に開口する長孔であり、本実施形態では7×12mmサイズとされている。以後、取付孔Hの周縁のうち長手方向に直線状に延びる一対の側縁を直線縁H1、短手方向の両端において円弧をなす一対の端縁を円弧縁H2と称する。また、各構成部材において、図3の左右方向(取付孔Hの長手方向)を左右方向、図3の上下方向(取付孔Hの短手方向)を前後方向、図4の上下方向を上下方向として説明する。
クランプCは、合成樹脂製の一体成形型であって、ワイヤハーネスWを固定するハーネス固定板11を有している。ハーネス固定板11は長細い略板状をなし、クランプCは、ハーネス固定板11が取付孔Hの長手方向に延びる向き(正規の向き)でパネルPに取り付けられる。
クランプCは、取付孔Hに挿入される支柱12を有している。支柱12は、ハーネス固定板11の長手方向の一端側に設けられ、その板面に対して略垂直方向に立ち上がる柱状をなしている。支柱12の断面形状は略方形とされ、その前後方向の幅寸法は、取付孔Hの短手方向寸法よりも若干小さく、また左右方向の幅寸法は、取付孔Hの直線縁H1の長さ寸法よりも若干小さくされている。支柱12の前後両端面は、クランプCがパネルPに取り付けられた状態では、取付孔Hの直線縁H1に略平行に配される平行面12Aとされている(図7参照)。
クランプCは、支柱12から側方に突出する第2被覆部13(本発明の弾性当接部に該当する)を有している。第2被覆部13は、取付孔Hよりも一回り大きい略長円形をなして上方へ開口する浅皿状をなしている。
第2被覆部13は、支柱12の下端から支柱12に対して略直交方向に突出する形態の第2水平部13Aを有している(図4参照)。第2水平部13Aはハーネス固定板11に一体に形成され、取付孔Hと同等の大きさの略長円形状をなしている。
また、第2被覆部13は、第2水平部13Aの全周縁から上方へ向かって広がる傾斜をなす第2傾斜部13Bを有している。第2傾斜部13Bの上端(開口端)は、取付孔Hよりも一回り大きい長円形状をなし、第2傾斜部13Bの厚さ寸法は、第2水平部13Aとの連結部分から開口端に向かって少しずつ小さくされている。第2傾斜部13Bは、開口端が下方(ハーネス固定板11に接近する方向)に変位して全体として開口が拡径する方向に弾性変位可能とされている。
クランプCは、支柱12から側方に突出する第1被覆部14(本発明の被覆部に該当する)を有している。第1被覆部14は、支柱12のうち第2被覆部13よりも上側(挿入方向奥側)の位置に設けられ、支柱12と一体に形成されている。第1被覆部14は、支柱12の全周から側方に突出し、全体として取付孔Hよりも一回り大きく、第2被覆部13よりもひとまわり小さい略長円形(自然状態で8×14mm程度)をなして下方へ開口する浅皿状に形成されている。第1被覆部14の左右方向の両端縁は、後述する誘導片18の突出端よりも外側に位置している。
第1被覆部14は、支柱12から略直交方向に張り出す第1水平部14Aを有している。第1水平部14Aは、取付孔Hよりも一回り小さい略長円形の板状をなし、その厚さ寸法は全体にわたってほぼ一定とされている。
また、第1被覆部14は、第1水平部14Aの全周縁から下方へ向かって広がる傾斜をなす第1傾斜部14Bを有している。第1傾斜部14Bの下端(開口端)は、取付孔Hよりも一回り大きい長円形状をなし、その厚さ寸法は、第1水平部14Aとの連結部分から開口端に向かって少しずつ小さくされている。第1傾斜部14Bは、開口端が下方(第2被覆部13に接近する方向)に変位して全体として開口が縮径する方向に弾性変位可能とされ、また開口端が上方に変位して全体として開口が拡径する方向に弾性変位可能とされている。
第1被覆部14および第2被覆部13が自然状態にあるときの第1被覆部14の下端と第2被覆部13の上端との間の間隔、言い換えると、第1被覆部14と第2被覆部13との開口端同士の間隔は、パネルPの厚さ寸法よりも若干小さくされている。
クランプCは、支柱12および第1被覆部14を取付孔Hへ誘導する誘導部15を有している。誘導部15は、第1被覆部14よりも上側(挿入方向奥側)に設けられている。
誘導部15は、支柱12と略同軸をなして第1被覆部14から上方に立ち上がる誘導柱16を有している。誘導柱16の略上半部分は、図7に示すように、上端に向かって前後方向の幅寸法が小さくなる形状をなし、略下半部分の前後方向の幅寸法はほぼ一定とされている。誘導柱16の略下半部分の前後方向の幅寸法は、支柱12の前後方向寸法の幅寸法よりも若干大きく、取付孔Hの短手方向の幅寸法と同等とされている。なお、誘導柱16の左右方向の幅寸法は支柱12の左右方向の幅寸法と略同一で、全高にわたり一定とされている(図4参照)。
誘導部15は、誘導柱16の上端において左右方向に突出する誘導板17を有している。誘導板17は、誘導柱16の前後方向中央位置から左右方向に突出し、上方から見ると、左右方向に長い略長方形状をなしている(図3参照)。誘導板17の長手方向寸法は、取付孔Hの短手方向寸法よりも大きく、取付孔Hの長手方向寸法よりも小さくされている。すなわち、誘導板17の長手方向を取付孔Hの長手方向に向けた場合(クランプCが正規の向きになっている場合)には、誘導部15は取付孔Hに挿入可能であり、誘導板17の長手方向を取付孔Hの短手方向に向けた場合(クランプCが不正な向きである場合)には、誘導部15は取付孔Hに挿入不可能とされている。
また、誘導部15は、誘導板17の左右両端から下方へ向かって片持ち状に延出する一対の誘導片18を有している。一対の誘導片18は、支柱12を中心として対称方向に突出する形状をなし、全体として上側(挿入方向奥側)から下側(手前側)へ向かって少しずつ左右方向(側方)へ突出する傾斜をなしている(図2参照)。一対の誘導片18は、互いに接近・離間方向(支柱12に対して接近・離間方向)に弾性変位可能とされている。誘導片18の下端は、第1被覆部14の第1傾斜部14Bの上方に位置している。
一対の誘導片18の外側面(互いの対向面とは反対側の面)には、上端から下方に向かって互いに離れる傾斜をなす第1誘導面18Aが形成されている。第1誘導面18Aが取付孔Hの円弧縁H2に接触することで、一対の誘導片18は互いに接近方向に弾性変位する。
また、一対の誘導片18の外側面の下端部(第1誘導面18Aより下側の部分)には、誘導片18が自然状態のときには互いに略平行をなす第2誘導面18Bが形成されている。一対の誘導片18が自然状態のときの第2誘導面18B同士の間隔は、取付孔Hの長手方向寸法よりもわずかに大きくされている。
また、本実施形態では、誘導片18の形状を、従来のクランプに一般に設けられている係合片(弾性的に取付孔Hに係合する部分)に似た形状としている。したがって、従来のクランプ用の成形型を部分的に流用することができ、クランプCの製造にかかるコストの増加を抑制することができる。
次に、クランプCのパネルPへの取り付けについて説明する。
まず、ハーネス固定板11にワイヤハーネスWを沿わせてテープ等を巻き付け、クランプCにワイヤハーネスWを固定する。
次いで、誘導部15の誘導板17(支柱12の先端)をパネルPの取付孔Hに差し入れる。このとき、クランプCの向きが間違っている場合には、誘導板17が取付孔Hの周縁部に当接して差し入れることができないため、作業者は誘導板17が差し入れられるまでクランプCを回転させることで、クランプCの向きを正規の向きにすることができる。
そして、誘導板17を取付孔Hに差し入れたらクランプCを押し込む。すると、誘導片18の第1誘導面18Aが、図4に示すように、取付孔Hの円弧縁H2に当接し、一対の誘導片18は内側へ弾性変位して取付孔Hを通過していく。やがて、第1誘導面18Aの全体が取付孔Hを上方へ通過し終わると誘導片18は弾性復帰し、第2誘導面18Bが取付孔Hの円弧縁H2に当接した状態になる。このとき、誘導片18は自然状態に近い状態になる。
さらにクランプCを押し込むと、誘導片18の全体が取付孔Hを上方へ通過し、図5に示すように、誘導片18のすぐ下に配された第1被覆部14の第1水平部14Aが取付孔H内に入り込み、第1傾斜部14Bが取付孔Hの孔縁に全周にわたって接触した状態になる。そして、第1傾斜部14Bが取付孔Hの孔縁に押されて内側へ弾性変位し、第1被覆部14は取付孔Hを通過可能な大きさになって取付孔H内を上方へ移動する。
さらにクランプCを押し込むと、第2被覆部13の開口縁がパネルPの下面に当接して押し付けられ、第2傾斜部13Bが拡径方向に弾性変位する。そして、第1被覆部14の全体が取付孔Hの上側(挿入方向奥側)へ抜け出すまでクランプCを押し込むと、第1被覆部14が弾性復元して取付孔Hの上側を被覆可能な形状になる。
次いで、クランプCから手を離すと、クランプCおよびワイヤハーネスWの自重により第1被覆部14の開口端が取付孔Hの周縁部に弾性的に押し付けられた状態になり、また第2被覆部13は、第1被覆部14の全体を取付孔Hの上方へ通過させた瞬間よりも若干弾性復帰しつつも、自然状態に比べて拡径変形した状態で取付孔Hの周縁部に弾性的に押し付けられた状態になる(図8参照)。
こうして、第1被覆部14と第2被覆部13とが取付孔Hの周縁部を弾性的に挟持し、取付孔Hの上下両側を被覆した状態で、クランプCがパネルPに取り付けられる。
上記のように構成された本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
クランプCがパネルPに取り付けられた状態では、取付孔Hは第1被覆部14に被覆されてシールされ、取付孔Hの周縁部は第1被覆部14と第2被覆部13とに弾性的に挟持された状態になる。したがって、振動等を受けても第1被覆部14が取付孔Hに対して位置ずれしにくく、もってシール性の低下を防止することができる。
また、第1被覆部14と第2被覆部13とが取付孔Hの周縁部を弾性的に挟持しているので、パネルPに対するクランプCのがた付きを防止することができる。
さらに、第1被覆部14と第2被覆部13とは互いに離間方向に弾性変位可能であるから、板厚寸法が異なる複数種のパネルPに取り付けることが可能である。
そして、パネルPの上方から水圧が作用する場合には、より強い力で第1被覆部14がパネルPの上面に押し付けられるから、確実にシール性を確保することができる。
また、第2被覆部13は、取付孔Hよりも一回り大きい形状をなして支柱12から側方に突出する形状をなしている。これにより、取付孔Hは、第1被覆部14と第2被覆部13とによって上側(挿入方向奥側)と下側(同手前側)との両側が被覆された状態になるから、シール性を高めることができる。
さらに、クランプCは、支柱12および第1被覆部14を取付孔Hへ誘導する誘導部15を有するから、パネルPへの取り付けを容易に行うことができる。
また、誘導部15は、支柱12を中心として対称方向に突出する形状をなし、その突出方向を取付孔Hの長手方向に向けた場合は取付孔Hに挿入可能であり、突出方向を取付孔Hの短手方向に向けた場合は取付孔Hに挿入不可能とされている。したがって、誘導部15によりクランプCの向きが誘導され、確実にクランプCを正規の向きでパネルPに取り付けることができる。
なお、取付孔Hは長孔であり、クランプCを取付孔Hに取り付けた状態では、支柱12の平行面12Aが取付孔Hの直線縁H1にそれぞれ対向して配され、これにより取付孔Hに対する支柱12の回転方向の位置ずれが規制される。したがって、第1被覆部14の取付孔Hに対する相対的な回転は規制され、もってシール性の低下を確実に保持することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、第1被覆部14は、第1水平部14Aと第1傾斜部14Bとを有しているが、第1被覆部はどのような形状であってもよく、例えば、全体が傾斜した傘状であってもよい。
(2)上記実施形態では、誘導片18の形状を、従来のクランプに一般的に設けられている係合片と同等の形状としているが、これに限らず、支柱12および第1被覆部14の取付孔Hへの挿入を誘導可能であればどのような形状であってもよく、また必ずしも誘導片を備えなくても構わない。
(3)上記実施形態では、本発明を、長円形状をなす取付孔Hに取り付けるクランプに適用したが、これに限らず、例えば円形の取付孔に取り付けるクランプにも適用することができる。
(4)上記実施形態では、第2被覆部13(弾性当接部)は、取付孔Hよりも一回り大きい略長円形をなして取付孔Hを被覆するものとされているが、これに限らず、取付孔の周縁部に対して弾性的に当接可能な形状であればどのような形状であってもよい。具体的には、例えば弾性当接部は、図9〜図11に示すように、ハーネス固定板11から左右方向に突出する一対の弾性片20であってもよく、クランプCをパネルPに取り付けた状態で、一対の弾性片20がパネルPの下面に弾性的に当接し、第1被覆部14との間で取付孔Hの周縁部を挟持するものとしてもよい。このような形状にすれば、クランプCをコンパクトにすることができる。
本実施形態にかかるクランプの平面図 同側面図 クランプをパネルに取り付ける前の状態を表す一部拡大平面図 図3のA−A断面図 クランプをパネルに取り付けている様子を表す一部拡大断面図 クランプをパネルに取り付けた状態を表す一部拡大平面図 同側面図 図6のB−B断面図 他の実施形態(4)にかかるクランプの一部拡大平面図 同一部拡大側面図 クランプをパネルに取り付けた状態を表す一部拡大断面図
符号の説明
C…クランプ
H…取付孔
P…パネル
12…支柱
13…第2被覆部(弾性当接部)
14…第1被覆部(被覆部)
15…誘導部

Claims (4)

  1. パネルの取付孔に取り付けられるクランプであって、
    前記取付孔に挿入される支柱と、
    前記取付孔よりも一回り大きい形状をなして前記支柱から側方に突出し、前記取付孔を弾性変形して通過するとともに前記取付孔を抜けると弾性復元して前記取付孔を被覆可能とされた被覆部と、
    前記取付孔の周縁部に対し、前記支柱の前記取付孔への挿入方向手前側から弾性的に当接し、前記被覆部とともに前記取付孔の周縁部を弾性的に挟持可能な弾性当接部とを備えることを特徴とするクランプ。
  2. 前記弾性当接部は、前記取付孔よりも一回り大きい形状をなして前記支柱から側方に突出するものであることを特徴とする請求項1に記載のクランプ。
  3. 前記被覆部よりも前記挿入方向奥側には、同挿入方向奥側から手前側へ向かって少しずつ側方へ突出する傾斜をなし、前記取付孔の孔縁との接触により前記支柱および前記被覆部を前記取付孔へ誘導する誘導部が備えられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のクランプ。
  4. 前記取付孔は長孔であり、前記誘導部は前記支柱を中心として対称方向に突出する形状をなし、
    前記誘導部の突出方向を前記取付孔の長手方向に向けた場合は、前記誘導部は前記取付孔に挿入可能であり、前記突出方向を前記取付孔の短手方向に向けた場合は、前記取付孔に挿入不可能であることを特徴とする請求項3に記載のクランプ。
JP2008131196A 2008-05-19 2008-05-19 クランプ Abandoned JP2009284572A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008131196A JP2009284572A (ja) 2008-05-19 2008-05-19 クランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008131196A JP2009284572A (ja) 2008-05-19 2008-05-19 クランプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009284572A true JP2009284572A (ja) 2009-12-03

Family

ID=41454432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008131196A Abandoned JP2009284572A (ja) 2008-05-19 2008-05-19 クランプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009284572A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5314078U (ja) * 1976-07-20 1978-02-06
JPS61188008U (ja) * 1985-05-17 1986-11-22

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5314078U (ja) * 1976-07-20 1978-02-06
JPS61188008U (ja) * 1985-05-17 1986-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4976708B2 (ja) 取付具
US8907215B2 (en) Corrugated tube protector
US9849840B2 (en) Attaching structure for vehicle-mounted equipment
US11794687B2 (en) Seat belt anchor device
EP2599405B1 (en) Seat and a cover fixing method of the seat
JP5083039B2 (ja) クランプ
JP2009284572A (ja) クランプ
JP4989561B2 (ja) クランプ具
JP2011223650A (ja) ハーネスプロテクタの固定構造
JP2006192975A (ja) カバー部材のフロントフェンダー取付部構造
WO2012093514A1 (ja) ワイヤハーネス用バンドクランプ
JP2005299778A (ja) クランプ
JP7508385B2 (ja) アンカー構造体及びハーネス保護具
JP2008241021A (ja) クランプの係止構造及びその製造方法
JP2012010474A (ja) 車載用ワイヤハーネス及び電線用クランプ
WO2012096034A1 (ja) ワイヤハーネス用バンドクランプ
JP2009281411A (ja) クランプ
JP5210793B2 (ja) 車両用ランプ装置
JP5760805B2 (ja) 車両用プロテクタ
KR200488194Y1 (ko) 플러그 커넥터의 텅 피스에 대한 강화판 및 강화판을 갖는 플러그 커넥터
JP2011147262A (ja) ハーネス固定用クリップ
JP5029567B2 (ja) 接着式ウインドガラスの仮止め構造
JP4132752B2 (ja) 電線クランプ
JP2006044364A (ja) ピラートリムの取付構造
JP2013113318A (ja) クリップ、クリップ付ワイヤハーネス

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091007

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091007

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120515

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20120711