JP2009284572A - クランプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】パネルPの取付孔Hに取り付けられるクランプCであって、前記取付孔Hに挿入される支柱12と、前記取付孔Hよりも一回り大きい形状をなして前記支柱12から側方に突出する形状をなし、前記取付孔Hを弾性変形して通過するとともに前記取付孔Hを抜けると弾性復元して前記取付孔Hを被覆可能とされた被覆部14と、前記取付孔Hの周縁部に対し、前記支柱12の前記取付孔Hへの挿入方向手前側から弾性的に当接し、前記被覆部14とともに前記取付孔Hの周縁部を弾性的に挟持可能な弾性当接部13とを備える。
【選択図】図8
Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、シール性の低下を防止することが可能なクランプを提供することを目的とする。
このような構成によれば、被覆部と弾性当接部とにより、取付孔の挿入方向手前側と奥側との両側が被覆されるから、シール性を高めることができる。
このような構成によれば、誘導部によりクランプの向きが誘導されるから、確実にクランプを正規の向きでパネルに取り付けることができる。
本実施形態におけるクランプCは、ワイヤハーネスWを車両パネルPに固定するものであり、パネルPに形成された取付孔Hに取り付けられて使用される。取付孔Hは、図3に示すように、長円形状をなしてパネルPの板厚方向に開口する長孔であり、本実施形態では7×12mmサイズとされている。以後、取付孔Hの周縁のうち長手方向に直線状に延びる一対の側縁を直線縁H1、短手方向の両端において円弧をなす一対の端縁を円弧縁H2と称する。また、各構成部材において、図3の左右方向(取付孔Hの長手方向)を左右方向、図3の上下方向(取付孔Hの短手方向)を前後方向、図4の上下方向を上下方向として説明する。
誘導部15は、支柱12と略同軸をなして第1被覆部14から上方に立ち上がる誘導柱16を有している。誘導柱16の略上半部分は、図7に示すように、上端に向かって前後方向の幅寸法が小さくなる形状をなし、略下半部分の前後方向の幅寸法はほぼ一定とされている。誘導柱16の略下半部分の前後方向の幅寸法は、支柱12の前後方向寸法の幅寸法よりも若干大きく、取付孔Hの短手方向の幅寸法と同等とされている。なお、誘導柱16の左右方向の幅寸法は支柱12の左右方向の幅寸法と略同一で、全高にわたり一定とされている(図4参照)。
まず、ハーネス固定板11にワイヤハーネスWを沿わせてテープ等を巻き付け、クランプCにワイヤハーネスWを固定する。
次いで、誘導部15の誘導板17(支柱12の先端)をパネルPの取付孔Hに差し入れる。このとき、クランプCの向きが間違っている場合には、誘導板17が取付孔Hの周縁部に当接して差し入れることができないため、作業者は誘導板17が差し入れられるまでクランプCを回転させることで、クランプCの向きを正規の向きにすることができる。
こうして、第1被覆部14と第2被覆部13とが取付孔Hの周縁部を弾性的に挟持し、取付孔Hの上下両側を被覆した状態で、クランプCがパネルPに取り付けられる。
クランプCがパネルPに取り付けられた状態では、取付孔Hは第1被覆部14に被覆されてシールされ、取付孔Hの周縁部は第1被覆部14と第2被覆部13とに弾性的に挟持された状態になる。したがって、振動等を受けても第1被覆部14が取付孔Hに対して位置ずれしにくく、もってシール性の低下を防止することができる。
さらに、第1被覆部14と第2被覆部13とは互いに離間方向に弾性変位可能であるから、板厚寸法が異なる複数種のパネルPに取り付けることが可能である。
そして、パネルPの上方から水圧が作用する場合には、より強い力で第1被覆部14がパネルPの上面に押し付けられるから、確実にシール性を確保することができる。
また、誘導部15は、支柱12を中心として対称方向に突出する形状をなし、その突出方向を取付孔Hの長手方向に向けた場合は取付孔Hに挿入可能であり、突出方向を取付孔Hの短手方向に向けた場合は取付孔Hに挿入不可能とされている。したがって、誘導部15によりクランプCの向きが誘導され、確実にクランプCを正規の向きでパネルPに取り付けることができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(2)上記実施形態では、誘導片18の形状を、従来のクランプに一般的に設けられている係合片と同等の形状としているが、これに限らず、支柱12および第1被覆部14の取付孔Hへの挿入を誘導可能であればどのような形状であってもよく、また必ずしも誘導片を備えなくても構わない。
(3)上記実施形態では、本発明を、長円形状をなす取付孔Hに取り付けるクランプに適用したが、これに限らず、例えば円形の取付孔に取り付けるクランプにも適用することができる。
H…取付孔
P…パネル
12…支柱
13…第2被覆部(弾性当接部)
14…第1被覆部(被覆部)
15…誘導部
Claims (4)
- パネルの取付孔に取り付けられるクランプであって、
前記取付孔に挿入される支柱と、
前記取付孔よりも一回り大きい形状をなして前記支柱から側方に突出し、前記取付孔を弾性変形して通過するとともに前記取付孔を抜けると弾性復元して前記取付孔を被覆可能とされた被覆部と、
前記取付孔の周縁部に対し、前記支柱の前記取付孔への挿入方向手前側から弾性的に当接し、前記被覆部とともに前記取付孔の周縁部を弾性的に挟持可能な弾性当接部とを備えることを特徴とするクランプ。 - 前記弾性当接部は、前記取付孔よりも一回り大きい形状をなして前記支柱から側方に突出するものであることを特徴とする請求項1に記載のクランプ。
- 前記被覆部よりも前記挿入方向奥側には、同挿入方向奥側から手前側へ向かって少しずつ側方へ突出する傾斜をなし、前記取付孔の孔縁との接触により前記支柱および前記被覆部を前記取付孔へ誘導する誘導部が備えられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のクランプ。
- 前記取付孔は長孔であり、前記誘導部は前記支柱を中心として対称方向に突出する形状をなし、
前記誘導部の突出方向を前記取付孔の長手方向に向けた場合は、前記誘導部は前記取付孔に挿入可能であり、前記突出方向を前記取付孔の短手方向に向けた場合は、前記取付孔に挿入不可能であることを特徴とする請求項3に記載のクランプ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2008131196A JP2009284572A (ja) | 2008-05-19 | 2008-05-19 | クランプ |
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JP2008131196A JP2009284572A (ja) | 2008-05-19 | 2008-05-19 | クランプ |
Publications (1)
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JP2009284572A true JP2009284572A (ja) | 2009-12-03 |
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Family Applications (1)
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JP2008131196A Abandoned JP2009284572A (ja) | 2008-05-19 | 2008-05-19 | クランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009284572A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5314078U (ja) * | 1976-07-20 | 1978-02-06 | ||
JPS61188008U (ja) * | 1985-05-17 | 1986-11-22 |
-
2008
- 2008-05-19 JP JP2008131196A patent/JP2009284572A/ja not_active Abandoned
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5314078U (ja) * | 1976-07-20 | 1978-02-06 | ||
JPS61188008U (ja) * | 1985-05-17 | 1986-11-22 |
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