JP2009281694A - ガス化溶融炉の溶融炉における溶融スラグ生成効率を向上させる方法、ガス化溶融炉の溶融炉内に未溶融状態の付着物が堆積することを防止する方法およびガス化溶融炉 - Google Patents
ガス化溶融炉の溶融炉における溶融スラグ生成効率を向上させる方法、ガス化溶融炉の溶融炉内に未溶融状態の付着物が堆積することを防止する方法およびガス化溶融炉 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】廃棄物を可燃性ガスと灰に熱分解するガス化処理を行い、このガス化処理により生じた灰に対して溶融処理を行うことにより、この灰を溶融スラグ化させるガス化溶融炉(3)の溶融炉内に融点降下材料を投入し、融点降下材料は、溶融炉(3)内におけるその終端速度が溶融炉(3)内に流通するガスの流速以下になるようにその粒径が調整されたものである。
【選択図】図1
Description
2 排ガス導入口
3 溶融炉
4 廃熱ボイラ
5 溶融スラグ排出口
6 二次燃焼部
Claims (11)
- 廃棄物を可燃性ガスと灰に熱分解するガス化処理を行い、該ガス化処理により生じた灰に対して溶融処理を行うことにより、該灰を溶融スラグ化させるガス化溶融炉における溶融炉内の溶融スラグ生成効率を向上させる方法であって、
溶融炉内に融点降下材料を投入し、該融点降下材料は、該溶融炉内におけるその終端速度が該溶融炉内に流通するガスの流速以下になるようにその粒径が調整されたものであることを特徴とする方法。 - 廃棄物を可燃性ガスと灰に熱分解するガス化処理を行い、該ガス化処理により生じた灰に対して溶融処理を行うことにより、該灰を溶融スラグ化させるガス化溶融炉における溶融炉内に、未溶融状態の付着物が堆積することを防止する方法であって、
該溶融炉内に融点降下材料を投入し、該融点降下材料は、該溶融炉内におけるその終端速度が該溶融炉内に流通するガスの流速以下になるようにその粒径が調整されたものであることを特徴とする方法。 - 前記融点降下材料は、前記溶融炉の二次燃焼部側にも投入され、融点降下材料の粒径は、該二次燃焼部内における融点降下材料の終端速度が該二次燃焼部内を流通するガス流速の最大値から最小値の範囲内に収まるように調整される、請求項1または2に記載の方法。
- 前記融点降下材料は、酸化ナトリウムおよび酸化ケイ素を主成分とするガラスカレットおよび融点降下剤からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項1〜3のいずれか1つに記載の方法。
- 前記融点降下材料は、ガラスカレットであり、前記溶融炉に投入されるガラスカレットの粒径は、0.4〜1.0mmであり、前記二次燃焼部に投入されるガラスカレットの粒径は、0.4〜2.0mmである、請求項4に記載の方法。
- 前記融点降下剤は、酸化ナトリウム、酸化カリウム、酸化ケイ素、炭酸カルシウムからなる群から選択される少なくとも1種である、請求項4に記載の方法。
- 廃棄物を可燃性ガスと灰に熱分解するガス化処理を行い、該ガス化処理により生じた灰に対して溶融処理を行うことにより、該灰を溶融スラグ化させるガス化溶融炉であって、
溶融炉内における終端速度が該溶融炉内に流通するガスの流速以下になるようにその粒径が調整された融点降下材料を該溶融炉内に投入する手段が設けられていることを特徴とする、ガス化溶融炉。 - 前記融点降下材料を二次燃焼部に投入する手段がさらに設けられており、該二次燃焼部に投入される融点降下材料の粒径は、その二次燃焼部内における終端速度が該二次燃焼部内を流通するガス流速の最大値から最小値の範囲内に収まるように調整されている、請求項7に記載のガス化溶融炉。
- 前記融点降下材料は、酸化ナトリウムおよび酸化ケイ素を主成分とするガラスカレットおよび融点降下剤からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項7または8に記載のガス化溶融炉。
- 前記融点降下材料は、ガラスカレットであり、前記溶融炉に投入されるガラスカレットの粒径は、0.4〜1.0mmであり、前記二次燃焼部に投入されるガラスカレットの粒径は、0.4〜2.0mmである、請求項9に記載のガス化溶融炉。
- 前記融点降下剤は、酸化ナトリウム、酸化カリウム、酸化ケイ素、炭酸カルシウムからなる群から選択される少なくとも1種である、請求項9に記載のガス化溶融炉。
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