JP2009281662A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 仕切板に設けた放熱孔から侵入した雨水を、仕切板とリアクタ取付用の取付部材との組み合わせにより、圧縮機室内に飛散させることなく底板に導く導水路を構成した空気調和機の室外機を提供する。
【解決手段】 内部が、底板1上に立設されて上部に放熱孔2bを備え下部に補強リブ2e,2gを備えた仕切板2により圧縮機室と熱交換器室とに区画され、前記仕切板2に、前記放熱孔2bと前記補強リブ2e,2gの一部とに対向するリアクタ7取付用の取付部材10が取り付けられてなり、前記放熱孔2bから雨水が侵入した際、前記取付部材10で遮水されるとともに、前記補強リブ2e,2gで前記底板1に導水されてなる構成とした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、空気調和機の室外機に係わり、より詳細には、仕切板に設けた放熱孔から侵入した雨水を圧縮機室内に飛散させることなく底板に導く導水路の構造に関する。
従来の空気調和機の室外機は、図8(A)および図8(B)に示すように、リアクタaを底板上の仕切板bに取り付けて仕切板bのコンパクト化をはかるものとして、ファンcと熱交換器dとを有する熱交換器室eと、圧縮機fを有する圧縮機室gとに、吹出口hを備えた前板i、熱交換器カバーj、圧縮機室側板kおよび天板lからなるケーシングm内を仕切板bによって区画したものにおいて、前記仕切板bの圧縮機室g側で圧縮機fの上方に開口nを備えた凹部oを形成し、この凹部oに面してリアクタaを配置するようにし、また前記仕切板bの上部を圧縮機室g側に折り曲げて電装ボックスpとの間に遮熱板qを形成し、この遮熱板qの下方の仕切板bにリアクタaの取付ベースa’を、切起しtおよびねじuによって取り付けるようにしたものが開示されていた(例えば、特開2002−13764号公報参照。)。
リアクタ取付部rには開口nを備えた凹部oが設けられる一方、この開口nが設けられたことで雨水が侵入して圧縮機室に飛散しないように仕切板bに防水用のカバーsが添設されており、これによって仕切板bの強度補強になるという効果も奏するが、個別の部材からなるカバーsを設ける必要があるため構成部材が増加し、構造が複雑化してコスト高になってしまうという問題点を有していた。
また、開口nから侵入した雨水が防水用のカバーsで圧縮機室に飛散しないように遮水されたのち、どのように導かれて外部に排出されるのかが考慮されていなかった。
特開2002−13764号公報
そこで、本発明は上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、仕切板に設けた放熱孔から侵入した雨水を、仕切板とリアクタ取付用の取付部材との組み合わせにより、圧縮機室内に飛散させることなく底板に導く導水路を構成した空気調和機の室外機を提供することにある。
上述した目的を達成できるように構成するため、本発明は以下に示す特徴を備えている。
内部が、底板上に立設されて上部に放熱孔を備え下部に補強リブを備えた仕切板により圧縮機室と熱交換器室とに区画され、前記仕切板に、前記放熱孔と前記補強リブの一部とに対向するリアクタ取付用の取付部材が取り付けられてなり、
前記放熱孔から雨水が侵入した際、前記取付部材で遮水されるとともに、前記補強リブで前記底板に導水されてなることを特徴としている。
また、前記補強リブは、前記圧縮機室側が凹むように形成された上下に延びる縦溝部と、同縦溝部の上端に接続された前後に延びる横溝部とで構成される溝部からなり、
前記取付部材は、前記リアクタを固定し、前記放熱孔と前記縦溝部の一部とに対向する対向部と、前記仕切板に取り付けられて、同仕切板と前記対向部との間に中空部を形成する取付部と、前記対向部の下端に折曲形成され先端を前記仕切板に当接させたフランジとを備えてなり、
前記中空部と前記溝部とで、前記放熱孔から侵入した雨水を前記底板に導く導水路が構成されてなることを特徴としている。
また、前記横溝部の下部に、前記縦溝部に接続された前後に延びる補助横溝部が設けられてなることを特徴としている。
本発明によれば、仕切板に設けた放熱孔から侵入した雨水を、仕切板とリアクタ取付用の取付部材との組み合わせにより、圧縮機室内に飛散させることなく底板に導く導水路を構成した空気調和機の室外機を提供できる。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明による空気調和機の室外機の斜視図であり、図2は本発明による空気調和機の室外機の要部分解斜視図であり、図3は本発明による空気調和機の室外機の要部斜視図であり、図4は本発明による空気調和機の室外機の要部説明図であり、図5は図4に示すA矢視図であり、図6は本発明による空気調和機の室外機の要部説明図で、(A)は図4に示すB−B断面図、(B)は図6(A)に示すA部の拡大断面図であり、図7は本発明による空気調和機の室外機の要部説明図で、(A)は取付部材の正面図、(B)は側面図、(C)は上面図、(D)は斜視図である。
本発明による空気調和機の室外機は、前面パネルの一部(圧縮機室側)を取り外した斜視図として図1に示すように、脚部1aを備えた底板1の上部が、この底板1上に立設した仕切板2により、圧縮機3を底板1上部の前部寄りに設置した圧縮機室4と、熱交換器5を底板1上部の後部寄りに設置し、この熱交換器5に図示しない送風ファンを対向設置した熱交換器室6とに区画された構成になっている。
底板1には、図示しない送風ファンを臨ませるように吹出口12aを設けた前面パネル12や、側面パネル13および上面パネル14等が被着されており、これら底板1に被着された前面パネル12や、側面パネル13および上面パネル14等の内側に、圧縮機3、熱交換器5および図示しない送風ファン等が収容され保護されてなる構成になっている。
仕切板2には、圧縮機室4側の面に複数(3個)のリアクタ7が、このリアクタ7を取り付けるための取付部材10を介して、互いに上下方向に近接させた状態で取り付けられている。
リアクタ7は、約2.5キログラム×3個=約7.5キログラムの重さのものが近接して取り付けられることから、仕切板2は、このリアクタ7の重さによって撓みや変形が生じないように強度を増強するため、取付部材10が取り付けられることにより、仕切板2と取付部材10との間に、図6(A)に示すような略四辺形状の隙間15が形成された構造になっている。
熱交換器室6に設けられた図示しない送風ファンは、熱交換器5を臨ませた吸込口から外気を吸い込んだのち、この吸込空気を熱交換器5により熱交換したのち前面パネル12に設けられた吹出口12aから外部に吹き出すようになっている。
その際、圧縮機室4の側部に設けられた図示しない配線および配管の導入部近傍や、把手部近傍にある吸入部からも外気が吸入され、圧縮機室4内や図示しない電装部内を流通してリアクタ7や電装品を冷却したのち、温度上昇した空気は、図2と、図6(A)および図6(B)とに示す仕切板2に設けられた放熱孔2bから熱交換器室6に流通して、前面パネル12に設けられた吹出口12aから外部に吹き出される。
仕切板2に設けられた放熱孔2bは、本体の背面や側面に設けられた吸込口から外気といっしょに雨水を吸い込んだ際、図6(B)に示す矢印Bのように、熱交換器室6から圧縮機室4側に雨水の一部を侵入させてしまうことになる。
また、風雨が強い場合には、低速回転もしくは停止状態の送風ファンを逆回転させることになって、前面パネル12に設けられた吹出口12aから入った雨水の一部が送風ファンによって飛散し、図6(B)に示す矢印Bのように、仕切板2に設けられた放熱孔2bから圧縮機室4側に侵入してしまうことになる。
仕切板2には放熱孔2bが設けられるとともに、強度を増強するための補強リブが設けられており、この補強リブは、圧縮機室4側が凹むように形成(凹設)された上下に延びる縦溝部2eと、この縦溝部2eの上端部2fに一端が接続され他端が本体の後部に向けて延びる横溝部2gとからなる溝部として形成されている。
縦溝部2eおよび横溝部2gからなる溝部は断面コ字状に形成(凹設)されており、これによって、放熱孔2bから侵入した雨水をより円滑に導けるようになり、また、仕切板2の強度を高めて効果的に補強できるようになる。
放熱孔2bから侵入した雨水は、図6(A)および図7に示す取付部材10によって圧縮機室4内に飛散しないように遮水されたのち、略四辺形状の隙間15において流下し、図4乃至図6(A)に示す仕切板2に凹設された縦溝部2eと、この縦溝部2eの上端部2fに一端が接続され他端が本体の後部に向けて延びる横溝部2gとからなる溝部に沿いながら底板1に円滑に導かれる。
溝部は、図4に示す二点鎖線のように、横溝部2gの下部に、この横溝部2gと平行な補助横溝部2g’が設けられるとともに、補助横溝部2g’の一端が、縦溝部2eの下端部に接続されるように構成してもよい。
なお、横溝部2gや補助横溝部2g’は、縦溝部2eの上端部2fや下端部2f’との接続部が夫々の後端部よりも少許低くなるように形成されることで、縦溝部2eに集中的に水を集めて底板1に導水できるようになり、底板1において熱交換器5から滴下した凝縮水と合流させて外部に排水されることになる。
または、横溝部2gや補助横溝部2g’は、夫々の後端部が前端部よりも少許低くなるように形成されることで、図4に示すように、これらの後端部から、横溝部2gや補助横溝部2g’で導かれた水が熱交換器5に近い底板1の後部寄りに滴下するように構成してもよい。
また溝部は、縦溝部2eや横溝部2gなどによって、仕切板2に対し縦方向や横方向に延びるように凹設された構成になっているので、所謂補強リブを縦横に形成したのと同様に仕切板2の強度を効果的に増強できる構造になることから、仕切板2の板厚の薄形化を実現できることになる。
ここで、リアクタ7を仕切板2に取り付けるために用いられるとともに、仕切板2に設けられた放熱孔2bから侵入した雨水を遮水するための取付部材10について詳細に説明する。
リアクタ7取付用の取付部材10は、図3乃至図6(A)に示すようにリアクタ7がねじ止めにより固定されており、図4と、図6(A)および図6(B)と、図7(A)乃至図7(D)とに示すように、仕切板2に設けられた放熱孔2bと縦溝部2eの上端部2fとに対向する対向部8と、仕切板2に取り付けられて、図6(A)に示すように、仕切板2と対向部8との間を互いに平行に離間させた略四辺形状の隙間15からなる中空部を形成する取付部9と、対向部8の下端に折曲形成され先端を仕切板2に当接させたフランジ8dとを備えている。
これによって、例えば仕切板2に対し、対向部8を取付部9といっしょに隙間なく接合したような場合に較べて、略四辺形状の隙間15からなる中空部を形成したことで、仕切板2と取付部材10との組み合わせによる強度を増強させることができて、鈑金によって形成される仕切板2の薄板化を可能にした構造になる。
取付部材10を構成する対向部8には、リアクタ7の脚部7aに備えた固定孔を通したねじ16aを螺着するためのねじ止め部8aが穿設され、上部には手掛けを可能にした通し孔8bが設けられ、リアクタ7の下端位置を受けることで固定時の強度を増強させるための複数の突部8cが設けられるとともに、下端部には、取付部材10を箱形状に形成することで強度をさらに増強させるとともに、仕切板2の放熱孔2bから侵入し、隙間15から圧縮機室4に漏れることなく流下した雨水を受けるように折曲形成されたフランジ8dが設けられている。
対向部8の下端に折曲形成されたフランジ8dは、図1および図4に示すように、縦溝部2eの上端部2fおよび横溝部2gの下部に近接する位置に設けられ、また、縦溝部2eの下端部2f’や補助横溝部2g’は底板1に近接する位置に設けられており、これによって、リアクタ7や配管3aおよび圧縮機3などを放熱孔2bから侵入した雨水から確実に保護できる構造になる。
また、取付部材10を構成する対向部8の上端部には、図7(B)に示すようなコ字状に折曲形成された懸架部11が設けられており、図3乃至図5に示すように、懸架部11を仕切板2の上端部に懸架できるようになっている。
仕切板2には、図2および図4に示すように、取付部材10の取付部9を取り付けるための複数のねじ止め部2aが設けられ、少なくとも上端部には、懸架部11の寸法形状に対応してこの懸架部11をほぼ隙間なく懸架できるように所定の寸法で形成され、且つ、図4に示すように、懸架部11の上面部が面一状になるように懸架するための凹部2dを備えたフランジ2cが設けられており、また、取付部材10の対向部8に対向して上下方向に延びる複数の放熱孔2bが設けられ、この放熱孔2bの下部には、上下に延びる縦溝部2eと、縦溝部2eの上端部2fに一端が接続され他端が底板1上部の後部寄りに向けて延びる横溝部2gとからなる溝部が凹設されており、また、横溝部2gの下部には、横溝部2gと平行な補助横溝部2g’が凹設されるように構成してもよく、この場合、補助横溝部2g’の一端が、縦溝部2eの下端部2f’に接続されるように形成される。
上下に延びる縦溝部2eは、圧縮機室4側が凹むように形成(凹設)されており、この圧縮機室4に面して上下に延びた凹状の縦溝部2eに沿って仕切板2の放熱孔2eから侵入した雨水が流下し、縦溝部2eの下端に対応する底板1には、図4に示すように、流下した雨水を外部に排出するための排水孔からなる排水部1bが穿設されている。
これによって、仕切板2の放熱孔2bから侵入した雨水の一部は、取付部材10の対向部8に当たったのち略四辺形状の隙間15から圧縮機室4に漏れることなく流下して、対向部8のフランジ8dで受けられることになり、フランジ8dで受けた水は、対向部8が対向する縦溝部2eの上端部2fから流入して、この縦溝部2eに沿って流下することになり、底板1の排水部1bから外部に円滑に排出される。
また、縦溝部2eの上端部2fには、図2および図4に示すように、底板1上部の後方に延びる横溝部2gが接続されている。
これにより、横溝部2gの前部(上端部2fとの接続部)が横溝部2gの後部よりも少許低くなるように傾斜している場合には、横溝部2gに沿いながら縦溝部2eに水が集められて底板1に導かれるようになり、横溝部2gの前部(上端部2fとの接続部)が横溝部2gの後部よりも少許高くなるように傾斜している場合には、略四辺形状の隙間15から圧縮機室4内に漏れることなく流下した水は、上端部2fに流入するのと同時に横溝部2gにも流入して、図4に示すように、横溝部2gに沿って底板1上部の後部寄りに導かれ底板1上に滴下することになるため、横溝部2gの前部または後部の何れが低くなるように傾斜した場合であっても、本体前部の吹出口12aから外部に水滴が飛散するおそれがない。
また同様に、横溝部2gの下部に、図4に示す二点鎖線のように補助横溝部2g’が凹設されて、その一端が縦溝部2eの下端部2f’に接続された構成にしてもよく、この場合、補助横溝部2g’の前部または後部が、補助横溝部2g’の後部または前部よりも少許低くなるように傾斜することで、補助横溝部2g’に沿いながら縦溝部2eに水が集められて底板1に導かれるようになるか、もしくは、補助横溝部2g’に沿いながら底板1上部の後部寄りに導かれて底板1上に滴下することになる。
そして、底板1上に滴下した水は、熱交換器5から滴下した凝縮水に合流することで、ドレン水として外部に排水されることになる。
また、取付部材10を構成する取付部9には、仕切板2のねじ止め部2aに対応する複数の取付孔9aが設けられており、この取付孔9aを通したねじ16bをねじ止め部2aに螺着することで仕切板2に取り付けられ、対向部8と仕切板2との間に隙間15を形成することで、上述したように、該箇所に略四辺形状の中空部が形成されたり、もしくは、対向部8の下端に折曲形成されたフランジ8dからなる底面部を有することで箱形状に形成された構造になる。
これにより、略四辺形状の隙間15をなす仕切板2と取付部材10の対向部8との間隔は、フランジ2cの幅寸法と略同一の寸法で形成されることになり、図3および図5に示すように、フランジ2cの幅寸法に合わせて取付部材10が掛架されることから、この取付部材10の対向部8がフランジ2cの幅寸法を越えて圧縮機室4に出っ張らない構成になり、この圧縮機室4における配管3a用のスペースを確保しやすくなる。
その際、仕切板2の凹部2dに懸架部11が懸架されていることから、取付部材10が仕切板2に対して位置決めしやすい状態になっているので、取付孔9aを通したねじ16bをねじ止め部2aに螺着する作業を容易に行えるようになっている。
また、図2に示す仕切板2のねじ止め部2aは、図7(A)および図7(D)に示す取付部材10の取付孔9a(3箇所)に対応する位置に設けられており、図7(A)および図7(D)に示す右下の位置には、ねじ16bによってねじ止めされていない構成になっているが、該箇所がねじ止め固定されていなくても、上述したように、取付部材10には重いリアクタ7を取り付けているため、その荷重で該箇所が固定されているのと同等に仕切板2に強く押圧されているので、リアクタ7が取り付けられた時の強度が増強されることになり構造上の問題はない。
そして、ねじ止め箇所を3箇所に限定した構成にすることで、ねじ止め箇所を4箇所またはそれ以上にした場合に較べてねじ止めの作業量を減らせることになり、また、図1に示すように、該箇所に対向する位置には圧縮機3に連なる配管3aが配設されていることから、該箇所で、配管3aを避けながらねじ止めを行うといった困難が伴う作業を実施しなくても済むようになって、着脱の作業が伴うメンテナンス性も良好になる。
なお、上述した箇所に対向して配設される配管3aの量が多くない場合には、図7(A)および図7(D)に示す右下の位置においてもねじ16bによってねじ止めするように構成することで、該箇所をより強固に固定できるようにしてもよい。
次に、リアクタ7(3個)が、取付部材10を介して仕切板2に取り付けられる動作(手順)について説明する。
リアクタ7は、図4と、図6(A)および図7とに示すように、その脚部7aに設けられた複数の固定孔を通したねじ16aを対向部8に設けられたねじ止め部8aにねじ止めして固定される。
その際、上述したように、リアクタ7の下端位置が対向部8に設けられた複数の突起8cで受けられることになって、リアクタ7を対向部8に固定した時の固定強度がさらに増強されることになる。
また、リアクタ7取付用の取付部材10は、対向部8に設けられた通し孔8bに手指を掛けて持ち上げながら、図2および図3に示すように、懸架部11が仕切板2の上端部に折曲形成されたフランジ2cの凹部2dに懸架されることで仮固定された状態になるので、取付部9に設けられた3箇所の取付孔9aと、この取付孔9aに対応して仕切板2に設けられたねじ止め部2aとを正確に、且つ容易に位置合わせできるようになる。
取付孔9aをねじ止め部2aに位置合わせして、取付部9の取付孔9aにねじ16bを通し、仕切板2のねじ止め部2aにねじ止めすることにより、図4乃至図6(A)に示すようにリアクタ7取付用の取付部材10が仕切板2に取り付けられる。
リアクタ7取付用の取付部材10が仕切板2に取り付けられた際、取付部材10と仕切板2とによって隙間15を中空構造状に、もしくは箱形構造状に形成することで該箇所の強度を増強できるようになり、リアクタ7の重さによって、仕切板2に撓みや変形が生じてしまわない構造になる。
そして、発熱したリアクタ7の熱を放熱するための放熱孔2bが設けられるとともに、縦溝部2eや横溝部2gが凹設された仕切板2に、縦溝部2eの上端部2fに対向させた対向部8と、仕切板2に取り付けられて隙間15を形成する取付部9とからなり、リアクタ7取付用の取付部材10を固定することにより、放熱孔2bから侵入した雨水の一部を隙間15から圧縮機室4内に飛散させることなく流下させ、フランジ8dで受けたのち、縦溝部2eにより底板1に向けて導水し排水部1bから外部に排出できるようになる。
また、横溝部2gに沿って底板1上部の後部寄りに導水したのち底板1上に滴下させ、熱交換器5から滴下した凝縮水に合流させたドレン水として外部に排水できるようにした空気調和機の室外機となる。
なお、縦溝部2eの下端部2f’が底板1の少許上方に位置するように形成され、この下端部2f’に補助横溝部2g’の一端が接続されるように形成された場合には、補助横溝部2g’の傾斜によって、補助横溝部2g’に沿いながら縦溝部2eに水が集められて底板1に導かれるようになるか、もしくは、補助横溝部2g’に沿いながら底板1上部の後部寄りに導かれて底板1上に滴下し、熱交換器5から滴下した凝縮水に合流することになる。
本発明による空気調和機の室外機の斜視図である。 本発明による空気調和機の室外機の要部分解斜視図である。 本発明による空気調和機の室外機の要部斜視図である。 本発明による空気調和機の室外機の要部説明図である。 図4に示すA矢視図である。 本発明による空気調和機の室外機の要部説明図で、(A)は図4に示すB−B断面図であり、(B)は図6(A)に示すA部の拡大断面図である。 本発明による空気調和機の室外機の要部説明図で、(A)は取付部材の正面図であり、(B)は側面図であり、(C)は上面図であり、(D)は斜視図である。 従来例による空気調和機の室外機の説明図で、(A)は分解斜視図であり、(B)は要部断面図である。
符号の説明
1 底板
1a 脚部
1b 排水部
2 仕切板
2a ねじ止め部
2b 放熱孔
2c フランジ
2d 凹部
2e 縦溝部
2f 上端部
2f’ 下端部
2g 横溝部
2g’ 補助横溝部
3 圧縮機
3a 配管
4 圧縮機室
5 熱交換器
6 熱交換器室
7 リアクタ
7a 脚部
8 固定部
8a ねじ止め部
8b 通し孔
8c 突起
8d フランジ
9 取付部
9a 取付孔
10 取付部材
11 懸架部
12 前面パネル
12a 吹出口
13 側面パネル
14 上面パネル
15 隙間
16a ねじ
16b ねじ

Claims (3)

  1. 内部が、底板上に立設されて上部に放熱孔を備え下部に補強リブを備えた仕切板により圧縮機室と熱交換器室とに区画され、前記仕切板に、前記放熱孔と前記補強リブの一部とに対向するリアクタ取付用の取付部材が取り付けられてなり、
    前記放熱孔から雨水が侵入した際、前記取付部材で遮水されるとともに、前記補強リブで前記底板に導水されてなることを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 前記補強リブは、前記圧縮機室側が凹むように形成された上下に延びる縦溝部と、同縦溝部の上端に接続された前後に延びる横溝部とで構成される溝部からなり、
    前記取付部材は、前記リアクタを固定し、前記放熱孔と前記縦溝部の一部とに対向する対向部と、前記仕切板に取り付けられて、同仕切板と前記対向部との間に中空部を形成する取付部と、前記対向部の下端に折曲形成され先端を前記仕切板に当接させたフランジとを備えてなり、
    前記中空部と前記溝部とで、前記放熱孔から侵入した雨水を前記底板に導く導水路が構成されてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記横溝部の下部に、前記縦溝部に接続された前後に延びる補助横溝部が設けられてなることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機の室外機。
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