JP2009281531A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 回転軸と、前記回転軸を半径方向に支承するジャーナル軸受と、前記回転軸を軸方向に支承するスラスト軸受と、前記回転軸の外周に配置され前記回転軸を半径方向に受けるダンパ部を有する回転機械において、前記ダンパ部は、前記回転軸に対向して設けられその内周側と前記回転軸との間の潤滑部を構成する油膜を介して軸を受ける第１部材と、この第１部材の外周を覆う固定部材と、前記第１部材の一方の側部を覆う第２部材と、前記第１部材の他方の側部を覆う第３部材と、前記第１部材を通過してその内周側に通じる給油孔を備え、前記第１部材と前記他の部材との隙間に油膜を形成し、前記第１部材と前記他の部材の軸方向の隙間を半径方向の隙間より小さく設定したことを特徴とする回転機械。
2. 前記第１部材は内筒、外筒及び中央部で前記内筒と外筒を連結するディスク部からなり、前記給油孔は前記外筒からディスク部を通過して内筒の内周側に通じるように形成され、前記外筒の外周と前記固定部材との隙間に油膜を形成し、前記第２部材と第３部材はそれぞれ、前記内筒と外筒の間に形成されたディスク部の両側部の凹部に系合する凸部を有し、該凹部と凸部の間の半径方向隙間に油膜を形成したことを特徴とする請求項１に記載の回転機械。
3. 前記第２部材と第３部材で挟まれた前記外筒の軸方向の隙間を、該外筒の半径方向の隙間よりも小さく設定したことを特徴とする請求項２に記載の回転機械。
4. 前記第２部材と第３部材で挟まれた前記内筒の軸方向の隙間を、該内筒の外周部半径方向の隙間よりも小さく設定したことを特徴とする請求項２または３に記載の回転機械。
5. 前記第２部材と第３部材で挟まれた前記ディスク部の軸方向の隙間を、前記外筒または内筒の半径方向の隙間よりも小さく設定したことを特徴とする請求項２〜４のいずれかに記載の回転機械。
6. 前記回転軸の外周に配置された円筒型軸受構造を有することを特徴とする請求項１〜５のいずれかに記載の回転機械。
7. 前記第１部材は、前記回転軸の外周に配置された複数個のパッドに分割された構造を有することを特徴とする請求項１〜６のいずれかに記載の回転機械。
8. 前記ダンパ部は、前記スラスト軸受の軸方向の外側に配置されたことを特徴とする請求項１〜７のいずれかに記載の回転機械。