JP2009281148A - 内燃機関の動弁装置用電磁アクチュエータ - Google Patents

内燃機関の動弁装置用電磁アクチュエータ Download PDF

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徳明 藤井
Jiro Fujimoto
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Abstract

【課題】電磁石を大型化することなく、十分な弁駆動力が得られるようにすること。
【解決手段】可動レバー部材116のレバー長さ方向の中間部に枢軸130を配置し、レバー長さ方向で見て枢軸130の一方の側に電磁石118、120の電磁吸着面部126、128と対向する電磁石当接部138、140を設け、枢軸130の他方の側に動弁装置の弁体との連係部である連係ローラ146を設ける。
【選択図】図7

Description

本発明は、内燃機関の動弁装置用電磁アクチュエータに関し、特に、回動型の動弁装置用電磁アクチュエータに関する。
内燃機関の動弁装置として、電磁アクチュエータによって動弁装置の弁体である吸気弁、排気弁を開閉する電磁駆動式のものがある(例えば、特許文献1)。
電磁駆動式の動弁装置に用いられる電磁アクチュエータとして、固定配置の電磁石と、電磁石に対して一つの枢軸周りに回動可能に設けられたアーム部材(アーマチャ)とを有し、電磁石の励磁によってアーム部材が枢軸周りに回動変位し、当該回動変位によって吸気弁、排気弁を開閉駆動する回動型(回転型)のものがある(例えば、特許文献2)。
この回動型電磁アクチュエータは、アーム部材の回動枢軸がアーム部材の一端部にあり、アーム部材の他端部がなす回動先端部にて動弁装置の弁体の連係、例えば、弁ステム先端部と当接し、この回動先端部と枢軸部との間でアーム部材が電磁石の電磁吸着面部と対向する構造になっている。
特開2004−324478号公報 特開2006−46176号公報
上述した従来の回動型電磁アクチュエータは、アーム部材の枢軸部とは反対の回動先端部(アーム先端)にてアーム部材と弁体とが連係するので、アーム長さに応じて大きい弁体駆動ストロークを得ることができるが、その反面、大きい弁駆動力を得ることができない。また、この従来構造では、アーム先端に作用するアーム部材の慣性質量が大きい。
このようなことから、従来の回動型電磁アクチュエータにおいて、十分な弁駆動力を得るためには、電磁石を大型化する必要が生じ、電磁石の大型化は、電力消費、重量、占有スペースの増加を招くことになる。このようなことは、特に、車載機器として、重要な課題になる。
本発明が解決しようとする課題は、電磁石を大型化することなく、十分な弁駆動力が得られるようにすることである。
本発明による動弁装置用電磁アクチュエータは、内燃機関の動弁装置に用いられる電磁アクチュエータであって、電磁吸着面部を有する固定配置の電磁石と、前記電磁石の励磁によって回動する可動レバー部材とを有し、前記可動レバー部材は、レバー長さ方向の中間部に配置された枢軸周りに回動可能に設けられ、レバー長さ方向で見て前記枢軸の一方の側に前記電磁吸着面部と対向する電磁石当接部を有し、前記枢軸の他方の側に前記動弁装置の弁体との連係部を有する電磁吸着面部を有する固定配置の電磁石と、可動レバー部材とを有し、前記可動レバー部材は、レバー長さ方向の中間部に枢軸を配置され、当該枢軸周りに回動可能に設けられ、レバー長さ方向で見て前記枢軸の一方の側に前記電磁吸着面部と対向する電磁石当接部を有し、前記枢軸の他方の側に前記動弁装置の弁体との連係部を有する。
この発明による動弁装置用電磁アクチュエータによれば、アーマチャが、レバー長さ方向の中間部に配置された枢軸周りに回動可能な可動レバー部材により構成され、枢軸の一方の側に電磁石当接部が、枢軸の他方の側に動弁装置の弁体との連係部がある構成であるので、一端枢支のアーム式のものに比して可動レバー部材の慣性質量を低減することができる。このことにより、電磁石を大型化することなく、十分な弁駆動力を確保することができるようになる。
本発明による動弁装置用電磁アクチュエータは、好ましくは、前記可動レバー部材の前記枢軸から前記電磁石当接部の先端までのレバー長方向の長さが、前記枢軸から前記連係部までのレバー長方向の長さより長い。
この発明による動弁装置用電磁アクチュエータによれば、梃子の原理によって前記連係部における弁駆動力を大きくできる。このことによっても、電磁石を大型化することなく、十分な弁駆動力を確保することができるようになる。
本発明による動弁装置用電磁アクチュエータは、好ましくは、前記電磁石が、複数枚の積層板を積層した積層構造のヨーク部材と、前記ヨーク部材に取り付けられた電磁コイル部材とを有し、前記可動レバー部材は複数枚の積層板を積層した積層構造体として構成され、前記ヨーク部材の積層板積層方向と前記可動レバー部材の積層板積層方向とが同一方向である。
この発明による動弁装置用電磁アクチュエータによれば、電磁石と可動レバー部材とに間に有効に作用する磁束を十分に生成でき、磁気損失が少ない。このことによっても、電磁石を大型化することなく、十分な弁駆動力を確保することができるようになる。
本発明による動弁装置用電磁アクチュエータは、好ましくは、前記動弁装置が、カム部を有し、内燃機関本体に回転可能に設けられて内燃機関の出力軸により回転駆動されるカム軸と、前記内燃機関本体に設けられたロッカアーム軸と、前記ロッカアーム軸に回動可能に支持され、前記電磁アクチュエータによって選択的に駆動され、内燃機関の吸気弁あるいは排気弁を開閉する弁側ロッカアームと、前記ロッカアーム軸に回動可能に支持され、前記カム軸の前記カム部と係合し、当該カム部により揺動駆動されるカム側ロッカアームと、前記カム軸による前記弁側ロッカアームの駆動時には前記弁側ロッカアームと前記カム側ロッカアームとを一体連結し、前記電磁アクチュエータによる前記弁側ロッカアームの駆動時には前記弁側ロッカアームと前記カム側ロッカアームとの一体連結を解除する連結手段とを有するものである。
この本発明による動弁装置用電磁アクチュエータによれば、連結手段の連結操作によって前記弁側ロッカアームと前記カム側ロッカアームとが一体連結されることにより、前記カム軸による前記弁側ロッカアームの揺動が前記弁側ロッカアームに伝達され、前記カム軸によって吸気弁、排気弁が開閉する。これに対し、連結手段の解除操作によって前記弁側ロッカアームと前記カム側ロッカアームとの一体連結が解除されることにより、前記カム軸による前記弁側ロッカアームの揺動が前記弁側ロッカアームに伝達されなくなる。この状態では、前記電磁アクチュエータによって前記弁側ロッカアームを揺動させて吸気弁、排気弁を開閉する。
このようにして、電磁アクチュエータによって弁側ロッカアームを駆動する際には、カム軸によって駆動されるカム側ロッカアームを弁側ロッカアームから切り離して吸気弁、排気弁の開閉を行うことができる。このため、電磁アクチュエータによる駆動時の弁側ロッカアームの慣性重量を低減し、電磁アクチュエータの駆動力を小さくすることができ、小型化できるとともに、消費電力も少なくすることができる。
本発明による動弁装置用電磁アクチュエータによれば、アーマチャが、レバー長さ方向の中間部に配置された枢軸周りに回動可能な可動レバー部材により構成され、枢軸の一方の側に電磁石当接部が、枢軸の他方の側に動弁装置の弁体との連係部がある構成であるから、一端枢支のアーム式のものに比して可動レバー部材の慣性質量を低減することができ、電磁石を大型化することなく、十分な弁駆動力を確保することができる。
以下に、本発明による内燃機関の動弁装置用電磁アクチュエータの一つの実施形態を、図1〜図8を参照して説明する。
図1に示されているように、内燃機関は、シリンダブロック12とシリンダヘッド14とによるエンジン本体(内燃機関本体)10を有する。シリンダブロック12には、図では一つしか示されていないが、複数個のシリンダボア16が形成されている。シリンダボア16内にはピストン18が往復動可能に設けられている。ピストン18は、シリンダボア16内にあってシリンダヘッド14との間に燃焼室20を画定している。ピストン18は、連結ロッド46によって内燃機関の出力軸であるクランク軸48に連結されている。
シリンダヘッド14には、各燃焼室20毎に、つまり、各気筒毎に点火プラグ22が取り付けられている。
図2に良く示されているように、シリンダヘッド14には、各燃焼室20毎に、つまり、各気筒毎に、二つの吸気ポート22、24と、二つの排気ポート26、28が形成されている。シリンダヘッド14には、吸気ポート22、24を開閉する吸気弁30、32と、排気ポート26、28を開閉する排気弁34、36が取り付けられている。シリンダヘッド14と吸気弁30、32、排気弁34、36の各々の間には、各弁を閉弁付勢する圧縮コイルばね38、40、42、44が取り付けられている。
シリンダヘッド14には、クランク軸48によって回転駆動される吸気弁用のカム軸50と排気弁用のカム軸52が各々回転可能に取り付けられている。カム軸50、52は、各々、所定のカムプロフィールを有するカム部54、56を各気筒毎に有する。
シリンダヘッド14には排気弁用のロッカアーム軸60が取り付けられている。ロッカアーム軸60は、各気筒毎の排気弁用のロッカアーム64の一端部(係合部)64Aを回動(揺動)可能に支持している。
排気弁用のロッカアーム64の他端部、すなわち、一端部64Aとは反対の揺動端部64Bは、排気弁34、36のステム端部に当接している。ロッカアーム64は、中間部に支持軸66によってカムフォロワローラ68を回転可能に支持している。カムフォロワローラ68は、カム軸52のカム部56に係合し、カム軸52の回転によって自転しながら、カム部56のカムプロフィールに従って上下動する。
これにより、排気弁34、36は、カム軸52の回転によって一義的に決まる所定のクランク角タイミングをもって開閉される。
次に、カム軸−電磁ハイブリッド駆動が適用され、本発明による動弁装置用電磁アクチュエータを使用する吸気弁30、32の開閉機構(動弁機構)について説明する。
シリンダヘッド14には、吸気弁用のロッカアーム軸58と排気弁用のロッカアーム軸60が取り付けられている。ロッカアーム軸58は、各気筒毎の吸気弁用の弁側ロッカアーム62の一端部(係合部)62Aを回動(揺動)可能に支持している。
弁側ロッカアーム62は、上面視でコの字形をしており、ロッカアーム軸58より支持される一端部(係合部)62Aの側が、二股脚部62Dの先端部として、同一軸線上に2個存在する。弁側ロッカアーム62は、一端部62Aとは反対の二つの揺動端部62Bにて吸気弁30、32のステム端部に当接している。この二つの揺動端部62Bは連結部62Cによって互いに一体連結されている。換言すると、連結部62Cは弁側ロッカアーム62と吸気弁30、32との当接部に設けられている。
ロッカアーム軸58は、各気筒毎に設けられたカム側ロッカアーム70の一端部70Aを回動(揺動)可能に支持している。カム側ロッカアーム70は、図3に良く示されているように、弁側ロッカアーム62の二股脚部62D間にあり、他端部70Bがヨーク形状をしていて中空支持軸72によってカムフォロワローラ74を回転可能に支持している。
カムフォロワローラ74は、カム軸50のカム部54に係合し、カム軸50の回転によって自転しながら、カム部54のカムプロフィールに従って上下動する。ここに、カムフォロワローラ74が、カム側ロッカアーム70とカム軸50のカム部54との当接部をなす。
弁側ロッカアーム62とカム側ロッカアーム70には、当該両者を選択的に一体連結する連結手段78が構成されている。連結手段78は、カム側ロッカアーム70とカム軸50のカム部54との当接部(カムフォロワローラ74と同一軸線上)にある。
連結手段78は、図4に良く示されているように、閂式のものであり、弁側ロッカアーム62の二股脚部62Dの一方の脚片に設けられたシリンダ部材80と、シリンダ部材80内に摺動可能に設けられて一方の側に油圧動作室82を画定するピストン84と、中空支持軸72の中空部72A内に軸線方向に移動可能に設けられた連結ピン86と、弁側ロッカアーム62の二股脚部62Dの他方の脚片に設けられたカップ部材88と、カップ部材88内に軸線方向に移動可能に設けられた戻し部材90と、カップ部材88内に設けられて戻し部材90を連結ピン86の側に付勢する戻しばね92とにより構成されている。ピストン84、連結ピン86、戻し部材90は、この順で同一軸線上にある。
連結手段78は、油圧動作室82に油圧が供給されていない場合には、図4に実線で示されているように、戻しばね92のばね力によって、戻し部材90、連結ピン86、ピストン84が右方に押された位置にあって、ピストン84が中空部72Aに進入せず、連結ピン86がカップ部材88内に進入しない連結解除状態を確立する。この連結解除状態では、カム側ロッカアーム70と弁側ロッカアーム62とが切り離され、カム側ロッカアーム70が揺動運動が弁側ロッカアーム62に伝達されない。
これに対し、油圧動作室82に油圧が供給されると、図4に仮想線で示されているように、戻しばね92のばね力に抗して、ピストン84、連結ピン86、戻し部材90が左方へ移動し、当該移動によって、ピストン84が中空部72Aに進入し、連結ピン86がカップ部材88内に進入する連結状態を確立する。この連結状態では、カム側ロッカアーム70と弁側ロッカアーム62とが一体連結され、カム側ロッカアーム70の揺動運動が弁側ロッカアーム62に伝達される。換言すると、カム側ロッカアーム70と弁側ロッカアーム62とが一体化して揺動運動する。
油圧動作室82に対する油圧の給排は、弁側ロッカアーム62の内部に形成された内部油路94、ロッカアーム軸58の内部に内部油路96などを用いて行われる。油圧動作室82に対する油圧給排制御については、図8を用いて後述する。
図4に示されているように、シリンダヘッド14には、カム側ロッカアーム70の他端部70Bの側(揺動端側)に設けられた受け部100に、ばね98のばね力によって押し付けられる付勢部材102が設けられている。付勢部材102は、連結解除状態にある場合を含めてカム側ロッカアーム70のカムフォロワローラ74をカム軸50のカム部54に押し付け、カムフォロワローラ74とカム部54との係合状態を維持させる作用をする。
図1、2に示されているように、シリンダヘッド14には、各気筒の弁側ロッカアーム62毎に電磁アクチュエータ110が取り付けられている。電磁アクチュエータ110は、シリンダヘッド14に取り付けられて固定配置の上下一対の電磁石112、114と、電磁石112、114の励磁によって所定回動角範囲を往復回動する可動レバー部材116とを有する。
電磁アクチュエータ110の詳細を、図5〜図7を参照して説明する。
上下の電磁石112、114は、可動レバー部材116の回動中心Aを通る中立線Nを対称線として、上下に各々傾斜角θをもって横転ハの字形に傾斜配置されている。電磁石112、114は、各々、二枚の側板118A、120A間に複数枚の積層板118B、120Bを積層した積層構造の横転E字形のヨーク部材118、120と、ヨーク部材118、120の各々に取り付けられた電磁コイル部材122、124とを有する。
電磁コイル部材122、124は、四角環状のボビン122A、124Aに導線122B、124Bを巻装したものであり、ヨーク部材118、120の中央部118C、120Cの外周を取り囲むようにヨーク部材118、120の凹溝部118D、118E、120D、120Eに嵌め込み装着されている。
電磁石112、114は、ヨーク部材118、120の中央部118C、120Cが互いに向かい合うように配置されており、中央部118C、120Cの先端面を含むヨーク先端面の全体が、互いに向かい合う電磁吸着面部126、128になっている。
なお、積層構造のヨーク部材118、120は、各々、二枚の側板118A、120Aと複数枚の積層板118B、120Bを積層方向に貫通する締結ピン132、134によって積層締結されている。
下側の電磁石114の二枚の側板120Aにはブラケット部120Fが一体形成されている。ブラケット部120Fは可動レバー部材116の枢軸130を回動可能に支持している。これにより、枢軸130の中心軸線が可動レバー部材116の回動中心Aになる。
可動レバー部材116は、複数枚の積層板116Aを積層した積層構造体として構成されている。複数枚の積層板116Aは、積層板116Aの積層方向に貫通した枢軸130と、二枚の側板116Bを挟んで、積層板116Aの積層方向に貫通した締結ピン136によって積層締結されている。
本実施形態では、図5によく示されているように、ヨーク部材118、120の積層板118B、120Bの積層方向と、可動レバー部材116の積層板116Aの積層方向とが同一方向になっている。
枢軸130は可動レバー部材116のレバー長さ方向(図7で見て左右方向)の中間部に配置されている。可動レバー部材116は、枢軸130周りに下側の電磁石114によって回動可能に支持され、レバー長さ方向で見て枢軸130の一方の側(右側)に、電磁吸着面部126と128の間にあって、これらと対向する電磁石当接部138、140を有し、枢軸130の他方の側(左側)に吸気弁30、32との連係ブラケット部142を有する。
可動レバー部材116の積層板116Aはプレス成形品であり、一部の積層板116Aのプレス打ち抜き形状を変えることにより、その一部の積層板116Aが連係ブラケット部142を一体的に構成している。連係ブラケット部142は、支持軸144によって、吸気弁30、32との連係子をなす連係ローラ146を回転可能に支持している。
図7(a)によく示されているように、可動レバー部材116の枢軸130の中心から電磁石当接部138、140の先端までのレバー長方向の長さLaが、枢軸130の中心から連係ローラ146の回転中心までのレバー長方向の長さLbより長い。このレバー長設定により、連係ローラ146の往復ストロークは電磁石当接部138、140の先端の往復ストロークより短くなる。
弁側ロッカアーム62の揺動端側の連結部62Cにはねじ104(図3参照)による高さ調整機能付きの当接子106が取り付けられている。連係ローラ146は、弁側ロッカアーム62の当接子106の上方位置にある。シリンダヘッド14にはガイドスリーブ148が固定されており、ガイドスリーブ148は連係ロッド150を軸線方向(上下方向)に摺動可能に支持している。連係ロッド150は、連係ローラ146と当接子106との間にあり、上端にて連係ローラ146の下側部と当接し、下端にて当接子106と当接している。
連係ローラ146の上方には、連係ロッド150の軸線と同一軸線上に延在する上部ロッド152が配置されている。上部ロッド152は下端にて連係ローラ146の上側部と当接している。上部ロッド152は、図示省略のばね手段によって、圧縮コイルばね38、40より少し強いばね力をもって下方(吸気弁30、32を開く方向)に付勢されている。
次に、電磁アクチュエータ110の作用について、図7(a)〜(c)を参照して説明する。
図7(a)は、機関休止時(停止時)の状態を示されている。機関休止時には、電磁アクチュエータ110の電磁石112、114の何れにも通電が行われない。この状態では、上部ロッド152によるばね付勢により連係ローラ146が少し下方に押され、可動レバー部材116は、電磁石当接部138、140が電磁石112、114の電磁吸着面部126、128の何れからも離れた中立位置に位置する。この状態下では、吸気弁30、32は少し開弁した状態になる。
機関運転時において、電磁アクチュエータ110によって吸気弁30、32を閉弁させる場合には、図7(b)に示されているように、下側の電磁石114に通電を行う。通電により、電磁石114が励磁し、可動レバー部材116が枢軸130の中心周りに図にて時計廻り方向に回動し、可動レバー部材116の電磁石当接部140が電磁石114の電磁吸着面部128に磁気的に吸着する。この可動レバー部材116の回動により、吸気弁30、32は圧縮コイルばね38、40のばね力によって閉弁する。
つぎに、機関運転時において、電磁アクチュエータ110によって吸気弁30、32を開弁させる場合には、図7(c)に示されているように、上側の電磁石112に通電を行う。通電により、電磁石112が励磁し、可動レバー部材116が枢軸130の中心周りに図にて反時計廻り方向に回動し、可動レバー部材116の電磁石当接部138が電磁石112の電磁吸着面部126に磁気的に吸着する。この可動レバー部材116の回動が連係ロッド150を介して弁側ロッカアーム62に伝達され、吸気弁30、32は圧縮コイルばね38、40のばね力に抗して開弁する。
下側の電磁石114と上側の電磁石112に対して交互に通電を行うことにより、吸気弁30、32が繰り返し開閉することになる。
ここで、上述した吸気側の動弁装置の構成を整理すると、弁側ロッカアーム62は、ロッカアーム軸58との係合部62Aとは反対の揺動端部62Bにて吸気弁30、32と係合し、連結手段78は、弁側ロッカアーム62のロッカアーム軸58との係合部62Aと揺動端部62Bとの中間部と、カム側ロッカアーム70とを係脱可能に一体連結し、電磁アクチュエータ110は、弁側ロッカアーム62の揺動端部62Bと係合して当該弁側ロッカアーム62を揺動駆動する。そして、連結手段78は、カム軸50によって弁側ロッカアーム62を揺動駆動する場合には、前述の連結状態になって、弁側ロッカアーム62とカム側ロッカアーム70とを一体連結し、電磁アクチュエータ110によって弁側ロッカアーム62を揺動駆動する場合には、前述の連結解除状態になって、弁側ロッカアーム62とカム側ロッカアーム70との一体連結を解除する。弁側ロッカアーム62は、同一気筒の吸気弁30、32のもの同士で一体連結され、電磁アクチュエータ110は当該一体連結された弁側ロッカアーム62毎に当該弁側ロッカアーム62を揺動駆動する。
上述した電磁アクチュエータ110によれば、アーマチャが、レバー長さ方向の中間部に配置された枢軸130周りに回動可能な可動レバー部材116により構成され、枢軸130の一方の側に電磁石当接部138、140が、枢軸130の他方の側に吸気弁30、32との連係部である連係ローラ146がある構成であるので、一端枢支のアーム式のものに比して可動レバー部材116の慣性質量を低減することができる。このことにより、電磁石112、114を大型化することなく、十分な弁駆動力を確保することができるようになる。
更に、可動レバー部材116の枢軸130の中心から電磁石当接部138、140の先端までのレバー長方向の長さLaが、枢軸130の中心から連係ローラ146の中心までのレバー長方向の長さLbより長いことにより、梃子の原理によって連係ローラ146における弁駆動力を大きくできる。このことによっても、電磁石112、114を大型化することなく、十分な弁駆動力を確保することができるようになる。
また、ヨーク部材118、120の積層板積層方向と可動レバー部材116の積層板積層方向とが同一方向であることにより、電磁石112、114と可動レバー部材116とに間に有効に作用する磁束を十分に生成でき、磁気損失が少ない。このことによっても、電磁石112、114を大型化することなく、十分な弁駆動力を確保することができるようになる。
つぎに、上述のカム軸−電磁ハイブリッド駆動式の動弁装置の切替制御系の一つの実施形態を、図8を参照して説明する。
連結手段78の油圧作動室82は、弁側ロッカアーム62、ロッカアーム軸50に形成されている内部油路94、96を介して電磁切換弁200のポートaに連通接続されている。電磁切換弁200は、ポートa、b、cの3個のポートを有し、ポートbを油圧源である油圧ポンプ202に接続され、ポートcがドレン管204を接続されたドレンポートになっている。電磁切換弁200は、通電時にはポートaをポートbに接続され、非通電時にはポートaをポートcに接続される。電磁切換弁200は制御装置210により切換制御される。なお、206はオイルパン等による油貯容部である。
これにより、電磁切換弁200に通電が行われると、油圧作動室82に油圧が供給されて連結手段78が連結状態になり、電磁切換弁200に対する通電が停止されると、油圧作動室82がドレン接続され、連結手段78が連結解除状態になる。
電磁切換弁200に通電を行い、連結手段78を連結状態にすると、弁側ロッカアーム62は、カム軸50の回転によって揺動駆動される。これに対し、電磁切換弁200に対する通電を停止し、連結手段78を連結解除状態にすると、カム軸50が空転状態なり、電磁アクチュエータ110に対する通電制御によって弁側ロッカアーム62が揺動駆動される。
制御装置210は、マイクロコンピュータによる電子制御式のもの(ECU)であり、クランク角センサ212よりクランク軸48の回転角(クランク角)を示す信号を、カム角センサ214よりカム軸50の回転角(カム角)を示す信号を、吸入空気量センサ216より吸入空気量を示す信号を、吸気管圧力センサ218より吸気管圧力を示す信号を、スロットル開度センサ220より機関吸気系のスロットル弁の開度(スロットル開度)を示す信号を各々入力し、クランク角信号やカム角信号よりエンジン回転数を演算するなどして、燃料噴射量、点火時期を所定の制御則に従って演算し、燃料噴射指令、点火時期指令を出力する。
制御装置210は、燃料噴射制御、点火時期制御に加えて、エンジン回転数と、吸入空気量、吸気管圧力、スロットル開度等より分かる機関負荷に応じて電磁切換弁200の通前、非通電、つまり、カム軸−電磁ハイブリッド駆動式動弁装置の切替制御と、クランク角、カム角に基づいて電磁アクチュエータ110に対する通電制御を行い、電磁駆動時の吸気弁30、32の開閉タイミングを可変設定する。
切替制御により、大きい弁リフト量が必要な高速域、高負荷時には、電磁切換弁200に通電を行い、連結手段78を連結状態にし、吸気弁30、32をカム軸駆動とする。これに対し、小さい弁リフト量でよい低〜中速域、低負荷時には、電磁切換弁200に対する通電を停止し、連結手段78を連結解除状態にし、吸気弁30、32を電磁駆動とする。
カム軸駆動では、カム軸50のカム部54のプロフィール設定によって、図9に符号VLciによって示されているように、従来の一般的なカム軸駆動式動弁装置と同様に、大きい弁リフト量を確保することができる。
電磁駆動では、電磁アクチュエータ110に対する通電制御によって、図9に符号Maにより示されているように、吸気弁30、32の開閉タイミング、開弁期間(時間)を、自由に可変設定することができる。電磁駆動を、低〜中速域、低負荷時、つまり、大きい吸入空気量を必要とせず、弁リフト量が小さくてよい状態の時に特定することにより、図9に符号VLmiによって示されているように、電磁駆動時の弁リフト量(電磁アクチュエータ110による弁リフト量)をカム軸駆動時の弁リフト量VLciより小さく設定することができる。
このように、内燃機関の運転状態に応じて、カム軸駆動と電磁駆動とを使い分ることにより、運転域は限られるものの、電磁アクチュエータ110の電磁石112の大型化を招くことなく、吸気弁30、32の開閉タイミング、開弁期間を、複雑なメカニズムを用いることなく、電磁駆動式動弁装置の利点を活して高い自由度をもって可変設定することが可能になる。
自動車に搭載される内燃機関は、その殆ど運転状態が、低〜中速域、低負荷であるから、実際には、殆どの運転状態において、吸気弁30、32の開閉タイミング、開弁期間を可変設定でき、最適制御により、燃料経済性の改善、排気ガス性能の改善を、殆どの運転状態において実現することができる。
なお、図9において、実線はカム軸駆動による吸気弁30、32、排気弁34、36の弁リフト特性を、符号Oは、電磁駆動時の吸気弁30、32の開弁タイミングを、符号Cは電磁駆動時の吸気弁30、32の閉弁タイミングを各々示している。
電磁駆動時には、図9に符号Iで示されているように、吸気弁30、32をクランク角に対して早く閉じる早閉じ(進角閉じ)、符号IIで示されているように、吸気弁30、32をクランク角に対して遅く開ける遅れ開き(遅角開き)を可変設定することができる。
進角閉じIでは、圧力−容積特性が、図10(a)に示されているようになり、スロットルによる負圧での負の仕事、つまりポンピングロスを低減できる。
これに対し、遅角開きIIでは、圧力−容積特性が、図10(b)に示されているようになり、ポンピングロスLが大きいが、燃焼室に入る吸入空気の流速を上げることができる。このことにより、燃焼状態の改善を図ることができる。
また、電磁駆動時には、図11に示されているように、吸気弁30、32をクランク角に対して遅く閉じる遅れ閉じ(遅角閉じ)を設定することもできる。この場合の圧力−容積特性は、図12に示されているようになる。
本発明によるカム軸−電磁ハイブリッド駆動式の動弁装置の他の実施形態を、図13を参照して説明する。なお、図13において、図3に対応する部分は、図3に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
この実施形態では、弁側ロッカアームが、符号621、622によって示されているように、吸気弁30、32とで独立した形態で個々に設けられている。
ロッカアーム軸58は、弁側ロッカアーム621、622の各々の一端部(係合部)621A、622Aを回動(揺動)可能に支持している。弁側ロッカアーム621、622は、各々、一端部621A、622Aとは反対の揺動端部621B、622Bにて吸気弁30、32のステム端部に個別に当接している。
本実施形態での連結手段78は、弁側ロッカアーム621に設けられているピストン84が、油圧動作室82に油圧が供給されていないドレン状態を含めて、カム側ロッカアーム70の中空支持軸72の中空部72Aに常時嵌合し、油圧動作室82に油圧が供給されることにより、カム側ロッカアーム70の連結ピン86がピストン84に押されて弁側ロッカアーム622のカップ部材88内に進入する。
これにより、一方の弁側ロッカアーム621にはカム側ロッカアーム70の揺動運動が常時伝達されるが、油圧動作室82に油圧が供給されていない場合には、他方のカム側ロッカアーム70と弁側ロッカアーム622とが切り離され、他方のカム側ロッカアーム70の揺動運動が弁側ロッカアーム622に伝達されない。これに対し、油圧動作室82に油圧が供給されると、他方の弁側ロッカアーム622にもカム側ロッカアーム70の揺動運動が伝達される。
電磁駆動手段110のプランジャ114が当接する当接子106は、他方の弁側ロッカアーム622の揺動端部622Bに配置されている。
このように、本実施形態では、同一気筒の吸気弁30、32のもの二つの弁側ロッカアーム621、622のうち一方のカム側ロッカアーム621はカム側ロッカアーム70と常時一体連結され、他方のカム側ロッカアーム622が連結手段78によって選択的にカム側ロッカアーム70と一体連結され、電磁駆動手段110は他方の弁側ロッカアーム622を揺動駆動する。
これにより、本実施形態では、デュアルポート型の内燃機関において、吸気弁30、32の片側だけが、カム軸−電磁ハイブリッド駆動式になる。これにより、リフト自由度を大きくすることができる。その他のことは、上述の実施形態と同じであり、本実施形態においても上述の実施形態と同等の作用、効果が得られる。
何れの実施形態においても、電磁アクチュエータを含む電磁駆動系統に故障が生じ、電磁駆動によって吸、排気弁の開閉できない状態に陥った場合には、全運転域に亘って機械式駆動であるカム駆動によって吸、排気弁の開閉を行えばよい。これにより、電磁駆動系統が故障した場合の動弁のフェイルセーフを図ることができる。
なお、電磁アクチュエータ110を用いたカム軸−電磁ハイブリッド駆動は、吸気弁30、32に限られず、排気弁34、36にも同様に適用することができる。
また、本発明による電磁アクチュエータが適用される内燃機関の動弁装置の型式は、デュアルポート型の内燃機関に対する適用に限られることはなく、各気筒に吸気弁と排気弁とが一つづつ設けられているシングルポート型、あるいは各気筒に吸気弁と排気弁とが三個あるいはそれ以上の個数設けられているマルチポート型のいずれであってもよい。
本発明による電磁アクチュエータを用いられた内燃機関の動弁装置の一つの実施形態を示す概略構成図である。 本発明による電磁アクチュエータを用いられた内燃機関の動弁装置の一つの実施形態の要部を示す斜視図である。 本実施形態による電磁アクチュエータを用いられた動弁装置のロッカアーム部分の分解斜視図である。 本実施形態による電磁アクチュエータを用いられた動弁装置のロッカアーム部分の断面図である。 本発明による動弁装置用電磁アクチュエータの一つの実施形態を示す斜視図である。 本実施形態による動弁装置用電磁アクチュエータの可動レバーを示す斜視図である。 (a)〜(c)は本実施形態による動弁装置用電磁アクチュエータの動作状態を示す断面図である。 本発明による動弁装置用電磁アクチュエータを適用された動弁装置の制御系の一つの実施形態を示す概略構成図である。 本実施形態による動弁装置のクランク角−弁リフト量特性を示すグラフである。 (a)、(b)は本実施形態による動弁装置を適用された内燃機関の容積−圧力特性を示すグラフである。 本実施形態による動弁装置のクランク角−弁リフト量特性を示すグラフである。 本実施形態による動弁装置を適用された内燃機関の容積−圧力特性を示すグラフである。 他の実施形態による動弁装置のロッカアーム部分の分解斜視図である。
符号の説明
10 エンジン本体(内燃機関本体)
12 シリンダブロック
14 シリンダヘッド
18 ピストン
20 燃焼室
22、24 吸気ポート
26、28 排気ポート
30、32 吸気弁
34、36 排気弁
48 クランク軸
50、52 カム軸
54、56 カム部
58、60 ロッカアーム軸
62、621、622 弁側ロッカアーム
64 ロッカアーム
68 カムフォロワローラ
70 カム側ロッカアーム
74 カムフォロワローラ
78、79 連結手段
82 油圧動作室
84 ピストン
86 連結ピン
92 戻しばね
110 電磁アクチュエータ
112、114 電磁石
116 可動レバー部材
118、120 ヨーク部材
126、128 電磁吸着面部
130 枢軸
138、140 電磁石当接部
146 連係ローラ

Claims (4)

  1. 内燃機関の動弁装置に用いられる電磁アクチュエータであって、
    電磁吸着面部を有する固定配置の電磁石と、前記電磁石の励磁によって回動する可動レバー部材とを有し、
    前記可動レバー部材は、レバー長さ方向の中間部に配置された枢軸周りに回動可能に設けられ、レバー長さ方向で見て前記枢軸の一方の側に前記電磁吸着面部と対向する電磁石当接部を有し、前記枢軸の他方の側に前記動弁装置の弁体との連係部を有する動弁装置用電磁アクチュエータ。
  2. 前記可動レバー部材の前記枢軸から前記電磁石当接部の先端までのレバー長方向の長さが、前記枢軸から前記連係部までのレバー長方向の長さより長い請求項1に記載の動弁装置用電磁アクチュエータ。
  3. 前記電磁石は、複数枚の積層板を積層した積層構造のヨーク部材と、前記ヨーク部材に取り付けられた電磁コイル部材とを有し、前記可動レバー部材は複数枚の積層板を積層した積層構造体として構成され、
    前記ヨーク部材の積層板積層方向と前記可動レバー部材の積層板積層方向とが同一方向である請求項1または2に記載の動弁装置用電磁アクチュエータ。
  4. 前記動弁装置は、
    カム部を有し、内燃機関本体に回転可能に設けられて内燃機関の出力軸により回転駆動されるカム軸と、
    前記内燃機関本体に設けられたロッカアーム軸と、
    前記ロッカアーム軸に回動可能に支持され、前記電磁アクチュエータによって選択的に駆動され、内燃機関の吸気弁あるいは排気弁を開閉する弁側ロッカアームと、
    前記ロッカアーム軸に回動可能に支持され、前記カム軸の前記カム部と係合し、当該カム部により揺動駆動されるカム側ロッカアームと、
    前記カム軸による前記弁側ロッカアームの駆動時には前記弁側ロッカアームと前記カム側ロッカアームとを一体連結し、前記電磁アクチュエータによる前記弁側ロッカアームの駆動時には前記弁側ロッカアームと前記カム側ロッカアームとの一体連結を解除する連結手段と、
    を有する請求項1から3の何れか一項に記載の動弁装置用電磁アクチュエータ。
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