JP2009278725A - モータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノイズ発生を最小限に低減したモータ制御装置を提供する。
【解決手段】直流モータM、電流平滑用コイルL3、及びダイオードD6の直列接続を含んで構成された閉回路と、前記閉回路とグランドラインの間に配置されたパワーMOSFETとを有し、パワーMOSFETを、所望のデューティ比に設定された駆動パルスDVでON/OFF制御するモータ制御装置CTLである。パワーMOSFETのゲート端子とドレイン端子の間に、抵抗R24とコンデンサC12とで構成された遅延回路を設け、パワーMOSFETのON遷移動作とOFF遷移動作を遅延させることで高周波ノイズの発生を抑制する。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関のモータ制御装置に関し、特に、ノイズ発生を最小限に低減したモータ制御装置に関する。
自動車エンジンなどの内燃機関では、燃料タンクの燃料が、燃料ポンプによって燃料噴射弁に圧送され、吸気管に噴射されることで混合気が形成される。また、圧送された燃料の一部は、プレッシャレギュレータを介して燃料タンクに戻されることで、燃料圧力が所定値に調節されている。そして、燃料の噴射量は、燃料噴射弁の開放時間によって制御されている。
燃料ポンプは、一般に、ブラシモータやブラシレスモータによるDCモータで構成されており、モータ制御装置によって、DCモータの電流が制御されることで、必要な燃料が圧送されている。
ところで、このような内燃機関におけるモータ制御装置としては、例えば、特許文献1に記載の発明が知られている。
特開2007−231907号公報
特許文献1に記載のモータ制御装置では、圧力センサによって燃料圧力を測定し、これが目標圧力に近づくよう燃料ポンプの駆動信号を制御することで、燃料ポンプの吐出圧を調整している。このような構成を採るので、引用文献1のモータ制御装置は、ECU(Engine Control Unit)からの制御を受けることなく独自動作が可能となる。
しかしながら、上記の構成では、原則として、ECUが関与しない圧力センサのみに依存した一面的な制御であるので、必ずしも、最適な制御が実現できない。すなわち、内燃機関の動作を統括的に制御しているECUからの指令信号に基づいて、最適なモータ制御を実現する方が好ましいと考えられる。
但し、この場合には、特に、ECUとモータ制御装置との信号伝送路に重畳するノイズが問題となり、万一、指令信号がビット化けすると、重大な誤動作を発生させることになる。また、このノイズの問題は、単に、指令信号のビット化けに限らず、モータ制御装置を構成するコンピュータ回路を暴走させたり、或いは、コンピュータ回路から出力された正常な駆動パルスを変質させるおそれもある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、ノイズ発生を最小限に低減したモータ制御装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、直流モータ、電流平滑用コイル、及びダイオードの直列接続を含んで構成された閉回路と、前記閉回路とグランドラインの間に配置されたスイッチング素子とを有し、前記スイッチング素子を、所望のデューティ比に設定された駆動パルスでON/OFF制御するモータ制御装置であって、前記スイッチング素子の入力端子と出力端子の間に、コンデンサを含んだ遅延回路を設け、前記スイッチング素子のON遷移動作とOFF遷移動作を遅延させることで高周波ノイズの発生を抑制している。
遅延回路は、典型的には、コンデンサと抵抗による充電回路で実現される。但し、実施例のように、必ずしも、スイッチング素子の入力端子と出力端子の間に、抵抗(R24)及びコンデンサ(C12)を直列接続する必要はない。例えば、コンデンサの充電路に位置する抵抗を、スイッチング素子の入力端子の上流側や、スイッチング素子の出力端子の下流側に配置しても良い。
本発明によれば、スイッチング素子のON遷移動作とOFF遷移動作を遅延させることで高周波ノイズの発生を抑制しているので、例えば、ECUから受ける指令信号がビット化けすることがない。また、モータ制御装置を構成するコンピュータ回路が誤動作することも有効に回避される。また、ノイズ発生が抑制されるので、ノイズ対策用のフィルタ回路を小型化することができ、装置全体を安価小型化することもできる。
以下、実施例に基づいて本発明を更に詳細に説明する。図1は、実施例のモータ制御装置CTLを含んだ燃料供給装置EQUの全体構成を示すブロック図である。
図示の燃料供給装置EQUは、燃料タンクTNに貯留された燃料を吸引する燃料ポンプFPと、燃料ポンプFPから圧送される燃料を通過させるフィルタFiと、フィルタFiを経由して圧送された燃料を受けるデリバリパイプDPと、デリバリパイプDPの燃料圧が所定値を超えると燃料タンクTNに燃料を還流させて燃料圧を調整するプレッシャレギュレータPRと、燃料ポンプFPの動作を制御するモータ制御装置CTLと、モータ制御装置CTLの動作を制御するエンジン制御装置ECU(以下、ECUと略す)と、DC12V程度のバッテリBTと、を有して構成されている。
実施例の内燃機関は、ガソリンエンジンであり、複数の気筒を有するシリンダブロックのシリンダヘッドに、デリバリパイプDPから燃料を受ける燃料噴射弁EJが配置されている。そして、燃料噴射弁EJが、吸気ポートに燃料を噴射することで混合気が形成され、シリンダヘッドに配置された点火プラグPGによって混合気が着火されるよう構成されている。なお、燃料噴射弁EJや点火プラグPGの動作は、ECUによって制御されている。
実施例の燃料ポンプFPは、ブラシモータMによって構成されている。そして、モータ制御装置CTLから供給される駆動パルスDVのデューティ比が適宜に変化することで、ブラシモータMの平均電流が変化して、燃料の圧送量が制御されるようになっている。
駆動パルスDVのデューティ比は、ECUからモータ制御装置CTLに伝送される指令信号SGに基づいて決定される。指令信号SGは、この実施例では1ビット信号であり、指令信号SGのパルス幅に基づいて、モータ制御装置CTLに設けられた制御テーブルTBLが参照されるようになっている。モータ制御装置CTLの制御テーブルTBLは、ECUから受けた指令信号SGのパルス幅と、ブラシモータMに出力すべき駆動パルスDVのデューティ比との関係を一義的に規定している。
本実施例では、制御テーブルTBLに基づいて駆動パルスDVのデューティ比を決定するので、指令信号SGのパルス幅と、駆動パルスDVのデューティ比との関係を、最適に設定することができる。すなわち、指令信号SGのパルス幅の変化幅が同じでも、必要に応じて、駆動パルスDVのデューティ比の変化幅を微細に変化させることができる。また、ECUは、内燃機関の各部に配置したセンサからの信号に基づいて内燃機関の運転状態を把握して、最適な燃料圧送量となるよう指令信号SGを出力するので、最適な制御を実現することができる。
図示の通り、モータ制御装置CTLは、ECUに対して、異常信号ERを出力するよう構成されている。異常信号ERは、駆動パルスDVを出力するスイッチング素子に異常が検出された場合、又は、バッテリBTの電圧異常を検知した場合に出力される。この実施例では、スイッチング素子としてパワーMOSFETを使用するが、具体的には、MOSFETのドレイン−ソース間の電圧異常と、過大なドレイン電流と、バッテリの電圧異常とが検出される。
そして、何れかの異常が検出されると、ポンプ制御回路CTLからECUに異常信号ERが出力されるが、検出された異常内容は、異常信号ERのパルス幅や、異常信号ERによるシリアル2進データによって特定されるようになっている。
以上の通り、ECUとポンプ制御回路CTLとは、各々1ビット長である指令信号SGと異常信号ERとで一方向に通信している。したがって、ノイズなどによって、正確なパルス幅が維持できない場合には、ポンプ制御回路CTLの誤動作や、ECUの誤認が生じるので、特に耐ノイズ性に優れた回路構成が必要となる。
図2は、以上の要請に基づいて構成されたポンプ制御回路CTLの回路図である。図示のポンプ制御回路CTLは、複数のアナログ入力端子ANiとデジタル入出力端子INi,OUTiとを有するワンチップマイコンMIC(以下マイコンと略す)と、パワーMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)のON/OFF動作によって駆動されるモータ駆動部MOTとを中心に構成されている。以下、パワーMOSFETを、単にFETと称することがある。
先に説明した通り、燃料ポンプFPは、ブラシモータMで構成されているので、モータ駆動部SWは、単一のスイッチング素子たるFETを有する極めてシンプルな回路構成で足りる。すなわち、ブラシモータMでは、整流子とブラシとを摺動接触させてロータを回転させるので、ブラスレスモータの場合のように、ロータの回転角に応じてコイル電流の向きを変える切換え制御が不要となる。また、ブラシレスモータに比較してエネルギー変換効率を向上させることもできる。
図2の回路図について、その全体構成を概説すると、図示のポンプ制御回路CTLは、12V程度のバッテリ電圧BTを降圧させて制御回路の電源電圧Vcc(例えば5V)を生成する電源部1と、ECUから受ける指令信号SGをマイコンMICのデジタル入力端子IN1に伝える信号入力部2と、マイコンMICのデジタル出力端子OUT1から出力される駆動パルスDVを受けるバッファ回路3と、FETのドレイン−ソース間電圧Vを監視する電圧監視部4と、FETのドレイン電流Iを監視する電流監視部5と、マイコンMICのデジタル出力端子OUT2に出力される異常信号ERをECUに伝える信号出力部6と、FETのON/OFF動作によって制御されるモータ駆動部MOTと、マイコンMICと、を有して構成されている。
<電源部1>
電源部1は、コイルL1と2つの電解コンデンサC1,C2とがπ型接続されたノイズ阻止フィルタを有して構成されており、バッテリ電圧BTの供給ラインに重畳するノイズをキャンセルしてDC電圧B1を生成している。なお、電解コンデンサC2は、電解コンデンサC1より大容量のものが選択される。
一方、バッテリ電圧BTの直流レベルは、内燃機関の運転状態に応じて変動するので、この直流変動が、電流制限抵抗R1とツェナーダイオートZD1において吸収された後、三端子レギュレータなどの安定化電源回路RGで降圧されて、DC5Vの電源電圧Vccが生成される。なお、安定化電源回路RGには、保護用ダイオードD1と、電圧安定化用のコンデンサC3,C4とが接続されている。
また、DC電圧B1は、分圧抵抗R2,R3によって分圧された後、コンデンサC6と抵抗R7によるローパスフィルタ回路を経由して、マイコンMICのアナログ入力端子AN1に供給されている。アナログ入力端子AN1は、マイコンに内蔵されたA/Dコンバータに接続されており、マイコンMICでは、定期的(例えば数mS毎)にA/Dコンバータを動作させることで、DC電圧B1のレベル異常を検知するようになっている。
したがって、何らかの理由でDC電圧B1の電圧レベルが異常に上昇した場合には、マイコンMICは、直ちにその異常を検知して、ECUに対して異常信号ERを出力することになる。また、燃料ポンプFPの異常動作を回避するフェイルセーフ動作を実行することもできる。例えば、制御テーブルTBLから算出されるデューティ比を下方修正してブラシモータMの平均電流を降下させる。
<信号入力部2>
信号入力部2は、ECUから指令信号SGを受けるスイッチング素子Q1と、スイッチング素子Q1の出力電圧をレベル変換させる分圧抵抗R8,R9と、単一電源Vccで動作するOPアンプAP1によるコンパレータと、OPアンプAP1から出力されるTTLレベルの指令信号SGを受けるローパスフィルタとで構成されている。ローパスフィルタは、抵抗R14とコンデンサC8とで構成され、コンデンサC8の両端電圧が、抵抗R14を通して、マイコンMICのデジタル入力端子IN1に供給されている。
実施例のOPアンプAP1は、その出力部がオープンコレクタであるため、OPアンプの出力端子は、プルアップ抵抗R13を通して電源ラインVccに接続されている。なお、電源ラインVccには、電源用コンデンサC7が接続されている。
図示の通り、DC電圧B1と、その分圧抵抗R8,R9とでレベル変換された指令信号SGは、OPアンプAP1の反転入力端子(−)に供給されている。反転入力端子(−)には、保護用ダイオードD2,D3が接続され、各ダイオードD2,D3は、電源ラインとグランドラインに接続されている。
一方、OPアンプAP1の非反転入力端子(+)には、コンパレータの基準電圧を生成するべく分圧抵抗R10,R11が接続されている。また、OPアンプAP1の出力端子と非反転入力端子(+)との間には、帰還抵抗R12が接続されることで、コンパレータのヒステリシス特性を実現している。
以下、このヒステリシス特性について概略的に説明する。先ず、指令信号SGがLレベルであるため、OPアンプAP1(コンパレータ)の出力がHレベル(=VH)となっている場合を想定する。この場合、反転入力端子(−)の電圧は、スイッチング素子Q1のON抵抗を無視すると、ほぼB1*R8/(R9+R8)である。
一方、非反転入力端子(+)の電圧は、VH=Vccと簡略化すると、ほぼVcc*R11/(R11+R)となる。なお、VH=Vccと簡略化しているので、Rは、R10とR12の並列合成抵抗である。
この動作状態における非反転入力端子(+)の電圧は、コンパレータの基準電圧REFを意味するが、帰還抵抗R12の分だけ、基準電圧REFがVcc*R11/(R11+R10)より増加するので、指令信号SGに対するノイズマージンが確保される。すなわち、本来、ほぼB1*R8/(R9+R8)である電圧レベルが、重畳ノイズによって増加しても、増加した電圧レベルが、基準電圧REF=Vcc*R11/(R11+R)を上回らない限り、マイコンMICに伝送される指令信号SGがビット化けすることがない。
次に、指令信号SGがHレベルであるため、OPアンプAP1(コンパレータ)の出力がLレベル(=VL)となっている場合を想定する。この場合、反転入力端子(−)の電圧は、スイッチング素子Q1のOFF抵抗≒∞と仮定すると、ほぼB1である。一方、非反転入力端子(+)の電圧は、VL=0と簡略化すると、ほぼVcc*R’1/(R10+R’)となる。なお、VL=0と簡略化しているので、R’は、R11とR12の並列合成抵抗である。
この動作状態での非反転入力端子(+)の電圧は、コンパレータの基準電圧REFを意味するが、帰還抵抗R12の分だけ、基準電圧REFがVcc*R11/(R11+R10)より低下するので、指令信号SGに対するノイズマージンが確保される。すなわち、本来、ほぼB1である電圧レベルが、重畳ノイズによって低下しても、低下した電圧レベルが、基準電圧REF=Vcc*R’/(R10+R’)を下回らない限り、マイコンMICに伝送される指令信号SGがビット化けすることがない。
本実施例では、ECUからポンプ制御回路CTLに、指令信号SGの確認信号を返送することなく、1ビットの指令信号が一方向に伝送されているが、上記の通り、耐ノイズ性を高めた構成を採っているので、指令信号のビット化けによる内燃機関の誤動作を防止することができる。また、耐ノイズ性を高めた回路構成を採ることで、ECUとの伝送路も含め回路構成全体をシンプル化して装置全体を小型化することができる。
<バッファ回路3>
バッファ回路3は、所定のデューティ比に設定されたTTLレベルの駆動パルスDVを、マイコンMICのデジタル出力端子OUT1から受けるローパスフィルタと、入力端子が共通接続された一対のスイッチング素子Q5,Q6と、電流制限抵抗R23と、保護用ダイオードD4,D5とで構成されている。
2つのスイッチング素子Q5,Q6は特に限定されないが、消費電流を抑制して発熱を抑制する趣旨から、ここではC−MOSFET(Complementary MOS FET)が使用されている。すなわち、電源ラインとグランドラインとの間に、PチャネルMOSFETとNチャネルMOSFETとが直列接続され、その接続点に電流制限抵抗R23が接続されている。2つのスイッチング素子Q5,Q6は、相補的にON動作し、入力がLレベルの場合には、上側のスイッチング素子Q5(P-MOS FET)がON状態になり、入力がHレベルの場合には、下側のスイッチング素子Q6(N-MOS FET)がON状態になる。
<モータ駆動部MOT>
モータ駆動回路MOTは、燃料ポンプを構成するブラシモータMと、ブラシモータMの駆動電流を平滑化するチョークコイルL3と、逆方向電流を阻止するダイオードD6と、ノイズ阻止用のコイルL2と、前記各素子で構成される閉回路の一部をグランドラインに短絡させるスイッチング素子と、を中心に構成されている。そして、ブラシモータMとチョークコイルL3の接続点とグランドラインとの間には、フィルムコンデンサC13が接続されていて、駆動パルスDVのデューティ比に対応した直流電圧を維持している。
スイッチング素子は、この実施例では、パワーMOSFETで構成されている。そして、パワーMOSFETのドレイン端子が、コイルL3とダイオードD6の接続点に接続され、ソース端子がグランドに接続されている。なお、ドレイン−ソース端子間には、逆方向電圧を吸収する保護ダイオードD7が接続されている。なお、パワーMOSFETと保護ダイオードD7とが一体化されて、単一のスイッチング素子(パワーチップPWRと略すことがある)となっている。
パワーMOSFETには、電流検出端子SENが設けられており、ドレイン電流Iの1/500倍程度のセンス電流ISENが流出するよう構成されている。電流検出端子SENに至る内部構成は適宜であるが、例えば、ソース領域を主ソース部とサブソース部とに分割することで、センス電流ISENを得ることができる。或いは、素子内部にカレントミラー回路を構成してセンス電流ISENを得る構成でも良い。
いずれにしても、パワーMOSFETのゲート端子とドレイン端子との間には、コンデンサC12と抵抗R24とが直列接続されて遅延回路が構成されている。この遅延回路は、パワーMOSFETにおけるON/OFF遷移動作を鈍らすために設けられている。なお、マイコンMICのデジタル出力端子OUT1に、抵抗R22とコンデンサC11によるローパスフィルタを設けているのも同じ趣旨である。
このように、本実施例では、パワーMOSFETのON動作やOFF動作における遷移特性を、あえて滑らかにすることで、急峻なON/OFF遷移動作に伴う高周波ノイズの発生を防止している。なお、緩やかな遷移動作の結果、遷移動作時の損失電力が増加して、パワーMOSFETの発熱が促進されるが、本実施例では、スイッチング素子の発熱に有効に対処するべく独特の放熱構成を採っている(この点は後述する)。
図3は、コンデンサC12と抵抗R24による遅延回路を含んだモータ駆動部MOTの動作内容を説明する図面である。ブラシモータMには、マイコンMICから出力される駆動パルスDVによって駆動/回生の動作を繰り返し、バッテリ電圧BTと、駆動パルスDVのデューティ比とで決まる平均電流に対応する速度で回転している。
先ず、マイコンMICのデジタル出力端子OUT1がLレベルであって、スイッチング素子Q5がON動作する遷移動作を考える(図3(a)参照)。この場合には、Q5→R23→FETの漂遊容量Cfの充電ルートと共に、Q5→R23→C12→R24の充電ルートが機能して、パワーMOSFETのゲート端子の電圧を増加させる。但し、Q5→R23→C12→R24の充電ルートが機能しているので、その時定数に対応した緩やかな電圧増加となり、パワーMOSFETは、直ちにはON動作しない。すなわち、パワーMOSFETは、所定の遅延時間だけ、(ドレイン電流がゲート電圧に比例する)リニア動作を実行した後でON動作する。
パワーMOSFETがON動作すると、ブラシモータM→コイルL3→パワーMOSFETの閉回路が構成されてブラシモータMに駆動電流が流れる。なお、ON状態では、パワーMOSFETは、3.8mΩ程度の内部抵抗となり、コンデンサC12は、図3(a)に示す向きで、最高レベルまで充電される。
次に、マイコンMICのデジタル出力端子OUT1がHレベルに遷移して、スイッチング素子Q6がOFF動作する遷移動作を考える(図3(b)参照)。この場合には、FETの漂遊容量Cf→R23→Q6の放電ルートと共に、R24→C12→R23→Q6の放電ルートが機能して、パワーMOSFETのゲート端子の電圧を減少させる。但し、R24→C12→R23→Q6の放電ルートが機能しているため、その時定数に対応した緩やかな電圧減少となり、パワーMOSFETは、直ちにはOFF動作しない。すなわち、この場合も、パワーMOSFETは、所定の遅延時間だけリニア動作を実行した後でOFF動作する。
このようにして、パワーMOSFETがOFF動作すると、ブラシモータM→コイルL3→ダイオードD6→コイルL2の閉回路が構成されてブラシモータMに回生電流が流れる。なお、コイルL2は、必ずしも、回生電流が流れる閉回路に配置する必要ななく、例えば、図5のような回路構成を採っても良い。図5の回路構成では、電源部1とモータ駆動部MOTとが分離されており、ブラシモータMの駆動電流が、コイルL2を経由して流れる。図1と図5の何れの回路構成を採っても、コイルL2は、バッテリBTからの電源ラインに重畳するノイズを軽減する機能を果たしており、この目的を達成するインダクタンス値に設定される。なお、図5の回路構成においてコイルL2を省略しても良く、また図5に代えて図6の回路構成を採っても良い。
図3(c)は、パワーMOSFETのON/OFF遷移動作時のドレイン電流Iとドレイン−ソース電圧Vとを示すタイムチャートである。先に説明した通り、本実施例では、コンデンサC12などによる遅延動作の結果、所定のリニア動作時間が発生し、その間の電力損失が無視できない反面、急峻な立上り動作や立下り動作が無いので高周波ノイズの発生が有効に防止される。また、リンギングや、オーバシュートや、アンダーシュートなども回避される。
<電圧監視部4>
続いて、電圧監視部4について説明する。電圧監視部4は、抵抗R25及びコンデンサC14の直列回路と、コンデンサC14の両端電圧を増幅する反転増幅回路と、抵抗R28及びコンデンサC16によるローパスフィルタ回路とで構成されている。反転増幅回路は、単一電源のOPアンプAP2と、入力抵抗R26と、帰還抵抗R27と、フィルタ用コンデンサC15とで構成されている。
パワーMOSFETのドレイン端子には、抵抗R25が接続されており、抵抗R25及びコンデンサC14で、ノイズを排除するローパスフィルタ回路が構成されている。また、コンデンサC15も、耐ノイズ性を高めている。
図示の通り、抵抗R28及びコンデンサC16によるローパスフィルタの出力が、マイコンMICのアナログ入力端子AN2に供給されている。そして、アナログ入力端子AN2に供給されたアナログ電圧は、マイコンMICに内蔵されたADコンバータによってデジタル変換される。
パワーMOSFETのドレイン端子の電圧Vは、パワーMOSFETのON動作時には、ほぼゼロであるが、OFF動作時には、駆動パルスDVのデューティ比で決まる最高レベルまで増加する(図3(c))。しかし、パワーMOSFETが劣化して、OFF動作時の内部抵抗が低下した場合には、ドレイン端子の電圧Vが所定のレベルまで増加しない。また、ドレイン−ソース間が短絡状態となったような場合には、ドレイン端子の電圧Vがゼロとなる。
そこで、本実施例では、アナログ入力端子AN2に供給されたアナログ電圧を、マイコンMICが、定期的にAD変換して取得することで、ドレイン端子の電圧Vを監視している。そして、ドレイン端子の電圧Vが、所定レベルまで上昇しない異常時には、その旨を示す異常信号ERをECUに出力するようにしている。本実施例では、ドレイン端子の電圧Vをアナログレベルで把握する構成を採っているので、異常レベルに応じた適切な対応が可能となる。
<電流監視部5>
電流監視部5は、パワーMOSFETの電流検出端子SENに接続された抵抗R29及びコンデンサC17の並列回路と、抵抗R29及びコンデンサC17の両端電圧を受ける反転増幅回路と、抵抗R32及びコンデンサC19によるローパスフィルタとで構成されている。反転増幅回路は、単一電源のOPアンプAP3と、入力抵抗R30と、フィルタ用コンデンサC18と、帰還抵抗R31とで構成されている。
そして、抵抗R32及びコンデンサC19によるローパスフィルタの出力が、マイコンMICのアナログ入力端子AN3に供給されている。アナログ入力端子AN3に供給されたアナログ電圧は、マイコンMICに内蔵されたADコンバータによってデジタル変換される。
図示の通り、この電流監視部5では、パワーMOSFETのセンス電流ISENが抵抗R29に流れるので、アナログ入力端子AN3には、センス電流ISENに比例した電圧が供給される。ここで、センス電流ISENは、ドレイン電流Iの1/500倍程度であるので、マイコンMICは、アナログ入力端子AN3のアナログ電圧を定期的にAD変換して監視することで、ドレイン電流Iが過大に流れる電流異常を検知することができる。
ところで、従来は、このような電流監視の目的で、ドレイン電流Iの電流経路にシャント抵抗を配置していた。そして、シャント抵抗を使用する構成では、ドレイン電流Iが正常レベルの10Aであっても、例えば1Vの検出電圧を得るために、100mΩのシャント抵抗が必要であり、10Wもの電力損失が生じるので、この電力損失に伴う発熱に耐える高価なシャント抵抗が必要であった。しかし、本実施例では、ドレイン電流Iに比例する、約1/500倍のセンス電流ISENを利用するので、検出感度を高めても、電力損失による弊害が生じない。
<信号出力部6>
信号出力部6は、マイコンMICのデジタル出力端子OUT2から異常信号ERを受けるローパスフィルタで構成されている。ローパスフィルタは、抵抗R15とコンデンサC9とで構成されており、ローパスフィルタを通過した異常信号ERは、例えば電流増幅回路を経由してECUに伝送される。
異常信号は、(a)バッテリ電圧BTが異常高レベルとなるか、(b)パワーMOSFETのOFF動作時のドレイン電圧Vが異常低レベルになるか、(c)パワーMOSFETのON動作時のドレイン電流Iが異常高レベルになる異常時に発生される。そして、異常内容は、異常信号ERのパルス幅などで特定される。
続いて、ボンプ制御装置CTLの構造について説明する。図4(a)に示す通り、この装置CTLは、2枚の回路基板10,11が隣接配置されたヒートシンク12と、フィルタ動作用の回路素子を収容する樹脂ケース13と、樹脂ケース13を閉塞して、全体を一体化するケース蓋(不図示)とで構成されている。本実施例では、単一の回路基板ではなく、あえて2枚の回路基板10,11を使用して、全体として図2の回路を実現している。そのため、特に製造コストを増加させることなく、パワーチップPWRの最適な放熱性能を実現することができる。以下、この点を含めて具体的に説明する。
<回路基板10,11>
回路基板10は、具体的には、ガラスエポキシ基板であって、マイコンMICやOPアンプやダイオードなどの半導体素子と、コンデンサC1,C2,C13以外のコンデンサと、抵抗などが搭載されている。
一方、回路基板11は、窒化アルミセラミックス基板であり、パワーチップPWRが搭載されている。詳細に説明すると、窒化アルミセラミックス基板の表裏面には、メタライズ処理によって銅箔層が設けられ、上面側の銅箔層にパワーチップPWRが半田付けされ、下面側の銅箔層がヒートシンク12に接着されている。なお、パワーチップPWRには、5個の接続端子が存在するが(図2)、これら全ては、回路基板10の該当箇所にワイヤ接続されている。
回路基板10と回路基板11は、いずれも接着剤によってヒートシンク12に接着されているが、窒化アルミセラミックス基板11の接着剤は、ガラスエポキシ基板10の接着剤より伝熱性に優れる材料が選択される。接着剤の伝熱性を高めるには、例えば、接着剤に伝熱性フィラーを含有させれば良いが、伝熱性フィラーとしては、銀、銅、アルミニウムなどの熱伝導率の高い金属や、アルミナ、窒化アルミニウム、炭化珪素、グラファイトなどの熱伝導率の高いセラミックスが採用される。
また、窒化アルミセラミックス基板11は、ガラスエポキシ基板10などに比較して、熱伝導や熱放射率が大きく、放熱性が高いという優れた特徴を有している。また、メタライズ処理も可能である。そのため、本実施例のように、パワーチップPWRが所定時間リニア動作をすることで、発熱量が増加しても(図3(c)参照)、その発熱を効果的に放熱することができる。放熱経路としては、パワーチップPWR→銅箔層→窒化アルミセラミックス基板11→銅箔層→接着剤→ヒートシンク12である。
本実施例では、回路基板10と回路基板11とが一体化されていないので、窒化アルミセラミックス基板11での発熱が、直接的にガラスエポキシ基板10に伝熱されることがなく、したがって、マイコンMICなどの半導体素子に悪影響を与えるおそれがない。なお、ガラスエポキシ基板10の接着剤は、伝熱性がやや劣るので、窒化アルミセラミックス基板11→ガラスエポキシ基板10への放熱経路は事実上考えられない。
これに対して、従来装置のように、一枚の基板に図2の回路全体を搭載した場合には、伝熱性に優れる回路基板を使用すればするほど、パワーチップPWRからマイコンMICへの伝熱が促進される弊害が生じる。
<ヒートシンク12>
ヒートシンク12は、略長方形の板材から複数のフィンFinを突出させて構成されている。複数のフィンFinは、長手方向に延びる構成としても良いが、この実施例では、短手方向(幅方向)に延びる構成としている。短手方向に延びるフィンを設ける場合と、長手方向に延びるフィンを設ける場合とを、製造工程上の制約を踏まえて比較すると、短手方向にフィンを設けることで、ヒートシンク12の総体積を減少させても、放熱表面積を増加させることができる。
したがって、パワーチップPWRからの発熱が増加傾向となる本実施例の回路構成では、短手方向に延びるフィン構成は、特に効果的である。また、本実施例では、回路基板10,11が搭載される配置位置に対応して、フィンのピッチをやや狭くすることで放熱面積を増加させている。
<樹脂ケース13>
樹脂ケース13は、箱状に形成されたケース本体部13Aの一端に、接続端子14を内包するコネクタ部13Bが連設されて構成されている。この実施例では、接続端子14は、バッテリ電圧の入力端子、指令信号SGの入力端子、異常信号ERの出力端子、ブラシモータMへの出力端子(+)、ブラシモータMへの出力端子(−)、及びグランド端子の合計6本が配置されている(図2参照)。
ケース本体部13Aの底面には、フィルタ動作用の回路素子を配置する係止部が設けられると共に、回路基板10,11から上方に延びる接続端子20(図4(d))を通過させる通過穴が形成されている。また、回路基板10,11の放熱性を考慮して、回路基板10,11の上方位置には開放穴が形成されている。
図4(c)は、樹脂ケース13の平面視を示す概略図であり、フィルムコンデンサC13と、電解コンデンサC1と、電解コンデンサC2とが、略L字状に配置されている。また、大型の電解コンデンサC2に近接して、チョークコイルL3が配置され、チョークコイルL3に隣接してコイルL1,L2が配置されている。なお、ケース本体部13Aの底面に設けられた開放穴に対応して、ヒートシンク12の上面に回路基板10,11が配置されている。
ケース本体部13Aに収容される回路素子の殆どは、耐ノイズ性を発揮するためのフィルタ部材であり、所望の性能を実現するには、一般に、大型の素子が必要となる。しかし、本実施例では、パワーチップPWRの遷移動作を緩和してノイズ発生を抑制しているので、急峻な遷移動作の場合と比較すると、各フィルタ部材を小型化することができ、装置全体を小型化することができる。
また、本実施例では、最も発熱の激しいパワーチップPWR用の回路基板11を、放熱性に優れた窒化アルミセラミックス基板で構成しているため、パワーチップPWRに近接して、電解コンデンサC2などの回路素子を配置することができ、その結果、この意味でも装置全体を小型化することができる。
ところで、この実施例では、ケース本体部13Aに収容された回路素子C1,C2,C13,L1〜L3と、回路基板10,11との接続が、ケース本体部13Aで実現できるよう、回路基板10,11から上方に、複数の接続端子20を延設している(図4(d)参照)。したがって、本実施例では、ヒートシンク12に樹脂ケース13を被せた状態で、接続端子20の接続作業を実行することができ作業性が良い。接続作業は、抵抗溶接法が採用されるので、短時間で効率的に溶接作業を終えることができ製造コストの軽減に寄与する。なお、抵抗溶接とは、大電流を短時間流して抵抗発熱を生じさせて溶接箇所を溶融接合する接合法を意味する。
以上の通り、本実施例によれば、モータ制御装置CTLを極限的に小型化することができる。また、遅延回路による遅延動作によってノイズ発生が有効に抑制されるので、モータ制御装置CTLの誤動作のおそれがなく、ECUと協働して優れた制御性能を発揮することができる。なお、具体的な記載内容は特に本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨を逸脱することなく、各種の改変が可能である。特に、モータ制御装置の回路構成は、図5や図6の変形回路に限らず、回路構成や回路素子が適宜に変更される。
実施例に係るモータ制御装置を使用した燃料供給装置の全体構成を示すブロック図である。 実施例に係るモータ制御装置の回路構成を示す回路図である。 遅延回路の動作を説明する図面である。 実施例に係るモータ制御装置の装置構成を示す概略図である。 モータ制御装置の変形回路構成を示す回路図である。 モータ制御装置の別の変形回路構成を示す回路図である。
符号の説明
M 直流モータ
L3 電流平滑用コイル
D6 ダイオード
DV 駆動パルス
C12 コンデンサ

Claims (8)

  1. 直流モータ、電流平滑用コイル、及びダイオードの直列接続を含んで構成された閉回路と、前記閉回路とグランドラインの間に配置されたスイッチング素子とを有し、
    前記スイッチング素子を、所望のデューティ比に設定された駆動パルスでON/OFF制御するモータ制御装置であって、
    前記スイッチング素子の入力端子と出力端子の間に、コンデンサを含んだ遅延回路を設け、前記スイッチング素子のON遷移動作とOFF遷移動作を遅延させることで高周波ノイズの発生を抑制した内燃機関用のモータ制御装置。
  2. 前記スイッチング素子はFETであって、そのゲート端子とドレイン端子の間に前記遅延回路が配置されている請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記スイッチング素子は、コンプリメンタリ接続された一対の半導体素子によって駆動されている請求項1又は2に記載のモータ駆動装置。
  4. 前記一対の半導体素子は、コンピュータ回路で生成された前記駆動パルスを受けて、相補的にON動作している請求項3に記載のモータ制御装置。
  5. 前記コンピュータ回路は、ECUから受ける指令信号に基づいて前記駆動パルスを生成している請求項4に記載のモータ制御装置。
  6. 前記コンピュータ回路は、ECUから受けた指令信号を、ヒステリシス特性を有するコンパレータ回路を経由して、デジタル入力端子に受けている請求項4又は5に記載のモータ制御装置。
  7. 前記駆動パルスは、ローパスフィルタ回路を経由して前記一対の半導体素子に供給される請求項3〜6の何れかに記載のモータ制御装置。
  8. 前記直流モータと前記電流平滑用コイルの接続点とグランドラインとの間には、電圧平滑用のコンデンサが接続されている請求項1〜7の何れかに記載のモータ制御装置。
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