JP2009277409A - バックライト - Google Patents
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Abstract
【課題】 大小様々なサイズを容易に実現可能なバックライトを提供する。
【解決手段】 本発明のバックライトは、開口部111を有するケース1と、ケース1の底部側に配置された金属板2(第1の電圧供給手段)と、バルブ41の両端に外部電極43、44を有し、外部電極43が金属板2に接続されるとともに、管軸が開口部111に対して略垂直になるようにケース1内に複数配置された蛍光ランプ4と、ケース1の開口部111側に、外部電極44と接続されるように配置された導電層7(第2の電圧供給手段)とを具備する。
【選択図】 図2
【解決手段】 本発明のバックライトは、開口部111を有するケース1と、ケース1の底部側に配置された金属板2(第1の電圧供給手段)と、バルブ41の両端に外部電極43、44を有し、外部電極43が金属板2に接続されるとともに、管軸が開口部111に対して略垂直になるようにケース1内に複数配置された蛍光ランプ4と、ケース1の開口部111側に、外部電極44と接続されるように配置された導電層7(第2の電圧供給手段)とを具備する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、液晶テレビなどに用いられるバックライトに関する。
現在、液晶テレビのバックライトには、直下型方式が主流である。直下型方式は、例えば、特開2003−36723号公報(特許文献1)のように、冷陰極蛍光ランプや外面電極蛍光ランプなどの線状光源を筐体の開口部に対して平行に複数並列配置する方式であり、主に中型〜大型のバックライトで採用されている。
しかしながら、このような直下型方式は、バックライトのサイズ毎に全長、直径などが異なる専用のランプが必要である。そのため、様々なサイズのバックライトを提供するには、そのサイズにあったランプを作成するための大規模な製造設備が必要であり、コストもかかっていた。
本発明の目的は、大小様々なサイズを容易に実現可能なバックライトを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明のバックライトは、開口部を有する筐体と、前記筐体の底部側に配置された第1の電圧供給手段と、少なくとも一方が外部電極である電極をバルブの両端に有し、一方の前記電極が前記第1の電圧供給手段に接続されるとともに、管軸が前記開口部に対して略垂直になるように前記筐体内に複数配置された放電ランプと、前記筐体の前記開口部側に、他方の前記電極と接続されるように配置された第2の電圧供給手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、大小様々なサイズを容易に実現可能なバックライトを提供することができる。
(第1の実施の形態)
以下に、本発明のバックライトの実施の形態について図面を参照して説明する。図1は第1の実施の形態の照明装置について説明するための全体斜視図、図2は図1の一点鎖線A−A’の断面を矢印方向から見た図である。
以下に、本発明のバックライトの実施の形態について図面を参照して説明する。図1は第1の実施の形態の照明装置について説明するための全体斜視図、図2は図1の一点鎖線A−A’の断面を矢印方向から見た図である。
バックライトの筐体は、ケース1で構成されている。そのケース1は、フロントケース11とバックケース12とからなる。フロントケース11は、例えば液晶表示装置などの製品に組み込んだ際に前面側に位置するケースであり、その主面には開口部111が形成されている。バックケース12は、背面側に位置するケースであり、その形状は有底開口状である。なお、ケース1は、プラスチックや樹脂などで構成することができる。
バックケース12内の底部には、銅やステンレスからなる金属板2(第1の電圧給電手段)が配置され、さらに金属板2の上には、ケース1と同一材料からなる底板3が配置されている。この底板3には、厚さ方向に穴31が複数形成されており、穴31からは金属板2が露出している。
また、バックケース12内には、蛍光ランプ4が複数配置されている。詳細には、蛍光ランプ4は穴31にその一端が挿入されることで、管軸が開口部111に対して略垂直になるように配置されている。なお、「管軸が開口部に対して略垂直」とは、開口部111に対して±10°程度傾いている状態も含むものである。
蛍光ランプ4は、両端が封止されたバルブ41を有している。バルブ41は、硬質ガラスからなる。このバルブ41の内面には、RGBの三波長蛍光体からなる蛍光体層42が塗布されている。ガラスバルブ41の内部には放電媒体としてキセノンが封入されている。バルブ41の両端には、アルミテープを外表面に貼り付けてなる外部電極43、44が形成されている。
また、バックケース12内の端部には、枠材5が配置されている。さらに、枠材5には入光面側にITO(酸化インジウムにスズを添加した化合物)からなる導電層6(第2の電圧供給手段)が形成された拡散板7(第1の光学面材)が、導電層6に外部電極44が接触するように配置されている。つまり、穴31と拡散板6に蛍光ランプ4の両端を保持させることにより、ケース1に固定しつつ、外部電極43、44と金属板2、導電層6の電気的接続を同時に行う構造となっている。
そして、拡散板7の出光面側の端辺には、枠材8が配置され、その枠材8とフロントケース11の間には、拡散板9(第2の光学面材)が配置されている。
以上のように構成されたバックライトの金属板2と導電層7に電圧源10を接続し、交流電圧を供給することで、各蛍光ランプ4からの光を、第1の空間13→拡散板6→第2の空間14→拡散板9の経路を経て、開口部111において面発光を得ることができる。
次に、30〜100torrのキセノンとネオンの混合ガスを封入した直径5.0mm、全長20mmの蛍光ランプ4をランプピッチP=30mmの間隔で310本配置した32インチのバックライトを作成し、実際に点灯させた。その結果、開口部111における輝度、均斉度ともに実用的なバックライトを実現することができた。
また、本方式では、蛍光ランプ4を誘電体バリア放電で点灯させるため、ランプの並列点灯が可能である。つまり、ランプの本数などを変えるのみで輝度などを調整可能なため、大小様々なバックライトを比較的容易に実現することができる。なお、蛍光ランプ4はとても軽量であるので、ランプ本数を増やしても軽量なバックライトを実現できる。さらに、本方式では、基本的に無発光領域が存在しないため、狭額縁化することができる。
ここで、本方式では、第2の電圧供給手段は、蛍光ランプ4からの光が透過する部分であるため、光の透過を妨げない材料や形状からなるのが望ましい。すなわち、本実施の形態のような透光性を有する、例えば光の透過率が60%以上である導電層、メッシュ状の金属、外部電極44が位置する部分に応じて最小限のパターニングした金属膜などが好適である。
また、本方式は、蛍光ランプ4と拡散板6とがほぼ接触する構成であるため、その接触部分が暗部になり、ムラに見えやすいという課題がある。この問題に対しては、例えば、拡散板6と拡散板9の間に第2の空間14を形成して、暗部となりやすい部分に光を供給するのが効果的である。ちなみに、この第2の空間14としては、D>0mm、望ましくはD≧3.0mmである。また、導電層6および外部電極44を透光性の金属で構成すれば、当該部分の暗部を抑制することができる。
したがって、第1の実施の形態では、管軸が開口部111に対して垂直になるように蛍光ランプ4を複数配置し、その外部電極43、44を対向配置した金属板2と導電層7で挟むことにより、配置した各蛍光ランプ4から誘電体バリア放電による可視光が発生し、開口部111において面発光を得ることができる。そのため、本方式を用いれば、ランプの本数を増減させるなどの簡単な方法で容易に大小様々なバックライトを実現することができる。
また、放電ランプ4の開口部111側に、入光面側に透光性を有する導電層7が形成された拡散板6を配置し、バルブ41の開口部111側を導電層7を介して拡散板6と接触させたことにより、蛍光ランプ4の保持と、外部電極43、44との電気的な接続を同時に行うことができる。
さらに、拡散板6の出光面側に、拡散板9を配置し、それらの距離Dを、D>0mmとしたことにより、蛍光ランプ4と拡散板6の接触部分での暗部の発生を抑制し、輝度ムラを抑制することができる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態のバックライトについて説明するための図である。これ以降の実施の形態の各部については、第1の実施の形態のバックライトの各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
図3は、本発明の第2の実施の形態のバックライトについて説明するための図である。これ以降の実施の形態の各部については、第1の実施の形態のバックライトの各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
本実施の形態では、バルブ41の外部に外部電極44、内部に内部電極45を有する内外放電タイプの蛍光ランプ4を用いている。そして、バックケース12の底部に設けた穴121に蛍光ランプ4の内部電極45のリードを挿入したのち、底部に設けた金属板2と半田付けによって接続している。本実施の形態では、金属板2と導電層7に交流電圧を供給することで、外部電極44と内部電極45との間で誘電体バリア放電が発生し、第1の実施の形態と同様、容易に大小様々なバックライトを実現することができる。
(第3の実施の形態)
図4は、本発明の第3の実施の形態のバックライトについて説明するための図である。
図4は、本発明の第3の実施の形態のバックライトについて説明するための図である。
本実施の形態では、一端にのみに内部電極45を配置した蛍光ランプ4を用いている。そして、蛍光ランプ4の内部電極45は金属板2と接続し、他方のバルブ41側は入光面側に透明な導電層7、かつ厚さ方向に穴61を形成した拡散板6と接触配置している。この金属板2と導電層7に交流電圧を供給すると、導電層7が蛍光ランプ4の外部電極として作用するため、導電層7と内部電極45との間で誘電体バリア放電が発生し、第1の実施の形態と同様、容易に大小様々なバックライトを実現することができる。また、開口部111側のバルブ41からも光を得ることができるため、輝度ムラを抑制することができる。
なお、本発明の実施の形態は上記に限られるわけではなく、例えば次のように変更してもよい。
蛍光ランプ4の放電媒体には、キセノンを主体とするガスを用いるのが望ましい。「キセノンを主体」とは、全体の20%以上、望ましくは50%以上がキセノンであることを意味するものである。すなわち、キセノン単独や混合ガスで封入するのが望まれ、混合ガスの場合、残部はアルゴン、ネオン、ヘリウム、クリプトンなどを組み合わせて構成することができる。なお、環境負荷を考慮し、放電媒体として水銀は含まないのがなお望ましい。
また、外部電極43、44には、超音波半田ディップにより表面に金属薄膜を形成した半田電極、金属キャップや筒状金属、およびそれらの金属をバルブ端部に挿入したのち、導電性の接着剤や半田で接合したもの、酸化スズ、ITO、AZO(酸化亜鉛にアルミニウムを添加した化合物)、GZO(酸化亜鉛にガリウムを添加した化合物)、IZO(酸化亜鉛にインジウムを添加した化合物)などの透明電極などを使用することができる。なお、開口部111側に配置される外部電極44には、透明電極を用いるのが望ましい。
第1の電圧給電手段としては、金属板のほか、導電層、バックケース12の底に銀などを直接全面または部分的に蒸着したようなものでも良い。
第1、第2の光学面材には、透明板や拡散板の出光面側に拡散シートやプリズムシートなどを配設したものなど、光学板と光学シートを組み合わせたものを使用してもよい。要は、強度と光拡散性に優れたものを使用するのが好適である。
本発明のバックライトは、通常は開口部111が地面に対して垂直、いわゆるバックライトを縦置きした状態で使用されるため、図5のように、蛍光ランプ4の穴31からの抜けを防止すべく、ストッパー32を形成した底板3を使用してもよい。なお、接着剤などで接着してもよい。
蛍光ランプ4からの光を効率良く開口部111に送るために、図6のように、反射部33を形成した底板3を使用してもよい。
また、上記2つの問題を解決するために、ケース1の底部側から開口部111側に向けて直径を細くした蛍光ランプ4を使用してもよい。
所定箇所の輝度を高めるように蛍光ランプ4を配置してもよい。例えば、図8のように、中央に向かうほどランプピッチを狭く(P1<P2<P3)し、発光面中央の輝度を高める構成としてもよい。
1 ケース
11 フロントケース
111 開口部
12 バックケース
2 金属板(第1の電圧供給手段)
3 底板
4 蛍光ランプ
43、44 外部電極
5 枠板
6 拡散板(第1の光学面材)
7 導電層(第2の電圧供給手段)
8 枠板
9 拡散板(第2の光学面材)
11 フロントケース
111 開口部
12 バックケース
2 金属板(第1の電圧供給手段)
3 底板
4 蛍光ランプ
43、44 外部電極
5 枠板
6 拡散板(第1の光学面材)
7 導電層(第2の電圧供給手段)
8 枠板
9 拡散板(第2の光学面材)
Claims (5)
- 開口部を有する筐体と、前記筐体の底部側に配置された第1の電圧供給手段と、少なくとも一方が外部電極である電極をバルブの両端に有し、一方の前記電極が前記第1の電圧供給手段に接続されるとともに、管軸が前記開口部に対して略垂直になるように前記筐体内に複数配置された放電ランプと、前記筐体の前記開口部側に、他方の前記電極と接続されるように配置された第2の電圧供給手段とを具備することを特徴とするバックライト。
- 開口部を有する筐体と、前記筐体の底部側に配置された第1の電圧供給手段と、バルブの一端に電極を有し、前記第1の電圧供給手段と一方の前記電極とが接続されるとともに、管軸が前記開口部に対して略垂直になるように前記筐体内に複数配置された放電ランプと、前記筐体の前記開口部側に、前記バルブの外壁に前記放電ランプの外部電極として作用するように接触配置された第2の電圧供給手段とを具備することを特徴とするバックライト。
- 前記放電ランプの前記開口部側には第1の光学面材が配置されており、前記放電ランプの前記開口部側は前記第1の光学面材に保持されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバックライト。
- 前記第2の電圧供給手段は前記第1の光学面材の入光面側に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載のバックライト。
- 前記第1の光学面材の出光面側には、第2の光学面材が配置されており、第1、第2の光学面材の間には空間が形成されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のバックライト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008125609A JP2009277409A (ja) | 2008-05-13 | 2008-05-13 | バックライト |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102141600A (zh) * | 2010-12-28 | 2011-08-03 | 德清新明辉电光源有限公司 | 灯泡亮灯板 |
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2008
- 2008-05-13 JP JP2008125609A patent/JP2009277409A/ja active Pending
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