JP2009276666A - トナー補給装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】補給トラブルによる異常な画像を出力させずに最小限の被害で食い止めることができるトナー補給装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】トナーを収納する交換可能なトナーボトル11と、トナーボトル11に収納されたトナーを搬送するサブホッパ13へ搬送する搬送ポンプと、サブホッパ13に一時的に貯蔵されたトナーの有無を検知するセンサ15と、サブホッパ13内のトナーを現像装置4に補給するスクリュー14と、トナーボトル11から現像装置4までのトナー補給状況を、トナーボトル11内のトナー残量を推定し、その推定トナー残量、センサ15の検知信号及びサブホッパ13から現像装置4へのトナー補給の有無によりトナー補給トラブルを監視する。
【選択図】図5

Description

本発明は、トナーとキャリアからなる2成分現像剤を現像装置に補給するトナー補給装置及び画像形成装置に関するものである。
プリンタ、ファクシミリ、複写機、これらの少なくとも2つの機能を有する複合機等の画像形成装置においては、潜像担持体である感光体上に担持されている静電潜像に対してトナーなどの現像剤を用いて可視像処理が行われる。この可視像処理として、転写性、ハーフトーンの再現性、温度・湿度に対する安定性などの観点から、トナーとキャリアからなる2成分現像剤を用いた2成分現像方式が広く利用されている。2成分現像剤を用いた現像方式の場合には、可視像処理に用いられることで消費されたトナーを補給してトナー濃度を一定に保つことが必要であり、このためトナーボトルやトナータンク等のトナー収容容器やトナーホッパから現像装置に新規トナーが補給される。
現像装置に新規トナーが補給する際、特許文献1に記載の画像形成装置のように、機械内部にサブホッパを設けたものが実用化されている。この装置では特許文献1の図2に示すようにトナーボトルからサブホッパにトナー搬送を行い、サブホッパから現像装置にトナー補給を行う。
このように機械内部にサブホッパを持つことで、ユーザーが交換を行うトナーボトルのトナーがなくなっても、しばらくはサブホッパ内のトナーによって印刷が可能になる。そのためトナーボトルにトナーがなくなり、トナーボトルの交換が必要になっても、一定の間は印刷ができるので、空いた時間にトナーボトルを交換できる。このため、マシンのダウンタイムの低減に大きな効果をもたらすことができるものである。さらに、機械内部に設置されたサブホッパはトナーボトルから直接現像装置に補給するよりも高精度にトナーを現像装置に供給することが容易である。
一方、サブホッパがない場合は、トナーボトルと現像装置の配置に制約が設けられ、レイアウト上の理由から機械の小型化が困難であり、高精度にトナーを現像装置に供給する工夫もしなければならない。
特許第4006215号公報
ところで、トナーボトルからサブホッパへの搬送は、サブホッパに設けられたセンサによってサブホッパ内にトナーが不足していると判断されたときに行われる。しかし、センサの故障やマシンの不具合等によってサブホッパ内のトナーセンサが誤検知となった際には、装置全体として異常な動作を引き起こすことになる。
ここで、何らかの原因によってセンサが誤検知を引き起こし、サブホッパにトナーが有るにもかかわらずトナー無しと判定した場合、サブホッパにトナーを供給し続けてしまうため、サブホッパのパンクを引き起こし、装置に致命的なダメージを与える恐れがある。そのため通常はセンサの故障や配線の接触不良などで異常な状態になった場合、トナー有りと判定する。
しかし、その一方で、センサの故障やコネクタ外れなどで正常に判定できない場合は、トナーが実際にはないにもかかわらずトナー有りと判定される。このような現象はセンサ上へのトナーの付着によっても引き起こされることがある。このような場合、装置はサブホッパにトナーが有ると判断するため、トナーボトルからサブホッパへのトナー搬送を行わない。そのため、画像出力によってトナーを消費することで、サブホッパ内のトナーが枯渇し、最終的には現像装置4にトナーを供給できなくなるため、現像装置4のトナー濃度が低下し、出力画像が薄くなる。
さらに、センサは正常に検知していてもトナーボトルからサブホッパへのトナー搬送において、搬送経路での不具合の発生によってトナー搬送ができなくなった場合、サブホッパのセンサは常に「トナー無し」と判定する。通常この状態になるのはトナーボトルにトナーがなくなった場合と同じであるため、トナーニアエンドやトナーエンドと判定してしまう。
本発明は、上記した従来の問題を解消し、補給トラブルによる異常な画像を出力させずに最小限の被害で食い止めることができるトナー補給装置及び画像形成装置を提供することである。
上記の目的を達成するため、本発明は、トナーとキャリアからなる2成分トナーを用いる現像装置にトナーを補給するトナー補給装置であって、トナーを収納する交換可能なトナー収納容器と、該トナー収納容器に収納されたトナーを搬送するサブホッパへ搬送するトナー搬送手段と、該サブホッパに一時的に貯蔵されたトナーの有無を検知する検知部材と、前記サブホッパ内のトナーを前記現像装置に補給するトナー補給手段と、前記トナー収納容器から前記現像装置までのトナー補給状況を監視する監視手段と有するトナー補給装置において、前記監視手段は、前記トナー収納容器内のトナー残量を推定し、その推定トナー残量、前記検知部材の検知信号及びサブホッパから現像装置へのトナー補給の有無によりトナー補給トラブルを監視することを特徴とするトナー補給装置を提案する。
なお、本発明は、前記トナー収納容器内のトナー残量の推定を、前記トナー収納容器から前記サブホッパへの搬送する積算時間によって行うと有利である。
さらに、本発明は、と有利である。
さらにまた、本発明は、前記トナー収納容器に推定トナー残量を記憶する記憶媒体が設けられていると有利である。
さらにまた、本発明は、前記監視手段は前記サブホッパから前記現像装置に一定時間以上トナー補給を行った際に、前記検知部材がトナー有を検知していると、補給トラブルと判定すると有利である。
さらにまた、本発明は、前記監視手段は前記トナー収納容器から前記サブホッパへある量のトナー搬送を行った際に、前記検知部材がトナー無を検知しているとトナー補給のトラブルと判定すると有利である。
さらにまた、本発明は、前記トナー搬送手段が一軸偏芯スクリューポンプであると有利である。
さらにまた、本発明は、前記トナー補給手段がスクリューであると有利である。
また、上記の目的を達成するため、本発明は、請求項1ないし7の何れかに記載のトナー補給装置を用いることを特徴とする画像形成装置を提案する。
本発明のよれば、トナー収納容器の残量を推定し、その値に応じた制御を行うことによって、センサ故障などの装置に異常が生じたときにその被害を最小限に食い止めることが可能となった。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るトナー補給装置を用いる画像形成装置の一例を示すカラーレーザープリンタの要部を示す概略構成図である。このプリンタは、イエロー,シアン,マゼンタ,ブラック(以下、Y,C,M,Kと記す)の各色のトナー像を形成するための4つの感光体1Y,C,M,Kを備えている。また、互いに水平方向に並べられたこれら感光体1Y,C,M,Kの下方に、転写装置5を備えている。
感光体1Y,C,M,Kを備えた各色の画像形成部は形成されるトナーの色が異なる点の他は、ほぼ同様の構成になっているおり、ここではYトナー像を形成するためのY用の画像形成部について説明する。
Y用の画像形成部は、図中反時計回り方向に回転駆動されるドラム状の感光体1Yの周りに、一様帯電装置2Y、光書込ユニット3Y、現像装置4Y、クリーニング装置5Y等を有しており、これらを共通のケーシングで保持してプリンタ本体に対して一体的に着脱されるようになっている。感光体1Yは、アルミ等の素管に有機感光層が被覆されたものである。
一様帯電装置2Yは、図中矢印A方向(反時計回り方向)に回転駆動される感光体1Yの表面をコロナチャージによって例えば負極性に一様帯電せしめる。
光書込ユニット3Yは、レーザーダイオード等からなる光源、正六面体のポリゴンミラー、これを回転駆動するためのポリゴンモータ、fθレンズ、レンズ、反射ミラー等を有している。図示しないパーソナルコンピュータ等から送られてくる画像情報に基づいて駆動される光源から射出されたレーザー光Lは、ポリゴンミラー面で反射してポリゴンミラーの回転に伴って偏向せしめられながら、感光体1Yに到達する。これにより、感光体1Yの表面がそれぞれ光走査されて、感光体1Yの表面にY用の静電潜像が形成される。
Y用の現像装置4Yは、ケーシングに設けられた開口から周面の一部を露出させる第1現像ロール41Yと第2現像ロール42Yとを有している。これら現像ロールは、それぞれ図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられる非磁性パイプからなる現像スリーブと、これに連れ回らないように内包される図示しないマグネットローラとを有している。現像装置4Y内には、磁性キャリアとマイナス帯電性のYトナーとを含む図示しないY現像剤が内包されている。このY現像剤は、図示していない3本の搬送スクリューによって撹拌搬送されてYトナーの摩擦帯電が促されながら、それら現像ロールの現像スリーブに担持されて現像に使用される。
現像スリーブと感光体1Yとが対向する現像領域では、図示しない電源から出力される負極性の現像バイアスが印加される現像スリーブと、感光体1Y上の静電潜像との間に、負極性のYトナーをスリーブ側から潜像側に静電移動させる現像ポテンシャルが作用する。また、現像スリーブと感光体1Yの一様帯電箇所(地肌部)との間に、負極性のMトナーを地肌部側からスリーブ側に静電移動させる非現像ポテンシャルが作用する。現像スリーブ上のY現像剤内のYトナーは、現像ポテンシャルの作用によってスリーブ上から離脱して感光体1Yの静電潜像上に転移する。この転移により、感光体1Y上の静電潜像がYトナー像に現像される。なお、感光体1Y上のYトナー像は、後述する転写装置5によって矢印B方向に走行される中間転写ベルト7上に転写される。
現像装置4Yには、収容されているY現像剤の透磁率に応じた値の電圧を出力する透磁率センサ(図2に示す)としてのトナー濃度センサを有し、トナー濃度センサはトナー濃度に応じた値の電圧を出力する。この出力電圧の値は、図示しない補給制御部に送られる。この補給制御部は、RAM等の記憶手段を備えており、その中にY用のトナー濃度センサからの出力電圧の目標値であるM用Vtrefや、他の現像装置に搭載されたトナー濃度センサからの出力電圧の目標値であるC,M,K用のVtrefのデータを格納している。Y用の現像装置4Yについては、Y用のトナー濃度センサからの出力電圧の値とY用のVtrefを比較し、後述するトナー補給装置10を比較結果に応じた時間だけ駆動させる。そして、これにより、補給用のY現像剤を現像装置4Yに補給する。このように制御されることで、現像に伴ってYトナー濃度を低下させたY現像剤に適量のY現像剤が補給され、現像装置4Y内のY現像剤のYトナー濃度が所定の範囲内に維持される。なお、現像装置4C,M,Kについても、同様の補給制御が実施される。
感光体1Y上で現像されたYトナー像は、後述する中間転写ベルト7のおもて面に転写される。転写工程を経た感光体1Yの表面には、中間転写ベルト7上に転写されなかった転写残トナーが付着している。この転写残トナーは、クリーニング装置5Yによって除去される。このようにして転写残トナーが除去された感光体1Yの表面は、除電ランプ(図示せず)によって除電された後、一様帯電装置2Yによって再び一様帯電せしめられる。
Y用の画像形成部について詳しく説明したが、他色用の画像形成部においても、同様のプロセスによって感光体1C,M,Kの表面にC,M,Kトナー像が形成される。
上記転写装置5は、感光体1Y,C,M,Kの図中下方で、無端状の中間転写ベルト7のループ内に配設されている。各色の感光体1Y,C,M,K上に形成されたY,C,M,Kトナー像は、転写装置5により中間転写ベルト7上に順次重ね合わせて転写される。これにより、中間転写ベルト7上には4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
中間転写ベルト7が巻き掛けられたローラの1つ、本例では最下位置のローラが2次転写バイアスローラ71として構成され、この2次転写バイアスローラ71には、図示しない電源や配線からなる電圧印加手段によって2次転写バイアスが印加される。
本プリンタは、図示しない給紙カセットを備えており、その中に記録紙8を複数枚重ねた記録紙束の状態で収容している。そして、一番上の記録紙8を所定のタイミングで給紙路に送り出す。送り出された記録紙8は、給紙路の末端に配設されたレジストローラ対(図示せず)を介して中間転写ベルト7上の4色トナー像に同期させ得るタイミングで送り出され、2次転写バイアスローラ71の作用によって記録紙8上に一括2次転写される。このようにしてフルカラー画像が形成された記録紙8は、2次転写ニップから排出された後、図示しない定着装置に送られてフルカラー画像が定着せしめられる。
図2は、トナー補給装置10の一構成例を示す概略図である。
図2において、トナー補給装置10はトナーを収納する交換可能なトナー容器としてのトナーボトル11と、そのトナーボトル11に収納されたトナーを搬送するトナー搬送手段としての搬送ポンプ12と、その搬送ポンプ12を介して搬送された現像剤を一時的に貯蔵するサブホッパ13と、該サブホッパ13に貯蔵したトナーを現像装置に補給するトナー補給手段としての搬送スクリュー14を有している。
このトナー補給装置10は印刷動作によって消費した分のトナーをサブホッパ13から搬送スクリュー14を介して現像装置4に補給する。そして、サブホッパ13にはセンサ15が設けられ、現像装置4への補給により収容しているトナーが減ると、センサ15がトナー無しと検知してトナーボトル11から搬送ポンプ12を介してトナーが搬送される。なお、サブホッパ13はセンサ15が取り付けられた検知位置までの量のトナーが常時存在するように制御されている。
このように構成されるトナー補給装置10は、サブホッパ13を備えているので、トナーボトル内の現像剤が空になりボトル交換が必要になっても、一定の間は印刷が可能であり、空いた時間にボトル交換ができる。さらに、サブホッパ13から搬送スクリュー14を用いてトナーを補給するので、高精度にトナーを現像装置に供給することが容易である。
かかるトナー補給装置10において、センサ15がトナー無しを検知すると、トナーボトル11からトナーがサブホッパ13に搬送されるが、センサ15の故障やマシンの不具合等によってトナー無しと判定した場合、サブホッパにトナーを供給し続けてしまい、装置に致命的なダメージを与える恐れがある。そのため通常はセンサの故障や配線の接触不良などで異常な状態になった場合、トナー有りと判定している。しかし、このように制御すると、センサ15の故障やコネクタ外れなどで正常に判定できない場合は、トナーが実際にはないにもかかわらずトナー有りと判定されてしまい、現像装置4内のトナー濃度低下で出力画像が薄くなってまう。
そこで、本発明は、このような異常な画像を出力させずに最小限の被害で食い止めるためのものであり、そのためにはトナーボトル11のトナー残量、サブホッパ13内のトナー量及びサブホッパ13から現像装置4へのトナー補給量を認識することが重要である。このとき、サブホッパ13内のトナー量はセンサ15がトナーを検知することで知ることができ、サブホッパ13から現像装置4へのトナー補給量もトナー濃度制御から現像装置4は要求した量のトナーが補給されたかが認識できる。
しかし、トナーボトル11のトナー残量を認識することは容易でない。そこで、図3に示すフローに基づいてトナーボトル11のトナー残量を知るようにしている。
図3において、サブホッパ13のセンサ15がトナー無しを検出すると(ステップ1)、トナーボトル11からサブホッパ13にトナー搬送する(ステップ2)。そして、トナー補給装置12の作動時間からトナー搬送量を演算し(ステップ3)、トナーボトル11のトナー残量データを更新する(ステップ4)。このトナー搬送はサブホッパ13のセンサ15がトナー有りを検出するかをチェックし、トナー有りになると終了する(ステップ5)。
かくして、搬送ポンプ12の稼働時間からトナー搬送量を推定することでトナーボトル11のトナー残量を認識する。このとき、トナーボトル11は途中で画像形成装置から外されて再装着されることも起こり得るので、トナーボトル11のトナー残量はトナーボトル11に設けたメモリーチップ(図示せず)等のボトル自身に記憶することが望ましい。これによって1回トナーボトル11を装置から抜いて再セットした場合でも、前回使用時の続きから再度計算することが可能になる。
ところで、本実施形態ではトナー搬送手段として負圧を発生させてトナーを搬送する搬送ポンプ12を用いている。この搬送ポンプ12は、図4に示すように、通称モーノポンプと呼ばれる吸い込み型の1軸偏芯粉体ポンプであって、その構成は金属などの剛性をもつ材料で偏芯したスクリュー形状に作られたロータ20と、ゴム等の弾性体で作られた2条スクリュー形状に作られたステータ21と、これらを包む樹脂材料などで作られたケース22とを有し、ステータ21はケース22に固定設置される。上記ロータ20は、図示していない駆動源と駆動連結された補給クラッチ23、そして軸継ぎ手24を介して回転駆動される。
このように構成された搬送ポンプ12は、補給クラッチ23がオンしてロータ20が回転されることにより、ポンプに強い自吸力が生じ,ケース22先端の吸い込み部から現像剤を吸い込み、吸い込んだ現像剤を軸継ぎ手24の近傍の排出部(図示せず)からサブホッパ13に送り出すことが可能となる。さらに、トナーボトル11から搬送ポンプ12までの搬送経路はシリコンチューブ16を用いるため、搬送にスクリューを使用する場合に比べて機械内部での這い回しが容易である。その結果、レイアウトの自由度が増し、機械の小型化を実現しやすくなる。またスクリューは、その搬送経路が長くなるとトナーにストレスを与えて、品質の劣化させるのに対して、搬送ポンプ12による搬送の場合、搬送経路が長くなることの影響はほとんど見られない。さらに、1軸偏芯粉体ポンプは単位時間当たりの搬送量がほぼ一定しているので、その稼動時間からトナーボトル11の残量を高精度に知ることができる。
次に、サブホッパ13から現像装置4へのトナー補給量が一定以上になったもセンサ15がトナー無しを検出しないときの異常発見の制御について図5のフローチャートを用いて説明する。
図5において、現像装置4へのトナー補給が必要と判断されると(ステップ1)、トナーボトル11の残量を記憶した後に(ステップ2)、サブホッパ13から現像装置4にトナー補給を行う(ステップ3)。次に、補給中にトナーボトル11からサブホッパ13にトナー搬送されたかを判断し(ステップ4)、トナー搬送がない場合、サブホッパ13から現像装置4に行ったトナー補給量の積算を行う(ステップ5)。そして、そのトナー補給量をチェックし(ステップ6)、補給量が一定量、すなわち、トナーボトル11からサブホッパ13へトナー搬送が必要となる量以上の場合、異常と判定して装置を停止する(ステップ7)。また、ステップ4において、補給中にトナーボトル11からサブホッパ13にトナー搬送があったときトナー補給装置10は正常に作動しているので、トナー補給量の積算値をクリアする(ステップ8)。
かくして、トナーボトル11の残量が変化しない間に一定量以上のトナーをサブホッパ13から現像装置4に補給した場合、センサ15の異常と判定し、装置の動作を停止させる制御をもたせる。これによりセンサ故障等によって、実際にはトナー無しのときに「トナー有り」とセンサ15が誤検知した場合に、サブホッパ13からトナーがなくなり、出力画像の濃度低下となる異常を未然に防止することが可能になる。なお、図5は制御の一例であってこの異常判定する制御はこの一例のみに限らない。
ところで、トナーボトル11にトナーが有り、トナーボトル11からサブホッパ13にトナーを十分な時間搬送しているにもかかわらず、サブホッパ13のセンサ15が「トナー有り」にならない場合、何らかの原因でトナー搬送ができなくなっていることがわかる。この原因としては搬送経路内でトナーが詰まった場合や、搬送装置の故障と、トナーボトル11がトナーエンドもしくはトナーニアエンドになったことなどが考えられる。
そこで、上記現象が搬送装置の故障によるものかそれともトナーエンドによるものかを判定する制御の一例を図6のフローチャートを用いて説明する。
図6において、サブホッパ13のセンサ15が「トナー無し」を検出すると(ステップ1)、トナーボトル11からサブホッパ13にトナー搬送を行う(ステップ2)。そして、図3と同様に、トナー補給装置12の作動時間からトナー搬送量を演算し(ステップ3)、トナーボトル11のトナー残量データを更新する(ステップ4)。次に、サブホッパ13のセンサ15が「トナー無し」か「トナー有り」を判断し(ステップ5)、「トナー有り」になれば、トナー補給装置10が正常に作動しているが、「トナー無し」の場合にはトナー搬送カウンタを1カウントする(ステップ6)。このトナー搬送カウンタはカウント数が一定値(例えば10回等)を超えるとトナーボトル11はトナーエンドもしくはトナーニアエンドと判定するためのものである。
そして、ステップ7でトナー搬送カウンタのカウント数をチェックし、カウント数が一定値を超えると、直ちにトナーボトル11はトナーエンドもしくはトナーニアエンドとせずに、トナーボトル11の残量を確認する(ステップ1)。トナーボトル11の残量が設定値未満であれば、トナーエンドもしくはトナーニアエンドと判定して以降のトナー搬送を停止する(ステップ9)。そして、トナーボトル11の残量が設定値以上であれば、トナー搬送の異常と判定して装置の動作を停止する(ステップ10)。
かくして、トナーボトル11の残量が変化しない間に一定量以上のトナーをサブホッパ13から現像装置4に補給した場合、センサ15の異常と判定し、装置の動作を停止させる制御をもたせる。これによりセンサ故障等によって、実際にはトナー無しのときに「トナー有り」とセンサ15が誤検知した場合に、サブホッパ13からトナーがなくなり、出力画像の濃度低下となる異常を未然に防止することが可能になる。トナー搬送がない場合、サブホッパ13から現像装置4に行ったトナー補給量の積算を行う(ステップ5)。そして、そのトナー補給量をチェックし(ステップ6)、補給量が一定量、すなわち、トナーボトル11からサブホッパ13へトナー搬送が必要となる量以上の場合、異常と判定して装置を停止する(ステップ7)。また、ステップ4において、補給中にトナーボトル11からサブホッパ13にトナー搬送があったときトナー補給装置10は正常に作動しているので、トナー補給量の積算値をクリアする(ステップ8)。
かくして、トナーを十分な時間搬送しているにもかかわらず、サブホッパ13のセンサ15が「トナー有り」にならない場合でもトナーエンドもしくはトナーニアエンドとトナー搬送トラブルとを区別して認識でき、トナーエンドもしくはトナーニアエンドとするような誤検知を防止することができる。
本発明に係るトナー補給装置を用いた画像形成装置の一例を示す概略構成図である。 本発明に係るトナー補給装置の構成を示す説明図である。 トナーボトル内のトナー残量を検出制御を示すフローチャートである。 搬送ポンプの一例を示す説明図である。 トナー補給装置の補給トラブルを検出する制御を示すフローチャートである。 トナー補給装置の別の補給トラブルを検出する制御を示すフローチャートである。
符号の説明
1 感光体
4 現像装置
11 トナーボトル
12 搬送ポンプ
13 サブホッパ
14 搬送スクリュー
15 センサ

Claims (8)

  1. トナーとキャリアからなる2成分トナーを用いる現像装置にトナーを補給するトナー補給装置であって、トナーを収納する交換可能なトナー収納容器と、該トナー収納容器に収納されたトナーを搬送するサブホッパへ搬送するトナー搬送手段と、該サブホッパに一時的に貯蔵されたトナーの有無を検知する検知部材と、前記サブホッパ内のトナーを前記現像装置に補給するトナー補給手段と、前記トナー収納容器から前記現像装置までのトナー補給状況を監視する監視手段と有するトナー補給装置において、
    前記監視手段は、前記トナー収納容器内のトナー残量を推定し、その推定トナー残量、前記検知部材の検知信号及びサブホッパから現像装置へのトナー補給の有無によりトナー補給トラブルを監視することを特徴とするトナー補給装置。
  2. 請求項1に記載のトナー補給装置において、前記トナー収納容器内のトナー残量の推定を、前記トナー収納容器から前記サブホッパへの搬送する積算時間によって行うことを特徴とするトナー補給装置。
  3. 請求項1または2に記載のトナー補給装置において、前記トナー収納容器に推定トナー残量を記憶する記憶媒体が設けられていることを特徴とするトナー補給装置。
  4. 請求項1に記載のトナー補給装置において、前記監視手段は前記サブホッパから前記現像装置に一定時間以上トナー補給を行った際に、前記検知部材がトナー有を検知していると、補給トラブルと判定することを特徴とするトナー補給装置。
  5. 請求項1に記載のトナー補給装置において、前記監視手段は前記トナー収納容器から前記サブホッパへある量のトナー搬送を行った際に、前記検知部材がトナー無を検知しているとトナー補給のトラブルと判定することを特徴とするトナー補給装置。
  6. 請求項1に記載のトナー補給装置において、前記トナー搬送手段が一軸偏芯スクリューポンプであることを特徴とするトナー補給装置。
  7. 請求項1に記載のトナー補給装置において、前記トナー補給手段がスクリューであることを特徴とするトナー補給装置。
  8. 請求項1ないし7の何れかに記載のトナー補給装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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