JP2009276457A - 表示装置及びその製造方法並びに貼合せ基板母材 - Google Patents

表示装置及びその製造方法並びに貼合せ基板母材 Download PDF

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Abstract

【課題】大判の貼合せ基板母材10に対し、一括に且つ正確に点灯検査を行う。
【解決手段】貼合せ基板母材10は、複数の貼合せ基板20の駆動回路14に検査信号電圧を供給して、複数の貼合せ基板20を一括して点灯検査するための検査用回路18を備えている。検査用回路18は、第1基板母材31に形成されると共に所定の電流値で検査信号電流が流れる検査用配線27と、貼合せ基板20毎に設けられると共に検査用配線27に接続され、検査用配線27を流れる検査信号電流が入力されたときに、検査信号電流の電流値に対応する所定の電圧値の検査信号電圧を駆動回路14に対して出力する電流−電圧変換回路部28とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置及びその製造方法並びに貼合せ基板母材に関するものである。
近年、例えば液晶表示装置や有機EL表示装置等の薄型の表示装置の需要が高まっている。これらの表示装置は、表示品位等の観点からアクティブマトリクス型に構成される。液晶表示装置を例に挙げて説明すると、液晶表示装置は、アクティブマトリクス基板であるTFT基板と、このTFT基板に対向して配置された対向基板と、これら対向基板及びTFT基板の間に設けられた液晶層とを備えている。液晶層は、上記対向基板及びTFT基板の間において、枠状に形成されたシール部材によって封入されている。
液晶表示装置は、生産コストを低減するために、1枚の大判の貼合せ基板母材から複数の貼合せ基板(液晶表示パネル)を取り出す所謂多面取りの製造方法が主流になっている。すなわち、大判の貼合せ基板母材は、複数のTFT基板を含む大判のTFT基板母材と、複数の対向基板を含む大判の対向基板母材とが、複数のシール部材を介して互いに貼り合わされることにより構成されている。そうして、貼合せ基板母材は、複数の貼合せ基板の集合体になっており、各貼合せ基板毎に分断されることによって、複数の液晶表示パネルが製造される。
また、液晶表示装置の製造工程において、効率良く検査するために、大判の貼合せ基板母材の状態で点灯検査することが知られている。例えば、特許文献1には、貼合せ基板が形成されている領域であるパネル領域の回路を、各パネル領域同士で直列に配線接続し、検査信号電圧を順次伝達して印加させていくことが開示されている。
すなわち、各パネル領域では、画素の回路(TFT及び画素電極等)同士を直列に接続して、検査信号を各画素の回路に順次供給するようにしている。さらに、パネル領域における最後に検査信号が供給される画素の回路と、隣接する他のパネル領域における最初に検査信号が供給される画素の回路とを接続することにより、各パネル領域の回路を、大判の貼合せ基板母材の全体に亘って、直列に接続するようにしている。
特開2000−180885号公報
ところが、上記特許文献1の検査方法では、各回路を直列に接続することから、その接続配線における電圧降下が大きくなることが避けられない。その結果、検査信号を供給した最初のパネル領域における信号電圧値と、最後に供給されるパネル領域の信号電圧とでは、大きく異なるために、正確な検査を行うことが困難である。尚、特許文献1には、信号電圧を増幅してもよい旨の記載があるが、具体的にどのような手段によって増幅させるかについては、何等開示されていない。
また、上記特許文献1の検査方法では、ライン反転表示等の駆動形式の表示装置には適用できないという問題がある。さらに、信号電圧値を変化させる中間調表示(グレー階調表示)の表示検査を行うことも困難である。
本発明は、斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その主たる目的とするところは、大判の貼合せ基板母材に対し、一括に且つ正確に点灯検査を行い得るようにすることにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る貼合せ基板母材は、複数のアクティブマトリクス基板を含む第1基板母材と、複数の対向基板を含み、複数の表示媒体層を介して上記第1基板母材に貼り合わされた第2基板母材とを備え、各上記表示媒体層毎に、該表示媒体層を介して互いに対向する上記アクティブマトリクス基板及び上記対向基板によって、貼合せ基板が形成された貼合せ基板母材であって、上記貼合せ基板は、上記表示媒体層を駆動するための駆動回路を備え、複数の上記貼合せ基板の駆動回路に検査信号電圧を供給して、該複数の貼合せ基板を一括して点灯検査するための検査用回路を備え、上記検査用回路は、上記第1基板母材に形成されると共に所定の電流値で検査信号電流が流れる検査用配線と、上記貼合せ基板毎に設けられると共に上記検査用配線に接続され、上記検査用配線を流れる検査信号電流が入力されたときに、上記検査信号電流の電流値に対応する所定の電圧値の上記検査信号電圧を上記駆動回路に対して出力する電流−電圧変換回路部とを有している。
上記電流−電圧変換回路部の出力側には、該電流−電圧変換回路部への不要な信号の流入を防ぐための保護回路が接続されていることが好ましい。
上記検査用回路は、上記貼合せ基板母材における上記貼合せ基板が形成されていない領域に設けられていることが好ましい。
上記検査用回路の少なくとも一部は、上記貼合せ基板母材における上記貼合せ基板が形成されている領域に設けられていてもよい。
上記表示媒体層は液晶層であってもよい。
また、本発明に係る表示装置は、アクティブマトリクス基板と、上記アクティブマトリクス基板に対向して配置された対向基板と、上記アクティブマトリクス基板及び上記対向基板の間に設けられた表示媒体層と、上記アクティブマトリクス基板に設けられ、上記表示媒体層を駆動するための駆動回路とを備えた表示装置であって、上記アクティブマトリクス基板には、所定の電流値の検査信号電流が流れる検査用配線と、該検査用配線に接続され、上記検査信号電流が入力されたときに、上記検査信号電流の電流値に対応する所定の電圧値の検査信号電圧を上記駆動回路に対して出力する電流−電圧変換回路部とを備える検査用回路の少なくとも一部が配置されている。
上記電流−電圧変換回路部の出力側には、該電流−電圧変換回路部への不要な信号の流入を防ぐための保護回路が接続されていることが好ましい。
上記表示媒体層は液晶層であってもよい。
また、本発明に係る表示装置の製造方法は、複数のアクティブマトリクス基板を含む第1基板母材と、複数の対向基板を含む第2基板母材とを、複数の表示媒体層を介して互いに貼り合わせることにより、上記表示媒体層毎に、該表示媒体層を介して互いに対向する上記アクティブマトリクス基板及び上記対向基板によって貼合せ基板が形成された貼合せ基板母材を製造する貼り合わせ工程と、複数の上記貼合せ基板にそれぞれ設けられて上記表示媒体層を駆動するための駆動回路に対し、検査信号電圧をそれぞれ供給することにより、複数の上記貼合せ基板を一括して点灯検査する検査工程と、上記貼合せ基板母材を、検査された上記貼合せ基板毎に分断する分断工程とを備え、分断された上記貼合せ基板から表示装置を製造する方法であって、上記検査工程では、所定の電流値で検査信号電流が流れる検査用配線から、該検査用信号電流を複数の電流−電圧変換回路部に入力し、該電流−電圧変換回路部から出力した上記検査信号電流の電流値に対応する所定の電圧値の上記検査信号電圧を、複数の上記駆動回路にそれぞれ供給する。
上記電流−電圧変換回路部の出力側には、該電流−電圧変換回路部への不要な信号の流入を防ぐ保護回路が接続されていることが好ましい。
上記検査用配線及び上記電流−電圧変換回路部は、検査用回路を構成し、上記検査用回路は、上記貼合せ基板母材における上記貼合せ基板が形成されていない領域に設けられていることが好ましい。
上記検査用配線及び上記電流−電圧変換回路部は、検査用回路を構成し、上記検査用回路の少なくとも一部は、上記貼合せ基板母材における上記貼合せ基板が形成されている領域に設けられていてもよい。
上記表示媒体層は液晶層であってもよい。
−作用−
次に、本発明の作用について説明する。
貼合せ基板母材に含まれる複数の貼合せ基板は、検査用回路によって検査信号電圧が供給されることにより一括して点灯検査される。すなわち、検査用回路の検査用配線に所定の電流値の検査信号電流を供給する。検査信号電流は、検査用配線の長さに拘わらず一定の電流値で、検査用配線を流れる。検査用配線から電流−電圧変換回路部に検査信号電流が入力されたときに、この電流−電圧変換回路部は、その検査信号電流の電流値に対応する所定の電圧値の検査信号電圧を、複数の貼合せ基板の駆動回路に対してそれぞれ出力する。その結果、検査信号電圧が供給された複数の貼合せ基板は、検査用の点灯表示をする。
したがって、当該検出用回路に接続されている複数の貼合せ基板には、検査信号電流の一定の電流値に対応する一定の電圧値の検査信号電圧が、それぞれ供給されることになる。すなわち、本発明では、検査用配線における電圧降下とは無関係に、一定値の検査信号電圧を複数の貼合せ基板に一括して供給することが可能になる。その結果、大判の貼合せ基板母材に対し、一括に且つ正確に点灯検査を行い得ることとなる。
また、本発明に係る表示装置は、例えば液晶層等の表示媒体層を介して貼り合わされたアクティブマトリクス基板と対向基板とを備え、上記貼合せ基板母材を分断することによって製造される。
すなわち、貼り合わせ工程では、複数のアクティブマトリクス基板を含む第1基板母材と、複数の対向基板を含む第2基板母材とを、複数の表示媒体層を介して互いに貼り合わせることにより、貼合せ基板母材を製造する。このとき、表示媒体層毎に、表示媒体層を介して互いに対向するアクティブマトリクス基板及び対向基板によって貼合せ基板が形成される。
次に、検査工程では、複数の貼合せ基板にそれぞれ設けられて表示媒体層を駆動するための駆動回路に対し、検査信号電圧をそれぞれ供給することにより、複数の貼合せ基板を一括して点灯検査する。
このとき、所定の電流値で検査信号電流が流れる検査用配線から、その検査用信号電流を複数の電流−電圧変換回路部に入力する。この電流−電圧変換回路部は、検査信号電流の電流値に対応する所定の電圧値の検査信号電圧を出力し、複数の駆動回路にそれぞれ供給する。
次に、分断工程では、貼合せ基板母材を、検査された貼合せ基板毎に分断する。その後、分断された貼合せ基板から表示装置を製造する。
また、電流−電圧変換回路部の出力側に保護回路が接続されていれば、その保護回路によって、電流−電圧変換回路への不要な信号の流入が防止される。したがって、より正確な検査信号電圧が駆動回路に供給されるため、高精度な点灯検査を行うことが可能になる。
また、検査用配線及び電流−電圧変換回路部によって構成される検査用回路が、貼合せ基板母材における貼合せ基板が形成されていない領域に設けられていれば、分断後の貼合せ基板に検査用回路が残らないため、表示装置の小型化を図る点で有利である。
一方、上記検査用回路の少なくとも一部が、貼合せ基板母材における貼合せ基板が形成されている領域に設けられていれば、貼合せ基板母材における不要な捨て基板となる領域の面積が低減される。
本発明によれば、複数の貼合せ基板の駆動回路に対し、検査信号電流の一定の電流値に対応する一定の電圧値の検査信号電圧をそれぞれ供給することができる。すなわち、検査用配線における電圧降下とは無関係に、一定値の検査信号電圧を複数の貼合せ基板に一括して供給することができる。その結果、大判の貼合せ基板母材に対し、一括に且つ正確に点灯検査を行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《発明の実施形態1》
図1〜図4は、本発明の実施形態1を示している。
図1は、本実施形態1における貼合せ基板母材10を模式的に示す平面図である。図2は、図1の一部を拡大して示す平面図である。図3は、検査用回路の構成を示す回路図である。図4は、本実施形態1の液晶表示装置1の概略構造を示す断面図である。
本実施形態1では、本発明に係る表示装置として液晶表示装置を例に挙げて説明する。液晶表示装置は、図4に示すように、アクティブマトリクス基板であるTFT基板11と、TFT基板11に対向して配置された対向基板12と、TFT基板11及び対向基板12の間に設けられた表示媒体層である液晶層13と、TFT基板11に設けられ、液晶層13を駆動するための駆動回路である駆動IC14とを備えている。
対向基板12は、図示を省略するが、例えば矩形のガラス基板上にITO膜等からなる共通電極がベタ状に形成されると共に、例えばカラーフィルタ、遮光膜であるブラックマトリクス及びこれらを覆う配向膜等が形成されている。
TFT基板11は、図示を省略するが、スイッチング素子であるTFT(薄膜トランジスタ)が例えば矩形のガラス基板上に複数マトリクス状に配置して形成されている。TFT基板11には、上記TFTに接続された複数のゲート配線及びソース配線が格子状に形成され、例えばこれらゲート配線及びソース配線によって区画された領域に画素がそれぞれ形成されている。各画素には、上記TFTと、そのTFTに接続された画素電極とがそれぞれ配置されている。
TFT基板11と対向基板12との間には、矩形枠状のシール部材16が介在され、このシール部材16によって液晶層13が封止されている。そうして、液晶表示装置1における液晶層13が形成されている領域によって、液晶セル17が構成されている。
また、TFT基板11の一辺側には、対向基板12に対向しないように設けられた端子領域15が形成されている。端子領域15には、図示を省略するが、上記ゲート配線及びソース配線から引き出された引き出し配線の端部が配設されており、その端部に端子がそれぞれ形成されている。これら複数の端子には、上記駆動IC14が実装されている。
上記駆動IC14には、図1及び図2に示すように、ゲート配線に走査信号を供給するためのゲートドライバ部21と、ソース配線にデータ信号を供給するためのソースドライバ部22と、走査信号及びデータ信号に対するタイミング補正のための駆動パルスを発生させる駆動パルス発生回路23とが含まれる。
ゲートドライバ部21には、ゲートドライバ回路及びラッチ回路が形成されている。一方、ソースドライバ部22には、ソースドライバ回路及びラッチ回路が形成されている。ゲートドライバ部21は、ゲート配線を介して液晶セル17に接続される一方、ソースドライバ部22は、ソース配線を介して液晶セル17に接続されている。
また、駆動パルス発生回路23は、上記ゲートドライバ部21及びソースドライバ部22に接続され、これら各ドライバ部21,22に対して駆動パルスを供給する容易になっている。
そうして、駆動パルス発生回路23から駆動パルスを受けたゲートドライバ部21は、ラッチ回路により印加タイミングを補正した走査信号電圧を、ゲート配線を介して液晶セル17の各TFTに順次供給する。一方、駆動パルス発生回路23から駆動パルスを受けたソースドライバ部22は、ラッチ回路により印加タイミングを補正したデータ信号電圧を、ソース配線を介して液晶セル17の各TFTに順次供給する。そのことにより、各画素毎に、対向基板12の共通電極とTFT基板11の画素電極との間で、液晶層13に所定の電圧を印加し、所望の表示を行うようになっている。
次に、貼合せ基板母材10の構成について説明する。
貼合せ基板母材10は、図1に示すように、第1基板母材31と、複数の液晶層13を介して第1基板母材31に貼り合わされた第2基板母材32とを備えている。第1基板母材31は、複数のTFT基板11を含む一方、第2基板母材32は、複数の対向基板12を含んでいる。
そして、貼合せ基板母材10には、各液晶層13毎に、液晶層13を介して互いに対向するTFT基板11及び対向基板12によって、貼合せ基板20が形成されている。すなわち、貼合せ基板母材10には、マトリクス状に配置された複数の貼合せ基板20が形成されており、例えば行方向(図1で左右方向)に並ぶ複数の貼合せ基板20が、互いに隣接して短冊状に形成されている。列方向(図1で上下方向)に並ぶ短冊状の貼合せ基板20のグループは、それぞれ所定の間隔で配置されている。すなわち、貼合せ基板母材10における短冊状の貼合せ基板20のグループ同士の間には、余白領域25が設けられている。
貼合せ基板20は、個別に分断されることによって液晶表示装置1を構成する。したがって、貼合せ基板20には、液晶層13を駆動するための上記駆動IC14(つまり、ゲートドライバ部21、ソースドライバ部22及び駆動パルス発生回路23)がそれぞれ配設されている。
そして、本実施形態1の貼合せ基板母材10は、図1〜図3に示すように、検査用回路18を備えている。検査用回路18は、複数の貼合せ基板20の駆動IC14に検査信号電圧を供給して、その複数の貼合せ基板20を一括して点灯検査するためのものである。本実施形態1の検査用回路18は、貼合せ基板母材10における貼合せ基板20が形成されていない領域である上記余白領域25に設けられている。
検査用回路18は、検査用配線27と、電流−電圧変換回路部28とを有している。検査用配線27は、第1基板母材31に形成されると共に、所定の電流値で検査信号電流が流れるようになっている。
また、検査用配線27は、第1配線27a及び第2配線27bとにより構成されている。第1配線27a及び第2配線27bは、貼合せ基板母材10の一辺側から対向する他辺側へ向かって、貼合せ基板20のグループの配列方向である行方向に延びると共に、他辺側で折り返して一辺側に延びている。第1配線27aの端部には第1端子35が形成される一方、第2配線27bの端部には第2端子36が形成されている。
一方、電流−電圧変換回路部28は、貼合せ基板20毎に設けられると共に検査用配線27に接続され、検査用配線27を流れる検査信号電流が入力されたときに、その検査信号電流の電流値に対応する所定の電圧値の検査信号電圧を駆動IC14に対して出力するようになっている。
電流−電圧変換回路部28は、第1変換回路28aと、第2変換回路28bとにより構成されている。各貼合せ基板20に対し、一組の第1変換回路28a及び第2変換回路28bがそれぞれ設けられている。
複数の第1変換回路28aは、入力側が第1配線27aに並列に接続される一方、出力側がソースドライバ部22に接続されている。一方、複数の第2変換回路28bは、入力側が第2配線27bに並列に接続される一方、出力側が駆動パルス発生回路23に接続されている。
ここで、図3に示すように、電流−電圧変換回路部28は、オペアンプ40を備えている。オペアンプ40の−側入力端子は、抵抗51を有する配線41を介して検査用配線27に接続される一方、オペアンプ40の+側入力端子は、抵抗52を有する配線42を介して検査用配線27に接続されている。検査用配線27には、配線41の接続部分と配線42の接続部分とに間に、抵抗56(抵抗Rs)が設けられている。
配線42は、抵抗53を有する配線43を介して電気的に接地されている。また、オペアンプ40の出力端子には、抵抗54を有する配線44の一端が接続されている。配線44と上記配線41とは、抵抗55を有する配線45によって接続されている。
さらに、検査用回路18は、保護回路29を有している。保護回路29は、電流−電圧変換回路部28への不要な信号の流入を防ぐためのものであって、その電流−電圧変換回路部28の出力側に接続されている。
保護回路29は、第1変換回路28a及び第2変換回路28bにそれぞれ設けられている。保護回路29は、図3に示すように、オペアンプ50を有している。オペアンプ50の+側入力端子は、上記配線44の他端に接続されている。また、オペアンプ50の−側入力端子には、配線47の一端が接続されている。配線47の他端は、オペアンプ50の出力端子に接続されている配線48に接続されている。
また、本実施形態1における貼合せ基板母材10には、図1及び図2に示すように、点灯検査時に対向基板12の共通電極に検査対向電圧を印加するための検査用補助回路19が、余白領域25に設けられている。検査用補助回路19は、補助配線37と、電流−電圧変換回路部38とを有している。電流−電圧変換回路部38は、上記電流−電圧変換回路部28と同様の構成であり、上記保護回路29と同様の保護回路を設けるようにしてもよい。
補助配線37は、上記検査用配線27と同様に、貼合せ基板母材10の一辺側から行方向に延びると共に、他辺側で折り返してさらに一辺側に延びている。補助配線37の端部には補助端子39が形成されている。この検査用補助回路19における電流−電圧変換回路部38の出力部は、貼合せ基板20における共通電極に接続されている。
−製造方法−
次に、上記液晶表示装置1の製造方法について説明する。
本実施形態1における液晶表示装置1の製造方法には、第1基板母材31と第2基板母材32とを貼り合わせる貼り合わせ工程と、貼合せ基板母材10を点灯検査する検査工程と、貼合せ基板母材10を分断する分断工程とが含まれる。
まず、複数のTFT基板11を含む第1基板母材31と、複数の対向基板12を含む第2基板母材32とを、予めそれぞれ形成しておく。このとき、上記余白領域25となる領域に、上述の検査用回路18及び検査用補助回路19を形成しておく。
次に、貼り合わせ工程では、第1基板母材31と、第2基板母材32とを、複数の液晶層13を介して互いに貼り合わせることにより、貼合せ基板母材10を製造する。このとき、貼合せ基板母材10には、液晶層13を介して互いに対向するTFT基板11及び対向基板12によって、各液晶層13毎に貼合せ基板20が形成される。
そして、第1基板母材31の大きさ(縦方向及び横方向の大きさ)と第2基板母材32の大きさ(縦方向及び横方向の大きさ)が同じ場合には、第1端子35、第2端子36及び補助端子39が露出するように、第2基板母材32における上記第1端子35等に対応する領域を分断して除去する。
次に、検査工程では、所定の電流値で検査信号電流が流れる検査用配線27から、その検査用信号電流を複数の電流−電圧変換回路部28に入力し、その電流−電圧変換回路部28から出力した上記検査信号電流の電流値に対応する所定の電圧値の検査信号電圧を、複数の上記駆動IC14(つまり、ゲートドライバ部21、ソースドライバ部22及び駆動パルス発生回路23)にそれぞれ供給する。
そうして、複数の貼合せ基板20にそれぞれ設けられた上記駆動IC14に対し、検査信号電圧をそれぞれ供給することにより、上記複数の貼合せ基板20を一括して点灯検査する。
すなわち、この検査工程では、複数の貼合せ基板20に対し、検査用補助回路19を介して第2基板母材32における各共通電極に検査対向電圧を印加すると共に、検査用回路18を介して第1基板母材における各駆動IC14に検査信号電圧を印加する。
検査用補助回路19については、補助端子39から補助配線37に検査対向電流を供給することにより、一定の電流値の検査対向電流が補助配線37を流れる。この一定の電流値の検査対向電流は、補助配線37に並列に接続されている電流−電圧変換回路部38によって、所定の電圧値の検査対向電圧に変換され、各貼合せ基板20の共通電極にそれぞれ印加される。
一方、検査用回路18については、第1端子35から第1配線27aに検査信号電流である液晶セル駆動検査電流を供給することにより、一定の電流値の液晶セル駆動検査電流が第1配線27aを流れる。この一定の電流値の液晶セル駆動検査電流は、第1配線27aに並列に接続されている第1変換回路28aによって、所定の電圧値の検査信号電圧である液晶セル駆動検査電圧に変換され、各貼合せ基板20のソースドライバ部22に印加される。
液晶セル駆動検査電圧は、第1変換回路28aにより変換されるため、あらかじめ第1変換回路28aの変換率を求めておき、これから換算される所定の液晶セル駆動検査電流を供給するようにする。その液晶セル駆動検査電流の値を変更することにより、例えば、中間調表示(グレー階調表示)や最大階調表示(黒階調表示)に相当する液晶セル駆動検査電圧を、各貼合せ基板20のソースドライバ部22にそれぞれ印加することができる。
ここで、図6〜図9は、ライン反転表示する場合のタイムチャートを示している。図6において実線で示すグラフは、対向電圧に相当する電流(検査対向電流71)の変化を示している。一方、図6において一点鎖線で示すグラフは、画素に書き込むソース電圧に相当する電流(液晶セル駆動検査電流72)の変化を示している。このような電流値が電流−電圧変換回路部28に入力されることにより、ライン反転等の駆動をすることができ、中間調の表示をすることができる。
例えば、図6において、第1行目〜第3行目は、検査対向電流71と液晶セル駆動検査電流72との差が大きくなっており、それぞれ白表示となる。図7では、液晶セル駆動検査電流72の変化を小さくしている。そうして、第1行目〜第3行目は、検査対向電流71と液晶セル駆動検査電流72との差がやや小さくなる結果、中間調の灰色表示となる。
一方、図8では、液晶セル駆動検査電流72の変化を大きくしている。そうして、第1行目〜第3行目は、検査対向電流71と液晶セル駆動検査電流72との差がさらに小さくなってその電流差が殆ど無くなる結果、黒表示となる。
図9では、検査対向電流71と液晶セル駆動検査電流72との差が、第1行目、第2行目、及び第3行目の順に、だんだん小さくなっている。そうして、第1行目で白表示し、第2行目で灰色表示(中間調表示)し、第3行目で黒表示するようにしている。
図10は、フレーム反転表示する場合のタイムチャートを示している。図10において実線で示すグラフは、対向電圧に相当する電流(検査対向電流73)の変化を示している。フレーム反転表示する場合には、奇数番目に表示される奇数画面と、偶数番目に表示される偶数画面とにおいて、検査対向電流73と液晶セル駆動検査電流との向き(プラスマイナス)を変更して極性を反転させる。
さらに、第2端子36から第2配線27bに検査信号電流である駆動パルス用検査電流を供給することにより、一定の電流値の駆動パルス用検査電流が第2配線27bを流れる。この一定の電流値の駆動パルス用検査電流は、第2配線27bに並列に接続されている第2変換回路28bによって、所定の電圧値の検査信号電圧である駆動パルス用検査電圧に変換され、各貼合せ基板20の駆動パルス発生回路23に供給される。
駆動パルス発生回路23は、検査用走査信号及び検査用データ信号に対するタイミング補正のための検査用駆動パルスを発生させる。駆動パルス発生回路23から検査用駆動パルスを受けたゲートドライバ部21は、ラッチ回路により印加タイミングを補正した検査用走査信号電圧を、ゲート配線を介して液晶セル17の各TFTに順次供給する。一方、駆動パルス発生回路23から検査用駆動パルスを受けたソースドライバ部22は、ラッチ回路により印加タイミングを補正した検査用データ信号電圧を、ソース配線を介して液晶セル17の各TFTに順次供給する。そのことにより、各画素毎に、対向基板12の共通電極とTFT基板11の画素電極との間で、液晶層13に所定の電圧を印加し、複数の貼合せ基板20を一括して点灯検査する。
例えば、一水平期間毎に液晶層13に印加する電圧の極性を変更するとともにフレーム毎に液晶層13にかける電圧の極性を変更することにより、ライン反転方式の駆動やドット反転方式の駆動をすることができる。
次に、分断工程では、貼合せ基板母材10を、検査された貼合せ基板20毎に分断する。その後、分断された貼合せ基板20から液晶表示装置1を製造する。
−実施形態1の効果−
したがって、この実施形態1によると、各貼合せ基板20に対して電流−電圧変換回路部28を含む検査用回路18を設けて、検査信号電流を検査信号電圧に変換するようにしたので、複数の貼合せ基板20の駆動IC14に対し、検査信号電流の一定の電流値に対応する一定の電圧値の検査信号電圧をそれぞれ供給することができる。すなわち、検査用配線27における電圧降下とは無関係に、一定値の検査信号電圧を複数の貼合せ基板20に一括して供給することができる。その結果、大判の貼合せ基板母材10に対し、一括に且つ正確に点灯検査を行うことができる。さらに、複数の貼合せ基板20を一括して点灯検査できることから、製造コストを飛躍的に低減することができる。
加えて、各貼合せ基板20の共通電極に対して、電流−電圧変換回路部38を含む検査用補助回路19を介して、検査対向電圧を印加するようにしたので、補助配線37における電圧降下に拘わらず、複数の貼合せ基板20に対して一定値の検査対向電圧を印加することができる。その結果、複数の貼合せ基板20の一括点灯検査をより正確に行うことができる。
さらに、検査用回路18及び検査用補助回路19を貼合せ基板母材10における貼合せ基板20が形成されていない余白領域25に設けるようにしたので、分断後の貼合せ基板20に検査用回路が残らないようにして、液晶表示装置1を好適に小型化することができる。
さらにまた、本実施形態1の検査法法によれば、ライン反転表示等の駆動形式の液晶表示装置についても、同様に一括して点灯検査することができる。また、信号電圧値を変化させる中間調表示(グレー階調表示)の表示検査を行うことも可能になる。
《その他の実施形態》
上記実施形態1では、検査用回路18及び検査用補助回路19を余白領域25に形成するようにしたが、本発明はこれに限らず、検査用回路18及び検査用補助回路19の少なくとも一部を、貼合せ基板母材10における貼合せ基板20が形成されている領域に設けるようにしてもよい。
例えば、貼合せ基板母材10の一部を拡大した図11に示すように、駆動パルス発生回路23を貼合せ基板20となる領域の外側に配置してもよい。このことにより、貼合せ基板20の拡大図である図12に示すように、駆動パルス発生回路23は、余白領域25と共に分断除去されることとなる。
一方、駆動パルス発生回路23を貼合せ基板20に残す場合には、三端子のスイッチング素子としてのN型FET61を、駆動パルス発生回路23とソースドライバ部22との間に設けると共に、駆動パルス発生回路23とゲートドライバ部21との間に設ける。そして、残る端子をそれぞれ第2変換回路28bに接続する。このことにより、貼合せ基板20の拡大図である図14に示すように、駆動パルス発生回路23は、貼合せ基板20に残ることとなる。
また、上記実施形態1では、図1で横一列に並ぶ貼合せ基板20の列毎に検査用配線27及び補助配線37を独立して設けるようにしたが、図15に示すように、検査用配線27及び補助配線37を複数列の貼合せ基板20に共通して設けるようにしてもよい。検査用配線27及び補助配線37は、蛇行して延びることにより、各列の貼合せ基板20に接続されている。そのことにより、第1端子35、第2端子36及び補助端子37の数を低減することができる。
さらに、図15の部分拡大図である図16に示すように、駆動パルス発生回路23を貼合せ基板20に残す場合には、三端子のスイッチング素子としてのN型FET62〜65を回路に介在させる。
すなわち、駆動パルス発生回路23とソースドライバ部22との間にN型FET62を設けて、残る端子を配線70に接続する。また、第1変換回路28aとソースドライバ部22との間にN型FET63を設けて、残る端子を配線70に接続する。また、駆動パルス発生回路23とゲートドライバ部21との間にN型FET64を設けて、残る端子を配線70に接続する。さらに、液晶セル17と電流−電圧変換回路部38との間にN型FET65を設けて、残る端子を配線70に接続する。このようにして、貼合せ基板20の拡大図である図17に示すように、駆動パルス発生回路23は、電流−電圧変換回路部28,38と共に貼合せ基板20に残ることとなる。
したがって、この場合に製造された液晶表示装置1は、TFT基板11に検査用回路18及び検査用補助回路19の少なくとも一部が配置されることとなる。そのことにより、貼合せ基板母材10における不要な捨て基板となる領域の面積を低減することができる。
この場合、概略回路図である図5に示すように、検査用回路18とソースドライバ部22との間に三端子のスイッチング素子としてのN型FET60を介在させ、その1つの端子に配線を介してテスト端子61を設けることが好ましい。そうして、貼合せ基板20の点灯検査時に、テスト端子61に所定の電圧を印加して、検査用回路18とソースドライバ部22との間を導通させる一方、点灯検査を行わないそれ以外のときに、テスト端子61を電気的に接地する等して電圧を印加しないようにすることにより、検査用回路18とソースドライバ部22との間を非導通状態とすることが可能である。そのことにより、製品状態の液晶表示装置1において、誤作動を防止することが可能になる。
また、上記実施形態1では、液晶表示装置を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば表示媒体層が発光層である有機EL表示装置等のアクティブマトリクス基板を備える他の表示装置についても同様に適用することができる。
以上説明したように、本発明は、アクティブマトリクス基板を有する表示装置及びその製造方法並びに貼合せ基板母材について有用であり、特に、大判の貼合せ基板母材に対し、一括に且つ正確に点灯検査を行う場合に適している。
図1は、本実施形態1における貼合せ基板母材を模式的に示す説明図である。 図2は、図1の一部を拡大して示す説明図である。 図3は、検査用回路の構成を示す回路図である。 図4は、本実施形態1の液晶表示装置の概略構造を示す断面図である。 図5は、検査用回路とソースドライバ部との間にスイッチング素子を設けた構成を示す概略回路図である。 図6は、ライン反転表示する場合のタイムチャートである。 図7は、ライン反転表示する場合のタイムチャートである。 図8は、ライン反転表示する場合のタイムチャートである。 図9は、ライン反転表示する場合のタイムチャートである。 図10は、フレーム反転表示する場合のタイムチャートである。 図11は、貼合せ基板母材の一部を拡大して示す説明図である。 図12は、貼合せ基板を拡大して示す説明図である。 図13は、貼合せ基板母材の一部を拡大して示す説明図である。 図14は、貼合せ基板を拡大して示す説明図である。 その他の実施形態における貼合せ基板母材を模式的に示す説明図である。 図16は、貼合せ基板母材の一部を拡大して示す説明図である。 図17は、貼合せ基板を拡大して示す説明図である。
符号の説明
1 液晶表示装置
10 貼合せ基板母材
11 TFT基板(アクティブマトリクス基板)
12 対向基板
13 液晶層
14 駆動IC(駆動回路)
15 端子領域
17 液晶セル
18 検査用回路
19 検査用補助回路
20 貼合せ基板
21 ゲートドライバ部(駆動回路)
22 ソースドライバ部(駆動回路)
23 駆動パルス発生回路(駆動回路)
25 余白領域
27 検査用配線
27a 第1配線
27b 第2配線
28,38 電流−電圧変換回路部
28a 第1変換回路
28b 第2変換回路
29 保護回路
31 第1基板母材
32 第2基板母材
37 補助配線
40,50 オペアンプ

Claims (13)

  1. 複数のアクティブマトリクス基板を含む第1基板母材と、
    複数の対向基板を含み、複数の表示媒体層を介して上記第1基板母材に貼り合わされた第2基板母材とを備え、
    各上記表示媒体層毎に、該表示媒体層を介して互いに対向する上記アクティブマトリクス基板及び上記対向基板によって、貼合せ基板が形成された貼合せ基板母材であって、
    上記貼合せ基板は、上記表示媒体層を駆動するための駆動回路を備え、
    複数の上記貼合せ基板の駆動回路に検査信号電圧を供給して、該複数の貼合せ基板を一括して点灯検査するための検査用回路を備え、
    上記検査用回路は、上記第1基板母材に形成されると共に所定の電流値で検査信号電流が流れる検査用配線と、上記貼合せ基板毎に設けられると共に上記検査用配線に接続され、上記検査用配線を流れる検査信号電流が入力されたときに、上記検査信号電流の電流値に対応する所定の電圧値の上記検査信号電圧を上記駆動回路に対して出力する電流−電圧変換回路部とを有している
    ことを特徴とする貼合せ基板母材。
  2. 請求項1に記載された貼合せ基板母材において、
    上記電流−電圧変換回路部の出力側には、該電流−電圧変換回路部への不要な信号の流入を防ぐための保護回路が接続されている
    ことを特徴とする貼合せ基板母材。
  3. 請求項1に記載された貼合せ基板母材において、
    上記検査用回路は、上記貼合せ基板母材における上記貼合せ基板が形成されていない領域に設けられている
    ことを特徴とする貼合せ基板母材。
  4. 請求項1に記載された貼合せ基板母材において、
    上記検査用回路の少なくとも一部は、上記貼合せ基板母材における上記貼合せ基板が形成されている領域に設けられている
    ことを特徴とする貼合せ基板母材。
  5. 請求項1に記載された貼合せ基板母材において、
    上記表示媒体層は液晶層である
    ことを特徴とする貼合せ基板母材。
  6. アクティブマトリクス基板と、
    上記アクティブマトリクス基板に対向して配置された対向基板と、
    上記アクティブマトリクス基板及び上記対向基板の間に設けられた表示媒体層と、
    上記アクティブマトリクス基板に設けられ、上記表示媒体層を駆動するための駆動回路とを備えた表示装置であって、
    上記アクティブマトリクス基板には、所定の電流値の検査信号電流が流れる検査用配線と、該検査用配線に接続され、上記検査信号電流が入力されたときに、上記検査信号電流の電流値に対応する所定の電圧値の検査信号電圧を上記駆動回路に対して出力する電流−電圧変換回路部とを備える検査用回路の少なくとも一部が配置されている
    ことを特徴とする表示装置。
  7. 請求項6に記載された表示装置において、
    上記電流−電圧変換回路部の出力側には、該電流−電圧変換回路部への不要な信号の流入を防ぐための保護回路が接続されている
    ことを特徴とする表示装置。
  8. 請求項6に記載された表示装置において、
    上記表示媒体層は液晶層である
    ことを特徴とする表示装置。
  9. 複数のアクティブマトリクス基板を含む第1基板母材と、複数の対向基板を含む第2基板母材とを、複数の表示媒体層を介して互いに貼り合わせることにより、上記表示媒体層毎に、該表示媒体層を介して互いに対向する上記アクティブマトリクス基板及び上記対向基板によって貼合せ基板が形成された貼合せ基板母材を製造する貼り合わせ工程と、
    複数の上記貼合せ基板にそれぞれ設けられて上記表示媒体層を駆動するための駆動回路に対し、検査信号電圧をそれぞれ供給することにより、複数の上記貼合せ基板を一括して点灯検査する検査工程と、
    上記貼合せ基板母材を、検査された上記貼合せ基板毎に分断する分断工程とを備え、
    分断された上記貼合せ基板から表示装置を製造する方法であって、
    上記検査工程では、所定の電流値で検査信号電流が流れる検査用配線から、該検査用信号電流を複数の電流−電圧変換回路部に入力し、該電流−電圧変換回路部から出力した上記検査信号電流の電流値に対応する所定の電圧値の上記検査信号電圧を、複数の上記駆動回路にそれぞれ供給する
    ことを特徴とする表示装置の製造方法。
  10. 請求項9に記載された表示装置の製造方法において、
    上記電流−電圧変換回路部の出力側には、該電流−電圧変換回路部への不要な信号の流入を防ぐ保護回路が接続されている
    ことを特徴とする表示装置の製造方法。
  11. 請求項9に記載された表示装置の製造方法において、
    上記検査用配線及び上記電流−電圧変換回路部は、検査用回路を構成し、
    上記検査用回路は、上記貼合せ基板母材における上記貼合せ基板が形成されていない領域に設けられている
    ことを特徴とする表示装置の製造方法。
  12. 請求項9に記載された表示装置の製造方法において、
    上記検査用配線及び上記電流−電圧変換回路部は、検査用回路を構成し、
    上記検査用回路の少なくとも一部は、上記貼合せ基板母材における上記貼合せ基板が形成されている領域に設けられている
    ことを特徴とする表示装置の製造方法。
  13. 請求項9に記載された表示装置の製造方法において、
    上記表示媒体層は液晶層である
    ことを特徴とする表示装置の製造方法。
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WO2013011911A1 (ja) * 2011-07-19 2013-01-24 シャープ株式会社 素子基板の製造方法

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