JP2009274817A - テープ送り装置およびテープ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】直下における弛みを許容しつつテープを巻き取るテープ巻取り機構に対し、処理後のテープを円滑に送り込むことができるテープ送り装置を提供する。
【解決手段】処理後のテープ2を水平方向に送り出すフォワードテンション機構10と、フォワードテンション機構10により送り出されたテープ2の水平方向の送りをガイドするテープガイド12と、テープガイド12の終端近傍に配設され、送られて来るテープに対し直下における弛みを許容しつつ巻き取る巻取りリール7と、フォワードテンション機構10の送り方向の下流側に配設され、送られてゆくテープ2にエアーを吹き付けてテープ2に送り方向への送り力を付与するエアーブロー機構13と、を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、処理後のテープを水平方向に送るテープ送り装置およびテープ処理装置に関するものである。
従来、この種のテープ送り装置として、インクジェット方式の機能液滴吐出ヘッドにより、フレキシブルフィルムのテープ上に金属配線等の機能部品を形成する液滴吐出装置に搭載したものが知られている(特許文献1参照)。このテープ送り装置は、繰出しリールから繰り出されたテープを、繰出し側送りローラ、第1経路変更ローラおよび第2経路ローラを経由して、機能液滴吐出ヘッドが臨む吸着テーブルに導き、更に巻取り側送りローラを経て巻き取りリールに巻き取るようにしている。すなわち、吸着テーブル上のテープに対し、機能液滴吐出ヘッドを走査しながら機能液を吐出して金属配線等を描画した後、描画完了したテープの描画済み部分を、巻取り側送りローラを駆動して1タクト送るようにし、この動作を繰り返すようにして、テープに金属配線等の機能部品を連続的に形成する。また、このテープの送りにより弛みを生じたテープに対し、センシングを行って常に弛みを維持しつつ巻き取りリールに巻き取るようにしている。
特開2006−116435号公報
このような従来のテープ送り装置では、吸着テーブルと巻取り側送りローラとが離れて設けられているため、この間のテープに自重による弛みや伸び縮みが生じ、テープの送り量が不安定なる問題がある。この場合、巻取り側送りローラを吸着テーブルの近傍に設ければかかる不都合は解消される。しかし、このようにすると、こんどは巻取り側送りローラと巻き取りリールとが離れてしまい、例えガイドレールやガイドローラ等を設けても、テープ自体に十分な腰(剛性)がないと僅かな送り抵抗を受けて、送り出されてゆくテープが、巻き取りリールの巻取り領域に達することなく、巻取り側送りローラの下流側近傍において波打つように撓み、ジャミングが生ずることが想定される。
本発明は、直下における弛みを許容しつつテープを巻き取るテープ巻取り機構に対し、処理後のテープを円滑に送り込むことができるテープ送り装置およびテープ処理装置を提供することを課題としている。
本発明のテープ送り装置は、処理後のテープを水平方向に送り出すテープ送り機構と、テープ送り手段により送り出されたテープの水平方向の送りをガイドするテープガイドと、テープガイドの終端近傍に配設され、送られて来るテープに対し直下における弛みを許容しつつ巻き取るテープ巻取り機構と、テープ送り機構のテープ送り方向の下流側に配設され、送られてゆくテープにエアーを吹き付けてテープガイドに沿わせた姿勢に維持するエアーブロー機構と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、テープ送り機構により、テープガイドに沿って水平方向に送られてゆくテープに対し、エアーブロー機構によりエアーを吹き付けてテープガイドに沿わせた姿勢を維持するようにしている。このため、テープ巻取り機構に向って送られてゆくテープは、強制的に平坦な姿勢を維持する。これにより、テープが剛性の低い(腰のない)ものであって、テープに撓みを生ずることがなく、且つテープ送り機構の送り力がテープガイド上のテープに有効に作用する。したがって、テープ送り機構の下流側近傍におけるテープのジャミングが防止され、テープ巻取り機構に対し、テープを円滑且つ適切に送り込むことができる。
本発明の他のテープ送り装置は、処理後のテープを水平方向に送り出すテープ送り機構と、テープ送り手段により送り出されたテープの水平方向の送りをガイドするテープガイドと、テープガイドの終端近傍に配設され、送られて来るテープに対し直下における弛みを許容しつつ巻き取るテープ巻取り機構と、テープ送り機構の送り方向の下流側に配設され、送られてゆくテープにエアーを吹き付けてテープに送り方向への送り力を付与するエアーブロー機構と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、テープ送り機構により、テープガイドに沿って水平方向に送られてゆくテープに対し、エアーブロー機構によりエアーを吹き付けてテープに送り力を付与するようにしている。このため、テープ送り機構から離れテープ巻取り機構に向って送られてゆくテープに、常に送り力を作用させることができる。これにより、テープが剛性の低い(腰のない)ものであって、テープの送りが円滑に為され、送られてゆくテープに撓みを生ずることがない。したがって、テープ送り機構の下流側近傍におけるテープのジャミングが防止され、テープ巻取り機構に対し、テープを円滑且つ適切に送り込むことができる。
この場合、テープガイドは、テープを下側からガイドし、エアーブロー機構は、送られてゆくテープに対し送り方向の斜め上方からエアーを吹き付けることが、好ましい。
この構成によれば、下側からテープガイドに支持されたテープに対し、送り方向の斜め上方からエアーを吹き付けられる。このため、テープに対しエアーによる送り力を効率良く作用させることができ、テープをテープガイドに沿って円滑に送ることができる。
また、テープガイドは、テープの幅方向の両端部をガイドする一対のガイドレールで構成され、エアーブロー機構は、一対のガイドレールの部分にエアーを吹き付けることが、好ましい。
この構成によれば、テープの一対のガイドレールから外れた部分が、エアーにより弛むことがなく、テープに対しエアーによる送り力を、より一層効率良く作用させることができる。
これらの場合、テープが、多数の機能部品を作り込んだキャリアテープから、機能部品をプレスにより打抜き処理した後のものであることが、好ましい。
この構成によれば、機能部品をプレスにより打抜き処理した後の、腰のないテープであっても、ジャミングを生ずることなく、テープ巻取り機構に円滑に送り込むことができる。
本発明のテープ処理装置は、上記したテープ送り装置と、テープ送り装置の送り方向上流側に配設され、キャリアテープから各機能部品をプレスにより打抜くプレス装置と、プレス装置の送り方向上流側に配設され、キャリアテープをプレス装置に送りこむテープ繰出し装置と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、テープ繰出し装置から繰り出したキャリアテープに、プレス装置により各機能部品をプレスにより打抜き、さらに機能部品を打抜いた後のテープをテープ巻取り機構で安定に巻き取ることができるため、装置の一連の動作が安定に行われ、生産性を向上させることができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施の形態にかかるテープ送り装置を適用したテープ処理装置について説明する。このテープ処理装置は、例えば機能部品であるFPC(Flexible Print Circuit)を延在方向に多数包装されたキャリアテープ(以下、「テープ」という。)に対し、FPC部分を1つずつプレスにより打ち抜くものである。
図1および図2に示すように、テープ処理装置1は、テープ2からFPCである印刷回路3を打ち抜くプレス装置4と、テープ2を繰り出す繰出しリール5を有する繰出し部6と、打ち抜き後のテープ2を巻き取る巻取りリール7を有する巻取り部(テープ巻取り機構)8とを備えている。
繰出し部6は、上記の繰出しリール5の他、プレス装置4に送り込むテープ2にバックテンションを付与するバックテンション機構9と、テープの水平方向の送りをガイドするテープガイド11と、繰出しリール5の下方に位置して、テープ2のスペーサ2aを巻き取るスペーサリール6aと、繰出しリール5に臨んで、テープ2の静電気を除電するイオナイザ6bと、を備えている。繰出しリール5の直下には、テープ2を挟むようにして一対のセンサ5a,5aが配設されており、上側のセンサ5aがテープ2を検出すると、繰出しリール5が繰出し回転してテープ2を繰り出す。さらに、テープ2の繰り出しが進み、弛んだテープ2を下側のセンサ5aが検出すると、繰出しリール5が繰出し回転を停止する。すなわち、この繰出しリール5の直下の部分が繰出しリール5と協働して、繰出し側のテープバッファとして機能している。
巻取り部8は、上記の巻取りリール7の他、プレス装置4から送り出されたプレス後のテープ2に水平の送り方向にフォワードテンションを付与するフォワードテンション機構(テープ送り機構:テープ送り装置)10と、テープの水平方向の送りをガイドするテープガイド12と、フォワードテンション機構10よりも下流側に配設され、送られるテープ2にエアーを吹き付けるエアーブロー機構13と、テープ2の静電気を除電するイオナイザ8bと、を備えている。この場合も、巻取りリール7の直下には、テープ2を挟むようにして一対のセンサ7a,7aが配設されており、下側のセンサ7aが弛んだテープ2を検出すると、巻取りリール7が巻取り回転してテープ2を巻き取る。さらに、テープ2の巻き取りが進み、弛みが少なくなったテープ2を上側のセンサ7aが検出すると、巻取りリール7が巻取り回転を停止する。すなわち、この巻取りリール7の直下の部分が巻取りリール7と協働して、巻き取り側のテープバッファとして機能している。
プレス装置4は、テープ2の印刷回路3を打ち抜くプレス金型部21と、プレス金型部21でテープ2を打ち抜くときにテープ2の両側を把持する一対のクランプハンド部22,22と、そのクランプハンド部22,22と交代して、所定ピッチ(印刷回路3の配置ピッチ)でテープ2をプレス金型部21に間欠的に送り込むグリップフィーダ23とを備えている。一対のクランプハンド部22,22とグリップフィーダ23とは交互に作動し、グリップフィーダ23はテープ2をプレス金型部21の位置に送る。プレス金型部21は、X方向・Y方向への微少な直線移動およびθ方向への微少回動が可能とされるテーブル24上に搭載されており、テーブル24側に矩形枠状の雌型刃25を有し、天板部26側に矩形状の雄型刃27を有する。雄型刃27は雌型刃25内に入り込んでテープ2の印刷回路3の周囲を切断し、切断された印刷回路3は雌型刃25から落下してトレイに収容される。雄型刃27の上下動はガイド軸28に案内され、雄型刃27は油圧シリンダ29により上下動する。印刷回路3が満杯に収容されたトレイは、新しいトレイと交換される。
各クランプハンド部22は、互いに接近・離間してテープ2を把持する上下一対のブロックからなり、この上下一対のブロックが、プレス金型部21のテープ送り方向前後に配設されている。クランプハンド部22は、テープ2の両側縁部から数mm程度内側の部位を上下から把持する。両クランプハンド部22,22は、プレス金型部21がテープ2の印刷回路3の周囲を打ち抜く処理動作時に、テープ2の印刷回路3から外れた長手方向両側を把持し、雄型刃27が雌型刃25から離れた後に、テープ2を解放する。グリップフィーダ23は、クランプハンド部22,22と交代して間欠的にテープ2を所定ピッチでプレス金型部21に送り込むために、矢印Aの範囲で往復移動する。このテープ2のピッチ送り範囲Aにおいて、繰出しリール5側の位置が送り開始位置であり、プレス金型部21側の位置が送り終了位置である。グリップフィーダ23は、テープ2を把持する上下一対のブロックからなり、図外の把持機構および移動機構により作動する。
次に、このように構成されたテープ処理装置1の動作について、簡単に説明する。このテープ処理装置1では、テープ処理装置1の運転開始から、繰出しリール5と巻取りリール7がテープ2をゆっくり送るように回転する。この状態で、バックテンション機構9とフォワードテンション機構10とがオンとなっており、テープ2に長手方向両側に引っ張るテンションがかけられている。このとき、クランプハンド部22,22はオフされており、テープ2から離れてアンクランプ状態となっている。
この状態から、グリップフィーダ23がオンし、テープ2の両縁部を把持して、送り開始位置から送り終了位置に移動する。グリップフィーダ23がテープ2を把持して送り終了位置に到達したら、開いていたクランプハンド部22,22が閉じてクランプハンド部22,22がテープ2の両縁部を把持する。他方、グリップフィーダ23は開いてテープ2を解放し、送り開始位置に戻る。これによって、グリップフィーダ23とクランプハンド部22,22によるテープ2の持ち替えが行われる。クランプハンド部22,22がテープ2を把持したら、プレス金型部21によるプレス動作が行われ、印刷回路3が打ち抜かれる。
印刷回路3が打ち抜かれたテープ2は、フォワードテンション機構10によってテープガイド12の上を沿うように送られる。テープガイド12上では、常時オンとなっているエアーブロー機構13により、テープ2はジャミングが生じないように先方に送り込まれる。巻取りリール7の直下に送られたテープ2は、適宜巻取りリール7に巻き取られる。
このように、プレス装置4から送り出されたテープ2は、印刷回路3を打ち抜かれているために腰がなく、フォワードテンション機構10でテープ2を送り出しても、テープガイド12の上で撓んでジャミングが発生することがある。このため、本実施形態では、巻取り部8にエアーブロー機構13を設けている。
次に、図1および図3を参照して、エアーブロー機構13を含む巻取り部8について、詳細に説明する。上述のように、巻取り部8の主要部は、テープ2の送り方向の上流側から、フォワードテンション機構10、テープガイド12および巻取りリール7を備えると共に、テープガイド12の上側に位置してエアーブロー機構13を備えている。また、テープガイド12の終端と巻取りリール7との間には、巻取りリール7の直下に位置してテープ2のバッファ領域Bが構成されている。
図3に示すように、印刷回路3を打ち抜かれたテープ2を送るフォワードテンション機構10は、ベースフレーム39と、内側に突設するようにニップローラ30を有し、ベースフレーム39上に対向配置された一対のローラユニット40と、各ローラユニット40に内側に添設され、ベースフレーム39に直交する方向に延在する一対の角形レール33と、両ローラユニット40の両ニップローラ30を同時に回転駆動する図外のモータと、を備えている。
各ローラユニット40は、駆動ローラ31およびトルクリミッタ付の従動ローラ32からなるニップローラ30と、駆動ローラ31を回転自在に支持すると共に上記のベースフレーム39上に立設されたローラフレーム36と、従動ローラ32を回転自在に保持するローラホルダ42と、上記のモータの動力を駆動ローラ31に伝達するベルト伝動機構と、ローラホルダ42を介して従動ローラ32を駆動ローラ31に押圧するコイルスプリング43と、を備えている。
各角形レール33は、レール本体34と、レール本体34の上面に固定したレールプレート35とから成り、レール本体34の上面内側の段部とレールプレート35との間に、テープ2の送りを案内するガイド溝33aが形成されている。すなわち、一対のガイド溝33aが対向配置するようにしてテープ2の送り経路を構成しており、テープ2は、幅方向の両端部をこの「コ」字状の一対のガイド溝33aに支持され且つ案内されてテープ送りされる。なお、バックテンション機構9も、フォワードテンション機構10と同様の構造を有している。
一方、テープガイド12は、断面「L」字状の一対のガイドレール12a,12aで構成されており、各ガイドレール12aは、各角形レール33に連接とされている。断面「L」字状の各ガイドレール12aの水平片は、テープ2の幅方向の両端部を下側から支持するようにガイドし、鉛直片は、テープ2の幅方向の両端を側方からガイドする。なお、テープガイド12は、テープ2に対する摩擦係数の小さな材料で形成されることは、言うまでもない。
ところで、テープ2自身に十分な自重があれば、巻取りリール7の直下のバッファ領域Bにあるテープ2が、テープガイド12上のテープ2を引っ張ることになり、テープ送りに支障を生じないが、印刷回路3を打ち抜かれたテープ2は、自重もなく且つ剛性も低下しているため、テープガイド12上で送り不良となり、波打つように撓んでしまう。そこで、本実施形態では、テープガイド12の上方にエアーブロー機構13を設け、テープ2にエアーを吹き付けて送り力(搬送力)を付与するようにしている。
図4に示すように、エアーブロー機構13は、エアー室52を有する箱状のブロー本体51と、ブロー本体51の先端に突設され、エアー室52に連通する一対のブローノズル53と、を備えており、テープ2にエアーを斜めに吹き付けるべく傾けて配設されている(図4(a)参照)。ブロー本体51の基部には、工場設備の圧縮エアー配管54が接続され、圧縮エアー配管54からの供給エアーは、エアー室52を通って一対のブローノズル53から吹き出される。一方、一対のブローノズル53は、一対のガイドレール12aの位置にほぼ合致しており、テープ2の幅方向の両端部に斜め上方からエアーを吹き付ける(図4(b)参照)。
エアーブロー機構13によりエアーを吹き付けられると、テープ2の両端部は一対のガイドレール12aに押し付けられると同時に、一対のガイドレール12a上をバッファ領域Bに向って押圧される。すなわち、斜めに吹き付けられるエアーの鉛直方向の分力がテープ2の撓みを抑制し、水平方向の分力がテープ2に送り力を付与する。これにより、テープ2は、バッファ領域Bまで一対のガイドレール12a上を撓みを生ずることなく円滑に送られる。
なお、一対のブローノズル53に代えて、スリット状の単一のブローノズルを用いるようにしてもよい。また、工場設備の圧縮エアーに代えて、ブロー本体51にブロワを組み込むようにしてもよい。さらに、本実施形態では、テープ2にエアーを斜め上方から吹き付けるようにしているが、単純に下方(鉛直方向に)吹き付けるようにしもよい(図4(a)の仮想線参照)。かかる場合には、テープガイド12の広い範囲でエアーを吹き付け、テープ2の撓みを極力防止し、フォワードテンション機構10の送り力を直線状に保持されたテープ2に作用させて、テープ2送りを行うようにする。
以上説明したように、本実施形態のテープ処理装置1では、一連の作業が安定的に行われ、繰出し部6にセットされたテープ2がプレス装置4に送られ、テープ2から印刷回路3を打ち抜き、その後、プレス処理されたテープ2が巻取り部8の巻取りリール7に巻き取られる。その際、フォワードテンション機構10から送り出されたテープ2は、エアーブロー機構13により送り力を受けテープガイド12に沿って送られるため、ジャミングを抑制される。これにより、テープ2を、円滑且つ確実にバッファ領域Bに送り込むことができる。
なお、上記テープ処理装置1では、テープ2の打ち抜き処理について説明したが、配線その他の塗装処理や、加工処理であっても良い。また、FPCのような印刷回路を包装したテープ2に限らず、感光テープや記録テープ等であっても良い。
実施形態のテープ処理装置の構成を示す説明図である。 FPCテープの平面図である。 フォワードテンション機構の斜視図である。 エアーブロー機構の説明図である。
符号の説明
1:テープ処理装置、2:テープ、4:プレス装置、5:繰出しリール、6:繰出し部、7:巻取りリール、8:巻取り部、10:フォワードテンション機構、12:テープガイド、12a:ガイドレール、13:エアーブロー機構、53:ブローノズル、B:バッファ領域

Claims (6)

  1. 処理後のテープを水平方向に送り出すテープ送り機構と、
    前記テープ送り手段により送り出された前記テープの水平方向の送りをガイドするテープガイドと、
    前記テープガイドの終端近傍に配設され、送られて来る前記テープに対し直下における弛みを許容しつつ巻き取るテープ巻取り機構と、
    前記テープ送り機構のテープ送り方向の下流側に配設され、送られてゆく前記テープにエアーを吹き付けて前記テープガイドに添わせた姿勢に維持するエアーブロー機構と、を備えたことを特徴とするテープ送り装置。
  2. 処理後のテープを水平方向に送り出すテープ送り機構と、
    前記テープ送り手段により送り出された前記テープの水平方向の送りをガイドするテープガイドと、
    前記テープガイドの終端近傍に配設され、送られて来る前記テープに対し直下における弛みを許容しつつ巻き取るテープ巻取り機構と、
    前記テープ送り機構の送り方向の下流側に配設され、送られてゆく前記テープにエアーを吹き付けて前記テープに送り方向への送り力を付与するエアーブロー機構と、を備えたことを特徴とするテープ送り装置。
  3. 前記テープガイドは、前記テープを下側からガイドし、
    前記エアーブロー機構は、送られてゆく前記テープに対し前記送り方向の斜め上方からエアーを吹き付けることを特徴とする請求項2に記載のテープ送り装置。
  4. 前記テープガイドは、前記テープの幅方向の両端部をガイドする一対のガイドレールで構成され、
    前記エアーブロー機構は、前記一対のガイドレールの部分にエアーを吹き付けることを特徴とする請求項2または3に記載のテープ送り装置。
  5. 前記テープが、多数の機能部品を作り込んだキャリアテープから、前記機能部品をプレスにより打抜き処理した後のものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のテープ送り装置。
  6. 請求項5に記載のテープ送り装置と、
    前記テープ送り装置の前記送り方向上流側に配設され、前記キャリアテープから各機能部品をプレスにより打抜くプレス装置と、
    前記プレス装置の前記送り方向上流側に配設され、前記キャリアテープを前記プレス装置に送りこむテープ繰出し装置と、を備えたことを特徴とするテープ処理装置。
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