JP2009274738A - 組立式パレット - Google Patents

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誠一 本田
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Abstract

【課題】パレットを構成する木材の幅に制約されることなく組立が可能であり、且つ充分な強度を有する連結金具を含む組立式パレットを提供すること。
【解決手段】同一水平面上に間隔を置いて平行状に配列され水平方向に貫通するボルトの貫通孔2aを穿つ複数本の角材2からなる下枠体3と、下枠体3の上面に角材2に対して直交状に渡され、且つ互いに間隔を置いて配列され水平方向に貫通するボルトの貫通孔4aを穿つ複数本の角材4からなる上枠体5と、交差する角材2,3同士を連結金具60によって連結する。連結金具60は水平基板61の直交する2辺部61a,61bから直角に起立する第1連結片62と直角に垂下する第2連結片63を各延設すると共に、各連結片62,63にボルトの挿通孔62a,63aを開設し、挿通孔62a,63aに通すボルト8,9を各角材2,4の貫通孔2a,4aに通してナット12,15で緊締して角材2,4相互を連結し、上下の枠体5,3を格子状に枠組する。
【選択図】図6

Description

本発明は、資材等の搬送に用いる組立式パレットに関する。
従来から資材等貨物の搬送に木製、金属製、或いは樹脂製のパレットが広く用いられている。特に比較的コストが安く、取扱いが容易なことから木製パレットが多く用いられている。パレットには搬送する貨物に合せて相応の強度が求められるため、重量物を搬送する木製パレットの場合には金属部材により補強したり、木材相互を釘等で強固に連結するものがあったが、釘等で連結してしまうと使用後の解体が困難になり、また釘等で固定された木質部分が破壊されて再利用することが困難になるといった問題があった。
この様な事情に対応するものとして、従来例として例えば、特許文献1に記載される木製パレットが提案されている。
特開2007−84144号公報
特許文献1に記載の木製パレットは、複数の角材からなる桁部材を平面状に並設し、その桁部材上に複数の角材からなるデッキ部材を格子状となるように桁部材に対して直交させて配置し、その交差部分において、固定部材で連結し、桁部材及びデッキ部材を固定するものとなっている。
この固定部材は、一対の対面した桁部材挟持部と、一対の対面したデッキ部材挟持部を有し、桁部材挟持部の間に桁部材を嵌め入れ一方の桁部材挟持部に螺合したボルトを締め付けてこの桁部材を他方の桁部材挟持部に押し付けて挟みつけるように固定し、また同じようにデッキ部材挟持部の間にデッキ部材を嵌め入れて一方のデッキ部材挟持部に螺合したボルトを締め付けてデッキ部材を他方のデッキ部材挟持部に押し付け固定するものとしている。
この木製パレットは、固定部材のボルトを締め付けることによって桁部材とデッキ部材を挟みつけるようにして固定し、またボルトを緩めることにより桁部材とデッキ部材を固定部材から外し、分解可能にすることで、使用時にはパレットとして組立て、使用後にはこれを分解してパレットの保管、運搬等を容易にしたものである。
しかしながら、特許文献1に記載の木製パレットは、固定部材の対をなす桁部材挟持部相互の間隔、デッキ部材挟持部相互の間隔が予め定められたものとなっているため、桁部材挟持部とデッキ部材挟持部のそれぞれに収まる幅の木材しか使用することができないといった制約があり、不便なものであった。また、パレットを分解して保管するときに、固定部材は桁部材挟持部とデッキ部材挟持部がそれぞれ上下に突き出ているため重ね合せる等して纏めにくく、保管に広いスペースを要する等、取扱いにくい面があった。
このような問題に鑑み本発明はなされたものであり、その目的とするところは、パレットを構成する木材の幅に制約されることなく組立が可能であり、且つ充分な強度を有する連結金具を含む組立式パレットを提供することにある。また、本発明の他の目的は、組み立てることに併せて容易に分解することが可能であり、保管に必要なスペースを小さくすることが可能な組立式パレットを提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は、同一水平面上に所要の間隔を置いて平行状に配列される複数本の角材からなる下枠体と、上記下枠体の上面に前記角材に対して直交状に渡され、且つ互いに所要の間隔を置いて配列される複数本の角材からなる上枠体と、上記下枠体と上枠体の交差する角材同士を連結し、該上下の枠体を格子状に組付ける連結金具から構成され、前記連結金具は水平基板の直交する2辺部から直角に起立する第1連結片と直角に垂下する第2連結片を各延設すると共に、各連結片にボルトの挿通孔を開設し、また前記上下の枠体の各角材には各交差部分に予めそれぞれ水平方向に貫通するボルトの貫通孔を開設して前記第1連結片及び第2連結片のそれぞれの挿通孔に通すボルトを前記各角材の貫通孔に通してナットで緊締することにより前記連結金具を介して前記上下の枠体の角材相互を連結し、上下の枠体を格子状に枠組することを特徴とした組立式パレットを提供するものである。
上記本発明のパレットは、連結金具によって複数本の下枠体と上枠体を格子状に強固に組付けることによって組立てられる。この組立は、下枠体の角材の上面に上枠体の角材を直交状に配置し、この交差部分において、連結金具の水平基板を上枠体の下面または下枠体の上面に沿わせることを通して、連結部材の第1連結片を上枠体の側面に沿わせ、第2連結片を下枠体の角材の側面に沿わせて、それぞれの連結片に穿つ挿通孔に通すボルトを各角材に穿つ貫通孔に通して、反対側に抜け出たボルトの先端にナットをねじ付け、これを緊締することによって行われる。つまり、上枠体の角材にボルト、ナットを介して第1連結片を締め付け、下枠体の角材に同じくボルトとナットを介して第2連結片を締め付けることによって固定し、この連結金具を介在させることで上下の枠の角材同士の交差部を連結するようにしたのである。
そして、上述のように組付けられるパレットは、使用後にはボルトからナットを外し、貫通孔、そして挿通孔から抜き取ることにより連結が外され、分解することができるのである。分解した後は連結部材同士を重ねて纏め保管することができ、角材については長さを揃えて保管し、再使用に備えられることになる。
また、本発明は、連結金具の水平基板は矩形状に形成し、隅角を挟んで隣接する2辺部からそれぞれ矩形状の第1連結片及び第2連結片を延設することを特徴とした組立パレットを提供するものである。
この発明によれば、水平基板の隅角を挟んで連結する2辺部からそれぞれ第1連結片および第2連結片を延設することから、上下の枠体の各角材同士を固定する際に角材相互を正確に直交した状態に連結することができ、これによって格子状に上枠体と下枠体を簡単に組むことができる。
また、本発明は、上下の枠体の各角材には交差する間隔に合せて水平方向にボルトの貫通孔を予め穿つことを特徴とした組立式パレットを提供するものである。
この発明によれば、予め定めた各角材の交差部分に貫通孔が穿たれていることから、所定の強度を持ったパレットを組み立てることができると同時にボルトの貫通位置が決められるため容易に組み立てられることになる。
また、本発明は、上下の枠体の各角材に開設するボルトの貫通孔は所定の間隔で開設することを特徴とした組立式パレットを提供するものである。
この発明によれば、ボルトの貫通孔を所定の間隔で開設することから、角材の強度、規模等の事情を考慮して規則的に角材を配置することができる。
また、本発明は、上下の枠体の各角材に開設するボルトの貫通孔は同一の間隔で開設することを特徴とした組立式パレットを提供するものである。
この発明によれば、ボルトの貫通孔を同一の間隔で開設することから、上下の枠体の角材の交差位置が一定となり、所定の強度のパレットに組み立てられると共に、組立作業が容易になる。またこの貫通孔の位置の特定によって規格化が図られ、量産することが可能になる。
したがって、上記説明から、本発明のパレットによれば、挿通孔を穿つ第1連結片及び第2連結片を上下の枠体の交差するそれぞれの角材に沿わせ、上記挿通孔と各角材に形成した貫通孔にボルトを通し、各角材の反対側に突き出たボルトにナットを緊締して各連結片に固定する構造としたことから、角材の幅に合せた長さのボルトを選択すれば、角材の幅に限定されることなく一定形状の連結金具をそのまま使用することが可能となる。またボルトを角材に貫通させて連結片に固定することから、角材に充分な強度を与えることができる。その一方、ボルトを引き抜くことにより角材の連結を解放することができることから、パレットを容易に分解することができ、このとき連結金具も互いに重ね合せることができることから、一纏めにして保管することができ、再使用時に紛失し、パレットの組み立てができなくなるようなことを防止することができる。
添付する図面は本発明の実施の形態を示したもので、図1〜図12はこの実施の形態における第1の実施例を示したものである。
図1は本発明に係る組立式パレットを組み立てた状態の平面図、図2(A)は組立式パレットを組み立てた状態の正面図、図2(B)は組立式パレットを組み立てた状態の右側面図、図3(A)は上枠体に用いる角材の正面図、図3(B)は下枠体に用いる角材の側面図、図4は連結金具の斜視図である。
本実施形態に係る組立式パレット1は、図1及び図2に示すように、複数本の角材2からなる下枠体3と、下枠体3の上面に載置する如く配置される複数本の角材4からなる上枠体5と、この下枠体3と上枠体5を連結する複数個の連結金具60とから構成される。この組立式パレット1は、言うまでもなく図示しない資材等の貨物を上枠体5の上面に載置して保管したり運搬するとき等に用いるものである。
下枠体3は、同一水平面上に間隔を置いて平行状に配列される複数本、本実施例においては4本の木製の角材2から構成される。
この角材2には、図3(B)に示すように、後述するボルト8を通すための貫通孔2aが等間隔で水平方向に穿たれており、両端の貫通孔2a,2aは、組立時に上枠体5の両端の角材4,4から角材2が突出しない位置に開口されている。
上枠体5は、下枠体3の上面に、角材2に対して直交状に、相互に間隔を置いて配置される複数本、本実施例においては4本の木製の角材4から構成される。
この角材4には、図3(A)に示すように、下枠体3の角材2と同様に後述するボルト9を通すための貫通孔4aが等間隔で水平方向に穿たれている。また、角材4の両端の貫通孔4a,4aは、角材4の端部から距離をあけて位置しており、組立時に下枠体3の両端の角材2,2から上枠体5の角材4の端部が突出し、後述する資材等の運搬時にワイヤー等を掛けて吊り上げることができるようになっている。
なお、本実施例では、図面に示すように、角材4に形成された貫通孔4a同士の間隔は、下枠体3の角材2の貫通孔2a同士の間隔よりも長く設定されているが、これに限られず、角材2の貫通孔2a同士の間隔と同等に設定してもよいことは勿論であり、載置する資材等の大きさや重量によって変更される。
また、上下の角材2,4は長さを違えているが、パレットの大きさ、形状に合せて任意選択されるもので、これらの長さも設計に基づき自由に選択される。
さらに言えば、角材2,4には予め等間隔で貫通孔2a,4aが穿たれていることから、異なる長さの角材2,4を数種類用意して、それらを組み合わせることにより一定の強度を持った様々な大きさのパレットを組み立てることもできる。
そして、上下の枠体における角材2,4に穿つ貫通孔2a,4aについては、角材の強度、規模等の事情を考慮して間隔を違えたものを複数種類用意することができる。ただこの場合それぞれの種類における貫通孔2a,4aは規則的に配置されることは言うまでもない。
連結金具60は、図4及び5に示すように、矩形状に形成された金属製の水平基板61を中心にして、この水平基板61の第1辺61aから直角に起立する矩形状の第1連結片62を延設し、また水平基板61の隅角を挟んで隣接する第2辺61bから直角に垂下する矩形状の第2連結片63を延設して構成されている。この水平基板61、第1連結片62、第2連結片63は1枚の金属板を屈曲させることによって形成されている。
第1連結片62および第2連結片63には、図4、図5に示したように、略中央に後述するボルト8,9を貫通させるための挿通孔62a,63aが形成されており、この挿通孔62a,63aは後述するパレット1の組立時にそれぞれ角材2,4の貫通孔2a,4aと連通することになる。
次に、本実施例に係る組立式パレット1の組み立てについて図6〜図8を参照して説明する。図6は、図2のA部分の拡大分解斜視図であり、図7は図2のA部分の拡大側面図、図8は図7のB−B断面図である。
パレット1の組み立ては、最初に下枠体3を構成する各角材2を所定の間隔をおいて並行状に並べ、一つの水平面上にそろえた状態に設置する。次に、この下枠体3のそれぞれの角材2の側面に連結金具60の第2連結片63を沿わせる。このとき、第2連結片63の挿通孔63aと角材2の貫通孔2aとが連通する位置に第2連結片63を沿わせ、次にこの第2連結片63側からワッシャー10を介して挿通孔63a、そして貫通孔2aにボルト8を貫通させる。これによって、貫通孔2aから突出したボルト8の先端にワッシャー11を介してナット12を締め付け固定する。
この様にして下枠体3の角材2に連結金具60を固定したのち、これらの角材2を跨ぐように上枠体5の角材4を直交状に配置する。このとき、連結金具60から起立する第1連結片62を目標にして角材4に予め穿っておく貫通孔4aの部分を沿わせて連結片62の挿通孔62aと連通させる。そして、前述した場合と同様に上記第1連結片62側からワッシャー13を介して挿通孔62aおよび貫通孔4aにボルト9を貫通させ、突出したボルト9の先端にワッシャー14を介してナット15を締め付けて固定する。
このように角材2と角材4とを連結金具60によって連結し、組み立てられた上下の枠体3,5は格子状になり、下枠体3の角材2と上枠体5の角材4とは面同士を密着させた状態で固定される。
なお、第1連結片62と第2連結片63の角材2,4への組付けは上述した手順に限られるものではなくどちらを先に行ってもよく、また下枠体3の角材2と上枠体5の角材4を格子状に配置してから連結金具60を取り付ける等、組み立ての順番は適宜選択できる。
上記のように組立てた組立式パレット1に貨物を載置し運搬する際には、図9に示すように、上枠体5の角材4の端部であって、下枠体3の両端の角材2,2から突出した部分にワイヤーWを掛けまわしたり、角材2の内側にワイヤーWを通し、図示しないクレーン等により吊り上げて搬送することになる。
なお、図示しないが、上枠体5の下部にフォークリフトやハンドリフトのフォークを挿入したり、下枠体3の角材2の下面に鉄帯をかけ回して持上げて搬送することもできる。
そして、組立式パレット1を組み立て使用したのちには、ボルト8,9とナット12,15を緩めて貫通孔2a,4aおよび挿通孔62a,63aから抜き取ることにより分解し解体することができる。そして解体した後は角材2,4を纏めて保管し再使用に備え、このとき傷ついた角材については取り替えて新たな組み立てに再使用することができる。また、連結金具60は角材2,4から外した後に重ねて保管することができる。
尚、ここで上記使用するボルト8について頭部を角材2,4に潜り込ませる丸頭爪付きボルトを使用すると、連結する角材2,4の側面からの頭部の突出を避けられるので、フォークリフトによる運搬時に、或いはパレットに載置した運搬物相互を隣接して運搬する場合に有利になる。
勿論この場合、丸頭爪付きボルトの頭部の突出を避ける上から予め貫通孔の開口部を皿形に削り、頭部の受け入れを可能にすることになる。
この丸頭爪付きボルトによる場合、パレットの外側に配置される角材2,4に対して組み付けられる連結金具60は、その連結片62(又は63)を角材の内側に沿わせて丸頭爪付きボルトの頭部が外側に位置するようにして、丸頭爪付きボルトの締付が行われることになる。
上述したように、本発明のパレットによれば、角材2,4の一側面に第1連結片62及び第2連結片63を沿わせ、挿通孔62a,63aと角材2,4の貫通孔2a,4aにボルト8,9を貫通させて、角材2,4の反対の側面側でナット13を緊締し固定する構造に係ることから、角材2,4の幅、つまり太さに限定されず使用することができる。つまり、角材2,4の太さに合せた長さのボルト8,9を選択することにより使用する角材2,4を自由に選べるのである。
また、角材2と角材4とが直接面を合せて密着するように固定することから、下枠体3および上枠体5に充分な強度を与えることができる。さらにボルト8,9を直接角材2,4に貫通させて固定することから、角材2,4を強固に固定することができる。
さらに、ボルト8,9及びナット12,15を緩めて外すことにより容易に分解することが可能であり、また連結金具60を重ねることができることから、保管に必要なスペースを小さくすることが可能となる。
図10および図11は、連結金具の他の実施形態を示す第2の実施例である。
この連結金具70は、矩形状に形成された金属製の水平基板71と、この水平基板71の第1辺71aから直角に起立する矩形状の第1連結片72と、水平基板71の隅角を挟んで第1辺71aと隣接する第2辺71bから直角に垂下する矩形状の第2連結片73とから構成される。
この連結金具70は、実施例1の連結金具60の第2連結片63を第2辺61bに対向する辺から垂下するように構成されている。つまり、図7と図11とを対比して見ると明らかなように水平基板61,71に対して垂下する第2連結片63,73が対向する異なる辺61b、71bから延設されているのである。
なお、第1連結片72及び第2連結片73に挿通孔72a,73aが形成されている点、角材2,4への取付方法は実施例1の連結金具60と同様である。
なお、図12に示すように、水平基板71の下面を角材2の上面に載せた状態で、第1連結片72を角材4の側面に、そして第2連結片73を角材2の側面に沿わせて固定するなど、連結金具70を取り付ける向きは自由であり、連結金具60についても同様である。
また、連結金具70とあわせて実施例1の連結金具60を用いることにより、図13に示すように、下枠体3の左右両端の角材2,2の外側の面に第2連結片63,73を沿わせ、且つ上枠体5の両端の角材4,4の外側の面に第1連結片62,72をそれぞれ沿わせて固定することができる。このように連結金具60,70を配置することにより、吊り上げるときにワイヤーWが角材2,4に直接接触せず連結金具60,70の連結片に受けられるため角材2,4にワイヤーWが喰い込むなどして破損するのを防止することができる。
図14及び図15は、上枠体の角材の他の実施形態を示す第3の実施例である。
本実施例は、上枠体5の角材4に対して、角材4と角材2の交差位置にそれぞれ2つずつ貫通孔を形成した例である。
貫通孔4a及び4bは、角材2の幅に合せて、組立時に角材2を挟んで両側どちらでも連結金具60,70を配置することのできる位置に開設されている。
このように貫通孔4a,4bを形成したことにより、図15に示すように連結金具60,70を適宜配置することができ、これによって連結金具の組付け位置を自由に選択し、作業手順やワイヤーの掛け位置を選べることになる。
なお、角材2の一方の側面に連結金具60の第2連結片63を、他方の側面に連結金具70の第2連結片73を沿わせて、第2連結片63,73同士をボルト8、ワッシャー10,11、ナット12によって固定し、角材4の貫通孔4a,4bの位置に第1連結片62,72を沿わせてそれぞれボルト9,9、ワッシャー13,13,14,14、ナット15,15によって固定することにより、さらに強固に角材2,4を固定することも可能である。
また、本実施例においては、角材4に対して、角材4と角材2との交差位置にそれぞれ2つずつ貫通孔を形成した例を示したが、これと同様に、角材2に対して角材4と角材2との交差位置にそれぞれ2つずつ貫通孔を形成してもよい。
実施例1に係る組立式パレットを組立てた状態の平面図である。 (A)は組立式パレットを組み立てた状態の正面図、(B)は組立式パレットを組み立てた状態の右側面図である。 (A)は上枠体に用いる角材の正面図、(B)は下枠体に用いる角材の側面図である。 実施例1に係る連結金具の斜視図である。 (A)は連結金具の正面図、(B)は連結金具の平面図、(C)は連結金具の右側面図である。 図2のA部分の拡大分解斜視図である。 図2のA部分の拡大側面図である。 図7のB−B線断面図である。 実施例1に係る組立式パレットをワイヤーで吊り上げた状態の側面図である。 実施例2に係る連結金具の斜視図である。 実施例2に係る連結金具を取り付けた状態の平面図である。 実施例2に係る連結金具の異なる取付方法を説明する図である。 実施例1に係る連結金具及び実施例2に係る連結金具を用いた組立式パレットをワイヤーで吊り上げた状態の側面図である。 実施例3に係る組立式パレットを組み立てた状態の正面図である。 実施例3に係る組立式パレットを組み立てた状態の平面図である
符号の説明
1 組立式パレット
2 角材
2a 貫通孔
3 下枠体
4 角材
4a 貫通孔
4b 貫通孔
5 上枠体
8 ボルト
9 ボルト
10 ワッシャー
11 ワッシャー
12 ナット
13 ワッシャー
14 ワッシャー
15 ナット
60 連結金具
61 水平基板
61a 第1辺
61b 第2辺
62 第1連結片
62a 挿通孔
63 第2連結片
63a 挿通孔
70 連結金具
71 水平基板
71a 第1辺
71b 第2辺
72 第1連結片
73 第2連結片

Claims (5)

  1. 同一水平面上に所要の間隔を置いて平行状に配列される複数本の角材からなる下枠体と、上記下枠体の上面に前記角材に対して直交状に渡され、且つ互いに所要の間隔を置いて配列される複数本の角材からなる上枠体と、上記下枠体と上枠体の交差する角材同士を連結し、該上下の枠体を格子状に組付ける連結金具から構成され、
    前記連結金具は水平基板の直交する2辺部から直角に起立する第1連結片と直角に垂下する第2連結片を各延設すると共に、各連結片にボルトの挿通孔を開設し、また前記上下の枠体の各角材には各交差部分に予めそれぞれ水平方向に貫通するボルトの貫通孔を開設して前記第1連結片及び第2連結片のそれぞれの挿通孔に通すボルトを前記各角材の貫通孔に通してナットで緊締することにより前記連結金具を介して前記上下の枠体の角材相互を連結し、上下の枠体を格子状に枠組することを特徴とした組立式パレット。
  2. 請求項1に記載の組立式パレットにおいて、連結金具の水平基板は矩形状に形成し、隅角を挟んで隣接する2辺部からそれぞれ矩形状の第1連結片及び第2連結片を延設することを特徴とした組立パレット。
  3. 請求項1に記載の組立式パレットにおいて、上下の枠体の各角材には交差する間隔に合せて水平方向にボルトの貫通孔を予め穿つことを特徴とした組立式パレット。
  4. 請求項3に記載の組立式パレットにおいて、上下の枠体の各角材に開設するボルトの貫通孔は所定の間隔で開設することを特徴とした組立式パレット。
  5. 請求項3に記載の組立式パレットにおいて、上下の枠体の各角材に開設するボルトの貫通孔は同一の間隔で開設することを特徴とした組立式パレット。
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