JP2009274200A - 一点の回転中心を有する力覚提示マニピュレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】操作者の手首関節に機構の回転中心を有し、エンドエフェクタが回転3自由度運動を行う力覚提示マニピュレータを提供する。
【解決手段】本発明の力覚提示マニピュレータは、マニピュレータのベースと、エンドエフェクタと、駆動手段と、エンドエフェクタの運動を駆動手段の動力によりマニピュレータの回転中心回りの3自由度の回転運動に変換するリンク機構と、を備えるパラレルリンク機構を用いる。本発明では、マニピュレータの回転中心を機構が介在できない仮想点に設定可能なため、例えば人体の関節等にマニピュレータの回転中心を設定することが可能である。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転自由度を有する力覚提示マニピュレータに関する。
バーチャル・リアリティを用いた訓練システムにおいて臨場感を高めるためには力覚の存在が重要である。また、ロボットの遠隔操作においても微細作業や、繊細で複雑な作業を必要とする場合には、作業ロボットから操縦桿へ力覚の帰還を行うことで作業効率を向上することが知られている。このように力覚を表現する装置として力覚提示装置が用いられる。
本発明では、力覚提示装置にパラレルリンク機構を応用してマニピュレータを構成している。ここで、「パラレルリンク機構」とは、マニピュレータのベースと、エンドエフェクタとを、複数のリンク機構により支持する機構の呼称である。従来のパラレルリンク機構を用いた力覚提示マニピュレータには、特許文献1、特許文献2、非特許文献1、及び、非特許文献2のようなものが知られている。
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力覚提示マニピュレータにおいて重要な機能として力覚提示機能と操作性がある。
第一に、力覚提示マニピュレータにおいて衝撃力を提示するための要件の一つに、機構の剛性を高めることが挙げられる。例えば金属同士の接触などの表現には衝撃力の提示が必要となるが、機構の剛性が低いと、駆動手段の動力がエンドエフェクタに正確に伝達されないため、衝撃力の提示が難しく、剛体や衝撃を表現することが困難となる。
第二に、柔軟物の表現のような繊細な力覚提示に必要な要件の一つに、機構のバックドライバビリティを高くすることが挙げられる。ここで、「バックドライバビリティ」とは、マニピュレータの運動の可逆性を表す指標である。バックドライバビリティが低いと外部からマニピュレータのエンドエフェクタを動かしにくくなるため、繊細な力覚表現が困難となる。
第三に、力覚提示マニピュレータにおいて高い操作性を得るための要件の一つに、機構の動作部の慣性質量を低減させることが挙げられる。力覚提示マニピュレータは、操作者が直接操作を行うため、慣性質量の大きい力覚提示マニピュレータでは、操作する際に生じるマニピュレータの慣性力が操作の負荷となり、長時間の作業や繊細な作業などでは、操作者の疲労が大きくなるため作業が困難となる。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、機構の剛性が高く、剛体や衝撃を表現することが可能な力覚提示マニピュレータを提供することにある。
また、本発明の別の目的は、機構のバックドライバビリティが高く、繊細な力覚を表現することが可能な力覚提示マニピュレータを提供することにある。
また、本発明の別の目的は、機構の動作部の慣性質量が小さく、操作性に優れた力覚提示マニピュレータを提供することにある。
第1の発明は、駆動手段によって駆動される多自由度の力覚提示マニピュレータであり、直交する3軸(X軸、Y軸、Z軸)を有する基準座標に固定したマニピュレータのベースに対して、エンドエフェクタが、基準座標の原点О回りに少なくとも3自由度の回転運動を行い、駆動手段の動力が、リンク機構によって、基準座標の原点О回りの回転運動に変換されることを特徴とする多自由度力覚提示マニピュレータにある(請求項1)。
第2の発明は、駆動手段によって駆動される多自由度の力覚提示マニピュレータであり、直交する3軸(X軸、Y軸、Z軸)を有する基準座標に固定したマニピュレータのベースと、エンドエフェクタと、駆動手段と、エンドエフェクタを支持するリンク機構と、を備えることを特徴とする多自由度力覚提示マニピュレータにある(請求項2)。
第3の発明は、前記リンク機構が、マニピュレータのベースに回転自在に連結した第1リンクと、第1リンクと回転自在で連結した第2リンクと、第2リンクと回転自在に連結した第3リンクと、第3リンクに固定したエンドエフェクタと、第3リンクと回転自在に連結した第4リンクと、第4リンクと回転自在に連結した第5リンクと、第1リンクに回転運動を与える第1駆動手段と、マニピュレータのベースに固定し、マニピュレータのベースに回転自在で連結した第5リンクに回転運動を与える第2駆動手段と、第1リンク又は第5リンクに固定し、第2リンク又は第4リンクの少なくともどちらか一方に回転運動を与える第3駆動手段と、から構成され、マニピュレータのベースと、リンク機構と、エンドエフェクタと、によって機構が閉ループをなし、リンク機構を構成するすべての回転軸が一点で交わり、その交点(マニピュレータの回転中心)が基準座標の原点Оと一致することを特徴とする請求項2記載の多自由度力覚提示マニピュレータにある(請求項3)。
第4の発明は、マニピュレータの回転中心を、機構の実体のない仮想点となるようリンク機構を構成することで、力覚提示マニピュレータの操作時に、マニピュレータの回転中心と、操作者の関節とが一致することで良好な操作性と力覚提示を可能とすることを特徴とする請求項3記載の多自由度力覚提示マニピュレータにある(請求項4)。
本発明は、駆動手段によって駆動されるパラレルリンク機構を用いた力覚提示マニピュレータを対象とし、特に、回転3自由度を有する力覚提示マニピュレータを対象とする。この駆動手段には、回転運動を出力する出力軸を具備する駆動装置、例えばモータを用いることができる。
本発明の力覚提示マニピュレータは、直交する3軸(X軸、Y軸、Z軸)を有する基準座標に固定したマニピュレータのベースに対して、エンドエフェクタが、基準座標の原点О回りの少なくとも3自由度の回転運動を有する。エンドエフェクタはマニピュレータのベースと回転自在で連結したリンク機構によって支持される。
本発明の一態様は、直交する3軸(X軸、Y軸、Z軸)を有する基準座標に固定したマニピュレータのベースと、エンドエフェクタと、3つの駆動手段と、マニピュレータのベースとエンドエフェクタとを支持するリンク機構と、を備える。
リンク機構は、マニピュレータのベースに設けた第1軸に対して回転自在となるように連結した第1リンクと、第1軸に対してある角度をなす第1リンクに設けた第2軸に対して回転自在となるように連結した第2リンクと、第2軸に対してある角度をなす第2リンクに設けた第3軸に対して回転自在となるように連結した第3リンクと、第3リンクに固定したエンドエフェクタと、第3軸に対してある角度をなす第3リンクに設けた第4軸に対して回転自在となるように連結した第4リンクと、一方を第4軸に対してある角度をなす第4リンクに設けた第5軸に対して回転自在となるように連結し、他方を第1軸に対してある角度をなすマニピュレータのベースに設けた第6軸に対して回転自在となるように連結した第5リンクと、を備える。
第1軸、第2軸、第3軸、第4軸、第5軸、第6軸は、すべて一点で交わり、その交点(マニピュレータの回転中心)は基準座標の原点Оと一致するよう配置する。
リンク機構における駆動手段は、第1軸を出力軸としてマニピュレータのベースに固定し、第1リンクに第1軸回りの回転運動を与える第1駆動手段と、第6軸を出力軸としてマニピュレータのベースに固定し、第5リンクに第6軸回りの回転運動を与える第2駆動手段と、第2軸を出力軸として第1リンクに固定し、第2リンクに第2軸回りの回転運動を与える第3駆動手段、又は、第5軸を出力軸として第5リンクに固定し、第4リンクに第5軸回りの回転運動を与える第3駆動手段、の少なくともどちらか一方と、を備える。
この態様では、リンク機構に設けられた、第1駆動手段、第2駆動手段、第3駆動手段を制御することにより、エンドエフェクタは、マニピュレータの回転中心に対して、第4軸に相当するα軸回りの回転運動α、α軸に直交するβ軸回りの回転運動β、β軸に直交するγ軸回りの回転運動γの3自由度の回転運動に変換される。
本発明によれば、エンドエフェクタを、閉ループを構成するリンク機構(パラレルリンク機構)によって支持することによって、機構の剛性を高めることが可能である。そのため、駆動手段の動力を正確にエンドエフェクタに伝達することができ、より正確に剛体や衝撃を表現することが可能である。
パラレルリンク機構を用いることによって、2つの駆動手段をマニピュレータのベースに固定することが可能である。そのため、マニピュレータを駆動する駆動手段の重量がマニピュレータの操作性に与える影響が小さく、減速比の小さい減速機を用いた駆動手段の搭載が容易となるため、機構のバックドライバビリティを高めることが可能である。従って、外部からマニピュレータを動かした際の操作負荷による影響が低減されるため、繊細な力覚提示が可能となる。
パラレルリンク機構を用いることによって、マニピュレータの動作部を軽量なリンク機構と、エンドエフェクタと、1つの駆動手段と、で構成することが可能なため、マニピュレータの動作部の慣性質量を低減することができる。従って、マニピュレータの慣性力による操作負荷を低減することが可能である。
本発明は、マニピュレータの回転中心を、機構の介在できない仮想点に設定することが可能である。そのため、人体の関節、例えば手首関節などの3自由度関節を回転中心として操作ができ、人体の関節の回転角度の入力、人体の関節対して直接的に力覚の提示が可能である。
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態に関わるパラレルリンク機構を用いた力覚提示マニピュレータを具備した力覚提示システムを示している。
本発明は、力覚提示マニピュレータであるマニピュレータ1と、マニピュレータ1の駆動手段を制御するコントロール部2と、力覚が取得できる遠隔操作ロボット、若しくは、バーチャル・システムからなる操作対象3から構成される。このシステムは、遠隔操作ロボットの力帰還付操縦桿、バーチャル・リアリティを用いた訓練システムで使用する力覚提示装置等に用いられる。
次に、図2から図5を参照して、マニピュレータ1の構成について詳しく説明する。
マニピュレータ1は、ベース部10と、リンク機構部20と、エンドエフェクタ部30から構成される。ベース部10は、ベース11と、ベース11に固定される第1駆動手段12、第2駆動手段13と、から構成される。
リンク機構部20は、ベース11に固定した第1駆動手段12の出力軸(第1軸)に固定した第1リンク21と、第1軸に対してある角度をなす第1リンク21に設けた関節軸22(第2軸)回りに対して回転自在となるように連結した第2リンク23と、第2軸に対してある角度をなす第2リンク23に設けた関節軸24(第3軸)回りに対して回転自在となるように連結した第3リンク25と、第3リンク25に固定したエンドエフェクタ部30と、第3軸に対してある角度をなす第3リンク25に設けた関節軸26(第4軸)回りに対して回転自在となるように連結した第4リンク27と、一方を第4軸に対してある角度をなす第4リンク27に設けた第5軸回りに対して回転自在となるように連結し、他方を第1軸に対してある角度をなすベースに固定した第2駆動手段13の出力軸(第6軸)に固定した第5リンク28と、第5リンク28に固定し、出力軸を第5軸として第4リンク27を駆動する第3駆動手段29とから構成される。
リンク機構20の各関節軸の回転軸は一点で交わり、その交点(マニピュレータの回転中心)は、ベース10に設定した直交する3軸(X軸、Y軸、Z軸)を有する基準座標の原点Оに一致する。また、隣りあう関節軸のなす角度は、マニピュレータの作業領域を広く取るために好適には90°とする。
第1〜第3駆動手段の駆動によって、エンドエフェクタ部30は、マニピュレータの回転中心に対して、α軸回りの回転運動α、α軸に直交するβ軸回りの回転運動β、β軸に直交するγ軸回りの回転運動γに変換される。本実施形態では、α軸は第4軸、β軸は第5軸、γ軸は第6軸に相当する。
エンドエフェクタ部30は、操作者がマニピュレータ1を操作する手段であり、本実施態様においては、操作者の手によりエンドエフェクタ部30を握り込む形態である。エンドエフェクタ部30は、グリップ31、操作装置32から構成されており、操作装置32は、例えば、第4駆動手段33と一対の把持片34a、34bにより、両把持片が相対的に開閉可能な機構を有する。両把持片を指先で操作することにより、開閉操作が必要な操作対象を操作すると共に、操作対象で得た把持による反力を第4駆動手段33により提示することが可能である。
マニピュレータの回転中心は、第1〜第5リンクのリンク長の設定により仮想点上に設けることが可能であり、操作者がグリップ31を握った際に、マニピュレータ1の回転中心が、機構が介在することができない人体の手首関節と一致するように設定することが可能である。なお、各リンクのリンク長は、機構や操作者との干渉、作業領域とを考慮して適宜決定する。
次に、マニピュレータ1の駆動手段を制御するコントロール部2と、マニピュレータ1によって操作する操作対象3について説明する。
コントロール部2は、例えばモータドライバや制御コンピュータから構成される。コンピュータは、例えばエンコーダなどのセンサからマニピュレータ1の動作を演算し、位置指令として操作対象3へ情報を出力する。また、操作対象3から入力された力情報からモータドライバの制御信号を生成し、モータドライバに出力する。モータドライバは入力された制御信号に基づき駆動手段を駆動する。各駆動手段からの動力はリンク機構20によってエンドエフェクタ部30まで伝達され、エンドエフェクタ部30は所望の力を提示する。
操作対象3は、例えば力覚情報が取得可能なロボットで構成される。コントロール部2の出力によりロボットは駆動され、環境から得た力情報をコントローラ部2に出力する。
以上に述べた構成によれば、エンドエフェクタにおいて操作者の手首関節を回転中心とする、回転3自由度の力覚提示が可能な力覚提示システムを実現することができる。本発明では、パラレルリンク機構を用いることにより、剛性とバックドライバビリティが高く、動作部の慣性質量が小さいマニピュレータを構成することが可能である。
以上において、本発明を実施例に則して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
本発明の力覚提示マニピュレータは、遠隔操作ロボットの力覚フィードバック付操縦桿、バーチャル・リアリティを用いた訓練システムの力覚提示装置等に利用可能である。
本発明の一実施形態に係わる力覚提示システムである。 本発明の機構モデル図である。 本発明の一実施形態に係わる力覚提示マニピュレータの斜視図である。 本発明の一実施形態に係わる力覚提示マニピュレータの側面図である。 本発明の一実施形態に係わるエンドエフェクタの斜視図である。
符号の説明
1 マニピュレータ
2 コントロール部
3 操作対象
10 ベース部
11 ベース
12 第1駆動手段(第1軸)
13 第2駆動手段(第6軸、γ軸)
20 リンク機構
21 第1リンク
22 関節軸(第2軸)
23 第2リンク
24 関節軸(第3軸)
25 第3リンク
26 関節軸(第4軸、α軸)
27 第4リンク
28 第5リンク
29 第3駆動手段(第5軸、β軸)
30 エンドエフェクタ部
31 グリップ
32 操作装置
33 第4駆動手段
34 把持片 34a、34b

Claims (4)

  1. 駆動手段によって駆動される多自由度の力覚提示マニピュレータであり、直交する3軸(X軸、Y軸、Z軸)を有する基準座標に固定したマニピュレータのベースに対して、エンドエフェクタが、基準座標の原点О回りに少なくとも3自由度の回転運動を行い、駆動手段の動力が、リンク機構によって、基準座標の原点О回りの回転運動に変換されることを特徴とする多自由度力覚提示マニピュレータ。
  2. 駆動手段によって駆動される多自由度の力覚提示マニピュレータであり、直交する3軸(X軸、Y軸、Z軸)を有する基準座標に固定したマニピュレータのベースと、エンドエフェクタと、駆動手段と、エンドエフェクタを支持するリンク機構と、を備えることを特徴とする多自由度力覚提示マニピュレータ。
  3. リンク機構は、マニピュレータのベースに回転自在に連結した第1リンクと、第1リンクと回転自在で連結した第2リンクと、第2リンクと回転自在に連結した第3リンクと、第3リンクに固定したエンドエフェクタと、第3リンクと回転自在に連結した第4リンクと、第4リンクと回転自在に連結した第5リンクと、第1リンクに回転運動を与える第1駆動手段と、マニピュレータのベースに固定し、マニピュレータのベースに回転自在で連結した第5リンクに回転運動を与える第2駆動手段と、第1リンク又は第5リンクに固定し、第2リンク又は第4リンクの少なくともどちらか一方に回転運動を与える第3駆動手段と、から構成され、マニピュレータのベースと、リンク機構と、エンドエフェクタと、によって機構が閉ループをなし、リンク機構を構成するすべての回転軸が一点で交わり、その交点(マニピュレータの回転中心)が基準座標の原点Оと一致することを特徴とする請求項2記載の多自由度力覚提示マニピュレータ。
  4. マニピュレータの回転中心を、機構の実体のない仮想点となるようリンク機構を構成することで、力覚提示マニピュレータの操作時に、マニピュレータの回転中心と、操作者の関節とが一致することで良好な操作性と力覚提示を可能とすることを特徴とする請求項3記載の多自由度力覚提示マニピュレータ。
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